こんにちは、ITプロマガジンです。
副業で人気のプログラミングですが、「プログラミングの副業ってどれくらい稼げる?」「未経験からでも始められる?」といった疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
プログラミングは経験者であれば稼げる副業ですが、未経験から学習して副業案件を獲得するには、多くの注意点や踏むべきステップがあります。正しい手順を踏まないと、時間だけを無駄にしてしまう可能性が非常に高いです。
そこでこの記事では、プログラミング副業の始め方から案件の取り方までを未経験者向けに解説します。収入目安や具体的な仕事内容、必要なスキルなど、副業に必要な情報を全てまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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目次
- 1 プログラミングの副業は未経験でも可能?
- 2 未経験・初心者がプログラミングの副業で稼ぐのは難しいといわれる理由とは?
- 3 未経験・初心者がまず月5万円稼ぐためのプログラミング副業の始め方・ロードマップ
- 4 未経験からプログラミング副業を始めるための学習方法
- 5 プログラミング副業におすすめの言語5選と習得難易度
- 6 未経験者におすすめなプログラミング副業案件の種類と必要なスキル
- 7 プログラミングの副業案件を探す方法
- 8 プログラミング副業探しにおすすめのサイト
- 9 プログラミングの副業で高収入を狙うコツ
- 10 初心者がプログラミングを副業にするメリット
- 11 プログラミング副業を始める際の注意点
- 12 プログラミング副業についてよくある疑問
- 13 まとめ
プログラミングの副業は未経験でも可能?
プログラミングの副業は、未経験の人でも始めること自体は可能です。しかし、クライアントは基本的に即戦力を求めています。そのため、やはり経験がないという点は大きくマイナスになってしまい、獲得できる案件は限られます。
従って、未経験者向けの案件は知識やスキルがなくてもできるものが多く、単価は低いと想定してください。一方で、実務経験がある人であれば、副業であっても大きな金額を稼げます。
具体的にプログラミングの副業で稼げる収入目安を紹介していきましょう。
未経験から稼げる収入目安は1万円〜5万円程度が目安
未経験者が受注できる副業案件は、主にコーディングなどで、単価は時給換算で1,000~2,000円程度に留まります。週に5時間程度働いても1ヶ月では2万~4万円程度で、多くても5万円程度となるでしょう。お小遣い程度の金額なので、将来的にプログラマーやエンジニアとして独立したい人や、生活費や貯蓄を稼ぎたい人であれば物足りなく感じるかもしれません。
株式会社デイトラの調査によると、プログラミング副業の平均月収は「1万円以上3万円未満(24.9%)」が最も多い回答でした。また、「思った以上に稼げた」と回答した人が23.8%、「副業に成功した」と回答した人は56.3%となっており、多くの人が副業の収入としては満足していることが伺えます。
これらの結果から、未経験から副業で稼げる収入の目安としては1万円〜5万円程度だと考えておいてください。
実務経験があると副業でも高収入を得られる
実務経験があるプログラマーの場合、全体の7割以上が時給換算4,000円以上を稼いでいます。週5時間働けば8万円以上稼げることになり、実務経験があれば未経験者より2~4倍稼ぎやすくなることがわかります。
ここでいう実務経験とは、2~3年以上プログラミングの仕事をして現場で活躍した経験です。そして、プログラミングのスキルを身につけるのに必要な時間は300時間程度。副業で高収入を得たい場合、時間はかかるとしても、未経験からいきなり副業を始めるよりは、プログラミングの勉強と経験を積んでから副業を始めることをおすすめします。
プログラマーとしての実務経験がある方は、以下の記事も併せて参考にしてください。
未経験からプログラミング副業で稼げるまでの期間は?
未経験からどのくらいの期間をかければプログラミング副業で稼げるようになるのかは、スキル習得の方法によって変わってきます。プログラミングスクールを活用する場合、スキル取得までにおよそ3ヶ月から半年程度かかると考えてください。
スキルを習得してからポートフォリオの作成や案件獲得のための営業を始めるため、実際に稼げるようになるまでは半年から1年程度は見ておいたほうが良いでしょう。独学の場合はスクールよりもスキル習得に時間を要する可能性があり、1年以上の期間が必要になるケースも少なくありません。
ただし、学習スピードは人によって異なります。はやいスピードでスキルを習得できれば、学習を始めてから半年程度で安定して案件を獲得できるようになる人もいるでしょう。
未経験・初心者がプログラミングの副業で稼ぐのは難しいといわれる理由とは?
前述の通り、未経験からでもプログラミングの副業は可能ですが、「未経験・初心者の人がプログラミングの副業で稼ぐのは難しい」という意見を耳にしたことがある人は多いでしょう。その理由を具体的に紹介していきます。
スキル習得に挫折してしまう
未経験や初心者からプログラミングの副業にチャレンジするには、まずスキルを習得する必要があります。スクールや学習サイトが充実していますが、本業の合間に学習を続けるのは簡単なことではありません。思うように学習が進まず、途中で挫折してしまう人もいるでしょう。
特に、独学でスキル習得を目指す場合は挫折してしまう可能性が高いです。わからないことを誰にも質問できないと、そこから学習を進められなくなってしまいます。全くの未経験から始める人は特に、サポートを受けられるスクールを活用したほうが良いでしょう。
言語の種類が多く自分に合ったものを選べない
プログラミング言語は数が多いため、まず言語選びに失敗してしまうケースもあります。言語によって難易度が変わってくるため、自分に合ったものを選べないと思うように学習を進められません。
また、選ぶ言語によって案件の内容が変わってくる点にも注意が必要です。例えば、Web業界に興味があるのにWeb制作ではあまり使われない言語を選んでしまうと、スキルを習得したとしても希望の案件を獲得するのは難しいでしょう。
実務経験が必要な案件が多い
副業案件は、多くが実務経験があることを条件としています。未経験向けの案件は数が少ないため、スクールや独学でスキルを習得しても実際には案件を獲得できないケースも多いです。案件が獲得できないために、副業を諦めてしまう人もいます。
チームでコミュニケーションをとりながら仕事する必要がある
プログラミングの副業は一人で黙々と作業するイメージがあるかもしれませんが、実際にはチームで開発を進める案件も多くあります。そのため、プログラミングスキルだけでなくコミュニケーション能力も求められます。
実務経験がなければスムーズにコミュニケーションをとるのが難しく、それがストレスになって挫折してしまう人もいるでしょう。
Web制作ツールが普及している
Web制作ツールの普及が進んで、プログラミングスキルがなくてもノーコードで開発ができる環境が整っています。これは、未経験や初心者でも対応できるような比較的難易度の低い開発は、外部に依頼しなくてもクライアント自身で対応できるようになったということです。
結果として、副業案件はクライアントでは内製が難しい高度なスキルが求められるものが多くなり、未経験や初心者では対応が難しく副業に挫折してしまう人もいます。
未経験・初心者がまず月5万円稼ぐためのプログラミング副業の始め方・ロードマップ
未経験からプログラミング副業をする際は、まず月に5万円稼ぐことを第一目標にすると良いでしょう。未経験・初心者の人が月5万円を稼げるようになるために、以下のステップを実践してみてください。
- 1.副業案件の種類や言語を知る
- 2.プログラミングを学習する
- 3.ポートフォリオを作成する
- 4.未経験OKの案件から実務経験を積む
それぞれのステップについて、以下で詳しく見ていきましょう。
1.副業案件の種類や言語を知る
まずは、プログラミングの副業案件にはどのような仕事があって、どのような言語のスキルが求められるのかを知ることから始めましょう。一口にプログラミング副業といっても使用する言語や案件の内容は多岐にわたるため、「どのような仕事がしたいのか?」「希望の案件を獲得するにはどの言語のスキルが必要なのか?」などを最初に明確にしておくことが大切です。
2.プログラミングを学習する
経験・初心者向け案件でも、最低限の知識が求められることが多いため、プログラミングの学習から始めましょう。学習サイトや関連書籍で独学することもできますが、学習に時間がかかったり実用的な知識をインプットできなかったりするため、スクールで講師に教えてもらいつつ、自分でも予習・復習を行うのが効果的です。今は、オンラインで受講できるスクールも多いため、本業がある人でも気軽にスクールを活用することができます。
言語を学習する時は、コーディングならHTML/CSS、データ分析ならPythonなど、受注したい案件で求められるテーマを選んで勉強を始めましょう。
3.ポートフォリオを作成する
副業案件を獲得できるかどうかは、ポートフォリオの有無でも変わってきます。ポートフォリオとは、自身の活動や作品をまとめた成果集です。携わったプログラムの概要・ビジュアル・制作期間やサンプルプログラムを掲載します。ポートフォリオを作っておくとクライアントに自分のスキルや実績をわかりやすく伝えられ、ポートフォリオの内容が充実しているほど案件を受注しやすくなります。
ポートフォリオ作成をサポートしてくれるプログラミングスクールもあるため、スクールの利用を検討している人はポートフォリオを作成できるスクールを選ぶのがおすすめです。
4.未経験OKの案件から実務経験を積む
「未経験者OK」の副業案件を受注し、実践でスキル・経験を得る方法もあります。未経験者OKの案件は、主にクラウドソーシングで探すことができます。プログラミングスクールでも、未経験者・初心者向けの案件を紹介してくれることがあるようです。
未経験者OKの案件であっても、仕事を受注し、対価を得るという実績を積み重ねていくことで、応募できる案件の選択肢が徐々に広がっていきます。
また、独学やスクールで学んだことを実際に使う場があることで、スキル・知識が身につきやすくなります。勉強と並行しながら簡単な案件をこなしておくことで、将来的にも単価アップを狙いやすくなるでしょう。
未経験からプログラミング副業を始めるための学習方法
プログラミング未経験者がスキルを身につけるには、「スクールに通う」「独学」の大きく2つの方法があります。
ここでは、この2つの学習方法について解説します。おすすめのスクールや学習サイトも紹介しているので、学習方法に悩んでいる人はチェックしておきましょう。
スクールに通う
プログラミングスクールに通えば、基礎を体系的に身につけられ、分からないことも講師に質問できます。初心者が効率的にスキルを身につけたい場合におすすめです。授業料はかかりますが、学習意欲を高く維持できます。
有名なものとしては以下のスクールがあります。
- TechAcademy
- DMM WEBCAMP
それぞれ簡単に特徴を紹介します。
TechAcademy
TechAcademyは、オンラインのマンツーマンレッスンに特化したスクールです。講師は全て、通過率10%という狭き門の選考を通過した現役エンジニア。授業とは別に、ビデオチャットによるメンタリングや、チャットによる質問回答、無制限の課題レビューなど充実したサポートが魅力です。
以下の表は、未経験からWeb制作に必要なスキルを学習して副業に取り組める「はじめての副業コース」の料金体系を紹介していますので参考にしてください。
項目/プラン | 4週間プラン | 8週間プラン | 12週間プラン | 16週間プラン |
---|---|---|---|---|
料金 (税込み) | 社会人:174,900円 学生:163,900円 | 社会人:229,900円 学生:196,900円 | 社会人:284,900円 学生:229,900円 | 社会人:339,900円 学生:262,900円 |
メンタリング | 7 | 15 | 23 | 31 |
チャットサポート | 15~23時(8時間) | 15~23時(8時間) | 15~23時(8時間 | 15~23時(8時間) |
学習時間 (1週間) | 40〜50時間 | 20〜25時間 | 14〜18時間 | 10〜13時間 |
Tech Academyの各コースでは現役エンジニアのパーソナルメンターがつき、週2回・1回30分のメンタリングをします。1人では難しいこともメンターがそばにいれば挫けずにすすめるという考えに基づいており、非常にきめ細やかに相談に乗ってもらえます。
メンターのサポート内容は以下の通りです。
- 疑問点はいつでも相談でき、即回答がもらえるチャットサポート
- 課題がクリアできるまで、何度もメンターにチェックをお願いできる回数無制限の課題レビュー
短期間で、かつ手厚いメンタリングの下で学びたい方には検討してほしいスクールとなっています。
DMM WEBCAMP
インターネット事業を広く手がけるDMMのプログラミングスクールがDMM WEBCAMPです。こちらも講師は通過率10%の選考を通過しており、現役エンジニアのマンツーマンレッスンが受けられます。DMM WEBCAMPでは、約1週間の間に学習・学習の振り返り・学習の目標設定という3ステップのサイクルを繰り返すことで、長期的な目標達成を目指します。
独学する
プログラミングは、関連書籍やWebサイト、動画サイトを参考にして独学によって習得することも不可能ではありません。費用を抑えて学習したい場合には有効な選択肢です。
ただし、プログラミング言語に馴染みがない場合は、上級者からのアドバイスを受けられないため、思うように上達しない場合もあります。そこで、プログラミングの学習サイトを使うのもおすすめです。ここでは2つを紹介します。
ドットインストール
ドットインストールは、無料で学習を始められる初心者向けの動画サービスです。一部有料のサービスもありますが、HTML・CSS・JavaScriptといった基礎的な講座は無料で視聴することができます。ただし、その他の講座は有料会員になる必要があります。有料会員になると、現役エンジニアへの質問機能や、ソースコードの閲覧などのサポート機能も利用できます。
プロゲート
Progateとは、世界100ヵ国以上、260万人ものユーザーが活用するスライド形式のプログラミング学習サイトです。こちらも無料・有料プランがあるため、まずは無料から始めるのがおすすめ。ブラウザに直接プログラムを書き込めるうえ、ミスがあるとプログラムが指摘やヒントをくれます。レベルのシステムを導入しているため、ゲーム感覚で学習できる点も大きな特徴です。
プログラミング副業におすすめの言語5選と習得難易度
これから言語を学ぶ人は、下記の5言語を学んでおくと、案件を獲得しやすくなります。
- HTML/CSS
- JavaScript
- PHP
- Ruby
- Python
1つずつ、特徴や難易度をみていきましょう。
HTML/CSS:簡単なWebサイト制作に最適
HTML/CSSはWebページを作成するための言語で、Webページにテキストや画像、リンクなどを配置するための言語がHTML、デザインの見栄えを良くするために使う言語がCSSです。HTML/CSSは、Webサイトのコーディング案件を受注するには必須となります。ページの一部修正など比較的簡単な案件も多いので、初心者の人はまずはHTML/CSSの学習から始めてみてはいかがでしょうか。
WebサイトのUIはHTML/CSSが用いられており、全ての基礎となる言語です。習得の難易度は他の言語と比較すると、かなり低いといえます。初心者でも、しっかりと勉強すれば1〜2ヶ月で習得できるでしょう。
JavaScript:Webサイトのフロント部分に必須
JavaScriptは、動的なWebコンテンツを実装するためのプログラミング言語です。JavaScriptを使うと、ユーザーの操作に合わせてポップアップを表示させたり、問い合わせフォームの入力内容をチェックして注意文を出したり、さまざまことができます。
JavaScriptはシンプルな構文で、ブラウザ上の動作がイメージしやすいことから、習得難易度が低く、初心者でも習得しやすい言語といえます。HTML/CSSと併せてJavaScriptのスキルを習得しておくと、より幅広いWeb制作の案件に対応できるようになります。
PHP:Webアプリのサーバー部分に多用
PHPもWeb制作に使われるプログラミング言語で、サーバーサイドの処理を行うにはPHPのスキルが必要です。例えば、Webページで入力された内容をデータベースに登録したり、Webサイトにショッピングカード機能を実装したりすることが可能で、さまざまなWebサービスの案件に対応できます。
PHPを習得しておくと、データベースとの連携などサーバーに関わる部分を担当できるようになります。コーディング案件よりも高単価な案件に対応できるため、Web制作の案件で稼ぎたい人はPHPも積極的に身につけておきましょう。
PHPは構文自体が理解しやすく、インターネットで参考になる情報も簡単に見つかります。そのため、習得難易度は低く、初心者も学びやすい言語といえます。
Ruby:大規模システムでも人気のサーバー言語
Rubyは、日本発のプログラミング言語で、Web開発を得意としています。コードはシンプルで、少ない記述量で開発できます。可読性が高いため、変更やバグなどの問題を特定しやすく、維持管理しやすいことから大規模システムの開発でも用いられています。
数あるプログラミング言語のなかでも簡単な言語といわれており、初心者向きといえます。日本人が開発者なので、日本語の情報が多く学習がしやすい点も魅力。習得の難易度は、PHPやJavaScript、Pythonと同等程度です。
Python:AI・データ処理に強い
Pythonは人気の高いプログラミング言語の1つで、短く簡潔なコード記述で初心者も学習しやすいのが特徴です。Pythonは対応できる案件が幅広いという特徴もあり、機械学習やデータ分析、Web制作やブロックチェーン技術など、さまざまな分野でPythonが活用されています。
Pythonを扱えるエンジニアは需要が高いため、将来的に稼げるエンジニアを目指したい人はPythonの学習をおすすめします。
Python自体はそう難解な言語ではなく、習得の難易度はJavaより低く、Rubyと同等程度です。ただし、AI(人工知能)など専門性が高い開発を行えるところまでいくと、数学的な知識が求められるため難易度が上がります。
未経験者におすすめなプログラミング副業案件の種類と必要なスキル
続いて、未経験者におすすめなプログラミング副業案件の種類と必要なスキルをまとめて確認しましょう。
案件の種類 | 難易度 | 単価目安 | 業務内容 |
---|---|---|---|
Webサイト制作・カスタマイズ | 低~中 | 3,000~100,000円 | CMSやデザインテンプレートを使ったWeb制作や、機能追加・調整などのカスタマイズを行う |
Webコーディング | 低 | 1,000~10,000円 | Webサイト・アプリケーションのUI(画面)部分のデザイン設計にもとづいて、HTML/CSSやJavaScriptなどを用いてデザインや動作を実装する |
データベース処理 | 中 | 5,000~50,000円 | SQLなどを用いて、DBにおけるさまざまな処理(データ入出力・更新・削除・最適化など)を行うための構文を記述・調整する |
単体テスト・デバッグ | 中 | 3,000~10,000円 | システム全体のなかの特定の機能・要素部分のテストや、バグの発見・除去を行う |
IT系記事執筆 | 低~中 | 1〜2円/文字 | ITへの知見やプログラミングに関する知識をもとに記事を執筆する |
Webサイト制作・カスタマイズ案件
Webサイト制作・カスタマイズ案件では、CMSやデザインテンプレートを使ったWebサイトを作ったり、機能追加・調整などのカスタマイズを行ったりします。特によく使われるWordPressの知識を学んでおけば、テキストの流し込みやリンク設定など簡単な作業から、プラグインの設置やテーマのカスタマイズまで対応できます。また、知識とスキルのレベルを高めれば、1人でもWebサイトを作れるようにもなり、より高単価な案件に挑戦が可能です。
Webコーディング案件
Webコーディング案件では、Webサイト・アプリケーションのUI(画面)部分のデザイン設計に沿ってコーディングします。Webサイト制作のなかでも、比較的簡単な工程で、マニュアルを見ながら行えるため、未経験者・初心者でも始めやすい案件といえます。特に、LPであれば、HTML/CSSやJavaScriptといったフロントエンドのスキルのみで作ることができます。
データベース処理案件
情報が蓄積されたデータベースのデータ入出力・更新・削除・最適化を行うための構文を記述・調整する案件です。データベースを操作するためには、SQLという言語を扱えなければなりません。SQLの習得は基礎的な書き方のみでいうと、そう難しくないため、初心者でも多少知識を付ければ簡単な案件を受けることができるでしょう。
単体テスト・デバッグ案件
単体テスト・デバッグ案件は、ソフトウェア開発のなかで、すでにプログラミングされたソフトにバグやエラーがないかを確認する作業です。厳密には、デバッグがバグやエラーを発見して除去・修正するまでの工程を、テストがデバッグのうちの一部を指します。ただし、プログラミングコードを解析して作業を行うため、プロブラムの文法や構造を理解していなければなりません。
IT系記事執筆案件
プログラミングを学びたい人は多く、IT・プログラミング系の記事をライティングする案件も多くあります。ライティング案件のほとんどは、参考になるWebサイトや資料、指示書があり、執筆内容や構成は決まっています。そのため、プログラミングの未経験者や初心者でも、基本的な日本語力があれば受注できる案件は見つかるでしょう。
プログラミングの副業案件を探す方法
プログラミングの副業案件を探す方法として、主に以下の5つが挙げられます。
- 副業エージェント
- クラウドソーシング
- 求人サイト
- SNS
- 知人からの紹介
ここでは、副業案件を獲得するための具体的な方法を紹介します。
副業・フリーランスエージェント
副業エージェントとは、週1〜2日から対応できる副業向きの案件を紹介してくれるサービスです。自分のスキルや経験に合う案件を紹介してくれるので、案件のミスマッチが防げて自分で営業する手間も省けます。
エージェントが取り扱う案件は基本的に即戦力を求めていることが多いので、実務経験がある人やある程度の副業経験を積んでからの利用がおすすめです。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、インターネット上で、業務をアウトソーシングする企業と仕事を請ける人をマッチングするサービスです。有名なサービスとしては、クラウドワークスやランサーズがあります。初心者や副業が未経験の人でも応募可能な案件が多い点が特徴です。
求人サイト
求人サイトのなかには転職の求人だけではなく、副業案件が掲載されている場合もあります。副業専門サイトではなくても、大手サイトであれば副業の求人数も少なくありません。リモート案件や副業OKのものを検討していれば、このようなサイトも選択肢です。
Indeed(インディード)は求人情報に特化した検索エンジンです。求人情報を自動的に集め、Indeedに掲載しています。そのため、情報量が多く、副業の案件も探しやすいです。
求人ボックスはカカクコム社が運用しており、検索のしやすさが特徴の求人サイトです。絞り込み条件も多く、副業可の案件も豊富に見つけられます。
SNS
SNSでプログラミングの副業案件を探す方法もあります。FacebookやTwitterのようなオープンなSNSであれば、案件募集している人を見つけられます。ただし、クライアントの信用性は自分で確認する必要があり、トラブルにならないように注意は必要です。
また、Wantedlyのようにビジネスの案件や求人のマッチングをメインに扱うSNSも登場しています。エンジニア向けの案件も見つけられるため、登録して案件を探してみるのもおすすめです。
知人からの紹介
前職でエンジニアをしている場合、エンジニア仲間や過去に個人で請けた案件の人脈から探してみるのもおすすめです。Webサービスを扱う企業では、細かい業務を外注したいと思っている場合もあります。
すでに信頼関係ができているような関係であれば、安心して仕事を受注できるでしょう。
プログラミング副業探しにおすすめのサイト
ここでは、プログラミングの副業案件を獲得するために活用できるおすすめサイトを紹介します。
未経験・初心者向けのサイトと経験者向けのサイトをそれぞれ紹介するので、自分に合ったサイトを探してみてください。
未経験・初心者向けのサイト
未経験・初心者におすすめのサイトは、以下の3つです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
以下で、それぞれのサイトの特徴をみていきましょう。
クラウドワークス
クラウドワークスは、国内シェア・取引額No.1の大手クラウドソーシングサイトです。全国78万社がクラウドワークスを利用していて、常時多数の案件が掲載されています。専門のスタッフが使い方のレクチャーやトラブル対応までサポートしてくれるので、初めての副業でも安心して利用できます。
プログラミングの案件のほか、プログラミングスクールの講師やプログラミング関連のライティング案件がヒットします。また、「未経験者可」で絞り込みが可能。なかには、「アプリ開発に興味がある方」「○○言語を学びたい方」という案件も見られます。
ランサーズ
ランサーズも、クラウドワークスと同様に多くの案件を取り扱う大手クラウドソーシングサイトです。仕事が350種類以上と豊富で、ランク制度やアナリティクスなど案件獲得を支援する機能が充実しています。
クラウドワークスと同じく、プログラミングスクールの講師やライティング案件もヒット。初心者から実務経験がある人まで、副業でも広く活用できます。
案件への応募やスカウトだけでなく、自分で報酬や条件を決めたパッケージを販売することも可能で、案件獲得方法の種類が多いのも特徴です。
ココナラ
ココナラは、自分のスキルや経験をサービスとして販売できるサイトです。仕事内容と価格を決めて販売し、クライアントに購入されると案件獲得となります。ビジネスからプライベート利用まで幅広い目的で利用されていて、Web制作やプログラミングのほかオンラインレッスンや講師の仕事も販売できます。
ココナラは、クライアントが出した募集に応募できるクラウドワークスやランサーズとは異なり、スキルを販売したい側が自分を売り込むサービスです。プログラミングの副業案件をもらうには、プロフィールやポートフォリオを充実させておきましょう。
経験者向けのサイト
プログラミング経験者は、以下の3つのサイトがおすすめです。
- ITプロパートナーズ
- シューマツワーカー
- ワークシップ
それぞれのサイトについて、以下で紹介します。
ITプロパートナーズ
弊社ITプロパートナーズはフリーランスエージェントですが、週2日〜3日稼働やリモート可能な案件も多く取り扱っています。稼働日数や言語・スキルを絞り込んで検索できるため、自分の希望に合う仕事を簡単にみつけることができます。
働き方が柔軟な案件だけでなく、スタートアップやベンチャーなどトレンド技術を積極的に取り入れている企業の案件もあり、エンジニアとして面白いと感じる案件に出会えるでしょう。仲介会社を挟まないので、高単価案件が多いのも特徴です。プログラミングの副業でしっかり稼ぎたい人におすすめのサービスといえます。
シューマツワーカー
シューマツワーカーは、週10時間と週末だけで対応できる副業案件を紹介してくれるサービスです。時給換算した金額を記載してくれているので報酬の目安が分かりやすいのが魅力。
案件の99%以上がリモートワーク案件で、スキマ時間に副業をしたい人におすすめ。税理士による税金面のサポートや副業コミュニティなどのサービスも充実しています。ただし、案件数はそれほど多くないため、プログラミングの副業を安定して獲得するためには、他サービスと並行して活用するのがおすすめ。
ワークシップ
ワークシップは、フリーランス・副業ワーカー向けの案件を検索できるサイトです。
エンジニア向けのプログラミング案件に加え、デザイナーやマーケター、人事や広報などさまざまな職種の案件を取り扱っています。リモート可能な案件も多いので、在宅で副業したい人にもおすすめです。
絞り込み機能が使いやすく、「副業OK」にプラスしてリモート・出社の希望や稼働時間、地域などを指定できます。報酬は時給換算して検索が可能。自分に合うプログラミングの副業案件を探すことができます。
プログラミングの副業で高収入を狙うコツ
ここでは、プログラミングの未経験者・初心者が、最終的に高収入・高単価を狙うコツを紹介します。学習時や副業案件の検索時に活用してください。
高単価・需要の大きい言語を習得する
プログラミングに使用する言語は数多くありますが、高単価案件が多い言語・需要が大きい言語を使えると、高収入を得やすくなります。
HTML・CSSは必須、プラスでPHP・Java・JavaScript・C#が扱えると受注できる案件の幅が広がります。その他、扱える人が少ない言語・トレンドの言語に関する知識・スキルを更新することで、より高収入を目指せるでしょう。以下の記事でも需要の高い言語を紹介しているのでぜひチェックしてみてください。
高い専門性を身につける
専門性が高いほど希少価値が上がり、高単価の案件を獲得しやすくなります。サーバーやネットワーク、データベースの案件は、アプリケーションの領域とは異なる専門性が求められ、高単価になりやすいです。
これらの領域に加え、アプリの領域も扱えるようになると、ほかのエンジニアとの調整もでき、案件の全体像も把握できます。そのため、ほかの人との差別化も図りやすいでしょう。
実務経験を積み重ねる
実績が多ければ多いほうが、信用性が高まるため、大きな案件・高単価案件を得やすく、そして稼ぎやすくなります。特に未経験者・初心者の場合は、実績がゼロの状態から始まるため、まずは多くの実務経験を積むことを目指しましょう。実務経験は、未経験者・初心者向け案件をこなすのがおすすめです。
ある程度実務経験が積めたら、積極的にアピールすることで、案件獲得につながりやすくなります。ポートフォリオを充実させて、ポートフォリオを見ればどのようなスキルや実績、得意なプログラミング手法があるのかすぐに分かるようにしておくと、効果的にアピールができます。
上流工程・マネジメント経験を積む
プログラマーとしてある程度経験を積んでいる方は、上流工程やマネジメント経験を積めると、副業でも案件単価が高くなります。
開発の上流工程ではクライアントのサービスやニーズを理解して、技術要件や外部・内部設計をまとめることが求められます。
そのためにはエンジニアスキルが必要なことに加え、ビジネスや業界に関する知識、コミュニケーションスキルまで必要で、難易度が高いです。もし上流工程の経験があると、高いスキルがあると見なされ、高単価の案件が受注しやすくなります。
マネジメントを任されるPMは、クオリティ、コスト、納期をコントロールする業務で、信頼性が求められます。そのため、この役割を担うことができる人材は高単価案件を獲得しやすいです。相場単価が5万〜10万円上がるケースもあります。
特にスタートアップや中小企業では、マネジメントできる人材が少ないため、PM経験がある人は重宝されるでしょう。
フリーランスエージェントを活用する
中上級者になったら、案件を検索・受注する媒体をフリーランスエージェントに切り替えるのがおすすめです。
フリーランスエージェントは、クライアントと受注者を仲介するサービスで、スキルや実績を登録することで、自分に合う案件を紹介してもらえます。経験が求められる反面、高単価・優良な案件が多い点が特徴です。フリーランスエージェントを使えば営業活動をする必要もないため、効率よく稼ぐことができるでしょう。
初心者がプログラミングを副業にするメリット
「未経験からのプログラミング副業はあまり稼げない」という話をしてきましたが、初心者がプログラミングを副業にすることは、収入以外のメリットもあります。ここでは、初心者がプログラミング副業を始めるメリットについてみていきましょう。
異なる職種の仕事を経験できる
プログラマー以外の職に就いている人は、プログラミングの副業を始めると異なる職種の仕事を経験できるのがメリットです。IT業界へのキャリアチェンジを検討しているなら、まずは副業でプログラミングに触れてみてはいかがでしょうか。
先述のとおりIT人材の需要は高まっているので、副業でプログラミング経験を積んでおくと将来の転職に役立つ可能性もあります。
スキルアップにつながる
初心者がプログラミングの副業にチャレンジすると、スキルアップにつながるのもメリットの1つです。案件を獲得するにはプログラミングスキルを身につける必要があり、案件をこなすうちにさらにスキルが身についていくでしょう。
また、プログラミング案件には、ITスキルだけでなく論理的思考も必要です。論理的思考はものごとを順序立てて効率的に考える力で、IT業界だけでなくさまざまな職種で役立つ能力です。プログラミングの副業に取り組むことで、本業に役立つスキルも身につけられるかもしれません。
ポートフォリオ作成に役立つ
IT業界への就職や転職、独立などを考えている人は、プログラミング副業によってポートフォリオを作成できるというメリットもあります。実績として公表可能な案件を積極的に受注していると、ポートフォリオを充実させられます。
ポートフォリオは転職先やクライアントに自分のスキルや知識をアピールする重要な材料となるため、転職や独立を考えている人にとっては大きなメリットでしょう。
フリーランスも視野に入れられる
未経験や初心者から副業を始めた人も、地道に実績やスキルを積んでいけばフリーランスとして活躍できる可能性は十分にあります。最初は初心者向けの単価が低めの案件しか獲得できなかったとしても、経験を積むうちに少しずつ難易度の高い案件にも対応できるようになるでしょう。
将来的にIT業界で独立を目指している人は、プログラミングの副業を始めておいて損はありません。
土日や週1・2日で作業できる
プログラミングの副業案件はさまざまな条件のものがあり、土日や週1・2日で作業できる小規模な案件も多くあります。このような案件を選べば、隙間時間を有効活用してスキルの習得や収入アップが目指せるでしょう。
本業が忙しくてなかなか時間が取れないという人も、稼働日が少ない案件や単発の案件を探してみてはいかがでしょうか。
プログラミング副業を始める際の注意点
プログラミングで副業を始める時には、いくつか注意点もあります。場合によっては、本業や収入に影響する可能性もあるため、よく確認が必要です。
目的・目標を明確にして取り組む
まずは、何のために副業をするのか、大まかな方針や目的を整理します。実現可能な範囲で目的をまとめることで、逆算して習得すべきスキル・知識や、必要な経験が明確になります。未経験者・初心者の場合、すぐに全てのプログラミングスキルを得ることは難しいため、優先順位を付けて学ぶことが大切です。また、具体的な目標があれば、学習にも身が入るものです。
本業とのバランスをとる
働きすぎで体調を崩してしまわないように、本業とのバランスを考えて副業案件を受注するようにしてください。副業案件に時間をとられすぎると、休息の時間がなくなってしまいます。体調を崩したり思うように作業の時間がとれなかったりすると、本業の勤務先や副業のクライアントにも迷惑をかけてしまうため、注意しましょう。
勤め先の副業ルールを確認する
会社員が副業を始めたいと思った時には、最初に副業ルールを確認する必要があります。就業規則で副業については記載があるはずなので、雇用契約を結んでいる会社の就業規則を確認しましょう。
副業がOKであった場合でも、競合他社の案件はNGであるなど、ルールが定められているケースもあります。そのため、関連ルールの確認も必要です。
なかには、会社で副業が禁止されているからといって、隠れて副業を始めようとする人がいます。しかし、副業をしていると住民税の手続きなどで会社に知られることが多く、必ず就業規則を確認し、必要であれば会社に相談してから始めましょう。
所得の申告手続きを行う
副業収入が20万円を超える場合、確定申告をする必要があります。20万円以下の収入であれば確定申告は不要ですが、住民税は納付しなければならないため、市区町村への申告手続きは必要です。
業務委託契約で副業の仕事を請ける場合は、所得税の源泉徴収をされないケースが多いです。しかし、源泉徴収されている場合は、確定申告によって還付を受けられる場合もあるため、支払い調書を確認しましょう。
下請法についても理解しておく
報酬の減額や成果物の受け取り拒否といったトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではないため、下請法についても理解しておきましょう。下請法は、取引を行う上で立場が弱い事業者を守るための法律です。副業は個人で仕事を請け負うことになるため、自分のことは自分で守らなければなりません。いざというときのために、下請法についても勉強しておくと安心です。
プログラミング副業についてよくある疑問
最後は、プログラミング副業についてよくある疑問に回答します。プログラミングの副業を始めるのに不安がある人は確認してください。
プログラミング副業に必要なスキルレベルは?
副業案件には、実務経験のない初心者でもできるレベルのものから、経験者向けの高度なレベルが求められるものまで幅広くあります。工程も上流から下流までさまざまで、企画・戦略レベルから参画できるかなり上流の案件も珍しくありません。また、テクニカルスキルのほか、使用する言語を扱った開発経験・実務経験以外にも、コミュニケーションスキルや論理的思考力、情報収集スキルといったヒューマンスキルも重要となってきます。
そのため、副業を始めるだけなら基本的なスキルのみでも可能ですが、安定して案件を獲得し、まとまった稼ぎを得るためには、できるだけ高いレベルのスキルを身につけておきたいところです。
「稼げないからやめとけ」という声は本当?
プログラミングの副業に対しては、「稼げないからやめとけ」という声も聞かれます。その理由には、未経験でも可能な案件は単価が低いことが挙げられます。初心者の場合、簡単な作業であっても、時間が余計にかかり、「時給換算で安い」と感じやすくなります。
また、副業で稼ぐためには、自力で案件を獲得しなければなりません。スキルを習得するまでは低単価の案件しか獲得できないケースが多いため、稼げないと感じる人が多いと考えられます。
会社員でもプログラミング副業は可能?
会社員でも、平日夜や土日などを使ってプログラミングの副業を始めることは可能です。
ただし、就業規則を確認したうえで、本業とのバランスを取ることが最も重要です。たとえ、就業規則で副業が許可とされている企業であっても、遅刻や欠席が増えて副業の悪影響が出ていると判断されれば、何かしらの罰則が課されることも考えられます。
また、法律上、会社は特殊な事情がある場合を除いて従業員の副業を禁止できません。就業規則で副業が禁止になっていても相談すれば、許可が下りることもあります。禁止されている場合、隠して副業をすることはおすすめできません。
30代、40代からでもプログラミングの副業は可能?
30代、40代からでもプログラミングで副業することは十分可能です。エン・ジャパンの調査では、35歳以上の異業種への転職でも、31%はIT業界に行っているという結果も出ています。
もちろん未経験の場合は前述の通り、500時間前後は学習に費やす必要性はあるので、働きながら休日で独学を進めていくのは大変かと思います。
ただ、プログラミングスキルは今後ますます需要は増していきますし、年齢に制限はありません。30代、40代の場合、未経験から正社員としてプログラマーに転職するのは難しくなってきますが、副業として案件を受注することは十分に可能でしょう。
プログラミングの副業に資格は必要?
結論から伝えると、実績やポートフォリオがあれば資格は必要ありません。
仕事を依頼する側からすると、資格よりもどの程度のスキルがあるか?という実績(ポートフォリオ)が見たいからです。
転職する場合や、就業先でのキャリアアップなどにおいては資格は役に立ちますし、もちろん副業するうえでも取得しておいて損はありません。
しかし、資格がなければ副業できないか?というと、そのようなことは全くないので安心しましょう。
まとめ
今回は、未経験者・初心者がプログラミングの副業を始めたい時に知っておきたいポイントをまとめました。お伝えした通り、未経験者・初心者がまとまったお金を稼ぐのは難しいため、まずは5万円を目標に学習・案件獲得に取り組んでみてください。
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