こんにちは、ITプロマガジンです。
WebマーケティングにおいてSNSの重要度が高まっているなか、「フリーランスや副業としてSNS運用代行で稼ぎたい」と考えている人も多いのではないでしょうか?
SNS運用代行の需要は高まっており、未経験からでも始めやすい仕事です。しかしその分ライバルも多いので、案件獲得には適切なステップを踏むことが大切です。
この記事では、フリーランスや副業でSNS運用代行を始める方法や仕事内容、必要なスキル、案件獲得方法、そして高収入を目指すためのポイントを解説します。具体的な案件例や単価相場なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
SNS運用代行はフリーランスでも稼げる?
SNSの運用代行は、フリーランス・副業どちらでも仕事があり、稼ぎやすい状況にあります。ここでは、具体的な傾向や仕事内容について紹介していきます。
フリーランスも副業も需要が高い
SNS運用代行は需要が年々高くなり、フリーランスでも副業でも案件は数多くあります。
いまやSNSは企業のマーケティングにおいて重要なチャネルです。サイバーバズ社の調査によると、国内ソーシャルメディアマーケティングの市場規模は、2023年で1兆899億円、2027年には1兆8,868億円に拡大すると予想されています。
また、総務省の令和4年通信利用動向調査によれば、個人のインターネット利用機器は、スマートフォンがパソコンを上回り、13〜59歳の各年齢階層で約9割が利用しているというデータが発表されています。
このようななか、SNS運用代行ができる人材への需要は高まっており、フリーランスでも副業でも、InstagramやX(旧Twitter)などのアカウント運用やマーケティング支援といった案件は多く、稼いでいける状況なのです。
なお、SNSマーケティング全般の副業については以下の記事も参考にしてください。
SNS運用代行の仕事内容
SNS運用代行とは、企業のSNSの投稿や分析を行い、マーケティング業務を支援する仕事のことです。
例えば、Twitter・Instagram・TikTokといった多くの人が利用している媒体において、アカウントの運用や広告掲載などを行い「フォロワーを増やす」「商品を買ってもらう」などの目標を達成することを目指します。
SNS運用代行の具体的な仕事内容は以下の通りです。
SNS運用代行の仕事 | 内容 |
---|---|
アカウントの立ち上げ | SNSアカウントの設定、構築 |
企画立案 | ・効果的なSNS戦略を策定 ・目標達成に向けた計画 |
投稿の作成 | ・魅力的で関連性の高いコンテンツを制作 ・定期的に投稿 |
広告出稿と運用 | ・ターゲットオーディエンスにリーチするための広告を設計、その運用及び管理 |
フォローとフォロワーのコミュニケーション | ・フォロワーとの積極的な交流 ・コミュニティを育成し、エンゲージメントを高める |
コメントの監視 | ・投稿に対するコメントを監視 ・不適切な内容がないかチェック |
レポーティング | ・SNS活動の成果を分析 ・定期的なレポートの作成 |
ミーティング | ・定期的なミーティング ・進捗状況の共有や戦略の調整 |
このようにSNS運用代行では、アカウントの立ち上げからレポーティングまで幅広い仕事を行います。
この他、SNSに限らずWebマーケティング全般の副業について知りたい方は、「Webマーケティング副業の稼ぎ方を未経験・現役マーケターに分けて紹介」という記事も参考にしてください。
SNS運用代行フリーランスの収入目安・単価相場
SNS運用代行の単価目安は、フリーランスで週5日稼働した場合、「月額50万~60万円」です。これを年収に換算すると600万〜720万円程度の収入になります。(※ITプロパートナーズで掲載しているフリーランスSNS運用案件を参考にした場合)
隙間時間などを使って副業で行う場合、おおよそ「1アカウント:3,000円〜30,000円/月」程度が目安の収入目安となるでしょう。
運用代行のみを行うよりも、アカウントの立ち上げや戦略立案〜運用まで一貫して行う業務の方が、単価は高くなります。また、案件によっては、フォロワーを増やすと報酬がプラスされるケースもあります。
弊社ITプロパートナーズはSNS運用代行・マーケティング案件を数多く扱っています。具体的にどのような案件があるか気になる方は、以下からチェックしてみてください。
SNS運用代行フリーランスのメリット・魅力
フリーランスとしてSNS運用代行の仕事をする主なメリット・魅力は以下の4点です。
- 未経験からでも始めやすい
- 安定した需要が期待できる
- 在宅・リモートで仕事ができる
- マーケティング分野のスキルが身につく
上記4つについて、詳しく解説します。
未経験からでも始めやすい
SNS運用代行は、他のフリーランスの職種に比べて未経験からでも比較的始めやすいと言えます。ITエンジニアやWebデザイナーなどは3年程度の実務経験が求められるものですが、SNS運用代行は、企業での実務経験がないとしても、自身のSNSアカウントを運用するなかで知識・スキルを磨き、実績を挙げればクライアントにアピールすることが可能です。
一方で、SNS運用代行の仕事のなかでも高単価な案件は最低3年以上の実務経験や具体的な実績が求められます。例えば、コンテンツの企画や分析ツールを用いた効果測定の経験などは必須でしょう。そのため、未経験から始める場合は、まずは取り組みやすい案件から経験を積み、少しずつ案件の幅を広げていくのが推奨されます。
安定した需要が期待できる
前掲の調査データの通り、SNSを活用する企業は増えており、SNS運用代行を担う人材への需要は今後も安定することが見込まれます。
企業がSNSを活用する目的は、単なる広告だけでなく、ブランドの認知向上や顧客とのコミュニケーションの強化、ソーシャルリサーチなど多岐にわたります。特にBtoCでは、商品情報の発信やキャンペーンの実施など、SNSを通じたダイレクトなマーケティングの重要性も高いため、運用代行の仕事が縮小する可能性は低いでしょう。
このようななか、フリーランスとしてSNS運用代行の仕事に取り組むことで、活躍の場が広がる可能性があるのです。
在宅・リモートで仕事ができる
SNS運用代行は、その多くが在宅・リモートワーク可能な案件であるため、柔軟な働き方が可能です。
SNSの運用代行の仕事では、コンテンツの作成・投稿やフォロワーとのコミュニケーション、広告の管理といったタスクが発生しますが、これはパソコンやインターネット環境さえあれば成り立つ仕事と言えます。また、多くの場合はクライアントとの打ち合わせややりとりもZoomやGoogle Meetといったビデオ会議ツールを使うことでオンラインで行うことが可能です。
フリーランスの場合は複数の案件を掛け持ちすることもありますが、どこにいても複数の案件を同時進行できるのは魅力的でしょう。
マーケティング分野のスキルが身につく
SNS運用代行は、マーケティングのスキルを学びやすい仕事です。例えば運用を続けるなかで、「どのような投稿がフォロワーの反応を得られるか」「どのような広告内容や広告タイミングであれば、インプレッションやクリック率が高まるのか」といった分析は必須であり、リサーチ・分析や企画提案といったスキルが自然に身につきます。
また、場合によっては、各SNSが用意しているアナリティクスツールやその他BIツールを活用する場合もあり、マーケターとして普遍的に役立つ知識・スキルも身につくでしょう。結果として、SNSを含めたWebマーケティング全体に携わるキャリアパスも目指せます。
フリーランスWebマーケターに興味がある方は、以下の記事も参考にしてください。
SNS運用代行フリーランスのデメリット・注意点
フリーランスとしてSNS運用代行の仕事に取り組む主なデメリットや注意点は、以下の4点です。
- 業務範囲が広い
- ライバルが多い
- 変化が激しい
- 一定の収入を得るまで時間がかかる
上記4点について、詳しく解説します。
業務範囲が広い
SNS運用代行では以下のように多岐にわたる業務があり、効率的にこなすためには、さまざまな知識・スキルが求められます。
- ユーザー行動の分析
- フォロワーを増やす戦略立案・実行
- 市場調査・競合の分析
- 投稿内容の計画・製作
- 写真や動画の編集
多岐にわたる業務を効率よく行うためには、それぞれの領域に関する知識が必要なうえ、日々アップデートが必要です。
また、フリーランスであれば複数のSNSアカウントを同時に運用することもあります。もともとタスクの種類が多いうえに、複数のアカウントごとにこういったタスクをこなすのは、大変だと感じる人もいるでしょう。
ライバルが多い
SNS運用代行の仕事は、参入のハードルが比較的低いため、ライバルが多いのもデメリットです。
最初のうちは案件を受けられなかったり、報酬が低かったりするケースも少なくありません。ただ、地道に案件をこなして実績を重ねれば、仕事を受けやすくなり報酬アップを期待できるでしょう。
変化が激しい
SNSは、トレンドや機能が毎年のように更新され、目まぐるしい変化があります。そのため、主要なSNSの利用状況やSNSユーザーが注目するトレンドを常に把握する必要があります。
2024年における日本国内の主要SNSの利用者数は以下の通りです。
サービス | 月間利用者数 | サービスリリース年 |
---|---|---|
LINE | 9,500万 | 2011年 |
Youtube | 7,100万 | 2007年 |
note | 6,300万 | 2014年 |
X(旧:Twitter) | 6,500万 | 2008年 |
3,300万 | 2014年 | |
2,600万 | 2008年 | |
TikTok | 1,700万 | 2017年 |
(2024年6月時点)
Facebookは2008〜2010年頃には注目を浴びたSNSですが、現在ではInstagramやYouTubeに投資が行われています。
SNS市場は変化が激しく、マーケターは常に最新のサービスや運用方法を把握し、ユーザーやコンテンツのトレンドをキャッチアップしなければ、仕事・収入が減少するリスクがあるのです。
一定の収入を得るまで時間がかかる
仕事が取れない初心者のうちは、SNSの拡散業務のように安い仕事から請け負うことになります。上述のようにSNS運用代行にはライバルが多く、活躍している人はマーケティングスキルに長け、SNSの運用実績が豊富です。そのため、実績やスキルがないうちは、すぐに高い収入を得るのは難しいという点に注意が必要です。
また、高単価な仕事が取れたとしても、慣れないうちは分析やユーザーへの返信などに時間がかかるかもしれません。時給換算すると相場よりも割安になっている可能性もあります。
フリーランスで稼ぎやすいSNS運用代行の媒体の種類
各SNSプラットフォームには特性があり、運用代行の仕事をするうえではそれぞれの業務内容や運用スキルを知ることが欠かせません。以下では、代表的な4つのSNS媒体について、その特徴や求められるスキルを紹介します。
LINE
LINEは国内ユーザー数が1億人ほどと非常に多く、特にBtoCビジネスで重要な媒体です。例えば、飲食店や小売店、美容サロンといった顧客と直接的な接点を持つ業種に導入されており、プッシュ通知機能でのキャンペーン・クーポン配信などに活用されるケースが多くあります。
運用代行にあたっては主に以下のような業務内容があります。
- LINE公式アカウントの設定・運用
- クーポンやイベント情報の企画・配信
- チャットボットの設定・管理
- メッセージキャンペーンの企画と実施
LINEのプラットフォームでは、ダイレクトメッセージ機能や会員証機能、チャットボット連携機能などさまざまなサービスが用意されています。これらを駆使して顧客との接点を強化するスキルやノウハウが必要です。
Instagramはビジュアルに訴えるコンテンツに相性が良く、特にファッション、ビューティー、ライフスタイル業界で活用されています。インフルエンサーとの連携やリール機能を使った短い動画コンテンツが主流です。
運用代行では主に以下のような業務内容があります。
- コンテンツの企画・スケジュール作成
- ストーリーズやリールなどの作成
- アナリティクス・競合分析
- コメント・DM対応
Instagramの運用においては、トレンドに敏感であり、写真や動画といったビジュアルコンテンツの企画・発信に長けている必要があります。また、必要に応じてインフルエンサーと連携することもあり、インフルエンサーマーケティングについての理解が求められます。
X(旧Twitter)
Xはリアルタイムで情報を発信でき拡散性も高く、企業のブランディングやニュースリリースといった広報活動、顧客とのダイレクトなコミュニケーションに適したプラットフォームです。
運用代行では以下のような業務を担当することがあります。
- 投稿の企画・投稿スケジュールの管理
- アカウントのフォロワー増加施策
- リプライやメンションへの対応
- 効果のアナリティクス分析
Xの運用では、顧客の口コミ・評判を分析し、最適なブランディング戦略を設計・実行する分析スキルが重要です。またXならではの特性としてバイラルコンテンツ(拡散性の高いコンテンツ)への理解も求められます。
YouTube
YouTubeは動画マーケティングにおいてTikTokと並んで大きな影響力を持つプラットフォームであり、SEO効果も高く、企業にとっても重要なメディアです。
運用代行での主な業務内容は以下の通りです。
- 動画コンテンツの企画・制作ディレクション
- チャンネルの成長戦略の立案・運用
- サイト内SEO・コンテンツ設計
- コメント管理・リアクション対応
YouTubeの運用には、YouTubeアルゴリズムへの理解やサイト内SEO観点に沿ったコンテンツ最適化のスキルが求められます。また、視聴者のエンゲージメントを高め、ファンベースを拡大するための戦略的なコンテンツの企画も求められることがあります。
SNS運用代行の始め方【初心者・未経験者向け】
SNS運用代行の仕事獲得を目指すなら、以下の流れを意識して始めましょう。
- スクールや独学でスキルを身につける
- ポートフォリオをつくる
- 副業からスタートして実績をつくる
- 実績を基に高単価フリーランス案件を狙う
上記の流れについて、詳しく解説します。
1.スクールや独学でスキルを身につける
SNS運用スキルは、書籍や無料サイトなどを利用して独学で身につけることも可能です。しかし、独学の場合は「気軽に質問できる環境がない」「自分がどこまでスキルを身につけたのか分かりにくい」などのデメリットがあります。そのため、未経験者や初心者の人は、スクールに通うのがおすすめです。SNS運用代行について学べるスクールは、下記のようなものがあります。
スクール名 | 特徴 |
---|---|
1.デジプロ | 実践的な知識が学べて広告運用体験もできる |
2.マケキャンbyDMM | 現役マーケターの授業をオンラインで受けられる |
3.ワナビーアカデミー | 践に特化しており、分析まで幅広く学べる |
4.インターネット・アカデミー | 基礎的な知識からしっかり学べる |
5.SHElikes | データ分析から効果的な運用方法まで学習できる |
フリーランスを目指せるスクールは以下の記事でも詳しく紹介しています。
2.ポートフォリオをつくる
案件を取るためには、ポートフォリオにこれまでのSNS運用実績をまとめます。初心者であれば、まずは自分のアカウントの運用実績を載せるとよいでしょう。ポートフォリオに載せる項目の一例を、以下に示しました。
- 自己紹介
- スキル
- 運用したアカウント数や仕事内容
- 報酬の相場
- フォロワーの伸び率
- インプレッションの伸び率
クライアントによっては、企業名の公開が許可されない場合もあります。公開する情報の範囲は、クライアントとの取り決めに従いましょう。
3.副業からスタートして実績をつくる
まずは副業からスタートし、実務経験を積みましょう。将来的に高単価案件を獲得するには、実務経験や実績が不可欠です。最初のうちは単価が低い案件しか獲得できないこともありますが、実際の仕事の進め方に慣れるうえでも、副業という形でSNS運用代行の仕事の流れを一通りこなしておくと、フリーランスになる際もスムーズです。
クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングで仕事を探す場合、「未経験 SNS運用代行」などのキーワードで検索すると、簡単な案件を探しやすいです。
4.実績をもとに高単価フリーランス案件を狙う
副業で実務経験や実績を積み、フリーランスとして活躍できそうだと思ったら、そのタイミングでフリーランスとして独立し、高単価なフリーランス案件の獲得を目指すのも手です。
経験を積むことで、応募条件をクリアできる高単価案件が増えてきます。例えば、「いいね」やフォローの作業だけではなく、戦略設計まで対応できると報酬アップを狙えるでしょう。数千円だった報酬単価が数万円になることもあり、安定して高単価案件を受けられるようになります。
単価の高いSNS運用代行の仕事を獲得するには、フリーランスエージェントがおすすめです。ITプロパートナーズでは、SNS運用代行の案件も取り扱っており、高単価の案件も豊富にあります。詳しい案件の内容は、下記のボタンからチェックしてください。
SNS運用代行の案件の探し方
SNS運用代行の主な案件獲得方法として、以下の4つがあります。
- フリーランスエージェントに登録する
- クラウドソーシングやマッチングサイトで探す
- 求人サイトを利用する
- SNSで案件を探す
以下では、それぞれ順番に解説していきます。
フリーランスエージェントに登録する
SNS運用代行の案件を探す場合、フリーランス向けスエージェントを活用するのがおすすめです。エージェントとはクライアントとフリーランスを仲介するサービスで、フリーランスのスキルや経験、希望条件に合った案件の紹介を受けられます。
フリーランスエージェントの主な特徴は、以下の通りです。
- スキルや知識・経験や働き方に合った案件を紹介
- クライアントとの契約や折衝、請求業務などをサポート
- 非公開案件の紹介
エージェントサービスに登録すれば、自身で案件を探す必要がありません。クライアントとの契約などのサポートも受けられるので、慣れない事務仕事をせずに案件に集中できます。
なお、フリーランス向けエージェントの他に、副業向けの案件を取り扱う副業エージェントも存在します。
弊社ITプロパートナーズは、IT/Web系フリーランスに案件を紹介しているエージェントサービスです。フルタイムはもちろん、週3日程度の稼働で対応できる案件も豊富なので副業的に働きたい方にもおすすめです。
クラウドソーシングやマッチングサイトで探す
ランサーズやクラウドワークスなど、クラウドソーシングサイトを活用する方法もあります。クラウドソーシングサイトの特徴は以下の通りです。
- 初心者や未経験者でも受けられる案件も扱っている
- 案件の種類や数が多い
- 実績を積めば徐々に高単価案件を受けられるようになる
案件量や種類が多いので、初心者からでも受けられる副業案件が多いのも特徴です。実績を積めば徐々に高単価案件を受けられるようになるでしょう。
求人サイトを利用する
SNS運用代行の案件は、indeedなどの求人サイトでも探せます。求人サイトの特徴は、以下の通りです。
- 勤務地や年収などの条件に絞り込める
- 新着求人やおすすめ求人などをメールで通知してくれる
- 履歴書や職務経歴書の提出を求められることがある
新着求人やおすすめ求人などをメールで通知してくれる機能がある求人サイトも多く、最新情報を逃さずにSNS運用代行の案件を見つけられます。
SNSで案件を探す
SNSを使って、自分で案件を探すのも1つの方法です。SNSで自分が得意な業務をアピールできるので、それを見たクライアントから直接依頼を受けられます。
また、個人で運用しているアカウントのフォロワー数が多いと、それも1つのアピール材料になる可能性があります。また、自分がどのような作業ができるのかを紹介したブログなどと関連づけることで、効果的にアピールができるでしょう。
ただ、案件を受ける際に、契約や請求業務などはすべて自分で対応する必要があります。そのため、事務作業に関する必要な知識を身につけておかなければなりません。
SNS運用代行の案件例一覧
SNS運用代行では、具体的にどのような案件があるのでしょうか。弊社「ITプロパートナーズ」で実際に掲載しているフリーランス・副業向け案件例を紹介します。
SNSアカウント立ち上げ・運用
案件名 | 【SNSマーケティング/SNS運用】医師紹介事業においてSNSアカウント運用の立ち上げ〜実行までできるマーケターを募集 |
---|---|
SNS運用代行の案件単価 | SNS運用代行の案件単価:〜90,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | SNS運用,SNSマーケティング |
職種・ポジション | マーケター |
こちらの案件は、医師紹介事業のSNSアカウント運用に関するもので、SNSの戦略策定から実行までを担当します。
必要なスキルには、人材紹介事業の経験とSNSアカウントの立ち上げから運用までの経験が含まれます。医療業界での経験も尚可とされています。
D2C商材のSNSマネジメント
案件名 | 【SNSマーケティング/SNS運用】プロテインD2CのSNS責任者募集 |
---|---|
SNS運用代行の案件単価 | SNS運用代行の案件単価:〜400,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | SNS運用,SNSマーケティング |
職種・ポジション | マーケター |
こちらの案件はプロテインD2CのSNS責任者として、SNSの企画からディレクションまでを担当するものです。
求められるスキルにはTwitter、YouTube、TikTokなどのSNS戦略設計とディレクションの経験、ならびに売上最大化を目的としたSNS設計の能力が含まれています。ECのSNS経験があれば尚可です。
SNS・ブロマガ配信
案件名 | 【CRM/メルマガ/SNS運用】SNSやメルマガ配信におけるオペレーターを募集 |
---|---|
SNS運用代行の案件単価 | SNS運用代行の案件単価:〜200,000 円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | SNS運用,CRM/メルマガ |
職種・ポジション | マーケター |
こちらの案件では、クラウドファンディング事業のマーケティングオペレーション業務を担当します。業務内容にはメルマガの運用、LINEの運用、Instagram・Twitter・FacebookなどのSNS運用が含まれ、これらのスケジュール管理、投稿内容の作成、配信設定が求められます。
必須スキルとしては、特にLINEを含むSNS運用経験とメルマガ企画・運用経験が挙げられています。
ECサイト運用・販促
案件名 | CRM/メルマガ/SNS運用】ECサイト運用業務/販促企画におけるマーケターの案件・求人 |
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SNS運用代行の案件単価 | 〜500,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社 |
スキル | メルマガ,SNS配信を初めとしたECサイトの運用経験 |
職種・ポジション | マーケター |
この案件では、ECサイト運用業務と販促企画を担当するマーケターを募集しています。
具体的な仕事内容は、メルマガやSNSの配信、セール準備、企画ページの編集、販促施策の立案などです。必要なスキルは、ECサイト運用経験とメルマガ/SNS配信物の作成が必須で、ECサイト売上アップに向けた販促施策の検討やバナー制作経験があると尚可です。
SNS運用代行フリーランスの仕事が向いている人
フリーランスとしてSNS運用代行の仕事に向いている人の主な特徴は以下の通りです。
- SNSでの発信が好きな人
- 分析が得意な人
- 自己管理ができる人
それぞれ順番に見ていきます。
SNSでの発信が好きな人
SNSが好きで普段から複数のSNSを利用しており、特徴・仕様を理解している人にはSNS運用代行の仕事との相性が合う可能性があります。特に閲覧だけでなく情報発信も普段からしている場合は、向いている可能性が高いです。
SNSは常に新しい情報が流れていく媒体です。SNSで魅力的な投稿をするには、単に見ているだけでなく、自分で発信内容を考えたり、投稿したりしてみて「閲覧数や他のユーザーからの反応を肌感覚で感じる」という経験が欠かせません。
特にSNS運用代行の仕事では、企業や商品のブランドイメージに合わせて効果的な発信を行う必要があります。普段からSNSでの発信をしており、空気感を理解していると有利でしょう。
分析が得意な人
分析が得意な人もSNS運用代行の仕事に向いている可能性があります。
SNS運用代行では、投稿内容を企画・制作して投稿するだけでなく、投稿の閲覧数やクリック率、コンバージョン率といったユーザーの行動を分析することも重要な仕事の1つです。その際、こういったアナリティクスデータを統計的に分析したり、「どのような投稿がユーザーから高いエンゲージメントを得やすいのか」といった疑問を掘り下げる作業が欠かせません。
もともと分析が得意で、データをもとに改善点を見つけたり、次回の施策を考えたりできる人は、この仕事で力を発揮できる可能性があります。
自己管理ができる人
フリーランスとしてSNS運用代行を行う場合、自己管理能力ができることも重要な要素です。
会社員とは異なり、フリーランスには決まった業務スケジュールや上司による監督もありませんが、パフォーマンスが落ちないように自分で時間やタスクを管理できる人なら、SNS運用代行の仕事もスムーズに進められるでしょう。
また、SNS運用では複数のアカウントを同時に管理することも普通です。そのため、タスクの優先順位をつけて効率的に作業を進める癖がある人も、向いている可能性があります。
SNS運用代行フリーランスや副業で稼ぐためのポイント
フリーランスや副業といった形でSNS運用代行で稼ぐには、以下4つのポイントを意識しましょう。
- 運用できるSNSの種類を増やす
- 最新のノウハウを学び続ける
- 継続案件の獲得を意識する
- エージェントを利用する
以下では、それぞれのポイントについて見ていきます。
運用できるSNSの種類を増やす
まずは対応できるSNSの種類を増やすことが大切です。多くの企業は複数のSNSを同時に活用しています。それぞれのSNSチャネルも独立しているのではなく、連携しながら投稿したり、予算を組んだりしていることも多くあります。
このようななか、1つのSNSだけでなく複数のSNSに同時に対応できると、ワンストップでクライアントの要望に応えられ、運用代行の仕事を獲得しやすくなります。また、複数のSNSを同時に運用する場合は、当然ながらその分、高い単価も見込めるでしょう。
人気アカウントの分析など最新のノウハウを学び続ける
SNS運用代行の仕事で高収入を稼ぐためには、最新のSNS運用手法を学び続けることが欠かせません。
SNSマーケティングの業界は常に変化しています。そこで、例えば人気アカウントを分析し、そのアイディアを応用することも大切です。Xでは日々バズるポスト(ツイート)がありますが、それには拡散したくなる要素が潜んでいます。その要素を分析し、自分で応用できるようにすれば、打ち手の幅を増やすことにつながるでしょう。
また、大手企業や有名ブランドがSNSで顧客に対してどのようなコメントや対応をしているかなども参考にできます。
継続案件の獲得を意識する
SNS運用代行の仕事で安定的に高い収入を得るには、短期案件ではなく長期の継続案件を狙うことが重要です。短期案件が中心では、案件が途切れた際に収入もなくなり、すぐに次の案件が見つかるとも限らないため、収入が不安定になるリスクがあります。
一方で、長期の継続案件を受けるようにすれば、安定的な収入を確保でき、結果的にトータルで高い収入を得ることにつながります。
なお、SNS運用代行の仕事には継続案件が多くありますが、これを初心者が獲得するのは信頼性やスキルの点で簡単ではありません。継続案件を受けるには、クライアントからの信頼や多くの実績が必要です。
営業スキルに不安があればエージェントを利用する
フリーランスとして継続的に仕事を獲得するには、営業力や案件探しのスキルが欠かせません。もし営業に不安がある場合は、フリーランスエージェントの利用を検討しましょう。エージェントは営業や案件探しを代行するため、営業に自信がなかったり時間が取れなかったりする人でも効率的に案件を探せます。
弊社ITプロパートナーズはSNS運用代行を含むIT/Web系フリーランス案件が豊富で、高単価案件・リモート案件が多く揃っています。効率的な案件探しを目指したい方は、ぜひご活用ください。
SNS運用代行のフリーランス・副業についてよくある質問
ここではフリーランス・副業でSNS運用代行に取り組むにあたってよくある質問について解説します。
SNS運用代行の副業って怪しい?
特に副業に関して、ネット上では「SNS運用代行の副業は怪しい」というキーワードも目にします。確かに「SNS+副業」という言葉がセットになると、SNSで募集される副業詐欺のようなイメージがあり、「怪しい」と感じるのも無理はありません。
しかしSNS運用代行はそういった詐欺とは違って立派なマーケティング職の1つであり、怪しいものではありません。実際には、大企業・上場企業でもこういった職は存在します。
ただしSNS上で募集されているSNS運用代行の副業のなかに、詐欺的な案件がゼロとは限らないのも事実です。どの分野でも同じですが、案件を検討する際は信頼できるクライアントかどうか十分に確認することが欠かせません。
SNS運用代行の副業をしたら確定申告は必要?
会社員として働いている人が副業でSNS運用代行の仕事をして所得がある場合、状況によっては確定申告が必要です。
仮に副業での契約形態がパートやアルバイトの雇用契約であり、源泉徴収がされている場合は、使用者側が申告・納税も行うことになっているため、必ずしも確定申告をする必要はありません。
一方で、雇用契約ではなく業務委託契約で副業を行っている場合は、自身で所得を申告する必要があります。申告先は国(税務署)と居住している地方自治体の2ヶ所です。副業所得が20万円を超えない場合は国への確定申告は必須ではありません。それに対し、地方自治体は所得金額にかかわらず各地方自治体が定める方法での申告が義務づけられています。
SNS運用代行に資格は必要?
SNS運用代行フリーランスとして仕事をするうえで資格は必須ではありません。クライアントにとって最も重要な判断基準は実績・スキルです。信頼してもらうには、資格よりもまずは実務を経験して運用結果を出す必要があります。
ただし、実績に加えて以下のようなSNSマーケティング関連の資格を取得しておくと、スキルの裏付けとなり、案件獲得で有利になる場合もゼロではありません。
こういった資格の勉強をすることは、知識・スキルを整理するうえでも役立つ可能性があります。
まとめ
本記事では、SNS運用代行の仕事について、フリーランスや副業の両方の観点から紹介してきました。SNSはあらゆる企業が当たり前に活用している状況にあり、運用代行で成果を出せる人材への需要は今後も続くことが見込まれます。
SNS運用代行の仕事は、特別なスキルがなくても始めやすい仕事ですが、さらにコンテンツ制作や企画、統計リサーチといったマーケティングもできるようになると、高い報酬を獲得できるチャンスも広がります。これからSNS運用代行をフリーランスまたは副業で始めたい方は、まず各SNSの特徴や機能を理解したうえで実績を積み重ね、エージェントなど、自身に合った方法で仕事を探してみましょう。
弊社ITプロパートナーズは、IT/Web分野に特化したフリーランスエージェントで、SNS運用代行の仕事をはじめ、Webマーケティング系の案件も豊富に取り扱っています。
フルタイム案件はもちろん、週2〜3日の高単価案件やフルリモート案件も豊富です。自分に合った働き方を求めているなら、ぜひチェックしてみてください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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