こんにちは、ITプロマガジンです。
AIエンジニアとして副業に取り組み、収入アップやスキルアップを実現したいと考えている人は多いのではないでしょうか。AIを扱える人材が不足していると感じる企業は多く、AIエンジニアに対するニーズは高い状況です。そのため、AIエンジニアとしての知識や技術を活かせば、副業でも活躍できる可能性があります。
この記事では、AIエンジニアが副業に取り組むメリットや必要なスキルなどについて解説します。副業案件を獲得する方法や高収入を得るためのポイントなども解説するので、ぜひ参考にしてください。
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目次
AIエンジニアは副業事情

AIエンジニアは副業も可能です。ここでは、AIエンジニアが副業できる理由や背景について解説します。
AI人材のニーズは高い
世界経済フォーラム(WEF)の「仕事の未来レポート2025」によると、2025〜2030年の間に世界の総雇用の約14%にあたる新しい仕事が生まれ、その中心をAI・データ関連の職種が担うと予測されています。
特にAI、ビッグデータ、サイバーセキュリティといった高度なデジタルスキルの需要が大きく伸びる一方、分析的思考や問題解決力、リーダーシップなどのヒューマンスキルも依然として重要視されています。こうした背景から、AI技術を理解し活用できる人材は業界を問わず求められており、今後もニーズは高い状態が続くと考えられます。
高度な知識と技術を求められる
AIエンジニアとして業務を行うためには、専門性の高い知識と高度な技術が求められます。前述のとおりAI人材の需要は年々高まっており、企業側も優秀なエンジニアを確保したいと考えています。そのため、十分な経験やスキルを持っていれば、副業でも好条件の案件を獲得しやすくなるでしょう。
ただし、こうした高度なスキルは短期間で身につくものではなく、継続的な学習や実務経験が欠かせません。だからこそ、専門的な知識や技術を磨いておくことが他のエンジニアとの差別化につながり、案件獲得の大きな強みになります。
在宅・リモート案件もある
AIエンジニアの業務は、在宅やリモートでも対応可能です。AIエンジニアの業務は現場に常駐しなくても対応できる内容が多く、在宅やリモートが前提になっている案件も少なくありません。出社が求められている場合も、業務内容を確認したうえで在宅やリモートの割合を増やせないか交渉してみるとよいでしょう。
副業は本業以外の空き時間を使って対応する必要があるため、在宅やリモートで対応できるとより取り組みやすくなります。AIエンジニアなら副業に在宅やリモートで対応できる場合が多く、無理なく続けられる可能性が高いです。
AIエンジニアの副業収入・単価の目安
ここでは、AIエンジニアの副業の収入や種類、単価の目安などについて詳しく紹介します。
AI案件全体の単価・時給相場
AIエンジニアの副業収入は、スキルレベルや実務経験、利用する案件サイトによって幅がありますが、一般的には時給4,000〜6,000円程度が目安となります。
例えばフリーランスエージェントである弊社ITプロパートナーズの掲載案件をみてみると60万円〜100万円程度の案件が多くなっています。これは週5日稼働、つまり160時間稼働なので、時給換算すると4,000円〜6,000円となります。このようにAIエンジニアに求められる知識や技術は高いため、副業案件も高単価な傾向があります。
案件の種類ごとの単価相場
AIエンジニアの副業案件は、担当する業務内容によって単価が大きく異なります。フリーランスエージェントの公開案件を参考にすると、以下のような傾向があります。
| 案件の種類 | 単価相場 |
|---|---|
| 機械学習モデルの開発 | 70〜120万円/月 |
| データ分析・データ基盤構築 | 60〜100万円/月 |
| 生成AI導入支援 | 50〜90万円/月 |
| AIシステムの運用・改善 | 40〜70万円/月 |
例えばITプロパートナーズに掲載されている週2〜3日勤務の案件をあげると、以下のとおりです。
| 案件名 | 【Python/GoogleCloudPlatform】画像生成作成におけるAIエンジニアの案件・求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜900,000円/月 |
| 勤務地 | フルリモート |
| スキル | 最低限の数学・コンピュータサイエンスの素養,PyTorch |
| 職種・ポジション | 機械学習エンジニア |
| 案件名 | 【Python/SQL】土木業界向けDXサービスにおけるAIエンジニアの業務委託案件・フリーランス求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜800,000円/月 |
| 勤務地 | フルリモート |
| スキル | データ分析の実務経験,Python/R/SQL,多変量解析の知識と経験 |
| 職種・ポジション | 機械学習エンジニア |
弊社ITプロパートナーズでは、このようなAIエンジニアでも取り組めるフリーランス案件を掲載しています。60〜100万円/月と高単価な案件を保有しており、週2,3日からでも働けるので気になる方はぜひ登録してください。
AIエンジニアが副業するメリット

AIエンジニアが副業するメリットは、以下のとおりです。
- 少ない稼働でも収入アップを狙える
- スキルアップにつながる
- 独立への足掛かりになる
それぞれについて、以下で詳しく解説します。
少ない稼働でも収入アップを狙える
AIエンジニアは、副業に充てられる時間が限られていても、効率よく収入アップを狙える点が魅力です。
AIモデルのチューニングや生成AIのプロンプト設計、既存システムの精度改善といった業務は、フルタイムでなくても対応できるケースが多く、週数時間〜週1日程度の稼働でも月20万〜40万円前後の報酬が設定されることがあります。
また、AI導入前のPoC支援や技術アドバイザー的な役割もスポットで依頼されやすく、短期間でも専門性を発揮できる案件が豊富です。
AIエンジニアの年収について詳しく知りたい方は、以下の記事を確認してみましょう。
スキルアップにつながる
副業に取り組むことは、AIエンジニアとしてのスキルアップにも繋がります。
会社員として業務を行う場合、担当領域が限定されがちで、最新技術の検証や興味のある分野に深く関わる機会が得られないこともあります。一方、副業であれば自分の意思で案件を選べるため、例えば生成AIやデータ基盤構築など、本業では扱っていないテーマに挑戦することが可能です。
こうした経験は新しい知見の獲得につながり、本業での提案力や技術的な幅を広げる助けにもなります。
また、副業を通じて異なる業界や他企業のプロジェクトに触れることで、最新技術の動向や実務トレンドをキャッチアップしやすくなります。
独立への足掛かりになる
独立を視野に入れているAIエンジニアにとって、副業はフリーランスへの足がかりになります。
会社員としての実務経験だけでも技術力は磨かれますが、案件獲得や顧客とのコミュニケーション、納期管理といった個人で働くための実践的なスキルは、実際に副業をやってみないと身につきにくいのが現実です。何も準備せずに独立すると、営業がうまくいかなかったり、実績不足で案件を取れなかったりと、リスクが大きくなります。
その点、副業を通じて個人名義での実績を積んでおけば、独立後もスムーズに案件を獲得しやすくなります。また、フリーランスは紹介経由で案件が広がるケースも多いため、副業の段階からクライアントやエンジニア仲間とのつながりを作っておくことで、将来的に安定した案件確保につながる可能性が高まります。
フリーランスAIエンジニアとして独立を考えている方は、以下の記事もおすすめです。
AIエンジニアの副業の種類
続いて、AIエンジニアとしてできる副業の種類を、実際の案件例と共に紹介していきます。
機械学習・AIプロダクトの開発
プログラミング言語を駆使したAIの開発や、機械学習の技術によってAIプログラムにアルゴリズムを実装しシステムを開発することは、AIエンジニアの重要な仕事です。
AI開発にはユーザーがストレスなく使える仕様を考えたり、効率的にデータ分析ができる手法を取り入れたりする必要があり、幅広い知識が求められます。
AIとセットで語られることが多い機械学習とは、コンピュータプログラムにデータや条件を与えて反復して学習させることで、新たな法則を導き出して分類したり、未来予測を行ったりする技術です。
AIにはデータを与えて学習させ、生成物や回答の精度を上げていく必要があります。この学習のプロセスもAIエンジニアの仕事の1つです。案件例には以下のようなものがあります。
| 案件名 | 【Node.js/React.js】AIを活用した自社プロダクトの開発に携わるフルスタックエンジニア募集 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜1,000,000円/月 |
| 勤務 | リモート |
| スキル | Node.js,React.js |
| 職種・ポジション | フロントエンジニア,バックエンドエンジニア |
機械学習エンジニアとして副業を考えている方は、以下の記事も参考にしてください。
データ収集・分析
AI開発プロジェクトのもと、必要とされるデータを収集し、分析します。より効果的なアウトプットを行うためには、より多くのデータ収集をする必要があり、またより整った状態のデータの存在が必須条件となります。
データ収集・分析を担当するエンジニアは、利用するデータのなかに欠損している値や、表記揺れしている文字列の整形を施します。
| 案件名 | 【データ解析/開発計画策定/改善】AI開発における分析データサイエンティストの案件・求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜400,000円/月 |
| 勤務地 | リモート |
| スキル | データ解析,開発計画策定/改善 |
| 職種・ポジション | データサイエンティスト |
AIコンサルティング
コンサルティング寄りの仕事がしたいエンジニアは、AIコンサルティングをしてみるのもよいでしょう。AIコンサルティングは、AI技術を用いてクライアントの課題解決や業務改善を行う仕事です。
クライアントのデータや業務の解析を行い、どこにAI技術を導入すると効果的かをアドバイスするため、AIに関する深い知識が求められます。
また、クライアントの課題やニーズ抽出や、説得力のある説明が不可欠なため、ヒアリング能力やプレゼン力、状況整理力など、幅広いスキルが必要な副業です。
画像認識や処理システム開発
AIの画像認識を利用した処理システム開発も、副業案件には多く見られます。防犯対策として不審者を見分けるシステム、規格に合わない製品を判別するシステム、自動運転で物や人を認識するシステムなど、AIの画像認識は多くの業界で採用が進行中です。画像から未来の状況を予測するシステムも、一部業界ではすでに実現しています。
画像認識や処理システム開発に関わるAIエンジニアの役割は、教師データを用意してAIに学習させ、学習の成果を判断し、判定の精度を向上させることです。
案件例では、以下のようなものがあります。
| 案件名 | 【C++/C#】ドローン制御システムにおける画像処理エンジニアの業務委託案件・フリーランス求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜700,000円/月 |
| 勤務 | フルリモート |
| スキル | ビジネスレベルの英語力,制御経験 |
| 職種・ポジション | バックエンドエンジニア,機械学習エンジニア |
弊社、ITプロパートナーズでは週2から働けるAIの副業案件を多数用意しています。仲介業者を挟まず、直接クライアントと契約しているので高単価な案件も多く、生活費以上の収入を稼ぐことができるでしょう。
トレンドとなっているAIの副業案件の種類について
AIの副業案件は日々増えており、案件の種類も多様になってきています。
実際に、フリーランスエージェントである弊社ITプロパートナーズのエージェントから現場の状況をヒアリングしたところ、最近では画像認識・解析の需要が非常に増えているようです。例えば、下記のような案件が実例となります。
| 案件名 | 【AWS】AI画像認識エンジニアの業務委託案件・フリーランス求人 |
|---|---|
| 案件単価 | 〜700,000円/月 |
| 勤務地 | 基本リモート一部出社 |
| スキル | 画像処理/LLM/VLMの研究・開発経験,PyTorch/TensorFlowの実装経験,LoRA実施経験 |
| 職種・ポジション | 機械学習エンジニア |
画像処理技術に関する知見やGPUでのFine-tuning実施の経験が活かせる案件となっています。
その他、データ分析基盤の構築、生成AI導入支援、PoC支援など高度なスキルを活かせる案件が増えています。
また、少しAIエンジニアからはズレますが、ChatGPTを使った記事執筆やSNS運用、画像生成を活用したコンテンツ制作など、生成AIを利用した非エンジニア向けの案件も多くなっています。
AI領域の案件は今後もますます増えていく見通しですので、経験・スキルを兼ね揃えたAIエンジニアは副業でも引く手あまたになると考えられます。
AIエンジニアの副業に必要なスキル

AIエンジニアが副業に取り組むには、以下のスキルが必要です。
- プログラミングスキル
- 機械学習・ディープララーニングの知識
- 数学や統計の知識
- データベースの知識
- フレームワーク・ライブラリの知識
- コミュニケーションスキル
それぞれのスキルついて以下で解説します。
プログラミングスキル
AIエンジニアの副業では、データ処理やモデル構築、アルゴリズム開発を行うために高度なプログラミングスキルが欠かせません。
その中心となるのはPythonで、機械学習や深層学習で使用するライブラリが豊富に揃っています。また、処理速度が求められる場面ではC++が活用され、モデルの高速化や組み込み領域の開発に役立つとされています。
さらに、Javaは大規模システムへの実装やWebサービスとの連携で強みを発揮し、現場での需要が高い言語です。これらの言語を習得することで、副業でも対応できる案件の幅が大きく広がります。
Pythonの副業に興味がある方は以下の記事も参考にしてください。
機械学習・ディープララーニングの知識
AIエンジニアとして副業に取り組むうえでは、機械学習やディープラーニングの基礎理解が欠かせません。機械学習は、与えられたデータをもとにパターンを学習させ、分類・予測・異常検知などを行う技術です。一方、ディープラーニングは機械学習をさらに発展させた手法で、大量データから特徴を自動抽出できる点が強みです。
画像認識や音声処理など高度なタスクでは必須の技術となっています。両者は役割が異なるため、どちらの仕組みも理解しておくことで、扱える案件の幅が大きく広がります。
数学や統計の知識
AIエンジニアとして働くにはまず、AIの概念を理解しなければなりません。そのためには数学の基礎知識が必要です。数学の基礎知識には以下が挙げられます。
- 微分
- 線形代数
- 確率
- 統計
理解するだけでなく自分がAIエンジニアとして働くなら、機械学習をこなせる統計学の知識が必要です。以下の内容を勉強しましょう。
- 正規分布
- ベイズ推定
- 重回帰分析
生成AIを使った副業では、数学の知識がダイレクトに必要になることは少ないでしょう。とはいえ数学を学ぶうえで身につく論理的思考力や問題発見・解決力は、プロンプトの最適化にも役立ちます。
データベースの知識
AIエンジニアの業務では、機械学習モデルの学習や分析に大量のデータを扱うため、データベースの知識が不可欠です。
データを適切に扱うためには、テーブル設計やデータの書き込みや更新、削除といった基本操作に加え、必要な情報を効率よく取り出すための集計・検索クエリの理解が求められます。データベースを正しく運用できれば、モデル精度の向上や分析効率の改善につながり、副業でも対応できる案件の幅が広がります。
フレームワーク・ライブラリの知識
AIエンジニアはAIで活用できるフレームワークやライブラリの活用も求められるため、主要なものを押さえておく必要があります。例をあげると以下のとおりです。
- TensorFlow
- PyTorch
TensorFlowはGoogle、PyTorchはFacebookが開発しました。さまざまなニーズに対応できるよう、それぞれを使いこなすためのスキルを身につけておきましょう。
コミュニケーションスキル
AI開発はさまざまな人材がチームで取り組むことになりますが、AIエンジニアにはそれを円滑に進めるコミュニケーションスキルが求められます。
また、AIのアウトプットにおいては、データ分析・解析などを通じての課題解決がゴールになるわけですが、そこではコンサルティング能力も求められることになります。
生成AIの副業についてもコミュニケーションスキルは重要です。特にクライアントが求めているものを正確に把握し、それをイメージするスキルは必須だといえるでしょう。
AIエンジニアとして副業案件を獲得する方法
AIエンジニアが副業案件を得るにはどのような方法があるでしょうか。その方法について、3つご紹介します。
エージェントサービスに仲介してもらう
AIエンジニアの副業案件を探す場合は、AIに関する案件を多数取り扱っているエージェントの利用がおすすめです。エージェントサービスとは、案件を探しているエンジニアと働き手を探している企業とをマッチングさせるサービスのことで、AIを含むIT業界に特化したエージェントサービスも数多く登場しています。
ただしエージェントサービスは複数あり、それぞれ特徴が異なるため、自分の希望条件に合致するエージェントを使うことが重要です。副業を探すのであれば、「週に1~2日稼働」「フルリモート可能」といった副業向け案件が多いエージェントを選びましょう。
副業向けエージェントについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
「ITプロパートナーズ」は、間に仲介会社を挟まず直接クライアントと契約しているので、高単価な案件が多いという特長があり、多くのIT起業家やフリーランスエンジニアの自立を支えています。また、フリーランスエージェントとしては珍しく週2日〜の高単価案件も数多く扱っています。
クラウドソーシングやスキルシェアを利用する
AIに関連する副業探しのツールとして、クラウドソーシングもメジャーとなってきました。「クラウドワークス」や「ランサーズ」といったクラウドソーシングサイトでは、AIエンジニア向けの開発案件のほか、生成AIを使用する案件も登場しています。
また「ココナラ」などの個人が持つ知識やスキルを売り買いできる、スキルシェアサービスも利用するといいでしょう。
エージェントサービスで扱っている案件のほとんどは、AIエンジニア向けです。それに対してクラウドソーシングサイトでは、AI開発以外にも「画像生成AIでイラスト作成」「生成AIに関する記事のライティング」など、幅広いジャンルの副業向け案件があります。
クラウドソーシングサイトを活用してAI関連の副業を始める際は、こちらの記事も参考にしてください。
知人やSNS経由で案件を紹介してもらう
同業者や知人から紹介を受け、案件を受注するのも昔からある手法です。AIエンジニアは人手不足の職種であり、「副業を探している」と周囲にアピールすることで仕事を紹介してもらえる可能性があります。
また、TwitterやFacebook、ブログなどで自己PRをするのもよい方法です。生成AIを使った副業をしたいのであれば、出力した成果物やプロンプトをアップロードすることでスキルをアピールできます。AIエンジニアであれば、AIに関する知見を投稿したり、プロフィールに実績や取得済みの資格を記載したりすることで、クライアントにアピールしやすくなります。
AIエンジニアで副業で高収入を稼ぐためのポイント

AIエンジニアが副業に取り組んで高収入を得るためのポイントをあげると、以下のとおりです。
- 新しい技術を学び続ける
- 資格を取得するなどスキルアップする
- 余裕があればフリーランス案件に取り組む
- マネジメント経験を積む
それぞれについて解説します。
新しい技術を学び続ける
AI分野は、近年急速に発展しているため、新しい技術が次々と登場しています。そのため、AI分野で副業する際には、常に新しい技術を学び続けることが大切です。
AI分野の副業で成功するためには、スキルアップやキャリアアップが欠かせません。新しい技術を学び続けることで、スキルアップやキャリアアップにつながり、より多くの案件を獲得しやすくなります。また、AI分野は競争が激しいため、常に最新の技術を身につけておくことで、競争力を維持できるでしょう。
新しい技術を学ぶ方法としては、以下のようなものがあります。自分に合った方法で、新しい技術を学び続けるようにしましょう。
- 書籍やWebサイトを活用する
- セミナーや講座を受講する
- オンライン学習サービスを使う
AI分野は、今後もさらに発展していくことが予想されます。AI分野で副業する際には、常に新しい技術を学び続けることを忘れてはいけません。
資格を取得するなどスキルアップする
AIエンジニアの案件を得る際に、資格は必須ではありません。しかし、勉強する過程で知識とスキルが身につきます。AIエンジニアにおすすめの資格は以下の通りです。
- Python3エンジニア認定データ分析試験
- G検定
- E資格
Python3エンジニア認定データ分析試験は、Pythonエンジニア認定試験の一種です。
G検定(ジェネラリスト検定)とE資格(エンジニア資格)は、ディープラーニングに関する検定です。G検定では、ディープラーニングの基礎知識に加え、機械学習の具体的手法や、実装例、倫理や法律に関するものまで幅広い内容が出題されます。
一方、E資格はエンジニア向けです。技術的な内容を勉強してスキルを証明したいなら、E資格の取得を検討しましょう。
生成AIを使う副業の場合、有利となる資格は現在のところ特にありません。プロンプトを最適化するスキルは、生成したコンテンツのクオリティで証明することになるでしょう。仕事の分野としては新しい部類に入るため、最新技術を追いつつ創意工夫を重ねていく必要があります。
マネジメント経験を積む
高単価を獲得するAIエンジニアになるには、案件プロジェクトの上流工程に関わることが必要になります。企画・要件定義といったフェーズから関わることは仕事の難易度や責任も大きくなりますので、その分単価も高価になります。
ソースコードを書くといった下流工程の作業から出発したとしても、なるべく上流の仕事を獲得できるようにマネジメントの経験を積んでいくことが、高単価案件につながっていきます。
生成AIの案件で単価アップを狙うには、今後市場規模が拡大していくことも見据え、プロジェクト管理やリソースの管理といった基本的なマネジメントスキルを身につけておくべきでしょう。複数人のチームで仕事をこなす際にマネジメントを行う立場になれば、単価アップが期待できます。
AIエンジニアとして副業する際の注意点
AIエンジニアが副業に取り組む際は、まず就業規則を必ず確認しましょう。副業が禁止されている企業もあり、違反すれば処分の対象となります。たとえ黙って始めても、住民税の変化などから発覚する可能性があります。
また副業収入が20万円を超える場合は確定申告が必要で、20万円以内でも住民税の申告は必須です。申告漏れはペナルティにつながるため注意しましょう。
さらに副業が本業に支障をきたす働き方も認められないため、無理のないスケジュール管理が必要です。高単価案件が多いからこそ、詰め込みすぎず一つずつ丁寧にこなす姿勢が重要になります。
加えて、AIツールを扱う際はセキュリティ対策が欠かせません。機密データを取り扱う場合は特に慎重になり、扱う情報とリスクを理解したうえで活用することが大切です。ChatGPTのようなAIツールを活用した副業に興味がある方は以下の記事を参考にしてください。
AIエンジニアの副業に関するQ&A
ここでは、AIエンジニアの副業についてよくある質問とそれに対する回答を紹介します。
土日や週1日で稼げる案件はある?
AIエンジニアの副業案件の中には、短い稼働時間で対応できるものもあります。たとえば、クラウドソーシングサイトでは以下の案件が見つかりました。

ただし、週1日で対応できる案件はほとんどない状況です。副業に割ける時間がどうしても少ない場合はまず週2日で案件に参画し、成果を出したうえで週1日の稼働を交渉するとよいでしょう。
企業によっても状況は異なるため、さまざまな切り口で案件を探すことも大切です。
生成AIの登場により今後どんな影響がある?
生成AIにより、それまでAIエンジニアが対応してきた作業の一部を代替できる可能性はあります。しかし、AIエンジニアはそれぞれのニーズに応じて業務を進めているため、すべてを生成AIに任せることは困難です。よって、AIエンジニアの案件や仕事そのものは、今後もなくならないと予測できます。
AIエンジニアとして長く働き続けるには、常にスキルアップを目指すことが大切です。生成AIを自ら使いこなすノウハウもあると、より幅広く活躍できるでしょう。
AIエンジニアの将来性や需要は?
AIエンジニアは、技術革新の加速やデジタル社会の発展に伴い、需要が高く、将来性があるとされています。
例えばAIの導入は企業のDXが進む中で、業務を効率化したり新規ビジネス作り出すためのアイデアとなっています。そのため、機械学習や深層学習のスキルを持つAIエンジニアは、多様な業界で求められています。
特に自動運転、医療、金融、製造業などではAIの活用が進んでおり、専門知識を持つ人材が不足しているのが現状であり、今後も需要は高いと言えるでしょう。
まとめ
未来の社会は仮想空間と現実空間を高度に融合させたシステムによって実現されると構想されており、その中でAIは必要不可欠な技術となっています。現時点ですでにAIエンジニアは人手不足になっていて、将来的にも間違いなく重宝される職種です。また、AIが普及するにつれ、AIを正しく効率的に使いこなせる人材のニーズも高まっていくでしょう。
AI分野の未来は明るく、AI関連の副業は増えていく可能性があります。AIの副業で稼ぎたいのであれば、今から必要なスキルを身につけておくことをおすすめします。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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