イラストレーターの年収は?1000万は可能?収入を上げる5つの方法も解説

イラストレーターの年収は低い?収入をあげるための方法を調査!

イラストレーターとして将来働いてみたいと考えている方の中には、イラストレーターの年収があまり高くないという情報を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

イラストレーターの仕事内容に興味があっても、実際に生活出来るだけの収入を確保出来るのかは確かめておきたいですよね。

そこで本記事では、イラストレーターとして就職・転職または独立を検討されている方向けに、平均年収を様々な視点から紹介すると同時に、年収を上げるための具体的な方法についても合わせて解説していきます。

これからイラストレーターとして活動しようと考えている方は、今回紹介する内容を元に具体的な働き方のイメージを持った上で、自分のキャリアプランを検討してみてください。

なおイラストレーターを含め、フリーランスのデザイナーになる方法など総合的な情報については「フリーランスデザイナーになるには?年収や注意点、案件獲得方法も解説」で解説していますので、併せてご覧ください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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イラストレーターの平均年収は?

イラストレーターの平均年収は「正社員」「フリーランス」といった働き方の違いで大きく異なります。また「業種」や「年代」による違いについても同時に確認しておきましょう。

正社員イラストレーターの平均年収

イラストレーターの平均年収全体の平均年収
362万円436万円

上記の通り正社員イラストレーターの平均年収は「362万円」となります。

平均年収.JP求人ボックスによると、正社員の全体平均は「436万円」となっているので、比較するとイラストレーターの年収は低いと言えるでしょう。

もちろん、働く地域や経験・スキルにもよりますが、高収入とは言えないのが現実です。

※イラストレーターの平均年収を計算した公式な調査はない為、各企業が掲載ている年収を参考に、独自で算出しております。

フリーランス・独立イラストレーターの平均年収

フリーランスや独立したイラストレーターの平均年収は収入差が非常に大きい為、一概に言えません。

また、フリーランスの収入は「1枚いくら」「◯枚でいくら」というで単価が決定されるのが一般的になります。実際の案件例から分かる単価は「フリーランスイラストレーターの相場単価は?」で詳しく解説します。

業種別の平均年収

イラストレーターの勤務先として一般的な、下記4つの業種別平均年収についても確認しておきましょう。

業種平均年収
デザイン事務所300万円
広告代理店290万円
コンテンツ制作会社280万円
大手印刷会社270万円

参考:平均年収.jp

大きく年収が変わることはないようですが、デザイン事務所の年収が若干高い傾向にあります。またデザイン事務所でWeb関連の仕事を絡めたWebデザイナーとして働く場合、更なる年収アップを期待できます。

年代別の平均年収

年代別の平均年収に関しても20代〜50代まで確認しておきましょう。

年代平均年収
20代205~255万円
30代192~302万円
40代219〜380万円
50代297〜404万円

参考:平均年収.jp

早い段階で、スキルアップ飲み込めない会社に就職して長く在籍してしまうと、実力主義的要素の強いイラストレーターの業界では、年々厳しい状況になっていく可能性が高いです。会社員として、年収UPをしていくなら、スキルを磨いて転職して給与を上げていく事が大切になるでしょう。

可能性とリスクの二面性を持つフリーランスは、戦略的に活動していかなければ収入UPはもちろん、イラストレーターで生活していく事すら厳しい状況になります。

ですが、イラストレーターは実力が重視される側面もあるので、フリーランスとの相性は良いと言えます。年齢を重ねて収入を増やしていく事を考えると、継続的なスキルUPは必須ですね。

フリーランスイラストレーターの相場単価は?

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フリーランスのイラストレーターが仕事を請け負う際、「1枚いくら」で単価を決定する方法が一般的です。

実際の案件例で単価を確認してみましょう。

フリーランスは「一枚いくら」単価

日本イラストレーター協会の記事によると、モノクロイラストで3,000〜5,000円、カラーで5,000円〜10,000円が相場となっています。

「テーマ」や「カット」と呼ばれるイラストのサイズにより単価は異なります。

最近ではクラウドソーシングサイトなどから、格安で仕事を請け負うイラストレーターの方も増えており、1枚あたり1,000円前後といった価格帯で仕事を受注している方も多いようです。

実際の案件例

実際の案件例をいくつかピックアップして紹介していきます。

引用元:スキロッツ
引用元:スキロッツ

ソーシャルゲームのカードイラスト1点で28,000円と設定されています。

引用元:スキロッツ
引用元:スキロッツ

同じくソーシャルゲームのカードイラストですが1点3,000円との価格設定です。

コンペ形式で採用されたイラストレーターの方に報酬が支払われるといった案件もクラウドソーシングサイトでは多く掲載されています。

イラストレーターは年収1000万も可能?

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年収1,000万円をイラストレーターという職種で達成するためには、売れっ子のフリーランスイラストレーターになることが条件と考えてください。

例えば売れっ子のイラストレーターには、日本美術専門学校特別講義講師でもある藤ちょこさんやバーチャルYouTuber「輝夜月」のキャラクターデザインで有名なMika Pikazoさんなどが例として挙げられます。

※あくまで参考例であり、お二人が年収1,000万円以上だと担保するものではありません。

正社員として働く場合、イラストレーターの年収は1,000万円には程遠く、企業を経由している以上売れっ子のイラストレーターとして高収入を狙うのは難しいと認識しておきましょう。

年収1,000万円を目指すとなると仕事量でカバー出来る範囲を超えているため、経験やスキルと同時に、個人として人気のあるイラストレーターであることが条件となる厳しい世界だと認識する必要があります。

フリーランスのイラストレーターになるには?始め方や案件獲得の流れ

イラストレーターとして年収を上げる5つの方法

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イラストレーターとして年収を上げる方法を理解しておくことは、自分のキャリアプランを考える上で重要です。

今回は多くの方に共通する年収アップの方法を5つ紹介していきたいと思います。

1.ポートフォリオを作成する

ポートフォリオを作成しておくことは、イラストレーターの営業活動に不可欠と言えるほど重要です。

自分の作品を公開しておくことにより、作品を気に入った人から仕事の依頼が届くことも少なくありません。

必ずしも仕事で作成したものをポートフォリオにする必要はなく、自分のスキルを証明出来れば、形式にとらわれず多くの方にアピール出来るところもポートフォリオのメリットです。

2.仕事の幅を広げる

イラストレーターとして仕事の幅が広ければ広いほど、年収が上がるチャンスは広がります。

苦手な分野でもある程度対応出来るようになっておくことで、継続依頼を獲得しやすくなるのも事実です。

今後はWebアプリやソーシャルゲームなど、IT技術と組み合わせた仕事がイラストレーターの仕事の中心になることが予想されます。

IT分野では新しい技術への移り変わりが激しいことから、イラストレーターも最新のスキルを常にアップデートし、高いクオリティで幅広い案件に対応出来ることが年収アップに繋がります。

3.転職・独立する

企業内での昇進を目指す場合、一般的には数年単位で大きな年収アップは望めません。このまま勤務し続けた場合に、将来的な年収が自分の望むレベルにまで達しないようであれば、転職や独立を検討してみるのも1つの手段です。

イラストレーターの職業柄、短期間での転職を繰り返していなければそれほどマイナスに見られることもありません。

転職や独立のタイミングは単価交渉がしやすく、飛躍的に年収をアップさせることも可能なため、自分の実力に自信のある方は積極的に検討してみましょう。

弊社ITプロパートナーズではフリーランスとして独立した方に安定収入を得ていただく為、様々なお仕事を紹介しています。週5案件はもちろん、週2〜3日からの高単価案件も多々あります。

独立を検討している方、すでに独立していて更に年収アップをしたいとお考えの方は、是非お気軽にご相談ください。随一のエージェントが無料でご相談に乗らせて頂きます。

4.専門分野を持つ

仕事の幅を広げることで年収アップが期待出来るとお伝えしましたが、専門分野を持つことも大切です。

例えば、風景や建物、キャラクターも可愛らしいものが書けるなど得意なものを持っておきましょう。自分の得意分野はこれだというものを最低1つは用意しておくことで、仕事の依頼を獲得しやすくなります。

また専門分野を持つことで、案件自体の単価を上げやすくもなりますので、軸となるスキルを伸ばしながら仕事の幅を広げることが年収アップへの近道です。

5.地方を視野に入れた活動

意外かも知れませんが、求人ボックスによると地域別でイラストレーターの平均年収を比較した際、関西が一番高いといったデータが出ています。

もちろん都心部ほど求人数が多いのは事実ですが、自分のスキルを求めている企業が地方にあることも視野に入れて、広く活動範囲を広げておくことも年収アップには大切です。

最近ではリモートワークも増えてきていますので、交渉次第で以前よりも地方を視野に入れた活動が行いやすくなっていると言えます。

イラストレーターの将来性は?

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イラストレーターの将来性はWeb関連のイラストを中心に需要が高まることが期待されています。

特にソーシャルゲームなどで利用されるイラストは需要が高く、単価も伸び続けています。

今後デジタル化が更に進むことは避けられず、コンピューターソフトを利用したイラスト業務は必須スキルと考えた方が良さそうです。

収入に関しては個人の能力次第と言えるため、イラストを見ただけで誰が作成したものか判断してもらえるようなオリジナリティと知名度を獲得出来れば、高収入が期待出来ます。

まとめ

本記事では、イラストレーターの平均年収についての情報と年収アップの方法について紹介してきました。

イラストレーターは従来の紙面を中心とした舞台からWeb上に活動の中心を移しましたが、ビジュアルによるインパクトを重要視する声は伸び続けており、今後も益々需要の高い職種の1つであると言えます。

一方で実力主義の部分も大きく、稼げるイラストレーターと稼げないイラストレーターが分断されているのも事実です。

今後イラストレーターへの道を検討されている方は、業界の平均年収を把握すると同時に、どのようなキャリアプランが自分にとって適切か長期的な視点で準備をすすめることが大切です。

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