フリーランス向け福利厚生サービス12選一覧!特徴や選び方も解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスとして働く上での不安の一つに「福利厚生」があるかと思います。会社員にとっては当たり前の存在ですが、フリーランスになると福利厚生は受けられないと考えている方が多いでしょう。確かに、フリーランスには会社員のような福利厚生はありません。

しかし、近年ではフリーランス人口が増えていることもあり、フリーランス向けの「福利厚生サービス」が充実してきています。そこで今回の記事では、フリーランスが利用できるおすすめの福利厚生サービスを紹介します。それぞれの特徴や選び方も紹介するので、ぜひ今回の内容を参考にしてください。

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フリーランスに福利厚生制度はあるの?

フリーランスに会社員のような福利厚生制度はない

冒頭でお伝えした通り、フリーランスには会社員のような福利厚生制度はありません。フリーランスは組織に所属しない働き方なので、家族手当や社宅契約のような福利厚生を受けるためには、何らかのサービスと契約する必要があります。

フリーランスと会社員の福利厚生の差としては、法律で定められた「法定福利厚生」である社会保険がよく知られています。例えば会社員の場合は、会社と折半で社会保険料を支払いますが、フリーランスは全額を自分で支払わなければなりません。またフリーランスは厚生年金に加入できないため、会社に比べて将来もらえる年金額が少なくなってしまいます。

フリーランスは外部の福利厚生サービスが利用できる

しかし、フリーランスは外部の福利厚生サービスと契約を交わすことによって、福利厚生が受けられます。

福利厚生サービスは、エージェント系会社が運営しているものや、公的機関が運営しているものなど多種多様です。福利厚生サービスはどれを選ぶかによって内容が異なるため、事前に情報を収集しておき、自分に合ったものを選ぶのが重要になります。

次の項目から、フリーランスが利用できる福利厚生サービスを紹介します。

フリーランスが利用できる福利厚生サービス12選一覧

福利厚生サービスとしては、大まかに以下のようなものがあります。

  • エージェント系会社の福利厚生サービス
  • クラウドソーシング会社系の福利厚生サービス
  • フリーランス支援会社系の福利厚生サービス
  • 専業会社系の福利厚生サービス
  • 公的機関系の福利厚生サービス

ここではそれぞれの代表的なサービスを紹介します。

エージェント系会社の福利厚生サービス

まずはエージェント系会社が運営している福利厚生サービスを解説します。

1.ITプロトータルサポート(ITプロパートナーズ)

ITプロトータルサポートは、弊社ITプロパートナーズ運営会社が提供している福利厚生サービスです。サービス内容は以下の通りになっています。

  • 案件の紹介
  • 小規模企業共済
  • 損害保険及び各種生命保険相談
  • 保険関係トラブル無料相談
  • 弁護士保険
  • 税理士による確定申告無料相談

専門家によるサポートを無料で受けられるのが特徴で、駆け出しのフリーランスにとって嬉しいサービスが揃っています。保険や税金関係で悩むことの多い方におすすめです。ITプロパートナーズの詳細を知りたい方は以下からチェックしてみてください。

2.フリノベ(ギークスジョブ)

引用元:フリノベ

フリノベは、ギークスジョブによって運営されている福利厚生サービスです。特にITフリーランスに向いている内容となっています。サービス内容は以下の通りです。

  • 会計ソフトの割引サービスや確定申告セミナー
  • ヘルスケアやグルメなどの優待利用
  • 各種オンライン学習サービスの割引利用

3.Workship PREMIUM Club Off(Workship)

Workship PREMIUM Club Offは、Workshipによって運営されている福利厚生サービスです。優待割引を受けられる会員制優待サービスになっており、充実の内容になっています。

  • 人気のリゾートホテルの優待割引
  • 育児サービスの優待割引
  • 有名ホテルのレストランの優待割引

ほかにも映画館やレジャー施設など、豊富なラインナップが魅力です。

4.fukurint(INTLOOP)

引用元:fukurint

fukurintは、INTLOOPによって運営されている福利厚生サービスです。フリーランスエンジニアやコンサルタントに向けた内容になっています。サービス例は以下の通りです。

  • フリーランスに最適な税理士を無料紹介
  • 初回相談無料の税務相談サービス
  • 所得補償保険
  • オーダーメイドシャツを安く作れるECサービス

5.サポートプラス(PE-BANK)

サポートプラスは、PE-BANKによって運営されている福利厚生サービスです。特にITエンジニアにとって嬉しい内容になっています。サービス例は以下の通りです。

  • ITフリーランス向けエージェントサービス
  • コワーキングスペース割引
  • レアジョブオンライン英会話割引
  • IT資格受験及び英語能力検定支援

クラウドソーシング会社系の福利厚生サービス

クラウドソーシング会社系の福利厚生サービスとして、クラウドワークスとランサーズの2つを紹介します。

6.クラウドワークス

クラウドワークスは、クラウドソーシングサービスのなかでもよく知られていますが、こちらにも福利厚生のサービスがあります。クラウドワークスの福利厚生サービスを使うためには、毎月3000円以上の報酬を獲得している必要があります。

クラウドワークスの福利厚生サービスは、以下の3つに分かれています。

  • ライフサポート(ベビーシッターやシェアエコ型保険)
  • お仕事サポート(確定申告のサポート、法律や税務の無料相談、ビジネスカードに関するサービスなど)
  • スキルアップ支援(クラウドカレッジやカフェトーク、オートクチュール、CodeCampなど)

7.ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズもクラウドワークスと並んで、クラウドソーシングサービスの大手として知られています。ランサーズもクラウドワークスと同様、収益をあげている人を対象に、福利厚生サービス「​​フリーランストータルサポート」を提供しています。サービス例は以下の通りです。

  • 税務のサポート
  • 福利厚生による生活支援(レジャーやグルメなど)
  • スキルアップ教育(勉強会やセミナーの紹介)

フリーランスとしてランサーズを利用している場合は、ぜひ利用しておきたいサービス内容です。

フリーランス支援会社系の福利厚生サービス

フリーランス協会やGMOグループのような、フリーランス支援会社系の福利厚生サービスも見逃せません。ここではそれぞれの特徴を見ていきます。

8.フリーランスの保険(フリーランス協会)

フリーランスの保険は、フリーランス協会によって運営されている福利厚生サービスです。フリーランスの人が幅広いサービスを受けられるため、IT系以外の人でもおすすめの内容となっています。サービス例は以下の通りです。

  • 報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」
  • フリーランスにありがちなリスクをカバーしてくれる賠償責任保険
  • 大手企業も導入する福利厚生サービス「WELLBOX」
  • 報酬早期受取サービス「MBPay」

フリーランス協会について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

フリーランス協会とは?怪しい?評判や入会するメリット・デメリット

9.フリーナンス(GMOグループ)

引用元:フリーナンス

フリーナンスはGMOグループによって運営されている福利厚生サービスです。フリーランス特化型の福利厚生サービスで、幅広い部門で高く評価されています。サービス例は以下の通りです。

  • 充実の補償を提供してくれる「あんしん補償」
  • 日常生活から天災までサポートしてくれる「あんしん補償プラス」
  • 資金繰りをサポートしてくれる「即日払い」
  • 所定の入院をした場合に給付金を受け取れる「所得保障保険」

フリーナンスの評判は?利用者の口コミや登録するメリット・デメリット

専業会社系の福利厚生サービス

ベネフィット・ステーションのような、専業会社系の福利厚生サービスも、選択肢に含めておくとよいでしょう。

10.ベネフィット・ステーション

ベネフィット・ステーションは、企業を対象としてサービスを提供しています。個人事業主は使えませんが、法人成りしているのであれば、1人からでも加入できます。

140万以上あるサービスが特徴で、幅広いサポートを受けられるでしょう。サービス例は以下の通りです。

  • 健康支援
  • 教育・研修支援
  • 利用促進支援

公的機関系の福利厚生サービス

公的機関が運営している福利厚生サービスもあります。代表的なサービスとして、CLUB CCIやあんしん財団を確認しましょう。

11.CLUB CCI(商工会議所)

引用元:CLUB CCI

CLUB CCIは、各地商工会議所の会員事業所を対象とした、福利厚生支援サービスです。サービス内容としては以下のものがあります。

  • 旅行・レジャー
  • 映画・エンタメ
  • ショッピング
  • 健康・スポーツ
  • グルメ
  • 自己啓発
  • 育児・介護

幅広いサービスを展開しており、さまざまなフリーランスにとって使いやすい内容になっています。

12.あんしん財団

一般財団法人 あんしん財団は、福利厚生の充実のために、さまざまなサービスを提供しています。「あんしん財団WELBOX」は、大手企業並みの総合福利厚生サービスです。

サービス例は以下の通りです。

  • 旅行・レジャー
  • エンターテインメント
  • イベント
  • eラーニング

フリーランスが福利厚生サービスを利用するメリット

フリーランスが福利厚生サービスを使用すると、もしものトラブルに対応できたりスキルアップのサポートが受けられたりと、多くのメリットがあります。ここでは、福利厚生サービスを利用するメリットを、4つのトピックに分けて解説します。

もしものトラブルがあっても安心

福利厚生サービスを利用していれば、もしものトラブルがあっても安心です。会社員で何かトラブルに巻き込まれそうになった場合は、会社側が助けてくれることがあります。しかしフリーランスは、組織に属しているわけではないため、自分の身を自分で守らなければなりません。

福利厚生サービスには、賠償責任保険や所得補償が含まれていることも多く、組織に属していないフリーランスには嬉しい内容となっています。

税務関係のサポートが手厚い

税務関係のサポートが手厚いのも福利厚生サービスを利用するメリットです。福利厚生サービスのなかには、弁護士に無料で相談できるサービスや、確定申告セミナーが含まれているものも多くあります。

特に事業所得を青色申告で確定申告する場合、税務作業がかなり複雑になります。税金や会計の知識がないまま対応できる作業ではないため、上記のようなセミナーや講習に参加し、税務関係に関する基礎知識を学ぶようにしましょう。

フリーランスが支払う税金の種類とは?対策や払わないリスクも紹介

スキルアップのサポートが受けられる

スキルアップのサポートが受けられる点も見逃せません。福利厚生サービスの紹介でも見てきたように、視覚支援や学習支援で、割引が適用されるものも多くあります。

特にフリーランスは、会社員と異なり、自分のスキルがそのまま報酬に反映される働き方です。スキルを磨けば磨くほど、高単価の案件を獲得できる可能性も高まります。

時間を見つけて効率的にスキルアップしたいのであれば、福利厚生サービスが大きく役立つでしょう。

フリーランス生活が豊かになる

福利厚生サービスには優待制度が含まれていることも多いので、フリーランス生活が豊かになります。例えばホテルの割引を使って旅行を楽しんだり、健康診断を優待価格で受けたりと、日常生活に便利なサポートが詰まっています。

特に健康の維持は、フリーランスで働くうえでとても重要です。病気休暇を利用したり、代わりの人を用意してもらえたりする会社員とは異なり、フリーランスには自分の代わりに稼いでくれる人が存在しません。オン・オフの切り替えをスムーズにするためにも、福利厚生サービスが役立ちます。

フリーランスの健康診断の受け方と経費・医療控除に関するルール

フリーランスが福利厚生サービスを選ぶポイント

フリーランスを対象にした福利厚生サービスは多種多様なので、いくつかのポイントに気をつけながら選ぶ必要があります。ここではそのポイントを、4つに分けて解説します。

必要なサービスが揃っているか

まずは必要なサービスが揃っているかどうかを確認しましょう。例えばITエンジニアでもないのに、エンジニアに特化した福利厚生サービスを利用しても、効果的なサービスを受けられません。自分のニーズに合ったサービスを利用するべきです。

そのためにも、福利厚生サービスを使う前に、「なぜ自分には福利厚生が必要なのか」を明確化しておくとよいでしょう。目的がはっきりしていれば、自然と自分に合ったサービスを探せるようになります。

実績は十分か

実績が十分かどうかも、福利厚生サービスを選ぶうえでとても重要なポイントです。自分の日常生活に関わることなので、福利厚生サービスを利用する際は、なるべく信頼できる業者のものを選ぶとよいでしょう。

多くの人々が利用しているサービスは、内容が充実していたり信頼性が高かったりと、フリーランスにとって多くのメリットをもたらしてくれる可能性があります。実績があればサービスとしての将来性も高いため、なるべくそうした福利厚生サービスを選ぶようにしましょう。

使いやすさやサポート内容は充実しているか

使いやすさやサポート内容を吟味するのも大切です。福利厚生サービスは、利用エリアや利用対象が限定されているものもあるため、場合によっては使いにくいと感じることもあります。どれだけ充実したサービス内容でも、自分の居住地が利用エリアに入っていなければ意味がありません。

また実際に使ってみて、後から使い心地の悪さを感じる場合もあります。高い利用料のサービスはなるべく避け、できれば複数のサービスを比較検討してみるとよいでしょう。

料金体系に納得できるか

料金体系に納得できるかどうかも重要なポイントです。福利厚生サービスは、無料で利用できるものから高い料金で充実したサービスを提供してくれるものまで、幅広い種類があります。

福利厚生サービスは、あくまでもフリーランス生活を豊かにするために利用するものなので、自分の収入に見合わない高い利用料を払うのはおすすめできません。事前に手数料やプランの料金を確認し、料金体系に納得できるかどうかを見ておきましょう。

まとめ

今回はフリーランスの福利厚生について解説しました。フリーランスは会社員のように組織に属しているわけではないため、福利厚生制度がなく、自分で福利厚生サービスと契約する必要があります。自分に合ったサービスを選ぶためにも、事前の情報収集を徹底しましょう。

フリーランス生活を豊かにするためには、働きやすい案件探しも重要です。「ITプロパートナーズ」には、高単価で働きやすい案件が揃っているので、ぜひお気軽にご利用ください。

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