こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスWebデザイナーとして働く多くの人にとって悩みとなるのが「案件獲得」ではないでしょうか?
「案件は取れるものの、自分のスキルレベルとマッチしていない」「案件がなかなか継続しない」という悩みを抱えている方もいるかもしれません。
そこでこの記事では、フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方10選と、継続して案件を受注する際に必要なことについて解説します。「仕事を取れるかどうか心配で独立に踏み切れない」「Webデザイナーとして独立したものの、思うように案件を獲得できない」という時に、ぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方10選
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方としては、主に以下の10の方法が挙げられます。
獲得方法 | 獲得難易度 | おすすめの人 |
---|---|---|
フリーランスエージェント | 中 | ・実務経験3年以上の経験者 ・効率よく案件を獲得したい人 |
クラウドソーシング | 低 | ・駆け出しフリーランス ・実績作りたい人 |
スキルシェアサービス | 低 | ・他者と差別化できるデザインスキルがある人 |
ポートフォリオサイト | 中 | ・掲載できる実績がある人 |
コミュニティ | 中 | ・人脈の拡大や交流を望む人 |
交流会・イベント | 高 | ・人脈を広げたい人 ・対面での営業経験を積みたい人 |
知人・企業 | 中 | ・Webデザイン関連の企業で働いた経験がある人 |
SNS・個人ブログ | 高 | ・SNS・個人ブログの運営が得意な人 |
Webデザインスクール | 低 | ・未経験からフリーランスのWebデザイナーに挑戦する人 |
営業活動 | 高 | ・営業力に長けた人 ・高報酬を望む人 |
会社員であれば会社側から仕事を与えられますが、フリーランスは自分で案件を獲得しなければなりません。それぞれの仕事の取り方の特徴や活用に向いている人を紹介します。
1.フリーランスエージェントを利用する
「フリーランスエージェント」とは、個人で仕事を請け負いたい人と仕事を依頼したい企業を仲介するサービスです。登録することで、自身のスキルや希望条件に合致する案件を紹介してもらえます。
エージェントのメリットは、手厚いサポートと案件の豊富さです。エージェントに登録すると、専属のスタッフに営業活動を代行してもらえます。営業の手間が省け、自分に合った案件を紹介してもらえるので、ぜひ活用したいところです。
フリーランスエージェントがおすすめの人は、実務経験3年以上の経験者と、紹介により効率よく仕事を取りたい人です。ただし、魅力的な案件が多い分、仕事を取るには高いスキルと実績が必要です。経験不足を心配する人は、実績を積んでからフリーランスエージェントに登録してもよいでしょう。
ITプロパートナーズでは、フリーランスWebデザイナー向けにフルリモートで高単価な案件をご紹介しています。どんな案件があるか気になる方はお気軽にご相談ください。
2.クラウドソーシングを利用する
クラウドソーシングとは、Web上で業務(案件)の受注・発注が行える仕組みのことです。仕事を依頼したい企業と仕事を請け負いたい個人の双方に便利なサービスであり、Web上でさまざまな案件が公開されています。国内の総合クラウドソーシングサービスでは、「ランサーズ」や「クラウドワークス」が有名。
クラウドソーシングのメリットは、さまざまなレベルの案件が豊富に掲載されている点です。既存Webサイトの簡単なリニューアルのような、駆け出しの人でも取り組みやすい案件を見つけられるでしょう。
ただし、クラウドソーシングに掲載されている仕事の単価は総じて低めです。また、仕事を取るには自分からコンタクトを取って提案やPRを行い、契約を獲得しなければなりません。さらに、無事に契約に至っても手数料がかかります。
クラウドソーシングがおすすめの人は、駆け出しで実績を作りたい人です。クラウドソーシングで難易度の低い案件から実績を作り、徐々受ける案件のレベルを上げていきましょう。
3.スキルシェアサービスを利用する
スキルシェアサービスとは、自分のスキルを売りたい人と、スキルを借りたい人や企業をマッチングさせるサービスです。代表的なサービスには、幅広いジャンルのスキルを取り扱う「ココナラ」や、イラスト・デザインに特化した「SKIMA」があります。得意なスキルを活かした出品を登録しておき、個人や企業から問い合わせを受けて仕事を取りましょう。
スキルシェアサービスのメリットは、サービスの内容や価格を自分で設定できることと、営業なしで案件を獲得できることです。
一方、スキルシェアサービスにはライバルが大勢います。すぐに依頼が来るとは限らず、実績づくりやプロフィールページでのアピールが欠かせません。多くの人は、まず低い単価で仕事を請け負い、実績ができてから価格を上げるといった方法を取っています。
スキルシェアサービスがおすすめな人は、他者と差別化できるスキルがある人です。同じようなスキルを持つ人がいるなかで、自分ならではのサービスをプロフィールでアピールしましょう。どのようなWebデザインかをイメージできるように、次の見出しで解説するポートフォリオも充実させてください。
4.ポートフォリオサイトを作る
ポートフォリオとは業界によってさまざまな意味を持つ言葉ですが、クリエイティブ業界では「作品集」のことです。自分が手がけた制作物を公開するポートフォリオサイトを作ると、ターゲットに向けて効果的に実績やスキルをアピールでき、仕事を取りやすくなります。
ポートフォリオサイトがあるメリットは、「実績やこれまでに手がけた制作物を見せてもらいたい」といわれた時に、すぐ提示できることです。検索でポートフォリオにたどり着いた人から依頼が来ることもあります。作品を掲載するだけでなく、ポートフォリオサイトから直接問い合わせできる仕組みも整えておきましょう。
ポートフォリオサイトのデメリットは、サーバー費用とドメイン費用がかかる点です。月あたりの維持費は数千円ほどですが、駆け出しの頃は経費を抑えたいと考える人も多いのではないでしょうか。また、ポートフォリオサイトの作成には時間がかかります。時間に余裕がない人は、ポートフォリオ作成サービスの活用も検討しましょう。
ポートフォリオサイトがおすすめの人は、掲載できる実績が豊富な人です。制作物のポートフォリオへの掲載許可をもらえない場合もあります。トラブルが起きないように、クライアントに公開可否を確認してから制作物を掲載しましょう。
ポートフォリオを作る際は、以下の記事もチェックしてみてください。
5.コミュニティに参加する
コミュニティとは、仕事や趣味、価値観などが同じ人で構成される集まりです。Webデザイナーと一緒に働ける、Webディレクターやマーケターなどの多いコミュニティに所属すると、仕事を取りやすくなるでしょう。
コミュニティ内で仕事を取るメリットは、同業者から仕事をもらえること。フリーランスや業界に詳しい人からの仕事なら、スムーズにやり取りできるでしょう。
ただし、コミュニティ内で仕事を請け負うには、相手を見極めなければいけません。親しいからといって契約書を交わさずに仕事を請け負うと、報酬をもらえなかったり、無理な要求をされたりする恐れがあります。
コミュニティがおすすめな人は、同業者とのつながりを求める人です。フリーランスは1人で働く時間が多いものです。コミュニティで同業者と交流できると、フリーランスとして働き続けるモチベーションが高まります。
6.交流会・イベントに参加する
フリーランスが集まる交流会や異業種交流会、地元のクリエイターや企業が集まる交流会などにも顔を出しましょう。
交流会・イベントに参加するメリットは、すぐに仕事に結びつかないとしても、確実に人脈が広がることです。また、人との関わりが増えるごとに営業力を鍛えられ、直接契約できれば仲介業者に支払う手数料を節約できます。
ただし、頻繁に交流会・イベントに参加していると仕事にかける時間が削られ、営業を断られるうちに人間関係に疲れる可能性もあります。参加する交流会・イベントを絞り、スケジュールやメンタルに影響が出ないようにしましょう。
交流会・イベントがおすすめな人は、人脈を広げたい人と、対面での営業経験を積みたい人です。「交流がメインで、営業が成功すれば儲けもの」と考えて参加すると、交流会・イベントを案件獲得に活用できるでしょう。
7.知人・企業の紹介を受ける
昔の同僚やデザインスクールのクラスメート、プライベートでつながりのある知人などから依頼や紹介を受けるという方法です。フリーランス協会「フリーランス白書2020」によると、直近1年間の受注経路を問うアンケートでは、「人脈(知人の紹介含む)」が73.8%と最多でした。このことから、多くのフリーランスにとって仕事探しでは人脈を活用していることがうかがえます。
知り合いであれば、全く知らない人と仕事をするよりもリスクが低く、受注する側にも発注する側にもメリットです。普段から周囲に「フリーランスのWebデザイナーとして仕事をしている」と話しておくことで、思わぬところから仕事が舞い込んでくることもあります。
一方で、紹介してもらった案件に魅力を感じなくても、今後の関係を考えると断りにくい場合があります。「知り合いだから安くできないか」「報酬は上げられないけど早く納品できないか」といった依頼を安易に引き受けると、後悔するでしょう。
知人・企業の紹介がおすすめな人は、Webデザイン関連の企業で働いた経験がある人です。かつての同僚や上司に相談を持ちかけ、仕事をまわしてくれないか打診してみましょう。
8.SNS・個人ブログでの情報発信
SNSや個人ブログでも仕事の獲得に役立ちます。デザイン関連の情報発信を続けることで知名度が上がり、SNS経由で仕事が舞い込んでくるきっかけにもなります。SNSではフリーランスを求めるクライアントの投稿も見られるので、応募してみてもよいでしょう。
ユーザー数が多く、ビジネスに結びつけられるSNSには次のようなものがあります。
SNSや個人ブログでの情報発信は、基本的に無料で始められます。個人ブログも無料サービスを利用すれば0円で開設できますが、本格的に運用するとなると、レンタルサーバーや独自ドメイン取得に料金が必要です。
SNSや個人ブログでは、運営に神経をつかう点に注意しましょう。発信する内容をWebデザインに関する内容に絞り、ネガティブな内容を避けないといけません。また、フォロワーが増えたからといって、仕事を依頼してくれる人ばかりではないでしょう。
SNS・個人ブログがおすすめな人は、運営が得意な人です。SNSにはいくつか種類があります。自分と相性のよいSNSを見つけて運営しましょう。
9.Webデザインスクールの紹介を受ける
Webデザインスクールのなかには、受講生や卒業生に案件を紹介してくれるサービスがあります。Webデザインスクールから紹介された仕事なら、信頼できるものが多いと考えられます。また、講師のサポートを受けつつ取り組めると、成長するチャンスを得られるでしょう。
ただし、スクールに通うには時間と費用が必要です。また、学ぶ内容のミスマッチを避けるため、プランの選定には慎重にならなければいけません。
Webデザインスクールから紹介を受ける方法は、未経験からフリーランスのWebデザイナーに挑戦する人です。スクールに通えば基礎的なスキルが効率よく身につき、実際の案件をこなしつつスキルアップできます。
10.営業活動
営業活動は、案件を獲得するための基本的な方法です。自ら営業をかければ、自分のキャリアや専門分野に合わせてクライアントを選べます。場数を踏むごとに営業力を伸ばせ、仲介業者を挟まないため報酬を増やすことが可能。
ただし、営業活動には時間と労力がかかります。特に実績が乏しい駆け出しの頃は、なかなか仕事を取れないかもしれません。
直接営業をかけて仕事を取る方法は、自分の希望や専門分野に合った仕事をしたい人、営業力に長けた人におすすめです。あらゆるビジネスにWebサイトがほぼ必須になったとはいえ、なかなか手が回らない企業は少なくありません。大手企業よりもリーズナブルな価格で請け負える点や、小回りがきくというメリットをアピールすれば、受注につながる可能性があります。
フリーランスWebデザイナーとして仕事を取るために必要なスキル・要素
フリーランスWebデザイナーとして仕事を取るために必要なスキル・要素は、以下のとおりです。
- Webデザイナーとしての基本スキル
- Webデザイナーとしての実務経験
- Webマーケティングスキル
- 営業・提案力
具体的に解説します。
Webデザイナーとしての基本スキル
Webデザイナーの仕事に欠かせない、PhotoshopやIllustratorのツールの操作スキルや、デザインスキル、コーディングスキルなどの基礎を習得しましょう。
基本スキルがなければ案件に応募できません。「制作にPhotshopを使用すること」というようにツールを指定するクライアントもいるため、使えるツールが多い方が仕事を取りやすくなるでしょう。コーディングもできると、Webデザイナー兼コーダーとして働けます。
Webデザイナーとしての実務経験
レベルの高い仕事を取ろうとするほど、実務経験が求められます。特にフリーランスエージェントを使って仕事を取るには、3年以上は実務経験が欲しいところです。フリーランスエージェントは高単価な案件を取り扱っていますが、経験を示せる実績がなければ仕事を紹介してもらえない可能性があります。
実務経験が乏しいうちは、前述のクラウドソーシングや、Webデザインスクールからの紹介などを通じて仕事を取っていきましょう。
Webマーケティングスキル
Webマーケティングスキルがあれば、クライアントのWebサイトの課題を的確に把握し、効果的な解決策を提案できます。高い成約率を実現するサイト設計や、ターゲットユーザーを引き付ける集客手法などを通じて、クライアントの目標達成をサポートしましょう。
また、WebマーケティングスキルはほかのWebデザイナーとの差別化にもつながり、競争力を高められます。
営業・提案力
フリーランスのWebデザイナーが仕事を取るには、営業力と提案力も重要です。提案力は、クライアントが気づいていない課題や問題を発見し、自分ならその課題を解決できるとアピールするスキルを指します。
特に、直接営業を行う場合は、営業力と提案力が欠かせません。これらのスキルを向上させるには、場数を踏み、振り返り、改善を続けましょう。
駆け出しフリーランスWebデザイナーが仕事を取るためのコツ
フリーランスに成り立ての頃は、なかなか仕事を取れずに悩むかもしれません。駆け出しフリーランスWebデザイナーが、仕事を取るコツを解説します。
簡単な案件で実績を積み重ねる
まずはクラウドソーシングやスクールの紹介などを活用して、簡単な案件で実績を作りましょう。クラウドソーシングなら、未経験でも仕事を取れる可能性があります。また、スクールなら、受講生や卒業生のレベルに合う仕事を紹介してくれるでしょう。実績を積み、徐々に経験を重ねていくと、自信とスキルが向上していきます。
ある程度慣れてきてステップアップしたら、フリーランスエージェントに登録するのがおすすめ。エージェントは、フリーランスのWebデザイナーとクライアントをつなぎ、営業活動を代行してくれます。活用すれば、スムーズにフリーランスとしてのキャリアを築いていけるでしょう。
また、フリーランスエージェント以外にも、前述の複数の方法を並行して仕事獲得に取り組んでください。
情報発信の下地を整えておく
駆け出しの頃は、時間的な余裕があると考えられます。この時期にポートフォリオや個人ブログ、SNSなどについて情報発信の下地を整えておきましょう。
忙しくなってからでは、情報発信に割ける時間や労力が限られてしまいます。初期の段階で情報発信の下地を作っておくと、将来的なフリーランスWebデザイナーとしての成功につながるでしょう。
仕事は取った後も重要!フリーランスWebデザイナーが継続して案件を受注するには?
仕事を取れたからといって安心してはいけません。活動を続けるには、継続して受注していく意識が大切です。フリーランスWebデザイナーが継続して案件を受注するコツを解説します。
質の高いアウトプットを心掛ける
クライアントが求める以上の質の高いアウトプットを提供すると、信頼獲得につながります。その案件を継続できるだけではなく、口コミが広まると新規案件獲得のチャンスまで得られるでしょう。質の高いアウトプットを維持するためには、デザイントレンドや技術に関する情報を常にアップデートし続ける意識が不可欠です。
正社員以上のコミットをする
正社員では得られない成果を期待して、フリーランスを採用する企業は少なくありません。したがって、フリーランスのWebデザイナーには、正社員以上のコミットが期待されます。コミットの対象は、仕事への真摯な姿勢、外部視点による創造性やアイデア、スピード感などです。
正社員以上のコミットを示せると、クライアントからの信頼を獲得でき、仕事を長期的に続けられるでしょう。
先方と積極的にコミュニケーションをとる
定期的な進捗報告や疑問点の確認、提案など、こまめにコミュニケーションを取って、クライアントとの信頼関係を深めてください。要望をくみとりスムーズに仕事を進められると、クライアントの満足度が高まります。「また一緒に仕事をしたい」と感じてもらえれば、継続的な関係を構築できるでしょう。
まとめ
フリーランスのWebデザイナーが仕事を取るには、さまざまな方法があります。事務仕事やセルフマネジメントもしなければならないフリーランスにとって、営業に費やす時間や手間はなるべく減らしたいもの。フリーランスエージェントに登録すると専門のスタッフに営業活動を代行してもらうことが可能です。
弊社「ITプロパートナーズ」は、エンド直の高単価な案件が9割で、自社開発案件のようなスキルアップにつながる魅力的な案件が豊富。Webデザイナー向けの案件も多く取り扱っています。ぜひ、登録をご検討ください。
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