こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
Webデザイナーが副業をしても「稼げない」「やめたほうがよい」という意見が多く見られます。しかしそれは本当なのでしょうか?
本記事では、Webデザイナーの副業の現実に関してネガティブな意見が多い理由や案件・収入例を紹介します。未経験からWebデザイナーの副業をする現実的な方法や最低限必要なスキルなども解説しているので、副業を検討する際に役立ててください。
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Contents
Webデザイナーの副業の現実は?稼げない・やめとけと言われる5つの理由

すべてのWebデザイナーが副業をしても稼げないというわけではありません。実際に副業で稼ぐことができている人がいる一方で、まったく稼げない人もいるため「Webデザイナーは副業で稼げない」と言われています。
ここでは、副業で稼ぐことができない人がいる主な理由を紹介します。
1.ライバルが多く案件獲得が難しい
Webデザイナーはライバルが多く、副業案件の獲得が難しいとされています。
Webデザイナーはパソコンとインターネット環境があれば、時間や場所を選ばずにできる仕事です。学習コストも低くなっていることから、未経験で副業を始める人も少なくありません。
2.低単価案件を獲得してしまう
Webデザイナーが副業で稼げない理由のひとつに、低単価案件を獲得することが挙げられます。
獲得した案件の単価が低い場合、一定の収入を得るためには多くの案件をこなす必要があります。しかし、副業ができる時間は限られているため、高単価案件を獲得して効率よく仕事をこなしていかなければ、副業で安定した収入を得るのは難しいでしょう。
3.継続案件を獲得できない人が多い
継続的に案件を獲得できないと、Webデザイナーが副業で稼げません。
副業案件のなかには単発のものから数ヶ月、年単位での契約に及ぶものまであります。案件を獲得できたとしても、単発の案件ばかりでは安定した収入は得られません。
Webデザイナーとしてのスキルや経験があっても長期の継続案件を獲得できなければ、副業を続けることはできないでしょう。
4.スキルの高い人に案件が集中する
Webデザイナーの副業案件は、高度なスキルや豊富な経験を持つ人に集中する傾向にあります。発注者は実績やスキルがあるWebデザイナーに仕事を依頼するため、未経験者やスキルが不足している人は副業案件を獲得できない場合も少なくありません。
自身のスキルの高さを証明するためには、Webデザインに関する資格を取得したり実務経験を積んだりすることが大切です。
5.近年はAIも台頭してきている
AIがWebデザインを考える時代が訪れており、実際に画像生成やワイヤー作成、HTML、CSSの自動生成を行うAIが導入されています。
これらのAIを活用することで、コンピュータが人に代わりWeb制作をするという流れが出てきています。Webデザイナーとしてのスキルや経験がない人は、ますます副業案件を獲得しづらくなるでしょう。
ただし、AIはすべての作業をこなせるわけではありません。AIを活用できるWebデザイナーや複数のスキルを持つWebデザイナーなら、ほかのデザイナーと差別化を図り高単価案件を獲得できるでしょう。
Webデザイナー未経験者が副業するのは現実的に可能?
Webデザイナーが副業案件を獲得するためには、一般的に2~3年以上の実務経験が必要です。
一定のスキルがあれば、未経験や実践経験が少なくても単発の案件を獲得できる可能性はありますが、低単価案件がほとんどのため、副業で安定した収入を稼ぐことは難しいでしょう。
Webデザイナーの実務経験がない人は企業のデザイナーとして働き、経験を積んでから副業に挑戦しましょう。もしくは、実務経験がない場合は「稼ぐこと」ではなく、スキルアップなどを目的に副業するのも選択肢の一つです。
Webデザイナーの副業の始め方は、以下の記事で初心者向けに詳しく解説しているので、ぜひ参考にして下さい。
Webデザイナーの副業の収入目安の実態は?案件・収入例を紹介
Webデザイナーの副業の単価相場を案件別に一覧表にまとめました。
案件の種類 | 単価相場 |
---|---|
バナー作成 | 2,000円~5,000円 |
ロゴデザイン作成 | 40,000円程度 |
ランディングページ作成 | 50,000円~100,000円 |
WebサイトのUI改善 | 80,000円~90,000円 |
Webサイトの制作 | 400,000円程度 |
それぞれの案件の業務内容や単価について確認していきましょう。
バナー作成

バナー作成の副業案件の単価相場は2,000円~5,000円程度です。主な業務内容は、既存の画像ファイルを用いた集客用のランディングページに掲載するためのバナーの作成です。
ロゴデザイン作成

ロゴデザイン作成の副業案件の単価相場は40,000円程度です。主な業務内容は、看板やWebサイト、チラシ、名刺などに用いるための店舗のロゴ制作です。依頼者からターゲット層の属性や伝えたい雰囲気、配色が指定される場合があります。
ランディングページ作成

ランディングページ作成の単価相場は50,000円~100,000円程度となっています。主な業務内容は、ランディングページのデザインやスタイルシートの作成などです。作業ボリュームの目安は10ページ程度。依頼者から提供される素材がない場合は、自分で探す必要があります。
WebサイトのUI改善

WebサイトのUI・UX改善の単価相場は80,000円〜90,000円程度です。主な業務内容は、フロントエンドフレームワークのBootstrapを用いて既存のWebサイトのページを改修することです。作業ボリュームの目安は10ページ程度です。
Webサイトの制作
Webサイトの制作の単価相場は月収400,000円程度です。週2日の稼働を必須としており、高単価が期待できます。
主な業務内容は、依頼者やクライアントが運営するWebサイトのデザイン制作です。ディレクターやエンジニアとチームを組んで対応する必要があり、コミュニケーション能力が求められます。
弊社ITプロパートナーズでは、週2日〜稼働できる高単価なWebデザイン案件を扱っています。実務経験のあるWebデザイナーで案件を探されている方はぜひご相談ください。あなたに最適な案件をご紹介させて頂きます。
未経験からWebデザイナーとして副業できるようになる現実的な方法

Webデザイナーとしての実務経験を持たない人が、副業案件を獲得するための方法を解説します。
本や動画教材などを活用し独学する
Webデザイナーが副業をするためには専門的な知識が必要です。本やインターネット上で公開されている動画教材などを活用すれば、独学でも必要な知識を学ぶことができます。
独学のメリットは、学習コストを低く抑えられることです。ただし、Webデザイナーに求められるすべての知識を習得するためには時間や根気が必要です。
また、プロとして通用するスキルを身につけられない可能性があります。独学が不安という人は以下の方法を試すことをおすすめします。
Webデザインスクールに通う
Webデザインスクールに通学してWebデザインを学ぶ方法もあります。
スクールに通うメリットは、実践経験が豊富なプロから直接指導してもらえるため、Webデザイナーが実践で活かせるスキルを身につけられることです。また、卒業後のアフターフォローが手厚く、案件の紹介や就職の斡旋などのサポートを受けられます。
ただし、独学に比べて入学金や授業料、教材費、交通費などの費用がかかるうえ、決められたカリキュラム通りに学習を進めなければなりません。
卒業するまでに時間がかかるため、自分のペースで学習を進めたい場合は在宅学習が可能なオンラインスクールの利用を検討するのもひとつの方法です。
ポートフォリオを作成して営業する
独学もしくはスクールでWebデザイナーに求められるスキル・知識を身につけた後は、ポートフォリオを作成して営業活動を始めます。
制作実績をまとめたポートフォリオを作成することで自分の強みをアピールできるため、営業活動がしやすくなります。
ただし、Webデザイナーとしての実務経験がない場合は副業案件の獲得は難しいのが現実です。未経験者が副業案件を獲得するためには、低単価の案件を数こなして実績を作ったり多くの案件に応募したりする必要があります。
実務経験を積むのが一番
Webデザイナーに求められるスキル・知識を学ぶ方法として、企業に就職して実務経験を積むという方法もあります。独学やスクールでスキルを学んでから自分で営業活動をするのもひとつの方法ですが、就職すれば給料をもらいながらWebデザイナーに必要なスキル・知識を得ることができます。
そもそもWebデザインの仕事は副業から始める必要はありません。スクールなどでスキルを身につけた後に、サポートを受けて就職するという選択肢もあります。
就職先で実務経験を積むことができれば副業案件を獲得しやすくなるうえに、フリーランスへの転向などキャリアの選択肢も広がります。
Webデザイナーの副業で必要な最低限のスキル

Webデザイナーが副業をするためには、実際どのようなスキルが必要になるのでしょうか。ここからは、Webデザイナーの副業で最低限必要とされる主なスキルについて解説します。
Webデザインのスキル・知識
Webデザイナーとして副業を始めるなら、Webデザインのスキル・知識を習得しておく必要があります。具体的には、クライアントの要望に合ったレイアウトや配色を選ぶスキルが欠かせません。
コーディングスキル
Webサイトやホームページの制作に携わりたい場合は、コーディングスキルが不可欠です。コーディングで使用される代表的な言語はHTML、CSSやJavaScript、PHPなどが挙げられます。複数の言語を習得すれば、案件を獲得する可能性が高まります。
デザインソフトの操作スキル
Webデザイナーの副業案件では、デザインソフトの操作スキルも求められます。優れたアイデアやセンスがある人でも、デザインソフトを使用できなければ案件の獲得は難しくなります。最低でもPhotoshopとIllustratorの2つの操作スキルを習得しておきましょう。
Webデザイナーの副業案件や求人の探し方
Webデザイナーが副業案件や実務経験を積むための求人を探す方法を解説します。
クラウドソーシングサイトの活用
Webデザインの副業案件は、クラウドソーシングサイトで探すことができます。クラウドソーシングサイトは未経験者向けの案件が多く、WebデザインをはじめWebライティングやイラスト作成などの幅広い分野の案件を取り扱っているサービスです。
Webデザイナー向けの案件として、Webサイト制作やロゴデザイン作成、バナー作成などの案件が多く掲載されています。
Webデザイナーの実務経験がない人や実践経験が少ない人は、クラウドソーシングサイトを活用し、経験を積むことでスキルアップを目指せます。
副業・フリーランスエージェントの活用
Webデザイナーが副業案件やフリーランス案件を効率よく探したいという場合は、副業・フリーランスに特化したエージェントサービスの活用をおすすめします。
エージェントサービスは、希望条件に合った副業案件やフリーランス向けの求人を紹介してくれるサービスです。高単価案件や非公開案件などを多く取り扱っているサービスや、専属のエージェントから手厚いサポートが受けられるサービスもあります。
自分で営業活動をする時間がない人や効率よく副業案件を探したい人は、エージェントサービスを利用するとよいでしょう。
人脈やSNS経由での案件獲得
人脈やSNSを活用してWebデザイナーの副業案件を探すのもひとつの方法です。Webデザインにかかわる知り合いがいる人は、知人を介して案件を紹介してもらえる場合があります。
普段から周囲の人に「Webデザイナーをしている」「Webデザインの仕事を探している」と伝えておけば、仕事の依頼が舞い込むことがあるかもしれません。
SNSで制作実績やプロフィールなどを発信することで、Webデザインの仕事を依頼したい企業からオファーをもらえる可能性もあります。
Webデザイナーの副業で稼げるようになるには?

Webデザイナーの副業で稼げるようになるには、次に挙げる3つのポイントを意識しましょう。
スキルの掛け合わせで独自の強みを持つ
Webデザイナーの副業で稼ぐためには、複数のスキルを掛け合わせて独自の強みを持つことが重要です。独自の強みがあれば、ほかのWebデザイナーとの差別化が可能なため、副業案件を獲得する可能性が高まります。
たとえば、次のようなスキルの掛け合わせが挙げられます。
- デザイン×プログラミング
- デザイン×マーケティング
- デザイン×UI・UX
- デザイン×ディレクション
デザイン領域以外のスキルを持つことで、Webデザイナーの副業で挑戦できる案件の幅が広がり、稼ぎやすくなります。
コンペ形式の案件はなるべく避ける
Webデザイナーの案件を選ぶ際は、コンペ形式はできるだけ避けることをおすすめします。
コンペ形式の案件は高単価である場合が多いものの、依頼者に自分の制作物が選ばれなければ報酬はもらえません。コンペのために費やした時間は無駄になってしまいます。
副業のように限られた時間のなかで稼ぎたい場合は、コンペ形式の案件は避けるようにしましょう。
独立してフリーランス案件の獲得を視野に入れる
Webデザイナーとしての実務経験やスキルを積むことができたら、独立を視野に入れるのもひとつの方法です。
フリーランス案件は高単価の案件が多いだけでなく、継続案件も多数あります。フリーランス向けのエージェントサービスを利用して案件獲得を考えている方は、ぜひITプロパートナーズをご利用ください。エンド直契約で高単価案件な獲得をご紹介します。
なお、フリーランスのWebデザイナーについては以下の記事で現実を紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
Webデザイナーとして副業を始めるときの注意点
Webデザイナーとして副業を始める際は、以下に挙げる注意点に気をつける必要があります。
本業の会社が副業OKかを確認する
Webデザイナーとして副業を始める前に、本業の会社で副業を許可しているか確認しておくことが大切です。
会社が副業を禁止しているのにもかかわらず、無断で副業をして会社にバレてしまった場合、減給や懲戒処分などを受ける恐れがあります。就業規則を見て、会社が副業を許可しているか確認してから副業を始めましょう。
本業に支障が出ない範囲で副業を行う
副業をするときには、本業に支障が出ないようにスケジュールを管理する必要があります。
すべての休日を副業に充てて身体を休める時間が取れなくなれば、疲労やストレスが溜まって体調を崩したり作業効率が低下したりして本業に支障をきたしてしまうかもしれません。
副業OKの会社でも本業に支障を出さないことを前提条件としている場合が多いため、副業をする際は余裕を持ったスケジュールを確保しましょう。
20万円以上副業収入がある場合は確定申告が必要
Webデザイナーが副業で年間20万円以上の収入を得た場合は、確定申告を行う必要があります。
確定申告を怠ったり申告漏れがあったりすると、追加徴税が科せられます。確定申告の書類のフォーマットは最寄りの税務署や国税庁のホームページからの入手が可能です。
まとめ
Webデザイナーの副業はライバルが多くて案件を獲得しづらく、スキルの高い人に案件が集中することから「稼げない」と言われています。しかし、実務経験やスキルを積めば、継続案件を獲得することも可能です。
高単価案件を獲得して稼げるようになるには2つ以上のスキルを掛け合わせたり、独立してフリーランス案件の獲得を目指したりするとよいでしょう。
ITプロパートナーズのようなフリーランス案件を多く取り扱うエージェントサービスを利用すれば、高単価案件やフリーランス案件を効率よく探すことができます。
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