フリーランスライターの年収と収入を上げる8つの方法【事例あり】

こんにちは、ITプロマガジンです。

場所を選ばず仕事ができるフリーランスライターは、人気の職業のひとつです。クラウドソーシングサイトなどでもライター案件は非常に多く掲載されていますが、どの程度の収入を得られるのでしょうか?

この記事では、フリーランスライターの平均年収や年収が高いライターと低いライターの特徴、収入アップの方法などを紹介します。また、年収1000万円を達成したライターの事例も紹介し、ライターの将来性や需要についても解説しています。

フリーランスライターとして独立したい人や収入を上げたい人は、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

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Contents

フリーランスライターの平均年収は?

フリーランスライターの平均年収について、フリーランス白書のデータを紹介します。

文筆系フリーランスの年収とその割合を表にまとめると以下のとおりになります。

年収割合
200万円未満32.0%
200~400万円未満26.9%
400~600万円未満21.5%
600~800万円未満8.2%
800~1000万円未満5.5%
1000万円以上3.7%
未回答1.8%

フリーランスライターには、ウェブライターのほかコピーライターなどさまざまな職種があります。フリーランス白書ではこういった職種はすべて「ライター」にまとめた上、編集者などの職種と合わせて「文筆系フリーランス」としています。

上の表から、フリーランスライター(文筆系フリーランス)の年収のボリュームゾーンは200万円未満、ついで200~400万円未満、400~600万円未満であることがわかります。つまり、平均年収はおよそ300万前後と言えるでしょう。

参考までに、正社員ライターの収入も紹介しましょう。正社員ライターの平均年収は求人ボックス給与ナビによると459万円です。ライターはフリーランスよりも正社員の方が平均年収が高いようです。

副業・在宅ライターはどのくらい稼げる?

フリーランスではなく、副業・在宅ライターとして稼ぐ場合の収入を紹介します。

クラウドソーシングサービスのLancersクラウドワークスなどを見ると、ライティングの案件は1文字0.1~1円のものが多く掲載されています。1時間で約2000字書けるとして、毎日1時間副業をすると30日で60,000字、約6万円の売上です。

クラウドソーシングサイトを利用した場合はここからさらに手数料などが引かれます。手数料を考慮すると、トータルで稼げる金額は月約5万円程度になるでしょう。

フリーランスライターの原稿料・文字単価の相場

フリーランスライターの原稿料の決め方は大きく3つあります。

  • 1記事あたりの記事単価で決める方法
  • 1文字あたりの文字単価で決める方法
  • 業務委託案件を受ける方法

の三つです。記事単価か文字単価かは案件によって異なります。それぞれの相場について紹介します。

1記事(1件)あたりの原稿料の相場

1記事あたりの原稿料の相場を表にまとめました。参考にしたのは各種クラウドソーシングサイトで公開されている案件です。

1記事あたりの原稿料の相場
初心者案件~1,000円
一般的な案件1000~1万円
スキル・資格・経験等が必要な案件1万~10万円
より専門的な知識・資格等が必要な案件10万円以上

初心者案件や一般的な案件は、簡単なリサーチで作成できるレベルです。実際に取材やインタビューが必要な案件だと1万円以上の単価が見込めます。医療や薬事、法律などの専門的かつ高度な知識・経験があれば、数万円から10万円以上の単価になることもあります。

1文字あたりの単価相場

1文字あたりの単価の相場は以下のとおりです。こちらもクラウドソーシングサイトなどを参考にまとめました。

1文字あたりの単価相場
スキルがいらない0.1~1円
少しスキルが必要1~3円
スキルが必要3円以上

ここでいうスキルはライティング以外のスキルも含まれます。主なスキルとしてはリサーチ能力やSEO、画像選定などが挙げられます。案件によっては、取材・インタビュー、写真撮影スキルも必要です。高単価案件を受けたい場合、ライティングだけでなくそれ以外のスキルの習得・向上は不可欠と言えるでしょう。

業務委託の報酬相場

業務委託を受ける働き方もあります。弊社ITプロパートナーズで実際に募集されている業務委託の月あたりの報酬相場は以下のとおりです。

業務委託1案件あたりの報酬相場
ライティング業務のみ〜月額19万円
企画作成・ライティング・リライト業務〜月額60万円

業務委託の特徴はライターとしてのライティング力だけでなく、SEOを意識した記事の骨子を構成するための専門性やマーケティング力なども求められます。そのため、ライティングのみの業務委託よりも、企画から記事を制作する業務委託のほうが報酬相場が高い傾向にあるのが特徴です。

高収入・低収入ライターの特徴

高収入ライターと低収入ライターには、それぞれ特徴があります。どのような特徴かについて、以下でまとめました。

高収入ライターの特徴

高収入ライターの特徴は、以下のとおりです。

  • 専門性の高いジャンルを担当している
  • 活動領域が幅広い
  • インフルエンサーとしても活動している

それぞれの特徴について解説します。

専門性の高いジャンルを担当している

高収入のライターは、専門性の高いジャンルを担当していることが多い特徴があります。例えば、医療や金融、保険などのジャンルは専門性の高いジャンルです。

専門性の高いジャンルの記事は正確性が求められるので、専門知識や経歴が必要になります。そのため、先ほど紹介したように一般的なSEO記事よりも案件単価は高い傾向にあります。専門性の高いジャンルは、誰もが執筆できるわけではないため、実績を積み重ねることで継続的に案件を受けやすくなります。

活動領域が広い

高収入ライターは、活動領域が広いのも特徴です。ライターとして案件の依頼を受けるだけでなく、自分でメディアを運営したり、編集者としての仕事を担当したりなど、高収入のライターはさまざまな活動をおこなっています。

例えば、ひとつのメディアのライティングだけが収入源だった場合、そのメディアの仕事がなくなると収入は途絶えてしまいます。高収入ライターは複数の収入源があるので、継続的に高収入を得られるのです。

インフルエンサーとしても活動している

高収入ライターは、インフルエンサーとして活動している人が多いのも特徴です。インフルエンサーの場合、クライアントから直接ライティングの依頼を高単価で受けられるメリットがあります。

世間に大きな影響を与えるインフルエンサーは、存在自体が広告塔として考えられています。そのため、SNSなどで影響力を持つことで、多くの企業から依頼される可能性が高まります。

低収入ライターの特徴

低収入ライターの特徴は、以下のとおりです。

  • クラウドソーシングに依存している
  • スキルや専門性を必要としない案件を受けている
  • 実績が少ない

それぞれ解説していきます。

クラウドソーシングに依存している

クラウドソーシングに依存しすぎて、低収入になってしまっているライターも少なくありません。クラウドソーシングは、未経験者・初心者でも受けられる案件が豊富にあるのがメリットですが、全体的に報酬は低めに設定されている傾向があります。

もちろん実績を積んでいけばクラウドソーシング内の案件でも高単価の仕事を受けられますが、その実績を別の形で活かしたほうが稼ぎやすいといえます。

例えば、実績を活かして別のサービスを利用したり、直接クライアントと契約したりなど方法はいくつもあります。また、ひとつのサービスに依存すると、一定以上の文字単価から抜け出せなくなるケースもあるので注意しましょう。

クラウドソーシングでのライティング案件は稼げる?口コミを基に調査

スキルや専門性を必要としない案件を受けている

スキルや専門性が必要ない案件ばかりを受けていることも、低収入ライターの特徴です。記事を書くのにリサーチも知識も必要ない案件は、低単価の傾向があります。

書くのが簡単ですぐに書き終えられるなどの理由で、比較的難しくない案件ばかり選んでいるといつまでも単価を上げられません。また、アピールできる実績につながらないケースもあります。

もともと専門的な知識がない内容でも、繰り返しリサーチしてライティングしていれば知識やスキルを得ることも可能です。努力して専門性を磨く意識を持つことが大切です。

実績が少ない

実績が少ないことも低収入ライターの特徴です。クライアントがライターに依頼する際は、ポートフォリオなどの実績が参考にされます。実績が少ないと、どのような文章を書くのか判断できないため、依頼されにくい傾向があるのです。

クライアントにアピールできる実績をつくるためには、ポートフォリオ掲載OKの記名記事の案件を積極的に受けることが大切です。

フリーランスライターとしてまず月収20万円を稼ぐ方法

フリーランスライターとして活動するなら、まずは月収20万円を安定的に稼ぎたいところです。月収20万円程度なら努力次第で到達できる範囲であるため、以下のステップを踏みましょう。

  • 1.クラウドソーシングなどで実績を積む
  • 2.執筆するジャンルを絞る
  • 3.単価の高い案件で数をこなす

それぞれのステップについて詳しく解説します。

1.クラウドソーシングなどで実績を積む

まず、月収20万円稼ぐにはクラウドソーシングなどで実績を積むことから始めましょう。月収20万円稼ぐには、ある程度単価の高い案件を受けなければなりません。

高単価の案件を受けられるようにするには、クライアントにアピールできる実績づくりが重要です。多くのライターが応募する高単価案件は、クライアントの目に止まる実績がなければ受けられないと考えておきましょう。

具体的には、クラウドソーシングで募集されている未経験や初心者向けの案件をこなすことです。数多くこなしていけば、実績により徐々に単価の高い案件を受けられるようになります。また、多くの案件に対応するので、スキルや経験も得られるでしょう。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

2.執筆するジャンルを絞る

多くの案件をこなし実績がついてきたら、執筆ジャンルを絞って対応しましょう。ジャンルを絞ることで専門性が高くなり、そのジャンルを執筆できることが自分の強みになります。

ジャンルの絞り方は、自身のこれまでの経験や得意な分野で絞っていくとよいでしょう。例えば、金融系の仕事に従事していた経験があるなら、金融ジャンルに特化したライターになることができます。

ジャンルに強みをもたせておくことで、専門性が必要な高単価案件に応募できるようになるため、安定して稼げるようになるでしょう。

3.単価の高い案件で数をこなす

高単価案件を受けられるようになったら、数をこなすようにしましょう。専門性のある記事を書いていけば実績も重ねられるので、複数のクライアントから依頼を受けられるようになります。

クライアントとのつながりができれば、そのクライアントが運営するほかのメディア記事を依頼されるケースもあるので、より安定した収入を得られるようになるでしょう。比較的単価の高い記事を複数依頼されるようになれば、月収20万円稼ぐのは難しくはありません。

フリーランスライターとしてさらに高収入を目指す8つの方法とは?

月収20万円程度を安定して稼げるようになったら、さらに上を目指しましょう。
フリーランスライターとして、高収入を稼ぐ方法を8つ紹介していきます。

1.専門性を高める

専門性を高めることで、さらに収入を増やせる可能性があります。過去の経験を洗い出して、専門性を極められる分野がないか再度確認しましょう。

また、1つのジャンルに絞って専門性を極めるのではなく、複数のジャンルで専門性を磨くことで他のライターに差をつけられます。専門性を高めるためには、しっかり選んだジャンルについて勉強する時間を設けることです。記事を執筆するだけでなく、インプットの時間も確保しましょう。

2.積極的に単価交渉する

積極的な単価交渉も、高収入につながる重要なポイントです。単価交渉しなければ、いつまでたっても同じ報酬なので収入アップにつながりません。

交渉には「クレームと思われたらどうしよう」「お世話になっているからいいづらい」「契約を切られるかもしれない」などの不安はあると思います。ただ、いつまでも同じ単価なら収入も変わりません。

ある程度執筆を繰り返していれば、スキルや専門性も養われているはずです。単価交渉は、自信をもって積極的におこないましょう。

3.直接メディアに営業をかける

直接メディアに営業をかける方法もあります。自分が得意とするテーマで発信しているメディアに直接メールを送って営業する方法などです。

メディアによっては「ライター募集中」としているケースもあるので、そういったメディアを探してみるのもいいでしょう。ポートフォリオを作成しアピールすれば、担当者に好印象を与えられます。

直接メディアと契約するため、仲介手数料などがかかりません。そのため、高収入につながる可能性があります。

4.信頼できるクライアントと契約する

自分に合った信頼できるクライアントとの契約は、高収入につながります。自分に合ったクライアントに出会えれば、優先的に案件を依頼してくれたり単価交渉にも柔軟に対応してくれるでしょう。

低い単価で仕事を出し続けるクライアントや案件数を確保できないクライアントと長く付き合うことは、収入を増やす機会を失う行為です。ひとつのクライアントに依存せず、信頼できるクライアントに出会うためにも、積極的に複数のクライアントと関わるようにしましょう。

5.編集者・ディレクターにキャリアアップする

編集者・ディレクターにキャリアアップすることで、収入アップを目指せます。編集者・ディレクターはクライアントとの打ち合わせや、ライターへの執筆依頼など記事の管理を担当するポストです。

ライターとしての報酬とは別に編集者・ディレクターの報酬が受けられるので、収入はアップします。また、編集者・ディレクターの経験は、高単価案件の応募条件にも含まれることが多いので、仕事の幅が広がるメリットもあります。

優秀なWebディレクターに必要なスキル20選を一覧で紹介

6.アフィリエイトブログを運営する

自分でアフィリエイトブログを運営する稼ぎ方もあります。ライターとしてのライティング経験を活かせるので、スムーズに稼ぎ口を増やせる方法です。

また、アフィリエイトブログでのライティング経験もライターの仕事に活かせるので、相乗効果を得られます。そのためアフィリエイトブログの運営は、ライターの仕事と相性が良いといえます。

7.ライティング講座を企画・販売する

自分の経験を活かし、ライティング講座を企画・販売するのも一つの方法です。現在はMENTAなど、自分の講座を企画し、販売できるサービスがあるので、積極的に活用するとよいでしょう。

また、講座を実施することでライターとしての知名度UPにもつながります。インフルエンサーの活動にもつなげられれば、企業案件も獲得できる可能性があります。

8.フリーランスエージェントを活用する

エージェントを活用しましょう。エージェントは、フリーランスのスキルや希望をもとに、マッチングする企業を紹介してくれます。クラウドソーシングのようにマッチングの場を提供するだけではないため、よりよい条件の案件が見つかりやすいという特徴があります。弊社ITプロパートナーズでも、以下のようなライターの案件を取り扱っています。

弊社ではこの他にも多くのフリーランス案件を扱っています。「フリーランスとして独立を考えているけど仕事獲得が不安…」「今よりも高単価な案件を獲得したい」と考えている方は、ぜひ弊社ITプロパートナーズをご利用ください。

あなたのスキルに合わせて、最適な案件をご紹介させて頂きます。

フリーランスライターとして年収1000万は可能?事例を紹介

フリーランスライターとして年収1000万円を稼ぐ人の事例を紹介します。

まずは、秋カヲリ(萩原かおり)さんの事例です。秋さんは独立後1年半で年収1000万円を達成しました。宣伝会議オンラインに年収1000万円に至るまでのコラムが掲載されています。

このコラムによると、秋さんは独立前からライター募集案件を探し、退職時にすでにいくつか案件を持っていたそうです。さらにWebマーケティングの知識やPhotoshopを使う技術なども身につけ、YouTuberに取材するメディアも立ち上げました。ライティング以外の技術や自分でメディアの立ち上げなどの努力が高収入に結びついた例といえるでしょう。

もうひとりは、イケダハヤトさんです。イケダさんはもともと東京のブロガーでしたが、独立後に地方に移住。ブログを中心にYouTubeやオンラインサロンでも活動し、2018年にはブログで年収2400万円を達成したと報告しています。イケダさんも、ライティング以外にも活動を広げて収入を広げている例といえるでしょう。

この2つの事例から、ライターとして年収1000万円を達成することは可能であると考えられます。ただし、自分のスキルを活かして、ライター以外の活動も行うことは避けて通れないようです。

フリーランスライターになるメリット・デメリット

フリーランスライターになるメリットとデメリットをそれぞれ紹介します。

フリーランスライターのメリット

フリーランスライターのメリットには以下の3つが挙げられます。

  • 自由に仕事を選べる
  • 働く時間・場所にとらわれない
  • 著名人と出会える可能性がある

それぞれのメリットについて説明します。

自由に仕事を選べる

フリーランスライターになれば、自由に仕事を選べます。自分の得意、好き、興味があるジャンルを選んで仕事を行うことも可能です。

働く時間・場所にとらわれない

フリーランスライターは、時間・場所にとらわれず働けます。フリーランスライターの中には、日本・世界各地を旅しながら働くライターもいます。

著名人と出会える可能性がある

フリーランスライターには、著名人と出会える可能性があります。特にインタビューの仕事を中心にしている場合は、知識人や政財界の著名人、タレントやスポーツ選手などと直接会い、話を聞ける機会ができやすくなります。

フリーランスライターのデメリット

フリーランスライターのデメリットとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 収入が安定しない
  • 自己管理が必要になる
  • 稼げるまで時間がかかる

それぞれについて説明します。

収入が安定しない

まずは、収入が安定しないことです。令和2年5月に内閣官房日本経済再生総合事務局が発表したフリーランス実態調査結果によると「フリーランスとして働く上での障壁」について約6割の人が「収入が少ない・安定しない」ことを挙げています。

継続案件を獲得する、収入が多い月に貯蓄しておく、月々の経費を抑えるなどの対策が必要です。

自己管理が必要になる

フリーランスライターは自己管理力が必要です。スケジュールや金銭の管理はもちろん、健康管理も自分で行わなければいけません。アプリなどを活用して、自己管理に努めましょう。

稼げるまで時間がかかる

稼げるまで時間がかかることもデメリットのひとつです。

つなぐマーケティングがフリーランス400名を対象に行ったアンケート調査によると、独立しているフリーランスの40%あまりが、年収100万円以下と返答しています。この調査対象の約7割は、比較的経験が浅いフリーランス歴3年以下の人たちです。ここから、経験年数が浅いうちはなかなか稼げないことがわかります。

フリーランスライターの将来性と需要

最後に、フリーランスライターの将来性と需要について説明します。

まずは需要についてです。

近年、記事にはより高い質が求められるようになってきました。たとえばSEO記事を書くにしても、最新のSEOの知識がないと難しい場合が出てきています。

つまり、ライターに対する需要は、数ではなく質にシフトしているといえるでしょう。

その一方でライバルは増加傾向です。特にWebライターは参入障壁が低いため、クラウドソーシングのクラウドワークスLancersともに登録者数はここ数年で増加。ライター専門のクラウドソーシングサービスも複数誕生しています。

しかし、このライター全員が「質の高い記事を作成する」という需要を満たせるとは限りません。専門性や知識を高め、より高品質の記事を書けるようになれば、ライバルから一歩抜け出せる可能性は十分にあります。

続いて、将来性についてです。結論から言うと、ライターの将来性は「いかにスキルを応用できるか」にかかっているといえます。

年収1000万円以上稼いでいるライターとして紹介した二人は、いずれもライティング以外のスキルも磨き、活用していました。

ライティングのスキルはブロガーやマーケターとしても応用できます。いかに自分のスキルを応用し、活動の幅を広げていくかによって将来性は大きく左右されるといえるでしょう。ライター以外の活動も視野にいれ、生き残り戦略を立てることも必要です。

まとめ

フリーランスライターは、場所や時間にとらわれず、好きな仕事を選んで働けます。近年は特に人気で、ライターとして活動し始める人も増えています。

しかし「稼げる」ライターになるには、スキルや専門性を高めることが不可欠です。さらなる収入アップを求めるのであれば、スキルアップだけでなく、ディレクターやマーケター、ブロガーなどへ活動の幅を広げることも検討しましょう。活動の場を広げることができれば、年収1000万円の達成も夢ではありません。

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