フリーランスは履歴書にどうやって職歴を書けば良いのか

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株式会社ITプロパートナーズ

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「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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こんにちは。

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今回は、フリーランスの履歴書についてです!

【フリーランス必見】履歴書の書き方とテンプレート紹介

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企業や事務所に就業しようとすれば必ず必要となる履歴書。

フリーランスでは個別契約になるので必要ないと思う方もいらっしゃいますが、月や年単位といった継続した案件を依頼したいクライアントの場合、あなたがフリーランスでどのような経歴を持つのか、どういった経緯や考え方で案件に応募してきたのか知りたいと考えています。

自ら営業している時にクライアントから履歴書を求められるケースは少ないですが、当社やレバテックのようなお仕事を紹介している企業から案件を受注するような場合には、クライアントに対して履歴書を提出する事も少なくありません。

履歴書ではあなた個人の考え方や経歴を把握してもらい、別紙としてスキルシートや経歴書によってスキルや実績をアピールする事になります。

実務に関してはスキルや実績を重視しますが、人柄や人間性などを感じ取るには履歴書というものは大いに役立ちます。

フリーランスとしての事業形態を示す事にもつながりますので、「スキルシートだけ充実させればいいや」と思うのではなく、しっかり向き合って記載していきましょう。

ここでは実際の書き方や書く際の考え方についてご紹介します。

なお、昔はコンビニや文房具店で履歴書を購入する事が普通でしたが今ではきちんとJIS規格※1を遵守した履歴書をインターネット上からダウンロードして利用できます。

▼履歴書テンプレート
https://ten-navi.com/hacks/resume-34-5292

転職hacksのサイトでは経歴に自信のある人、ない人に分けてテンプレートを公開しているので、役に立つでしょう!

これまでの経験を振り返ってアピールしやすい方を選択しましょう。

※1 JIS規格・・・日本工業規格。国家が定めた基準を満たしている事を示しています。

フリーランスの履歴に書くべき項目

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履歴書のテンプレートはい色々ありますが、基本となる項目はおおむね同じですので、上から順に見ていきましょう。

なお、履歴書は手書きかパソコンで打ち込むのか迷うという方もいらっしゃるかと思いますが、IT関連の場合は基本パソコン入力で全く問題ありません。

紹介制の会社を通す場合は、履歴書をメールなどでやり取りする事もありますのでデータとして扱える形で提出すると良いでしょう。

以下に、履歴書に書くべきそれぞれの項目について書いていきますので、ご確認ください。

①基本情報

氏名、生年月日、性別、現住所、連絡先(必要な場合)、そして本人証明写真の6項目があります。

氏名や住所の読みは「ふりがな」と書かれていれば平仮名で書き、「フリガナ」とあればカタカナで記入します。

年齢が満〇歳とある場合は、生まれた年を「0歳」として数え始め、以後1年間ごとに1年ずつ年を加算して数えるので履歴書を記入した時点の年齢を記入してください。

厳密には誕生日の前日に満年齢が加算される事になっていますので注意しましょう。

証明写真についてはデータとして提出する場合、スキャンして写真を添付する事はNGです。

全て記入し終えてから印字してしっかり写真の原本を添付するようにしてください。

また、証明写真は特に明確な基準はありませんが、パスポートや運転免許証と同様に撮影してから3か月以内のものを利用するのが無難です。

企業によっては半年以内であれば大丈夫など柔軟なケースも多いので確認できるタイミングがあればさらっと確認しておくと良いですが深く考える必要はありません。

②職務要約

次は学歴・職歴の欄です。

具体的なスキルについては別途スキルシートに記述する事が多いのでここではフリーランスとしての事業運営をどのように行ってきたのか、就業経験があるのかといった点に気を付けて記入してください。

・開業届を出して活動していた場合

法律的にはフリーランスは個人事業主です。開業届を出して活動している方(していた方)は必ず開業日を明記するようにしましょう。

開業手続きをしたという事務的な処理の面で一定の信頼を置けるという見方もできますし、従業員がいればマネジメント経験や経理に関する知識もあると判断される部分ですので省略せずにしっかり記入してください。

▼記入例

平成23年8月 □□開発事務所開設 個人事業主として開業(「屋号:〇〇」)
        職種:Webディレクション・デザイナー

平成27年12月 株式会社〇〇へ事業売却(もしくは廃業など)

・開業届を出さずに活動していた場合

開業届を出していないとしても、特に問題はありませんが表現を一部変えておきましょう。

面接の時に開業届を出して活動していたのか、あえて聞かれる事も少ないですが念のため、なぜ開業届を出さなかったのか説明できるようにしておく事をお勧めします。

なお、開業届を出していない方は「開業」ではなく「活動」や「従事」と記入します。

活動を辞めた(廃業した)場合は「活動停止」という表現になります。

▼記入例

平成23年8月 個人事業主として活動
       職種:Webディレクション・デザイナー

平成27年12月 一身上の都合により活動停止

・クラウドソーシングで活動していた場合

現在はインターネット上だけで活動しているフリーランスも多いですよね。

メジャーな所ではクラウドソーシングで仕事を受注するような働き方が増えています。

同時に、別の活動をしている場合には省略してしまってもよいですが、明確な職歴を持っていなかったり応募先の事業に貢献できる案件を受注していた場合には記入するようにします。

クラウドソーシングでの活動履歴を明記する場合は、「登録」「退会」と表現すると良いでしょう。

▼記入例

平成23年8月 個人事業主としてクラウドソーシング登録
       WEBデザイン・開発の受託開発

平成28年3月 クラウドソーシング○○○○を退会

平成28年3月 一身上の理由により活動停止

③業務実績

用意した履歴書によってはこれまでの業務実績を記入する欄があります。

今回ご紹介したテンプレートでは記入欄がありませんが、別途スキルシートを用意しない場合には経歴欄に簡単に記入するようにします。

平成23年8月 □□開発事務所開設 個人事業主として開業(「屋号:〇〇」)

      【職務内容】
                            WEBデザイン・開発の受託開発

      【実績】
                            株式会社〇〇のコーポレートサイト作成(言語:hoge 期間:〇営業日)
        〇〇有限会社のWEBデザイン請負(言語:hoge 期間:〇か月)

④資格

国家資格の他にベンダー資格を保有していれば記入します。

ベンダー資格の場合は合格から3年間などの有効期限が設けられている可能性がありますので注意してください。

一見、業務と関係なさそうな資格でも記入しておくことで話題が広がったり現場内外の上長やメンバーから相談を受けて顔が広がるという可能性もありますので、〇〇1級や準1級のような高度なものについては積極的に記載していく事をお勧めします。

ただし、〇〇3級など比較的難易度の低い資格は省略してしまっても大丈夫です。

⑤志望動機

フリーランスが履歴書を書く場合にもっとも神経質にならなければいけない項目です。

応募先の案件がSES契約※2なのか、派遣契約なのかによりますが採用担当者としては即戦力になるのかというスキル面と、その人物が実直な性格なのか、金銭以外の目的があって応募してきているのか、という部分を気にしています。

また、フリーランスのままだと不安定だから企業案件に応募したというと頼りない印象を持たれますし、実力が伴わず実が出なかったと捉えられて本当にその案件の力になってくれるのか信頼性を失う可能性があります。

実直な性格をアピールする為にあまりに本音を書きすぎても反感を買いますので何度も推敲し、友人や知人から感想をもらうなど第三者の意見も聞いてみるとよいでしょう。

※2 SES契約・・・システムエンジニアリング契約。成果物ではなく時間単位で報酬計算がされる契約。

⑥自己PR

採用担当者はあなたに対し、即戦力として活躍できるかというスキル面の期待と、もうひとつ組織やチームとして気持ちよく働くことができるのか、報告連絡相談が適切で柔軟なコミュニケーションとれる人物かを重要視します。

事前に応募先の企業情報や雰囲気をつかんで、職場の雰囲気をつかんでおくとどういったスタンスで臨むべきかセルフコントロールがしやすく文面にも表れてきます。

また、あなたという人物がどのような主義主張があって、どうやって困難に立ち向かうのかという面もアピールすると効果的です。

仮にハイレベルな業務が舞い込んできたとしてもどのような考え方、方法で解決し仕事を遂行するのか説得力を持って文章に表す事ができれば採用担当者としては安心できるでしょう。

フリーランスが履歴書を書く時のよくある疑問と注意点

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人生の中で履歴書を書く経験というのはそれほど多くありません。

いざ記入する時になって細かい事が気になる場合もありますので、よくある疑問についてご紹介していきます。

フリーランスが履歴書を書く時によくある疑問

Q:パソコンで記入する場合の文字サイズやフォントは?

A:文字サイズは10.5~11pt(氏名のみ14~18pt)で記入します。

  フォントは明朝体など読みやすいもので統一します。
  また黒以外のフォントカラー(文字色)は使用しないようにしましょう。

 

Q:インパクトを重視して手書き&青いペンはOK?

A:手書きの場合は黒か青の筆記用具で記入せよと注意書きがありますが、一般的には黒のボールペンです。青ペンで記入された履歴書はインパクトはあるでしょうが印象としてはあまりよくありませんので黒いインクを選んでください。

 

Q:数字はアラビア数字・漢数字など指定ある?

A:基本的にはアラビア数字で記入します。実績などでアラビア数字以外を記入する場合は鍵括弧でくくるなど区別して見れるようにしましょう。

 

Q:手書きで失敗したら修正液や修正テープで直していい?

A:NGです。書き直しが基本です。後々履歴書の中を訂正しなければいけない事情がでれば二重線と訂正印にて修正する事ができますが稀です。

フリーランスが履歴書を書く時の注意点

・フリーランスでの働き方を辞めて応募する場合

フリーランスとして活動していた時に、マイナスに感じたが原因で正社員になりたいと思ったという方もいらっしゃるかと思います。

しかし、志望動機の中で後ろ向きな理由を述べることはマイナスです。

「業務の幅を広げる」「大規模な案件にチャレンジしたい」「その企業を通さなければ実現できない事がある」という表現にすると良いでしょう。

また、ここではその企業の持つ特徴が良いという事を伝える事も有効です。

例えば事業展開の仕方、エンドユーザへのサポート力、顧客や社会に対する考え方、福利厚生など実務とは無関係と思える事でも「御社に強い興味がある」事をアピールしてみましょう。

・フリーランスを続けつつ、応募する場合

日本社会では従業員に対して、副業を認めるというのはまだまだハードルが高く、それはSES契約や派遣、請負契約としても同様です。

応募前に紹介企業など相談できる場所があるならば事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。

問題ない場合でも、フリーランス活動と応募先案件の作業が重複しないようなスケジューリングができるのかどうかという点が、ポイントになりますので、どのように両立させるのかをはっきりとアピールすると良いでしょう。

まとめ

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履歴書はあなたの人間性や考え方、仕事へのスタンスを表す文書という事をご理解いただけたのではないでしょうか。

スキルシートも一緒に作成する場合は履歴書を軽んじてしまうケースが多く、特に志望動機や自己PRについてはネット上にたくさん例文も出ていますので思わずコピペですませてしまいがちです。

採用担当者としては定型文を嫌いますので、あなた自身の言葉でしっかり記載する事を意識しましょう。

 

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