Web制作がオワコンと言われる3つの理由と生き残る為の戦略

こんにちは、ITプロマガジンです。

現在、IT人材の大幅な不足が叫ばれている一方で、Web制作の仕事は一部で「オワコン」という声も上がっています。これから、Web制作の仕事を生業にしようと考えていた人であれば、将来性を不安に感じることでしょう。

本記事では、Web制作がオワコンといわれる理由と、本当にオワコンなのかをお伝えします。実際のところ、Web制作で安定して活躍する道もあるため、具体的な対策についてもみていきましょう。

フリーランスの単価の伸ばし方

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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Contents

Web制作がオワコンと言われる3つの理由

まずは、「Web制作がオワコン」という意見が出ている理由から確認します。

  1. 便利なITツールの登場
  2. フリーランスの増加
  3. 労働条件が悪い

主に、上記3つがWeb制作に対するネガティブな意見につながっています。それぞれの理由について詳しく見ていきましょう。

1.便利なITツールの登場

ITの発達により、ツールを使えば、誰でも簡単なWebサイトを作成できるようになりました。これにより、コーディングを専門としてきた人材の需要が低下しています。

従来のWeb制作では、HTML・CSS・JavaScriptの3つのフロントエンド言語の知識は必須です。しかし、いわゆる「ノーコード」「ローコード」対応の便利なITツール・開発ツールを使えば、コーディングや言語の専門的知識がなくてもWebサイトを作ることができます。ITツールが便利になったことにより、一部業務で専門性がなくなり、オワコンという声が出るようになっています。

2.フリーランスの増加

近年、IT業界ではフリーランスになる人が増加しています。Web制作自体の需要はありますが、関連人材の母数が増えることで競争が激化。人によっては仕事を獲得しにくくなっていることも、オワコンという声につながっていると考えられます。

ランサーズ株式会社「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、2015年に937万人だったフリーランス人口は、2021年10月には1,577万人になっています。急拡大の背景には、働き方改革に加え、副業・兼業の解禁の流れや新型コロナウイルス感染症の流行が影響しています。急激にフリーランスが増えたことにより、仕事が取りにくくなるほか、「価格競争によって単価が低くなるのでは」という懸念もあります。

なお、Web制作のフリーランス事情については以下の記事で詳しく解説しているので、併せてチェックしてみてください。

Web制作フリーランスになるには?仕事の流れから案件単価まで解説​​

3.労働条件が悪い

Web制作の現場では激務になりやすく、労働環境が悪いケースが多いことから、オワコンだという意見が出ています。

Web制作は、一次~三次下請けになることも多く、発注者の都合に合わせてタイトなスケジュールが組まれることがあります。多重下請けの構造では、下流の会社の利益が少なくなるため、その分受け取れる給与も低くなる傾向があります。

これは、フリーランスも同様です。フリーランス増加による競争激化の影響もあり、「労働条件に見合わない報酬になる傾向が進むのではないか」という見方がされています。

Web制作の副業はもう稼げないって本当?実態と稼ぐ為の手順を解説

Web制作がオワコンというのは本当?実態を確認

Web制作がオワコンといわれる理由についてみてきましたが、本当に将来性はないのでしょうか。ここからは、Web制作という仕事の実態をお伝えします。

優秀な人材が不足している

Web制作に携わる人や目指している人が増えているのは事実ですが、高度なスキルを持った優秀な人材は未だ不足しています。実際に、Web制作はオワコンだと言われる3つの理由は、いずれも新規人材が参入しやすい業務分野においての傾向です。

一般的に、IT系の案件は上流工程に携わることで、労働環境や報酬も良くなります。上流工程には、主にプロジェクトの企画や設計、管理などの業務が該当します。Web制作でも同じく、スキルアップして自身の市場価値を上げていくことで、オワコン人材にならずに安定して仕事を獲得できるようになります。

需要が高く将来性も期待できる

Web業界は、年々市場規模が拡大しており、他業界と比べても将来性が高いと言えます。

株式会社矢野経済研究所の「インターネット広告市場に関する調査」によると、2018年度に1兆6,990億円だったインターネット広告市場規模は年々増加し、2020年度には推計で2兆1,290億円まで拡大。2024年には3兆2,740億円になると予測されており、今後も成長を続ける見込みのある業界であることが分かります。需要に対応できる経験・スキルがあれば十分に収入を得られるでしょう。

未経験者でも努力次第で稼げる可能性はある

参入者が多いことは事実ですが、努力すれば未経験者でもWeb制作で稼げる可能性は十分あります。Web制作は学習コストが低く、手軽に勉強できるためです。オワコンだからといってWeb制作を学べない訳ではないので、知識とスキルを身につけてチャレンジしましょう。

例えば、無料の学習サイトや専門書を使えば、独学でもWeb制作を学べます。独学では疑問が湧くかもしれませんが、検索により解決できる場合も多いでしょう。また、のちほど詳しく紹介しますが、Web制作を学べるスクールもあります。

ノーコードツールを使った仕事もある

便利なツールが生まれると、そのツールを利用した新たな仕事が誕生する場合があります。近年は、ノーコードツールを活用する仕事が増えてきました。コーディングだけの生き残りは厳しいと考えられますが、ツールの使い方をマスターしておくと仕事獲得の選択肢は広がるでしょう。

ノーコードツールとは、コードを記載しないでWeb制作するツールのことです。あらかじめ数々の機能がツールに登録されており、利用者は目的の機能を選択するだけでWeb制作できます。

ノーコードツールは、「STUDIO」や「WIX」。STUDIOはデザインの自由度が高いツールで、オリジナリティのあるサイトを制作できます。WIXは豊富な機能が魅力です。

今からWeb制作を学ぶのは遅い?

ここまでの話で「経験やスキルがないとWeb制作人材としてはオワコンかもしれない」と不安を感じる人もいるのではないでしょうか。しかし、今からWeb制作を学び始めても、決して遅すぎることはありません。

先に紹介した通り、Web制作の業界動向は堅調で、Web制作の実務を担う人材への需要は底堅いことが見込めます。

また、現在Webサイトは、ビジネスには必須アイテムとなりつつあります。どの会社も当たり前に保有しているもので、新規作成だけでなく、メンテナンスやリニューアルする人材は今後も必要です。

さらに、 Web制作関連の技術は次々と新しいものが登場しており、トレンドも早い頻度で変わっています。そのため、過去の手法や古い知識にとらわれない新規参入人材は、柔軟に新しい技術を吸収できる余地があるとして、積極的に獲得したい企業は多いものです。新規参入人材は、むしろチャンスがあると言えるでしょう。

ただし、誰でも活躍できるわけではなく、オワコン人材になりやすい特徴を知ったうえで、回避するためのポイントを理解しておくことが重要です。

オワコン人材になりやすいWeb制作人材の特徴

それでは、オワコン人材になりやすい人の特徴を確認してみましょう。オワコン人材にならないためには、どうすればよいのでしょうか。

コーディングしかできない

Web制作において、コーディングは必要なスキルですが、下流工程なので今後需要や単価が下がる可能性があります。現在は、ノーコードで開発できるWebサイトは簡易的なものに限られますが、今後技術が進歩すれば、ノーコードでのWeb制作が一般化することも予想されます。そのため、長くWeb制作に関わるためには、コーディング以外の業務の経験やスキルを得ておく必要があります。

ただし、現在のところコーディングスキルがあるのとないのでは受けられる案件の幅や報酬に差があります。「コーディングに加え、その他のスキル・経験も求められている」という認識を持ちましょう。

顧客との信頼関係を築けていない

Web制作に直接携わるスキルに問題がなくても、顧客との信頼関係を構築できないとWeb業界で生き残れない可能性が高くなります。

顧客からの信頼は、日々のコミュニケーションや密な連携、業務で少しずつ築いて行くものです。例えば、スケジュールに間に合わせるためにクオリティを犠牲にしてしまったり、報連相を怠り顧客に不信感を与えたりといったケースがよくあります。また、顧客とのコミュニケーションが上手く取れない場合、人脈作りができず、新しい仕事の獲得にも影響してしまいます。

生き残り戦略が甘い

これはどの業界でも同じですが、生き残る工夫をしていない人は、周囲や時代に取り残される可能性があります。特に、将来性があるWeb制作のジャンルには、今後も多くの人材が新規参入してくることが予想できます。フリーランスであれば、独立したばかりでも豊富な実績を持つベテラン人材がライバルとなるでしょう。

例えば、最新情報を常にチェックして、最新スキルを身につけたりトレンドを取り入れたりと、自分の市場価値を保たなければなりません。また、できるだけ条件のよい案件を探すために、SNSやエージェントなどいろいろな方法を試すことも重要です。

生き残り戦略については、次項で詳しく解説します。

Web制作でオワコン人材にならないためのポイント

Web制作でオワコン人材にならないためには、下記のような生き残り戦略が有効です。

  • 自分のスキルを常に最新に保つ
  • 仕事のクオリティを保つ
  • できるだけ単価の高い好条件の案件を探す
  • Web制作以外の仕事にも取り組む
  • 受注活動を強化する

いずれも、企業でWeb制作に携わる場合にも、フリーランスとして活動する場合にも役立ちます。

自分のスキルを常に最新に保つ

前項でお伝えした通り、最新のスキルを扱えることは大きなステータスとなります。ITは日々進歩しており、トレンドも変化しています。長くWeb制作に関わるのであれば、自分のスキルが時代遅れにならないように注意しましょう。

例えば、インターネット黎明期のWebサイトを見ると、古臭さを感じる人は多いはずです。そのため、まずはWebデザインのトレンド、特にUX/UIについての最新情報を常にキャッチアップしておくとよいでしょう。

仕事のクオリティを保つ

仕事1つひとつのクオリティは重要です。仕事ぶりに満足してもらえれば、同じクライアントから継続して仕事をもらえたり、口コミから別の仕事で声がかかったりと、次の仕事の獲得につながります。

また、普段から質のよい仕事をしていれば、単価交渉もしやすくなり、将来的な収入アップにも役立ちます。仕事のクオリティを保つためには、スムーズなコミュニケーションや自己管理など、一般的なビジネススキルも重要です。

できるだけ単価の高い好条件の案件を探す

同じ実力でも、仕事の獲得方法によって収入が変わる可能性があります。探し方を工夫して、できるだけ単価の高い案件を見つけることが重要です。

例えば、エンド直の案件が多いエージェントを使えば、同様の案件であっても受け取れる金額は増える可能性があります。さらに、スキルアップをするなかで、信頼関係が築けているクライアントには単価の交渉をして、報酬アップを目指すことも検討しましょう。

Web制作以外の仕事にも取り組む

マーケティング、ライティングなど、Web制作周辺の仕事にも積極的に取り組みましょう。クライアントの目的は、Webサイトの制作と運用です。Web制作以外は請け負わない人材と、Web制作以外も任せられる人材がいたとして、スキルが同程度なら対応範囲の多い人材の方が仕事を依頼されるでしょう。

安心して仕事を任せられる相手を探そうとすると、時間も手間もかかります。担当者が決まっていないか聞いてみたうえで「この仕事もできますよ」とアプローチすると、クライアントに喜ばれるかもしれません。

受注活動を強化する

スキルが高くても、案件をもらえなければ実力を見てもらえません。フリーランスならきちんと戦略を立てて、受注活動を強化していきましょう。例えば、提案力を磨くとクライアントから選ばれやすくなります。魅力的な提案には幅広い知識とスキルが必要になるため、Web制作以外の内容も勉強しておきましょう。

受注活動に欠かせないアイテムがポートフォリオです。ポートフォリオを充実させるためにこれまでの実績を掲載し、見やすく整理しましょう。実績の詳細説明には、工夫した部分や制作ストーリー、使用した言語などの情報も記載して、クライアントに見所を伝えてください。

Web制作案件で単価アップするためのコツ

報酬アップを目指す場合は、案件1つひとつの単価を上げる必要があります。続いては、報酬アップのためにできるだけ単価の高い条件で契約できるよう、単価交渉や案件探しのコツについて詳しくみていきましょう。

単価交渉では理由をしっかり伝える

単価交渉では、価格の根拠を伝えることが重要です。「作業量が増えた」「クライアント都合の差戻しが多い」「最低単価の引き上げを行った」など、納得感のある理由を伝えることでクライアントに単価アップに合意してもらいやすくなります。

ここで重要になってくるのがクライアントとの信頼関係です。契約を続けてもらえなければ、仕事を1つ失ってしまうことになります。単価交渉にあたってはクライアントのメリットも分かりやすく提示しましょう。

エンド直の案件を探す

エンド直とは、発注者と直接契約する案件です。発注者と自分の間に仲介会社が入らないため、発注者が支払った報酬をそのまま受け取ることができます。そのため、できるだけエンドクライアントからの直請け案件を受けるように動きましょう。

エンド直の案件は、クライアント企業に直接営業をかけるか、エンド直の案件を扱うフリーランスエージェントを利用することで獲得できます。例えば、弊社「ITプロパートナーズ」はエンド直が多いエージェントなので利用がおすすめです。

できるだけ上流工程を目指す

できるだけ上流工程に携われるよう、スキルを磨き、経験を積みましょう。Web制作のうち、プログラミングやコーディング、システムテストなどは下流工程に該当します。下流工程は下請けになりやすく、報酬も低くなる傾向があるのは事実です。

上流工程の案件には、実際に上流工程に携わった経験が求められます。フリーランスになると、上流工程未経験者が経験を積む場がなかなかないので、企業に勤めている間に担当しておくのがおすすめです。

信頼できるクライアントを複数持つ

信頼できるクライアントに認められると、より単価の高い仕事を任せてもらえる可能性があります。相手に認められるために、よい仕事をして丁寧な対応を意識しましょう。

信頼できるクライアントを複数確保すると、安定した収入につながります。かかわりのあるクライアントが少なすぎると、相手が廃業した時に仕事がなくなってしまうかもしれません。収入を補填しようと頻繁に新しい人を相手に受注活動していると、仕事に充てる時間が減ってしまい、収入が落ち込むでしょう。

常に複数のクライアントを確保するようにして、収入を安定させてください。

専門性を高める

専門性を極めると、ほかのクリエイターとの差別化でき単価アップにつながります。例えば、「売れるデザインなら、この人に依頼したい」「UI・UXデザインなら、この人が適任ではないか」と言われるようになると、単価アップしても依頼したいとクライアントに感じてもらえるでしょう。

ポートフォリオで専門性が伝わるように工夫すると、受注活動の段階からクライアントに専門性をアピールできます。

Web開発の仕事をする

Web制作からWeb開発へスキルアップすると、単価が上がります。Web制作はWebサイトを制作しますが、Web開発で制作するものはアプリケーションやシステムです。

Web開発にチャレンジするなら、フロントエンド、バックエンド、フレームワークやライブラリなどの知識とスキルを身につけましょう。開発するものごとに使われやすいプログラミング言語は決まっているため、ジャンルに応じたプログラミングの勉強にも取り組んでください。

Web制作人材が身につけたい周辺スキル

Web制作に直接関わるスキル以外にも、優先的に身につけておきたいスキルが存在します。

マネジメントスキル

マネジメントスキルは、上流工程に携わるには必須のスキルです。Web制作においては、具体的にWebコンサルタントやプロジェクトマネージャー、Webディレクターといった職種で求められます。

マネジメントスキルも、実際にプロジェクトやメンバーを管理しないと身につかないものなので、チャンスがあれば積極的に挑戦したいところです。

マネジメント経験がないフリーランスの場合は、その他のスキルを磨きつつ、マネジメント側の業務を任せてくれるクライアントを探しましょう。信頼関係が築けたクライアントであれば、ステップアップできる案件を任せてくれることもあります。

Webディレクターに必要なスキルは以下の記事で解説しています。

優秀なWebディレクターに必要なスキル20選を一覧で紹介

Webマーケティングのスキル

Webマーケティングとは、集客・ブランディング・販促などを目的にしたWeb上のマーケティング活動を指します。企業にWeb戦略の提案やプロジェクトの立案を行うWebコンサルタントには必須のスキルです。プロジェクトマネージャーやWebディレクターであっても、Webマーケティングのスキルを持っていると強みになります。

近年は、SNSや動画共有サービスを使ったマーケティング手法に注目が集まっているため、スキル・経験を得ておきたいところ。そのほか、Web制作と親和性が高いコンテンツマーケティングの知見もあると、携われる案件の幅が広がります。

アクセス解析・SEOのスキル

マネジメント側を目指すのであれば、Webサイトのアクセス解析とSEOのスキルも重要です。アクセス解析とは、Webページに訪れたユーザーの行動履歴や特徴の可視化・分析を指します。分析したデータ・結果は、サイトのコンバージョンを増加させるための次の施策の検討に用いられます。一方、SEOはWebマーケティングの手法の1つで、検索エンジン経由でWebサイトの露出・流入を増やすための施策です。

アクセス解析やSEOのスキルは独学でも学べるため、仕事の合間などに知識を増やしていくとよいでしょう。

これからWeb制作のスキルを身につけたい人におすすめのスクール

Web制作のスキルを身につけたい人に、おすすめのスクールを紹介します。

  • TechAcademy
  • DMM WEBCAMP
  • CodeCamp

TechAcademy

引用元:TechAcademy

TechAcademy」は、企画からデザイン、フロントエンド、システム開発、マーケティングといったWeb制作に関するスキルを制作段階ごとに学べます。「オススメコース診断」で質問に答えていくと、自分にぴったりのコースが分かるので試してみてください。

DMM WEBCAMP

引用元:DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMP」は、ライフスタイルに合わせて受講スケジュールを計画できます。ほとんどの受講生が未経験から受講していますが、学習継続率は高い傾向です。コースごとに専属のメンターがつき、マンツーマンで学習をサポートします。

CodeCamp

引用元:CodeCamp

CodeCamp」は、実践的なスキルとマインドセットが身につくプログラミングスクールです。厳しい選考を経て選ばれた講師陣が、丁寧に指導します。オーダーメイドコースでは、Webデザイン・ プログラミングに関するカリキュラムを希望に合わせて組み合わせることが可能です。

Web制作で安定して活躍するための仕事の探し方3選

最後は、Web制作人材として安定して活動し続けるためにおすすめの仕事の探し方を3つ紹介します。複数の方法を併用するのがおすすめです。

エージェントサービスに登録する

エージェントサービスは、仕事を探している人とクライアントを仲介するサービスです。転職向けとフリーランス向けがあり、経験や持っているスキルに応じて希望に合う仕事を紹介してもらえます。経験者向けのサービスが多く、クラウドソーシングなどのほかのマッチングサービスよりも単価の高い案件を見つけやすいのが特徴です。

エージェントサービスの利用では、自身で営業をする必要がありません。エージェントがプロの営業力により、仕事を探してきてくれるため、フリーランスになっても安定した仕事の獲得が期待できます。弊社「ITプロパートナーズ」は、IT/Web分野に特化したフリーランス・副業エージェントです。

Web制作のフリーランス案件、副業案件を探している方はぜひお気軽にご相談ください。

SNS・ブログで発信する

SNS・ブログで自身について発信することも、案件獲得につながります。SNSやブログでは、実績はもちろん、自身の日々の活動や仕事観も発信できるので、履歴書やプロフィールではできない自己アピールが可能です。

近年は、SNSを利用しているクライアントも多く、SNSで受注者を探しているケースもあります。また、その他の方法で仕事を探す時のアピール材料としても使える点も魅力です。SNS・ブログのアカウントは、プライベートのものとは分け、ビジネス用アカウントとして運用しましょう。

人からの紹介をもらえるようにする

人脈があれば、条件のよい職場や案件を紹介してもらえることがあります。ある程度同じ業界にいると、人とのつながりができてきます。そこで、前職の同僚、取引先など仕事でつながった人や友人などに営業をかけてみましょう。同業者が集まる交流会やセミナーに参加するのも有効です。

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書 2022」によると、フリーランスの仕事の獲得経路のうち最も多いのは「人脈」(約65%)でした。人からの紹介は、発注者・受注者双方に安心感があり、条件面で融通をつけてもらえることもあるのが特徴です。

Web制作業界の今後の動向について

Web制作という仕事自体は、なくなりません。ただし、仕事の取り合いになる可能性はあるため楽観視はできない状態です。

便利なツールやスクールが普及するにつれ、これからもWeb制作への参入者は増え続けると考えられます。一部の人は業界の動きを予想して、高度なスキルを身につけるべく奮闘しているのではないでしょうか。

将来的に優秀な人と初心者との差が開けば、後者は相場を下回る単価で仕事を引き受けたり、納品スピードを速めたりといった対応に迫られるかもしれません。しかし、ほかの人材に比べてスキルや専門性がなければ、いずれオワコン人材になってしまうでしょう。オワコン人材にならないために、スキルアップに励むことが重要です。

まとめ

本記事では、オワコンという声も出ているWeb制作の仕事について詳しく解説しました。Web制作を取り巻く環境は大きく変化しており、今後は誰でも稼げるというわけではありません。しかし、IT/Web業界の将来性は高く、今後の需要も十分に見込めます。

安定して仕事を獲得できるようになるには、スキルの向上と経験の積み重ねで、オワコン人材になるのを回避することが重要です。ぜひ今回の情報を参考に、クライアントから求められるWeb制作人材を目指してください。

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