汎用性の高いプログラミング言語として知られている「Java」。フリーランスエンジニアとしてJava案件を探している方もいるでしょう。
本記事ではJavaの特徴やJava案件の傾向を解説したうえで、具体的な業務内容や募集状況をご紹介します。さらにJava案件の探し方や必要なスキル、Java案件を扱うおすすめフリーランスエージェントについても触れていきます。
フリーランスとしてJava案件の獲得を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
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Contents
- 1 Javaとは?言語としての特徴やメリット・デメリット
- 2 フリーランスエンジニアが知っておくべきJava案件の動向
- 3 フリーランスのJava案件の種類と業務内容
- 4 【働き方別】Javaの在宅・リモート案件の募集状況と案件例
- 5 【稼働日数別】フリーランスのJava案件の募集状況と案件例
- 6 【経験別】フリーランスのJava案件の単価相場と案件例
- 7 フリーランスエンジニアのJava案件の探し方
- 8 Java案件を取り扱うおすすめのフリーランスエージェント
- 9 未経験・初心者がJava案件を獲得する方法
- 10 Java案件で活躍するための必須スキル・経験
- 11 より高単価のJava案件を獲得するために必要なスキル・経験
- 12 Java案件は減少リスクは低く将来性が高い
- 13 まとめ
Javaとは?言語としての特徴やメリット・デメリット

そもそもJavaとはどのようなプログラミング言語なのでしょうか。フリーランスエンジニアとしてJavaを利用する前にそのメリット・デメリットなどの特徴をしっかり押さえておきましょう。
Javaの特徴
「Java」はプログラミング未経験者の方でも一度は聞いたことがあるくらい代表的なプログラミング言語です。システム開発、ゲーム開発、IoTへの組み込みシステムなどさまな用途で利用され、世界的なシェアも非常に高く人気があります。
Javaの大きな特徴はオブジェクト指向の言語であることです。オブジェクト指向とはプログラムの設計や実装における手法の1つです。オブジェクト指向にはプログラムの「独立性」、「再利用性」、「拡張性」に優れているといった特徴があります。このような特徴から、Javaはシステムの開発や修正が容易な言語として知られています。
そのため大手の大規模開発案件に採用される機会も多く、日常的に利用しているシステムの多くにJavaが採用されています。
Javaにはオブジェクト指向であるというメリットがある
Javaの最大のメリットとしては先ほど記載したようにオブジェクト指向である点です。これにより大規模なシステム開発でも比較的容易に行うことができ、迅速なアップデートなどの対応が可能なため、ユーザーが満足いくサービスを提供できるようになっています。
それ以外にも銀行や証券といった大規模システムにも対応できるように処理速度が速く、セキュアな言語であるため、大企業の案件の多くに採用されています。最近ではAndroid用のスマートフォンアプリ開発にも採用される機会が多くなってきていることから将来性も高い言語だといえます。
一方でJavaは習得に時間が掛かるというデメリットも
Javaのデメリットはオブジェクト指向の習得に時間がかかるという点です。メリットとして紹介したオブジェクト指向ですが、プログラミング初心者の方だとオブジェクト指向を習得するのが難しく挫折ポイントとしても挙げられます。
一度習得してしまえば非常に便利なオブジェクト指向ですが、実践環境で使えるようになるにはある程度の時間と経験が必要となってきます。
フリーランスエンジニアが知っておくべきJava案件の動向

フリーランスエンジニアが案件を獲得するためには、まず案件の動向と単価の傾向を知っておくことが必要です。ここではJava案件の最新動向と単価の傾向についてご紹介します。
案件の動向
Javaは大規模な業務系システムで利用されていることが多いため、大企業での案件が多い傾向にあります。また案件の内容としてはサーバーサイド(システムの裏側の処理)の開発が多いという特徴もあります。
近年はAndroidのスマホアプリ開発にもJavaが使われるようになりました。そのためスマホアプリ開発案件も増えているのが現状です。一方でiPhoneアプリにはJavaはあまり使われていません。
フリーランスエンジニアの働き方として在宅・リモートワークが注目されていますが、Java案件に関しては在宅・リモートワーク可能な案件はそれほど多くないのも特徴です。大企業の業務系システム案件などはセキュリティの観点から社外にデータを持ち出すことができないケースも多いためです。
ただし新型コロナウイルスの影響で在宅ワークの必要性が増しているのも事実なので、今後はこれらの案件も在宅ワークでできるようになってくるかもしれません。
単価の傾向
Java案件の単価の傾向を知るためには、経験年数で見るとよく分かります。経験年数ごとの月あたりの単価の目安を下表にまとめました(週5日常駐勤務の場合)。
経験年数 | 単価の目安(月額) |
---|---|
実務未経験 | 20万~25万円 |
半年 | 25万~30万円 |
1年 | 30万~40万円 |
2年 | 40万~50万円 |
3年以上 | 50万~60万円 |
5年以上 | 60万円以上 |
経験年数を積むにつれて単価が上がる理由は、任される仕事の範囲や難易度、責任が増えるためです。経験年数が5年以上になるとPM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)などマネジメントを担当する案件も多く、Java以外の幅広いスキルも求められるため、月60万円を超える案件も多くなってきます。
フリーランスのJava案件の種類と業務内容
フリーランス向けのJava案件にはさまざまな種類があります。代表的な種類と業務内容をチェックしていきましょう。
Webアプリケーション開発
Java案件のなかでも多いのがWebアプリケーションの開発案件です。Javaは業種・分野を問わずあらゆるWebシステムで採用されているため、その分フリーランスのJava案件も多い傾向にあります。
モバイルアプリケーション開発
現在Androidアプリの開発はJavaが主流となっています。特に大企業向けのAndroidアプリ開発はJavaを使うことが多いようです。
Androidアプリの開発案件では「kotlin」というプログラミング言語を利用することも多いですが、kotlinはJava言語を簡素化・安全化した「サブセット言語」なので、Javaのスキルがあれば容易に習得可能です。
基幹システム開発案件
基幹システムとは企業の主要業務を支えるシステムの総称です。基幹システムを構成する業務システムには以下のようなものがあります。
- 在庫管理システム
- 販売管理システム
- 購買管理システム
- 会計システム
- 人事給与システム
基幹システム開発は費用もプロジェクト規模も大きくなるので、クライアントは大企業がメインです。プロジェクトメンバーも多いため、ある程度エンジニアとしての経験を積んでいる人であればプロジェクトマネジメントに関われるチャンスも出てくるでしょう。
組み込み系システム開発
組み込み系システムとは、家電製品や産業用機器、ドローンやロボットなど「独立した機械の中に組み込まれたコンピューターを制御するためのシステム」です。近年はJavaで開発する案件も増えてきました。
IoT機器や自動運転システム等の開発ニーズが高まっている昨今、組み込み系システム開発の経験があれば将来的に活躍の幅が広がるでしょう。
保守・運用・改修
基幹システムは中・長期的な利用を前提に開発されるため、保守・運用やシステム改修のニーズも多い傾向にあります。基幹システム開発の経験があるJavaエンジニアなら、保守・運用やシステム改修に必要な知識・スキルに共通点も多いため案件獲得のチャンスも高まるでしょう。
弊社「ITプロパートナーズ」では、その他多くのJava案件・求人を取り揃えております。ぜひご相談ください!
【働き方別】Javaの在宅・リモート案件の募集状況と案件例
ここではJavaの在宅・リモート案件の募集状況と案件例を紹介します。またほかのIT系案件に比べて在宅・リモート案件が少ないといわれるJava案件ですが、その理由についても解説しているのでチェックしてみてください。
Javaのリモート案件例
弊社「ITプロパートナーズ」で「Java リモート」案件を検索すると、記事執筆時点(2021年4月)の募集中案件は「16件」ヒットしました。JavaScriptが「46件」、PHPが「27件」なので、それらのリモート案件と比べると少ない傾向にあります。
働き方は週3日から週5日勤務がメイン。一部リモートワークOKの案件だけでなく、完全リモートワークの案件もあります。クライアントの業界は多岐にわたりますが、バックエンドエンジニアやサーバーサイドの案件が多く見られます。
以下は現在募集中のJavaの在宅・リモート案件の例です。ご自身の経験・スキルや働き方に合った案件を探してみてはいかがでしょうか。
なぜJavaは在宅・リモート案件が少ないのか
なぜJavaの在宅・リモート案件が少ないのかについて、弊社敏腕エージェントである冨士本へヒアリングをおこないました。
冨士本 Javaを使用した開発求人案件としては、仕様がある程度固まっているウォーターフォール型開発プロセスを採用している現場と、作りながら仕様を固めていくアジャイル型開発プロセスを採用している現場の両方が混在しています。
前者のウォーターフォール型開発プロセスを採用している現場では、システム要件をもっている企業がシステム開発会社、いわゆるSIerやソフトウェアハウスに発注するスタイルが多いです。
このスタイルでは、2つの働き方があります。
1つは、システム要件をもっている会社である事業会社に常駐する働き方。この場合は事業会社に常駐することが求められますので、基本的に在宅で働くという働き方が認められないケースがほとんどでしょう。
もう1つは、事業会社が一括請負でSIerに発注するケースで、この場合SIerのオフィスで開発を行います。この場合はSIer側のセキュリティ体制などにもよりますが、最近だと一部リモートを認める動きもありますので、前者の常駐スタイルよりは在宅ワークができる可能性があるといえるでしょう。
ただし、発注元である事業会社側の要望で、SIer側の在宅ワークが認められない場合もあるのでこのケースでは在宅ワークは難しいでしょう。
開発プロセスをアジャイルで進める内製の文脈では、ディレクター、PMやデザイナが、各エンジニアと開発を進めつつ、会話をしながら、仕様を固めていく開発プロセスといえます。
初めてのクライアントでは、信頼関係がないために、隣で作業をしてもらいたいという意向も多いので、しばらくは信頼関係構築期間を置いたうえで、開発の内容などによって、外注や在宅を提案してみるというのはありかもしれませんね。
ー では、どのような求人案件が在宅を認めるケースが多いのでしょうか。
冨士本 やはり「客先常駐型」のSIerビジネスではなく、「自社開発」の文脈でエンジニアを募集しているかどうかでしょう。客先常駐型ではセキュリティ・契約などの観点で在宅作業が認められないことがほとんです。一方で自社開発では比較的柔軟な対応をするケースが増えてきています。
また、自社開発であっても、案件に関わる人数の規模感によって柔軟な働き方を認めるか否かという点で変わってくるでしょう。数十人以上など、それなりに案件に関わっている人が多数の場合は、マネジメントの観点で柔軟な働き方が認められないことが多い印象です。逆に数人〜10人程度の小規模案件であれば柔軟な働き方を認める企業も増えてきています。
しかしながら、昨今のコロナショックの影響で在宅・リモート案件が増えています。その辺りは担当エージェントと擦り合わせてみてください。
Javaのリモート案件が多くないことには上記のような理由があるのですね。たしかに案件数はそれほど多くはありませんが、弊社「ITプロパートナーズ」ではリモートワーク可能なJava案件も取り扱っているので、興味のある方はぜひご相談ください。
【稼働日数別】フリーランスのJava案件の募集状況と案件例
次は稼働日数別のフリーランスのJava案件について、募集状況と案件例を見ていきましょう。
週2〜3日のJava案件の募集状況
弊社ITプロパートナーズで週2〜3日の「Java リモート」案件を検索すると、記事執筆時点(2021年4月)の募集中案件は「9件」ありました。
Androidアプリの開発案件やサーバーサイド案件など案件の種類は多岐にわたります。また在宅・リモートワーク可能な案件は9件中7件ありました。
週4〜5日のJava案件の募集状況
同じくITプロパートナーズで週4~5日の「Java リモート」案件を検索すると、記事執筆時点(2021年4月)の募集中案件は「12件」ヒット。そのうち在宅・リモートワーク可能な案件は9件でした。
Androidアプリの開発案件やサーバーサイド案件に加えて、新入社員向けのエンジニア講師という案件もあります。
またクラウドソーシングサービスの案件では件数もさらに多く、クラウドワークスで35件、ランサーズで177件の案件が掲載されていました。
内容は基幹システムの開発・改修やアプリケーション開発の案件が中心。ランサーズでは講師の案件も多く見られました。週の勤務日数や勤務時間は明記していない案件も多くありますが、明記されているものでは週4日から5日の案件が多いようです。
【経験別】フリーランスのJava案件の単価相場と案件例
ここでは実務経験年数別の案件の単価相場と案件例を見ていきましょう。
実務経験1〜2年の比較的簡単な案件
フリーランスエージェントでは実務経験3年以上の案件がメインとなります。そのためITプロパートナーズでも現在募集中の案件はありませんが、過去には実務経験1~2年程度でも応募可能な案件もありました。
案件内容としては、システム移行プログラムの開発やサブスクリプション型サービスの開発・テストなどのアプリケーション開発案件がメイン。必要スキルはJava開発経験が1年以上などJavaでの開発経験を求められるものもあれば、Javaでない言語の開発経験があれば応募できるものもありました。
またシステム開発にはシステムが仕様どおり作動するかテストも並行して行うのが一般的なので、テスト項目の作成・実施経験も求められます。
単価は「週3日勤務で最大40万円」、「週5日勤務で最大50万円」といったものでしたが、実務経験3年以上のJavaエンジニアも募集可能な案件であるため、実務経験1~2年程度のエンジニアはこの金額より低くなることが予想されます。
実務経験3〜5年の中堅向け案件
ITプロパートナーズで募集している案件では、Javaエンジニアで実務経験が3〜5年の場合、週4日から5日勤務で約50万〜70万円が単価の相場です。年収で表すと600万〜840万円程度と、企業勤めのエンジニアの平均年収と比較すると高給であることが分かります。
案件の内容はアプリケーションなどの開発案件がメイン。必要スキルや経験は当然Javaでの開発経験が求められますが、「サーバーサイドの開発案件」、「アプリ開発経験」さらには「フルリモートの経験」などその案件にマッチした即戦力となる経験が求められる傾向にあります。
実務経験5年以上のハイレベル案件
Javaエンジニア実務経験年数5年以上のフリーランス案件の単価相場は約90万〜100万円以上と高単価になっています。案件の内容はAndroidアプリ開発やサーバサイドの開発案件が中心です。Androidアプリ開発は近年ニーズが高まっているため、それに伴い単価も高くなっていることが考えられます。
必要スキル・経験は5年以上の実務経験に加えて、データベース等のインフラ関連スキルやKotlinなどJava以外の言語の経験、マネジメント経験など幅広いスキルや経験が求められる傾向にあります。
これ以外にも弊社では週2日〜働ける高単価案件を数多く取り揃えております。「自分に合った案件を見つけて欲しい…!」「今よりも生産性を高めたい!」と考えている方は、ぜひお気軽にご相談ください。
フリーランスエンジニアのJava案件の探し方
フリーランスエンジニアでJava案件を探す方法はいくつかありますが、ここでは代表的な案件探しの方法をご紹介します。
フリーランスエージェントを利用する
フリーランスエージェントを利用することで、個人では難しい大手との取引や、高単価案件を紹介してもらうことができます。
また契約面や税金面など、エージェントサポートが受けられるため、安心してお仕事に取り組むことが可能です。
さらには「在宅案件」「週2案件」など、こちらの要望を伝えることで、1人ひとりに合ったお仕事を紹介してもらえます。
弊社ITプロパートナーズでは
- 高単価案件の紹介
- 契約、税金面のエージェントサポート
- リモート・在宅、週2日の案件
全てのサポートを兼ね備えております。
Javaを扱うエンジニアの方でフリーランスを目指す方はぜひ一度ご相談ください!
SNSで情報発信・収集する
近年では、SNSを利用してフリーランス案件を探すことも可能となってきています。個人の案件から企業が直接求人を出していることもあり、幅広いジャンルの案件を探すことができます。
また、仲介業者を挟まない直接契約となるので報酬やスケジュールの交渉はしやすいです。
しかし、その反面自身で契約やマネジメントして売り出していかないといけないのでフリーランス駆け出しの方にはおすすめできません。
知人から紹介してもらう
元々エンジニアとして働いていた人であれば業界にコネがあることも多いのでそこから案件につなげることもできます。知人からの紹介のため仲介料や紹介料も発生することは少なく、安心して案件受注につながります。
しかし、エンジニアの知人が少ない方だと紹介してもうことが難しい方法のため未経験者の方にはおすすめできません。
クラウドソーシングサービスを利用する
最近ではクラウドソーシングサイトも多く存在してきており、利用者も増えつつあります。クラウドソーシングサイトのメリットとしては面倒な手続きが不要で案件受注につなげることができる点です。
気軽に案件を見つけることができる一方、不当に単価が低い案件や報酬から仲介手数料が引かれてしまうなどのデメリットもあります。
Java案件を取り扱うおすすめのフリーランスエージェント
ここではJava案件を取り扱うフリーランスエージェントをご紹介。それぞれの特徴をふまえて、ご自身に合ったエージェントを利用してみましょう。
ITプロパートナーズ

「週5でフルタイム勤務はしたくない」。そんなエンジニアに嬉しい週2、週3案件が豊富なITプロパートナーズ。フリーランスエンジニアを支援する会社では先駆け的な存在といえるでしょう。
利用企業数は2,000社以上。間に仲介会社を挟まず直接クライアントと契約しているので、高単価で魅力的な案件が多いことも特徴です。
また起業家・フリーランスの支援をするために始まったサービスのため、求められるスキルが高い分、週2〜3日、リモートワーク可などフレキシブルな働き方ができる案件が多い点もメリットです。
「週2〜3日で稼ぎながら、独立・起業に挑戦したい!」という方におすすめのエージェントになります。
レバテックフリーランス

運営会社は、ヒカリエを拠点に構えるレバテック株式会社。レバテックフリーランスは、抱えている案件数が業界内でもNo.1と呼べるほど多く、希望に沿った案件を紹介してもらえます。
さらに専任コーディネーターはクライアントとの顔合わせに同席し参画中から参画後もしっかりサポート。最も有名なフリーランスエージェントといっても過言でなく、まずはレバテックフリーランスに登録してみるという駆け出しのフリーランスエンジニアも大変多いです。
案件の単価も高額なものが多く、紹介してもらえる分野も幅広いためどこのエージェントが良いか悩んだ場合、真っ先に検討するべきエージェントの1つです。
Midworks(ミッドワークス)

フリーランスエージェントでも正社員並みの保証が受けられるのがMidworksの最大の特徴です。
ご自身のスキルに見合った額を補償してくれる給与保証制度(審査あり)は、正社員のような待遇でフリーランスとして働きたいエンジニアを虜にします。
さらに、交通費や書籍代などを支援してくれる「経費補助」や、映画やレストランの割引が受けられる福利厚生サービス「リロクラブ」への加入などの特典も。フリーランスと正社員双方のメリットを得たい方はMidworksがおすすめです。
Bizlink(ビズリンク)

ハイクラス層に強いエンジニア案件の取り扱いがあるBizlinkは、副業支援を行うフリーランスプラットフォームでもあります。週1案件からフルタイム常駐・リモート案件などもあるのでワークライフバランスを見直したいエンジニアにも嬉しいエージェントです。
契約は直請けなので高単価案件が多いのもポイントです。他エージェント比べて、IT業界以外の案件が豊富で、口コミでも「ほかでは見かけない面白そうな案件が多い」という声もあります。
その一方で週末勤務になることが多いため、「休日はゆっくり休みたい」「趣味を楽しみたい」という方には不向きかもしれません。
未経験・初心者がJava案件を獲得する方法
初めてJava案件を獲得するためにはそれに向けた対策や案件探しのコツがあります。これからJava案件を獲得したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
未経験も可能な案件に応募する
フリーランスのJava案件は経験者でないと応募できないものがほとんどです。特にフリーランスエージェントの案件では最低でも3年以上の経験が求められます。
一方、Javaの基本スキルを習得していることが前提ですが、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスでは未経験OKの案件もあります。エージェントの案件より単価は低くなるというデメリットもありますが、まずは実務経験を積みたい方は応募してみるのもよいでしょう。
社内業務・副業で経験を積む
まずは社内業務や副業で案件を獲得して経験を積む方法もおすすめです。本業での収入はしっかり確保しつつ実績を作れるので、余裕をもって取り組むことができます。
また仕事として関わるため必要な基礎がしっかり身に着く、同僚や先輩と磨き合うことができるといったメリットもあります。
ただし本業に影響が出ないよう、働き方や請け負う業務量は十分考慮する必要があります。
スクールで学ぶ
これからJavaを学ぶ方はスクールに通って学ぶのもよいでしょう。体系的にJavaの基礎を学ぶことができ、分からないところは講師に聞くことで効率よく解決できるのがメリットです。一方、スクールに通うためにはまとまった金額の授業料がかかるといったデメリットもあります。
Javaを学べるスクールには以下のようなものがあります。
- TechAcademy(テックアカデミー)
- 侍エンジニア塾
- CodeCamp
- KENスクール
スクールを選ぶポイントとしては、オンライン学習が可能なところや、案件紹介や資格取得支援があるところがおすすめです。効率的に学習でき、案件獲得がスムーズになるので、高い授業料を有効活用できます。
独学する
スクールに通うのではなく、独学で勉強してJavaの基礎を身に着ける方法もあります。「関連書籍」、「動画」、「サイト」など自分に合った方法を選びたい方や、自分のペースで学びたい方にはおすすめです。またスクールほど費用がかからないといったメリットもあります。
ただし勉強方法によっては知識に偏りが出たり、上級者や経験者からのフィードバックが受けにくいなどのデメリットもあるため、効率的に習得しにくい可能性もあります。
選考・面接対策を万全に行う
Java案件を獲得するためには、選考や面接対策をしっかり準備しておく必要があります。同じJava案件でも案件の内容によって求められるスキルや人物像は変わってくるので、どのような経験・スキルが求められているのかをチェックしたうえで応募案件を選んだりアピールしたりすると効率的に案件を獲得できます。
たとえばアプリ開発案件ではインフラ周りの知識を持ち合わせていたり、新しい技術に敏感で柔軟に対応できたりするタイプの人が重宝されるでしょう。一方で大企業などの業務系案件では、大規模プロジェクトでの経験やチームでプロジェクトを遂行するためのコミュニケーション力・調整力が求められます。
また面接対策も重要です。必要なスキルや経験は条件を満たしていても、職務経歴書の書き方や面接の印象が良くないことで案件を獲得できない可能性もあります。
Java案件で活躍するための必須スキル・経験

ここではJava案件で活躍するための代表的なスキル・経験をご紹介します。
言語への専門知識
Java案件にはJava言語だけでなく、それ以外の言語を扱うものも多くあります。そのためJavaと相性の良い言語を習得しておくと活躍の幅が広がりやすいでしょう。
たとえばJavaと相性の良い言語にはRubyやPythonなどがあります。またKotlinはAndroidアプリの開発案件で頻繁に使われる言語でJavaとの共通点も多いため、Javaの知識があれば比較的容易に習得可能です。
アプリケーション開発経験
アプリケーション開発はJava案件のなかでも多い案件の1つです。Webアプリケーションの開発案件はもとより、近年はスマホの普及の影響でスマホアプリ開発のJava案件も増えてきました。大企業の大規模システム開発とは必要とされるスキルや動きが異なってくるので、アプリケーション開発の経験を積んでおくことで大規模システム開発以外の案件で活躍できるチャンスも人がるでしょう。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルはJavaエンジニアが仕事をスムーズに進めるうえで重要な要素です。特に大規模プロジェクトではメンバーやクライアントとのコミュニケーションがうまく行っているかどうかで、進捗状況は大きく左右されます。
コミュニケーションスキルは大きく分けて「伝える力」と「受け取る力」の2種類があります。プレゼンや面接が得意など「伝える力」に秀でている人、一方でクライアントやプロジェクトメンバーの要望を汲み取るのが得意な「受け取る力」が優れている人など、コミュニケーションの種類によって得意・不得意が分かれる場合もあります。
自分に不足しているコミュニケーションスキルがあれば、意識的にそこを克服できるようにしておくとよいでしょう。
UI/UXの構築スキル
UI/UX(ユーザーインターフェイス/ユーザーエクスペリエンス)とはWebデザインに関連する仕組みです。スマホアプリの開発案件などで必要になるので、これらの知識を持ち合わせていると活躍できる案件も増えてくるでしょう。
関連システムの知識
Java案件で幅広く活躍するためには、サーバー、ネットワーク、データベースなどのインフラ関連の知識があると便利です。サーバーサイドの案件ではJavaでサーバー側のシステム構築を行うため、インフラ関連の知識やスキルが求められます。
より高単価のJava案件を獲得するために必要なスキル・経験

基本的に単価相場の高いJava案件ですが、ここではより高単価の案件を獲得するために必要なスキルと経験をご紹介します。
上流工程やPMとしての経験
プログラマーのようにプログラミングだけを行うエンジニアよりも、SEのように上流工程や下流工程もこなせる人材になると高単価案件につながります。
そのなかでも要件定義や基本設計書作成から携わることができると顧客からの信頼にもつながります。またプロジェクト全体を管理するPMになると技術者であるエンジニアより高単価案件が多いです。
ただし、多くのPM案件は経験者でなければ受注できないことが多いので現役SEの方はPMを経験してからフリーランスを考えた方が良いです。
大企業やスタートアップなどあらゆる規模での開発経験
Javaのフリーランスエンジニアの案件の規模は大企業からの大きなシステムからベンチャー企業のスタートアップまでさまです。
大規模案件ばかりこなしているとスタートアップ案件のスピード感や最新の技術についていけない可能性があります。反対にスタートアップ案件ばかり携わっていると大企業の大規模システムの構成やロジックの理解に乏しくなってしまうこともあるでしょう。
対応できる案件の幅を自ら狭めずに多様な案件をこなせるようになると市場価値が上がり高単価案件を獲得しやすくなります。
Webサービスだけではないシステム系やアプリ開発の経験
「Webサービスのみ」や「システム開発のみ」のように1つの業務内容だけを実績として積むよりも、幅広いジャンルの業務内容に携われる方が高単価案件につながります。
システムの世界では流行りの移り変わりが非常に速く、常に新しい技術が開発されているのでそのスピードについていけるようにさまな業務経験は非常に大切です。特にAndroidアプリの開発は世界的に需要が高く、近年では最も稼げるジャンルの1つといえます。
Java案件は減少リスクは低く将来性が高い
今後、Pythonなど人工知能等の分野で注目されている言語の利用が広がる可能性はありますが、当面はすでに実績のあるJavaで開発する流れが大きく変わることは考えにくいでしょう。
また、新規構築案件は減ったとしても、すでに動いているJavaで組まれたシステムの改良・改善の保守案件は継続して発生するでしょう。特にJavaは汎用言語として、企業の基幹システムなどにも使われていることが多いため、このニーズは大きいと思われます。従ってエンジニアからも安定して常に人気となっている言語です。
例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)のオウンドメディアであるIEEE Spectrumが独自の指標からプログラミング言語をランキング化した「The Top Programming Languages 2019」によると、JavaはPythonに次いで2位という結果となっています。

以前と高い人気を誇っているのが分かるかと思います。さらに、JavaはWebシステムなど企業向けシステム以外でも多く使われている点でも強みがあります。具体的には組み込みシステムとAndroid機器向けアプリ開発などが挙げられます。
そもそもJavaは組み込みシステムを意識してデザインされたプログラミング言語です。Javaが30億のデバイスで走れるのは、異なるデバイス上で走らせても、同じソースコードは同じように動作する、というJavaの特別な仕掛け(Java仮想環境)のおかげです。
確かにJavaの登場当初からしばらくは、そのJavaの特別な仕掛けを動かすのが大変で、ハードウェアリソースに制限のある組み込みシステムには向かない、といわれていた時期もありました。
しかし、時代とともに技術が進んで、小さな筐体であっても、Javaがスムーズに動作できるだけのハードウェアリソースを搭載できるようになり、近年では、組み込みシステム業界でも、もっとも使われているプログラミング言語はJavaである、という調査結果もあります。
そして、Androidアプリ開発においても、Javaがもっとも多く使われているプログラミング言語だと言われています。Androidは言うまでもなく、iOSと並び立つ二強スマホ・タブレット向けOSであり、Android向けアプリ開発ニーズはなくなることはないでしょう。
もっといえば、今後iPhone・iPadの売れ行きが鈍化していくと推測され、スマホ・タブレット向けOSのシェアをますます拡大させるといわれていますし、今までWindowsが強みをもっていた特定機器向け組み込みOS、たとえばPOSやATMなどのOSとしても、じわじわAndroidがシェアを伸ばしているともいわれています。
今後のJava案件の見通しとしては、人工知能分野で活躍するPythonやC系言語のように、1000万円以上を狙える高年収案件はまずないものの、(開発するものが多少変わっていくかもしれませんが、)Javaのニーズ自体は残り続ける、という評価に落ち着きそうです。
まとめ
Javaは時代のニーズとともに案件の内容は変わりつつあるものの、依然根強いニーズのある言語です。現在のJava案件の傾向をふまえつつ、必要な経験やスキルを身に着けることで、高単価案件の獲得につながることでしょう。
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