Web制作の副業はもう稼げないって本当?実態と稼ぐ為の手順を解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

Web制作の副業案件は稼げない、という人もいます。しかし、本当にWeb制作の副業では稼げないのでしょうか。ここでは、Web制作の副業案件数と報酬相場、Web制作の副業が稼げないといわれる理由などを解説します。

副業案件で稼げる人・稼げない人の違いも紹介するので、参考にしてWeb制作の副業を始めてみましょう。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

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Web制作の副業は稼げない?

稼げないという意見もありますが、まだまだWeb制作の副業は稼げます。Web制作の需要は高く、副業向けの案件がたくさん募集されているためです。また、仕事内容によっても異なりますが、副業案件のなかではWeb制作の報酬は比較的高いといえるでしょう。以下では、Web制作の副業の案件数と報酬相場を解説します。

Web制作の副業の案件数

2022年12月現在、大手クラウドソーシングのクラウドワークスで「Web制作」と検索したところ、「2,000件以上」の案件がヒットしました。

また、弊社ITプロパートナーズで見ると、「ディレクター」の案件だけでも「500件程度」あります。このことから、Web制作の需要は高いといえるでしょう。

Web制作の副業の報酬相場

仕事内容やスキルによっても異なりますが、Web制作の報酬相場は比較的高いといえます。例えばWebディレクターの副業は、月に20万円以上は稼げる可能性が濃厚です。Web制作の副業案件例や相場については、こちらでも解説しています。

Web制作の副業は稼げる?案件の取り方や必要スキル、単価相場を解説

Web制作の副業が稼げないといわれる理由

Web制作の副業が稼げないといわれる理由を解説します。

スキル習得の段階で挫折してしまう

未経験や初心者は、スキル習得の段階でやめてしまうことも多いものです。本業の合間にスキルを習得しようとしても、根気がなければ続かないでしょう。案件を受けながら学べばよいという意見もありますが、そもそも基本的なスキルがなければ案件を獲得できません。Web制作の副業で稼ぐには、以下のスキルが必要です。

  • 企画・ディレクションスキル
  • デザインスキル
  • ライティングスキル
  • コーディングスキル
  • マーケティングスキル
  • コミュニケーションスキル

これらを全てできるようになる必要はありませんが、スキルの幅が広い人ほど案件獲得に有利です。例えばWebデザインができる人と、Webデザインに加えコーディングまでできる人なら後者が採用される可能性が高くなります。クライアントの立場になると、契約者数が少なくなるほどスケジュールを管理しやすく、人件費を抑えやすいためです。

ライバルが多く案件を受注できない

副業を解禁する企業が増えており、Web制作市場にはライバルが多い状況です。Web制作はリモートで働きやすい仕事であり、働く時間や場所を選びません。そのため、大勢がWeb制作を始めています。しかも、初心者や未経験者ばかりではなく、本業でWeb制作に励む人も副業に参入し始めました。

スキル・実績があるライバルばかりならば、当然ながら副業案件の受注は難しいでしょう。技術面で負けるならば、何かしら付加価値がなければ案件獲得が難しくなります。本業と同じ業界でクライアントを探すなど、自分の経験を生かす方向で副業に取り組むとよいでしょう。

低単価案件ばかり受けている人が多い

実績やスキル不足から、低単価案件ばかりに応募する人も少なくありません。もちろん、副業を始めた当初は、難易度の低い低単価案件の方が獲得しやすいでしょう。しかし、ある程度案件を受けたら、高単価案件にシフトした方が得策です。

低単価案件ばかり受けていると、成長のチャンスが奪われます。作業に慣れてくるとスピードアップはできるかもしれません。しかし、クライアントが適切なフィードバックをくれなかったり、案件をこなすうちに疲弊したりする恐れがあります。また、低単価案件でスケジュールがいっぱいになると、勉強する時間や高単価案件に営業をかける時間もなくなってしまうでしょう。

副業に充てられる時間は限られます。臆することなく、高単価案件にチャレンジしましょう。

Web制作がオワコンと言われる3つの理由と生き残る為の戦略

Web制作の副業で稼げない人と稼げる人との違いとは?

Web制作の副業で稼げない人・稼げる人の差は、以下に表れがちです。

  • 案件獲得経路の数
  • 行動量・作業量
  • 継続案件の獲得数
  • 視野の広さ

案件獲得経路の数

稼げない人は、案件獲得の手段が少ない場合があります。クラウドワークスやランサーズなど、名の知れたサービスしか利用しないようでは、応募できる案件が少なくなってしまうでしょう。

一方、稼げる人は、クラウドソーシングのほかにも案件獲得の手立てを持っているものです。クラウドソーシングは大勢が利用しています。低単価案件なら獲得できるかもしれませんが、高単価案件に挑戦するならスキルと営業力が問われるでしょう。営業力に自信がない人ほど、副業エージェントなどサポートが充実したサービスを頼ることをおすすめします。

副業を始めた時は多くのサービスに登録し、自分に合うものを探しましょう。案件獲得に使うサービスの向き不向きは、人によって変わるためです。副業案件獲得に役立つサービスは、のちほど詳しく紹介します。

行動量・作業量

稼げない人は、インプットに時間をかけすぎている恐れがあります。副業する目的に、収入アップを挙げる人もいるでしょう。努力してたくさんインプットしても、行動量や作業量が足りなければ案件を得られません。また、実践しないままインプットし続けても、現実的なスキルが身につかない恐れがあります。

稼げる人は、「身につけた知識」よりも「Web制作の経験」にフォーカスして、積極的に案件獲得に動いています。実践で必要と判断した内容を勉強していくと、効率よく学べるでしょう。

継続案件の獲得数

稼げない人は、単発で終わるような案件しか受けていません。しかし、稼ぎたいなら継続案件の獲得を目指すべきです。継続案件があれば、先のスケジュールまで埋まるため働きやすくなります。対して、単発案件なら、頻繁に営業しなくてはならず副業に充てる時間が減ってしまうでしょう。

また、継続案件に取り組むと、クライアントと信頼関係を築きやすくなります。信頼してもらえれば、条件のよい新しい案件を紹介してくれるかもしれません。さらに、継続案件を続けると作業効率が上がり、クオリティも上がるでしょう。仕事ぶりがクライアントに認められた時点で、単価アップを交渉する人もいます。

視野の広さ

稼げない人は、目先のことにこだわって視野が狭くなっているかもしれません。勉強しても案件を獲得できないからやめよう、簡単な低単価案件ばかりこなそう、などと考えていると稼げるチャンスが減ってしまいます。

稼げる人は先を見据えて、仕事の幅を広げるために行動しています。案件と並行してスキルアップのための勉強をしたりセミナーに通ったりと、広い視野を持っています。視野が広ければ、自分の経験や知識を副業に生かせます。また、稼げる人は副業の範囲に留まらず、フリーランス案件にも積極的にチャレンジしています。将来的にフリーランスを検討しているなら、視野の広さは必要不可欠な要素だといえるでしょう。

Web制作フリーランスになるには?仕事の流れから案件単価まで解説​​

Web制作の副業で稼ぐため3ステップ

Web制作の副業で稼ぐためのステップを解説します。Web制作のスキルがなければ、基本をマスターしてから案件に応募することをおすすめします。

  • 1.目標設定を行う
  • 2.必要なスキルを磨く
  • 3.初案件を獲得する

1.目標設定を行う

具体的な案件を参考に、副業の目標を設定しましょう。将来的に獲得したい案件に近いものをクラウドソーシングなどから選び、応募要項や必須要件などを見てください。例えば、以下はクラウドワークスの案件です。

こちらは、デザイン・コーディングに関するWeb制作案件で、仕事範囲には機能の修正・追加も含まれます。

詳細を見ると、求めるスキルが書かれています。例えばサイト本体の取り扱いには、HTML・CSS・Vue.js・Laravel・Doctrineが必要です。

案件を見て、報酬に関係する目標も立てるとよいでしょう。この案件は30万~50万円の固定報酬制です。応募期限から納品完了日まで約2か月であるため、想定月収は15万~25万円。このスキルがあればこのくらいの月収を稼げそう、などと副業による報酬をシミュレーションしてみましょう。

2.必要なスキルを磨く

Web制作のスキルがなければ、まず必要なスキルを磨きましょう。独学でもスキルは身につきますが、効率的に学ぶならスクールもおすすめです。スクールに通うには、費用も時間もかかります。しかし、分からないことを質問できモチベーションを保ちやすい点はスクールの魅力です。

3.初案件を獲得する

ある程度スキルを身につけたら、学習の成果を示すポートフォリオサイトを制作して、初案件獲得に向け動きましょう。いきなり「目標設定」で参考にしたような案件を獲得できる訳ではありません。最初は、個別ページのデザイン制作やコーディング・メンテナンス案件などで実績を積みましょう。

目標とする案件を獲得できるように、段階的なステップアップしてください。

Web制作の副業のなかでも未経験・初心者が稼ぎやすい仕事

システムエンジニア・Webプログラマー・Webディレクターなど、さまざまな人間がWeb制作に携わっています。以下は、初心者におすすめの仕事です。

  • コーディング
  • 編集者・ライター
  • Webデザイン

コーディング

コーディングとは、コードを書く仕事です。コーティングをする人を「コーダー」と呼び、コーダーはWebデザイナーが作成した設計書をもとにコーディングします。

コーダーがHTMLやCSS、JavaScript、PHPなどの言語でコードを記述すると、設計書どおりのWebサイトを構築可能です。コーティングによりWebサイトが閲覧できる状態になり、クリックするとリンク先が表示されるようになります。

ちなみに、コーディングはプログラミングの1種です。プログラミングの場合は、設計書の作成から任される場合があります。

HTML/CSSコーディングの副業で稼ぐ方法と必要スキル!未経験も可能?

編集者・ライター

編集者・ライターは、Webサイトに掲載する記事を制作する仕事です。編集者は記事を企画して、ライターが書いた記事の品質を管理します。また、ライターの仕事は、編集者の指示に基づく記事の執筆です。取材や写真撮影なども任されるライターもいます。

編集者と間違われやすい仕事の1つが、Webディレクターです。Webディレクターは、クライアントの要望を聞いて、Web制作の全体的なプランを練ります。Webサイト全体を統括する役割がWebディレクターであり、そのうちの記事制作が編集者・ライターに任されるイメージです。

Webライターの副業の始め方!未経験から稼ぐ手順や案件獲得のコツ

Webデザイン

Webデザイナーとは、クライアントの意向に基づくWebサイトをデザインする仕事です。Webデザインでは、記事を含むコンテンツの配置や、Webサイトの配色・フォント・ロゴ・アイコンなどを決めます。Webデザイナーには、Photoshopやillustratorなどのデザインソフトのスキルが必要です。また、Webデザインにはユーザー体験が重視されるため、UX/UIデザインの知識も求められます。

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Web制作の副業案件獲得におすすめのエージェント

Web制作の副業案件獲得におすすめのエージェントを解説します。

  • ココナラ
  • シューマツワーカー
  • ITプロパートナーズ

ココナラ

引用元:ココナラ

ココナラで「Web 制作」と入力して検索をかけると、約18,000件の案件が見つかりました(2022年12月現在)。

副業初心者には、ココナラがおすすめです。ココナラは自分の得意な作業を出品できるサイトです。仕事内容やアピールによっては、簡単な作業でも案件を得られるでしょう。また、「仕事・相談を探す」を使うと、Web制作の仕事を募集しているクライアントを探して、営業をかけられます。

シューマツワーカー

シューマツワーカー」は、スキルや経験のある人におすすめの副業エージェントです。案件のほとんどがリモートワーク案件で、稼働時間が少なめです。「Web 制作」で検索したところ「約40件」の案件が見つかりました。探すタイミングにもよりますが、週5時間の稼働からでも応募できる案件もあります(2022年12月現在)。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」は、スキルや経験のある人で、フリーランス案件を探している人におすすめです。週2・3日の稼働の案件が多いため、隙間時間で働ける案件が見つかります。また、エンド直の案件が多いため、高単価です。

2022年12月時点で、利用企業者数は「2,000社以上」。スタートアップ・ベンチャーなどさまざまなクライアントの仕事を通じて、興味ある仕事を見つけられるでしょう。

Web制作の副業で稼げない・仕事がない時の対処法

副業で稼げない・仕事がない状況に陥った時に、無理に行動しても空回りしてしまいます。状況を改善するために以下の対処法を実行してみましょう。

自身のスキル・実績の現状把握をする

案件を獲得できない場合は、スキルや実績が足りていないことが多いものです。まずは現状を把握しましょう。

スキルが十分であると自分で感じていても、ライバルと比較するとスキルの差が明確になるかもしれません。クラウドソーシングなどでは、同じ案件に応募している人のプロフィールを見られます。ポートフォリオなどを見て、自分のスキル・実績と比較してみましょう。

稼いでいる人のやり方を参考にする

稼いでいる人はどのような行動をしているか、参考にすることも大切です。自分の1歩先を行く人を見つけて、行動をマネしてみましょう。営業先や、ポートフォリオで重視するポイントなどを調べて実行します。SNSで情報収集するだけではなく、関係を築いて相談に乗ってもらってもよいでしょう。

まとめ

今回は、副業でWeb制作をしたい人に向け、Web制作で稼げない人の特徴や稼ぐためのステップなどを解説しました。Web制作の案件がなくならない以上、副業案件でも稼げます。

経験やスキルのない人は、目標を立てスキルを磨くところから始めましょう。ココナラなどのサイトを使うと、初心者でも案件を見つけてスキルアップしていけます。経験者の人は、ITプロパートナーズを副業案件探しにお役立てください。

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