Webディレクターが副業で稼ぐには？案件獲得方法や必要スキル

こんにちは、ITプロマガジンです。

現在Webディレクターの仕事をしている人や、Webディレクションスキルを持っている人の中には、Webディレクターの副業をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか？

Webディレクターの業務は幅広く、また人員が不足している企業も多いため、副業としても活躍しやすいです。

この記事ではWebディレクターとして副業案件を獲得する方法や必要スキル、単価相場などを紹介します。副業を行う際の注意点も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

Webディレクターは副業でも可能？

結論から言うと、Webディレクターとして副業することは可能です。

副業としてのWebディレクターの仕事内容は、本業と基本的には変わらずWebサイトの企画立案から制作、運用まで、プロジェクト全体の指揮や管理などがあげられます。

ただし、副業の場合はリモートワークや在宅ワークなどの案件も多く、働き方の自由度が高いという特徴があります。また、比較的短い時間のなかで業務を行う必要があるので、タスク管理やレスポンス、テキストコミュニケーションなどを工夫して行う必要があります。

なお、副業を行う際は、本業の会社が副業を認めているかどうか確認が必要です。現在会社員の方は、職場で副業OKかどうかを確認してから開始するようにしましょう。

Webディレクターが副業するメリット

Webディレクターとして副業するのがおすすめな理由は、大きく分けて4つあります。

• 案件も多く収入アップに繋がる
• 在宅・リモート案件も豊富
• 人脈が広がる
• 多様なスキルが身につきキャリアの幅が広がる

それぞれの理由を詳しく解説していきます。

①案件も多く収入アップに繋がる

Webディレクターの需要は高く、副業案件も豊富です。単価の相場も高いため収入アップが期待できます。

弊社「ITプロパートナーズ」では、「Webディレクター」の検索条件でヒットする案件は104件あり（2024年9月時点）、週3日の稼働で月40万円以上の報酬が得られることも珍しくありません。

以下の通り、時給換算ではフルタイムで会社に雇用されるより条件がよいことが多くあります。

また、Webディレクターの案件は、中長期間で仕事を依頼する場合が多いようです。Webサイトは一度作って終わりではなく、定期的な更新が必要になります。Webサイトのリニューアルやリライトの案件も多く、長く仕事を受けられる可能性が高いでしょう。

インターネット事業者や制作会社だけでなく、Webサイトを保有するあらゆる企業で、開発・制作のナレッジを持つWebディレクターの需要があります。

②在宅・リモート案件も豊富

Webディレクターの副業はリモートや完全在宅で対応できる案件も豊富です。Webディレクターは仕事の性質上、Web上で完結できる作業がほとんどだからです。

主な業務は「制作進行」なので、チャットやWeb会議ツールなどを使って連携できる環境さえあれば、リモートでも効率的に働ける分野です。

なお、数はあまり多くありませんが、土日のみの副業も見られます。Webディレクターは主に制作・進行管理を行うので、一定の稼働が求められることが多いですが、スケジュールの設計や指示書の作成といった作業は土日でも対応可能です。

③人脈が広がる

Webディレクターの副業を始めることで、本業では出会うことが無いような人材との繋がりを作れる可能性があります。

具体的にはデザイナーやコーダー、ライター、マーケター、営業担当者など、さまざまな職種・業界の人と関わるのが普通です。普段の仕事では出会えないような人々と交流することで、新たな仕事や案件に繋がる可能性も高くなります。

④多様なスキルが身につきキャリアの幅が広がる

本業の会社で働くだけでは身につかない幅広いスキルを身につけられることも、副業のメリットです。

Webディレクターの案件のなかには、Webマーケティング寄りの案件もあれば、Webアプリ・サービス寄りの案件もあります。また、分野もさまざまで、それぞれの業界や商材ごとに異なる特性もあるものです。Webディレクターとして、今まで経験のないジャンルの案件に挑戦することで、知識やスキルの幅を広げられます。

また、副業でスキルアップできれば、例えばフリーランスとしての独立など、キャリアの幅も広がるでしょう。フリーランスWebディレクターとして独立を検討している方は以下の記事も参考にしてください。

Webディレクターフリーランスは高年収を稼げる？独立後の案件例も紹介

2024.10.25

Webディレクター副業の単価・時給の相場

Webディレクターの副業単価は、職種や案件の規模、対応する時間によって異なるため固定報酬で相場を決めることが難しいです。

目安として、弊社ITプロパートナーズの案件は週2～3日稼働の案件で月単価20万～70万円まで幅があり、時給に直すとおよそ「3,000〜7,000円」になります。働き方と報酬の例は以下の通りです。

このようにWebディレクターとして副業を始めれば、低くても10万円ほどの副収入を得られるので経済的に余裕が生まれるでしょう。実務経験を積んだり対応可能な時間を増やしたりすることで、報酬を上げられます。

弊社ITプロパートナーズでは、Webディレクション関係の案件を数多くご紹介しています。フルリモート・高単価案件も豊富です。Webディレクター案件を探されている方はぜひご相談ください。

Webディレクターの副業の種類と案件例一覧

ここでは、Webディレクターの副業の種類について、実際に弊社ITプロパートナーズで募集している案件例も触れながら紹介します。

• 制作・デザイン系のディレクション案件
• コンテンツ・メディアディレクション案件
• 広告運用ディレクション案件

Webディレクターの案件の種類は主に上記3種類に分けられます。それぞれ案件例と単価を紹介していきましょう。

制作・デザイン系のディレクション案件

Webディレクターが取り組める副業案件のなかには、Webサイト制作やデザインのディレクションの依頼が多く存在します。

Webサイト制作の副業案件は、魅力的なサイトを作るためのアイデアを提供し、構築していくのが仕事です。Webデザイン系の副業案件は、クライアントから依頼されたWebサイトのデザインを企画・制作を行います。どちらもWebディレクターの副業案件として多くあります。

制作・デザイン系のデザインディレション案件例は、以下の通りです。

コンテンツ・メディアディレクション案件

オウンドメディアの運用やコンテンツのディレクションもWebディレクターの主な案件です。

コンテンツ制作だけでなく、マニュアル作成やオペレーション、スケジュール管理など、コンテンツ制作に関するさまざまなことを管理します。また、Webサイトだけでなく、SNSのコンテンツのディレクションが依頼される場合もあります。

コンテンツ・メディアディレクションの案件例は、以下の通りです。

広告運用ディレクション案件

広告運用ディレクション業務は、クライアントの課題解決や目標達成に向けて、広告運用の企画から実行、改善までを一貫してマネジメントする仕事です。

広告の選定やキャンペーンの企画なども行ったり、ユーザーからの反応をチェックして改善策を取り入れたりします。広告運用ディレクションの案件例は以下の通りです。

ITプロパートナーズではこの他にも数多くのWebディレクター案件を扱っています。さらに案件をチェックしたい方は、以下からお気軽に閲覧してください。

Webディレクターの副業に必要なスキルや実務経験

副業としてWebディレクション業務をする際に、どのようなスキルが求められるのでしょうか。主な5つのスキルと経験について解説します。

ディレクションスキル

最も必要なのは、メイン業務であるWebディレクションのスキルです。

Webディレクションとは、Webサイトの内容やデザインの方向性を企画・プロデュースし、制作に必要なスタッフへの指示出しや進行管理をすること。ディレクションにおける具体的な業務内容は下記の通りです。

• プロジェクトの進捗管理
• クライアントとの打ち合わせ
• 課題抽出
• 生産性管理

副業としてWebディレクターをする場合も、制作に関係する人を動かし、まとめていくスキルが求められます。

データ解析・事業分析スキル

データを集めて分析し、事業の方向性を導いていくスキルも必要です。具体的には、下記のデータ分析ができるようにしましょう。

• PV数：ユーザーがWebサイトにアクセスした回数
• セッション数：一定の期間Webサイトにユーザーが訪問した数
• CVR：Webサイトに訪問したユーザーのなかでどれくらいの人がサービスを購入したか
• ユーザー属性：Webサイトを訪問した男女比や年代、国籍
• 市場調査：競合サイトを分析して自社サイトに不足している点を調べる

Webサイトのアクセス解析や、市場調査のデータなどを分析し、Web制作に活用するスキルが求められます。Webサイトの収益性やビジネスモデルとしての課題などを検討する、事業分析スキルも重要です。

また、これらのデータを分析する場合「Google Analytics（グーグルアナリティクス）」「サーチコンソール」「ヒートマップ」などのツールが必要なので、使えるようにしておきましょう。

プロジェクトの統括経験

実務経験として「プロジェクトの統括をしたこと」があるとより副業案件を獲得しやすくなります。

1人でWebサイトを構築したことがあるだけでは、コミュニケーションスキルなど、スタッフを統括するスキルを証明するのが難しいでしょう。Webサイト制作など、プロジェクトの統括をした経験があれば、一定のコミュニケーションスキルや管理能力があることをアピールしやすくなります。

コミュニケーションスキル

副業の場合も、Webディレクターはさまざまな人と関わりながら仕事に取り組みます。Webディレクターはプロジェクト全体を統括する立場であるため、いろいろな職種の人とコミュニケーションをとらないと業務を進められません。どのような相手と一緒でもスムーズに仕事を進めるためには、コミュニケーションスキルが必要です。

それぞれに応じた対応ができ、意思疎通をしっかり図る能力が求められます。やり取りが上手くいかず業務にミスが生じるとWebディレクターの責任になる可能性もあるため、注意が必要です。

Webツールの使用経験・知識

Webツールの使用経験や知識も、Webディレクターの副業では必要です。

PhotoshopやIllustrator、Figmaなどのデザインツールに関する知見がその例です。デザインツールの機能や操作方法を理解することで、ディレクターはデザイナーやイラストレーターに的確な指示ができるのです。

また、クライアントとの業務連絡や打ち合わせを行うための、チャットツールやWeb会議ツール、チームをマネジメントするためのタスク管理、プロジェクト管理ツールの知識も必要と言えるでしょう。

Webディレクターに必要なスキルをさらに知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

優秀なWebディレクターに必要なスキル20選を一覧で紹介

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Webディレクターの副業案件を探す方法

Webディレクターの副業をどのように探せばよいのでしょうか。主な3つの方法を紹介します。

エージェントに登録する

ある程度の実績がある人ならWebディレクターの案件を多く扱う「エージェント」を利用する方法がおすすめです。

エージェントとは、登録した人の希望する条件に合った案件を紹介するサービスで、フリーランス専門のエージェントや副業案件専門のエージェントなど種類があります。

エージェントが登録者のプロフィールから過去実績やスキル、希望条件などを見て、マッチする案件を紹介したり、時にはキャリアに関するカウンセリングなどのサポートも行います。エージェントを使えば、案件探しの負担を減らしやすく、また高単価の案件を獲得しやすいのがメリットです。

エージェント会社によって扱う案件のジャンルが異なるため、Webディレクターの案件を探すのであれば、Web系に特化したエージェントを選ぶことが重要です。特にWebディレクターのようなIT/Web系の案件を扱うエージェントは多く、副業向けの案件を多く扱うエージェントもあります。

スキルや経験に自信がある実務経験者は収入アップに繋がりやすいので、エージェントの利用がおすすめです。実務経験があるものの、案件を探せない方は利用してみましょう。

クラウドソーシングで探す

クラウドソーシングで検索するという方法もあります。クラウドソーシングとは、さまざまな仕事を手軽に発注・受注できるプラットフォームで、契約から報酬の支払いまでサイト上で完結できる便利なサービスです。

エージェントとは異なり、自分で案件を検索する必要がありますが、求人サイトのような感覚で気軽に案件を探せます。Webディレクターの案件も多く募集されているので、仕事を見つけやすいでしょう。経験が浅い人向けの案件もあり、実績作りにもおすすめです。

一方、クラウドソーシングは利用者が多く依頼者が見つけやすいため、エージェントで紹介される案件よりも比較的報酬が低めに設定されています。

また、システム利用料や手数料として、クラウドソーシングサイトに報酬の一部が差し引かれて支払われるため、想定より受け取れる金額が低いと感じる方が多いようです。仕事が見つけやすい一方で、報酬が安くなってしまう点には注意しましょう。

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2023.08.23

知人・友人など人脈を活用する

友人・知人や過去の取引先などから紹介をもらうという方法もあります。例えば、本業の会社の同僚や、これまでの取引先の担当者などに打診したり、SNSなどの連絡先や名刺をもとに人脈の棚卸をしたりしましょう。副業を探していることを知っておいてもらうだけでも仕事に繋がる可能性があるので、積極的にコミュニケーションを取っておくのがおすすめです。

既に信頼関係ができているため、取引がスムーズに進みやすく、またライバルと競合しにくいという点もメリットです。ただし「関係を壊したくない」という理由だけで、条件の悪い案件を引き受けてしまうことがないよう気をつける必要があります。

他には、SNSで「Webディレクター 募集」などのキーワードで検索して仕事を探す方法や、自分でブログを運営してPV数をアピールし、仕事を獲得する方法があります。ただし、SNS上で仕事を獲得するには時間がかかるので、求人サイトで仕事を探しながら同時並行で行うのがよいでしょう。

Webディレクターの副業案件獲得におすすめのサービス

ここでは、副業案件の獲得におすすめできるサービスを4つ紹介します。ぜひ参考にしてください。

ITプロパートナーズ

弊社「ITプロパートナーズ」は、IT/Web分野に特化したフリーランスエージェントサービスです。ITエンジニア・デザイナーやWebディレクターなどの案件も多く取り扱っています。フリーランスエージェントではありながら、フルタイム案件の他にも「週2・3日」の案件数も多いのが特徴です。

クライアントと直接契約の案件を扱っているため「短い稼働時間で高収入を得たい」人におすすめのサービスです。また、ベンチャー企業など最新の技術を使う案件もあるので、副業を通してスキルアップも目指せます。

報酬だけでなく今後もWebディレクターとして活躍できるスキルを身につけたい、起業やフリーランスでの独立を考えているならITプロパートナーズがピッタリでしょう。

Workship

Workshipは、さまざまなジャンルのフリーランス・副業案件を扱うプラットフォームです。Webディレクター向け案件も多く、リモートで対応できる案件や週1〜3日程度の頻度で取り組める案件が中心に扱われています。

報酬前払い制度や賠償責任保険、会員制優待サービスといったサポートも手厚く、Webディレクターとして副業案件を探す際に安心して利用できる仕組みです。登録すると実際に案件の詳細を確認できるだけでなく、企業からスカウトが届く場合もあります。

プロの副業

プロの副業は、本気で副業に取り組みたい人向けに案件を紹介している副業エージェントです。Webディレクター案件はじめ、週1日から働ける月収10万円以上の案件を豊富に扱っています。

一定以上のスキルや経験が必要な案件も多いため、単なる副業として取り組むだけでなくキャリア形成に活かすことも可能です。Webディレクターとしてこれまでのスキルを活かしてさらに活躍したい人に向いています。

クラウドワークス

クラウドワークスは、幅広いジャンルの案件があるクラウドソーシングサービスです。

Web関連の案件が豊富に扱われており、Webディレクター向け案件も多くあります。クラウドワークスはWebディレクター経験が長い人向けの高単価・高スキル案件もある一方で、経験が浅い人向けの案件もあり、実績作りにも便利です。

基本的には案件相談や報酬の受け渡しも全てプラットフォーム上で完結するため、安心して仕事に取り組めます。

Webディレクターの副業案件に取り組む時の注意点

Webディレクターとして副業を始める前に、確認しておくべき4つの注意点を解説します。

就業先の規則を確認する

副業を始める前に、本業として勤めている会社の就業規則を確認しましょう。就業規則を守らずに副業を続けている場合、会社から懲戒処分を受けてしまう可能性があります。

「副業を許可しているかどうか」だけでなく、以下の2点についても、規則の有無と内容をチェックすることが重要です。

• 秘密保持義務
• 競業避止義務

「秘密保持義務」とは、従業員が企業の秘密情報を守らなければならない義務です。企業によっては秘密保持義務に関する詳細な規定があり、副業の可否に影響することがあります。

「競業避止義務」は、競合他社で副業をするなどの「競業行為」をしてはならないという義務です。この点も就業規則で細かく規定されていることがあり、副業先が制限されることがあります。

就業規則がよく分からない場合には、副業をしても問題がないかどうか、上司などに確認しておきましょう。

職務範囲・条件をよく確認する

副業の契約をする前に、職務範囲・条件をチェックすることも重要です。職務範囲・条件をチェックせず、双方の想定と異なったままに仕事を始めるとトラブルに発展する可能性があります。

厳しい条件のまま契約期間まで仕事をしなければならなかったり、契約解除となって収入が落ちてしまったりすることになるので、しっかりと確認しましょう。

「思っていた仕事じゃなかった」などのトラブルにならないよう、事前に条件をよく確認することが重要です。

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2024.07.31

副業で収入を得たら確定申告をする

副業での所得が20万円を超える場合は確定申告が必要になります。20万円以下なら基本的に所得税はかからないため確定申告は不要ですが、個人住民税は金額にかかわらず申告が必要であるため、所定の方法で申告する必要があります。所得税の確定申告を行っている場合は、自動的にその内容が地方自治体にも共有されるため、別途申告する必要はありません。一方、所得税の確定申告を行っていない場合には、自身で地方自治体に個人住民税の申告を行う必要があります。

また、副業での所得が年間290万円を超える場合には、個人事業税の対象になるという点も覚えておく必要があります。業種によっては非課税になりますが、「コンサルタント業」に該当する場合には5％の税率です。

Webディレクターの副業で成功するために意識したいポイント

Webディレクターの副業案件で継続的に活躍するためには、いくつかのポイントを押さえることが大切です。ここでは主な3つについて紹介します。

迅速・丁寧なレスポンスを心がける

Webディレクターとして仕事をする以上は、副業であっても本業と同じようにレスポンスに気をつけましょう。

Webディレクターの仕事は、ほとんどがチームで行うことになります。また、副業で仕事をするうえでは、クライアントとの信頼関係が不可欠です。スムーズに仕事を進め、信頼関係を築くためには、できる限りスピーディーなレスポンスと、丁寧なコミュニケーションが欠かせません。

本業があり、素早いレスポンスが難しい時間帯がある場合は、あらかじめ「いつであれば連絡が取りやすいか」を共有し、先方に不安を感じさせないような対策を取ることが重要です。

実績・スキルの幅を広げることを意識する

また、Webディレクターとして、さまざまな実績を積み、スキルの幅を広げることを常に意識することも重要です。

Webディレクターとして長く活躍するためには、スキルの幅や経験の深さが重要ですが、そのためにはさまざまな案件を経験することが欠かせません。副業では、本業では取り組めない仕事にチャレンジすることが可能です。そこであえて未経験分野のWebディレクション案件にチャレンジしてみたり、新しい技術やトレンドを試せる案件に挑戦したりなど、常にスキルアップを心掛けましょう。

結果として、受けられる副業案件の幅が広がるだけでなく、本業でも対応の幅が広がり、Webディレクターとしての成長に繋がります。

本業とのバランスを取る

本業に支障が出てしまわないように副業と本業とのバランスを取ることも重要です。

例えば、健康的でパフォーマンスが発揮できるよう体調管理をするのはもちろん、どちらかの案件が滞ったりしないようにスケジュール管理を徹底することも欠かせません。

多くの案件をこなせば当然収入は増えますが、かといって無理に副業案件を増やしてしまうと、案件をこなせなかったり、体調を壊してしまったりしては本末転倒です。

副業案件でも本業でも、常に高いパフォーマンスを発揮できるように、稼働時間や進捗の管理は慎重に行う必要があります。このように、無理のない範囲で仕事を着実にこなしていくことで、長い目で見た時に収入アップにも繋がるでしょう。

Webディレクターの副業は初心者や未経験でもできる？

結論、Webディレクターの副業は未経験だと難しいでしょう。

Webディレクターの案件は知識や技術が必要となる場面が多く、即戦力となる人材が求められます。

Webディレクター以外の職種での経験者で、かつその分野でのディレクション・管理職の経験があれば採用される可能性はありますが、いずれにしても、IT/Web分野での実務経験は必須です。

未経験からWebディレクターの副業案件の獲得を目指す場合、まずはWebディレクターとしての経験を積むのが遠回りのようで王道と言えます。なお、IT/Web分野未経験の場合、いきなりWebディレクターを担当できることは少なく、最初はコーダーやWebデザイナー、マーケター、エンジニアといった一般メンバーからスタートし、徐々にディレクションの経験を積んでいくケースが一般的です。

早くスキルや知識を習得したい場合は、実務経験を積むのに加えて、自身でWebサイトを制作・運用する方法や、スクールなどでWeb系のスキルを取得するという方法もあります。

まとめ

Webディレクターは副業案件も豊富で、副業案件に取り組むことで収入アップだけでなく、「空いた時間を有効活用できる」「人脈が広がる」「幅広いスキルが身につく」などのメリットもあります。Webディレクターの副業案件の単価はさまざまですが、弊社ITプロパートナーズでは、10万円から70万円程度のレンジの案件が多くあります。

Webディレクターとして副業案件を探す際は、エージェントを利用するとスムーズです。エージェントは数ある案件のなかからWebディレクターとしてのスキル・経験や希望の条件に合う案件を提案してくれるため、案件探しの手間が省けます。また、クライアントとの交渉や契約のサポートも受けられるため、コア業務に集中できます。

Webディレクターとして副業案件をお探しの方には、弊社「ITプロパートナーズ」がおすすめです。IT/Web分野専門のフリーランスエージェントで、週2・3日からの案件やフルリモートの案件が中心のため、副業としての仕事探しにも最適です。エンド直のため、単価が高い案件も多く、スムーズに収入アップを目指せます。ご興味がある方は、ぜひご活用ください。

この記事を書いた人

ITプロマガジン

ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。