在宅エンジニア・SEの年収やなり方は?働き方の特徴やメリットも紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

エンジニアは数ある職種の中でも在宅で働きやすい職種です。会社員としてはもちろん、フリーランスとして在宅エンジニアになることも可能です。この記事では、

  • 在宅エンジニアになる方法と年収目安
  • 在宅エンジニアのメリット・デメリット
  • 在宅エンジニアに必要なスキルや案件例

など、在宅エンジニアとして働くために必要な情報を紹介します。

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目次

エンジニアの在宅ワーク事情

エンジニアとして在宅ワークをしたいものの、安定して案件があるのかなど不安もあるかと思います。そこでまずは在宅エンジニアの現在の状況を解説します。

在宅・リモート案件は増加傾向

政府主導で取り組まれてきた「働き方改革」や、ICTの向上などの影響もあり、テレワークを導入している企業は増加傾向です。総務省の「令和3年通信利用動向調査の結果」によると2019年にはテレワークを導入している企業が20.2%だったのに対し、2021年には57.4%となっています。

以上を踏まえると、正社員の在宅ワークは増加している状況です。現在はコロナ禍が終了し出社に戻す企業が増えてきていますが、コスト削減や従業員のワークライフバランスの観点から今後も伸びる可能性があります。そのため、求人サイトを見ていても、在宅可とする案件を多く見つけられます。

在宅エンジニアの働き方

正社員のエンジニアは完全在宅で働ける場合もありますが、そのような企業数は全体で見ると決して多くはありません。一部出社が必要な企業や、そもそもリモートを導入していない企業も多いです。

ただし、正社員ではなくフリーランスや副業なら、完全在宅で働ける案件は多く存在します。たとえば、スマートフォンのアプリやWebシステムの開発といった案件は、在宅が認められている場合も多いです。フリーランスや副業で在宅エンジニアとして働きたい場合は、このように1人で進める作業が中心の仕事を選ぶとよいでしょう。

在宅エンジニアの年収事情

令和5年賃金構造基本統計調査によると、正社員のエンジニアの平均年収はプログラマを含む「ソフトウェア作成者」が557万5,800円、システムエンジニアを含む「システムコンサルタント・設計者」が684万9,100円です。基本的に、在宅かどうかで年収が変化するわけではないため、正社員の在宅エンジニアの年収も同じ水準だと考えられます。

また、フリーランスエンジニアの単価相場は弊社ITプロパートナーズの案件を参照にすると月60万〜100万円の案件が多くあります。従って、年収に換算すると720万円〜1200万円となります。

ただし、正社員とフリーランスのいずれについても、スキルや実績によって年収が変化します。特にフリーランスの場合は如実で、高年収を得るには豊富なスキルや実務経験が必要になります。目安として、3年以上の実務経験が必要だと考えておきましょう。

在宅で完結しやすいエンジニアの業務内容

エンジニアは在宅で働きやすい仕事ですが、業務内容や職種によって、在宅で完結するもの・しづらいものがあります。

在宅で完結しやすいエンジニアの仕事としては、Web系の開発案件や保守運用の仕事があげられます。開発環境や通信環境さえ整っていれば、いつでもどこでも作業できるからです。

一方、サーバーやネットワークなどのインフラ系の仕事には専用の機器が必要なため、在宅での完結は難しくなっています。また、高度なセキュリティが求められる仕事も、基本的に出社が必要になるでしょう。

在宅エンジニアとして働く4つの方法

在宅エンジニアとして働くには、主に以下4つの選択肢があります。

  • 1会社員として在宅勤務する
  • フリーランスとして在宅案件を獲得する
  • 副業で在宅案件を請ける
  • 起業して在宅でビジネスをする

それぞれ、働き方や仕事の取り方を紹介していきましょう。

1.会社員として在宅勤務する

最近は従業員のリモートワークを推進している会社も増えています。そのような会社に所属すれば、正社員の在宅エンジニアとして働くことができます。中には完全在宅の会社もありますが、基本的には週に1~2回程度の出社日を設けてたり、ビデオミーティングを定期的に行っていたりする会社が多い傾向です。

会社員のエンジニアとして在宅勤務を希望するなら、リモートで対応できる分野を専門にする必要があるでしょう。そのうえで会社へ相談し、在宅勤務が可能な仕事を担当したいと交渉する、もしくは在宅ワークを推奨している会社への転職を検討しましょう。

在宅勤務ができる企業を探す際は、求人サイトや転職エージェントの活用、もしくは知人からの紹介が一般的です。

2.フリーランスとして在宅案件を獲得する

会社には所属せずにフリーランスエンジニアとして、自宅もしくはレンタルオフィスをベースに完全なる在宅ワークをする方法もあります。

常駐が求められる案件もありますが、基本はリモートで一部出社が必要な案件や、完全にリモートの案件などもあります。フリーランスエンジニアの案件のパターンは複数あるため、自分が希望する働き方に合う案件を選びましょう。

フリーランスは働く時間の制約が少なく、人間関係の悩みも減らせます。仕事に集中しやすいうえに、実力に応じた収入アップも可能です。ただし、毎月一定の報酬が保証されているわけではないため、収入面の不安もあります。案件を獲得するための営業や仕事を着実にこなすためのスケジュール管理なども、すべて自力で対応しなければなりません。

フリーランスとして在宅案件を受注するには、スキルを証明するための実績が必要です。会社員として実務経験を積んだうえで独立し、フリーランスエージェントや求人サイトなどを活用して案件の獲得を目指します。

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3.副業で在宅案件を請ける

副業エンジニアとして在宅で働くのも一つの選択肢です。エンジニアの副業は需要が高く、スキルや経験さえあれば、案件獲得は比較的容易にできます。

収入アップはもちろん、自身のスキルアップ、人脈形成にも繋がるので、副業をきっかけに、フリーランスとして独立、もしくはスキルアップして在宅ワークできる会社に転職する、など選択肢が広がります。

問題は副業に夢中になるあまりオーバーワークになる可能性があるということです。働きすぎて体調を壊し、本業に影響が出るようでは本末転倒なので、しっかりと自己管理することが大切です。

副業で在宅案件を受注する方法としては、たとえばクラウドソーシングの利用があげられます。また、フリーランスと同様、フリーランスエージェントで副業向けの案件が見つかる可能性もあります。

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4.起業して在宅でビジネスをする

在宅エンジニアとして働く方法としては、自ら起業する手もあります。自分のスキルを活かしてシステムを作り、サービスを提供する方法です。

起業は難易度が高いものの、成功すれば他の働き方よりも高い収入を得られる可能性があります。起業して在宅でビジネスを成功させるには、高いスキルや豊富な経験が必要です。会社員やフリーランスなどとしてさまざまな案件を経験したうえで、どのようなサービスが求められているか模索する必要があります。

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エンジニアが在宅で働くメリット

エンジニアが在宅で働くメリットとして、以下の2つがあげられます。

  • 自由に使える時間が増える
  • 働く場所に制限がない
  • 仕事のストレスが軽減される

このように在宅ワークはフレキシブルな働き方によって、ストレスフリーな働き方ができると言えるでしょう。ここからは、それぞれのメリットについて具体的に紹介します。

自由に使える時間が増える

従来のオフィスワークに比べ、在宅ワークでは移動時間がかからないため、自由に使える時間が増えます。通勤に毎日1〜2時間を使うことは珍しくなく、この時間をスキルアップのための学習や自分の趣味、健康のための運動に充てることが可能です。余裕を持ったスケジューリングも可能となり、ストレスの軽減やワークライフバランスの向上が期待できます。

また、在宅ワークでは、業務内容によっては自分が最も集中できる時間帯に合わせて仕事ができるので、生産性を高め、効率的にタスクをこなせるでしょう。

働く場所に制限がない

エンジニアは、基本的にパソコンとインターネットがあればどこでも作業ができるため、働く場所にも制限がありません。そのため、自宅の快適な部屋だけでなく、カフェや図書館といった場所でも快適に仕事ができます。

クリエイティブな仕事に取り組むエンジニアにとっては、新しいアイディアや解決策を生み出すための刺激となるでしょう。

仕事のストレスが軽減される

在宅ワークは通勤する必要がなく、出社時間に混雑するような満員電車に乗らなくてもよいため、仕事のストレスが軽減するでしょう。

単に通勤時のストレスから解放されるだけでなく、人間関係でも同様のことが言えます。

例えば、上司や同僚などの社内メンバーと波長が合わない場合でも、社内で顔合わせする必要がありません。人間関係から解放されることで、ストレスフリーな働き方ができるでしょう。

エンジニアが在宅で働くデメリット

エンジニアが在宅で働くデメリットとして、以下の3つがあげられます。

  • 体調管理をより意識しなければいけない
  • 成果物で評価されやすくなる
  • レスポンス対応が増える
  • セキュリティ対策が必須

体調管理をより意識しなければいけない

エンジニアは在宅にて仕事をする場合、体調管理をより意識しなければいけません。

一般的に社内で仕事をする際、急な体調不調になった場合でも、社内メンバーが空いた業務の補填やサポートを行ってくれ、業務に支障をきたしにくいと言われています。

しかし在宅であれば、体調が悪くなっても、周囲にサポートしてくれる人がおらず、業務に遅れが生じる可能性があるでしょう。また仮にサポートしてくれるメンバーがいても、コミュニケーションツールを使ったやりとりになり、迷惑をかけていることを心理的に伝えづらいと考える方もいるはずです。

体調不良によって業務に支障をきたさないためにも、健康管理には十分に気を遣いましょう。例えば睡眠時間の確保やバランスの取れた食事、適度な運動が健康を保つ方法としてあげられます。

成果物で評価されやすくなる

在宅ワークは働き方や働く姿勢よりも、成果物や結果の方が評価されやすくなります。なぜなら社内で直接的にメンバーと一緒に仕事ができず、定性的な評価がしづらいためです。

結果重視の評価制度であれば、在宅ワークはスキルの乏しい人にとって働きにくいと言えます。そのため日頃から業務の進捗や納期、品質などをチェックする習慣を身に付けるといいでしょう。

レスポンス対応が増える

在宅ワークで働く場合、レスポンスの対応が増えてしまいます。

基本的にやりとりは電話やチャットツール、メールなどを使用するので、コミュニケーションコストがかかり、効率的に仕事を進められない人もいるでしょう。

重要なタスクに集中するために、優先順位を設定し、緊急性の高い問題に対応することが重要です。また、自身のタスクやスケジュールを適切に管理し、コミュニケーションに割く時間も意識しましょう。

セキュリティ対策が必須

在宅ワークをするエンジニアにとって、忘れてはならないのがセキュリティ対策です。オフィス環境であれば、企業が一定のセキュリティ基準を設定している場合が多いですが、在宅の環境におけるセキュリティ対策は、エンジニア自身が行う必要がある場合もあります

  • インターネット接続による中間者攻撃やデータの傍受
  • 不正アクセスのリスク
  • マルウェアやウイルスによるパソコンの感染
  • 外出先での盗難や紛失

これらのリスクから守るために、万全なセキュリティ対策を用意する必要があります。在宅ワークの自由さや柔軟性を最大限に活かすためには、セキュリティ対策を徹底的に行うことが不可欠です。

職種ごとの在宅エンジニアの年収や案件例・必要スキル

在宅エンジニアの職種ごとの年収や必要スキルは以下の通りです。

職種会社員の年収フリーランスの年収必要スキル
システムエンジニア496万円840万円・プログラミング言語スキル
・ヒアリング力
・提案力
アプリケーションエンジニア559万円1,000万円・言語に関する知識
・プログラミング言語スキル
・クライアントの業界に関する知識
Web系エンジニア508万円900〜1,000万円・インターネットに関する知識
・プログラミング言語スキル
・インフラに関する知識
保守運用系エンジニア496万円800万円・ITシステム全般の知識
・プログラミング言語スキル
・判断力
クラウド系エンジニア458万円1,000万円・OSやアプリケーションに関する知識
・プログラミング言語スキル
・クラウド提供のITツールやSDK
ITコンサルタント647万円1,000万円・提案、企画力
・論理的思考力
※(週5稼働の場合)

ここでは弊社ITプロパートナーズで掲載中の案件例を元に、想定収入や必要スキルを詳しく紹介します。

1.システムエンジニア

システムエンジニアとは、クライアントの要望に基づいて必要なシステムを開発する仕事です。要件定義、設計、プログラミング、テスト、運用・保守などの業務に分かれており、メンバーで分担して対応します。プログラミングはプログラマーに任せる場合もありますが、会社やプロジェクトの規模によってはシステムエンジニアが対応する場合もあります。

特徴・必要スキル

システムエンジニアは、クライアントにヒアリングしてどのようなシステムが求められているか把握する必要があります。そのため、ヒアリング能力やコミュニケーション能力が重要です。

また、システムエンジニアはプログラミング言語も習得すべきです。たとえば、Java、JavaScript、Ruby、PHP、Pythonなどの言語があげられます。分野に応じて必要な言語を身につけましょう。

目安年収 

求人ボックス給料ナビによると、正社員のシステムエンジニアの平均年収は496万円です。

フリーランスの収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、60万〜70万円の案件が中心です。稼働日数が週2日の場合は30万円前後、週3~4日の案件では40万~60万円が相場となっています。

なかには、週5日の稼働で100万円程度の案件もあり、年収1,000万円以上を目指せる可能性もあります。

案件名【VB.NET/開発仕様策定/要件定義】食品会社向け社内システム開発の案件・求人
案件単価〜700,000円/月
勤務地フルリモート
スキルVB.NET
職種・ポジションシステムエンジニア

2.アプリケーションエンジニア

業務系アプリやWebアプリ、スマホアプリなどの開発に携わるのがアプリケーションエンジニアです。また、保守運用も行います。

端末やインターネットに接続できる環境を持ち、開発環境さえ構築できれば、在宅でも対応が可能です。

特徴・必要スキル

言語に関する知識やプログラミングスキルが必要です。

ただし、開発するアプリの種類(業務系アプリ、Web系アプリ、スマホアプリなど)やクライアントによって、必要な言語、OS、サーバーの知識は異なります。また、クライアントの業種への知識と理解を持つことも重要です。

言語だけではなく、Unity(ユニティ)、Cocos2d-xなどのフレームワークの知識も必要です。

目安年収

求人ボックス給料ナビによると、正社員のアプリケーションエンジニアの平均年収は559万円です。

フリーランスの収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、100万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は19万~50万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円が相場など、幅広くなっています。

年収は週5日稼働した場合1,000万円を超えることもあります。

案件名【Objective-C/Github】iOSアプリ開発におけるエンジニアの案件・求人
案件単価〜1,000,000円/月
勤務地基本リモート一部出社
スキルOS HIG,Objective-C/Swift,github
職種・ポジションiOSエンジニア、アプリケーションエンジニア

3.Web系エンジニア

Webサイトやスマホサイトの開発において、機能の開発やITシステム・アプリケーションなどに携わります。ECサイトのネットショッピングやオンラインゲームなど、ユーザーにとって身近なWebシステムを設計・開発します。

特徴・必要スキル

Web上で見られるサイトを開発するため、インターネットに関する知識は最低限必要です。Webの開発で必要となる言語(HTML、CSS、Ruby、JavaScript)を使ったプログラミングについては熟知していなくてはなりません。

サーバーやデータベースなどのインフラに関する知識が豊富だと、仕事の幅を広げられます。

目安年収

求人ボックス給料ナビによると、正社員のWebエンジニアの平均年収は508万円です。

稼働日数が5日の場合、80万~100万円が相場のようです。また、稼働日数が週2日の場合は20万~70万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円など、かなり報酬的に幅広く見つけられるようです。

フルで働いた場合900万~1,000万円も可能です。

案件名【PHP/AWS】医療系WEBサービス開発におけるエンジニアの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルPHP,AWS
職種・ポジションシステムエンジニア,バックエンドエンジニア

4.保守運用系エンジニア

ネットワークや通信インフラなど、企業のさまざまなシステム、ソフトウェアの保守や運用をするエンジニアです。

保守とはシステムに問題が起きた時に対応をする仕事です。一方、運用とはシステムが順調に作動するように支える仕事です。

特徴・必要スキル

システムやソフトの保守や運用をするため、サーバーやネットワークなどITシステム全般に対する知識を必要とします。クライアント独自のシステムに柔軟に対応することが求められます。また、問題解決を迅速かつ正確に行わなくてはいけないため、高い判断力も必要とされます。

目安年収

求人ボックス給料ナビによると、正社員の保守運用系エンジニアの平均年収は496万円です。

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、70万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は30万~40万円が多く、週3~4日の案件では30万~70万円が相場となっていました。年収は800万円前後を目指すことも可能です。

案件名【AWS】サイト改善におけるインフラエンジニアの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地基本リモート一部出社
スキルAWSを用いたドメイン設計、コミュニケーション力
職種・ポジションインフラエンジニア

5.クラウド系エンジニア

クラウドインフラの設計や構築・運用をするエンジニアです。2000年代半ば以降、オンプレミスからクラウドへと移行する企業が増えるなか、クラウドエンジニアの需要は高まっています。クラウド上でのインフラ構築が主な仕事となります。

特徴・必要スキル

クラウド系エンジニアは、Linux(OS)やOSとアプリケーションの間に存在するミドルウェアなどへの知識が必要となります。

また、クラウドを提供している各社のツールやSDK(ソフトウェア開発キット)への習熟が求められます。

目安年収

求人ボックス給料ナビによると、正社員のクラウド系エンジニアの平均年収は458万円です。

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、100万円前後が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は30万~40万円が多く、週3~4日の案件では40万~100万円と幅広くあります。

週5日フル稼働で働いた場合1,000万円を超えることも可能です。

案件名【Go/GoogleCloudPlatform】エンタメ新規サービス開発バックエンドの案件・求人
案件単価〜900,000円/月
勤務地リモート
スキルGo,Google Cloud Platform
職種・ポジションバックエンドエンジニア

6.ITコンサルタント

企業などに対してITのコンサルタントを行う仕事です。最近はデジタル化によりビジネスモデルや社内組織を変革させるデジタルトランスフォーメーション(DX)を考える企業が多く、目標達成に向けた提案を行うITコンサルタントの役割も大きくなっています。

特徴・必要スキル

企業の利益を考え提案を行うため、ユーザーやクライアントの視点を理解することが大切です。

クライアントの話す問題を引き出すための傾聴力、クライアントの業界への理解力、コンサルティングをするための裏付けとなる情報の収集力、課題解決に向けた論理的思考力が必要です。

目安年収

求人ボックス給料ナビによると、正社員のITコンサルタントの平均年収は647万円です。

収入の目安としては、稼働日数が5日の場合、90万~100万円という案件が多く見られました。また、稼働日数が週2日の場合は40万~70万円程度ですが、90万円という案件もあり、高収入であることが分かります。週3~4日の案件では50万~70万円です。週1日稼働で9万円という案件もありました。

年収1,000万円を超える案件もあり、高収入が見込めます。

案件名【コンサルタント】社内システムの刷新PJをリードしていただけるITコンサルタント募集!
案件単価〜800,000円/月
勤務地リモート
スキル法人コンサルティング,開発仕様策定/要件定義
職種・ポジションコンサルタント

弊社ではこの他にも多数の在宅可能案件をご紹介しています。現役フリーランスエンジニアの方、これから独立を考えているエンジニアの方はぜひお気軽にご相談ください。フルリモート可能案件、週2日からの案件などあなたの理想に合った案件の紹介が可能です。

未経験から在宅エンジニアになるには?具体的なステップ

未経験から在宅エンジニアになるには、どうすればよいのでしょうか。ここでは、具体的なステップを解説します。

1.職種を決める

在宅エンジニアには複数の職種があるため、まずはどの職種を目指すか決めましょう。前述の通り、職種によっては在宅で働きづらい可能性もあります。

SE、Webエンジニア、クラウドエンジニアなどは、在宅で働きやすいエンジニアの職種です。将来性や長期的なキャリアなども考慮した上で、職種を検討すると良いでしょう。

2.必要スキルを磨く

在宅エンジニアになるには、プログラミング言語をはじめとする専門的なスキルが必要です。プロのエンジニアに求められるスキルを磨き、しっかり身につけましょう。独学も可能ですが、スクールを活用するとスムーズにスキルを獲得できる可能性が高くなります。

フリーランスを目指せるおすすめスクール21選【職種・スキル別】

3.在宅勤務可能な会社に転職する

エンジニアに必要なスキルを一通り身につけたら、在宅勤務を認めている会社への転職を目指しましょう。フリーランスや起業を目標にしている場合も、まずは会社員のエンジニアとして経験を積む必要があります。

4.副業・フリーランスへの転向も検討する

転職に成功して正社員の在宅エンジニアになり、そのまま働くのも1つの方法です。ただし、年収アップを目指すなら、副業やフリーランスへの転向も検討しましょう。

フリーランスエージェントのITプロパートナーズは、週3日の案件やリモート案件が豊富です。エンド直の案件が9割で高単価を多く扱っています。柔軟な働き方に対応できる案件が多いため、案件探しのためにぜひ活用してください。

在宅エンジニアにおすすめのプログラミング言語

在宅エンジニアには、以下のプログラミング言語がおすすめです。

  • PHP
  • Ruby
  • Python
  • JavaSript

強みや用途に違いがあるため、それぞれ解説します。

PHP

PHPはポピュラーなオープンソースの汎用スクリプト言語です。WordPressなどのWebアプリケーションにもよく使われます。仕様や文法がシンプルなため、初心者でも習得しやすいとされています。

PHPが生成するのは動的なWebページです。動的Webページは状況に応じて表示内容が変わるため、ユーザーが常に最新の情報を入手することを可能とします。

PHPの副業は稼げる?開発案件の種類や必要なレベルを徹底調査!

PHPでリモートワークするには?案件の取り方や単価相場を紹介

Ruby

アプリケーションソフトウェアを制作するためのオブジェクト指向スクリプト言語です。コードの記述が少ないうえに分かりやすいので初心者でも覚えやすいのが特徴です。

日本で開発され、Webサイトやショッピングサイト、SNSなどの開発・制作などに幅広く使われています。国際標準化機構(ISO)と国際電気標準会議(IEC)の国際規格として認められています。

Rubyでリモートワークするには?案件の単価相場や注意点

Python

AI(人工知能)開発で広く使われている言語です。もともとは分散オペレーティングシステム「Amoeba」を管理するのが目的で生まれました。

覚えるべき構文が少なくシンプルであるため、初心者でも扱いやすい言語です。また1桁で多くの処理を記述可能となっています。Webサイト作成に関するフレームワークが豊富で、近年普及しています。

Pythonはリモートワークに向いている?案件例や報酬相場も紹介

JavaSript

クライアント側で使われるスクリプト言語です。Webページの書き換えや、フォームに入力された内容のチェックなどに使用されます。

インタラクティブな地図やグラフィックアニメーション、ビデオジュークボックスのスクロールなど、Webページにさまざまな機能を与えることが可能となります。

在宅プログラマーになるには?年収・仕事内容・未経験から目指す方法

在宅エンジニアに必要な環境・物

在宅エンジニアになるには、仕事に必要な環境や物を自宅に用意する必要があります。以下で具体的に解説します。

PC・インターネット環境

在宅エンジニアは自宅で作業を進めるため、パソコンが必要です。また、オンラインでメンバーとやり取りしながら作業するので、インターネット環境も必ず用意しましょう。パソコンやインターネット環境に問題があると在宅で仕事ができません。安定的に作業できるよう、準備を整える必要があります。

コミュニケーションツール

在宅でエンジニアの仕事を進めるうえでは、コミュニケーションツールも必須です。メンバーと直接会ってやり取りできないため、チャットツールやオンライン会議システムなどを使用して必要な連絡を取ります。コミュニケーションツールにもさまざまな種類があるので、メンバー同士で共通のツールを導入しましょう。

クラウドサービス

クラウドサービスは、インターネット上にファイルやデータを保存できるサービスです。在宅で働きながら他のメンバーと資料を共有するために役に立ちます。いちいちメールに添付してやり取りするよりも効率的です。便利なファイル共有サービスが多くあるため、有効活用しましょう。

在宅エンジニアとして働く際のポイント

在宅エンジニアとして働くうえでは、意識したいことがあります。ここでは、具体的に何に気をつければよいかポイントを解説します。

積極的なコミュニケーションを心がける

在宅で働いていると相手の顔が見えないため、積極的なコミュニケーションが必要です。コミュニケーションツールを活用し、こまめにやり取りしましょう。特に仕事の進捗はなるべく詳しく伝えることが大切です。コミュニケーションがうまくいかないと業務やプロジェクト全体にも悪影響を及ぼす可能性があるため、注意が必要です。

仕事とプライベートの区切りをはっきりさせる

在宅エンジニアとして自宅で働いていると、仕事とプライベートの差が曖昧になりやすいです。仕事に集中するためにもメリハリをつけて働きましょう。特にフリーランスは仕事を優先してプライベートを確保しにくくなるケースも多いため、意識的に区切りをつけることが大切です。

快適な仕事環境を整える

自宅で仕事に集中するには、快適な仕事環境の整備も重要です。たとえば、自分に合うデスクやチェアなどを選びましょう。在宅エンジニアは長時間座って作業する場合も多く、仕事環境に問題があると集中力が切れたり体調に問題が生じたりする原因になります。快適な仕事環境を整え、パフォーマンスをしっかり発揮できるようにする必要があります。
 

まとめ

エンジニアは在宅ワークがしやすい職業であり、自宅でできる仕事の案件も増加傾向にあります。幅広く言語やITに関する知識を持っていれば、よりレベルの高い仕事を任せてもらえる可能性もあります。

仕事の獲得にはフリーランス向けのエージェントやクラウドソーシングを利用するのもおすすめです。

IT起業家やフリーランスの自立を支えるエージェント「ITプロパートナーズ」であれば、幅広い案件のなかから稼働日数や仕事内容、想定月収額など重視するポイントで探すことが可能です。

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
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