スキル不足のフリーランスエンジニアが陥る状況とその解消方法

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスエンジニアはスキルや経験が極めて重要です。スキルが足りていない状態で独立すると、仕事に支障が出るだけでなく、十分な収入が得られず事業や生活に支障が出る可能性があります。

この記事では、スキル不足のフリーランスエンジニアが突き当たりがちな問題や、スキル不足への対処法について解説します。合わせてフリーランスエンジニアに必要なスキルやスキルアップの方法なども紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
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・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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スキル不足でフリーランスエンジニアになるとどうなる?

スキルが不足している状態でフリーランスエンジニアになると、さまざまな困りごとがでてきます。まずは、スキル不足がどのような影響をもたらすのかを知っておきましょう。

高単価な案件が取れなくなる

スキルが不足しているフリーランスエンジニアは、条件の良い案件や高単価の案件を獲得できなくなります。

フリーランスとして独立したのちに成功するには、できるだけ単価の高い案件を効率よくこなすことが重要です。しかし、高い報酬を得られる案件はそのぶん高いスキルを要求されるため、スキル不足の状態ではそもそも受注できません。かといって、難易度の低い低単価の案件ばかりをこなしている状態では、早々に収入が頭打ちになってしまうでしょう。

また、スキル面で同業者よりも劣ることで、案件を獲得すること自体が難しくなる可能性もあります。なお、フリーランスエンジニアの単価相場については以下の記事で解説しています。

フリーランスエンジニアの単価相場は?100万円目指す方法も紹介

継続案件を獲得にくくなる

フリーランスエンジニアが収入を安定させるには、リピーターを獲得し、継続的に仕事をこなすことが大切です。しかし、スキルが低いことが原因で顧客満足度の低い仕事しかできないとなると、リピート受注が難しくなります。

さらに、スキル不足によるトラブルやミスが発生すればクレームにもつながり、信頼を落としてしまうでしょう。継続して仕事を依頼してくれるクライアントがいなければ、収入も不安定になってしまいます。

スキルアップが難しくなる

単価の低い案件しか受注できないフリーランスエンジニアが一定の収入を確保するには、数をこなすしかありません。そうなると、プライベート以外の時間をほとんどを業務に費やさなくてはならず、スキルアップのための時間を取れなくなります。

フリーランスは会社員と違い、給与を受け取りながら研修を受けたり、上司や同僚に教えてもらったりすることはできません。新しいことを学ぶにしても、自分で時間や費用を捻出する必要があります。

スキルアップできなければ、いつまで経っても難易度の低い仕事ばかりこなさなくてはならず、収入も伸びません。独立後も成長を続けていくには、ベースとなるスキルがある状態でフリーランスになることが重要です。

生活的・精神的な負担も大きくなる

フリーランスエンジニアとして単価の低い案件を大量にこなすような「質より量」の働き方をしていると、体力的にも精神的にも余裕を持てなくなってくるでしょう。フリーランスの場合、体調を崩して働けなくなると収入が途絶えてしまいます。かといって仕事の量を減らせばそのぶん収入が減るため、生活の質を落とさざるを得ません。

休みを取らずに働き続けても収入がギリギリで、切羽詰まった状況が続けば、多くの人は精神的に追い詰められてしまいます。余裕のある働き方を実現するためには、スキルを身につけることが必要不可欠です。

フリーランスエンジニアに求められるスキル・経験とは

スキル不足を補うのであれば、そもそもフリーランスエンジニアにはどのようなスキルが必要なのかを知ることが大切です。フリーランスエンジニアに求められるスキルや経験について解説します。

フリーランスエンジニアに必要なスキル一覧!スキル不足だと厳しい?

担当する職種・分野の実務経験

フリーランスエンジニアは、クライアント側から「トレーニングが必要なく、実務を問題なくこなせる即戦力」として扱われます。そのため、契約の条件として、案件と同一職種や分野での実務経験が必須となっていることがほとんどです。必須とされる実務経験の期間は最低でも1年で、多くのケースでは3年以上が望ましいとされています。

案件を獲得するのに実務経験・実戦スキルが求められる以上、実務経験ゼロで独立を成功させるのは難しいといわざるを得ません。さらに、フリーランスになってから未経験分野の実績をつくっていくことも困難です。フリーランスとして問題なく働いていくための土台として、会社員のうちに十分に実績をつくっておくことが重要です。

フリーランスエンジニアに必要な実務経験年数と経験別の単価相場

自己管理スキル

フリーランスエンジニアは、クライアント先に常駐することもあれば、自宅でリモートワークをすることもあります。どのような働き方でも常に高いパフォーマンスを発揮できるよう、自分自身をコントロールしなければなりません。期日を守れなかったり、いい加減な作業をしたりすればクライアントに迷惑がかかるうえ、自分自身の評価も落としてしまうでしょう。

フリーランスになると、作業の進捗管理や仕事量の調整といった、実務以外の管理業務も増えます。また、休んでしまうと収入に直結するため、体調管理も重要です。フリーランスエンジニアとして成功するには、実務スキルに加えて自己管理スキルも必要不可欠だといえるでしょう。

営業・自己アピールスキル

会社員であれば仕事は会社から与えられますが、フリーランスは自分で仕事を取ってくる必要があります。そのためには、営業スキルや自己アピールのスキルも身につけておかなくてはならないでしょう。

仕事探しだけであれば、のちほど紹介する「フリーランスエージェント」に代行してもらうことができます。しかし契約後は、クライアントとコミュニケーションを取り、要望を聞き取ったり認識をすり合わせたりする作業が必要です。場合によっては自らの意見を述べ、考えを伝えなくてはならないこともあります。

フリーランスエンジニアは、指示された作業をしさえすればよいという仕事ではないため、適切に他人とやり取りするためのスキルも身につけておきましょう。

フリーランスの営業方法7選!案件獲得のコツや営業せず仕事を取る方法も

スキル不足を感じるフリーランスエンジニアにできる対処法4選

フリーランスエンジニアのなかには、独立後に「自分にはスキルが足りていないのでは」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そのような時に、どのようにスキル不足を補えばよいかを解説します。

案件の探し方を工夫する

「実務経験が多くない」「エンジニアとしての実績はあるけれど、営業スキルがない」など、ある程度のスキル不足であれば、案件の探し方を工夫しましょう。

一例として「フリーランスエージェント」を利用すれば、スキルレベルに合った案件を紹介してもらうことが可能です。また、「クラウドソーシング」には難易度の低い案件も多いため、実績や経験が少ない人でも可能な仕事が見つかりやすいでしょう。このほか、自分自身で価格を決められる「スキルシェア」でも、クライアントと出会える可能性があります。

案件の探し方について詳しくは、「スキル不足を感じるフリーランスエンジニアにおすすめの案件の探し方」の項目をご覧ください。

自主制作をする

自主制作に取り組み、目に見える制作物を完成させるのもよい方法です。Web関連のエンジニアであればWebサイトやWebアプリ、アプリケーションエンジニアであればモバイルアプリなど、職種に合うものを作りましょう。

制作物はポートフォリオとして提示でき、クライアントへのアピール材料になります。特に、営業や自己アピールのスキルが足りていない人にとって有効な方法でしょう。

加えて、制作の過程で新しい技術を取り入れたり、分からないことを調べたりすれば、スキルアップにもつながります。

フリーランスでも可能なスキルアップ方法を活用する

エンジニアとしてのスキルを高めれば、おのずとスキル不足は解消されます。フリーランスは会社員と違い、研修やOJTといった会社からのサポートがなく、スキルアップの面で不利なことは明らかです。しかし、まったく方法がないわけではありません。例えばオンラインで受講できるスクールや学習用サイト、書籍などで学ぶことも1つの方法です。

自分自身に足りないスキルを分析し、技術を磨くことは、将来的にも大きな糧となるでしょう。

会社員に戻って実績をつくる

「現状ではフリーランスを続けるのが難しい」「これ以上スキルアップできない」など、限界を感じた時は、再び会社員になることも視野に入れましょう。会社組織に戻ることで、働きながら実績づくりやスキルアップができます。

会社員になれば決められた時間だけ働けばよく、夜間や休日を勉強に充てることも可能です。収入が安定し、肉体的にも精神的にも余裕を持てる点も大きいでしょう。実務を通して十分な実績をつくってから再びフリーランスになっても、決して遅くはありません。

フリーランスから正社員になるために知っておきたいことは、こちらの記事で解説しています。

フリーランスから正社員になるには?転職・再就職のコツと注意点

フリーランスエンジニアのスキルアップ方法

フリーランスエンジニアがスキルアップするのは難しいものの、不可能というわけではありません。ここでは、スキルを高めたいと考えるフリーランスエンジニア向けに、スキルアップの方法について解説します。

オンラインスクールを利用する

リモート授業を行っているオンラインスクールを利用することで、プログラミングやアプリ開発に必要な知識や技術を学べます。オンラインスクールであれば通う必要がなく、いつでも好きなタイミングで勉強できるのがメリットです。仕事の手が空いた時や電車での移動中など、すき間時間を活用してスキルアップしましょう。

学習サイトで独学する

フリーランスエンジニアとして独学で新しいプログラミング言語を身につけたい時は、自分のペースで学べる学習サイトもおすすめです。

学習サイトのメリットは、オンラインスクールと比較すると費用が安めなことです。料金体系は月額定額制や講座ごとの買い切り制などさまざまですが、なかには無料で使えるサイトもあります。学べる内容やサービスはサイトによって異なるため、利用する際は自分のスキルアップに役立つかどうかをチェックしておきましょう。

未経験の分野・職種の案件に挑戦する

勉強する時間が取れない場合は、仕事のなかでスキルアップする方法を考えましょう。例えば、幅広い業務を担当できる案件や、未経験の分野が含まれる案件などは、新しいことを学べるチャンスです。

フリーランスエンジニアが未経験の分野・職種の案件で稼ぐのは簡単ではないものの、難易度の低いものであれば、条件が厳しくないこともあります。自分自身のやりたいことや適性も考慮しつつ、こなせそうな案件に取り組んでみましょう。

フリーランスエンジニアがスキルアップする方法について、更に詳しくは以下の記事で解説しています。

フリーランスエンジニアのスキルアップ方法6選とその重要性

スキル不足を感じるフリーランスエンジニアにおすすめの案件の探し方

フリーランスエンジニアとしてスキルが不足している状態であっても、探し方によっては自分に合った案件が見つかる可能性があります。スキル不足を感じるフリーランスエンジニアにおすすめの案件の探し方を紹介します。

フリーランスエージェント

フリーランスエージェントとは、個人で仕事を請け負うフリーランスと、フリーランスに仕事を依頼したい企業を仲介するサービスです。登録すると、スキルや条件に沿った案件を紹介してもらえるため、自分で企業に営業をかける必要がありません。交渉なども専属スタッフに代行してもらえます。

エージェントの専属スタッフは登録者のサポートも行っているため、「自分のスキルレベルは十分なのか」「スキルアップが必要か」といった悩みを相談することも可能です。自力で案件を獲得できるかどうかが不安な人や、スキル不足が心配な人は、ぜひ利用してみてください。

弊社「ITプロパートナーズ」は、フリーランスエンジニア向けのエージェントです。フロントエンドエンジニアやバックエンドエンジニア、システムエンジニアなど、さまざまな職種向けの案件を多数取り扱っています。ぜひ1度ご相談ください。

クラウドソーシング・スキルシェア

クラウドソーシングとは、企業や個人がWeb上で仕事を発注・受注できるサービスのことです。案件数が膨大なことに加えて幅広いレベルの案件があるため、エンジニアとしてスキルが不足した状態でも応募できる案件が見つかる可能性があります。

スキルシェアとは、自分自身のスキルに価格を設定して販売できるサービスです。サービス内容や価格を自分自身で設定できるため、「簡単な仕事を安価で受ける」のように、スキルレベルに応じた使い方ができます。

また、「ランサーズ」をはじめ、クラウドソーシングとスキルシェアの両方を備えたサービスもあります。

クラウドソーシングについては、こちらの記事もご覧ください。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

友人・知り合いからの紹介

人脈を活かし、友人や知人から仕事を紹介してもらうのも1つの方法です。紹介の場合、すでに信頼関係が築かれていたり、人となりが分かっていたりするため、単純なスキルレベルのみで判断されにくいのがメリットでしょう。

会社員時代の知り合いや、フリーランスとして取引した企業、SNS上でつながっている人のなかには「あなただからこそお願いしたい」と言ってくれるクライアントがいるかもしれません。

まとめ

スキル不足のままフリーランスエンジニアになると、満足いく収入が得られなかったり、働き詰めになってしまったりなど、のちのち苦労することが出てきます。スキルが足りないことが原因で仕事がうまくいっていないのであれば、案件の探し方を工夫しつつ、スキルアップできる方法を模索しましょう。実務経験を積むのであれば、会社員に戻るのも1つの方法です。

案件の獲得でお悩みの際は、「ITプロパートナーズ」にご相談ください。「週に2日から」「フルリモート可能」といった多彩な案件のなかから、スキルや希望に沿った仕事をご紹介します。

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