バナー作成の副業で稼ぐには?初心者が始める手順や収入目安を解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

副業でバナー作成に取り組みたいと考えている人もいるでしょう。バナー作成は、初心者でも始めやすい副業です。仕事を探す方法も複数あるため、努力次第でまとまった収入を得られる可能性があります。

ただし、バナー作成の副業に取り組むためには、スキルも必要です。この記事では、バナー作成に必要なスキルや案件を獲得するまでの流れについて解説します。収入をアップさせるためのコツも紹介するため、ぜひ参考にしてください。

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目次

未経験の初心者でもバナー作成の副業ができる理由とは

初心者でもバナー作成で副業ができるのはなぜでしょうか。バナー作成には、初心者でも取り組みやすい理由がそろっています。ここでは、具体的な理由について確認しましょう。

バナー作成の需要は高いため

バナー作成に対する需要は現時点でも高く、今後はさらにニーズが強まっていく可能性が高いです。特に、SNSやYouTubeが一般に普及し、個人からのバナー作成の依頼も増加傾向にあります。

電通が公表している「2022年 日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析」によれば、2022年の全体の広告費は前年比で104.4%(金額では7兆1,021億円)と、引き続きの伸びを示しました。コロナ禍の影響が緩和してから、回復傾向は堅調だといえます。とりわけインターネット広告費の伸びは前年比114.3%(金額では3兆912億円)と、突出していました。

インターネット広告費は年を追うごとに増加しているため、バナー作成の案件は今後も増加の一途をたどるものと考えられます。バナー作成は案件が多く、YouTubeや記事コンテンツのサムネイル作成にも活用できるなど汎用性が高いスキルです。初心者でも勉強を重ねれば、将来的に高単価な案件を獲得できる可能性があります。

スキル習得が比較的簡単であるため

バナー作成にはスキルが必要ですが、スキル習得の難易度はそれほど高くありません。スキルを学習する環境が整っているため、スキルを身につけたいと思えばスムーズに勉強できます。

例えば、初心者がバナー作成を学べるスクールも人気です。短期間で実践に役立つスキルを学べるようにカリキュラムが組まれているので、効率的にスキルを習得できます。また、バナー作成に活用できる専用ソフトも複数あり、使い方を覚えれば依頼にあわせて幅広いデザインが可能です。なかには無料で利用できる専用ソフトもあります。

在宅ワークで継続しやすいため

副業向けのバナー作成の案件は、在宅ワークで取り組めるものが多いです。企業に出向いて作業する必要がないため、依頼に沿ってバナーを作成して提出するだけで報酬を得られます。働く場所に制限がないだけでなく、働く時間も自由に決めて問題ありません。例えば、本業の仕事を終えた後の時間を使って副業に取り組んでいる人もいます。

在宅ワークで取り組める副業は、自分のペースで続けられるのがメリットです。初心者でも自分のスキルにあわせて案件をこなせるため、無理なく副業に取り組めます。本業が忙しい時は副業をセーブすることも可能です。

バナー作成は稼げない?副業の収入目安・単価相場

「バナー作成は稼げない」という声もありますが、バナー作成の副業案件の単価や収入目安は何円程度なのでしょうか。

副業でも参加できるバナー作成案件の場合、1点につき1,300〜2,500円が目安です。ただし、案件の規模や内容、またスキル・経験によって大きく増えることもあります。例えば、「エンドクライアントが大手で予算規模が大きい」「バナー広告の遷移先となるLP制作やWebサイトデザインも含む」など、Webデザイナーとしての高度なスキルが求められる案件では、月額20万円になることもあるのです。

バナー作成の副業案件で収入を増やすには、継続して案件を獲得することが欠かせません。単発ではなく長期の案件を契約できれば、収入を安定させやすくなります。収入アップには、案件探しのコツを把握することが重要です。

バナー作成副業の案件・単価例

バナー作成の副業収入は、先述の通り多くの場合、1点につき1,300〜2,500円程度で、比較的低単価です。ここでは、案件例と単価相場をいくつか紹介します。

ブログのバナー作成の案件・単価例

さまざまな個人や企業が独自のブログを開設しており、ブログに掲載するためのバナー作成の依頼も多く見受けられます。例えば、バナーに記載する文字、サイズ、デザインのイメージが提示され、それにあわせてバナーを作成する案件があります。

コンペ形式でデザインが募集されており、報酬は2,200円です。初心者歓迎の案件もあれば、ポートフォリオの提出を求められる案件もあります。

広告バナー作成の案件・単価例

広告バナーの作成についての募集もあります。Google広告やFacebook広告へ出稿するためのバナーであり、広告バナーの制作経験がある人が対象です。そのため、応募時には、自分のスキルの証明になる過去の制作物を提示する必要があります。

以下のように、サイズや種類などが示されており、デザインのイメージは契約後に詳しく共有されることになっています。

報酬は1枚1,000円です。案件によっては、広告として高い効果が出れば継続で依頼される可能性があり、安定的な収入確保につながる可能性があります。

既存サイトのバナー修正の案件・単価例

既存サイトの複数のバナー作成や修正に対応する案件もあります。複数の作業が発生するため、時間単価制となっています。バナー作成にある程度慣れており、スムーズに業務をこなせる人に向いている案件です。

時給は1,000〜2,000円となっています。また、案件に採用されるには、PhotoshopやIllustratorが両方使えることが条件です。

YouTube動画のサムネイルや広告バナーの案件・単価例

近年急激に伸びているのが、YouTube向けのバナーやサムネイル画像を作成する案件です。

報酬は1枚あたり500円~1,500円までとなっています。通常のバナー作成と類似のスキルセットがあれば、こうしたYouTube向けサムネイル制作の案件も受注可能です。

バナー作成の副業に必要なスキル

バナー作成を請け負うのに必要なスキルは、どのようなケースでも求められる「必須スキル」と、身につけることで何かとプラスになる「周辺スキル」に分けられます。それぞれのスキルについて解説します。

必須スキル

まずは、必ず身につけておくべきバナー作成の必須スキルをチェックしておきましょう。

クライアント指定のツールを扱うスキル

バナー作成が可能なグラフィックソフトなど、クライアントが指定するツールを扱えるスキルがなければ、そもそも仕事を請け負うことができません。指定されることが多いツールは次の通りです。

操作方法はツールによって異なるため、実際に案件を受注する前に使い方をマスターしておきましょう。バナー作成では、クライアントから送られてきたファイルを開いたり、すでにあるファイルを編集したりすることもあるため、ケースに応じてツールを使い分ける必要もあります。

各ツールについて詳しくは「バナー作成の副業で必要になることが多いツール」で解説します。

デザインスキル

クライアントの要望に応じて見栄えのするバナーを作成するには、デザインスキルが必要です。テキストや画像を配置したうえで見やすくしたり、重要なポイントを目立たせたりするコツなどを知らなければ、効果的なバナーを作成することはできません。

デザインスキルが求められる以上、未経験でバナー作成の副業案件を獲得するのは難しいでしょう。仕事を得るには、作品の見本をまとめたポートフォリオや過去の制作実績などでデザインスキルを証明する必要があります。

あると尚良い周辺スキル

ここではバナー作成には必須ではないものの、習得することで仕事の幅が広がる周辺スキルについて解説します。

Webサイト制作・LPデザインのスキル

バナーはWebサイトやブログなどで使われるパーツの1つです。Webサイト制作に関するスキルを身につけることで、バナー作成を含めたWeb制作系の案件を受けられるようになります。

案件の一例が、広告バナーをクリックした際に表示される「ランディングページ(LP)」の制作です。クライアントが、デザインに統一感を持たせる目的で広告バナーとLPをセットで発注してくれれば、より多くの報酬が得られるでしょう。

LP制作を請け負う場合、WebデザインやHTMLやCSSの知識、Webライティング、広告運用などのスキルが必要です。これらのスキルを磨けば、いずれWeb制作も受注できるようになり、さらに仕事の幅が広がります。

また、WordPressなどのCMSが扱うスキルやコーディングスキルがあれば、バナーを作成と合わせてWebサイト上にバナーを反映させる作業も含めて対応可能になるため、より高単価な案件獲得も可能です。

Web制作の副業に関しては、こちらの記事でも解説しています。

Web制作の副業は稼げる?案件の取り方や必要スキル、単価相場を解説

広告運用・マーケティングのスキル

広告用のバナー作成と関係が深い仕事に、Web広告の運用やWebマーケティングがあります。

バナーはそもそも集客に使われるものです。もし「なかなかクリックされない」「LPに飛んでも早期に離脱されてしまう」といった問題が出てきた場合、デザインを変更したりキャッチを書き換えたりして運用する必要があります。

バナーのクリエイティブは重要なものですが、広告やマーケティングはバナーだけでは成り立ちません。バナー作成のみならず、より高い成果を上げるための運用やマーケティングまで担当できれば、単価の高い案件が見つかりやすいでしょう。

Webマーケティングの副業に関しては、こちらの記事も合わせてご覧ください。

Webマーケティング副業の始め方は?未経験から稼ぐ方法と収入目安

ディレクションのスキル

進行管理や品質管理などを担うディレクションの経験があれば、クリエイティブディレクター向きの副業案件も獲得できます。

Web広告やLP、Webサイトなどを駆使して集客や売上へとつなげるには、全体の舵を取るディレクターの存在が不可欠です。ディレクターにはコミュニケーションスキルや予期せぬトラブルへの対応能力なども必要で、基本的には実務経験も求められます。ビジネスとしての結果を出せるディレクションスキルがあれば、高収入を狙うことも不可能ではありません。

バナー作成の副業で必要になることが多いツール

バナーはPCで操作するツールを使って作成します。バナー作成の案件をこなすのに役立つ主なツールについて解説します。

Photoshop

Photoshopは業界標準の画像加工・編集ソフトです。写真の明るさや色彩などの調整、画像の切り抜き、背景の削除、他のイラストや写真との合成など、幅広い機能を有しています。単なる写真や画像の編集に加え、写真や画像と文字を組み合わせたデザイン、イラストの作成など、いろいろな方面に活用できます。

Photoshopでできる副業11選!未経験から稼ぐ方法や案件の取り方も紹介

Illustrator

Illustratorはプロも愛用するデザインツールです。線と画像を組み合わせたイラストの作成や、テキストとデザインを組み合わせたレイアウトの作成などが可能です。イラストやロゴの作成からバナー、ポスター、チラシの制作、Webページ制作まで、幅広いニーズに対応しています。

Illustratorを使った副業11選!案件例や在宅・未経験から始める方法

Figma

FigmaはWebサイトのワイヤーフレームやWeb上で使用するグラフィック、プレゼン資料の作成などに使われるツールです。操作が分かりやすくデータの共有がしやすいことから、デザインの現場で広く使用されています。PhotoshopやIllustratorとは異なり、ブラウザ上で使えることも大きいでしょう。

バナー作成などのデザイナー向け副業でも使われることが多く、Web関連の仕事をするのであればぜひ習得しておきたいツールです。

初心者がバナー作成の副業で案件を獲得するまでの流れ

初心者が副業としてバナー作成の案件を獲得するには、次の流れを意識しましょう。

  1. バナー作成の環境を整える
  2. 必要スキルを習得する
  3. 実際にバナーを作成してみる
  4. 案件を受注する

具体的な手順について解説します。

1.バナー作成の環境を整える

バナー作成のために必要なスキルが全くない状態から副業を始めたいなら、まずはバナー作成に適した作業環境を整えることから始めましょう。主に以下の条件を満たす必要があります。

項目詳細
高速のインターネット回線・ダウンロード速度:50Mbps以上
・アップロード速度:10Mbps以上
作業用PC・OS: WindowsまたはMac
・メモリ: 16GB以上
・CPU: Intel Core i5かRyzen7以上
・ストレージ: SSDの152GB以上
デザイン用ソフトウェア・IllustratorやPhotoshop

この他デザイン用ソフトウェアには、CanvaやPixlr Editorなど、バナー作成に適した無料のソフトも多く出ています。ZoomやGoogle meetsといったツールを使用しての打ち合わせをする場合、安定したインターネット回線が求められます。まずは最低限このような環境を整えておきましょう。

2.必要スキルを習得する

次に必要なのがスキルの習得です。バナー作成に必要なスキルは、主に以下の方法で身につけられます。

  • 書籍
  • デザイン学習サイト
  • Webデザインスクール

それぞれかかる時間や費用が異なるため、自分に合った方法を見つけましょう。

書籍

デザインの基本やソフトウェアに関する書籍が多数出版されています。書籍を用いた学習は最も手っ取り早く、費用も安く抑えられるうえに、自分のペースで勉強できるのがメリットです。

ただし、不明点があっても周囲に相談できる人がおらず、自己管理を怠ると学習の進捗が滞るなどのデメリットもあり、挫折するケースも少なくありません。書籍に記載されている内容以外のスキルが必要になる場合もあるため、どのように補完するかが問題となりがちです。

また、バナー作成をするにあたっては、特にバナーデザインを学ぶことはとても重要になります。バナーデザインを学ぶのにおすすめの書籍は、「思わずクリックしたくなる バナーデザインのきほん」や「なるほどデザイン 目で見て楽しむ新しいデザインの本」です。

デザイン学習サイト

インターネット上には、デザインの勉強に利用できる学習サイトも多数公開されています。無料の学習サイトもあり、実質的にゼロコストでスキルを習得できるのは大きなメリットです。参考用のバナーの見本が集まったサイトもあるなど、利用価値の高いサイトが多数あります。

ただし、書籍を使った学習と同様、自分のペースで学習する以上、自己管理が徹底していないと進捗が遅れて挫折する可能性もあります。

学習サイトでおすすめなのが、幅広いスキルを動画で学べる「Udemy」です。デザインやコーディングなど好きなコースを1本から受講でき、ピンポイントで学べるため無駄がありません。1からスキルを身につけたい時だけでなく、足りないスキルを補うのにも役立ちます。

Webデザインスクール

自分には独学が不向きと考える人には、Webデザインが学べるスクールがおすすめです。専門的な知識をもつ講師からスキルを学べるため、初めてでもスムーズに学習を進められるでしょう。

受講形式は、チャットやビデオツールを使用するオンラインでの受講、講師から直接説明を受けて質疑応答ができる対面での受講、あるいは両方の併用と、スクールによって異なります。どの形式が自分のニーズや好みに適しているか、しっかり検討する必要があります。

スクールの受講は独学と比べて高額な費用がかかるものの、不明点があればすぐに質問でき、学習進捗も管理しやすいため、途中で挫折するリスクも軽減できます。スクールによっては就職支援や案件獲得支援を提供してくれるところもあります。

効率よくWeb関連のスキルを身につけたい人には、「インターネット・アカデミー」がおすすめです。WebデザイナーやWebエンジニアになりたい人向けの多彩なコースがあり、Webに関するあらゆるスキルを学べます。

3.実際にバナーを作成してみる

デザインの基本を理解していれば、初心者でも簡単なバナーを作れます。架空のテーマを設定し、それにあわせてバナーを作成してみてください。

バナー作成の案件に応募する場合、ポートフォリオの提示を求められるケースが多いです。ポートフォリオが充実していれば、案件を請け負うのが初めてでもスキルを認めてもらえる可能性が高まり、案件をスムーズに受注できるようになるでしょう。

副業案件でバナー作成を請け負う場合は、あくまでクライアント側の目的やターゲットに合わせたデザインに仕上げる必要があります。自分が作りたいものよりも、例えば売上向上や問い合わせの増加など、クライアントの意図に沿った、よりビジネスにプラスの効果をもたらすバナーを作成するのが第一です。どうすればその目的を達成できるかを念頭に置きながら、バナー作成を進めましょう。

4.案件を受注する

バナー作成のスキルを身につけてポートフォリオも充実してきたら、実際に副業として取り組める案件を探しましょう。クラウドソーシングサイトで案件を検索すると、さまざまなバナー作成の案件が見つかります。クラウドソーシングサイトには初心者向けの案件も豊富にあるため、初めて応募する場合も最適な案件を見つけやすいです。

案件を受注できたら、提示されているバナーの目的や広告のターゲットを正確に把握したうえでバナー作成を開始しましょう。意図を理解できていないと要望に沿ったバナーを作成できない恐れがあるため、事前によく確認することが大切です。

バナー作成の副業案件の探し方

バナー作成の副業案件は、さまざまな方法で獲得できます。

  • クラウドソーシングサイトを活用する
  • エージェントに登録する
  • ブログ・SNSから依頼を受ける
  • 知人・友人から仕事を紹介してもらう
  • 営業活動を行う
  • スクールのサポートを活用する

ここでは、それぞれの仕事獲得方法について解説します。

クラウドソーシングサイトを活用する

クラウドソーシングサイトは、仕事を依頼したい人と受注したい人を結びつけるプラットフォームです。さまざまな種類の仕事の募集があり、バナー作成の案件もたくさん見つかります。初心者向けの案件も豊富なため、まずはクラウドソーシングサイトでバナー作成の案件を検索してみましょう。

代表的なクラウドソーシングサイトとしては、例えば以下のものがあります。

ランサーズやクラウドワークスではさまざまな仕事の募集が出されているため、気になるものを選んで応募してみてください。必ず受注できるとは限らないので、対応できそうな案件があれば積極的に応募することが大切です。

一方、ココナラは自分のスキルを出品できるスキルシェアサービスで、こちらもクラウドソーシングの一種になります。バナー作成のスキルを出品すれば、バナー作成を依頼したい相手が購入してくれます。

エージェントに登録する

エージェントとは、仕事を請けたい個人と仕事を発注したい企業とを仲介するサービスです。登録しておくと、自分のスキルや希望に合った案件を紹介してもらえます。仕事を得るために自分で営業をする必要がないことが大きなメリットだといえるでしょう。

エージェントには副業向けやフリーランス向けなどさまざまな種類があり、エージェントごとに特色や強みが異なります。登録する際は、自分のやりたい仕事やスキルにマッチするエージェントを選ぶことが大切です。

デザイナーにおすすめのエージェントはこちらの記事で紹介しています。

デザイナーにおすすめのフリーランスエージェント8選【比較表付き】

ブログ・SNSから依頼を受ける

バナー作成の仕事を自ら探すのも1つの方法です。例えば、ブログを作ったりSNSのアカウントを作ったりし、バナー作成に対応できることをアピールしましょう。ある程度ブログやSNSのアカウントが知られるようになると、そこからバナー作成の依頼が入るようになります。スムーズにバナー作成の依頼を受けるためには、自分のスキルの証明となるポートフォリオをきちんと整備しておくことが大切です。

知人・友人から仕事を紹介してもらう

バナー作成の仕事は、知人や友人から紹介してもらえる場合もあります。特に、広告やインターネットに関わりをもっている知人や友人がいれば、バナー作成の案件を紹介してもらえる可能性が高いです。

もともとよく知る相手から仕事を紹介してもらえる場合、ブログやSNSから案件を受注するよりも安心感があります。仕事を依頼する相手も知人や友人を介してスキルを確認できるため、スムーズに仕事を発注できるというメリットがあります。条件の良いバナー作成の案件を獲得するには、人脈を広げることも重要です。

営業活動を行う

より条件の良いバナー作成の案件を受注したいと考えるなら、営業活動を行う方法もあります。バナー作成の依頼をしてくれそうな企業や個人に対し、自らのスキルや実績を売り込む方法です。例えば、問い合わせ先からメールで連絡すると、興味をもった相手が返信してくれる可能性があります。必ず返信があるとは限らないため、継続的に営業活動を進めることが大切です。

スクールのサポートを活用する

スクールに通ってバナー作成のスキルを身につける場合、案件を獲得するためのサポートを受けられる可能性があります。単にスキルを習得できるだけでなく、案件の獲得についても支援してもらえます。

なかには、スキルを身につけても、本当に仕事を獲得できるか不安な人もいるでしょう。依頼者とのやり取りも発生するため、慣れていないと適切な対応ができない恐れもあります。

そのような懸念があっても、スクールのサポートを受ければスムーズに案件の獲得を目指すことが可能です。着実にスキルを身につけて案件を獲得したいなら、スクールのサポートも上手に活用しましょう。

バナー作成の副業で収入アップするためのポイント

バナー作成の副業で収入を上げるためには、どうすればよいのでしょうか。収入アップには4つのコツがあります。

  • 仕事の幅を広げる
  • 単価アップを目指す
  • 作業スピードを上げる
  • 継続案件を獲得する

ここでは、バナー作成の副業で収入アップを目指すコツを解説します。

仕事の幅を広げる

バナー作成のみで収入をアップさせるのではなく、仕事の幅を広げることも大切です。バナー作成の仕事をスムーズにこなせるようになってきたら、周辺スキルも磨いて他の仕事にも挑戦しましょう。

「バナー作成の副業に役立つ周辺スキル」で紹介した広告運用やマーケティング、ディレクションといったスキルは、Web業界で仕事をするうえで役に立つものばかりです。受注可能な案件の幅が広がれば、おのずと収入アップにもつながります。少しずつ実績を積んで、できることを増やしていきましょう。

単価アップを目指す

バナー作成で効率的にまとまった収入を得るためには、1つの案件で獲得できる報酬を上げることも重要です。単価アップを目指すには、依頼者と信頼関係を構築する必要があります。最初は単価がそれほど高くなくても、何度か仕事を受注しながら信頼関係を構築できた場合、単価を上げてもらえる可能性があります。信頼関係ができてきたところで交渉すると、単価アップも実現しやすいです。

作業スピードを上げる

バナー作成の報酬は、成果物を提出することで発生します。収入を上げるためには、効率的に作業してたくさんの案件をこなすことも大切です。作業のスピードがアップすれば、同じ時間作業してもその分だけ得られる報酬が多くなります。

1本のバナーを作るのに要する時間の目安は、30分から1時間程度です。慣れないうちはまず、この時間を目安に作り終わることを目標に作業を進めるようにしましょう。

作業スピードを上げるための手っ取り早い方法は、各ツールの使い方を熟知することです。自分が使いやすいように設定を行い、ショートカットやアクションを使いこなせば、大幅に作業時間を短縮できます。作業スピードを上げるには慣れも必要なので、たくさん案件をこなしながら時間も意識して作業しましょう。

さらにデザイン案や素材をストックすることも、スピードアップにつながります。自分なりにやりやすい方法を見つけてノウハウを積めば、さらなる効率化が可能です。

継続案件を獲得する

継続案件を獲得すれば、定期的に同じ依頼主から案件を獲得できるため営業の手間が減り、収入もより安定化します。基本的に同じ作業の繰り返しなので、慣れればスピードアップも可能です。

継続案件を獲得するには、クライアントのニーズを的確に把握して反映できるようになる必要があります。クライアントとこまめに連絡を取りながら着実に結果を出せれば、信頼できる制作者としての評価が高まります。

まとめ

バナー作成は、初心者でも比較的収入を得やすい副業です。基本的なスキルを身につけたら、実際にバナーを作成してみましょう。いくつかバナーを作れば、案件に応募する際にそれを実績としてアピールできます。案件をこなしていくとスキルがさらに増え、より高単価な案件を獲得できる可能性も高くなっていきます。

バナー作成やWebデザインで単価の高い案件を探すには、Webデザイナー向けの副業エージェントの利用がおすすめです。IT/Web分野に特化したエージェントのITプロパートナーズでは、Web関連のフリーランス・副業案件を数多く取り扱っています。案件情報をご覧のうえご利用を検討してみてはいかがでしょうか。

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