在宅ワークで稼げる仕事21選!初心者が稼ぐ方法も具体的に解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

多様な働き方が認められるようになった昨今、自宅で働ける「在宅ワーク」が非常に注目されています。在宅ワークとは雇用されず自営的に業務にあたる働き方や、会社員が在宅で働く方法などを指し、できる職業や業務は多種多様です。最近では副業などで在宅ワークし、高収入を実現している方も多数います。

この記事をご覧の方も、在宅ワークで稼ぎたい、または在宅の副業で高収入を得たいと考えていることでしょう。結論からお伝えすると、稼げる在宅ワークはたくさん存在します。

そこで今回は、未経験でも稼ぎやすい仕事11選と、本業としてしっかり稼げる仕事を10選、併せて21の在宅ワークを紹介します。それぞれ仕事内容や報酬の目安やスキル、仕事探しにおすすめのサイトも解説するので、最後までチェックしてみてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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目次

在宅ワーク(リモート)で稼ぐ方法は2つに分けられる

一般的に在宅ワークで稼ぐ方法は、以下2つに分けられます。

  • クライアントワーク・個人ビジネス
  • 在宅勤務の会社員

自分がどちらに向いているのかを確認することで、理想的な働き方が実現するでしょう。それぞれのメリットやデメリットについて、具体的に紹介します。

クライアントワーク・個人ビジネス

クライアントワークや個人ビジネスは、主にフリーランスとして稼ぐ方法です。

クライアントワークは、企業や個人から業務を受託して仕事をします。在宅で稼げるクライアントワーク例としては以下が挙げられます。

  • ライティング
  • 翻訳
  • データ入力
  • プログラミング
  • 動画編集

クライアントワークは求人サイトやSNSなどで案件を探し獲得できるため、比較的始めやすいです。また継続的な案件を受注できれば、安定的に稼ぐことできます。一方で単価によっては安いものがあったり、クライアントの要求に振り回されたりとデメリットもあります。

それに対して個人ビジネスは、自身で商品やサービスを販売し利益を得る方法です。例えば以下のような稼ぎ方が挙げられます。

  • ネットショップ
  • ブログ・アフィリエイト
  • オンライン講座
  • YouTube
  • コンサルティング

個人ビジネスは自分でビジネスモデルを決められるため、時間や場所に囚われることなく稼ぐことも可能です。また好きなことを仕事にできるので、やりがいを感じられるでしょう。

ただ、軌道に乗るまでに時間がかかり収入が不安定になったり、事業が失敗すれば赤字を背負う可能性もあります。

在宅勤務の会社員

会社によっては在宅勤務を認めているところもあり、リモートで働ける場合があります。会社員として在宅勤務ができれば、社会保障や福利厚生などの条件を変えずにオフィス以外の場所で働くことが可能です。

ただし、すべての会社が在宅勤務を取り入れているわけではないため、勤め先によっては希望してもリモートで働けない可能性もあります。在宅勤務ができる場合も、働き方が完全に自由になるわけではありません。会社員である以上、就業規則に沿って働く必要があります。

在宅ワークで稼ぐメリット

在宅ワークで働くメリットは下記のようなものがあります。

  • スキマ時間で働ける
  • 電車や移動時間がかからない
  • 自分のペースで仕事ができる
  • 人間関係のストレスが少ない

それぞれを詳しく紹介します。

スキマ時間で働ける

在宅ワークの場合、案件や仕事内容によりますが、決まった時間で働かなくて良いケースが多いです。主婦の場合は、家事の合間に働く・会社員の場合は、平日の夜や土日の午前中だけ仕事する、といったように空いた時間で仕事することが可能です。

スキマ時間で仕事をしたい方は、日々の稼働時間で管理されている仕事ではなく、ライターや編集業務・エンジニアなどの納期が決められている仕事がおすすめです。

電車や移動時間がかからない

在宅ワークで仕事する場合、電車やバスに乗らなくて良い点もメリットです。出勤にかかる移動時間を業務にあてられるので、たくさんの数の仕事がこなせるようになります。

また、体力を温存できたり、女性の場合はメイクに時間をかけなくて良い、という部分も魅力です。

自分のペースで仕事ができる

在宅ワークは、決まった時間に何かをしなければいけない、といったことが少なく、自分のペースで仕事ができます。1日のスケジュールを立てて自分で時間配分しながら仕事を進められるので、進行管理の能力も身につきます。

自分で仕事のペース配分ができれば、より多くの業務をこなせるようになるので、高収入
を目指したい方にとってもメリットになります。

人間関係のストレスが少ない

在宅ワークは自宅で作業するため、仕事中に同僚や仕事仲間と直接顔を合わせる必要がありません。余計な雑談が発生せず、自分の仕事に集中して取り組めます。オンラインまたはオフラインで交流する機会もゼロではないものの、業務をスムーズに進めるために必要最低限のコミュニケーションで済ませられます。

仕事のストレスとして人間関係の悩みをあげる人は多いですが、在宅ワークならそのようなストレスを最小限に抑えることが可能です。

在宅ワークで稼げる人気仕事ランキング

株式会社アイドマ・ホールディングスが実施した調査によると、在宅ワークで人気のある業務内容のランキングは以下のとおりです。

  • 1位:データ入力
  • 2位:ライター
  • 3位:モニター
  • 4位:グラフィックデザイナー
  • 5位:コールスタッフ
  • 6位:経理
  • 7位:Webデザイナー
  • 8位:Webプログラマー
  • 9位:オンライン日本語講師
  • 10位:CADオペレーター
  • 11位:ECサイト商品登録

未経験でも在宅ワークで稼げる仕事11選

ここからは在宅ワークで稼げる仕事を具体的に紹介していきます。

特別な経験や資格がなくても、在宅ワークを始められます。以下は、未経験でも在宅ワークで稼ぎやすい仕事です。それぞれ、仕事内容や単価相場と必要スキル、案件例を見ていきましょう。

職種収入目安
ライター・編集者・ライター:0.5円~10円/文字
・編集者:3円〜/文字 or 時給制
SNS運用代行1アカウントあたり5,000円/月給
アンケートモニター数円~数百円/1回答
事務作業1,000円~4,000円/時給
内職200円~600円/時給
カスタマーサポート1,000円~3,000円/時給
転売・せどり数百円~数千円/1点あたり
ネットショップ数万円~数十万円/月給
データ入力1〜50円/1枠入力あたり
文字起こし2,000〜3,000円/30分の音声データあたり
ゲームテスター1,000円前後/時給

ライター・編集者

ライターとは、Webサイトなどに掲載する記事を執筆する職業です。編集は、クライアントからのヒアリング・企画・ライターへの依頼・原稿のチェックなど、記事ができるまでの工程をマネジメントします。

記事のジャンルは、趣味など体験をもとに執筆できるものから、リサーチが必要な専門的なものまでさまざまです。未経験なら気軽に書けるものから始めましょう。

ライター・編集者は文字単価での案件が多く、「ライターなら0.5円~10円/文字、編集者なら3円〜/文字or 時給制」が相場です。

ライター・編集者に必要なスキルをあげると、以下のとおりです。

共通の必要スキル
  • ライティングスキル
  • WordやGoogleドキュメントを使いこなすスキル
  • 情報のリサーチ力
  • コミュニケーションスキル
編集者の必要スキル
  • マネジメント力
  • 校正・校閲スキル

企業のLP(ランディングページ)やWebサイトのコンテンツを作成することが多いため、ライター・編集者ともにWebマーケティング・SEO・ネット広告に関する知識があると収入アップが期待できます。編集者はマーケティング知識を高めることでコンテンツディレクターへのキャリアアップも可能です。

SNS運用代行

企業・個人のSNSを運用する仕事で、アカウントの立ち上げから投稿の作成、広告の出稿など幅広い内容を担当します。SNS運用代行の目的は、クライアントの意向に沿ったマーケティングやブランディングです。

SNS運用代行の単価相場は、「1アカウントあたり5,000円/月」前後です。高単価なものでは1万円を上回る案件もあります。

SNS運用代行に必要なスキルは以下のとおりです。

必要スキル
  • マーケティング力
  • 分析力
  • 文章力
  • コミュニケーション力
  • ヒアリング力

アカウントを上手く運用するためには、ターゲットに興味を持ってもらえるようなおもしろい投稿を作る必要があります。文章力が問われるので、ライターや編集者が副業でSNS運用代行を実施しているケースも少なくありません。また、クライアントの意向を読み取るには、コミュニケーション力・ヒアリング力も必要です。

SNS運用代行フリーランスの始め方!単価相場や副業から稼ぐ方法も紹介

アンケートモニター

アンケートモニターとは、スマートフォンやパソコンからアンケートに回答し報酬を得る仕事です。アンケートの中には、自宅に無料で商品やサンプルが送られてくる案件もあり、興味あるジャンルを選ぶと楽しみながら仕事に取り組めます。

アンケートモニターには、在宅でできる仕事と会場でできる仕事があります。在宅でできる仕事は比較的低単価で、「1回答あたり数円~数百円」前後が相場です。

アンケートを始める際にはリサーチ会社などに登録しますが、報酬のほとんどはポイントで付与されます。ポイントの種類は運営により異なるので、換金方法をイメージして登録しましょう。

アンケートモニターとして収入を得るためには、隙間時間でコツコツ取り組む必要があります。そのため、根気強さが重要です。また、個人情報など同じような内容を何回も入力しなければいけません。

必要スキル
  • 根気強さ

事務作業

企業の総務・法務・財務・人事・経理といった事務作業にも、在宅ワークで取り組めます。仕事内容は、一般的なオフィス業務とほぼ同じです。ただし、クライアントとのやり取りはメールやチャット、SNSなどで行われます。

事務作業は作業内容が非常に幅広いため、案件単価は時給1,000~4,000円までさまざまです。

どの事務作業にも共通して必要なスキルをあげると、以下のとおりです。

共通の必要スキル
  • 基礎的なパソコンの操作スキル
  • 書類整理・作成スキル
  • コミュニケーションスキル

専門性の高い事務の場合、たとえば以下のように特別なスキルが求められます。

経理事務の必要スキル
  • 簿記スキル
  • 帳簿や書類の作成スキル
  • 税金・法律・会計の知識
貿易事務の必要スキル
  • 貿易に関する専門用語・法律・条約の知識
  • 外国語による読み書き・コミュニケーションスキル

このように、事務作業の内容は事務職の種類によって大きく異なります。データ入力や文字起こしなど特別な知識がなくても受けられる案件もありますが、法律・税金・外国語など専門的な知識が求められる事務職の方が報酬が高くなります。

内職

内職は、パーツの組み立て・梱包作業・シール貼り・アクセサリー組み立て・宛名書きなど、自宅で軽作業を行う仕事です。内職自体はオンラインで探せますが、クライアントの工場や事業所の近くでなければ応募できない場合もあります。

時給換算200~600円程度が内職の案件相場です。

内職に必要なスキルとしては以下があります。

必要スキル
  • 手先の器用さ
  • 根気のよさ

多くの内職は、求められる専門スキルがほぼないため、誰でも始めることができます。ただし、基本的に歩合制で、1つの作業が単純かつ低単価なものが多く、かなりの数をこなさなければなりません。

一方で、テレアポ・商品管理・テストの採点など、一定のスキルが求められる内職もあります。

カスタマーサポート

カスタマーサポートとは、メール・電話・SNS・チャットなどを使い、顧客からの問い合わせに回答する仕事です。業界やクライアントの企業に詳しくなくても、多くの場合、マニュアルや研修が用意されています。業務時間は、自分の都合で決められるケースが一般的です。

カスタマーサポート案件の単価相場は、時給1,000~3,000円程度となっています。

必要スキルは以下のとおりです。

必要スキル
  • 手先の器用さ
  • 根気のよさ
  • 事務処理能力

一般的にマニュアルに沿って対応するため未経験求人も多く、誰でも始めやすい傾向があります。働くなかで、ビジネスマナーや営業力、クレーム対応力などをしっかり身に着ければ、マネージャーやスーパーバイザーなどにキャリアアップし、収入を上げることができます。

転売・せどり

転売・せどりとは、安く仕入れた商品に、利益を上乗せして販売する仕事です。仕入れも販売もオンラインでできるため、在宅で取り組めます。始めは家にある不要品を売ってみると、出品方法や顧客とのやり取りを学べるでしょう。不要品を売るのであれば、元手なしで利益を得られます。

不要品をフリマアプリなどで販売するのであれば、1点あたり数百円~数千円程度が目安です。商品を仕入れて本格的に転売・せどりに取り組んでいる人のなかには、月に数万円~数十万円ほど稼ぐ人もいます。不要品を販売する程度なら問題ありませんが、継続して転売・せどりに取り組むなら古物商の許可を取得しておきましょう。

転売・せどりには、以下のスキルが必要です。

必要スキル
  • リサーチ力
  • 判断力

売れる商品を見つけるためには、リサーチ力が必須です。また、価格を決めるためには判断力が求められます。

ネットショップ

ショッピングモールへ出店する、自分でECサイトを立ち上げるなどの方法で、ネットショップを運営する人もいます。ハンドメイドやOEMなどでオリジナル商品を販売する人もいれば、小売業のように商品を仕入れて販売する人もいます。

転売やせどりと同じく、ネットショップの収入も人それぞれです。マーケティングや集客が上手くいくと、月に数万円~数十万円ほど稼げる可能性があります。

ネットショップの必要スキルをあげると、以下のとおりです。

必要スキル
  • サイトをデザインするスキル
  • Webマーケティング力
  • 集客力
  • 在庫管理・顧客管理などのスキル

オリジナリティにこだわってネットショップをつくりたい場合は、ECサイトを立ち上げる必要があります。サイトの立ち上げから集客、在庫や顧客の管理など、幅広い内容に対応して売上を向上させましょう。

データ入力

データ入力は、企業が持つ顧客データや売上を集計し、エクセルなどに入力していく作業です。パソコンとネット環境が整っていれば、在宅で仕事することができます。黙々とした作業なので、自分のペースで在宅ワークしたい人におすすめの仕事です。ただし、企業の大事なデータを扱うので、セキュリティやミスの対策をする必要があります。

データ入力は、出来高制だと1枠の入力あたり1〜50円ほど、時給制であれば時給950円前後が相場です。データの集計量によって単価が前後することがあります。

データ入力には、以下のスキルが求められます。

必要スキル
  • 基礎的なパソコンの操作スキル
  • エクセルの基礎知識
  • 事務処理能力

エクセルにデータ入力することが多いので、エクセルの基礎知識が必要になります。

文字起こし

文字起こしは、音声のデータをもとに、音声を文字に書き起こす仕事です。インターネットの普及によって、Youtubeやリモートの講演会、インタビューが増えたことで需要があがってきました。

文字の書き起こしは、30分の音声データの書き起こしで、2,000〜3,000円ほどです。時給にすると効率が良いように思えますが、何度もデータを聞き直すので実際には音声データ以上の作業時間が発生します。

文字起こしに必要なスキルをあげると、以下のとおりです。

必要スキル
  • タイピング能力
  • ヒアリング能力
  • 校正・校閲力

聞き取った音声データを文章にするので、タイピングが得意な人に向いている仕事です。集中力が必要ですが、経験を積むほど効率的に作業を進められるようになります。

ゲームテスター

ゲームテスターとは、リリース前のゲームやアプリをプレイして、不具合やバグがないかチェックする仕事です。自由に遊べるわけではなく、指定された操作やを繰り返す作業が多いので注意しましょう。公開前のゲームをいち早く体験できるので、ゲーム好きの人に向いています。

ゲームのタイトルにもよりますが、時給1,000円前後が相場です。在宅でできますが、ゲームの種類によっては、テスト期間や稼働時間が指定されていたりすることもあります。

ゲームテスターに必要なスキルは、以下のとおりです。

必要スキル
  • 一定のゲーム知識
  • 細かな変化や違和感に気づける力
  • 注意力

ゲームの不具合は、どのような操作で発生するか再現性を持たせる必要があります。集中力と細かな変化や違和感に気づける力が必要です。

本業も可能な在宅ワークで稼げる仕事10選

フリーランスなど、在宅ワークでしっかりと稼いでいる人もいます。以下は、本業にもおすすめの在宅ワークで稼ぎやすい仕事です。それぞれ、仕事内容や単価相場と必要スキル、案件例を見ていきましょう。

職種収入目安
ITエンジニア20万~100万円/月給
イラストレーター・デザイナー・イラストレーター:3,000円〜10,000円/1枚
・Webデザイナー:10万~80万円/月給
翻訳1件あたり数千円 or 時給制
コンサルタント40万~100万円/月給
動画編集3,000円~15,000円/1本あたり
講師1,000円~5,000円/時給
Webサイト運営1,000円~2,000円/時給
営業代行(テレアポ)・1000円前後/時給
・1,000円〜10,000円/1アポイント
・50円ほど/1架電
写真販売50円〜500円/1枚
動画・ライブ配信0円〜100万円

ITエンジニア

システムエンジニアやプログラマーなどIT系のエンジニアは、副業でも本業でも高収入を得やすい傾向です。ITエンジニアの仕事には、常駐案件とリモート案件があります。在宅で働くためには、リモート案件を選びましょう。ただし、セキュリティ面が厳しい案件や、クライアントとの打ち合わせが多い案件の場合は、リモートで働けない場合もあります。

ITエンジニア系案件の単価相場は月20万~100万円です。経験やスキルに応じて報酬は大きく異なります。

必要スキルをあげると、以下のとおりです。

必要スキル
  • パソコンの基礎知識
  • プログラミング言語
  • システム構築・運用スキル

チームメンバーと連携を取る必要があるため、コミュニケーションスキルとマネジメント力も重要視されます。IT系のエンジニアは30以上の種類があるため、複数職種の業務が担当できるスキルや経験があると、高単価の案件を受けやすくなります。

フリーランスエンジニアが在宅案件を取るには?収入目安と必要スキル

イラストレーター・デザイナー

イラストレーター・デザイナーは、クライアントの要望に従って絵やデザインを制作します。広告やポスター・Webサイト・ゲームキャラクター・アイコン・本の挿絵など、イラストレーター・デザイナーの活躍の場は多種多様。作業に使われるツールも、デジタルツールから絵の具やペンなどのアナログなツールまでさまざまです。

Web系デザイナー案件の単価相場は、1ヶ月あたり10万~80万円です。イラストレーターの場合、「モノクロイラスト1枚で3,000~5,000円、カラーイラスト1枚で5,000~10,000円程度」が相場となっています。

イラストレーター・デザイナーに必要なスキルは、以下のとおりです。

必要スキル
  • デザイン理論の知識
  • グラフィックソフトウェアの操作スキル
  • コミュニケーションスキル

マーケティング・サイト解析・行動心理学など幅広い知識があれば、UI/UXデザイナーとして月収100万円以上を稼ぐことも夢ではありません。そのほか、マネジメント力が認められれば、チーフデザイナーやアートディレクターなど管理職に就けるため、収入もアップします。

在宅イラストレーターになるには?未経験から目指す方法や仕事の探し方

翻訳

翻訳は、提示された言語を別の言語に変換する仕事です。翻訳の対象は、Webサイト・映画や雑誌・専門書やマニュアルなど多岐にわたります。取り扱う言語も英語だけでなく、韓国語・中国語・フランス語などバリエーション豊かです。

翻訳で得られる収入は、言語や専門性の高さなどで変わります。クラウドソーシングサイトを確認すると、1件の翻訳で数千円程度の案件や、固定報酬制が採用されている案件があります。

翻訳の案件をこなすには、以下のスキルが必要です。

必要スキル
  • 言語スキル
  • 専門分野の知識
  • 翻訳対象の言語を母国語とする国の文化

翻訳者として活躍するためには、専門知識に加え、対象とする言語を使う国の習慣や文化も知っておかねばなりません。加えて、日本語の文章力を鍛えなければ、翻訳後の文章が読みにくくなってしまいます。

コンサルタント

コンサルタントは、クライアントの課題を解決する仕事です。在宅ワークができる職業のなかでも平均的な年収はトップレベルですが、活躍するためには知見と実務経験が求められます。IT・人材育成・財務・経営など、専門分野を活かして働く人が多い傾向です。

ひと月40万~100万円がコンサルタント案件の単価相場です。大きな案件になれば、100万円を超えることもあります。

コンサルタントには、以下のスキルが求められます。

必要スキル
  • 論理的な思考力
  • 情報分析スキル
  • 高いコミュニケーションスキル
  • ネゴシエーションスキル

コンサルティングは企業の課題の発見・解決を目的としているため、幅広いスキルが求められます。ただし、結果が求められる職業なので、収入アップのためには実績を積んでいくことが重要です。経験が浅い場合、国家資格である「中小企業診断士」の資格があればある程度の知識がある証明になります。

動画編集

パソコンと編集ソフトウェアがあれば作業できる動画編集も、在宅ワークに向いています。簡単なものでは、個人のYouTube用の動画編集が挙げられるでしょう。実績を積むと、企業の広告用、結婚式のようなイベントの動画編集などにもチャレンジできます。

動画編集案件の単価相場は、1本あたり「3,000~15,000円程度」となっています。

動画編集に必要なスキルをあげると、以下のとおりです。

必要スキル
  • 動画編集スキル
  • 動画編集ソフトウェアの操作スキル
  • コミュニケーションスキル

編集スキルやソフトウェアの操作スキルは、参考となる書籍や優良サイトが多くあるため、独学でも習得が可能です。動画編集ではクライアントの希望をヒアリングし、構成を提案することもあるため、コミュニケーションスキルや提案力があると収入アップを目指せるでしょう。

講師

専門的な知識とスキルを持っていれば、授業・セミナー・研修の講師を務めることも可能です。例えば、中高生を対象としたオンラインの塾講師、語学力の講師、プログラミングの講師などが挙げられます。料理など手を動かす内容も動画を使うと指導できます。

教える相手や内容にもよりますが、時給1,000~5,000円程度が講師案件の単価相場です。

講師に必要なスキルとしては、以下があげられます。

必要スキル
  • 論理的な思考力
  • 高い専門性
  • インストラクションスキル(伝える力)
  • コミュニケーションスキル

どの分野の講師であっても、より高い専門性を持っている方が案件単価は高くなります。加えて、人間性や教え方を高めて受講者やクライアントから高い評価をもらえれば、講師としての価値や得られる収入が上がります。

人気講師として有名になることもあり、年収1,000万円を超えるカリスマ講師も存在します。

Webサイト運営

サイト運営者に代わってWebサイトを運営する業務で、「Webオペレーター」として求人が出ている場合もあります。Webオペレーターはクライアントの意向に従い、Webサイトを更新し、不具合が起きた際に対応します。

Webサイト運営案件の単価相場は、時給1,000~2,000円程度です。

必要なスキルとしては、以下があげられます。

必要スキル
  • 基礎的なパソコンの操作スキル
  • 基礎的なデザイン・編集スキル
  • 基礎的なプログラミング言語の知識
  • マネジメント能力

Web制作・運営において補助的な立場にあるため、デザイン・コーディング・マネジメントスキルなどを各分野の専門性を高めることで収入アップが期待できます。

Webデザイナー・マークアップエンジニア・Webディレクター・Webマーケターなど専門職にキャリアアップすることで、高単価案件を受けられるようになるでしょう。

営業代行(テレアポ)

営業代行(テレアポ)は、企業や個人に営業の電話をして、見込み客とのアポイントを獲得する仕事です。用意された架電リストに電話をかけ、商品やサービスを説明し、アポイントを獲得します。

報酬は時給制か出来高制で設定されることが多く、時給制であれば時給1,000円前後、出来高制であれば、1架電50円・アポイント1件1,000〜10,000円ほどです。扱う商材の単価や成約率によって報酬が異なってきます。

営業代行(テレアポ)に必要なスキルは、以下のとおりです。

必要スキル
  • プレゼン力
  • 根気の強さ
  • コミュニケーション力

アポイント獲得の出来高制の場合は、アポイント獲得率によって報酬が大きく前後します。商品やサービスの魅力を伝えるのが上手な人は、効率よく稼げる可能性もあるでしょう。

写真販売

写真販売とは、自分で撮影した写真をフォトストックサービスに登録して販売する仕事です。登録する写真の枚数に制限がないので、趣味で撮影した写真などを有効活用することができます。写真の登録は在宅でできますが、撮影のために外に出ることがあります。

写真1枚あたりの単価相場は50〜500円ほどです。1枚あたりの単価は高くありませんが、写真をたくさん登録し、ユーザーからの購入枚数が積み重なれば稼ぐことができます。

写真販売に必要なスキルは、以下のとおりです。

必要スキル
  • 撮影能力
  • 根気の強さ
  • マーケティング力
  • リサーチ力

写真販売で稼ぐには、どんな写真に需要があるか考えるマーケティング力も必要です。また、プロカメラマンが撮影した写真も多数登録されているので、魅力的な写真を撮るための撮影力や良い被写体を探すリサーチ力も重要です。

動画・ライブ配信

動画・ライブ配信は、配信サービスを通じて動画やライブを配信して、広告収入や投げ銭をもらう仕事です。動画や配信の内容は、ゲームやペット、料理、雑談などさまざまあります。自分の趣味や人気があるジャンルを選んで配信しましょう。

動画・ライブ配信の収入相場は、視聴者数や再生回数によって大きく変動します。視聴者がいなければ広告収入が入らず、全く稼げません。一方で、視聴者が一定数いる配信者であれば、月収10万〜100万円を稼いでいるケースもあります。

動画・ライブ配信に必要なスキルをあげると、以下のとおりです。

必要スキル
  • 根気強さ
  • 企画力
  • マーケティング力
  • パソコンやスマホの基礎操作

動画・ライブ配信は、いかに視聴者を集められるかが重要な仕事です。ニーズがありそうな内容を考える企画力や毎日配信する根気強さも求められます。また、SNSで配信の告知をするなど、SNSと連携することで効率よく視聴が集められます。視聴者を集めるためのマーケティング力も重要となるでしょう。

在宅ワークでまずは5万円〜10万円を稼ぐには?

最初のうちは、仕事を絞らず何でもチャレンジしてみてください。在宅ワークの中には、自分に向いていないものもあるためです。適性があると分かれば、数ヶ月は仕事を続け実績を積みましょう。仕事に慣れていくうちに作業効率が上がったり、スキルが向上して昇給してもらえたりする可能性があります。

一日あたり可能な作業時間を算出し、無理なく5万円~10万円を稼げそうな仕事を選ぶことも重要です。高単価な仕事を選べば、労働時間が少なくてもまとまった収入を得られます。

未経験者が在宅ワークで5万円〜10万円稼ぐなら、経験を問われない「ライティング」やスマホでできる「SNS運用代行」がおすすめです。一方、経験がある方や本業で仕事をしている方は収入が高い「ITエンジニア」「動画編集」を選ぶのがおすすめです。

在宅ワークで月20万円以上稼ぐための4つのポイント

続いて、在宅ワークで月20万円以上を稼ぐためのポイントを確認します。副業・本業問わず、効率的に稼ぐためには何を押さえておけばよいのでしょうか。

1.高いスキル・専門性を身に着ける

専門性を高めることでライバルが減り、得られる報酬を大幅にアップさせることができます。ほかの人が知らないことを知っている人材やできないことができるという人材は貴重なため、企業は多くのお金を払ってでも獲得したいのです。

稼げる在宅ワーク10選のなかで特に収入の相場が高いのが「コンサルタント」「エンジニア」「講師」であり、専門的な知識・スキルが求められる職業であることからも分かるでしょう。

2.条件を調整する

高収入を得るためには、単に高単価案件を受ければよいというわけではありません。働ける時間は有限なので、いかに効率よく稼げるかが高収入を得るためのポイントです。

例えば、長期的な依頼が見込める案件であれば、次の案件を探す時間を削減できます。実績として公表できる案件であれば、より大きな案件にアプローチできる実績となります。在宅ワークで稼ぎたい時は条件を確認し、効率的に稼げるよう受ける案件を調節しましょう。

3.仕事の探し方を工夫する

高単価案件・好条件案件を得やすい方法で、仕事を探すことも重要です。そこで「フリーランスエージェント」の活用を検討しましょう。

フリーランスエージェントに登録すれば、自分のスキルや希望条件に合う案件を紹介してもらうことができます。クライアント企業との間にスタッフが入ってサポートしてくれるため、スムーズに案件を獲得することができます。

4.複数の在宅ワークを掛け持ちする

仕事を掛け持ちすれば、高単価な案件を狙えます。ライターの仕事とSNS運用を掛け持ちするというように、一方の仕事で得たスキルを活かして別の仕事に取り組む在宅ワーカーも少なくありません。ただし、複数の在宅ワークを掛け持ちすると、時間の余裕がなくなる場合があります。無理のない範囲で仕事に取り組みましょう。

在宅ワークで稼げる仕事の探し方

在宅ワークを始める際は、どのように仕事を探せばよいのでしょうか。ここでは、在宅ワークの探し方について具体的に解説します。

フリーランスエージェント

フリーランスとして在宅ワークを探すなら、フリーランスエージェントの活用がおすすめです。フリーランスエージェントはさまざまな企業の案件を扱っており、好条件の案件が多数そろっています。

例えば、ITプロパートナーズは週2〜3日から働ける高単価な案件が豊富です。経歴や希望を専属エージェントに伝えると、自分にマッチする魅力的な案件を紹介してもらえます。

クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、インターネットを通して業務を依頼したい人と業務を請け負いたい人をつなげる仕組みです。仕事の相談や説明、契約、納品、報酬の支払いといったすべてがオンラインで完結します。

クラウドソーシングサイトとしては、たとえばランサーズクラウドワークスがあります。どちらも幅広い種類の仕事が募集されており、会員数や案件数が特に多いです。また、自分のスキルを出品できるココナラもあります。スキルを商品として出品すると、必要としている誰かが購入できる仕組みです。

クラウドソーシングサイトおすすめ14選!初心者が副業で稼ぐコツとは

求人サイト

在宅勤務を認める会社が増えており、求人サイトでも在宅ワークを探せます。正社員だけでなく、派遣やアルバイトなどの求人も多いです。求人サイトでも、フリーランスを対象とする業務委託の在宅ワークが掲載されている場合もあります。

条件として「在宅勤務」を設定するとさまざまな在宅ワークの求人が見つかるため、ぜひ検索してみてください。

HPやSNSでの情報発信

在宅ワークの案件を得るには、インターネット上での情報発信も効果的です。自分のHPやSNSで仕事に関する発信をしていると、それを見たクライアントから声がかかる場合もあります。

情報発信を始めてすぐに仕事につながるわけではないものの、地道に続けていくと思いがけない好条件の仕事を得られる可能性もあるでしょう。

在宅ワークで稼ぐ際の注意点

在宅ワークにはさまざまなメリットがあり、仕事の種類も豊富です。しかし、在宅ワークで働くうえでは気をつけたいこともあります。ここでは、在宅ワークで稼ぐ際の注意点を紹介します。

オンオフのメリハリをつける

在宅ワークは働き方の自由度が高いですが、その分、自分を律して仕事に取り組む必要があります。自宅で仕事をしているとついダラダラ作業を続けてしまう人も少なくありません。しかし、夜中まで働く日が続いて生活リズムが乱れると、体調に悪影響が生じるリスクもあります。

また、自宅で作業していると、業務を終えた後もつい仕事について考えてしまうケースもあるでしょう。その場合、自宅でプライベートの時間を過ごしているのに気が休まらず、なかなかリフレッシュできません。そういった事態を防ぐには、いかにオンオフのメリハリをつけるかが重要です。自分なりの切り替え方を身につけ、無理をしないようにしましょう。

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安定的に稼げるとは限らない

在宅ワークを始めることはできたとしても、いきなり安定的に稼げるとは限りません。

特に最初のうちは、実績が少ないことから単発や単価の低い業務ばかりになり、稼ぎにくい傾向にあります。また、近年多くの人が副業を始めており、競合も激しくなってきています。

そのため、在宅ワーカーとしての一定の実績やスキルがなければ、継続的な収入を得ることが難しいのです。

所得に応じて確定申告が必要になる

在宅ワークで収入を得ると、確定申告が必要になる可能性があります。確定申告は、納税を正しく行うために必要な手続きです。確定申告をすべきかどうかは、仕事に必要な経費を収入から差し引いた所得によって決まります。例えばフリーランスとして働く場合は、年間の所得金額が48万円を上回る場合は確定申告をしなければなりません。

確定申告や納税が必要であるにもかかわらず怠るとペナルティの対象になるため、注意が必要です。

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在宅ワークに関するよくある質問と回答

以下では、在宅ワークをする際に不安になりがちなポイントをまとめました。

安全に稼げる在宅ワークはどんな仕事?

コストがかからず、リスクも少ない在宅ワークがおすすめです。例えば、ライターやブロガーなどは、家にネットワーク環境とパソコンがあれば気軽に始められます。一方、商品が売れなければ在庫を抱える転売・せどりなどは、リスクの高い在宅ワークといえるでしょう。

また、高額な紹介料・登録料などを要求する求人サイトには気をつけてください。安全性の高い求人サイトを見極めることも、安全に在宅ワークをする秘訣です。

在宅ワークで稼ぐには資格は必要?

在宅ワークでは、資格は必須ではありません。ただし、職種によっては資格がアピール材料になり、高収入に結びつきます。必要に応じて、資格取得を検討しましょう。例えば、ライターなら「Webライティング能力検定」、カスタマーサポートなら「電話応対技能検定」を取得しているとスキルの証明になります。

女性や主婦におすすめな在宅ワークは?

趣味や特技を活かせる仕事を検討してはいかがでしょう。イラストレーター・デザイナー、化粧品や食品・飲料品のアンケートモニターや、女性ならではの感性や主婦の視点を活かしたネットショップなどもおすすめです。

また、丁寧なリサーチや文章がかける人であれば、ライティングの仕事もおすすめです。ライティングの仕事を続けてスキルや経験、実績ができれば、編集者にステップアップすることもできます。ライターや編集者の仕事は特に時間の融通がきくため、ライフスタイルの変化にも対応しやすいでしょう。

スマホでも稼げる在宅ワークは?

スマホだけで稼げる在宅ワークも存在します。具体的には、データ入力、ライティング、SNS運用などです。

ただし、まとまった金額を稼ぎたい場合、スマホだけでは対応しきれない可能性があります。スマホよりパソコンのほうが効率よく作業できるため、本格的に取り組みたいならパソコンを利用しましょう。

まとめ

在宅ワークには、初心者や未経験者でも始めやすいものから、高い専門性やキャリアを武器に高収入を目指せるものまでさまざまなものがあります。副業でも本業でも、在宅ワークで稼ぐチャンスがあるといえるでしょう。

在宅ワークで稼ぎたい時は、専門性を高めたり、フリーランスエージェントを活用したりするのが効果的です。特にキャリア人材は働き方を問わず「ITプロパートナーズ」に登録しておくことで、今の状況やスキル、希望に合った好待遇案件を獲得できるでしょう。

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