セキュリティエンジニアの仕事内容と年収とは?

こんにちは!ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズ編集部です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今回はセキュリティエンジニアについてお話しします。

セキュリティエンジニアとしてIT業界で働きたい!と思った時にどのような求人を選択すれば良いのか、就職や転職を考えている人にとってはとても重要です。

セキュリティエンジニアになるための失敗しない求人探しのコツから、セキュリティエンジニアってどんな仕事?という人のために、わかりやすく紹介していきたいと思います。

それでは見て行きましょう!

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

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気になるセキュリティエンジニアの年収や仕事内容は?

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セキュリティエンジニアは、インターネットが普及し、情報化社会となっている現代の様々な情報を守るために「情報セキュリティ」に特化したエンジニアのことを言います。

まだ比較的新しい職種のためIT業界以外の人たちの認知度は高くはありません。

しかし、IT業界ではこれから必要とされる職種のひとつとして注目されています。

セキュリティエンジニアの年収は?

平均年収は、年齢や個人の能力によって大きく異りますが、30歳前後で約600万円前後。経験と知識・技術力を高めていくことで年収1,000万円も夢ではない仕事です。

セキュリティエンジニアとしての経験がゼロ。
もしくは少なく基礎的な知識とスキルを持ってスタートさせた場合の年収は、300万円~500万円。

今現在は、外資系企業の方が国内企業よりも支払われる報酬は高く設定されています。

セキュリティエンジニアの仕事内容は?

自分の努力と経験次第では、実力で収入を上げていくことのできるセキュリティエンジニア。仕事内容について説明していきます。

【1】企画・提案

クライアントからの要望を受け、それに対する分析や調査を行った上で、最適で必要なセキュリティシステムを提案します。企業によっては、セキュリティ・コンサルタントとも呼ばれます。

【2】設計

セキュリティを充分配慮してシステムの設計を行います。
ネットワークや運用形態、機器などを把握しつつセキュリティの高いシステム構築が求められるため、幅広い知識と技術が求められます。

【3】実装・テスト

設計されたシステムを実際に動かしながら、システムの脆弱性を調査。何度もテストを重ね完璧なものを作りあげていきます。そのため、プログラミング知識以外にも使用するネットワーク機器に関する知識、セキュリティに関する専門的な知識などが求められます。

【4】運用・保守

設計されたシステムを導入。その後の保守業務を行います。
システム障害や常に変化するサイバー攻撃などから守り安全な運用を行いながら、継続的な調査。
万が一、攻撃を受けた場合の事故対応など行わなければいけない仕事は多岐にわたります。

個人や企業、国など様々な規模の情報を守るのがセキュリティエンジニアの仕事。
情報を守るためのシステム設計・構築、システム運用、サイバー攻撃などに遭わないための調査・改善と仕事内容は多岐にわたります。
また、システムの構築さえ行えば良いというものではなく、クライアントとのコミュニケーションをとるのも仕事内容として重要なため、人柄やコミュニケーション能力も問われます。

なぜセキュリティエンジニアが必要なのか?

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セキュリティエンジニアが必要な理由は、ズバリ!

「情報を守る」ということ。

企業を中心に最重要視されている「情報を守る」とはどういうことなのでしょうか。

ウィルスから守る

情報を守る上で欠かすことのできないもののひとつにウィルスの感染防止があります。
インターネット上の様々なトラブル。システムの不具合や情報漏えいなどは、ウィルスに感染することで多くの被害を及ぼしてしまうものです。
そのため、常に最新の情報やそれに対応できるソフトの利用などセキュリティエンジニアとしてできることがたくさんあります。

システムの不具合を起こさせない!

システムに不具合が生じると、「重要な機密データーの破損」「利益の損失」などが起こりシステムを運用している企業にとっては大きな痛手となることから、システムの不具合を起こさせないためのメンテナンスはとても重要。
そのためにセキュリティエンジニアの存在があります。

個人情報・機密情報を漏えいさせない!

私たちの生活で一番気になるのが個人情報の漏えい。個人情報・機密情報が企業で起こるとその被害はとても大きいものとなりますが、ウィルスだけではなく、内部の人間のミスから起こることも多く、このような事故を未然に防ぐ役割を持つのもセキュリティエンジニアです。

HPを改ざんさせない!

HPの改ざんで私たちが被害に遭ってしまうものといえば「ネットバンキングの不正送金」。
改ざんされているWEBサイトを見ただけでこのような被害に遭うケースも少なくないため、セキュリティエンジニアが事前対策を行います。
セキュリティエンジニアが守る情報は、規模の差に限らずとても重要です。だからこそ、セキュリティに精通している人材が常に求められています。

セキュリティエンジニアに必要なスキルと取得すべき資格とは?

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セキュリティエンジニアとして働く場合、特別指定されている資格というものはありませんが、

  • セキュリティプロフェッショナル認定資格制度(CISSP)
  • GIAC(Global Information Assurance Certification)

などの資格を所有していると、ある一定水準以上の技術と知識がある証明となり採用されやすくなります。

また、

・PKI(Public Key Infrastructure)

・情報セキュリティマネージメント

・OSセキュリティ(UNIX・Windows・Trusted OS)

・アプリケーション/セキュリティ(Web・電子メール・DNS)

・ネットワークインフラセキュリティ

・侵入検知システム

・セキュリティプロトコル

・セキュアプログラミング技法

・ファイアウォール

・不正アクセス手法

・セキュリティ運用

などの知識や技術を持っていると良いと言われています。

セキュリティエンジニアとして得るべき知識や技術はとても多く全てを網羅する必要はありませんが、確かな技術や知識の数が多ければ多いほど多くの企業に求められますし、IT業界では、ネットワークエンジニアとしての経験をある程度積んだ後にセキュリティエンジニアへ転身する人が多いという特徴があります。

セキュリティエンジニアの失敗しない求人探しのコツ!

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「セキュリティエンジニアとして働きたい!」という場合、就職なのか転職なのかで失敗しない求人探しには、少し違いがあります。

就職の場合

大学などセキュリティエンジニアとして必要な知識や技術を身につけた場合は、企業へ就職する道は開かれています。
新卒の場合、企業で働く一員としてのマナーやコミュニケーション能力など本人の資質的なものと将来性を重視して採用されることが多いです。

転職の場合

セキュリティエンジニアの転職は、異業種からの転職または、更なるスキルアップなどを目指す転職なのかによって違いがあります。

異業種からの転職

年齢にもよりますが、まずは知識と技術、経験を積む必要があるため、いきなり転職先を探すのではなく、セキュリティエンジニアなどに強いIT系の派遣会社へ登録。
教育プログラムを受けた後に企業へと派遣という風に段階を踏んで転職へと向かう方がオススメ。

派遣会社の多くは、

・研修制度、福利厚生などが充実。

・派遣先企業には大手企業が多い。

など、経験を積むには充分なくらいの環境を用意することができ、なおかつセキュリティエンジニアとして確実に力をつけることが可能。

ある程度の経験を積んでから本格的にセキュリティエンジニアとしての転職活動を行うとスムーズです。

同業種からの転職

セキュリティエンジニアに強い転職エイジェントを利用することでスムーズに転職することができます。

転職エージェントを利用すると専任のスタッフが担当となり、希望条件とスキルにマッチした転職先の紹介から給与の交渉、転職時期など転職に関する様々なサポートを行ってくれます。

セキュリティエンジニアとして失敗しない求人探しのコツは、

「闇雲に自分ひとりで転職活動を行わない!」ということに尽きます。

人材が不足しているIT業界。

セキュリティエンジニアとしての人材も不足しているからこそ、自分の知識や技術、経験にピッタリマッチした企業で働くために派遣会社や転職エージェントなどを最大限に活用していきましょう。

まとめ

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今回はセキュリティエンジニアについてお話ししました。
まだまだ聞きなれない職種かもしれませんが、大変重要なポジションです。

ITプロパートナーズでもセキュリティエンジニアのみなさんのお力を必要としていますので、
ぜひご連絡ください!

この記事が皆様のお役に立てば幸いです。

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