ノマドワーカーになるには?スキルなしから独立する方法と成功の秘訣

こんにちは、ITプロマガジンです。

ノマドワーカーとは「場所に縛られずに働く人」を指す言葉です。自分もノマドワーカーとして働いてみたい、と思っている人は多いのではないでしょうか。しかし、ノマドワーカーになるにはどんな準備が必要なのか?スキルなしでなれるのか?など不安や疑問に感じている方もいるでしょう。

この記事では、ノマドワーカーになる具体的なステップとスキルなしから成功するコツを紹介します。ノマドワーカーのメリットやデメリット、ノマドワーカーに向いている人の特徴なども詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

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Contents

ノマドワーカーとは?

ノマドワーカーとは「働く場所」に縛られない働き方です。近年はインターネット環境が整備され、図書館やカフェなどあらゆる場所で、パソコンを持ちこんで働けるようになりました。インターネット環境が整っていない場所でも、自分でモバイルルーター(ポケットWi-Fi)を用意すれば作業できます。

ノマドワーカーの職種には、縛りがありません。エンジニアやデザイナーなどWeb系の職種をはじめ、さまざまな職種のノマドワーカーが登場しています。ノマドワーカーについては、こちらの記事も参考にしてください。

ノマドワーカーとは?働き方やメリット・デメリット、必要スキル

ノマドワーカーと在宅ワークとの違い

ノマドワーカーも在宅ワークも、リモート環境で働くことに違いはありません。ただし、在宅ワークは、働く場所が自宅のみに限定されます。

ノマドワーカーのポイントは、「場所を変えながら仕事をする」ことです。気分や仕事の内容によって応じて、ノマドワーカーは在宅とノマドを使い分けています。

ノマドワーカーになるために最低限必要な条件や環境

ノマドワーカーになるには、少なくとも以下の条件や環境を整えてください。

  • オンラインで作業できる仕事
  • ノートパソコン・タブレット端末
  • インターネット環境
  • ITツール・システム

オンラインで作業できる仕事

インターネット環境を通じて仕事をするノマドワーカーには、オンラインで完結できる仕事が向いています。例えば、以下の職種を選ぶとよいでしょう。

  • エンジニア
  • デザイナー
  • ライター
  • ディレクター
  • コンサルタント
  • イラストレーター
  • プログラマー
  • マーケター
  • ネットショップ運営
  • アフィリエイター
  • ブロガー

オンラインで作業できる仕事はたくさんあるため、現状のスキルや興味にあわせて仕事を選びましょう。

ノマドワーカーに向いている職種については、以下の記事もご覧ください。

ノマドワーカーに適した職種15選!年収や仕事の実態も徹底解説

ノートパソコン・タブレット端末

ノートパソコン・タブレット端末は、持ち運びに適した薄型で軽く、バッテリーが持つものがおすすめです。また、充電できる場所がすぐに見つかるとは限らないため、モバイルバッテリーを持っていると落ち着いて作業できるでしょう。

ノマドワーカーに必要なノートパソコンのスペックは、職種によって変わります。例えば、エンジニアがストレスなく作業するためには、メモリは8GBで、ストレージは256GB以上のノートパソコンを用意するとよいでしょう。なお、職種にもよりますが、タブレット端末やスマートフォンのみで仕事をする人もいます。

インターネット環境

モバイルルーターを自分で用意する人もいれば、カフェやコワーキングスペースのWi-Fiを使って働く人もいます。ただし、不特定多数が使うWi-Fiは、セキュリティ面に気をつけましょう。詳しくはのちほど解説しますが、ノマドワーカーにはセキュリティのリスクが付きまといます。

不特定多数が使うWi-Fiを利用する時は、VPN(Virtual Private Network)接続を利用すると安心です。VPN接続では通信内容が暗号化されるため、第三者に通信内容が漏れるリスクを減らせます。

ITツール・システム

関係者と連絡を取るためには、コミュニケーションツールが必須です。コミュニケーションツールには、以下が挙げられます。

  • スラックやチャットワークなどのチャットツール
  • ZoomのようなWeb会議システム
  • LINEやFacebookなどのSNS
  • メール

コミュニケーションツールはクライアントや案件ごとに指定されるため、複数のツールを使い分けましょう。

スキルなしからノマドワーカーになるには?具体的なステップを紹介

スキルがない人でも、計画的に行動すればノマドワーカーに転向できます。以下で具体的なステップを紹介します。

  • 1.ノマドワーカーになる目的や計画を明確化する
  • 2.ノマドワーカーとして活動する職種を決める
  • 3.必要スキルを習得する
  • 4.まずは副業からスタートする
  • 5.本格的にノマドワーカーとして活動する

1.ノマドワーカーになる目的や計画を明確化する

ノマドワーカーになる目的を明確にして、活動開始までの計画を立てましょう。勢いで会社を独立してフリーランスになっても、目的が不明確であればモチベーションが続きません。仕事が軌道に乗らず、結局会社員に戻る人もいます。

目的や計画を考える際に重視したい点は、フリーランスとして独立したいか、それとも働く場所を変えたいか、という点です。フリーランスとして独立したい人は、スキルを身につけてから独立しましょう。

一方、働く場所を変えたい人は、フリーランスとして独立しなくても目的をかなえられるかもしれません。リモートワークを推奨する企業に転職する、副業としてノマドワークに取り組むなどすると、会社員でありつつもノマドワーカーになれます。

2.ノマドワーカーとして活動する職種を決める

上述したように、パソコン1台で完結できるような仕事を選びましょう。スキルなしの状態からノマドワーカーになりやすい職種は、以下のとおりです。

  • ライター
  • ディレクター
  • 事務
  • カスタマーサポート
  • 動画編集者

ライターやディレクターは、Webコンテンツを制作する仕事です。オフィスワーカーと同じようなスキルがあれば、ノマドワーカーの事務員として働けます。カスタマーサポートは、顧客からの問い合わせに対応する仕事です。動画編集者は、動画にテロップやBGMを差し込んだり、不要な部分をカットしたりして整えます。

3.必要スキルを習得する

スキルなしの状態から始められる職種もありますが、基礎的なスキルがないと案件の獲得は困難です。オンライン・オフラインのスクールや動画学習サービス、独学などを利用して、スキルを習得しましょう。

スキルを習得する方法は、自分の状況に応じて選んでください。例えば、全く未知の分野に挑もうとする人は、独学では難しい場合があります。スクールを利用すると、疑問をすぐに解決できるため効率よく学べるでしょう。

近くにスクールがない人は、オンラインスクールがおすすめです。また、費用をかけたくない人は、無料で見られる学習サイトや書籍で独学するとよいでしょう。

4.まずは副業からスタートする

スキルが身についたと実感したら、副業としてノマドワーカーの経験を積み実績を作りましょう。副業からスタートすると、スキル不足と感じた時に勉強をやり直せる、案件が取れない時にも会社員の収入があれば困らずに済む、といったメリットがあります。

ノマドワーカーになってみたものの自分には合わなかった、という人も副業ならば会社員の立場を失わずに済むでしょう。

5.本格的にノマドワーカーとして活動する

ノマドワーカーとして自由に働きたい人は、収入が増えてきた時点でフリーランスに転向しましょう。フリーランスは会社員とは異なり収入の安定が難しいため、ある程度貯蓄を作った時点での独立をおすすめします。

なお、フリーランスになってからもスキルの向上は必要です。フリーランスのライバルは多いため、仕事を獲得するためにスキルアップに励みましょう。

ノマドワーカーになるメリット

ノマドワーカーになるメリットを解説します。自由度の高さは、ノマドワーカーならではのメリットといえるでしょう。

働く時間や場所を自由に決められる

働く時間や場所を選べる点はノマドワーカーの大きなメリットです。プライベートの都合を優先したい、調子のよい時間帯に働いて仕事の効率を高めたい、といった希望をノマドワーカーならかなえられます。

身なりをさほど気にする必要がない

ノマドワーカーは、自宅でも働けます。自宅なら服やメイクなどに気を配らなくてもよく、限られた時間で存分に働けるでしょう。また、見た目にかけるお金を節約できる点も、ノマドワーカーのメリットといえます。

人間関係のストレスが少ない

オフィスで働くと、周囲の人との関係性が仕事に影響する可能性があります。相性の悪い人がいなかったとしても、雑談に巻き込まれて集中できない場合もあるでしょう。ノマドワーカーでも仕事上のコミュニケーションは必要です。しかし、インターネット環境を通じたやり取りであれば、人間関係のストレスを大いに減らせます。

自分の裁量で仕事ができる

フリーランスのノマドワーカーになると、受ける仕事の内容・仕事の量・仕事の進め方などを自由に選べます。ノマドワーカーとして成功するためには、仕事やクライアントを見極める目が必要です。

ノマドワーカーになるデメリットや注意点

フリーランスのノマドワーカーには、自分で身を守らねばならない厳しさがあります。また、働き方に慣れるまでにも時間がかかるかもしれません。以下では、ノマドワーカーになるデメリットを紹介します。

収入が安定しない

フリーランスとして働くノマドワーカーは、収入面で悩みがちです。クライアントの都合で仕事がなくなる場合もあれば、体調を崩したり営業が上手くいかなかったりして収入を得られない場合もあります。

収入の安定には、複数のクライアントと契約する、仕事を多く紹介してくれるフリーランスエージェントを活用する、などの方法が有効です。

仕事場の確保に手間やコストがかかる

仕事に集中したくてコワーキングスペースやネットカフェを利用すると、契約料や、飲食代を含む利用料金が発生します。また、その場所までの移動時間をもったいなく感じる人もいるかもしれません。

ノマドワーカーは、仕事場の確保に悩みがちです。例えば、カフェや図書館で、近くの人の様子が気になってしまう人もいるでしょう。働く場所は仕事の効率や質を左右します。ある程度は割り切って、仕事場を確保してください。

自己管理を徹底する必要がある

自由度が高いノマドワーカーでも、納期や品質は守らねばいけません。しかし、自己管理力が低いノマドワーカーは、自分で目標を設定したり、目標を守ったりといった行動ができません。スケジュール帳に細かくタスクを記入する、規則正しい生活を意識するなどして自己管理力を鍛えましょう。

事務作業を自分で行う必要がある

フリーランスのノマドワーカーは、請求書や見積書の作成・帳簿の管理・確定申告などの事務作業を自力でこなします。会社員ならば本業のみに集中できますが、フリーランスには事務作業をやってくれる人はいません。

事務作業が難しければ、税理士などのプロに依頼したり、請求書や見積書のテンプレートを使ったり、会計ソフトを活用したりして対応しましょう。

セキュリティのリスクがある

ノマドワーカーの働く場所には、不特定多数の人が出入りしがちです。例えば、席を立った時に画面を覗かれたり、資料を盗まれたりするかもしれません。公衆Wi-Fiを悪用したサイバー攻撃に遭う恐れもあります。上述したVPN接続や覗き見防止フィルムなど、セキュリティを守る手立てを用意しましょう。

ノマドワーカーに向いている人の特徴

ノマドワーカーに向いている人の特徴を、以下の観点から解説します。

  • 自己管理ができる
  • 主体的に行動できる
  • カフェなどでマナーを守れる
  • 常に変化を好む人

自己管理力と主体性は、フリーランスのノマドワーカーに取って欠かせません。自己管理とは、納期や品質に加え、自身の体調やワークライフバランスを守ることです。主体性とは、自分でやるべき事を決める能力を指します。

ノマドワーカーは、さまざまな場所で働くでしょう。それぞれの場所では、多くの人がそれぞれの時間を過ごしています。その場のマナーを守って、各施設や利用者に迷惑をかけないように働いてください。また、常に変化を好む人であれば、ノマドワーカーの魅力である「場所の自由」を楽しめます。

スキルなしからノマドワーカーとして成功するためのポイント

ノマドワーカーとして成功するためのポイントは、以下のとおりです。

  • 実績をしっかり作って活動する
  • 人脈形成に力を入れる
  • 専門性を磨く
  • 外注も有効活用する
  • 海外を視野に入れる

実績をしっかり作って活動する

クライアントは、ノマドワーカーの経歴や保有資格などに加え実績を重視します。実績がある方が、仕事を獲得しやすくなるでしょう。

駆け出しの頃は、評価される実績がないことに悩むかもしれません。しかし、難易度の低い案件でも仕事を全うしたことには変わりありません。仕事を続け、徐々に提示できる実績のレベルを高めていきましょう。

人脈形成に力を入れる

ノマドワーカー同士の人脈や、クライアントになってくれそうな人との人脈を形成しましょう。人脈があれば、仕事の獲得につながったり、困っている時に相談にのってもらえたりします。ただし、前職の人脈を通じて仕事を得る場合は、前職の上司や同僚から「仕事を横取りされた」と非難されないように注意してください。

専門性を磨く

スキルがない状態からノマドワーカーになる人もいます。しかし、ノマドワーカーになったあとも、専門性を磨き続けましょう。専門性があればライバルと差別化が可能です。その上、確かな専門性がある人材は貴重なため、仕事を継続してもらいやすいと考えられます。

外注も有効活用する

自分がやらなくてもよい仕事や作業は外注して、自身のスキルアップや営業に時間をかけましょう。外注する際は、クライアントとの契約に注意してください。秘密保持契約を結んでいると、外注により許可なく第三者に情報を漏洩したとして、損害賠償を請求される場合があります。

海外での活動を視野に入れる

ノマドワーカーは国内でも活動できます。ただし、海外で働くノマドワーカーになると、国内のノマドワーカーと差別化を図れるでしょう。例えばライターならば、海外旅行の体験を武器に、具体的な記事を書けます。海外でフリーランスとして働く方法については、以下の記事も参考にしてください。

海外でフリーランスとして仕事するには?案件獲得・ビザ・税金ガイド

ノマドワーカーの仕事獲得におすすめのサイト

ノマドワーカーの仕事獲得におすすめのサイトを、初心者の実績作り用のサイトと、ステップアップに活用できるサイトに分けて解説します。

実績作りに活用できるサイト

実績作りに活用できるサイトは以下のとおりです。

  • クラウドワークス
  • ランサーズ

クラウドワークス

クラウドワークス」では、2023年1月時点で「200種類」を超える職種が募集されています。スキル不要で未経験者でも受けられる案件から、専門性を問われるものまで案件のレベルはさまざま。ノマドワーカーとして実績作りをしたい人にとって、クラウドワークスはちょうどよいサービスといえるでしょう。

ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズ」では、2023年1月時点で、大手からベンチャーまで全国「35万社以上」のクライアントが登録しています。多くのクライアントの案件に応募できる点は、ランサーズを利用するメリット。ランサーズには副業として働く人が多く、ノマドワークを始めた人にぴったりのサービスといえます。

ステップアップに活用できるサイト

ステップアップに活用できるサイトは以下のとおりです。

  • ITプロパートナーズ
  • Midworks

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」は、エンジニア・デザイナーなどIT系の求人を多く掲載しています。週2日からなど短期間で働ける案件が多く、直接クライアントと契約するため高単価な案件を獲得可能です。ITプロパートナーズにはスタートアップ案件など魅力的な案件が多く、ノマドワーカーとしてスキルアップしたい人におすすめのサービスといえます。

Midworks

引用元:Midworks

Midworks」は、IT系のフリーランスエンジニア、デザイナーに特化したエージェント。会社員並みの手厚い保障が持ち味で、週2~3日で働ける案件が多い傾向です。また、「フリーランス案件特集」として、要注目の案件を特集しています。

なお、ノマドワーカーが仕事探しに活用できるサイトは、以下の記事でも紹介しているのでぜひチェックしてみてください。

ノマドワーカーの仕事探しに最適な求人サイト12選を目的別で紹介

まとめ

スキルがない状態からノマドワーカーになるには、まずはノマドワーカーになる目的を明確にして働く職種を決めてください。基本的なスキルを備えたら、副業規模でノマドワーカーの仕事に取り組みます。収入を得られるようになったら、ノマドワーカーとして本格的に働き始めましょう。

のびのびと働くノマドワーカーの多くは、フリーランスです。弊社ITプロパートナーズは、フリーランスにおすすめの案件を多く取り扱っています。ノマドワーカーになって仕事を探す際は、ぜひご活用ください。

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