こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
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それではここからはプロの目線としてフリーランスに役立つ情報をお伝えしていきます。
IT業界の急激な成長からプログラマーを目指す方が増えており、個人事業主を含めて起業を検討している方も多いようです。
一方で、具体的な起業のイメージまで出来ているプログラマーの方は一部しかおらず、実際に起業して成功しているプログラマーもそれほど多いとは言えません。
プログラマーは開発に対する知識は豊富なものの、起業するということは自分自身でビジネスを行う必要があり、必要なスキルが異なる部分も多くどのようなビジネスを行うのか綿密な計画を建てることが重要となります。
本記事では、起業を検討しているプログラマーの方向けに事業を始めるにあたっての事前知識として把握しておきたい基本的な情報についてご紹介していきます。
プログラマーという職業は起業に向いている職種の1つですので、必要な知識をしっかりと身につけた上で積極的に行動してみましょう。
Contents
プログラマーが起業に向いている3つの理由
プログラマーという職業は経営などとは少し離れた働き方のようにも思いますが、実は起業に向いている職種であると言えます。
事業を行う上で必要な「固定費」を抑えることが出来る働き方という点で、大きな強みとなります。
- イニシャルコストがほぼ人件費のみ
- ビジネスモデル次第ではランニングの固定費もほとんど掛からない
- デジタル化に弱い日本ではIT領域の市場がまだブルーオーシャン
イニシャルコストがほぼ人件費のみ
起業するにあたって、多くのビジネスではイニシャルコストとして大きな費用が必要となります。
しかしながら、プログラマーの場合にはイニシャルコストとして発生する費用はほぼ人件費のみと言ってしまっても過言ではありません。
もちろんパソコンやインターネット代金、作業場所など必要なものはありますが、事業を始める前から既にお持ちのパソコン環境をそのまま利用することが可能です。
また作業場所に関しても自宅でのリモートワークなどであれば、別途費用が掛かることもありません。
人件費に関しても最初は自分ひとりでビジネスを始めれば、給与が0となってしまう可能性はありますが、自分以外の人件費が掛かることも一切ないためイニシャルコストを限りなく0に近い状態で始められるメリットがあります。
ビジネスモデル次第ではランニングの固定費もほとんど掛からない
同じくプログラマーの場合、ランニングコストに関してもほとんど0に近い状態まで抑えることが可能です。
もちろん人を雇って事業を行うようなビジネスモデルでは固定費が必要となりますが、上述したように自分ひとりでビジネスを行う場合には、自分への給与と家賃・光熱費・インターネット代金といった最低限のランニングコスト以外は必要ありません。
自分の給与以外は起業していなくても費用として掛かってくるものですので、ランニングコストに関してもほとんど0に近い状態で始められると考えて良いでしょう。
デジタル化に弱い日本ではIT領域の市場がまだブルーオーシャン
日本は先進国として認知されていますが、IT領域においてはむしろ後進国と考えてもよいほどデジタル化が進んでいない状況です。
デジタル化が進んでいないということは、それだけ今後デジタル化を行える可能性のある市場が多く残っているということに繋がります。
つまりIT領域のビジネスチャンスがいたるところに落ちている状況で、他の国に比べてもブルーオーシャンと言えるのが現状です。
IT領域のビジネスでは、アイデア次第で自分ひとりでも大きな利益を生み出すことが可能であるため、ブルーオーシャンの現状はこれからプログラマーとして起業を考えている方にとっても大きなメリットと言えます。
プログラマーの起業に向いている事業モデル
プログラマーが起業する際、自分の能力を活かせる分野でかつリスクの少ない事業モデルを検討することが事業を継続するためには必須です。
- Web・システムサービスの受託開発事業
- 特定領域のWebサービスやモバイルアプリ事業
- 大型店舗のDX事業
Web・システムサービスの受託開発事業
まず王道の起業スタイルとして、Web・システムサービスの受託開発事業が挙げられます。
これまで企業で行っていた開発作業を、自分自身が立ち上げた会社で受託し開発することになります。
作業内容としては、会社員として働いている内容と大きく変わるわけではないため、比較的始めやすく多くの方がイメージしやすい事業モデルと言えるでしょう。
一方で、会社員として働いていた頃は担当することのなかった工程やもちろん営業活動なども必要となるため、開発だけに専念できるわけではないことは意識しておく必要があります。
特定領域のWebサービスやモバイルアプリ事業
特定領域に絞り込んでWebサービスやモバイルアプリ事業を始めるのも、プログラマーの起業方法として検討したい事業モデルです。
システムは多額な費用を費やしたからといって、売上が大きくなるとは限りません。
個人のプログラマーが数時間で作成したWebサービスやモバイルアプリが、大ヒットを記録しているケースも少なくありません
特定領域の需要の高いコンテンツを見極めユーザーの希望するサービスやアプリをいち早く開発することで、大きな利益を生み出せる可能性が高くなります。
大型店舗のDX事業
DX事業というのは「DX(デジタルトランスフォーメーション)」つまりデジタル技術を駆使して、事業やビジネスモデルの改革を行うことを指しています。
店舗経営においてもデジタル化の流れは加速していますが、現状DXで成果を挙げている店舗はまだまだ少ないのも事実です。
大型店舗の中にもDX事業に取り組むことを検討している企業は少なくないですが、ノウハウが蓄積されていないため、実際に着手するまで到っていない事例も多いはずです。
そこでプログラマーから起業した人材が豊富なIT経験をもとにDX化の全面サポートを行うことで、両者にとってメリットのある契約となるため事業モデルとしても狙い目だと言えます。
起業する前にプログラマーが考えるべき事
プログラマーが起業に向いているとは言っても、何も考えずに勢いで起業したのでは成功する確率が高いとは言えません。
事前に最低限考えておきたいポイントを把握しておきましょう。
- セールス・マーケティングメンバーをどう揃えるか
- イニシャル・ランニングコストをどこから調達するか
セールス・マーケティングメンバーをどう揃えるか
プログラマーから起業した場合、営業活動に関しては未経験者であることが大半です。
もちろん自分自身でマーケティングを行うことも可能です。
しかし実際には、あまり営業が得意ではない、または時間が取れないなど理由は様々ですが、専門的な知識のあるプロに依頼してしまった方が良いことも少なくありません。
セールス・マーケティングメンバーを揃える方法としては、正社員として人材を雇う方法やフリーランスの営業と一時的に契約するなど様々な方法が存在します。
起業してから考えるよりも、起業前にどのような方法でどれくらいのランニングコストを掛けて人材を揃えるのか検討することが大切です。
イニシャル・ランニングコストをどこから調達するか
イニシャルコストとランニングコストに関しても自分自身の資金で十分にまかなえない場合には、資金調達方法をあらかじめ検討しておく必要があります。
プログラマーの起業は他の事業に比べると、イニシャルコスト・ランニングコスト共にほとんど掛からないとご紹介しましたが、少なからず資金力は必要で最低でも数ヶ月出来れば1年程度は事業を運営出来るだけの資金を用意しておきたいものです。
資金調達の方法は様々ですが、公的機関から調達する方法や最近ではクラウドファンディングで資金を調達する方法などが一般的です。
起業する前にプログラマーが読むべき本
ここからはプログラマーが起業する前に、ぜひ読んでおきたい書籍を3つご紹介したいと思います。
いずれも評判の高い書籍なのでぜひチェックしてみてください。
- ジョブ理論
- 起業の科学
- 起業のファイナンス
ジョブ理論

「顧客が解決したい課題は何か?」からスタートさせるための根本的な思想を学ぶことが出来る良書です。
Clayton M. Christensen(クレイトン・クリステンセン)氏により執筆された書籍で、同氏は他にも数多くの書籍を執筆しており、根強いファンも多いようです。
顧客データや市場分析などの数字から解決策を見出すのではなく、顧客が解決したい課題を明確にすることの重要性を説いた書籍となっています。
起業の科学

ジョブ理論で「解くべき課題」を言語化できたら次に、実際のサービス設計を学ぶために読んでもらいたいのが「起業の科学」です。
スタートアップが必ず直面する課題とその解決策を時系列に整理し、失敗を潰すための教科書的な役割で活用することが出来ます。
著者自らの起業での失敗体験を踏まえ、これから起業を検討している方にどうすれば失敗を避けられるのか解説した良書です。
起業のファイナンス

起業にあたって重要なファイナンスの知識を学ぶために、ぜひ読んで頂きたい書籍が「起業のファイナンス」です。
起業の基本からコーポレートガバナンスまで解説されており、起業家の方に事業が成長するイメージを膨らませてもらうための解説書となっています。
文章が分かりやすく構成されており、専門用語にも細かく説明が加えられているため、起業に関する知識をあまりお持ちでない方でも理解しやすい内容となっています。
もし資金がショートしそうになったらどうするべきか
起業というのは、どれだけ綿密に計画を建てたとしても計画通り行くことは稀で、最悪の場合資金がショートしそうになってしまうことも考えられます。
最悪の状況をあらかじめ想定して対応策を考えておくことも、起業する上で大事なポイントです。
- デッド・エクイティファイナンスを検討しよう
- 週2日〜週3日でフリーランス案件をこなそう
デッド・エクイティファイナンスを検討しよう
「デットファイナンス」「エクイティファイナンス」という用語を聞いたことがあるでしょうか。
「デットファイナンス(Debt finance)」は借入金融を意味し、金融機関や投資家からお金を借りることで資金調達を行う方法です。
「エクイティファイナンス(Equity finance)」は、新規株式を発行することにより資金調達を行う方法です。
大きな違いとしてデットファイナンスでは資金の返済義務があるのに対し、エクイティファイナンスでは原則として返済義務がない特徴があります。
ただし、エクイティファイナンスにもデメリットはあり株主が経営に関与出来るようになるため、大きな影響力を及ぼす可能性があることを意識しておく必要があります。
どちらが優れているということはなく、企業の状況を判断しながら適切な資金調達方法を選択することが大切です。
週2日〜週3日でフリーランス案件をこなそう
プログラマー特有の資金調達方法とも言えるかも知れませんが、週2日~週3日のフリーランス案件をこなすことで、資金を補うことも可能です。
プログラマーとして実務経験がそれなりにある方であれば、週2日~週3日の案件獲得も難しいことではありません。
フリーランス案件である程度安定した収入を確保した上で、残りの稼働日で起業したビジネスに注力することにより、事業を継続しながら資金のショートを防ぐことも可能となります。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では数多くの週2日〜3日でできる案件・求人を取り扱っています。もしご興味のある方はご相談ください!
まとめ: プログラマーとして培ったスキルを活かして起業に挑戦してみよう!
本記事では、プログラマーが起業に向いている理由と成功するために把握しておきたい基本的な情報についてご紹介してきました。
結論として、プログラマーは低リスクで起業することが可能な職種であり、IT技術の需要の高さからもチャンスの大きい分野であることは間違いありません。
しかし、行き当たりばったりで起業してしまったのでは成功する可能性も低くなってしまいますので、今回ご紹介したような基本的な考え方や対策をしっかりと理解した上で、ご自身の起業にチャレンジしてみてください。
手前味噌ですが、弊社サービス「ITプロパートナーズ」では週2日〜週3日でこなせるフリーランス案件を数多くを取り扱っています。資金調達の方法としてもしご興味のある方はご相談ください!

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