こんにちは、ITプロマガジンです。
スタートアップ・ベンチャー企業で副業に取り組み、新しい経験を積むことで自身のスキルアップにつなげたいと考えている人はいるのではないでしょうか。創業から間もないスタートアップやベンチャー企業は、事業の拡大に対して人材確保が追いついておらず、副業人材を広く募集していることがあります。企業規模は小さいものの、ユニークな経営ビジョンや事業展開をしている企業が多く、大企業では得られない経験ができるかもしれません。
この記事ではスタートアップやベンチャー企業での副業について、報酬相場や案件例、副業に取り組むメリット、案件の探し方や注意点などを紹介します。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
スタートアップ・ベンチャー企業で副業は可能?
スタートアップ・ベンチャー企業での副業は可能です。スタートアップ・ベンチャー企業は少数精鋭体制で運営されているところが多く、即戦力となる人材は非常に重宝されます。
実際に、弊社ITプロパートナーズで「スタートアップ」と検索したところ、約290件の案件がヒットしました。職種としてはエンジニア、マーケター、デザイナーがメインです(2024年9月現在)。
スタートアップに関する基礎資料集によると、2020年の日本におけるスタートアップ企業の開業率は5.1%で、アメリカやヨーロッパ主要国と比べると低い状況でした。
しかし、経済産業省が公表した令和4年度大学発ベンチャー実態等調査によれば、大学発ベンチャーは年々増えている状況です。スタートアップ育成5か年計画など政府の支援策も、スタートアップ・ベンチャー企業の設立を推進すると考えられます。このような市場規模の拡大に伴い、スタートアップ・ベンチャー企業で副業するチャンスは徐々に増えていくでしょう。
スタートアップ・ベンチャー企業の副業案件例・単価相場
弊社ITプロパートナーズの掲載状況をもとに、実際にどのような案件があるのか、具体例や単価相場を紹介します。
エンジニア系の副業案件
「ITプロパートナーズ」で検索すると、一番多くヒットするのがエンジニアを対象とした案件です。
案件名 | ★週2日×フレックス!医療現場の価値創造を実現するフロントエンドエンジニア募集! |
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案件単価 | 〜300,000円/月 |
勤務地 | 三越前 |
スキル | Reactでの経験 |
職種・ポジション | フロントエンドエンジニア |
医療分野のスタートアップにおける、AI(人工知能)問診システムと一般ユーザー向け病気予測アプリのフロントエンド開発案件です。主な業務内容には、新機能の追加、データベースの再設計、技術的課題の解消が含まれます。応募条件として、Reactの実務経験が必須です。
稼働は週2~3日で、勤務場所はクライアントが指定する場所となります。本業の勤務体制が柔軟であれば、この副業との両立がしやすくなるでしょう。
エンジニア案件は非常に豊富で、大規模サービスの開発やプロダクト企画など幅広い開発事例に携われます。ただし、高い報酬が得られる一方で、即戦力として活躍できる技術力を求められる案件が多い傾向。自分のスキルと応募要件が合致するか、よく確認するようにしましょう。
デザイナー系の副業案件
デザイナー案件でも、週2~3日勤務かつフルリモートで、副業向きの案件が多く見受けられます。
案件名 | 【UIUX改善/デザイン制作】HRSaaSベンチャー企業でのプロダクトデザインの案件・求人 |
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案件単価 | 〜900,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | UIUX改善 , デザイン制作 |
職種・ポジション | UI・UXデザイナー |
HR系SaaSの機能追加やアップデートの対応に対応する、UI・UXデザイナー向け案件です。スタートアップでのプロダクトデザイン経験が必須とあり、即戦力の人材を求めていると推察されます。
週2日のフルリモートで、本業と両立しやすい案件といえるでしょう。
エンジニア同様、即戦力として活躍できる実績やスキルが求められることは留意しておきましょう。
マーケター系の副業案件
意外にも豊富なのが、マーケター向けの案件です。マーケティング戦略や施策の立案といった上流工程から担当できる人材を募集するものが多くなっています。
案件名 | 【SEO/コンテンツマーケティング/編集/ライティング】スタートアップにおけるメディア事業立ち上げの案件・求人 |
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案件単価 | 〜600,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社 |
スキル | SEO/コンテンツマーケティング , 編集/ライティング |
職種・ポジション | マーケター |
スタートアップにおけるメディア事業部門で、コンテンツ強化のため新たにマーケターを募集しています。求められるスキルは、BtoB向けオウンドメディアの立ち上げ経験や、SEOに関する実践的な知識などです。
稼働は週3~5日。勤務形態は主にリモートワークですが、一部オフィスへの出社が必要となります。
「ITプロパートナーズ」ではこのほかにも数多くのスタートアップ・ベンチャー企業の案件を扱っています。トレンド技術を扱う企業での案件を探している方はぜひお気軽にご相談ください。弊社エージェントがあなたのスキルや経験に応じて最適な案件をご紹介させていただきます。
スタートアップ・ベンチャー企業が副業人材を採用する理由
副業を始める前に、スタートアップ・ベンチャー企業が副業人材を採用する理由を、理解しておきましょう。企業側の意図や期待を把握できると、より効果的に貢献できると考えられます。
スピード感を持って人材を採用できる
スタートアップ・ベンチャー企業が副業人材を採用する理由は、すぐに働いてもらえるためです。通常の採用プロセスでは、2~3か月の時間を取られます。しかし、新しいアイデアや斬新なビジネスモデルを実現するためには、スピード感が欠かせません。
マッチングすれば即アサインできる副業人材は、スピード感を重視するスタートアップ・ベンチャー企業にとってふさわしい人材といえます。
優秀な人材を確保しやすい
リソースが限られるスタートアップ・ベンチャー企業にとって、副業人材の採用は、必要なスキルを持つ人材を効果的に獲得できる手段といえます。スキルシートなどの具体的な情報に基づいて採用すると、専門性の高い人材を迅速かつ的確に採用できるためです。
さらに、副業人材のモチベーションの高さも、スタートアップ・ベンチャー企業にとって魅力的といえるでしょう。
コスト削減につながる
副業人材の活用により、人件費の最適化が可能となります。一時的に人手が必要な場合、正社員を雇用すると、繁忙期が過ぎた後も雇用を継続しなければならず、固定費が増加してしまうでしょう。
一方、副業人材は期間限定で採用でき、必要な期間のみ業務に従事してもらえるため、柔軟に人件費を管理できます。
企業として競争力強化につながる
副業人材の活用は、スタートアップ・ベンチャー企業の競争力向上に大きく貢献します。限られたリソースで運営される企業にとって、多様な経験と専門知識を持つ副業人材は、新たな視点やアイデアをもたらす貴重な存在です。
外部からの新鮮な意見は、事業の見直しや、これまで気づかなかった新しい事業のチャンスの発見につながり、結果として事業拡大につながる可能性があります。
スタートアップ・ベンチャー企業で副業する6つのメリット
スタートアップやベンチャー企業で副業をすることには、どのような魅力があるのでしょうか。スタートアップならではのメリットを紹介します。
1.ゼロイチスキルを磨ける
創業間もないスタートアップやベンチャー企業では、業務フローを一から構築する経験を積みやすく、スキルアップにもつながります。大企業や歴史の長い中小企業とスタートアップ・ベンチャー企業との違いは、「ゼロイチ」のスキルを身につけやすいこと。ゼロイチスキルとは、新たな価値を生むスキルです。
歴史の長い企業ではすでに業務フローが定まっており、「改善」はできても「何かを新たに構築」するプロジェクトを担当する機会は少ないといえます。体制が未整備ななかで立ち上げ業務を行うことは容易ではありませんが、ゼロイチスキルが身につけば、自分の市場価値を底上げできるでしょう。
2.やりたい仕事に挑戦できる
組織のなかで働いていると、自分のやりたい方向性とは違う部署に配属されたり、興味のない業務の担当になったりすることも少なくありません。
案件単位でジョインできる副業であれば、本業では経験できない本当にやりたかった業務にチャレンジできます。特に、スタートアップやベンチャー企業は本人の意欲を重視する傾向にあるため、チャレンジングな案件でも手を挙げやすいといえるでしょう。
3.経営者と近い距離で働ける
ビジネススキルの高い経営者などに接し、一緒に働くことでよい刺激・学びを得られるメリットがあります。スタートアップやベンチャー企業は少数精鋭で構成されていることが多く、経営者と社員の距離が近いことが特徴です。
大企業で働いていると社長に接する機会や一緒に仕事をする機会はほとんどありませんが、スタートアップやベンチャー企業では社長と一緒に案件を担当することも珍しくありません。トップレベルのスキルを持つ経営者の下で働ければ、自分のスキルレベルを把握でき、成長にもつながるでしょう。
4.本業との相乗効果を発揮できる
本業とは異なる知見や経験を得られることも、副業の魅力です。特に、スタートアップやベンチャー企業は、大企業にはないフットワークの軽さや風通しのよさがあります。全く違う社風や文化に触れるにつれ、本業の強みや弱みを改めて振り返ることが可能です。
その経験や気付きは、本業での業務改善や新規事業のアイデア創出といった形で還元できるでしょう。
5.転職・独立で有利に働く
会社員として成果を上げても、「個人」の実績や信用アップにつながらない場合がありますが、スタートアップ・ベンチャー企業で業務委託の仕事をすれば、成果は自分の実績として蓄積されます。
本業以外の場所で経験やスキルを磨くことは、自分個人の市場価値を向上させるため、転職や独立する際のアピール材料にできるでしょう。会社の看板に頼らず個人の力で何かを成し遂げる経験を積むことで、転職市場でも高い評価を得られます。
また人脈を広げられるという点でも、転職・独立に役立ちます。キャリアチェンジを志した時に、転職先や案件を紹介してもらえるかもしれません。
6.働き方の自由度が高い
スタートアップやベンチャー企業は、働き方の自由度が高い傾向があります。副業人材を募集する際も、リモートでの対応を認める企業が目立ちます。スタートアップやベンチャー企業の副業を選べば、自分の状況に合わせて柔軟な働き方を実現できる可能性があります。
スタートアップ・ベンチャー企業の副業案件の探し方
スタートアップやベンチャー企業の副業案件は、どうやって探せばよいのでしょうか。ここでは、スタートアップやベンチャー企業の副業案件の探し方について具体的に解説します。
エージェントを活用する
スタートアップやベンチャー企業の副業案件は、専門のエージェントサービスを通じて探すことが可能です。エージェントは、自分のスキルに合う仕事を探している人と企業をマッチングするサービスです。
副業を専門に紹介している副業エージェントだけでなく、フリーランス向けの案件を紹介しているフリーランスエージェントもあります。案件探しから単価交渉までエージェントが代行してくれるため、営業活動を省けるのが魅力といえます。
ITフリーランスとして案件を探している方は、ぜひ弊社「ITプロパートナーズ」をご利用ください。
弊社では「週2〜3日のみの稼働」や「フルリモート」など、柔軟な働き方が可能で、スタートアップ企業やベンチャー企業の案件も数多く扱っています。
また、自社開発案件が多く、エンド直案件も9割となっているため、高い案件単価を実現しています。自分の経験やスキルを活かしてスキルアップにつながる案件を探されている方は、ぜひ無料登録し、案件を探してみてください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングとは、インターネット上でさまざまな仕事を見つけられるプラットフォームのことです。これらのサイトを利用すると、仕事の応募から成果物の提出、そして報酬の受け取りまで、全てオンライン上で行えます。
クラウドソーシングは、「副業を始めたいけれどもどのように始めればよいのか分からない」という方にとっては、便利なサービスです。さまざまな案件を閲覧でき、自分のスキルや興味に合った仕事を見つけやすくなります。副業デビューを考えている方は、クラウドソーシングサイトに登録して案件を閲覧してみることをおすすめします。
マッチングサイトを活用する
マッチングサイトとは、仕事を探している人と仕事を依頼したい人をマッチングさせるプラットフォームです。副業向けのマッチングサイトはいくつかありますが、自分が求める案件が充実しているところに登録しましょう。
代表的なマッチングサイトには、SOKUDANやオファーズがあります。ソクダンは週1日から稼働できる案件が豊富なサイトで、登録して即日で面談可能です。案件検索画面で、スタートアップにチェックを入れて検索できます。
オファーズは、エンジニア・PM・デザイナーに特化したマッチングサイトです。こちらも週1日稼働から案件を探せます。また、企業一覧で目当ての企業を探して応募可能です。
知人・友人の紹介を受ける
副業の案件は知人や友人から紹介してもらうケースも多いものです。副業に興味があることを普段から知人や友人に話していれば、すぐに案件の獲得につながらなくても、後から案件の相談をされる可能性があります。案件獲得のために人脈を広げておくことも大切です。
スタートアップ・ベンチャー企業での副業に向いている人・向いていない人の特徴
ここでは、スタートアップ・ベンチャー企業での副業にどのような人が向いており、どのような人が向いていないのか解説します。
向いている人の特徴
以下の人は、スタートアップ・ベンチャー企業での副業に向いています。
- 明確な目的がある人
- 成果を出せるスキルがある人
- 刺激を求めている人
- 先方の事業への当事者意識を持てる人
スタートアップ・ベンチャー企業は、即戦力として自分で考えて行動できる人材を求めています。上記人材なら、副業先で重宝され、企業に貢献できるでしょう。
向いていない人の特徴
以下の人は、スタートアップ・ベンチャー企業での副業に不向きな可能性があります。
- 実績やスキルに自信がない人
- 収入を増やすことだけが目的な人
- 体制や仕組みが整っている状態で働きたい人
実績やスキルに自信がなければ、優れたパフォーマンスを求められるスタートアップ・ベンチャー企業での活躍は難しいでしょう。また、収入を過度に重視する人、整った環境を重視する人は、一般的な企業の案件の方が向いている可能性があります。
どのような企業の案件が自分に向いているか悩まれている方は、弊社ITプロパートナーズのエージェント面談を受けてみてはいかがでしょうか?希望の条件や経験から伺い、企業様との面談の機会を提供いたします。以下のリンクから無料登録後、エージェント面談を希望できます。
スタートアップ・ベンチャー企業での副業案件を選ぶポイント
スタートアップやベンチャー企業で副業案件を探す時のポイントを紹介します。
「土日」「週2日」など無理なく働ける労働条件か
さまざまなメリットがある副業ですが、負担が大きすぎては本末転倒です。本業に悪影響を及ぼすことがないよう、無理なく続けられる条件のものを選ぶようにしましょう。
例えば、稼働が週2~3日や土日のみの案件、勤務時間が自由な案件だと、時間調整がしやすくなります。
またコロナ禍によりリモート対応の案件が増加しています。移動時間がなく本業と両立しやすいため、リモートの案件もおすすめです。
自分のスキルを活かせる業務内容か
スタートアップ・ベンチャー企業の副業案件は、課題解決に向けて対応できる即戦力や専門性を求める傾向にあります。募集案件が自分の持つスキルを活かせる内容かどうかを確認しましょう。
また、応募する社内に自分と似たスキルを持つ人材がいないかもチェックしたいところ。自分の得意分野に関するノウハウがない会社なら保有スキルを活かせますし、評価が上がりやすいといえます。
自分の価値を高められる環境か
そのスタートアップやベンチャー企業で副業することで、スキルや経験が身につき、自分の市場価値が高まるかどうかも検討しておきたいポイントです。
例えば、副業でありながらサービスのグロース戦略についても議論できるような環境の場合、今後のキャリアに役立つ経験になるでしょう。
本業ではできない業務を選ぶことでスキルアップにつながり、幅広く実績を重ねられます。ただし、誰でもできるような単純作業などを任せられないように注意が必要です。副業である以上、稼働時間には限りがあります。最小の時間で最大限にスキルを活かせるような環境が望ましいといえます。
将来性のあるビジネスか
その会社のビジネスに将来的な需要が見込まれるか、といった点も重要なポイントです。スタートアップ・ベンチャー企業のビジネスは、技術革新や拡張性などが特徴として挙げられますが、市場規模が小さく成長段階といえます。
売上・資金が不安定、あるいは組織づくりやビジネスモデルが確立されていないなどが原因で、スタートアップ・ベンチャー企業の生存率はあまり高くありません。将来的に成長する可能性がある企業かどうかを判断する必要があるでしょう。
興味の持てる業界や領域か
案件選びに迷ったら、経営ビジョンや事業目標に共感できるかどうかで検討することもおすすめです。
スタートアップやベンチャーでは、大手企業が目を付けないニッチな需要や社会課題にチャレンジしている企業が多くあります。自分の仕事に社会的な意義を感じられることは、キャリア形成にとってもプラスになるでしょう。
経営ビジョンが明確か
スタートアップやベンチャー企業では、社長の経営戦略が色濃く反映されます。立ち上げ間もない企業は、まだ経営が不安定なことも多く、ある日突然倒産してしまう可能性もなくはありません。長期的なロードマップが立てられているのか、よく確認してください。
また会社の規模が大きくなれば、正社員として雇用してもらえる可能性もあります。長期的に働くことになった場合、自身とビジョンやカルチャーがマッチするか検討するとよいでしょう。
「ITプロパートナーズ」では、専属エージェントが希望条件や経験に基づき、適したスタートアップ・ベンチャー企業での案件を提案してくれます。会員登録後に無料面談できるので、案件をお探しの方はご活用ください。
スタートアップ・ベンチャー企業で副業する時の注意点
たくさんのメリットがあるスタートアップ・ベンチャー企業での副業ですが、実際に仕事をする際は、以下のことに注意してください。
副業をする目的を明確にする
副業をすることでさまざまなメリットを得られるものの、複数の仕事を両立することは容易ではありません。特に、スタートアップやベンチャーでの副業は、必要なことを自らキャッチアップし、自走できる力が求められます。自分を律しながら課された業務を遂行するには、明確な目的意識が必要です。
始める前に、副業によって何を得たいのか、目的を明確にすることがおすすめです。目指すべきゴールが明確になっていると、業務に対して意義や張り合いを感じられるでしょう。
業務範囲を明確にする
日本企業はメンバーシップ雇用が一般的であり、コア業務以外のことも広くこなせるゼネラリストが重宝される傾向があります。しかし、副業人材は短期プロジェクトにおいて明確な成果を出すことがミッションです。業務外の事業に巻き込まれたり、相談ごとに乗ったりしていては、目的を達成できない可能性があります。
業務範囲を規定するだけでなく「やらないこと」も明確にするとよいでしょう。契約時に「契約外の業務対応は別料金が発生する」旨を明文化しておくことも重要です。業務委託契約の注意点は以下の記事で解説しているので、併せてチェックしてみてください。
経験者向けの副業であることを意識する
スタートアップ・ベンチャー企業の副業案件は専門性や実践レベルの即戦力が求められる、経験者向けの副業です。スキルアップ・人脈づくりにつながるとはいえ、未経験者がスキルをつけたり、人脈を広げたりするために選ぶ副業としては向いていません。
企業としては課題解決や売上アップを目的としており、採用コストも限られています。人材育成のために募集しているわけではないことを認識しておきましょう。
より密なコミュニケーションが求められる
スタートアップやベンチャー企業の中には、事業の方向性が定まっていないところも少なくありません。そのため、スタートアップ・ベンチャー企業で副業するなら、より密なコミュニケーションにより認識のすり合わせを徹底する必要があります。変化のスピードが早く、短期間で方針が変わる可能性もあるため、リモートの場合は特に注意しましょう。
まとめ
社内人材の少ないスタートアップやベンチャー企業では、経験やスキルのある人材を副業で受け入れているケースが多くあります。条件がマッチすれば、高い報酬を得られることも期待できます。
「ITプロパートナーズ」では、IT/Web系分野を中心にスタートアップやベンチャー企業の案件を多く扱っていますので、まずは自分のスキルとマッチしそうな案件を探してみてはいかがでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
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