こんにちは、ITプロマガジンです。
Webマーケティング職に興味があるものの「やめておいたほうがいい」という声を聞いて不安になっている方も多いのではないでしょうか?
確かにWebマーケティングの仕事には、大変な部分もあります。転職・就職後に「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、Webマーケティングという仕事の実態を知っておくのは大切です。
そこで今回の記事では、「Webマーケティング職はやめとけ」と言われる理由を解説します。また、どんな人がwebマーケターに向いているのか?や、Webマーケティング業界の実態や働くメリットも解説します。これからWebマーケティング業界に転身しようか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。
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目次
Webマーケティング職はやめとけと言われる6つの理由
「Webマーケティング職はやめておいたほうが良い」と言われる背景には、Webマーケティング業界の厳しさがあります。どのような仕事にもやりがいと苦労があるものですが、Webマーケティングの仕事にはどういった大変さがあるのか、以下で見ていきましょう。
1.技術進歩の速度が速く変化が激しい
Webマーケティングの世界の大きな特徴は、環境の変化が激しいことです。
Web業界では技術が進歩する速度が速く、新しいサービスも次々リリースされます。Webマーケターはその変化にしっかりついていかなければ成果を出すことができません。
訴求に使うメディアや世の中のトレンドが変われば、効果的なマーケティング手法も変わります。例えばSNSひとつとっても、TikTokやClubhouseのような比較的新しいサービスの流行にすばやく対応し、うまく使いこなすマーケターが成果を出すでしょう。
トレンドの波にうまく乗れる人にとっては刺激的な仕事ですが、そうでない人にとっては非常に大変な仕事です。
2.会社員だと給料が安い
Webマーケティングの仕事は大変な割に、給料が安い傾向にあるのも「やめとけ」と言われる理由のひとつです。Webマーケティングの仕事が好きで、大きなやりがいを感じられる人でなければ、続けるのが難しいかもしれません。
ただしこれは会社員として働く場合の話で、スキルと経験を身につけてフリーランスとして独立すれば、収入面の改善が見込めます。
具体的な収入額については、「働き方別Webマーケティング職の年収事情」で詳しく解説します。
3.意外と泥臭い作業が多い
Web業界には華々しいイメージがあるかもしれませんが、実際はWebマーケティングの仕事はとても泥臭いものです。
Webマーケティングの最終目標は売上向上ですが、最初に実施した施策で目標を達成できることはそれほど多くありません。施策の結果を検証し、課題を見つけてマーケティング方法を細かく修正し、またその結果を検証して次の改善につなげる……という地道な作業の繰り返しがWebマーケターの仕事です。
こういった泥臭い仕事が苦手な人は、「Webマーケターになるなんてやめとけ」と言いたくなってしまうかもしれません。
4.常に数字の成果を求められる
Webマーケティングでは、施策の成果が数字ではっきり現れます。
例えば、テレビやラジオのCMを作る場合であれば、「CMの効果で商品を買った人がどれだけいるか」を正確に測定することは困難です。しかしWebマーケティングの場合、WebサイトやSNS投稿など各チャネルからどれだけの売上が発生したかが簡単にわかります。
そのため、しっかり成果を出し続けなければマーケターとしての手腕を認めてもらえません。この部分にやりがいを感じる人も多いですが、「そんな仕事は厳しすぎる」と感じる人も少なくないでしょう。
5.求められるスキルが高い
Webマーケターには、高いスキルが求められます。マーケティング全般に関する知見はもちろん、ITスキル、プロジェクト管理スキル、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションスキルも必要なのがWebマーケターという職業です。
マルチスキルが必要であるうえに、専門性も求められます。データ分析が重要な仕事なので、数字を扱う能力が必須です。さまざまなWebメディアに精通している必要もあります。
ハイレベルなスキルを要求される大変さから、「Webマーケティング職はやめとけ」と言いたくなる人もいるでしょう。
6.残業が多い
働き方改革で多少改善された部分もありますが、Webマーケティング業界では残業が珍しくありません。「定時になったから、今日のタスクが終わっていないけれど帰る」というのはなかなか難しい環境です。
絶対に残業をしたくないという人にとって、Webマーケティング業界は避けたい業界になると思われます。
Webマーケティング職に向いている人・向いていない人の特徴
Webマーケティング職には大変な部分がたくさんありますが、そのなかには人によって大きなやりがいとなるものもあります。
そこで、どういった人がやりがいを持ってWebマーケティングに取り組めるのか、逆にどういった人はWebマーケティング職に向いていないのかを挙げてみました。
Webマーケティング職に向いている人の特徴
- 数字でのデータ分析が得意な人
- 論理的思考力がある人
- 常に新しい情報をキャッチできる人
- 変化を楽しめる人
- 目に見える結果で評価されたい人
Webマーケティングの仕事では、数字を使ってロジカルにデータを分析する力が求められます。Web業界は変化がはやいため、新しい情報を常にキャッチできる人や変化を楽しめる人が活躍できるでしょう。
Webマーケティング職に向いていない人の特徴
- PC操作や専門用語が苦手な人
- 地道な作業が耐えられない人
- 成長意欲がない人
- ネットやトレンドに興味がない人
Webマーケティング職では、PCで作業を行うため、そもそもITが苦手な人は向いていません。また、自主性がない人も変化のはやいWeb業界で活躍するのは難しいでしょう。
Webマーケティング職への適性については、以下の記事で詳しく説明していますので、併せてご覧ください。
Webマーケティング業界で働くメリット
「やめとけ」と言われることもあるWebマーケティング職ですが、Webマーケティング業界ならではの魅力もあります。Webマーケティング業界で働くメリットを5つ挙げてみました。
自由度が高い会社が多い
Webマーケティングを手がける会社にはスタートアップやベンチャーが多く、働く環境の自由度が高いのがひとつめのメリットです。
例えば、フレックスタイムを取り入れている企業や、リモートワークを積極的に導入している企業がたくさんあります。自分に合った時間や環境で仕事ができるのは大きな魅力です。また、服装や髪型の制限もそれほど厳しくない会社が多く、自分らしいスタイルで働けるでしょう。
初心者でも参入しやすい
Webマーケティング職には現在非常に多くの需要があるため、初心者OKの求人もみられます。初心者として企業でWebマーケティングに取り組み始めれば、働いて収入を得ながら、SEOや広告運用などのスキルを学べます。
ただ、未経験者であっても高い学習意欲や関連スキルが求められるため、転職・就職に向けての事前準備をしっかりしておきましょう。未経験からWebマーケターになる方法について、詳しくは下の記事をご覧ください。
キャリアアップしやすい
Webマーケティング職は、比較的新しい仕事。したがって、働く人の年齢層が比較的若いのもWebマーケティング職の特徴です。
業界で働く人の年齢が若いということは、成果を出せば若いうちに昇給・昇格しやすいということでもあります。これは上昇志向の人にとって、非常に魅力的な部分ではないでしょうか。
独立も視野に入れられる
Webマーケティングは、パソコンやスマートフォンがあればどこでもできる仕事です。そのため副業との相性が良く、副業で会社員以上に稼げるようになれば、そのままフリーランスとして独立することもできます。
近年は日本でも働き方の多様化が進み、フリーランスとして働くことを選ぶ人が増えています。Webマーケティングは、「いずれ独立するのが夢」「自由に働きたい」と思っている人におすすめできる職業のひとつです。
さまざまな業界でスキルを活用できる
多くの人がインターネットを活用して情報を集めている現代、実店舗のみで商品を売ることは非常に難しくなり、Web集客のニーズが増加しています。さまざまな業界・企業でWebマーケティングのスキルを持つ人材が求められているのです。
Webマーケティングのスキルを持っていれば、小売、飲食、美容院、メーカー、商社、金融、インフラ、そして自治体のような公の組織まで、ありとあらゆる業界で活躍できます。
Webマーケティング業界で身に付くスキルとは?
Webマーケティング業界では多くのスキルが求められます。それは大変さでもありますが、裏返せば「Webマーケターになれば多種多様なスキルを身につけられる」ということでもあります。
Webマーケティング業界で働くとどういったスキルを得られるのか、以下で見ていきましょう。Webマーケターの必要スキルについては、こちらの記事を併せて参考にしてください。
マーケティングスキル
Webマーケティングの仕事に取り組んでいると、幅広い分野で役立つマーケティングスキルが身に付いていきます。
世の中のトレンドなどの情報を集める力や、ユーザーの行動・心理に関する知見、商品を引き立たせるコピーライティングなど、マーケティング全般に通じるスキル・知識が得られます。
広告運用のスキル
Webマーケティングでは広告を出稿する機会も多く、広告運用スキルも身に付きます。
広告を運用するなかで、「どこにどういった広告を出せば最大の効果が得られるか」を知るためのデータ分析力も磨かれていきます。また、Web広告は短い期間で多くの集客を狙うことが多いので、広告出稿のタイミングを決める判断力も身に付いていくことでしょう。
SEO関連のスキル
SEOとは「Search Engine Optimization」の略で「検索エンジン最適化」のことを言います。Googleなどの検索エンジンにおける検索結果で自社のサイトを上位表示させ、検索流入を増やす対策のことで、Webマーケティングにおける重要な集客方法の一つです。
SEOは特にコンテンツマーケティングにおいては必須のスキルとなります。Webマーケティング業界に身を置くことで、SEOにおける必要最低限の知識は身につくことでしょう。
コミュニケーション能力
Webマーケターになることで、自分の考えをわかりやすく相手に伝えたり、相手のニーズを正確に把握したりする能力が身に付きます。特に、ディレクションやコンサルティングのような上流工程に関わるようになるほど、コミュニケーション能力が磨かれてゆくでしょう。
働き方別Webマーケティング職の年収事情
Webマーケティング職を目指すにあたって、業界における収入の目安を知っておくことは非常に大切です。Webマーケターの収入は働き方によって大きく異なることから、ここでは、会社員マーケターとフリーランスマーケターに分けて、収入事情をお伝えします。
会社員マーケターの平均年収
求人ボックスに掲載された求人情報から算出すると、会社に所属してマーケターとして働く人の平均年収は518万円です。
この金額は日本の平均年収よりは高く、月給にすると43万円程度。ただし、ボリュームゾーンは421〜512万円と、平均よりも少し低い水準にあります。また、300万円台から1,000万円台まで幅広い給与額の求人があり、スキルや経験、所属する会社によって収入に大きな差が生じるのが実情です。
フリーランスマーケターの平均年収
フリーランスの場合、引き受ける案件の種類や数、稼働日数によって収入が変わります。一概に年収を述べるのは難しいため、実際の案件を見てみましょう。ここでは、弊社ITプロパートナーズに掲載されている案件を例に挙げます。
こちらは、新卒採用サービスのマーケティング業務です。メールマーケティングがメインで、MAツールをベースにしながら、就活生側のLTVを最大化させることがミッションです。
この案件では、フルリモート、週5日稼働という条件で、想定月収は100万円。この業務に1年間携わるとすれば、年収は1,200万円になります。
同じく新卒採用サービスのマーケティング業務。こちらは求人を出す企業側をターゲットに、マーケティング全般を担当するポジションです。コンテンツマーケティング、SNS、メールマーケティング、セミナー運営など幅広い手段でリード育成・獲得を目指します。
この案件では、フルリモートで週3日稼働という条件で、想定月収は60万円に設定されています。週3日の仕事を1年間続けると年収は720万円になります。残りの時間をプライベートに使ってゆったり暮らすこともできますし、その時間で別の案件に携われば更に年収を増やせます。
このように、フリーランスとして独立すれば、会社員マーケターよりも収入を増やせる可能性があります。
Webマーケティング業界で働く人の体験談
実際にWebマーケティング業界で働く人の声を集めました。業界の実態をよりリアルに知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
良い口コミ
Webマーケターめちゃくちゃ楽しいですよ!!!
— むん🐶Z世代 / 越境EC (@mun_innu) July 23, 2020
仕事が、仕事じゃない感じです🤤
よろしくお願いしますねっ😉
WEBマーケターってキラキラしたイメージかもしれませんが、かなりシビアに評価されるお仕事です
— ともっち【Withマーケ運営】 (@gongondai) April 19, 2021
というのも、はっきり数字に出ます
自分の報酬額以上に、顧客の利益が増えたのか?そうでないのか?
責任感は必須だし、数字で病まない図太さも必要
求められるものが多い
でも、だからこそ楽しい😉
Twitterでは「Webマーケティングの仕事が楽しい」という声が複数見られました。「成果がシビアに評価されるけれど、だからこそ面白い」と捉えるマーケターもいます。
そして何人ものマーケターが、Webマーケティング業界への需要の高まりを肌で感じています。キャッシュレス決済へのシフトが進むことで、Web販売の需要が高まり、Webマーケティングの重要性もアップしているという声も。また、女性Webマーケターへの需要の高さにも注目です。
悪い口コミ
なんというか…
— もこ@年内に簿記2級 (@AphWwj) September 7, 2019
Webマーケティング業界、残業時間長すぎません??😨
業界の特徴なのか?
それとも私が目星つけたところがたまたまそうなだけ?🤔
口コミを信じすぎるのはよくないと分かっているつもりですが、弊社の部分はリアルに実情が語られてるのでなんとも…笑
「残業時間が長い」「地道で地味な作業が多い」「なんでも屋として扱われがち」「専門用語や新しいツールを覚えるのが大変」など、ネガティブな声も上がっています。Webマーケティング職が「やめとけ」と言われる理由として取り上げた内容と重なる部分が多いことがわかります。
こうしたデメリットを理解したうえで、それをポジティブに捉えることができる人が、Webマーケティングの仕事を楽しみ、Webマーケターとして活躍できる人なのではないでしょうか。
Webマーケティング業界の将来性について
最後に、Webマーケティング業界の将来性を見ておきましょう。
CCI・D2C・電通の調査にもとづくと、ここ数年間インターネット広告媒体費は拡大し続けており、今後も市場は成長し続けると予測できます。
Twitterでも業界の伸びを感じる人が多くいましたが、調査データからもWebマーケティングの需要は高まっていることがわかります。成長する業界で自分のキャリアを伸ばしていきたいなら、Webマーケティングに挑戦する価値は大いにあるといえるでしょう。
Webマーケティング業界の将来性については以下の記事で更に詳しく解説しています。
まとめ
今回の記事では、「Webマーケティング職はやめとけ」と言われる理由は何なのか、業界の実態を踏まえて解説しました。
Webマーケティングは大変な仕事ですが、そこにやりがいを感じ、楽しく働くマーケターはたくさんいます。実績を積めば独立して収入アップを目指せるのも、この仕事の魅力的なポイントです。
Webマーケティング業界を目指す人は、記事で紹介したような実態や仕事内容をしっかり理解したうえで、理想のキャリアを追求してください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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