マーケターとは?どんな仕事内容?年収やなり方、必要スキルも紹介

こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。

ニーズや購買チャネルが多様化する社会では、企業活動において商品やサービスを生み出す「マーケター」の需要は高まっています。将来性もある仕事のため、これからマーケターを目指したいと考えている人はとても増えています。

しかしその一方、マーケターの具体的な仕事内容がイメージできていないという方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、マーケターの仕事内容や年収、求められるスキル、資質、キャリアパスなど幅広く紹介します。

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マーケターとは?

マーケターとは、マーケティング活動を行っている人を指します。

マーケティングは「モノを売ること」と誤解されがちですが、本来は「人や社会が真に求めている価値ある商品・サービスを創造・提供する総合的な活動」を指します。商品の開発から消費者に商品が届くまでのプロセスは、全てマーケティングに含まれるのです。

マーケターは、新しい価値を創造し、人や社会がその価値を効果的に得るためにあらゆる業務に取り組む人といえるでしょう。

マーケターの主な種類

マーケターの業務内容はさまざまですが、扱う媒体によってマーケターの種類も異なります。まずは主な3つの種類について紹介しましょう。

Webマーケター

Webマーケターは、Webチャネルにおけるマーケティング活動を担当します。自社ホームページ、SNS、インターネット広告、EメールといったWebチャネルにおいて、商品・サービスの認知度アップに加え、顧客ニーズを把握して適切なアプローチを選択し、獲得および販売につなげるのが仕事です。

Webチャネルごとの特性を理解したうえで、ターゲットの選定からマーケティングの企画・立案、データ分析までのプロセスを全て、あるいは部分的に担うのがWebマーケターです。

Webマーケターとは?仕事内容や年収、なり方、必要スキルまで解説

SNSマーケター

SNSマーケターは、Instagram・Facebook・TwitterなどのSNS上でマーケティングを行います。WebマーケターもSNSを扱いますが、SNS領域を専門に担当するマーケターを特にSNSマーケターと呼びます。SNSマーケターは、情報の発信・拡散・ユーザーとのコミュニケーションを通じてフォロワーを増やし、ファンを獲得することが主な仕事です。

近年はSNSで検索・情報収集する人が増えているため、マーケティングには欠かせない媒体といえるでしょう。投稿する商品などの写真撮影、フォロワーとのコミュニケーション、拡散力のあるインフルエンサーとの交渉なども業務に含まれます。

マーケティングリサーチャー

企業などの依頼により市場調査を行うのがマーケティングリサーチャーです。インタビュー・アンケート・統計調査などをもとに、ユーザーの消費傾向・関心分析や業界動向調査を行います。

新商品・サービスの企画・開発時に実施されることが多く、マーケティング会社・シンクタンクや事業会社に勤めるケースが一般的です。

その他、広義のマーケターを含めれば、マーケター職は以下のようにさまざまな種類に分けられます。

  • コンテンツマーケター
  • プロダクトマネージャー
  • CRMマネージャー
  • リテールマーケター
  • データアナリスト/クオンツ
  • マーチャンダイザー

なお、企業によっては必ずしもこのような呼び方でないこともあります。

マーケターの主な仕事内容6種

マーケティングやマーケターの概念は、抽象的で理解しにくいため、仕事内容を具体的に紹介します。

  • 1.市場調査・統計分析
  • 2.企画・開発
  • 3.営業・販促・広報
  • 4.技術・デジタル
  • 5.PM・事業管理
  • 6.コンサルタント

以上6つが主な仕事内容になりますが、企業やプロジェクトによって具体的な内容は異なるため、全てに携わることもあれば、部分的に担当することもあります。

それぞれについて詳しく解説していきます。

1.市場調査・統計分析

世の中が真に求める商品・サービスを作り出すためには、まずはデータが必要です。そこで、インタビュー調査・アンケート調査・行動観察調査などさまざまな市場調査を、インターネットやSNS、街頭など場所を変えつつ実施します。

市場調査で集めた情報のデータ分析・統計分析を実施。潜在需要から最適な価格帯の設定まで商品・サービスの開発に必要な情報をまとめ、関係者に報告します。

2.企画・開発

調査・分析したデータや情報をもとに、商品・サービスの開発や改良から、効果的な広告・販促の計画まで企画を立てていきます。企画や開発における経営側への提案や、開発部門との連携・調整もマーケターの仕事です。

マーケターが示すコンセプトをもとに、予算を投じて商品の開発から発売までのプロジェクトが実行されます。新しい価値を創造し、世の中に効果的に提供するために、企画の根拠を組み立てる構成力や柔軟な発想力が求められます。プロジェクトの肝となる業務といえるでしょう。

3.営業・販促・広報

市場調査・分析の結果をもとに、ターゲットに合わせた効果的なプロモーション戦略を検討。販促施策や営業手法を考え、社内の広報や営業部門・広告代理店などと連携しながら、売上を最大化する商品・サービスの売り方を決めていきます。

カタログの掲載内容・SNSでのプロモーション・広告コピーの立案など、具体的な販売戦略も検討・実施・支援します。時には、広報としてメディアの対応をすることもあります。

商品・サービスの売上に直結するため、マーケターの仕事のなかでも特に需要が大きい業務です。

4.技術・デジタル

いわゆるデジタルマーケティングと呼ばれる分野の業務です。ECサイト・Webサービス・Web広告・動画・SNSなど、ターゲットがオンラインでアクセスできる媒体やツールを活用し、テクノロジー領域からマーケティング活動を支えます。

オンライン上で幅広いマーケティング業務に携わるため、求められる知識や経験もITからマーケティングまで広範囲。技術・デジタルを得意とするマーケターは、特に「デジタルマーケター」と呼ばれています。

5.PM・事業管理

マーケターとしての幅広い知識や経験を活用し、プロジェクトマネージャー(PM)や事業管理の業務を担当することもあります。

PM業務では、メンバーの選定・品質管理・進捗管理・コスト管理などプロジェクトを管理・進行します。事業管理業務では、組織を統括して、既存事業の強化や新規事業の構築など企業として事業の拡大を目指します。

6.コンサルタント

マーケティング領域に長けていることから、「マーケティングコンサルタント」として業務を行うことがあります。

コンサルタントは、「クライアントの真の課題を見つけ、アドバイス・解決する」人を指します。マーケティングコンサルタントは、特にクライアントのマーケティング分野における課題を発見し、解決を目指します。潜在的な課題の調査、営業手法や販促施策の見直し、広告の取捨選択など改善策の提案や実行サポートを行います。

マーケターの年収と案件相場

幅広い知識・経験が求められるマーケターの年収は、500万円ほどが相場です。ただし、年収を決める要素はさまざまあるため、ここではマーケターの年収の違いについて触れていきます。

担当できる範囲によって年収は大きく変わる

マーケターの業務は幅広いものの、マーケターとしてのレベルによって担当できるポジションや業務範囲が異なります。

SEO・コンテンツマーケティングや、広告・SNS運用(アカウントプランナー)など限定的な領域しか担当できないレベルの場合、年収は500万円に達しないこともあります。一方で、より多くの業務に関する知識・経験がある場合は、担当範囲が広がる分、年収も上がるのが一般的です。

デジタル・専門職は高い年収が見込める

特定の分野や業務に特化し、専門的な知識や経験があるマーケターは、年収が高くなる傾向があります。

たとえば、情報化社会が進む現代では、ビッグデータやAI(人工知能)の活用に強い「デジタルマーケター」や「データサイエンティスト」「データアナリスト」の収入が上昇しています。そのほか、マネージャーやコンサルティング業務を担当できるマーケターも高単価なプロジェクトに携わることができます。

CMO・マネージャーは1,000万円も可能

プロジェクトや事業の管理責任者・戦略立案者となれば、年収1,000万円も夢ではありません。ただし、単一分野の知識や経験だけでは年収のアップに限界が出やすいといわれています。そのため、より高度な業務・プロジェクトや事業全体を進行・管理できる幅広い知識と経験が必要です。

近年は、マーケティングの最高責任者であるCMO(チーフマーケティングオフィサー)という概念が普及しており、高ポジション高収入のオファーも増加しています。

Webマーケターの年収を職種別・働き方別で紹介!収入UPの方法も解説

フリーランスマーケターは高収入の可能性も

企業で働くマーケターがいる一方で、フリーランスのマーケターも存在します。フリーランスマーケターは、雇用契約ではなく業務委託契約を結んで仕事に従事します。

「幅広い業務や案件が受けられる」「所属企業や仲介企業の中抜きがない」などの理由から、マーケターのレベル次第ではフリーランスでも高収入が目指せます。

たとえば、弊社ITプロパートナーズのフリーランス案件には、下記のような高単価案件が掲載されています。

フリーランスのマーケティング案件をもっと見たい方は、以下からチェックしてみてください。

マーケターとして活躍するために必要な4つのスキル

ここでは、これからマーケターを目指す人やスキルアップしたい人が身につけるべき4つのスキルを紹介します。

1.戦略立案力

戦略立案力は、目的に応じた計画を立案・企画する能力です。売れる商品・サービスの企画や、クライアントやターゲットへの効果的なアプローチに欠かせない能力といえるでしょう。

ただし、個別のケースに応じた企画を立てるには、十分な知識量に加えて、長年の経験も必要となるため、身につけるのが難しい能力でもあります。

2.リーダーシップ・マネジメント能力

マーケティング活動には、開発・営業・広報部門など幅広い部署のメンバーや、経営陣、社外の支援会社との連携が欠かせません。「いかに多くの関係者の積極的な協力を得られるか」は、マーケターのリーダーシップやマネジメント能力にかかっています。

リーダーシップやマネジメント能力は、マーケターの信頼性を左右する重要スキルといえるでしょう。

3.コミュニケーションスキル

クライアント、経営陣やターゲットユーザーなど、さまざまな人と関わるマーケターにはコミュニケーションスキルは必須です。必要な情報を引き出したり、関係者と連携を取ったりするために、コミュニケーションスキルが求められるシーンは多々あります。

時には、希望や予算に合わない企画や予算をクライアントや経営陣に提案しなければなりません。論理的な話し方やプレゼン力、非言語コミュニケーションスキルも併せて習得する必要があります。

4.データ分析力

担当する業界や業務を問わず、マーケターはデータをもとにマーケティング活動を行います。そのため、手元にあるデータを正確に読み解き、分析する力は、マーケターのレベルを決める主要スキルといえます。

状況に合った分析手法を知っているだけでなく、分析結果から最適な答えや問題の解決策を導き出す思考力・判断力も身につけているとなおよいでしょう。

マーケターに向いている人

マーケターとして成功するためには、「マーケターとしての資質があるか」も重要なポイントです。マーケターに当てはまる3つのポイントについて解説します。

人間関係に積極的な人

マーケターは多くの部署・関係会社・経営陣と関わるため、人間関係に積極的な人が向いています。

マーケターは、収集データや分析にもとづいてクライアントに提案をしますが、必ずしも意見が一致するとは限りません。クライアントが納得し、提案を受け入れてもらうために説得が必要になる場合もあるでしょう。

マーケターにとってコミュニケーションスキルは必須のスキルといえます。一方、人と関わること・新しい関係を築き上げることが苦手な人には不向きです。

主体性のある人

マーケターが提案・進行・調整をしないとプロジェクトが進まないため、責任を持って自ら行動を選択できる人が向いています。

マーケターはPDCAを回し、常に改善を求められる仕事です。過去の事例を真似るだけでは成果を残せない場合もあるでしょう。課題に対して自ら仮説を打ち出し、新たな施策の構築が必要になるため主体的に動ける人がマーケター向きといえます。

好奇心の強い人

好奇心もマーケターに必要な資質といえます。新しい価値を生み出すためには、業界・分野を問わず何にでも興味や疑問を持つことが重要です。業務範囲も広いため、興味を行動に移せる人に向いているでしょう。

また、トレンドは移り変わりが激しく、最新情報の収集が欠かせません。トレンドは人の心理や行動によっても変化するため、人間の行動や心理を敏感に捉える力も必要です。

マーケターを目指す人におすすめの資格

資格を持っていれば、自分の能力を客観的に判断してもらうことができます。ここからは、これからマーケターを目指す人向けに、自分の強みにできる資格を紹介します。

マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定」とは、国際実務マーケティング協会が主催する、マーケティング実務・時事情報・実務時例に関する知識を総合的に判定する検定試験です。

マーケティング知識のレベルごとに3つに分類されています。基礎からマネジメントレベルまで順にステップアップできる仕組みが魅力です。試験は年4回実施されており、個人でも団体でも申し込めます。Web試験もあるため、全国どこからでも受験が可能です。

統計検定

統計検定」とは、統計質保証推進協会が実施する、統計に関する知識や活用力を評価する試験です。

統計調査士試験や専門統計調査士の合格者には、日本統計学会が認定する「統計調査士」や「専門統計調査士」の認定証が発行される点が魅力です。

試験自体はレベルによって、年に1回または2回行われます。試験当日は、都市部で指定された受験エリアで受けるか、各都道府県に設置された会場でパソコンを使って受けるか選ぶことができます。

中小企業診断士

中小企業診断士」とは、中小企業の経営課題に対して改善・助言を行う専門家を経済産業大臣が認める国家資格です。経営学・財務・経営理論・情報システムなど幅広い知識が求められます。

経営コンサルタント分野では唯一の国家資格で、一定レベル以上の能力・知識を持っていることを国の法律に基づいて国が認定します。民間資格よりも社会的信用が高い点が魅力です。

年1回の実施なので、申込期間や試験日は要確認。東京・大阪など大都市部と周辺地域に設置される受験会場で、2日間にわたって試験が行われます。

IMA検定

IMA検定」とは、「即実践できるネットマーケティングスキルを」をコンセプトにした、オンラインマーケティングの実務に関する検定試験です。

大きな特徴は、講座・レポート提出や添削と試験がセットになっている点です。講座では実際にオンラインマーケティングの実務を行い、実践ですぐに発揮しやすい力を養うことができます。

講座も試験も全てオンラインで受けることができるため、居住地を問わずエントリーが可能です。

マーケターのスキル・知識を得るための勉強法

マーケターとしてのスキル・知識を得るためには、独学のほかにスクールを利用する方法があります。ここではマーケティングの勉強法について押さえておきましょう。

書籍で独学する

マーケティングは、業界を問わず必要とされる知識ということもあり、関連書籍が多く独学しやすい傾向があります。特にデジタル領域については基礎から応用までしっかり学べる本が販売されており、オンライン上ではマーケター向けの優良学習サイトも数多く見つかるでしょう。

ビジネススクールを利用する

独学が不安な人はビジネススクールの利用が最適です。日本経済新聞社やDMM.comなど民間企業が開設しているスクール、あるいはビジネススクールが開校しているセミナー・ウェビナーなどを活用するのもよいでしょう。

可能であれば、MBA(経営学修士)を取得できるコースに参加するのがおすすめです。

ブログやアフィリエイトなど実践形式で学ぶ

個人でブログやアフィリエイトサイトを運営しながら学ぶことも可能です。SEOやライティング、CVR改善などを自分で試行錯誤することで知識が定着しますし、Webマーケティングを体系的に学べます。

特にブログやアフィリエイトはスキルと報酬の両方を得られるのでおすすめです。時間と労力はかかりますが、自分のペースで進められるメリットがあります。

初心者・未経験からマーケターになるには?主な3つの方法

これからマーケターを目指す人のなかには、「未経験でもマーケターになれるのか」「どのようにマーケターを目指せばよいのか」と不安を感じている人もいるでしょう。

そこで、未経験からマーケターになるためのポイントを解説します。

1.未経験者歓迎の求人に応募する

経験不問の求人に応募するのも1つの方法です。マーケター募集のなかには、未経験でも採用している企業が存在します。お給料をもらいながらマーケターの勉強ができるため、経済的な負担がなく、効率的な方法といえるでしょう。

例えば、大手求人検索サイトで「未経験 マーケティング」をキーワードに検索すると、およそ5,000件の求人が掲載されています。業種はさまざまのため業務内容にも幅がありますが、実務経験を積むには最適です。

過去の経験を生かせる業種であれば、業界知識もあるためアピールポイントにもなります。最短でマーケターを目指したい場合は、事業会社やマーケティング支援を行っているマーケティング企業・広告代理店などへの転職がおすすめです。

2.社内異動でマーケティング関連職に就く

社内のマーケティング部門へ異動するという方法も有効です。収入を減らさずにマーケターの経験を得られるため、低リスクな点がメリットでしょう。しかし、マーケティングを全く知らない人材をいきなり登用する可能性は低いと考えられます。

商品やサービスの開発を行っている会社であれば、営業や広報を経験してから異動となるケースも少なくありません。上司に紹介をお願いする、あるいは兼務で少しずつ業務に携わるなど、マーケティング関連職からのキャリアアップでマーケターを目指しましょう。

3.フリーランスという選択肢も

社内でマーケターとしての実績を積んだ後に、フリーランスとして独立する方法も考えられます。マーケティング部門でスキルを磨きつつ、独立に向けて次のような副業をこなすのがおすすめです。

  • Webサイト作成
  • アフィリエイト
  • SNS運用
  • Web広告

会社員として安定収入を得ながらフリーランスの働き方を経験できますし、マーケターとしての実績も積むことも可能です。何より失敗のリスクを抑えられます。クライアントや案件の確保にもつながるため、スムーズに独立できるでしょう。

フリーランスのマーケターとして独立を考えている方は、以下の記事も参考にしてください。

Webマーケティングのフリーランスは稼げる?なり方や年収、案件例

マーケターが仕事・案件を探す4つの方法

マーケターと名乗れるまで経験を積んだ後、どのように仕事を見つけるのかを紹介します。

1.求人サイト

求人サイトを活用すれば、勤務地や雇用形態を問わず、マーケティング職やマーケティング関連職が見つかります。求職者は掲載求人に自分で応募し、企業と直接やり取りをして就職を目指します。

大手の求人サイトであれば、掲載求人数が非常に多く、より興味がある仕事や自分にマッチする案件を見つけることができるでしょう。正規・非正規にかかわらず、企業に雇用されてマーケターとして働きたい人向けのサイトが一般的です。

2.転職エージェント

転職エージェントは、人を雇いたい企業と求職者を仲介してくれる人材紹介サービスです。求人サイトと違い、求職者は転職エージェントを通じて求人に応募して、スタッフのサポートを受けながら就職を目指します。

転職エージェントは、求職者の能力や条件、ニーズを確認し、マッチする企業を紹介します。そのため、企業と求職者のあいだにミスマッチが起こりにくい点が魅力。こちらも一般的には雇用されて働く人向けのサービスです。

3.クラウドソーシング

クラウドソーシングは、仕事を依頼したい企業と求職者をマッチングするプラットフォームです。企業からも求職者からもオファーを出すことができ、直接やり取りをして契約を結びます。一般的に、雇用契約ではなく業務委託契約で案件が依頼されるので、マーケティングスキルで副業したい方や、フリーランスのマーケターとして活動されている方におすすめです。

4.フリーランスエージェント

フリーランスエージェントは、仕事を依頼したい企業とフリーランサーを仲介してくれるサービスです。フリーランスのマーケターとして活動されている方は、まず登録すべきサービスと言えます。紹介される案件は業務委託契約で、案件単位が一般的。クラウドソーシングを使うよりも、企業とフリーランサーのあいだにミスマッチが起こりにくい点が魅力です。

マーケターにおすすめのフリーランスエージェント

兼業・副業OKのマーケターやフリーランスのマーケターが活躍できる、フリーランスエージェントの代表例をみてみましょう。マーケターとして、スキルアップや収入アップも目指せます。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、特に高単価案件・優良案件が多い点が魅力。優秀な人材の「自己実現や独立したい」というニーズと、成長企業の「優秀な人材を確保したい」というニーズの両方を満たすためのプラットフォームです

マーケターとしてすでに経験があり、スキルアップやキャリアアップしたい人が利用すべきフリーランスエージェントといえます。

フリーランスとして活動するマイナス面には、収入が不安定になる点が挙げられます。しかし、ITププロパートナーズではフリーランスマーケターの固定収益の支援を掲げているため、独立したばかりでも収入を安定させることができるでしょう。

ビッグデータナビ

ビッグデータナビは、AI・データ分析の案件に強いフリーランスエージェント。「ビッグデータとデータサイエンスに関するプロフェッショナルが集まるサイト」として、マーケターのほかに、データサイエンティスト・アナリストなどの非公開案件を紹介してくれます。

さらに、経歴によってはAI分野の経験がなくても、AI関連の案件を受けることが可能。AI分野のスキルアップやAI人材への転身を考えている人におすすめです。

Midworks(ミッドワークス)

引用元:Midworks

Midworksはフリーランスエンジニア向け案件が中心のサービスですが、データアナリスト・データサイエンティストやマーケター、プロデューサーの案件も掲載されています。

Midworksの魅力は、フリーランスであっても、正社員並みの保障が受けられるサービスにあります。フリーランス協会の年会費負担や、会計ソフトの使用、福利厚生などのサポートが受けられます。

マーケターのキャリアパス

フリーランスとしての独立を視野に入れるとしても、多くのスキルを必要とするマーケターは長期的なキャリアを意識することも重要になります。マーケターのキャリアプランについて説明しましょう。

マーケティング支援会社で活動する

広告代理店などのマーケティング支援会社で活動し、マーケティングの知識とスキルを習得します。

Web広告やマーケティング業務の流れを理解できますし、クライアントごとに利用する媒体も予算も異なるため、さまざまな案件に携わり幅広い経験を積むことが可能です。

いずれチームリーダーやマネージャーといった上位ポジションを目指すこともできるでしょう。

事業会社のマーケティング部門で働く

マーケターとしての実務経験や実績が得られたら、事業会社のマーケティング部門への転職もよいでしょう。マーケティング支援会社のマーケターはクライアントを外部から支える立場ですが、事業会社に所属すれば当事者として責任を負うことになるため、問題意識を持って取り組みやすいといえます。

経験や実績によっては高いスキルが必要な責任者のポジションも考えられます。事業全体を把握できるため幅広い視野が持て、ビジネス全体にも応用できることから経営層を目指す際にも役立つでしょう。

CMOなどマネジメント職に就く

「CMO」とは「Chief Marketing Officer(チーフマーケティングオフィサー)」の頭文字で、マーケティングの最高責任者であり、幹部待遇の役員職です。マーケティングの施策を統括する立場ですが、日本ではまだ馴染みが薄いかもしれません。

外資系やWeb系企業だとマーケティング部門が大きく、CMOのようなポストが設置されているケースがあります。外資系企業ではCMOの後にCEOになるケースも見られることから、CMOは将来性もある重要なポストであり、マーケターとしての長期的なキャリアパスを考えるなら、一度は検討しておきたいポジションです。

マーケターの将来性

IT化が進む現代では、オールドメディアの需要が停滞・減少している一方で、デジタルな企業活動は活発化しています。よって、これからのマーケターには、デジタルマーケティングやWebマーケティングなどテクノロジー領域やAI分野の知識・経験がより求められるようになるでしょう。

新たな商品・サービスを生み出すマーケターという仕事がすぐになくなる可能性は低いですが、時代の流れとともに必要とされる知識や経験、スキルが変化することは予想されます。

まとめ

今回は、マーケターについて、仕事内容からなり方、キャリアパスまで広く解説しました。

マーケターは将来性があり、高収入も見込めます。一方で、一朝一夕で活躍できる職業ではありません。これからマーケターを目指す人は、計画的なキャリアパスや時代やニーズに合わせたスキルアップが重要です。

マーケターとしてさらに高みを目指したいという人は、ITプロパートナーズを使って、キャリアアップ・スキルアップ・収入アップを目指してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
ITプロパートナーズ編集部
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「アトオシ」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。