こんにちは、ITプロマガジンです。
自営業または個人事業主として独立し、「高収入を目指したい」「自由な働き方を実現したい」と考えている人も多いのではないでしょうか。
自営業・個人事業主として活躍できる仕事は数多くありますが、職種ごとに目指せる収入はもちろん、難易度や働き方なども違います。
そこで今回の記事では、高収入を狙える自営業や個人事業主の職種をランキング形式で紹介します。職種を選択する時のポイントなども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
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目次
自営業・個人事業主とは?
自営業とは、会社と雇用契約を結ばず、個人で事業を営む働き方の総称です。飲食店の経営者や、開業している医師・弁護士・税理士などが代表例に挙げられます。
個人事業主は税務上の区分で、税務署へ開業届を提出した人を指します。一方、フリーランスは特定の企業に属さず、業務委託契約などで仕事を受け、成果物やサービスの対価として報酬を得る「働き方」を指す言葉です。
自営業・フリーランス・個人事業主は意味が重なる部分も多く、特にフリーランスと自営業は明確な線引きがなく、実態に応じて使われる言葉といえるでしょう。フリーランスや自営業、個人事業主の違いについて、より詳しく知りたい方は以下の記事を確認しましょう。
自営業・個人事業主の平均年収
日本の自営業者(個人事業主)の平均年収(所得)については統計に幅がありますが、国税庁の「申告所得税標本調査」によると、令和4年度(最近)の事業所得の平均値は約472万円前後とされています。
これは売上から経費などを差し引いた「所得」の平均値です。中央値(収入の真ん中の値)は約261万円と、平均値より低い水準になっている点が特徴です。収入の分布を見ると、「500万円〜1,000万円以下」の層が比較的多い傾向にあります。
自営業・個人事業主に多い業種/職種
フリーランス協会「フリーランス白書2023年」によると、フリーランス(自営業・個人事業主)を対象に調査したところ、主な収入源となる職種で上位に挙げられていたのは以下の通りでした。
- クリエイティブ・Web・フォト系
- エンジニア・技術開発系
- 出版・メディア系
- コンサルティング系
- 通訳翻訳系
- 事務・バックオフィス系
- 企画系
- 教育系
- 人事・人材系
- 営業・販売・小売系
「クリエイティブ・Web・フォト系」「出版・メディア系」は、デザイナーやフォトグラファー、ライター・編集者といった職種が挙げられるでしょう。こういった仕事はフリーランスも多く、また未経験からでも目指せる余地があります。
その他、「エンジニア・技術開発系」や「コンサルティング系」は、ITスキルや経営戦略といった高い専門性が求められる仕事であり、社内にそういった専門人材がいない企業からの引き合いも多く、フリーランスでも活躍しやすい職業です。
高収入を狙える成功しやすい自営業・個人事業主の職種ランキングTOP10
自営業・個人事業主を目指すなら「なるべく収入の高い職種を目指したい」という人も多いでしょう。ここでは、国税庁「国税庁統計年報」(第148回、2022年度版)をもとに、高収入を狙える自営業・個人事業主の職種ランキングを紹介します。ランキングは以下の通りです。
| 業種 | 平均年収(万円) |
|---|---|
| 病院、診療所 | 2,813.1 |
| 弁護士 | 1,040.1 |
| 歯科医 | 1,057.5 |
| 税理士、公認会計士 | 738.2 |
| 獣医 | 581.7 |
| その他の法務専門サービス | 491.5 |
| 司法書士、行政書士 | 392.1 |
| 不動産専門サービス | 390.5 |
| その他の経営専門サービス | 282.6 |
| 土木建築専門サービス | 276.5 |
| 不動産 | 239.3 |
| 廃棄物処理業 | 272.6 |
| 芸能関係者 | 228.2 |
| 金業 | 306.4 |
| その他の修理業 | 227.1 |
| 文筆、作曲、美術家 | 245.8 |
| 自動車整備業 | 194.7 |
| 保険代理業 | 210.5 |
| その他の対事業サービス業 | 177.5 |
| その他の医療保健業 | 160.0 |
| 物品賃貸業 | 162.5 |
| その他の対個人サービス業 | 137.2 |
| 娯楽業 | 124.0 |
| 洗濯、理容、美容、浴場業 | 120.4 |
| 料理飲食業 | 108.6 |
| 旅館 | 116.8 |
| 教育、学習支援 | 103.2 |
※「業種別平均年収」は「所得金額」÷「人員」で計算
以下ではそれぞれの職種ごとに、仕事内容や求められるスキル・資格、ニーズ・将来性についても触れていきます。
第1位:医師・歯科医・その他医療専門職・獣医
| 狙える年収 | 2,000万円以上 |
| 始めやすさ | ★☆☆☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★★☆ |
医療系の職種は、自分で医院を開業し、患者の診療や治療を行います。体力と知力の両方が求められる仕事です。
医師であれば医学部、歯科医であれば歯学部を卒業する必要があります。また医師や歯科医、獣医になるためには、定められた国家試験に合格しなければなりません。
医師はどの地域にも必要であり、社会的ニーズがあります。人工知能(AI)の導入も進んでいますが、患者に接する医師の存在は必ず必要であるため、将来性の高い職種です。
第2位:弁護士・税理士・公認会計士
| 狙える年収 | 738万〜1,040万円 |
| 始めやすさ | ★☆☆☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★★☆ |
いわゆる「士業」です。顧客の依頼を受け、目的を達成するためにサポートをする専門家として活動します。
弁護士や税理士、公認会計士になるためには、それぞれ定められた国家資格をパスしなければなりません。どの士業も多くの勉強時間を要求されるため、非常に難易度の高い職種です。
士業は、社会の構造に関わる職種のため、社会的なニーズがなくなることはほとんどないでしょう。AIやロボットの発展にもよりますが、将来性も悪くない職種です。
第3位:司法書士、行政書士・その他の法務専門職
狙える年収
| 狙える年収 | 392万〜491万円 |
| 始めやすさ | ★★★★☆ |
| 安定・将来性 | ★★★☆☆ |
司法書士・行政書士などは、先ほど紹介した士業に含まれるもので、クライアントの相談に合わせて業務を行う職種です。こちらも業務に関する専門知識が要求され、それぞれの国家試験に合格する必要があります。
司法書士や行政書士は、弁護士ほどではありませんが、かなり試験の難易度が高い資格です。士業としての有資格者数もあまり多くないため、希少性が高い仕事になっています。
社会的ニーズも高い仕事であるため、将来性がある職種です。
第4位:不動産専門サービス・不動産
| 狙える年収 | 239万〜390万円 |
| 始めやすさ | ★★☆☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★★☆ |
不動産専門サービスは、大きく分けて「賃貸業」「仲介業」の2種類があります。
賃貸業は、顧客に不動産を貸し付ける業務であり、副業として始めることも可能です。一方仲介業は、不動産を仲介する業務であり、専門的な知識(「宅地建物取引士」)が必要になります。
不動産賃貸業や、不動産仲介業の将来性は、「少子化」や「人口減少」の動向によって変わってきます。不動産の需要が減ってしまえば、それを賃貸したり仲介したりする業務のニーズも少なくなってしまうでしょう。
第5位:その他の経営専門サービス
| 狙える年収 | 282万円 |
| 始めやすさ | ★★★☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★☆☆ |
クライアント事業者の経営サポートや、経営課題解決を行います。経営者の相談に乗る立場であるため、会社経営に関する深い知識が必要になるでしょう。中小企業の経営者にコンサルティングを行うのであれば、「中小企業診断士」の資格が推奨要件になります。
経営専門サービスは、将来性も悪くない職種といわれています。会社経営は決して機械的な営みではなく、時代やその時々の事業環境に応じた柔軟な思考が求められる仕事です。将来にも一定のニーズが見込まれる職種と言えるでしょう。
第6位:土木建築専門サービス・廃棄物処理業
| 狙える年収 | 272万〜276万円 |
| 始めやすさ | ★★★★☆ |
| 安定・将来性 | ★★☆☆☆ |
土木建築専門サービスは土木業一般を指し、具体的な業務内容は施工管理や品質管理などです。廃棄物処理業は、産廃収集運搬業などを指し、廃棄物の運搬を行います。
土木建築専門サービスであれば、土木業一般の専門知識や、施工管理の知識が求められます。廃棄物処理業は、未経験で事業を始められますが、一定の講習を受けなければなりません。どちらも社会的ニーズの高い職種です。
第7位:金融業・保険代理業
| 狙える年収 | 210万〜306万円 |
| 始めやすさ | ★★★☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★☆☆ |
金融業・保険代理業は、FP(ファイナンシャルプランナー)のようなものから、保険代理業まで金融サービスに関する幅広い職種を指します。FPであれば、顧客のライフプランに合わせた資産の運用を提案したり、税務の相談を受けたりします。
FPで独立するためには、資格はもちろん、幅広い人脈も必要になるでしょう。保険代理業は、保険の営業を行う職種であり、「CBT試験」(旧:生命保険業界共通試験、通称:生命保険募集人試験)や「変額保険販売資格」などさまざまな専門知識が求められます。
どちらも専門性が高いため、社会的ニーズもあり、将来性もある職種です。
第8位:芸能関係・文筆・作曲・美術家
| 狙える年収 | 228万〜245万円 |
| 始めやすさ | ★★★★★ |
| 安定・将来性 | ★★☆☆☆ |
芸能関連は、特定の秀でた能力を生かす職種です。文筆であれば文章の執筆、美術家であれば絵の製作などを行います。
特定の資格は必要なく、芸術的なスキルや人脈が重要になるでしょう。
将来性は芸術のジャンルによって異なります。特に紙の出版業界の市場規模は年々縮小しており、電子出版への移行が進んでいるのが現状です。将来性がきわめて高い職種とは言えませんが、エンターテインメントの1つとして社会的ニーズのある仕事です。
第9位:その他の修理業・自動車整備業
| 狙える年収 | 194万〜227万円 |
| 始めやすさ | ★★★☆☆ |
| 安定・将来性 | ★★★☆☆ |
自動車整備業は、顧客の自動車のトラブルを解決したり、定期的なメンテナンスをしたりします。無資格でできる整備業務もありますが、基本的には整備士資格が求められると考えておいた方がよいでしょう。
自動車整備業は自動車に関わる業務であるため、自動車業界の動向が重要になります。自動車業界の市場規模が縮小すれば、その分自動車に乗る人も少なくなり、仕事が減ってしまうこともあります。その他の修理業も、修理する「対象」の市場規模によって、将来性が変わってくるでしょう。
第10位:料理飲食業・旅館
| 狙える年収 | 108万〜116万円 |
| 始めやすさ | ★★★★☆ |
| 安定・将来性 | ★★☆☆☆ |
料理飲食業は、一般的な飲食店の営業をします。
飲食店の開業に最低限必要なのは、「食品衛生責任者」と「防火管理者」の資格です。旅館業は、文字通り旅館を営業します。スキルを求められるのに加えて、「開業予定の旅館が法律に適しているかどうか」が重要になります。「旅館業法」で定められた宿泊施設の条件を満たす必要があり、地方自治体の許認可が必要になります。
コロナ禍で混乱があったように、料理飲食業や旅館は、社会情勢の影響を受けやすい職種と言えます。社会的ニーズの変化に柔軟に対応する力が求められるでしょう。
未経験でも始めやすい自営業・個人事業主の職種4選
自営業や個人事業主の職種には、特定の資格が必要なく未経験で開業できるものもあります。ここではITエンジニアやWebデザイナーなど、未経験でも比較的開業しやすい自営業や個人事業主の職種を見ていきましょう。
Webデザイナー・イラストレーター
Webデザイナーやイラストレーターは、Web系の職種のなかでも「デザイン」の業務をおこないます。Webデザイナーであれば、クライアントの要望に応じて、サイト構造やUI/UXなどをデザインします。
デザインについての知識はもちろん、「Photoshop」や「Illustrator」といったデザインツールを使いこなすスキルや、コーディング・プログラミングの能力が求められます。自営業やフリーランスのWebデザイナーやイラストレーターの年収目安は、「300万〜500万円」程度です。
動画編集者・音楽制作者
動画編集者・音楽制作者は、それぞれ動画・音楽を練習し、1つのコンテンツとして作り上げていく仕事です。動画編集者であれば、動画編集ソフトのスキルが求められます。「Adobe Premire Pro」など、代表的な動画編集ソフトを操作するスキルを習得しておきましょう。
音楽製作者であれば、ジャンルに囚われない音楽の知識はもちろん、楽器を演奏する能力なども必要になってきます。自営業やフリーランスの動画編集者・音楽制作者の年収目安は、200万〜500万円程度のようです。
Webライター・編集者
Webライター・編集者は、Webメディアのコンテンツを制作する仕事です。編集者が作成した構成案を元に、Webライターが執筆をします。先ほど紹介した、システムエンジニアとプログラマーのような関係性です。
Webライターに求められるスキルは、正しい日本語で文章を作る能力です。編集者であれば、編集スキルや検索エンジン最適化(SEO)の知識が必要になります。自営業やフリーランスのWebライター・編集者の年収目安は、「300万〜500万円」程度です。
ブログ・メディア運営
自分の専門知識や経験、サービスなどを世の中に発信するために、ブログやウェブサイトなどのメディアを運営することです。情報発信を通じて、広告収入やアフィリエイト報酬、サブスクリプション等でお金を稼げます。
未経験からチャレンジしやすく、実力次第で報酬は青天井ですが、逆に言えば全く稼げない可能性もある仕事です。
ブログ・メディア運営では、情報をわかりやすく伝える文章力や、検索エンジンで上位表示されるためにキーワード選定や記事の最適化を行うSEOスキル、サイトのアクセス状況を分析し改善するための分析スキルなどが必要です。
女性や主婦・主夫におすすめの自営業・個人事業主の6つの職種

自営業・個人事業主の職種のなかで、女性や主婦などにおすすめの職種を紹介します。
フリーランス女性におすすめの仕事や働き方などは以下の記事でも詳しく解説しているので併せて参考にしてください。
ネットショップ
ネットショップ運営は、クライアントワークとは異なり納期がありません。自分のペースで取り組めるネットショップ運営は、女性や主婦などにおすすめです。大手ショッピングモールに出店すれば、Web関連のスキルがなくても気軽にネットショップ運営に取り組めます。
ファッション関連やアクセサリーなど、自分が得意なジャンルを選べる点もネットショップ運営のメリット。なかには、自分が作ったハンドメイド品をネットショップで販売する人もいます。得意なことを仕事にすれば、楽しみながらネットショップを続けられるでしょう。
サロン経営
スキル次第ですが、エステサロンやネイルサロンなどの美容系サロンや、アロマスクールや料理教室などのサロンを開いてもよいでしょう。サロン経営も時間と場所の融通を利かせやすく、女性や主婦などにとって働きやすい職種です。サロンを開く曜日は自分の都合で決められるため、プライベートの時間を十分確保できます。
また、小規模なサロンなら、わざわざテナントを借りなくても自宅でサロンを開くとよいでしょう。自宅で働けば、家事や育児と両立して続けやすいと考えられます。
家事代行
女性や主婦などにとって、家事代行は自分の強みを発揮できる職種と言えるでしょう。家事をしてクライアントに感謝されると、やりがいや喜びを感じられます。仕事を通じて高まった家事のスキルは、プライベートでも役立つかもしれません。
家事代行も時間の融通を付けやすい職種です。土日など短時間で働く人もいれば、複数のクライアントを掛け持ちして忙しく働く人もいます。
翻訳
翻訳も女性や主婦・主夫におすすめの職種です。
基本的に翻訳業務は在宅で仕事ができるため、育児や家事との両立がしやすいです。自分のペースで仕事を進められ、柔軟な働き方が可能です。
英語や中国語など、語学力を持っている場合、パソコンとインターネット環境さえあれば、すぐに始められ、初期費用がかからないのは魅力的と言えます。
また、翻訳の仕事は、特定の資格がなくても始められることが多いです。もちろん、プロとして高品質な翻訳を提供するためにはスキルが必要ですが、資格が必須ではないため、比較的始めやすい仕事でしょう。
女性自営業者におすすめの職種については以下の記事でも紹介しています。
Webライター・編集者
時間や場所の融通が利きやすいWebライター・編集者は、女性や主婦などにおすすめです。Webライター・編集者は、ネットワーク環境とパソコンさえあれば働けます。病院や子どもの習い事の待ち時間など、Webライター・編集者ならスキマ時間を使って働きやすいでしょう。
加えて、Webで読まれる記事には、専門的なスキルや知識がなくても書けるものが数多くあります。子育てや家事、インテリアなど生活に関するジャンルを選ぶと、趣味や経験を生かして執筆できるでしょう。
Webマーケター
Webマーケターも、女性や主婦・主夫におすすめの自営業・個人事業主の職種です。
Webマーケターは、SEO対策やSNS運用、広告運用、アクセス解析などを通じて、商品やサービスの集客・売上向上を支援する仕事で、パソコンとネット環境があれば在宅で働ける点が大きな魅力です。
業務の多くはデータ分析や改善提案が中心となるため、時間や場所に縛られにくく、家事や育児の合間に作業しやすいでしょう。近年は未経験者向けのオンライン講座や学習コンテンツも充実しており、スキマ時間を活用してスキル習得が可能です。
成果が評価されやすく、実績次第で継続案件や高単価案件につながりやすい点も、安定した収入を目指したい人に向いています。
儲からない/避けるべき自営業・個人事業主の職種
儲からないや避けるべきとされている自営業の職種は3つです。
- 小売店・雑貨店
- 個人カフェ
- 本屋
小売店・雑貨店
小売店・雑貨店は自営業として始めやすい反面、利益率が低くなりがちな職種です。
仕入れ原価が売上に直結するビジネスモデルのため、一定の販売数がなければ利益を確保しにくく、在庫を抱えるリスクも常につきまといます。また、大手量販店やECサイトとの価格競争に陥りやすく、値下げを余儀なくされるケースも少なくありません。
家賃や人件費などの固定費も発生するため、売上が安定しないと収益が圧迫されやすく、独自性や強いブランド力がなければ継続的な経営は難しいといえるでしょう。
個人カフェ
個人カフェは憧れを持たれやすい職種ですが、初期費用や固定費が高く、競合も多い点から儲かりにくい傾向があります。
店舗取得費や内装工事費、厨房設備などの初期投資に加え、家賃や光熱費、人件費といった固定費が毎月発生します。また、カフェ市場は競争が激しく、立地やコンセプトが明確でなければ集客に苦戦しやすいのが実情です。原材料費の高騰や天候・景気の影響も受けやすく、安定した利益を出すには高い経営力が求められます。
本屋
本屋(個人書店)は、自営業として開業できるものの、儲かりにくく避けるべきとされやすい職種です。書籍は定価販売が基本となるため価格で差別化しづらく、利益率が低い構造にあります。
また、仕入れや返品対応の手間がかかる一方で、在庫管理の負担も大きく、売れ残りリスクを常に抱える点が課題です。近年はECサイトや電子書籍の普及により来店客数が減少傾向にあり、個人店が安定して集客するのは容易ではありません。立地に左右されやすく、家賃などの固定費も発生するため、独自の強みや明確なコンセプトがなければ継続的に利益を出すのは難しいでしょう。
自営業や個人事業主の職種を選ぶ時に意識すべきポイント

自営業や個人事業主の職種を選ぶ時は、収入面や働き方など、意識すべきポイントがいくつかあります。このポイントを軽視してしまうと、フリーランスになるメリットを享受できなくなる可能性があります。さっそくポイントを見ていきましょう。
収入は満足できる水準か
職種を選ぶうえで、まず重要になってくるのは収入面です。自分が好きな仕事で好きなペースで働けたとしても、収入が満足できる水準でなければ幸福度は下がっていきます。
特に自営業は、選ぶ職種によって、収入の水準が大きく異なります。自分が求めている収入の水準を分析し、その希望に合った仕事を探しましょう。
働き方は自分に合っているか
働き方が自分に合っているかどうかを確認することも大切です。特に、「週何日の頻度で働くのか」「どこで働くのか」を重視しましょう。
自営業は、会社員と異なり、ある程度自分で仕事の裁量を決定できます。最近では、リモートワークを希望する人も増えています。自分の理想とする働き方を考え、それに合った仕事を選びましょう。
在宅フリーランスとして仕事していきたい方は、以下の記事を確認しましょう。
需要・将来性があるか
仕事の需要や将来性も、職種を決めるうえで大事になってくる要素です。コロナ禍のように、社会情勢の変化によって苦境を強いられる職種もあります。
また、AIの発展によって、仕事量が減ってしまうとされる職種もあります。普段から情報収集を行い、需要・将来性の観点も忘れないようにしましょう。
スキル・経験が生かせるか
自分のスキル・経験が生かせるかどうかも重要です。例えばPythonというプログラミング言語を使った実務を経験してきた人が、「Pythonを使う仕事をするのか、別の言語を使う仕事をするのか」で全くパフォーマンスが変わってきます。
なるべく自分が培ってきたスキル・経験が生かせる職種にし、案件の選び方も工夫しましょう。
自営業者・個人事業主としての活動を始める手順

自営業者や個人事業主として活動を始めるには、事前の計画や準備が重要です。以下では、活動を始めるための手順について解説します。
案件・仕事の獲得経路を計画する
自営業者や個人事業主として活動する場合、まずは案件・仕事を獲得する方法を選びましょう。
案件を獲得する主な方法には、エージェント、人脈、クラウドソーシングサイトなどがありますが、自身に合った案件獲得方法を選び、実際に登録してみるなど、アクションを起こすことが大切です。
また、どのような案件獲得経路を選ぶ場合でも、それだけに依存することなく複数の経路を活用していると案件が途切れるリスクを減らしやすくなります。
マーケティング計画を立てる
顧客の集客が必要な業種の場合、マーケティング計画も立てましょう。
集客経路にはSNSやポートフォリオサイト、またナレッジ共有サイトなど、さまざまな方法があります。また、実店舗があり地域性が重要なビジネスの場合はチラシや看板広告といったプロモーションも手です。さらに、認知度を高め潜在顧客の関心を掘り起こすためのブランディング戦略も欠かせません。
こういった取り組みは短期的にすぐ成果が出るものではないため、長期的な計画を立て地道に取り組むことが大切です。
必要な手続きの調査・準備をする
自営業・個人事業主で事業を始める際には、許認可の申請など必要な手続きを確認し、準備しておくことが必要です。業種によっては許可が下りないとビジネスをスタートできないこともあり、早めに調査しておくことが欠かせません。
また、開業届や確定申告といった手続きも、スタートする前に調べて準備しておきましょう。税務関連の手続きは後回しになりがちですが、「青色申告」を行うと税額控除を増やせるというメリットもあり、早めの申請手続きが大切です。
開業・運転資金を確保する
開業時に必要な資金の確保も、重要な要素です。
初期投資が必要なビジネスはもちろん、初期投資が少ない業種でも運転資金は確保しておくことが推奨されます。運転資金があると、収入が安定するまでの間に生活費や事業運営に必要な費用を賄うことが可能で、次の一手も打ちやすくなります。
調達は自己資金が基本ですが、銀行からの借入や出資、クラウドファンディングといった方法についても検討しておきましょう。
副業でスタートする
準備が整ったとしても、すぐに会社を辞めて独立するのではなく、副業としてスタートすることを検討するのも1つの方法です。副業として事業を始めれば、フルタイムでの収入を維持しつつ、リスクを抑えながら経験を積めます。
あらかじめ案件や顧客対応を経験しておけば、ビジネスに必要な知識・スキルが身につき、課題も整理できるでしょう。
自営業者や個人事業主が仕事を探す方法

自営業者や個人事業主が案件を探す方法としては、以下の4つが主になります。
- フリーランスエージェント
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- 人脈
フリーランスエージェント
フリーランスエージェントとは、仕事を依頼したいクライアントと仕事を探しているフリーランスを、仕事内容や希望単価、スキル・経験などをもとにマッチングさせるサービスです。フリーランスエージェントにはIT/Web分野に特化したものも多くあります。
フリーランスエージェントは、自営業や個人事業主のスキルや経験に基づき案件獲得をサポートします。また、フリーランスエージェントでは、契約手続きの代行やキャリア相談、福利厚生サービスなど充実したサポートを用意していることも珍しくありません。
フリーランスエージェントを利用する際は、十分なスキルと実績が求められます。スキルや実績がなければ、紹介される案件が限られてしまうためです。
弊社「ITプロパートナーズ」もIT系案件を取り扱うフリーランスエージェントです。フルタイムはもちろん、週2日〜稼働可能な高単価案件を数多く揃えています。「今より収入を上げたい」「起業準備のために収入源を確保したい」「複業的に案件に関わりたい」といった希望の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
弊社からあなたに最適な案件をご紹介させて頂きます。
クラウドソーシング
未経験者や初心者が仕事を獲得する際は、クラウドソーシングを利用するとスムーズかもしれません。クラウドソーシングの仕事を依頼したいクライアントが不特定多数のワーカーに募集を行い双方の条件が一致すればマッチングするという仕組みです。代表的なサービスにはクラウドワークスやランサーズなどがあります。
クラウドソーシングは膨大な案件が掲載されており種類も豊富です。また案件検索や契約、納品、報酬の受け渡しなども全てプラットフォーム上で完結します。ただし、クラウドソーシングでは、自分で案件探しや営業活動を行わなければなりません。
クラウドソーシングには、さまざまなジャンルの職種が掲載され、案件のレベルも千差万別です。最初は簡単な案件から取り組んだとしても、スキルを磨けば徐々に上級者向けの案件にシフトできるでしょう。
求人サイト
一般的な求人サイトでも、自営業者・個人事業主向けの仕事を探せます。求人サイトの代表例は、「Indeed」や「求人ボックス」などです。
求人サイトを利用する際は、会社員やアルバイト・パート向けの求人も掲載されている点を理解しておきましょう。自営業や個人事業主は「業務委託」の求人で絞り込むことがおすすめです。
人脈
自営業や個人事業主には、人脈を通じて仕事を得ている人が多い傾向です。「フリーランス白書2022」によると、フリーランスの仕事獲得経路は「人脈」が最も多く、「過去・現在の取引先」「自分自身の広告宣伝活動」と続きました。
人脈を仕事に生かすコツは、仕事を探しているとアピールすることです。例えば、自分の得意分野・連絡先・ポートフォリオへのリンクなどを記した名刺を作成して、事あるごとに配りましょう。すぐには仕事につながらなくても、あとから名刺に書かれた情報を見て仕事をふってもらえる可能性があります。
自営業者や個人事業主で仕事がない状態を防ぐ・対処する方法
仕事を獲得できなければ収入を得られません。仕事がない状態を防ぐ・対処する方法を解説します。
現状のスキルや実績が足りているか再確認する
そもそもスキルが足りてないと仕事を獲得できません。自分のスキルを把握し、必要に応じてスキルを磨きましょう。勉強方法は、独学・スクール・通信教育などがあります。
仕事をこなしながらスキルアップする、という手も有効です。クラウドソーシングや求人サイトには、基礎的なスキルがあれば応募可能な案件が数多く掲載されています。実践を重ねると効率よくスキルアップでき、実績も増えていくでしょう。
案件獲得経路を増やす努力をする
案件獲得経路が多いほど、仕事を獲得できるチャンスが増えます。上述したフリーランスエージェントやクラウドソーシングなどのサービスには、複数登録しておきましょう。
それぞれのサービスごとに、得意なジャンルや使い勝手は異なります。自分に合ったサービスを知るためにも、複数のサービスへの登録がおすすめです。サービスの活用と並行して、人脈の開拓、既存クライアントとの関係構築にも取り組みましょう。
資格を取得する
自営業者や個人事業主で仕事を獲得することが難しい場合、資格の取得がおすすめです。
資格は、その分野における一定の知識やスキルを有していることを証明できる客観的な証拠となります。資格を持つことでクライアントはより信頼し、安心して仕事を依頼してくれる可能性が高まるでしょう。
しかし自身の事業内容に合った資格を取得しなければ、直接的に案件獲得につながる訳ではありません。例えば、IT分野であればプログラミングやセキュリティ関連の資格、翻訳業であればTOEICなどの特定言語の資格などがおすすめです。
仕事・サービスの幅を広げる
仕事内容やサービスの幅を広げることも効果的です。
自営業者や個人事業主として活動していると、市場環境の波やイノベーションなどによってその技術やスキルが陳腐化してしまったり、あるいはニーズが減ってしまったりすることもあり得ます。そのような場合、仕事が獲得できなくなり、資金が枯渇してしまいかねません。
一方で、複数の仕事にも対応でき、あるいはいくつかのサービスを提供していれば、仮にどれか1つのビジネスが落ち込んでも別の収益源があるため、リスクヘッジになります。
自営業者や個人事業主として働くメリット・デメリット

自営業者や個人事業主として働くメリット・デメリットを解説します。
自営業者や個人事業主として働くメリット
自営業者や個人事業主のメリットは、以下の3つです。
- 働く時間・場所を自由に決められる
- 高収入を狙える
- 好きな分野を選んで仕事ができる
自営業者や個人事業主は働く時間や場所を自分で決められる点にあります。通勤や勤務時間に縛られにくく、ライフスタイルや家庭の事情に合わせて柔軟に働けるため、仕事と私生活のバランスを取りやすいでしょう。また、成果がそのまま収入に反映されやすく、スキルや実績次第では会社員以上の高収入を目指せる点も魅力です。
さらに、得意分野や興味のある領域を選んで仕事ができるため、やりがいを感じやすく、モチベーションを維持しながら長期的に働きやすい働き方といえます。
自営業者や個人事業主として働くデメリット
自営業者や個人事業主のデメリットは以下の3つです。
- 事務手続きを自分で行う必要がある
- 収入が不安定になりがち
- 体調管理を徹底する必要がある
自営業者や個人事業主として働く場合、確定申告や請求書の発行、経費管理などの事務手続きをすべて自分で行う必要があります。そのため、本業以外に時間や手間がかかり、負担に感じる人も少なくありません。
また、毎月決まった給与が支払われるわけではないため、案件の有無や景気の影響によって収入が不安定になりがちです。さらに、体調を崩しても代わりがいないケースが多く、仕事が止まればそのまま収入減につながります。安定して働き続けるためには、日頃からの体調管理やスケジュール管理が欠かせない点もデメリットといえるでしょう。
まとめ
今回は自営業の職種をランキング形式で紹介しました。専門知識や資格がいらないものから、国家試験に合格する必要があるものまで、さまざまな仕事があります。在宅・リモートワークに対応している職種もあるので、なるべく自分に合った仕事を選びましょう。
業務委託案件の多い職種では、良質な案件を見つけることと、ブランクを空けずに仕事を続けることが必要になります。働きやすく高単価な案件を探している人は、「ITプロパートナーズ」をぜひご利用ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!
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