在宅エンジニア・SEの年収やなり方は?フリーランス案件も紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

エンジニアで在宅ワークを希望している人は多いかと思います。自分のライフスタイルに合わせて働くことができるのは大きな魅力です。一般的にエンジニアは在宅で働きやすい職種だといえますが、在宅に向かない案件もあります。また、在宅で働く場合に「自分のスキルでやっていけるのか」「安定して収入が得られるのか」など、不安を持つ方もいるのではないでしょうか。

この記事ではエンジニアが在宅で働く方法や年収、必要なスキル、在宅案件例と獲得方法について紹介していきます。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

Contents

エンジニアの在宅ワーク事情

エンジニアとして在宅ワークをしたいものの、安定して案件があるのかなど不安もあるかと思います。そこでまずは在宅エンジニアの現在の状況を解説します。

在宅ワーク・リモート案件は増加傾向

政府主導で取り組まれてきた「働き方改革」や、ICTの向上などの影響もあり、テレワークを導入している企業は増加傾向です。総務省の「令和3年通信利用動向調査の結果」によると2019年にはテレワークを導入している企業が20.2%だったのに対し、2021年には57.4%となっています。

また、2019年では導入予定としている企業も9.4%ありましたが、2021年には5.5%にまで減少しています。

現在はコロナ禍が終了し出社に戻す企業が増えてきていますが、コスト削減や従業員のワークライフバランスの観点から今後も伸びる可能性があります。そのため、求人サイトを見ていても、在宅可とする案件を多く見つけられます。

在宅でも高い年収を目指すことも可能

上述のような状況のなか、リモートで働くエンジニアは増えています。パソコンとインターネット環境が整っていれば行えるエンジニアの仕事はまさに、リモートにうってつけです。

以前は個人で案件を探すのは難しく、高収入が望めないという状況はありました。しかし、現在は発注側もセキュリティ面などのシステムを整え、高度かつ専門的な案件も在宅エンジニアへと依頼する体制が整ってきました。そのため、探し方と自身のスキル次第では十分に高収入が望めるようになっています。

経験と実績により収入は大きく変動

システムエンジニアは、技術職です。さらに、専門の知識が必要となります。そのため、経験と実績により収入の金額が変動します。ですが、不況による収入の減少はあまりなく、安定した仕事といえ、とても人気のある職種です。

しかし、納期が近いと残業をしたり、時には徹夜になることもあり、時間のみで収入を考えると、かなりの個人差があります。

未経験でもチャレンジ可能な案件もある

在宅でできる高度な案件が増えている一方で、未経験でもチャレンジ可能な案件も増えています。

インターネット上の求人系サイトでも、未経験可としている案件を多く見つけられます。現在、さまざまな企業でシステムなどのIT化を推進するにあたりエンジニアを求めているため、人手不足になっているというのも、未経験や初心者にチャンスが広がっている要因です。今のうちに多くの案件を経験しスキルを高めておけば、長く活躍できるエンジニアになれるかもしれません。

エンジニアが在宅ワークで働く3つの方法 

一口に在宅ワークといっても、働き方には種類があります。自分に合った働き方を選ぶようにしましょう。

1.会社員として在宅勤務する

最近は従業員のリモートワークを推進している会社も増えています。そのような会社に所属すれば、会社のシステムを利用して在宅ワークを実現できます。週に1~2回程度の出社日を設けてたり、ビデオミーティングを定期的に行っていたりする会社は多く、コミュニケーションもとりやすくなっています。

ただし、上司から働いている過程が分かりにくく、「なぜ時間内に仕事を終わらせることができないのか」など、正当な評価が受けにくくなる可能性があります。

2.フリーランスとして在宅案件を請ける

会社には所属せずにフリーランスとして、自宅もしくはレンタルオフィスをベースに完全なる在宅ワークをする方法もあります。

時間の制約もなく自分のペースで働くことが可能です。煩わしい人間関係も最小限にし、仕事に没頭することもできます。さらに、実力があれば収入アップを図れます。

ただし、生活が不安定になりやすく、自ら営業しなくてはいけないという手間もあります。また、自分でスケジュールを管理する必要があります。

フリーランスエンジニアは稼げる?今から目指す人が知るべき実情とは

3.副業で在宅案件を請ける

完全なフリーランスになる前に、まずは副業として在宅ワークをするのも手です。エンジニアの仕事には副業でできるような手軽な案件も多く、スキルさえ身に着いていれば意外に案件獲得は容易にできます。収入アップや、自身のスキルアップにも役立てられます。

問題は副業に夢中になるあまりオーバーワークになる可能性があるということです。働きすぎて体調を壊し、本業に影響が出るようでは本末転倒なので、しっかりと自己管理することが大切です。

エンジニアにおすすめの副業は?案件獲得サービスや稼ぐコツも紹介

エンジニアが在宅ワークで働くメリット

エンジニアが在宅ワークで働くメリットとして、以下の2つがあげられます。

  • 自由に使える時間が増える
  • 働く場所に制限がない
  • 仕事のストレスが軽減される

このように在宅ワークはフレキシブルな働き方によって、ストレスフリーな働き方ができると言えるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて具体的に紹介します。

自由に使える時間が増える

従来のオフィスワークに比べ、在宅ワークでは移動時間がかからないため、自由に使える時間が増えます。通勤に毎日1〜2時間を使うことは珍しくなく、この時間をスキルアップのための学習や自分の趣味、健康のための運動に充てることが可能です。余裕を持ったスケジューリングも可能となり、ストレスの軽減やワークライフバランスの向上が期待できます。

また、在宅ワークでは、業務内容によっては自分が最も集中できる時間帯に合わせて仕事ができるので、生産性を高め、効率的にタスクをこなせるでしょう。

働く場所に制限がない

エンジニアは、基本的にパソコンとインターネットがあればどこでも作業ができるため、働く場所にも制限がありません。そのため、自宅の快適な部屋だけでなく、カフェや図書館といった場所でも快適に仕事ができます。

クリエイティブな仕事に取り組むエンジニアにとっては、新しいアイディアや解決策を生み出すための刺激となるでしょう。

仕事のストレスが軽減される

在宅ワークは通勤する必要がなく、出社時間に混雑するような満員電車に乗らなくてもよいため、仕事のストレスが軽減するでしょう。

単に通勤時のストレスから解放されるだけでなく、人間関係でも同様のことが言えます。

例えば、上司や同僚などの社内メンバーと波長が合わない場合でも、社内で顔合わせする必要がありません。人間関係から解放されることで、ストレスフリーな働き方ができるでしょう。

エンジニアが在宅ワークで働くデメリット

エンジニアが在宅ワークで働くデメリットとして、以下の3つがあげられます。

  • 体調管理をより意識しなければいけない
  • 成果物で評価されやすくなる
  • レスポンス対応が増える
  • セキュリティ対策が必須

体調管理をより意識しなければいけない

エンジニアは在宅にて仕事をする場合、体調管理をより意識しなければいけません。

一般的に社内で仕事をする際、急な体調不調になった場合でも、社内メンバーが空いた業務の補填やサポートを行ってくれ、業務に支障をきたしにくいと言われています。

しかし在宅であれば、体調が悪くなっても、周囲にサポートしてくれる人がおらず、業務に遅れが生じる可能性があるでしょう。また仮にサポートしてくれるメンバーがいても、コミュニケーションツールを使ったやりとりになり、迷惑をかけていることを心理的に伝えづらいと考える方もいるはずです。

体調不良によって業務に支障をきたさないためにも、健康管理には十分に気を遣いましょう。例えば睡眠時間の確保やバランスの取れた食事、適度な運動が健康を保つ方法としてあげられます。

成果物で評価されやすくなる

在宅ワークは働き方や働く姿勢よりも、成果物や結果の方が評価されやすくなります。なぜなら社内で直接的にメンバーと一緒に仕事ができず、定性的な評価がしづらいためです。

結果重視の評価制度であれば、在宅ワークはスキルの乏しい人にとって働きにくいと言えます。そのため日頃から業務の進捗や納期、品質などをチェックする習慣を身に付けるといいでしょう。

レスポンス対応が増える

在宅ワークで働く場合、レスポンスの対応が増えてしまいます。

基本的にやりとりは電話やチャットツール、メールなどを使用するので、コミュニケーションコストがかかり、効率的に仕事を進められない人もいるでしょう。

重要なタスクに集中するために、優先順位を設定し、緊急性の高い問題に対応することが重要です。また、自身のタスクやスケジュールを適切に管理し、コミュニケーションに割く時間も意識しましょう。

セキュリティ対策が必須

在宅ワークをするエンジニアにとって、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。オフィス環境であれば、企業が一定のセキュリティ基準を設定している場合が多いですが、在宅の環境におけるセキュリティ対策は、エンジニア自身が行う必要がある場合もあります

  • インターネット接続による中間者攻撃やデータの傍受
  • 不正アクセスのリスク
  • マルウェアやウイルスによるパソコンの感染
  • 外出先での盗難や紛失

これらのリスクから守るために、万全なセキュリティ対策を用意する必要があります。在宅ワークの自由さや柔軟性を最大限に活かすためには、セキュリティ対策を徹底的に行うことが不可欠です。

職種ごとの在宅エンジニアの年収や案件例・必要スキル

在宅エンジニアの年収はどれくらいなのでしょうか?弊社ITプロパートナーズのフリーランス案件を参考にすると、職種ごとの想定年収は以下の通りです。

職種必要知識・スキル想定年収
アプリケーションエンジニア・言語に関する知識
・プログラミング言語スキル
・クライアントの業界に関する知識
1,000万円
Web系エンジニア・インターネットに関する知識
・プログラミング言語スキル
・インフラに関する知識
900〜1,000万円
保守運用系エンジニア・ITシステム全般の知識
・プログラミング言語スキル
・判断力
800万円
クラウド系エンジニア・OSやアプリケーションに関する知識
・プログラミング言語スキル
・クラウド提供のITツールやSDK
1,000万円
ITコンサルタント・提案、企画力
・論理的思考力
1,000万円
※(週5稼働の場合)

ここでは弊社ITプロパートナーズで掲載中の案件例を元に、想定収入や必要スキルを詳しく紹介します。

1.アプリケーションエンジニア

業務系アプリやWebアプリ、スマホアプリなどの開発に携わるのがアプリケーションエンジニアです。また、保守運用も行います。

端末やインターネットに接続できる環境を持ち、開発環境さえ構築できれば、在宅でも対応が可能です。

特徴・必要スキル

言語に関する知識やプログラミングスキルが必要です。

ただし、開発するアプリの種類(業務系アプリ、Web系アプリ、スマホアプリなど)やクライアントによって、必要な言語、OS、サーバーの知識は異なります。また、クライアントの業種への知識と理解を持つことも重要です。

言語だけではなく、Unity(ユニティ)、Cocos2d-xなどのフレームワークの知識も必要です。

目安年収

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、100万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は19万~50万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円が相場など、幅広くなっています。

年収は週5日稼働した場合1,000万円を超えることもあります。

案件名【Swift】モバイルアプリの新規機能の開発案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルSwift
職種・ポジションアプリケーションエンジニア

2.Web系エンジニア

Webサイトやスマホサイトの開発において、機能の開発やITシステム・アプリケーションなどに携わります。ECサイトのネットショッピングやオンラインゲームなど、ユーザーにとって身近なWebシステムを設計・開発します。

特徴・必要スキル

Web上で見られるサイトを開発するため、インターネットに関する知識は最低限必要です。Webの開発で必要となる言語(HTML、CSS、Ruby、JavaScript)を使ったプログラミングについては熟知していなくてはなりません。

サーバーやデータベースなどのインフラに関する知識が豊富だと、仕事の幅を広げられます。

目安年収

稼働日数が5日の場合、80万~100万円が相場のようです。また、稼働日数が週2日の場合は20万~70万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円など、かなり報酬的に幅広く見つけられるようです。

フルで働いた場合900万~1,000万円も可能です。

案件名【PHP/AWS】医療系WEBサービス開発におけるエンジニアの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルPHP,AWS
職種・ポジションシステムエンジニア,バックエンドエンジニア

3.保守運用系エンジニア

ネットワークや通信インフラなど、企業のさまざまなシステム、ソフトウェアの保守や運用をするエンジニアです。

保守とはシステムに問題が起きた時に対応をする仕事です。一方、運用とはシステムが順調に作動するように支える仕事です。

特徴・必要スキル

システムやソフトの保守や運用をするため、サーバーやネットワークなどITシステム全般に対する知識を必要とします。クライアント独自のシステムに柔軟に対応することが求められます。また、問題解決を迅速かつ正確に行わなくてはいけないため、高い判断力も必要とされます。

目安年収

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、70万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は30万~40万円が多く、週3~4日の案件では30万~70万円が相場となっていました。年収は800万円前後を目指すことも可能です。

案件名【CakePHP/Laravel】自社ポータルサイトを構築していただける方を募集!
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルCakePHP,Laravel
職種・ポジションバックエンドエンジニア

4.クラウド系エンジニア

クラウドインフラの設計や構築・運用をするエンジニアです。2000年代半ば以降、オンプレミスからクラウドへと移行する企業が増えるなか、クラウドエンジニアの需要は高まっています。クラウド上でのインフラ構築が主な仕事となります。

特徴・必要スキル

クラウド系エンジニアは、Linux(OS)やOSとアプリケーションの間に存在するミドルウェアなどへの知識が必要となります。

また、クラウドを提供している各社のツールやSDK(ソフトウェア開発キット)への習熟が求められます。

目安年収

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、100万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は30万~40万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円と幅広くあります。

週5日フル稼働で働いた場合1,000万円を超えることも可能です。

案件名【Go/GoogleCloudPlatform】エンタメ新規サービス開発バックエンドの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルGo,Google Cloud Platform
職種・ポジションバックエンドエンジニア

5.ITコンサルタント

企業などに対してITのコンサルタントを行う仕事です。最近はデジタル化によりビジネスモデルや社内組織を変革させるデジタルトランスフォーメーション(DX)を考える企業が多く、目標達成に向けた提案を行うITコンサルタントの役割も大きくなっています。

特徴・必要スキル

企業の利益を考え提案を行うため、ユーザーやクライアントの視点を理解することが大切です。

クライアントの話す問題を引き出すための傾聴力、クライアントの業界への理解力、コンサルティングをするための裏付けとなる情報の収集力、課題解決に向けた論理的思考力が必要です。

目安年収

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、90万~100万円という案件が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は40万~70万円程度ですが、90万円という案件もあり、高収入であることが分かります。週3~4日の案件では50万~70万円です。週1日稼働で9万円という案件もありました。

年収1,000万円を超える案件もあり、高収入が見込めます。

案件名【コンサルタント】社内システムの刷新PJをリードしていただけるITコンサルタント募集!
案件単価〜800,000円/月
勤務地リモート
スキル法人コンサルティング,開発仕様策定/要件定義
職種・ポジションコンサルタント

弊社ではこの他にも多数の在宅可能案件をご紹介しています。現役フリーランスエンジニアの方、これから独立を考えているエンジニアの方はぜひお気軽にご相談ください。フルリモート可能案件、週2日からの案件などあなたの理想に合った案件の紹介が可能です。

在宅エンジニアとして受注しやすい仕事・受注しずらい仕事

エンジニアの仕事でも案件によって在宅ワークに向いているものと向いていないものがあります。将来的に在宅ワークを希望しているのであれば、在宅で受託しやすい仕事のスキルを磨いておくことが成功へのポイントです。

在宅で受注しやすい仕事

エンジニアの業務として在宅でできる作業はさまざまですが、開発案件や保守運用の仕事は在宅ワーカーへの発注が多い傾向にあります。

開発環境および通信環境さえあれば、場所や時間を問わずにできることが開発案件や保守運用案件の多い理由です。特にベンチャーやスタートアップの企業をクライアントとするアプリ開発に関する業務は、経験が浅めのフリーランスでも受託しやすくなっています。チャットのシステムなどを利用しながら、業務を進められます。

在宅で受注しにくい仕事

サーバーやネットワークなどのインフラ系の案件は、専用の機器を扱う必要があるため、多くの場合は在宅ワークに向きません。高度なセキュリティを必要とする案件も、在宅ワークへの発注はほぼありません。

また、クライアントとのやり取りが多いプロジェクトのマネジメントや、プログラミングスクールの講師なども、在宅ワーク向きではありません。ただし、講師でも最近はオンラインでできるものもあります。

在宅システムエンジニアに役立つ資格

スキルや経験、実績によって収入は変動しますが、在宅エンジニアは有利な資格を持っていると安心できます。役立つ資格には、CCNAやCCNPがあります。どちらもネットワーク機器メーカーの、Cisco Systemsが主催している認定資格となります。

CCNAはネットワーク構築や運営能力を証明する資格です。CCNAで活躍している職種は、ネットワークエンジニアやシステムエンジニア、セキュリティエンジニアなどがあります。

CCNPを受験するには、まずCCNAの取得が必要です。CCNAは初歩、CCNPは難易度の高い上級資格になります。その上の資格として、技術スペシャライゼーションという専門資格や、さらに上位のCCIEがあります。

エンジニアに資格は必要?取得メリットとおすすめ資格ランキング

在宅エンジニアとして仕事を受注しやすい人の特徴

在宅エンジニアとしての成功には、単に技術的なスキルだけでなく、独特の特徴や能力が必要です。

  • 高いコミュニケーション能力を保有している
  • 自己管理能力がしっかりしている
  • 継続的な学びの姿勢がある
  • 信頼性がある
  • 使い慣れたツールが多い

在宅エンジニアは、リモートでの作業が多いため、明確かつ効率的なコミュニケーションが求められます。また、オフィスでの監督や指示が少ないため、自らのタスクを効率的に管理し、時間を守ることが大切です。

新しいツールや技術を積極的に学ぶ姿勢は、在宅エンジニアにとって大きな強みとなります。クライアントからの信頼を得るために、納期を守る、品質の高い成果物を提供するなど、信頼性を築くことが求められます。さらに、在宅エンジニアとしては、特定のツールやソフトウェアに精通していると、仕事の効率や品質が向上します。

在宅エンジニアにおすすめのプログラミング言語

ITの世界ではさまざまな言語が使用されています。在宅エンジニアとしてどの言語を覚えておくとよいのでしょうか。

PHP

PHPはポピュラーなオープンソースの汎用スクリプト言語です。WordPressなどのWebアプリケーションにもよく使われます。仕様や文法がシンプルなため、初心者でも習得しやすいとされています。

PHPが生成するのは動的なWebページです。動的Webページは状況に応じて表示内容が変わるため、ユーザーが常に最新の情報を入手することを可能とします。

PHPの副業は稼げる?開発案件の種類や必要なレベルを徹底調査!

PHPでリモートワークするには?案件の取り方や単価相場を紹介

Ruby

アプリケーションソフトウェアを制作するためのオブジェクト指向スクリプト言語です。コードの記述が少ないうえに分かりやすいので初心者でも覚えやすいのが特徴です。

日本で開発され、Webサイトやショッピングサイト、SNSなどの開発・制作などに幅広く使われています。国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の国際規格として認められています。

Rubyでリモートワークするには?案件の単価相場や注意点

Python

AI(人工知能)開発で広く使われている言語です。もともとは分散オペレーティングシステム「Amoeba」を管理するのが目的で生まれました。

覚えるべき構文が少なくシンプルであるため、初心者でも扱いやすい言語です。また1桁で多くの処理を記述可能となっています。Webサイト作成に関するフレームワークが豊富で、近年普及しています。

Pythonはリモートワークに向いている?案件例や報酬相場も紹介

JavaSript

クライアント側で使われるスクリプト言語です。Webページの書き換えや、フォームに入力された内容のチェックなどに使用されます。

インタラクティブな地図やグラフィックアニメーション、ビデオジュークボックスのスクロールなど、Webページにさまざまな機能を与えることが可能となります。

在宅プログラマーになるには?必要なスキルや仕事の探し方を解説

エンジニアが在宅案件を獲得する5つの方法

エンジニアが在宅案件を獲得する方法として、以下の5つがあげられます。

  • 専門エージェント
  • クラウドソーシング
  • 求人サイト
  • 知人・友人の紹介
  • 個人ブログ・SNS

それぞれメリット・デメリットがあるので、自分に合った方法を選ぶようにしましょう。

1.専門エージェント

在宅で業務を遂行するのに必要なスキルをお持ちの方であれば、エージェントを利用するのがおすすめです。フリーランスエージェントは、案件を獲得したいフリーランスと、業務を発注したいクライアントを結び付けるサービスです。

在宅エンジニア向けのおすすめフリーランスエージェントは、以下のとおりです。

  • ITプロパートナーズ
  • レバテックフリーランス
  • midworks
  • greechs job
  • PE-BANK

一般的に登録の際には、自分の実績やポートフォリオを登録する必要があり、個人の能力に応じた仕事を紹介してくれます。専任のエージェントにキャリアプランの相談や、フリーランス向けの保険の紹介、確定申告用ソフトの無料利用など、福利厚生が用意されているというメリットもあります。

弊社ITプロパートナーズは「週2日から」の案件が豊富にあり、IT起業家やフリーランスのエンジニア向けのサービスを提供しています。案件はすべて仲介会社を挟まず、エンドユーザー直接のため、高報酬の案件が多いのも特徴です。

さらに、新しい技術をいち早く取り入れているようなスタートアップ、ベンチャーの案件が多く、エンジニアとしてスキルアップを目指せます。専属エージェントのサポートがあり、契約交渉や債権管理なども代行しています。

2.クラウドソーシング

クラウドソーシングもフリーランスや副業人材と企業を結びつけるサービスです。初心者向けの案件が多くありますが、単価は比較的低めです。

在宅エンジニア向けおすすめクラウドソーシングサイトは、以下のとおりです。

自分のスキルをアピールし企業からのスカウトを待つ方法と、案件の一覧から自分で応募する方法があります。クラウドソーシングで少しずつ、フリーランスの仕事に慣れていくのも手です。

ただし、必ずしも仕事が受注できるとは限らず、安定した収入を得にくいというデメリットがあります。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

3.求人サイト

正社員やアルバイトに関する情報を出しているような求人サイトでも、探してみるとフリーランス向けの案件を紹介しています。

求人欄に業務委託や在宅可と書いてあるような案件についてチェックしてみてください。

メリットとしては募集している企業は信頼のおけるところが多いということです。ただし、在宅ワークを実施しているのはコロナ禍である今だけで、将来的には常駐になることもあるので、よく確かめておく必要があります。

フリーランスが登録すべき求人サイトおすすめ30選!仕事探し・案件獲得に

4.知人・友人の紹介

フリーランスは知人・友人から仕事の紹介を受けることもよくあります。そのためにも横のつながりを大切にしておくとよいでしょう。

知人・友人の紹介のメリットは、その多くが信頼できるクライアントからの依頼であるということです。一方、「具体的に話を聞いてしまうと断りにくくなってしまう」、「万一トラブルになったときに知人・友人との人間関係も微妙になってしまう」というデメリットもあります。

5.個人ブログ・SNS

個人のブログやSNSで自身のスキルや実績、作品などをアピールすると、スカウトがDM(ダイレクトメッセージ)で届く場合があります。エンジニアのノウハウなどをブログで紹介していくのも手でしょう。

思わぬ面白い案件に出会えることがある一方で、報酬がとても安かったり、スケジュールに無理があったりする案件の可能性もあります。また、知人や会社などを経由していない分、相手を信頼できるかも微妙なところです。ブログやSNSを通じて案件を獲得する際は、しっかりと話を聞き、必要に応じて交渉する能力が必要です。

在宅エンジニアに関するよくある質問

最後に在宅エンジニアに関するよくある質問に回答します。

在宅エンジニアの大変なところは何ですか?

在宅エンジニアとして働くことは多くのメリットがある一方、以下のようなことに大変さを感じることもあるでしょう。

  • 孤立感や孤独感を感じること
  • 時間管理の難しい

オフィスでは同僚とのコミュニケーションが自然ととれるのに対して、在宅での作業は一人での作業が中心となります。

在宅ワークでは、自分自身で作業のペースやスケジュールを決める自由がありますが、それが逆に仕事とプライベートの境界を曖昧にし、適切な休憩を取らなかったり、過度に労働をしてしまったりするリスクが生まれます。

在宅エンジニアの欠点は何ですか?

在宅エンジニアの欠点は、2つあります。

  • 勤怠管理が難しい
  • 経費処理が複雑になる

オフィスでは隣のデスクの同僚とすぐに質問したり、情報を共有したりできますが、在宅ワークではコミュニケーションツールを通じての連絡が基本となります。これにより、リアルタイムでの情報共有が難しくなり、タスクの進行が遅れることがあるかもしれません。

まとめ

エンジニアは在宅ワークがしやすい職業であり、自宅でできる仕事の案件も増加傾向にあります。幅広く言語やITに関する知識を持っていれば、よりレベルの高い仕事を任せてもらえる可能性もあります。

仕事の獲得にはフリーランス向けのエージェントやクラウドソーシングを利用するのもおすすめです。
IT起業家やフリーランスの自立を支えるエージェント「ITプロパートナーズ」であれば、幅広い案件のなかから稼働日数や仕事内容、想定月収額など重視するポイントで探すことが可能です。

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!