こんにちは、ITプロマガジンです。
Webデザイナーがフリーランスとして独立する時、多くの人にとって悩みとなるのが「仕事を獲得するにはどうすればよいのか」ということではないでしょうか?
この記事では、フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方8選をご紹介しつつ、収入アップに必要なことについても解説します。「仕事を取れるかどうか心配で独立に踏み切れない」「Webデザイナーとして独立したものの、思うように案件を獲得できない」という時に、ぜひ参考にしてください。
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Contents
フリーランスWebデザイナーの働き方とは?
フリーランスと会社員には、働き方に大きな違いがあります。ひと言で表現すれば、フリーランスは「自分次第」、会社員は「会社ありき」です。違いを細かくみてみましょう。
雇用形態 | フリーランス | 会社員 |
---|---|---|
営業(仕事の獲得) | 自分で行う | 営業担当が行う |
仕事の選択権 | ある | 少ない |
働く場所や労働時間 | 自由に選べる | 労働基準法および会社の規則に従う |
責任の範囲 | 契約次第では大きな責任を負うことも | 限定的 |
税金・社会保障の手続き | 自分で行う必要がある | 会社に任せられる |
そもそもフリーランスと会社員では、就業形態が異なります。フリーランスは「業務委託契約」を結び、委託された業務を遂行する働き方です。一方で会社員は「雇用契約」であり、使用者(会社)が労働者を雇い、労働に対して報酬を支払います。
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方8選
フリーランスWebデザイナーの仕事の取り方としては主に以下の8つが挙げられます。
- 1.フリーランスエージェント
- 2.求人サイト・求人情報サイト
- 3.クラウドソーシング
- 4.スキルシェアサービス
- 5.ポートフォリオサイト
- 6.SNS・個人ブログ
- 7.人脈
- 8.交流会・営業活動
会社員であれば仕事は会社側から与えられますが、フリーランスは自分で仕事の案件を獲得しなければなりません。それぞれの仕事の取り方の特徴や活用に向いている人を紹介します。
1.フリーランスエージェント
フリーランスエージェントとは、個人で仕事を請け負いたい人と仕事を依頼したい企業を仲介するサービスです。登録することで、自身のスキルや希望条件に合致する案件を紹介してもらえます。
フリーランスエージェントを利用するメリットは、全て自分で案件を探す必要がなく、営業活動を代行してもらえることです。確定申告代行や税務相談といった、事務手続きをサポートするサービスを提供しているエージェントもあります。UI/UXデザイナーといった、上流工程の案件も豊富です。
デメリットとしては、発注元の企業と直接取引をするよりも単価が低くなることが挙げられます。とはいえ、高報酬の案件や優良企業の案件を取り扱っているエージェントも多く、デメリットよりもメリットが多い方法だといえるでしょう。
代表的なサービスには「ITプロパートナーズ」や「レバテッククリエイター」などがあります。デザイナーにおすすめのフリーランスエージェントをもっと見たい方は、以下の記事をご覧ください。
2.求人サイト・求人情報サイト
「求人ボックス」や「doda」といった求人サイトで、フリーランス向けの「期限付き雇用契約」「業務委託」が可能な仕事を探すという方法もあります。さまざまな求人サイトから幅広く仕事を探したい時は、「Googleしごと検索」「Indeed」などの求人情報に特化したサービスが便利です。
求人サイトや求人情報サイトを使うメリットとして、条件が明記されているケースが多く案件同士を比較しやすいこと、営業をかけるよりも手間がかからないことが挙げられます。デメリットは、フリーランスWebデザイナー向けの仕事情報がそれほど多くなく、正社員やアルバイトの求人情報に埋もれてしまいがちな点です。社員雇用を前提とした求人もあり、仕事が必ず見つかるとは限りません。
仕事の単価は求人によってまちまちですので、掲載情報を事前にチェックしておきましょう。
3.クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、Web上で業務(案件)の受注・発注が行える仕組みのことです。仕事を依頼したい企業と仕事を請け負いたい個人の双方に便利なサービスであり、Web上でさまざまな案件が公開されています。
フリーランスWebデザイナー向けの案件が豊富に掲載されているのがメリットですが、実際に仕事を請け負うには自分からコンタクトを取って提案やPRを行い、契約を獲得しなければなりません。既存Webサイトの簡単なリニューアルなど、実績が少ない人でも取り組みやすい案件も多いものの、単価は総じて低めです。さらに実際に仕事を請ける際は手数料もかかります。
国内の総合クラウドソーシングサービスでは、「ランサーズ」や「クラウドワークス」がよく知られています。
4.スキルシェアサービス
スキルシェアサービスとは、自分のスキルを売りたい人と、スキルを借りたい人や企業をマッチングさせるサービスです。自分のスキルを出品しておくと個人や企業から仕事が来るシステムで、自分で価格を設定可能なことや、営業なしで案件を獲得できることがメリットです。
ただしすぐに依頼が来るとは限らず、実績づくりやプロフィールページでのアピールが欠かせません。多くの人は、まず低い単価で仕事を請け負い、実績ができてから価格を上げるといった方法を取っています。
代表的なサービスには、幅広いジャンルのスキルを取り扱う「ココナラ」や、イラスト・デザインに特化した「SKIMA」があります。
5.ポートフォリオサイト
ポートフォリオとは業界によってさまざまな意味を持つ言葉ですが、クリエイティブ業界では「作品集」のことを指します。自分が手がけた制作物を公開するポートフォリオサイトを作ることで、ターゲットに向けて効果的に実績やスキルをアピールでき、仕事が獲得しやすくなります。
ポートフォリオサイトがあると、「実績やこれまでに手がけた制作物を見せてもらいたい」と言われた時に、すぐ提示できるのがメリットです。検索でポートフォリオにたどり着いた人から依頼が来ることもあります。作品を掲載するだけでなく、ポートフォリオサイトから直接問い合わせできる仕組みも整えておきましょう。
ポートフォリオを作る際は、以下の記事もチェックしてみてください。
6.SNS・個人ブログ
SNSや個人ブログでも仕事の獲得に役立ちます。デザイン関連の情報発信を続けることで知名度が上がり、SNS経由で仕事が舞い込んでくるきっかけにもなります。ブログの場合は、ポートフォリオサイトとは別に、日々の活動やデザインのノウハウについて発信するブログを立ち上げましょう。
ユーザー数が多く、ビジネスに結びつけられるSNSには次のようなものがあります。
SNSは基本的に無料で利用可能です。個人ブログも無料サービスを利用すれば0円で開設できますが、本格的に運用するとなると、レンタルサーバーや独自ドメイン取得に料金がかかってきます。
7.人脈
昔の同僚やデザインスクールのクラスメート、プライベートでつながりのある知人などから依頼や紹介を受けるという方法です。フリーランス協会「フリーランス白書2020」によると、直近1年間の受注経路を問うアンケートでは、「人脈(知人の紹介含む)」が73.8%と最多でした。このことから、多くのフリーランスにとって仕事探しでは人脈を活用していることがうかがえます。
知り合いであれば、全く知らない人と仕事をするよりもリスクが低く、受注する側にも発注する側にもメリットです。普段から周囲に「フリーランスのWebデザイナーとして仕事をしている」と話しておくことで、思わぬところから仕事が舞い込んでくることもあります。
8.交流会・営業活動
フリーランスが集まる交流会や異業種交流会、地元のクリエイターや企業が集まる交流会などにも顔を出しましょう。すぐに仕事に結びつかないとしても、確実に人脈が広がります。
営業活動は、案件を獲得するための基本的な方法です。あらゆるビジネスにWebサイトがほぼ必須になったとはいえ、なかなか手が回らない企業は少なくありません。大手企業よりもリーズナブルな価格で請け負える点や、小回りがきくというメリットをアピールすれば、受注につながります。
駆け出しフリーランスWebデザイナーが仕事を獲得するためのポイント

駆け出しのフリーランスWebデザイナーが仕事を獲得するには、いくつかコツがあります。思うように仕事が受注できない時は、ここで解説するポイントに注目してみてください。
ターゲットを明確化する
Webデザインは、業種によって目的も志向も違うもの。例えば個人向けに通信販売をしたいスイーツショップと、大規模な工作機械を扱うメーカーでは、規模もターゲットも何もかも異なります。
- ビジネスモデル(BtoB/BtoC)
- 商材(有形/無形)
- 企業規模(個人/中小企業/大企業)
- メインターゲット(女性/男性/シニア/学生)
こういった観点から自分の得意分野を見極め、ターゲットを絞ることで、効率的に顧客とマッチングできるようになります。
さまざまなサービス・手段を活用してみる
駆け出しのうちは、「エージェントに登録しながらクラウドソーシングで案件に応募する」など、手段を絞らずさまざまなサービスや方法を試してみましょう。そのうち自分にはどのような方法が合うのかが見えてきます。また、仕事が忙しくなる前にポートフォリオや個人ブログを作成し、情報発信の下地を整えておくのもおすすめです。
自分の経験・スキルを丁寧に訴求する
さまざまな方法を試しても仕事が獲得できない場合、強みがしっかりと伝わっていないのかもしれません。営業や提案の段階では、得意分野やスキル、これまでの経験を、潜在クライアントに対して分かりやすく訴求することが重要です。ポートフォリオも個人的なこだわりを全面に出すのはなるべく控え、「伝わりやすさ」「見やすさ」を優先させましょう。
信頼を積み重ねる
小さな仕事でも1つずつ誠実にこなすことで、口コミや紹介で仕事が増える可能性があります。どれだけ高いスキルがあるとしても、約束を破ったり、いい加減な対応をしたりする人に仕事は来ません。「あの人にお願いすれば間違いない」「安心して頼める」と思ってもらえるように、コツコツと信頼を積み重ねていくことが大切です。
情報収集・情報発信を継続する
Webデザインは日進月歩の業界であり、情報収集や情報発信がクオリティやデザイナーとしての信頼度に直結します。常にWebデザインのトレンドをチェックしつつ、クライアントや業界のニーズについても積極的に学んでおきましょう。
また、SNSなどでWebデザインやWeb集客などに関する有用な情報を発信したり、直近の実績を公表したりすることも集客につながります。
フリーランスWebデザイナーが高い報酬を得る方法
仕事が安定的に獲得できるようになったら、次の目標となるのが「収入アップ」です。フリーランスのWebデザイナーが高い報酬を得るために必要なことについて解説します。
専門スキルを磨く
収入を上げるために何より重要なことは、デザイナーとしての専門スキルを高めることです。Webデザインを含むIT業界は変化や進化が速く、新しい技術を身につけるための勉強が欠かせません。デザインのトレンドも日々移り変わっていきます。
常に情報をアップデートしつつ、インプット(勉強)とアウトプット(制作)を繰り返しましょう。立ち止まったり妥協したりしなければ、自ずとスキルは磨かれていきます。
デザイン以外のスキルも身につける
フリーランスのWebデザイナーは、デザインさえできればそれでよいというものではありません。デザイン以外のスキルを身につけることで、効率化や成果物の品質向上につながり、同業者との差別化もできます。具体的には以下のようなスキルが役立ちます。
- コミュニケーションスキル
- マーケティングスキル
- 営業・提案スキル
- セルフマネジメントスキル
例えばクライアントの要望を聞き出し、潜在的なニーズを引き出すには、コミュニケーションスキルが必須です。マーケティングに関するスキルがあれば、マーケットに対してより効果的なデザインを提案できるでしょう。
営業・提案スキルがあれば、好条件の案件を獲得しやすくなります。セルフマネジメントスキルが高ければ業務の効率化につながり、生産性を高められます。
とはいえ、短期間で全てのスキルを身につけるのは簡単ではありません。まずはデザイン以外で得意なことや自分の適性について考え、できることから取り組んでみるとよいでしょう。
上流工程の実績を作る
Webデザインの上流工程とは、Webサイトそのものの要件分析や要件定義、UX/UIのデザインなどです。依頼された通りにWebサイトをデザインするだけでなく、あらゆる工程に参画できれば高い収入が見込めます。
そのためには自分自身に不足しているスキルや知識、強みなどを明確にし、規模を問わずスキルアップできる案件を積極的に受注して、ステップアップを図りましょう。
エージェントを利用する
フリーランス向けのエージェントで紹介される案件には高単価のものが多く、収入アップにつながります。エージェントでは案件の相談や交渉の代行依頼も可能なほか、クラウドソーシングやスキルシェアサービスでは見つからない優良案件とのマッチングも期待できます。
ただし、一定以上のスキルや経験が求められることが多いので、実務経験が乏しい方におすすめとはいえません。一方、経験豊富なフリーランスWebデザイナーの方は、フリーランスエージェントを使わない手はないといえます。
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まとめ
フリーランスのWebデザイナーが仕事を獲得するには、さまざまな方法があります。しかし、事務仕事やセルフマネジメントもしなければならないフリーランスにとって、営業に費やす時間や手間はなるべく減らしたいもの。
そういった時は、IT/Web業界に特化したエージェント「ITプロパートナーズ」へご相談ください。「フルリモート勤務」「週2日からOK」といったフリーランスWebデザイナー向けの案件を多数掲載しています。
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