こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスや副業として業務委託契約で案件に参画する前に、ほとんどの企業は面接(面談)を実施します。なかには「面接が苦手」「何を準備すればよいかわからない」という方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、業務委託契約で働く際の面接対策に関して、
- フリーランスが面接時に聞かれる主な質問と回答のポイント
- フリーランスが面接時に押さえておくべき基本マナーや服装
- 面接で落ちる理由や採用されやすいフリーランスの特徴
- 面接前に準備するべきこと
について詳しく解説します。業務委託の面接を控えているフリーランスの方はぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
業務委託の面接(面談)の特徴は?正社員やアルバイトとの違い
業務委託と正社員・アルバイトでは、契約の目的や評価基準が異なるため、面接で重視されるポイントや質問内容にも違いがあります。具体的には、以下のような傾向が見られます。
| 違い | 業務委託 | 正社員・アルバイト |
|---|---|---|
| 目的・評価基準 | ・即戦力人材 ・自社プロジェクトに近い実績 | ・人柄 ・企業文化への適応性 ・将来性 |
| 面接の主な質問内容 | ・過去案件の参画実績 ・スキル・専門知識の具体的な内容 | ・志望動機 ・これまでの経歴 ・働き方に関する希望 |
正社員やアルバイトの場合は組織で長く働いてもらうことを想定しているため、人柄や企業文化への適応性、将来の成長性といった質問が中心となるケースが一般的です。
一方、業務委託の場合、企業は「自社のプロジェクトを安心して任せられるか」という観点から、実務経験やスキルの即戦力性を重視します。
面接後にお互いで合意となった場合、業務委託契約を結び業務をスタートすることになります。フリーランスが結ぶことになる業務委託契約について、詳しく理解したい方は以下の記事も参考にしてください。
フリーランスが業務委託の面接をする際の流れ

フリーランスとして業務委託の面接をする際の流れについて、クライアントと直接面接する場合と、エージェントを介した面接の場合の両方を紹介します。自身の場合と照らし合わせながらチェックしてください。
クライアント(直接契約)との面接の流れ
業務委託の面接のうち、クライアント(直接契約)との面談は、以下の流れで進むことが多いでしょう。
- クライアントからプロジェクトの概要・課題の説明
- 自己紹介
- 実績・保有スキルのヒアリング
- その他の質疑応答
面接当日までに、契約したい会社の情報収集にはできるだけ時間を割いてください。また聞かれそうな質問を深掘りしておくとよいでしょう。
エージェントを利用する場合は、スタッフが間に入って進行してくれますが、エージェントを利用しない直接契約の場合、クライアントの担当者が進行するケースが多いものの、提案が欲しい場合など、企業によってはフリーランス側に進行させる可能性もあります。
「企業へ自分を売り込む」ような意識で、自分でも上記の流れで進行できるよう準備しておくとよいでしょう。
なお、面接当日は、担当者にリマインドメールも送ってください。また契約内容や契約条件などについても整理しておきましょう。面接時間5分前になったら、来社やオンライン面談であれば入室します。
フリーランスエージェントを介しての面接の流れ
フリーランスエージェントを利用する場合、まずエージェントのスタッフとの面談を行います。これは面接ではなく、エージェントがマッチした案件を紹介するため、フリーランスの経験やスキルをヒアリングする時間となります。その後、事前に職務経歴書・スキルシートを提出し、面談の日程を調整してから企業の担当者とリモートや対面での面談を行います。
まずエージェントとの面談の流れは以下の通りです。
- アイスブレイク
- エージェントサービスの説明
- 実績・保有スキルのヒアリング
- 希望条件の確認
- 条件にマッチする案件例の紹介
- その他の質疑応答
エージェントから応募者のスキルや知識に合う企業を紹介され、紹介された企業に興味がある場合、クライアントとの面談可能日をエージェントに伝えます。その後、正式に面談日が決まるため、面談に備えて企業の情報収集などを行いましょう。エージェントにどのような企業なのか、聞いてみるのもおすすめです。
面談当日はエージェントが同席し、企業の採用担当者とフリーランス、三者間での面談となります。ファシリテーションはエージェントが行なってくれますし、フリーランス側が聞けなかった質問なども企業にしてくれます。同席してくれることで、リラックスして面談に挑めるでしょう。
面接後から案件参画までの流れ
面接の後に採用通知が来て、採用となれば業務委託契約の締結に進みます。契約の前に、改めて条件を確認しましょう。まだ契約前なので、条件が合わない部分があれば無理に契約する必要はありません。
条件がマッチした場合、契約書を必ず発行してもらい報酬面や稼働時間、稼働開始日など間違いがないか確認しましょう。正式な参画日が決まれば、契約完了です。契約を締結したら、そのまま業務を開始します。
業務委託契約を結ぶ際の注意点は以下の記事でまとめているので、チェックしてみてください。
フリーランスは業務委託の面接で何を聞かれる?主な質問項目と回答のコツ

業務委託の面接では即戦力人材の採用を目的としているため、スキルや実績、働き方について具体的に質問されます。ここでは、フリーランスの面接でよく聞かれる項目と、回答時のポイントを紹介します。
自己紹介(経歴・過去の実績)
面接の冒頭では、「簡単に自己紹介をお願いします」と求められるケースがほとんどです。経歴や過去の実績を中心に、今回の案件に関係のない内容は省きながら簡潔かつわかりやすく伝えるようにしましょう。
これまで関わった業務やプロジェクトの中から、成果を上げた経験や課題を乗り越えた事例を事前に選んでおくと効果的です。具体的な役割や達成内容を交えて話すことで、信頼感を与えられます。
自身の強み・対応可能業務
次に、多くの場合は自身の強みや対応できる業務範囲について質問されます。これまでのプロジェクトで担当したポジションやタスク内容を整理し、どんなスキルを持ち、どのような業務に対応できるのかを明確に伝えましょう。
また、成果の大きさを示すために「納期を〇%短縮」「CVRを〇倍に改善」といった具体的な数字やデータを用いると説得力が増します。
普段の仕事の進め方
フリーランスとしてどのように業務を進めているかも、クライアントが重視するポイントのひとつです。質問された際は、日々の業務で使用しているツールや作業環境を具体的に伝えます。
例えば、エンジニアであれば扱えるプログラミング言語・開発ツール・フレームワークなどを挙げると良いでしょう。リモート案件の場合は、SlackやChatworkといったコミュニケーションツールも合わせて紹介すると、企業側が実際の業務イメージを描きやすくなります。
希望単価・報酬額
クライアントによっては、希望単価や報酬額を確認されることがあります。事前に業務内容や工数を踏まえたうえで、根拠のある金額を提示できるよう準備しておきましょう。あらかじめ相場感を把握しておくと、交渉の場でも落ち着いて適切に対応できます。
ただし、フリーランスエージェントを介している場合、面談時には報酬の話は基本的にしません。単価の調整や交渉も基本的にエージェントが行ってくれます。
稼働時間
業務委託の面接では、稼働可能な時間帯や日数も確認されます。複数の案件を掛け持ちしている場合は、他の業務とのバランスを考慮し、どの程度の時間を確保できるかを事前に整理しておきましょう。
例えば「週3日・1日6時間」「平日の10:00〜16:00」など、具体的な稼働スケジュールを提示できると、面接や契約交渉がスムーズに進みます。
業務委託の面接で落ちる場合に考えられる原因
フリーランスが業務委託の面接で落ちる場合に考えられる主な原因としては、以下の4つがあります。
- 実績・スキルが求める水準に達していない
- コミュニケーション力やマナーに問題があった
- 稼働時間・報酬・納期などの条件がマッチしない
- プロジェクト方針の変更があった
それぞれの原因を詳しく解説します。
実績・スキルが求める水準に達していない
まず考えられるのは、実績・スキルが求める水準に達していない点です。業務委託の面接では、特定の業務を適切に遂行できるフリーランス、いわゆる「即戦力」を求めています。実績・スキル不足であれば、当然、業務を依頼される可能性はほとんどありません。
実績の数が豊富で高いスキルがあっても、クライアントの重視する分野や業務内容についての経験が少ないなど、求める条件に合わない場合もあります。
コミュニケーション力やマナーに問題があった
業務委託の採用ではスキルが重視される一方で、社会人としての基本的なマナーやコミュニケーション力も欠かせません。挨拶や受け答えの姿勢、表情、話し方など、面接全体を通しての印象は評価に大きく影響します。丁寧で聞き取りやすい話し方を意識し、相手の話をよく聞いて的確に答えられるかどうかが重要です。
また、フリーランスには、自ら考えて行動する主体性も求められます。面接時に受け身な姿勢を見せたり、相手の意図を正確に汲み取れなかったりすると、「円滑な連携が難しい」と判断されてしまうかもしれません。スキルだけでなく、安心して仕事を任せられるような信頼性や対応力を示すことが大切です。
稼働時間・報酬・納期などの条件がマッチしない
実績・スキルが求める水準に達していても、稼働時間・報酬・納期などの条件がマッチしないのが原因で、面接に落ちる可能性もあります。具体的には、稼働できる時間帯や希望単価、納品可能な期日などです。
例えば「フリーランス側が家庭の事情で平日は夜間しか稼働できない。しかしクライアントは、平日の日中にオンラインでのミーティングや連絡を取りたいと希望している」といったケースは、稼働できる時間の不一致としてよく見られます。
プロジェクト方針の変更があった
上記2つに比べると珍しいケースですが、面接後にプロジェクトの予算や方向性などの方針転換があり、業務委託・フリーランスへの依頼内容について変更が生じる可能性もあります。
つまりそれまでの計画では依頼する予定だったものの、「急な方針転換があって依頼をストップしてしまう」などのケースです。面接の段階はまだ契約を締結する前なので、このようなことも起こりうると念頭に置いておきましょう。
フリーランスが業務委託の面接を受ける前に準備すべきこと

業務委託面接を実施する前に準備するべき主なことは以下の5つです。
- 企業情報やプロジェクトの詳細を把握しておく
- 自身の希望条件の整理をしておく
- 職務経歴書を作成・更新する
- 名刺を用意しておく
- 質問・確認しておきたい項目をまとめる
それぞれの内容を紹介します。
1.企業情報やプロジェクトの詳細を把握しておく
応募の段階で、企業やプロジェクトの情報をできるだけ把握しておきましょう。事前に内容を確認しておけば、自分のスキルや希望条件に合わない案件へ応募してしまうリスクを減らせます。
企業の事業内容や主要サービス、プロジェクトの目的・規模・求められるスキルなどをチェックし、自分の得意分野や経験がどの部分で活かせそうか整理しておくと安心です。こうした事前確認によって、面接時にも具体的な質問や提案をしやすくなります。
2.自身の希望条件の整理をしておく
業務委託の面接では、報酬や稼働時間、参画期間など、条件面でのすり合わせが行われる可能性があります。面接時に質問されても慌てないよう、あらかじめ自分の希望条件を整理しておきましょう。
「週何日・何時間稼働できるか」「希望単価はいくらか」「どの程度の契約期間を希望するか」などを明確にしておくことが重要です。条件が明確であればクライアント側もスケジュールや契約内容を調整しやすく、スムーズな交渉につながります。
3.職務経歴書を作成・更新する
業務委託の面接前に、職務経歴書を作成・更新しておくのも重要です。職務経歴書とは、職歴や経験を詳細に記述した書類です。履歴書とは異なり、過去の職務内容や成果、使用した技術やスキルなどを具体的に記載する必要があります。
いつからいつまでの期間で、どのような業務を担当したのかを正確に記載し、キャリアの流れを明確に伝えるのが重要です。具体的な数字の記載や、自己PRを案件に合わせて書き分けるなど、さまざまなポイントがあります。
フリーランスの履歴書の作成方法やフリーランスエンジニアのスキルシートの書き方などは以下の記事を参考にしてください。
4.名刺を用意しておく
フリーランスが業務委託の面接を受ける前は、できれば名刺も準備しておきましょう。業務委託・フリーランスの面接は、就職のためというよりも、商談に近いものです。
特に対面での面接の場合は、自分の連絡先や専門分野を伝える手段として必須です。フルリモート案件では不要なケースも多くありますが、オンライン名刺(デジタル名刺)での名刺交換が行われる可能性もあるので、できる限り用意しておきます。
ただし、こちらもエージェントを介した面接であれば必要ありません。
5.質問・確認しておきたい項目をまとめる
フリーランスとして業務委託の面接を受ける際、事前に質問・確認しておきたい項目をまとめておくのも重要です。面接中に必要な情報を漏れなく取得でき、後々の業務進行や契約交渉がスムーズに行えます。
面接中はそのリストを見ながら埋めていき、最後まで埋まっていない項目があれば、こちらから質問して確認するのがよいでしょう。確認した方がよい点の例は、以下の通りです。
- 業務内容:自身のポジションや、具体的な業務の内容や成果物は何か?
- 稼働時間:稼働時間は週何回か、また時間帯はいつか?
- 業務の期間・スケジュール:業務の開始日や終了日、契約期間は?
- 報酬・費用:報酬の計算方法や支払いタイミングは?
職種によっては、使っている技術を聞くなど、上記の内容に微調整が必要です。
業務委託の面接における適切な服装と基本マナー
業務委託の面接では第一印象も大切で、服装やマナーは相手に信頼感や安心感を与える重要な要素です。ここでは、面接時の服装の選び方や、オンライン・対面それぞれで意識すべき基本マナーを紹介します。
服装は業界や企業文化の傾向に合わせる
業務委託の面接では、必ずしもスーツを着用する必要はありません。ITやクリエイティブ業界などでは、オフィスカジュアルやきれいめな私服が一般的な場合もあります。
ただし、カジュアルすぎる服装は避け、清潔感のある服装を心がけましょう。相手企業の雰囲気や文化に合わせて、少しフォーマル寄りにまとめるのが安心です。
オンライン・対面別の基本マナー
服装だけでなく、面接時のマナーも信頼を得るうえで欠かせません。以下で、オンライン面接と対面面接それぞれで意識すべきポイントを紹介します。
オンライン面接の場合
オンライン面接では、映像や音声の品質が印象を左右します。照明を明るめにし、カメラの角度は目線の高さに合わせましょう。マイクの音量や通信環境も事前に確認しておくと安心です。オンラインでも姿勢を正し、適度に相槌を打ちながら会話することで、誠実な印象を与えられます。
また、背景にも気を遣いましょう。きれいな状態であれば問題ありませんが、必要に応じてエフェクトを利用すると良いです。
対面面接の場合
対面面接では、服装だけでなく立ち振る舞いや表情も評価の対象になります。入室時の挨拶や着席のタイミングなど、基本的なビジネスマナーをしっかり押さえておきましょう。
身だしなみは全身を通して清潔感を意識し、姿勢を正して話すことが大切です。相手の目を見て落ち着いて話すよう意識すると、安心感や好印象を与えられます。
フリーランスが業務委託の面接後に実施すべきこと

フリーランスの場合、面接が終わってからの対応も重要です。ここでは、面接後に行っておきたい3つのポイントを紹介します。
フォローアップメールの送信
面接後は、早めにお礼のメールを送りましょう。面接の機会をいただいたことへの感謝を伝えることで、相手に誠実で丁寧な印象を与えられます。長文である必要はありませんが、貴重な時間を割いてもらったことへのお礼の一言を添えると、より好印象です。
面接の振り返りと改善
面接を終えたら、自身の対応を振り返る時間を取りましょう。「質問に対してスムーズに答えられたか」「伝えたい内容を的確に話せたか」などを確認し、改善点を整理します。こうした振り返りによって、次回以降の面接により自信を持って臨めるようになります。
合否連絡への対応
合格の連絡を受けたら、業務開始までに必要な準備やスケジュールを改めて確認しておくと安心です。不合格の場合も、丁寧で前向きな返信を意識しましょう。最後まで誠実に対応することで、将来的に別の案件を紹介してもらえる可能性もあります。
業務委託の面接に関するQ&A
最後に、フリーランスが業務委託案件の面接を受ける場合に、よく挙げられる疑問とその回答を紹介します。
業務委託面接で採用されやすい人の特徴は?
業務委託面接で採用されやすいのは、「安心してプロジェクトを任せられる」と感じてもらえる人です。具体的には、実績やスキルの高さに加え、提案力・責任感・コミュニケーション力などが重視されます。
また、面接時には「疑問点はすぐ確認する」「課題に対して具体的な提案をする」といった主体的な姿勢を見せることも大切です。単なる作業者ではなく、プロジェクトの一員として貢献できる人物像を意識しましょう。
業務委託・フリーランスの面接は違法?
業務委託をするかどうかを判断する面接は、契約の成立を前提としたものであり、違法ではありません。業務委託の場合、双方が独立した事業主として契約を結ぶ形態となります。
一方、派遣やSES契約などで、どのスタッフを派遣してもらうかを指名・選考するための面接は違法です。ただし派遣会社やSES会社、フリーランスと「契約するかどうか」を検討するために商談・面談を行うことは問題ありません。
業務委託では面接なしのケースもある?
業務委託では、案件によっては面接が省略されるケースもあります。特にWeb制作やライティング、デザインなどの業界では、ポートフォリオや過去の実績をもとに選考する場合も少なくありません。
まとめ
フリーランスの業務委託の面接は、正社員・パート・アルバイトの面接と若干異なります。「何を聞かれるのか」「何を確認するべきなのか」といった事前準備が重要です。
業務委託の面接は、クライアント(直接契約)と、エージェント経由の2種類があります。面接にエージェントのスタッフも同席してもらえると、比較的リラックスした状態で臨みやすいため、おすすめです。
ITプロパートナーズでは、高単価かつ働きやすい案件が揃っているほか、フリーランスへの手厚いサポートを実施しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
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