こんにちは、ITプロマガジンです。
デザイナーとして働いていると「自分の年収は平均と比べてどうなのだろう?」という疑問が芽生えてきませんか?デザイナーとしてキャリアアップを目指すには、まず自分の立ち位置を知ることが大切です。年収はそのためのよい指標となります。
また、将来デザイナーになりたい方にとってもデザイナー職の年収は気になるところでしょう。理想の働き方を実現するためには、収入の目安を知っておくことが不可欠です。
そこで今回は、働き方や職種、年齢や企業規模などさまざまな角度からデザイナーの年収をご紹介します。
なお、フリーランスのデザイナーになる方法など総合的な情報については「フリーランスのデザイナーになるには?案件の取り方や年収目安を解説」で解説していますので、併せてご覧ください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
そもそもデザイナーにはどんな種類があるのか
デザイナーは「デザインする人」の総称です。デザイナーは、自分の知識や経験を活かして、クライアントの要望するイメージを形にしていきます。
ここでは、デザイナーの代表的な職種をいくつか見ていきましょう。専門とする分野はさまざまですが、どのようなデザイナーも、「見た目」と「機能性・利便性」のどちらか、あるいはいずれかを追求してデザインします。
職種 | 仕事内容 |
---|---|
Webデザイナー | 主にWebサイトをデザインする。バナーのデザインも手がけたりする。 |
UI・UXデザイナー | ユーザーが触れる画面を使いやすくデザインしたり、ユーザーがよりよい体験を得られるようにデザインする。 |
グラフィックデザイナー | 写真・動画・イラスト・文字を1つの画面に構成し、ポスターや広告などを作る。 |
CGデザイナー | 映像や建築などに用いられる2D・3Dのコンピュータグラフィックスを作成する。 |
ゲームデザイナー | ゲーム内に登場するキャラクターやアイテム、背景などをデザインするほか、設計に関わることもある。 |
プロダクトデザイナー | 身近な生活用品から自動車まで、あらゆる「製品」をデザインする。 |
エディトリアルデザイナー | 新聞・雑誌・書籍などの冊子を編集・デザインする。 |
ファッションデザイナー | 洋服、靴、かばんなどのファッションアイテムをデザインする。 |
テキスタイルデザイナー | 服飾・インテリアに使われる織物をデザインする。 |
建築デザイナー | 住宅や商業施設などの建築物をデザインする。 |
インテリアデザイナー | 室内空間を企画・設計したり、家具をデザインしたりする。 |
アーバンデザイナー | 都市環境、都市空間を計画する。 |
デザイナー全体の平均年収
デザイナーとして働く人の平均年収は、300万〜500万円程度です。
ただし、会社に雇用されるかフリーランスとして働くかで収入のあり方も変わってくるでしょう。以下では、働き方別にデザイナーの平均年収をご紹介します。
会社員デザイナーの平均年収
厚生労働省が実施した「令和4年(2022年)賃金構造基本統計調査」のデータから算出すると、会社員デザイナー全体の平均年収はおよそ480.6万円と推定されます。なお、これは手取り額ではなく、所得税や社会保険料などを控除する前の額をもとに算出したものです。
同調査の結果からは、デザイナーの毎月の給与額は35万円程度、年間賞与などの特別給与額は60万円強が目安であることも分かります。
フリーランスデザイナーの平均年収
「リクルートワークス研究所が2019年に実施した調査」によると、デザイナーを含むクリエイティブ職の平均年収は340.9万円でした。
サンプル数はそれほど多くありませんが、世間でよくいわれている「300万〜400万円程度」というフリーランスデザイナーの年収相場とも一致する結果です。
フリーランスの場合、引き受ける案件によって年収が大きく上下します。
弊社のフリーランス向け案件情報サイト「ITプロパートナーズ」に実際に登録されている案件では、想定月収上限が50万円以上に設定されているものが少なくありません。中には、想定月収上限が100万円の案件も取り扱っています。(2023年6月現在)。
こうした状況を見ると、会社員デザイナーと同様、2019年の調査時に比べてデザイナーへのニーズ、特にWebデザインを担当できるデザイナーへのニーズが高まっていることが予想されます。
デザイナーの種類別の平均年収
デザイナーと一口にいっても、デザインの対象となるものはさまざまです。ここでは数ある「〇〇デザイナー」からいくつかの例を挙げて、平均年収を紹介します。以下のデータは、全て2023年6月時点のものです。
種類 | 年収 |
---|---|
Webデザイナー | 約361万円 |
グラフィックデザイナー | 約333万円 |
プロダクトデザイナー | 約464万円 |
ゲームデザイナー | 約499万円 |
UI・UXデザイナー | 約624万円 |
建築デザイナー | 約454万円 |
CG・3DCGデザイナー | 約371万円 |
Webデザイナーの年収
「Dodaの発表した調査結果」 によると、Webデザイナー全体の平均年収は、361万円です。
男女別では、男性Webデザイナーの平均年収は412万円、女性Webデザイナーの平均年収は342万円でした。
Webデザイナーは、見た目や操作性、利便性などを重視して、オンラインで人々が目にするものをデザインする仕事です。クライアントやWebディレクターの指示のもと、Webデザイナーはプロジェクトの意向に沿うデザインを提供します。
グラフィックデザイナーの年収
「同調査」によれば、グラフィックデザイナー/イラストレーター全体の平均年収は、333万円です。
男女別では、男性グラフィックデザイナーの平均年収が372万円、女性グラフィックデザイナーの平均年収が318万円でした。
グラフィックデザイナーは、印刷物をデザインする仕事です。グラフィックデザインには、インパクトやメッセージ性が求められます。グラフィックデザイナーとして活躍するため、色彩やレイアウトの知識、商業デザインの知識、トレンドへの感度などを幅広く身につけましょう。
プロダクトデザイナーの年収
「同調査」によれば、プロダクトデザイナー全体の平均年収は、464万円です。
男女別では、男性プロダクトデザイナーの平均年収は506万円、女性プロダクトデザイナーの平均年収は396万円です。
プロダクトデザイナーがデザインする製品は、家電製品や日用雑貨、伝統工芸品など多岐にわたります。機能性や耐久性などを担保しつつ優れたデザインを生み出すには、関わる製品や業界について詳しく勉強しなくてはいけません。
ゲームデザイナーの年収
「求人ボックス」の発表した調査によると、ゲームデザイナーの平均年収は、正社員で約499万円です。
派遣社員の場合、平均時給は2,000円という結果が出ています。
ゲームデザイナーの仕事範囲は、案件ごとに変わります。デザインをメインで担当する案件もあれば、幅広い範囲を任される案件も少なくありません。ゲームの基本設計にかかわるデザイナーはゲームプランナーとも呼ばれ、企画書・指示書の作成から制作後のバグのチェックにまで関わります。
UI・UXデザイナーの年収
「同調査」によれば、UI・UXデザイナーの平均年収は、正社員で624万円です。
派遣社員の場合は平均時給1,996円という結果が出ています。
UI・UXデザイナーの仕事の対象は、WebサイトやWebサービス、スマホアプリといった商品やサービスです。UIとは、見た目の印象や、操作性を意味します。また、UXとはユーザー体験。つまり、UXを実現する1つの要素がUIです。
UXデザイナーの場合、UIデザイナーとは異なり上流工程から参画することが多いのでUIデザイナーよりも年収は高い傾向にあります。
建築デザイナーの年収
「同調査」によれば、建築デザイナーの平均年収は、正社員で約454万円です。
派遣社員の場合、平均時給は1,700円という結果が出ています。
建築デザイナーは、機能美を意識して、建築物の外観や内装をデザインする仕事です。機能美を成り立たせるには、建物の構造設計に詳しくなければいけません。建築士の資格を取得して、専門性を高める建築デザイナーも多く見られます。
CG・3DCGデザイナーの年収
「転職会議」が発表した調査によると、CGデザイナーの年収は全世代平均で371万円です。
最高で999万円、最低で150万円というデータが出ています。
CGは2次元、3DCGは3次元のデザインです。上述したゲームデザイナーや建築デザイナーなどが、CG・3DCGデザイナーと似たような働き方をする場合もあります。
ほかのデザイナー職にもいえることですが、企業規模や年齢、経験年数によって、CG・3DCGデザイナーの年収は幅があります。
デザイナーの年齢・企業規模・男女別の年収
続いては、年齢や企業規模、性別ごとにデザイナーの年収を見ていきましょう。ここでは厚生労働省の「令和4年(2022年)賃金構造基本統計調査」をもとに解説していきます。
年収は「決まって支給する現金給与額」に12を掛けた金額に「年間賞与その他特別給与額」を足して算出しました。
年齢別の年収
まずは、年齢別にデザイナーの平均年収を見てみましょう。
年齢 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
~19歳 | 212万1,600円 | 220万9,300円 |
20~24歳 | 304万円 | 305万9,400円 |
25~29歳 | 377万2,400円 | 357万700円 |
30~34歳 | 401万5,000円 | 451万2,700円 |
35~39歳 | 588万7,700円 | 476万5,200円 |
40~44歳 | 644万4,000円 | 436万8,700円 |
45~49歳 | 724万1,200円 | 416万8,200円 |
50~54歳 | 634万1,200円 | 456万4,000円 |
55~59歳 | 626万7,900円 | 445万300円 |
60~64歳 | 493万5,200円 | 336万6,500円 |
65~69歳 | 246万4,800円 | 375万8,300円 |
70歳~ | 193万8,600円 | 24万8,900円 |
男性は年齢を重ねるにつれ平均年収が上がり、60歳でピークを迎えます。女性は40歳くらいで年収が落ち込みますが、65歳以降の年収は同年齢の男性を上回りました。
企業規模別の年収
続いて、企業規模別にデザイナーの年収を見ていきます。企業規模ごとに推計したところ、以下のようになりました。
従業員数 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
1,000人以上 | 768万2,300円 | 472万7,000円 |
100〜999人 | 465万2,900円 | 383万8,900円 |
10〜99人 | 507万3,800円 | 375万1,200円 |
従業員数が1,000人以上の大規模な企業で働くデザイナーは、性別関係なく高年収を得ています。一方、従業員数が1,000人以下の企業では、年収と企業の規模に明確な関係性は見られませんでした。
有名企業におけるデザイナーの年収
有名企業におけるデザイナーの年収を求人データをもとに紹介します。
任天堂 | Webデザイナー、3DCGデザイナーなど | 300万〜600万円程度 |
ユニクロ | グラフィックデザイナー・CGデザイナー | 平均700万円程度 |
電通デジタル | UI/UX・WEBデザイン | 400万〜1,500万円程度 |
LINE | UI/UXデザイナー | 平均400万円程度 |
同じ企業で働く場合でも、条件によってある程度の幅が生じることが分かります。
男女別の年収
デザイナーの平均年収を男女別に算出すると、男性デザイナーの平均年収は564.1万円、女性デザイナーの平均年収は409.3万円程度であると推計できます。
このように、デザイナー職では男女で大きな収入差が見られました。今後の格差是正に期待したいところです。
デザイナーの年収は低いのか?
デザイナーの年収は、一概に低いとも高いともいえません。ここまで解説してきたように、デザイナーの年収は、その人のスキルや働き方、職種、勤め先など多くの要因に影響を受けるためです。デザイナーとして年収が高い人と低い人には、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
デザイナーとして年収が高い人と低い人の特徴
ここではデザイナーについて、年収が高い人と低い人の特徴を解説します。
デザイナーとして年収が高い人の特徴
以下のデザイナーは、年収が高い傾向が見られます。
- 給与が高い企業で働いている
- デザイナーとして付加価値がある
- 会社以外の収入がある
売上高の大きい有名企業は、従業員の給料も高い傾向が見られます。また、働く場所は同じでも、付加価値がある人ほど高年収を得られるでしょう。そのほか、副業をする、フリーランスとして成功を収めているなど、会社に頼らない方法で高収入を得ている人もいます。
デザイナーとして年収が低い人の特徴
以下のデザイナーは、年収が低い傾向が見られます。
- 経験が浅い
- 給与が低い企業で働いている
経験が浅いうちは、できる仕事が限られるうえに業務効率も悪く、年収が低くなりがちです。また、スキルに見合った給与をもらえる企業で働かないと、年収は上がりません。
デザイナーとして年収を上げる6つの方法
デザイナーとしてより多くの収入を得るには、どういった方法があるでしょうか。ここでは、6つの方法をご紹介します。
1.給料が高い企業へ就職・転職する
デザイナーにどれほどの待遇を与えるかは、企業次第です。
残念ながら世の中には、デザインという仕事の価値を低く見積もっている会社も存在します。
現在の収入に満足できないなら、デザインに高い価値を認め、デザイナーに多くの給与を支払う企業への就職・転職を検討してもよいでしょう。
また、これから成長していく分野で活躍する企業への就職・転職でも、収入アップが期待できます。就職・転職先を選ぶ際には、デザインに対する企業の姿勢と事業の内容をしっかりチェックしましょう。
2.管理職などの役職を目指す
クリエイティブディレクターやアートディレクター、チーフデザイナーなど、上流工程の役職になると高年収を得ることが可能です。ディレクターは、案件全体を俯瞰し、クライアントが求めるクオリティの高い制作物ができるよう取りまとめます。チーフデザイナーは、デザイナー集団をまとめるリーダー的な存在です。
3.副業をする
本業以外の仕事に取り組んで収入を増やすことは、今や珍しいことではなくなりました。
本業と同じデザインの仕事に取り組んでもよいですし、スキルの幅を広げる目的も兼ねて隣接分野にチャレンジするのもよいでしょう。
ただし会社員デザイナーの方は、就業規則で副業が禁止・制限されていないか、事前のチェックを忘れないようにしてください。
副業については、以下の記事でも詳しく説明しています。
4.マネジメントスキルを身につける
同じデザイナーでも「マネジメントができるデザイナー」になることで、年収アップを狙うという方法もあります。
経営者側の視点を持ち合わせており、自ら考えて会社のために貢献できる人材は、企業にとってもありがたいもの。
スケジュール力などの案件管理スキルがあれば、大きなプロジェクトも任されやすくなるはずです。
5.デザイン+αができるデザイナーになる
スキルの幅を広げることも、年収アップにつながります。
例えば、プログラミングやマーケティング、ディレクションなど、デザイン以外のスキルを併せ持っているデザイナーは企業に重宝されます。
デザインとは別の分野を貪欲に学ぶ意識が、将来の収入を増やしてくれるでしょう。
6.フリーランスとして独立する
「会社員デザイナーとして働いているものの、なかなかがんばりが収入に反映されない」
そうお悩みの方は、フリーランスとして独立することもおすすめです。
フリーランスになれば、自分一人の力で案件を獲得することになります。デザイン以外に営業活動や人脈づくりの努力が必要になりますし、年収が上がる可能性だけでなく、かえって下がる可能性もあります。
しかし、意欲的なフリーデザイナーへのニーズは高くありつづけています。多少リスクがあっても、自分の能力に適した仕事に取り組み、それに見合った収入を得たいと望むなら、フリーランスに挑戦する価値があるでしょう。
フリーランスデザイナーの目指し方について知りたい方は、以下の記事も併せて参考にしてください。
年収1000万円稼げるデザイナーになるには?
会社員デザイナーの平均年収を400万円台、フリーランスデザイナーの平均年収を300万円台だとお伝えしましたが、「デザイナーとしてもっと稼ぎたい」「年収1000万円に到達したい」と思う方もいらっしゃるでしょう。
そうした夢を実現するためのポイントを解説します。
プロフェッショナルなマインドセットをもつ
まず重要なのは、プロデザイナーとしてのマインドセットです。プロフェッショナルとして、小さなことでも手を抜かず、細部までこだわったデザインを徹底する意識を持ちましょう。
成果物にこだわるだけでなく、クライアントとのコミュニケーションにおいてもプロ意識を忘れないようにしましょう。
気持ちのよいやり取りのなかでクライアントのニーズを深く理解することはもちろん、ちょっとしたコミュニケーションも大切にして、よりよい関係を築けるよう意識してみてください。
成長できる環境に身をおく
スキルアップには、その人を囲む環境も大いに関係します。デザインスキルを向上させるためには、優秀なクリエイターがいる環境に身を置くことも大切です。
尊敬できるクリエイターと共に仕事をするのはもちろん、交流会や勉強会で意欲的な同業者と意見を交わすのも効果的です。自分の成長を促すような環境づくりを心がけましょう。
実績・経験を積み重ねる
デザイナーとしての実績を積み重ねることも、もちろん年収アップにつながります。
ただし会社員デザイナーの場合は、自社で扱う案件にしか携われないため、幅広い経験を積むのが難しいかもしれません。
さまざまな案件に関わるという意味でも、フリーランスとして活動することには価値があります。
就業規則で禁止されていない場合は、副業からフリーランスデザイナーとしての活動をスタートしてみてもよいでしょう。
徹底したこだわりを持って差別化を意識する
こだわりを評価してもらえると、替えのきかないデザイナーとして価値が高まります。細部まで作り込み質の高いデザインに仕上げる、特定のジャンルについて誰にも負けないレベルを目指すなど、差別化できるポイントを考えてみましょう。
デザイナーとしてプレイヤーを卒業する
デザイナーとしてプレイヤーをやり続けていても、手を動かして稼ぐには限界があるので年収が頭打ちになってしまいます。上流のディレクター、チーフデザイナーなどのポジションを狙いましょう。フリーランスデザイナーは特に、引き受ける案件のポジションで年収が大きく変わります。
デザイナーとして年収が頭打ちになる原因と対策
年収を上げようと頑張っても、成果が出ない時もあるでしょう。年収が上がらない原因と対策を解説します。
アピール不足になっている
十分な成果を発揮して同僚からの評価は高かったとしても、上司に昇給のアピールをしなければ、年収は頭打ちになってしまいます。自ら面談を申し出るなどして、積極的に成果をアピールしましょう。
所属している企業の経営状態がよくない
経営状態が良くない企業で働いていれば、どれだけ頑張っても昇給・昇進が見込めず、年収は上がりません。売上高の大きい企業に転職すれば、スキルに見合った年収を得られるでしょう。
フリーランスなら単価を上げる努力や工夫をしていない
フリーランスデザイナーは、スキルが年収に反映されます。裏を返せば、スキルが上がらなければ、いつまでも年収は低いままです。スキルアップして、高単価な仕事に応募する、単価交渉するなどして、年収を高める行動を取りましょう。
フリーランスデザイナーにおすすめなエージェントは?
以下の3つのエージェントを紹介します。
- ITプロパートナーズ
- レバテッククリエイター
- Midworks
ITプロパートナーズ
フリーランスとして働くデザイナーの方は、IT・Web業界のフリーランスを対象とした案件紹介エージェントである弊社「ITプロパートナーズ」をぜひご利用ください。
「週2日」という短期案件から長期案件まで、さまざまなプロジェクトの案件情報を取り扱っているのが「ITプロパートナーズ」の特徴です。
仲介会社を挟まず直接クライアントと契約しているため、高単価な案件が多いのもメリットです。
そして、スタートアップやベンチャーの意欲的な案件が多数掲載されているので、スキルや経験の幅を広げたい方にもぴったりです。
案件の一部は、登録前でも閲覧できます。ぜひ一度ITプロパートナーズのサイトを覗いてみてください。
レバテッククリエイター
「レバテッククリエイター」は、Web・ゲーム業界に特化したフリーランスエージェントです。2023年6月時点で登録案件数は、常時1,000件。職種別のフィルタリング機能が充実しており、今回紹介したなかでは、Webデザイナー、グラフィックデザイナー、UI・UXデザイナーなどが個別に案件を検索できます。
Midworks
「Midworks」は、IT系のフリーランスエージェントです。2023年6月現在、デザイナー関連の案件は「約700件」。キャリア形成の支援や、スキルシートの添削サービスなど、会社員からフリーランスに転向する人をサポートする支援が充実しています。
デザイナーの需要と将来性
求人業界からは、デザイナー職へのニーズが高まっているという声が聞かれます。さまざまな商品やサービスの価値を高めるため、今後もデザイナーは欠かせません。
なかでも、マルチな活躍ができるデザイナーは重宝されるでしょう。時代の変化にともない、デザイナーが担う仕事の領域は徐々に広がっています。副業をしたりフリーランスとして独立したりすると、多彩なプロジェクトを経験でき幅広くスキルを磨けます。
なお、AI(人工知能)の活用も、活発に仕事をするうえで欠かせません。AIにできる仕事と自分にしかできない仕事を分けると、よりクリエイティブな仕事ができます。AIの制作物を調整して、よりよいものに仕上げるスキルも求められるでしょう。
まとめ
今回の記事では、デザイナーの年収について複数の角度から解説しました。
平均年収と自分の年収を比べることは、業界内での立ち位置を知り、働き方を再考するうえで重要なことです。
記事を読んで「年収をもっと上げたい」と感じた方は、スキマ時間を活用して、スキルアップやデザイン以外のスキル獲得に励んでみてはいかがでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!