こんにちは、ITプロマガジンです。
クライアント企業に出向いて働くのが「常駐型フリーランス」ですが、「実際どんな働き方をしているのか」「常駐型フリーランスのメリット・デメリットを知りたい」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、常駐型フリーランスのリアルな働き方やメリット・デメリット、実際に働いている人たちの体験談などについて詳しく紹介していきます。
また、常駐フリーランスが注意すべき「違法性」についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
常駐型フリーランスの働き方とは?
常駐型フリーランスとは、会社員と同じようにクライアントの指定するオフィス・現場に一定期間出向いて働くフリーランスを指します。一般的にフリーランスエンジニアといえば自宅などで働く在宅型(請負型)をイメージする人が多いかと思いますが、実際には常駐型の案件も少なくありません。
常駐型と請負型の違いを次の表で見てみましょう。
| 常駐型 | 在宅型 | |
|---|---|---|
| 働き方 | 出社 | 主に在宅 |
| 報酬 | 準委任契約の場合は契約締結時に定めた金額が、契約締結時に定められた期間ごとに支払われる | 請負契約の場合は成果物に対して、準委任契約の場合は業務遂行に対して報酬が支払われる |
| 契約 | 準委任契約が多いが請負契約の場合もある | 請負契約が多いが準委任契約の場合もある |
| 福利厚生 | なし | なし |
常駐型フリーランスは、主にフリーランスエージェントを通して契約することが多いです。常駐型はクライアントのオフィスで勤務するため、企業文化への順応やコミュニケーション能力が求められます。また、勤務時間が決まっていることも多いため、自由度も制限されますが、情報共有をリアルタイムで解決できる特徴があります。
以下、常駐型フリーランスとその他の働き方の違いについて詳しく解説します。
在宅型(請負型)との違い
在宅型(請負型)フリーランスは、主に自宅はカフェなどのインターネットが接続できる好きな環境で仕事をするフリーランスです。プロジェクトの進捗状況はオンラインで報告し、コミュニケーションも主にツールを使いリモートで行われます。
在宅(請負)フリーランスは自由度が高い分、自己管理やコミュニケーション能力が求められます。常駐型と違い、リアルタイムでコミュニケーションが取れない部分に違いがあります。
派遣との違い
派遣とは派遣会社を通じて一定期間、クライアント企業に就業し報酬を得る働き方です。報酬は時給制となっていることが多く、クライアントから直接もらうのではなく、派遣会社を経由して支払われます。また契約もクライアント企業ではなく、派遣会社と労働契約を結び、クライアントの指示や監督のもと業務を行います。
また、そもそも派遣はフリーランスではないため、福利厚生や労働条件が一定の水準で保証されていることが多いです。
常駐型フリーランスとして働く人たちの体験談
ここでは、常駐型フリーランスとして働く人たちの、リアルな体験談について紹介していきます。実際に常駐しているフリーランスの言葉は、参考になる部分も多いはずです。
高スキルな人と出会える
常駐型フリーランスの良いところは「出会い」です。高スキルの人と知り合えるし今後の仕事につながったりもします。現場を変える度に財産が増える感覚。
引用元:https://x.com/buffdesigninc/status/1586928203037229056
自分がどのような環境にいるかによって、スキルアップできるかどうかは大きく変わってきます。周囲に高いスキルを持つ人がいれば、良い影響を受けたり、レベルの高いアドバイスをもらえたりするため、自然とスキルが上がりやすくなるでしょう。
在宅でフリーランスをしていては、高スキルなエンジニアと深く関われる機会はなかなかありませんが、常駐フリーランスならばそういった機会も珍しくありません。
いろいろなことに気付かされる
常駐型フリーランス開始3日目。早くも会社員時代との違いを色んなところで感じる。フリーランスになってみると、想像の何十倍も色々気づきがあるし、フリーランスのデメが見えてくるし、自分の至らなさ痛感するし、自分の価値観を認識する。
もらってる収入が=自分の価値って思うから責任感も違う。引用元:https://x.com/koeri581018/status/1739945399052616057
フリーランスと会社員とでは、働き方や境遇が大きく異なります。その違いについて、より気付かされる働き方が「常駐フリーランス」です。会社員として働いている人たちに囲まれながら仕事をするわけですから、嫌でも「フリーランスとはどういう存在か」を認識するでしょう。
上記の投稿の通り、デメリットに気付くことも多いと思われますが、もちろん常駐型フリーランスならではのメリットも感じられるはずです。
社員とフリーランスとの意識の違いを感じる
1カ月前ぐらいから常駐型の業務委託で働いてて、基本みんな業務委託なんだけど、やっぱ個人で戦ってきたフリーランスとは何か違うんだよなあ。
みんな向上心あって仕事熱心なんだけど、何かぬるいというか。競争してバチバチやり合ってる感じが足りないんかな。引用元:https://x.com/L_A_SE_r/status/1666099086699933701
先ほどの項目でも触れましたが、会社員とフリーランスでは立場がまったく違います。そのため、仕事への意識や取り組む姿勢にも差が出てくるのも当然です。一概には言えませんが、こちらの投稿のように、「フリーランスの方がバチバチにやり合っている」と感じる方もいるのでしょう。
確かに、フリーランスの場合は、会社員以上に「他者との競争」が日常的ですので、その点は覚悟しておくべきです。
常駐型フリーランスとして働くメリット

常駐型フリーランスには、主に次のようなメリットがあります。
- 一定のリズムで生活できる
- 周りの社員と一緒に仕事ができる
- 基本的に細かい指示は出されない
- 収入が安定しやすい
- 人脈を広げるチャンスがある
- 参画するプロジェクトを選べる
- 人間関係で悩むことが少ない
- 仕事での発生したお金を経費に計上できる
- さまざまな現場での経験を得られる
- 作業環境が整っている
以下、それぞれについて詳しく解説します。
一定のリズムで生活できる
常駐型フリーランスには勤務時間が定められていることが多く、会社員と同じように一定のリズムで生活できるのがメリットの1つです。
在宅型フリーランスの場合、働く時間を自由に決められる分、毎日のリズムが崩れやすくなる傾向がありますが、常駐型フリーランスであればそのような心配がなく、生活習慣の維持や健康管理もしやすいといえます。
また、仕事はクライアントのオフィスにて行うため、プライベートと明確に分けることが可能です。自宅で仕事ができる在宅型フリーランスでは、ともすればプライベートとの境界があいまいになってしまいがちですが、常駐型フリーランスであれば容易にオン・オフが切り替えられます。
周りの社員と一緒に仕事ができる
クライアントのオフィスに出向くことで、人との関わりが多くなるのも常駐型フリーランスのメリットです。
在宅型フリーランスの場合、1人で仕事をするケースが多いため、孤独を感じてしまうことがあります。一方、常駐型フリーランスであれば孤独を感じにくいうえ、クライアントの社員などと直接コミュニケーションを取ることによって、情報の共有や意思の疎通もスムーズになります。一緒に仕事をすることでさまざまな刺激を受け、モチベーションも維持しやすいでしょう。
基本的に細かい指示は出されない
常駐型フリーランスはクライアントのオフィスに勤務しますが、社員として雇用されているわけではないため、就業規則などに縛られる必要がありません。業務内容や進め方に細かい指示を出されることもなく、比較的自由が認められているケースがほとんどです。服装や髪型についても、過度に気を遣う必要はないでしょう。
ただし、チームの和を乱したり、他のメンバーに不快感を与えたりしないよう、最低限のモラルとビジネスマナーは不可欠です。
収入が安定しやすい
在宅型やサービス開発型と比べて収入が安定しやすいことも、常駐型フリーランスのメリットです。
在宅型では短期案件が多く、常に新しい案件を獲得する必要に迫られているフリーランスも少なくありません。また、サービス開発型は、収益が出るまでに時間がかかるうえ、必ずしも上手くいくとは限らないというリスクがあります。一方で、常駐型は長期案件が多く、結果を残すことで繰り返し契約が更新されることも珍しくありません。
人脈を広げるチャンスがある
常駐型フリーランスには、人脈を広げるチャンスがあるというメリットもあります。
在宅型フリーランスの場合、1人で仕事をすることが多く、クライアントともオンラインのみでのつながりとなるケースがほとんどです。そのため、人脈を広げるチャンスが多いとはいえません。一方、常駐型フリーランスであれば常に直接コミュニケーションが図れるため、人脈を広げるチャンスは豊富にあります。
同じオフィスで一緒に働く仲間としての信頼関係が築ければ、他部署の人間を紹介してもらうなど、さらに人脈が広がっていく可能性もあるでしょう。
参画するプロジェクトを選べる
常駐型フリーランスには、参画するプロジェクトを自由に選べるというメリットもあります。「高額報酬が得られる」「得意なスキルが活かせる」「興味がある」など、その理由も自由です。会社員のように、人事異動や人員配置によって参画するプロジェクトを強制されることはありません。
自分の市場価値を高めるために、将来性のある分野のプロジェクトに参画して最新スキルを身につけるなど、キャリアを考慮しながら戦略的に仕事を選ぶことも可能です。会社員がこれを叶えるには、転職するしかない場合もありますが、フリーランスであればフレキシブルに動けます。
人間関係で悩むことが少ない
常駐型フリーランスは、正社員と比べて人間関係で悩まされる心配は少ないです。特定の人間関係の中で仕事に取り組むのは、プロジェクトに参画している間だけだからです。たとえ人間関係に問題を感じても、悩むのはプロジェクトの期間だけで済みます。
常駐型フリーランスの場合、プロジェクトが終了すると、新しい企業へ移ることが多いです。職場での人間関係のいざこざに巻き込まれるリスクは少ないといえます。
仕事での発生したお金を経費に計上できる
常駐型フリーランスには、仕事で発生したお金を経費に計上して確定申告することで、節税ができるというメリットもあります。
会社員の場合、仕事で発生した経費は基本的に会社が負担してくれますが、それによって税金が控除されることはありません。一方、フリーランスは経費を計上することで、場合によっては会社員よりも税金を少なくし、手取り額を増やすことが可能です。
また、個人所有のパソコンや自動車など、会社員であれば経費として認められないようなものでも、フリーランスであれば仕事で使用する場合に限り、全額もしくは一部を経費として計上できます。
さまざまな現場での経験を得られる
案件ごとに異なるクライアントと取り引きすることで、さまざまな現場での経験を得られるのも常駐型フリーランスのメリットです。
会社員が他の企業の現場を知るには基本的に転職するしかありませんが、常駐型フリーランスであれば転職するほどの大きな手間をかけなくてもさまざまな企業の内部で働けます。案件によって、スタートアップから大手・有名企業まで多種多様なクライアントがあり、それぞれの業務の進め方や文化の違いに触れながら、多くの経験を積むことが可能です。
作業環境が整っている
常駐型フリーランスは、クライアントのオフィスで働くことになるため、インターネット回線やパソコンなどの作業環境が整っているのが一般的です。在宅型やサービス開発型では、全てを自分で揃える必要があるうえ、予算によってはパソコンのスペックが低かったり、周辺機器を満足に揃えられなかったりするケースも考えられますが、常駐型ではそのような心配はありません。
さらにクライアントによっては、最先端の機器や大規模な設備が整っており、個人では決して実現できないような快適な環境で働ける可能性があるのもメリットといえます。
常駐型フリーランスとして働くデメリット
常駐型フリーランスには多くのメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。
常駐型フリーランスになることを検討する際には、メリットだけではなく、これらのデメリットにも目を向けることが重要です。以下、それぞれについて詳しく解説します。
社内で孤独になることがある
常駐型フリーランスは、正社員が多いクライアントのオフィスで働くことで、外部の人間として疎外感を感じ、孤独になってしまうことがあります。
正社員同士であれば、1つの企業に所属する同じ立場の人間として一体感を抱きやすいところ、常駐型フリーランスはどうしても「外部からやって来たメンバー」という目で見られがちだからです。また、基本的に長期間一緒に働くことが前提となる正社員と違い、契約が満了すれば別の現場に移ることになるため、深い人間関係を築きにくいという点も一因でしょう。
福利厚生が適用されない
常駐型フリーランスには、会社員のような福利厚生は適用されません。社会保険や年金に自分で加入する必要があるうえ、保険料の半額を会社が負担してくれる会社員と違い、全額を自己負担でまかなう必要があります。
また、フリーランスが加入する国民年金は、会社員が加入する厚生年金と比べて将来受け取れる金額が少なくなるため、老後の資金計画も自己責任で考えておくことが重要です。
突然契約が終了する可能性もある
常駐型フリーランスには、突然契約が終了してしまうリスクがあります。会社員であっても、解雇や倒産によって突然仕事がなくなるリスクはありますが、一般的にその可能性は高いものではないでしょう。
フリーランスの場合、クライアントの業績悪化や方針変更などによって、契約期間中であっても突然終了となる恐れがあります。また、無事に契約が満了したとしても、次の案件が見つからなければ仕事がなくなり、収入はゼロになります。そのため、後述するフリーランスエージェントの活用などにより、継続的に案件を獲得するための工夫が必要です。
働く場所・時間帯の自由度があまり高くない
常駐型フリーランスは、在宅型フリーランスに比べて働く場所・時間帯の自由度があまり高くないのもデメリットといえます。
在宅型フリーランスの場合、働く場所や時間を自由に決めながら、自分のペースで仕事を進められますが、常駐型フリーランスでは、クライアントのオフィスに出社することが基本となるうえ、勤務時間も定められているのが一般的です。
そのため、「会社員時代と働き方があまり変わっていない」「毎日の通勤ラッシュにストレスを感じている」といった不満や悩みを抱える常駐型フリーランスもいます。
成果を出し続けるプレッシャーがある
常駐型フリーランスのなかには、成果を出し続けるプレッシャーが会社員時代よりも大きいと感じている人が少なくありません。
常駐型フリーランスは、会社員のように就業規則に縛られることがなく、基本的には細かい指示が出されることもない一方で、仕事の成果が重要視されるからです。実際、常に成果をあげ、クライアントを満足させる仕事をしていなければ、契約が終了となってしまうこともあります。
常駐型フリーランスは違法?「偽装請負」と見なされるケースの例
常駐型フリーランスとして現場に入る際、最も気をつけなければならないのが「偽装請負」という問題です。具体的に、どのような状況が偽装請負と見なされるのでしょうか。以下の項目で、詳しく紹介していきます。
発注者が直接指示をしている
業務委託契約において、発注者がフリーランスに対して直接的かつ具体的な業務指示を出す行為は、偽装請負の典型的な例にあたります。請負契約や準委任契約では、業務の進め方や作業手順の決定権は受託者側にあるからです。
クライアントが介入できるのは、あくまで最終的な成果物の確認や、大枠の要件定義のすり合わせまでです。もし、日々の細かなタスク管理から進捗のコントロールまで発注者側の担当者が行っている場合、働き方の実態は「雇用関係に近い」と判断されやすくなります。
名ばかりの責任者が指示している
直接的な指示を避けるために、形式上だけ責任者を置いているケースも、偽装請負と認定されるリスクが高まります。
複数のフリーランスがチームとして常駐する際、メンバーの一人をリーダー役に設定する、といった運用が存在します。しかし、リーダー役の人物に業務を割り振る権限やスケジュールを決定する権限が一切なく、単に発注者の指示を伝達しているだけでは意味を成しません。発注者の意向を右から左へ流すだけの役割では、指揮命令系統がクライアントに完全に依存していると見なされるでしょう。
責任者を置くのであれば、プロジェクトの進行管理において実質的な権限を持たせることが求められます。
常駐先の就業規則に従わなければならない
フリーランスは企業に雇用されている労働者ではないため、常駐先企業の就業規則に縛られることはありません。出退勤の時間が厳格に定められていたり、朝礼や全体会議への参加が強制されていたりする場合、偽装請負を疑うべきサインと言えるでしょう。
業務の性質上、セキュリティの都合などで作業時間を合わせる必要がある現場は存在します。しかし、勤務形式について、都度常駐先に許可を求めなければならないなど、正社員と全く同じ労務管理を受けている実態があれば、労働者派遣と区別がつきません。
自らの勤務時間を自分でコントロールできる状態を保つことが、適法な働き方を維持するうえで重要になってきます。
裁量がなく社員と同じ働き方をしている
業務の進め方に関して、フリーランス側にほぼ裁量がなく、正社員と区別がつかない働き方をしている場合も、法律上の問題に発展しやすくなります。どのような技術を採用し、どの順番で業務を進めるかは、外部の専門家としての腕の見せ所のはずです。しかし、席の配置から休憩を取るタイミング、使用するツールの細かい設定に至るまで、すべて社員と同じルールを押し付けられる現場も存在します。
クライアントのプロパー社員と机を並べ、同じ指示系統で同じ作業を分担し、評価まで同じように受けているとしたら、労働基準監督署から指導が入るリスクが高まるでしょう。外部人材としての立ち位置を明確にし、社員とは異なるアプローチで価値を提供する必要があります。
誰が指揮命令者なのかが曖昧になっている
プロジェクトの規模が大きくなると、複数のベンダーやフリーランスが混在して作業にあたることになります。多重下請けの構造において、「誰が誰に対して指示を出してよいのか」が曖昧になっている状況は非常に危険です。A社の担当者から指示を受けていたのに、気づけばB社の社員からも直接作業を頼まれているといった状況は、現場で頻発しやすい問題の一つです。
指揮系統が乱れると、契約の範囲を超えた作業を押し付けられやすくなるだけでなく、責任の所在も不明確になってしまいます。偽装請負を回避するためには、契約書で定められた指揮命令者を明確にし、契約外の人物からの直接的な指示には応じないようにすべきでしょう。
常駐型フリーランスが案件を獲得する方法

フリーランスが常駐型案件を見つける方法を3つ紹介します。
- フリーランスエージェントを活用する
- 人脈を活用する
- 自分で営業して仕事を取る
順番に見ていきましょう。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスエージェントの活用は、常駐型フリーランスが案件を獲得するための有効な方法の1つです。
フリーランスエージェントとは、仕事を探しているフリーランスに対し、経験やスキルに見合った案件を紹介してくれるサービスです。クライアントとの条件交渉なども代行してくれるため、営業が苦手な人でも効率的に案件を獲得できます。
常駐型の案件が数多く登録されているほか、AI(人工知能)など最先端技術を扱う案件も探せるため、有効に活用することでキャリアを充実させることが可能です。
なお、弊社ITプロパートナーズでも、高単価の常駐型案件を数多く扱っています。ぜひお気軽にご相談ください。
人脈を活用する
常駐型フリーランスが案件を獲得するには、人脈を活用するという方法もあります。友人や知人から仕事を紹介してもらったり、かつての同僚や取引先が人材を探していないか問い合わせてみたりする方法です。
業界に関わる人物だけではなく、あらゆる人脈が仕事の経路となる可能性があるため、手持ちの名刺や連絡先を改めて確認することをおすすめします。
もし人脈不足を感じるのであれば、コミュニティなどに参加して人脈を広げる努力をすることも大切です。
自分で営業して仕事を取る
常駐型フリーランスは、自ら営業することで新規クライアントを開拓することもできます。自分のスキルや経験が活かせそうな事業を行っている企業に電話やメールでアプローチし、常駐型案件がないかを問い合わせる方法です。
また、自分のスキルや実績を、他の有益な情報とともにSNSやブログなどで発信しておくと、興味を示してくれた企業から問い合わせが入る可能性があります。
なお、フリーランスの営業方法について詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事をご参照ください。
常駐型フリーランスとして働く際の注意点

常駐型フリーランスとして働く際は、気をつけたほうがよいこともあります。ここでは、常駐型フリーランスとして働く際の注意点を解説します。
体調管理を徹底する
常駐型フリーランスが体調を崩して仕事に穴を開けると、クライアントからの評価はもちろん、収入にも直結します。そのため、会社員以上に体調管理が重要です。会社員であれば有給休暇や休職制度を活用することもできますが、フリーランスにそのような保障はありません。
クライアントによっては、次項で解説する「精算幅」が適用され、多少の休みであれば報酬に影響しないケースもありますが、基本的には体調を崩して仕事を休むような事態は、収入減につながりやすいことを意識しておく必要があります。
精算幅について理解しておく
常駐型フリーランスとクライアントの契約には、精算幅が設定されていることがあります。精算幅とは、「定められた月額報酬を支払うのに必要な稼働時間(時間幅)」のことです。例えば、「精算幅:140〜180時間」と設定されている場合、1ヶ月の稼働時間が140時間を下回れば報酬が減額されてしまいます。一方で、180時間を超えると、報酬が上乗せされます。
休暇の取り方などにも影響するため、精算幅が設定されている場合は、その内容を正確に把握しておくことが重要です。
先方の社員と積極的にコミュニケーションをとる
常駐型フリーランスは、先方の社員と積極的なコミュニケーションを図るようにしましょう。
クライアントのオフィスに出社し、複数のメンバーで仕事を進める常駐型では、在宅型よりもコミュニケーションの重要性が高いといえます。外部のフリーランスという独立した存在ではあるものの、クライアントの正社員になったつもりで、チームに馴染むよう努力する意識が大切です。
情報漏洩には細心の注意を払う
常駐型フリーランスは、クライアントの社内に出社することになるため、在宅型フリーランスよりも機密情報に触れる機会が多くなります。そのため、情報漏洩には一層の注意を払うことが重要です。社内で先方のルールやガイドラインに従うのはもちろん、パソコン・USB・資料などを外部に持ち出すことのないよう十分に気をつけましょう。
万が一、自分の責任で情報漏洩が発生した場合、損害賠償を請求されることがあるうえ、フリーランスとしての信用を失い、今後の活動に支障をきたす恐れもあります。
違法な常駐案件には注意する
なかには違法な常駐案件も存在するため、注意しなければなりません。その代表例が、前述した「偽装請負」です。
請負契約の場合、本来は企業側が業務指示や仕事ぶりの評価などをしてはいけない契約ですが、実際には派遣社員のように細かく業務の進め方などの指示を請けているケースも存在します。
また、契約に含まれない業務を依頼したり、残業や休日出勤をさせたりするのも禁止です。上記のような違法な常駐案件に遭遇したら、労働基準監督署やエージェントの担当者など、然るべき窓口に相談してください。
フリーランスとして良質な常駐案件を見極めるためのポイント
ここでは、先述のような違法案件を避け、良質な常駐案件を見極めるためのポイントを4つ紹介します。契約前の判断に役立ててください。
企業として業務委託人材を積極的に採用している
企業として業務委託人材を積極的に採用しているクライアントの案件であれば、良質である可能性が高いといえます。常駐型フリーランスを受け入れるノウハウが確立されているため、契約などがスムーズに進み、社内メンバーも違和感なく迎えてくれることが期待できるでしょう。
一方で、初めて業務委託人材を受け入れる会社は、ノウハウが社内に蓄積されておらず、契約時にトラブルが発生したり、依頼内容が曖昧になったりする恐れがあるため注意が必要です。
企業の窓口担当者の対応が良い
企業の窓口担当者の対応やコミュニケーションも、チェックしておきたいポイントのひとつです。働き方や契約条件について相談したいことが出てきた場合にやりとりをする相手になるため、窓口担当者の対応が良い企業は安心できます。
一方、「態度が高圧的」「コミュニケーションが取りにくい」といった印象を持った場合、契約には慎重になったほうが良いでしょう。
交通費の支給がある
交通費の支給があるかどうかも、良質な案件を見極める際のポイントの1つです。交通費を支給してくれるクライアントは、フリーランスに対して配慮のある良心的な企業であると考えられるからです。
また、交通費は経費に計上できるとはいえ、出費であることに変わりはありません。些細な要素として軽視せず、契約の際には交通費の扱いもしっかりと確認することをおすすめします。
プロジェクトの内容やスケジュールが明確
良質な常駐案件は、プロジェクトの内容やスケジュールが明確になっている傾向があります。そのため、案件を選ぶ際には、それらが曖昧でないかを確認することが重要です。
プロジェクトの内容やスケジュールがわかりづらい案件では、作業内容が判然とせず思うように進められなかったり、結果的に厳しいスケジュールとなって激務を強いられたりする恐れがあります。
常駐型フリーランスに関するQ&A
最後に、常駐型フリーランスに関するよくある質問にお答えします。気になるポイントがある人は、チェックしておきましょう。
常駐型フリーランスの休みの取り方は?有給はある?
常駐型フリーランスの休日については、事前に契約で取り決めます。基本的には常駐先の勤務形態に従う形で、例えば土日祝日を休みとする企業なら常駐型フリーランスも土日祝日が休みとなります。シフト制の場合は契約で月間の休日日数を取り決め、いつ休みを取るかはチームで相談して決めることになるでしょう。
決まった休日以外に休みを取る場合は、職場と別途調整が必要です。フリーランスに有給はなく、契約で定められた日数は働かなければならないため、休んだ分の工数は別日の勤務時間を伸ばして補填するといったケースが考えられます。対応については案件によって異なるため、詳細は契約前に確認しておきましょう。
常駐勤務でトラブルがあった場合はどうする?
常駐勤務で何らかのトラブルが生じたときは、エージェントを介して参画している案件ならまずはエージェントの担当者に相談しましょう。トラブルの内容に応じて適切に対応してくれます。
エージェントを介していない場合は、労働基準監督署や弁護士など、然るべき機関に相談してください。近年はフリーランス人口が増えているため、厚生労働省による「フリーランス・トラブル110番」など政府主導の相談窓口も整備されています。
常駐型フリーランスが経費にできるものは?
常駐型フリーランスも請負型フリーランスと同様に、仕事に必要な出費は経費として計上できます。具体的には、以下のようなものが挙げられます。
- 交通費
- 書籍の購入費
- パソコンなど必要機器の購入費
- 会計ソフトの利用料
- 資格試験の受験料
- 事務用品の購入費
- 税理士や弁護士への相談費用 など
まとめ
常駐型フリーランスには、会社員や在宅型フリーランスにはない数多くのメリットがある一方で、フリーランスならではのデメリットも存在します。また、働く場所や時間について、在宅型フリーランスのような高い自由度は望めないことにも注意が必要です。
そのため、常駐型フリーランスを目指す際には、メリットばかりに目を向けることなく、デメリットや注意点もしっかりと把握しながら、自分に向いているかどうかを慎重に検討することが大切です。その際は、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
なお、IT/Web系フリーランス向けエージェントサービスのITプロパートナーズでは、高単価かつ柔軟な働き方ができる案件を多数掲載しています。常駐型フリーランスに向けた案件も豊富にありますので、ぜひご活用ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!
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