業務委託でおすすめの仕事・副業13選!案件の探し方や注意点も紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

業務委託は個人として仕事を請け負う際によく結ばれる契約で、業務委託で仕事をしているフリーランスや副業ワーカーが多くいます。そのなかで実際に副業や独立を検討していて、業務委託で仕事がしたいと考えている人もいるのではないでしょうか?

本記事では、業務委託の概要やおすすめの仕事、案件の獲得方法などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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目次

そもそも業務委託とは?

業務委託契約とは、雇用関係を結ばず成果物の納品や任務の遂行に対して報酬が支払われる契約のことです。業務委託は「請負契約」と「委任契約・準委任契約」の大きく2種類に分けられます。

以下で、それぞれの契約の特徴について解説します。

請負契約

請負契約は依頼された業務を完成させることを約束する契約で、納品する成果物に対して報酬が支払われます。事前に定めた内容の成果物を納品する必要があり、納品した成果物に瑕疵があったりそもそも納品できなかったりした場合は、報酬の請求はできません。

委任契約・準委任契約

委任契約・準委任契約は、成果物ではなく契約内容に応じた業務の遂行に対して報酬が支払われる契約です。委任契約は法律行為を伴う業務の際に結ぶ契約で、弁護士などに依頼する時は委任契約を結びます。対して準委任契約は法律行為を伴わない業務が対象で、コンサルタントやシステムの運用保守などの契約に用いられます。

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業務委託で副業は可能?アルバイトとの違いは?

本業の勤務先で副業が許可されていれば、業務委託での副業が可能です。業務委託なら勤務時間を指定されず柔軟に対応できるので、スキマ時間を有効活用して稼ぐことができます。

副業と聞くとアルバイトを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、業務委託とアルバイトは別物です。アルバイトは勤務先と雇用契約を結びますが、業務委託の場合は雇用契約を結びません。

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業務委託でおすすめの仕事・副業13選

副業の種類主な職種
IT・Web・クリエイティブ系・ITエンジニア
・Webデザイナー
・Webマーケター
・Webライター
・動画編集者
講師・メンター系・家庭教師
・カウンセラー
・インストラクター
美容・サロン系・美容師
・ネイリスト
運送・清掃・設備管理系・軽貨物ドライバー
・清掃スタッフ
・ビル管理

上記のように、業務委託の仕事の種類はさまざまです。以下でそれぞれの職種の仕事内容や報酬などを紹介するので、気になる仕事についてチェックしてみてください。

IT・Web・クリエイティブ系

IT関連の知識や経験がある人は、IT・Web・クリエイティブ系の仕事にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。以下で、おすすめの仕事を紹介します。

ITエンジニア

仕事内容システムやアプリの開発・運用・保守に関わる仕事
必要スキル・プログラミングスキル
・コミュニケーションスキル
・マネジメントスキル(上流工程の場合)
報酬目安月収50万円から90万円
難易度専門スキルが必要

ITエンジニアはシステム開発プロジェクトに参画し、ポジションに応じた仕事を行います。インフラエンジニア、フロントエンド・バックエンドエンジニアなど、ITエンジニアの職種は多様です。また、要件定義・設計・開発・保守など、担当する工程は案件によって異なります。

職種やジャンルに合わせて、必要とされるプログラミング言語を習得しましょう。例えば、Webフロントエンド開発ではHTML・CSS・JavaScriptなど、スマホアプリ開発ではJava・Kotlin・Swiftなどのスキルが求められます。

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Webデザイナー

仕事内容Webサイトに関するデザインを行う
必要スキル・Webデザインに関する知識
・コーディングスキル
・デザインツールを扱うスキル
報酬目安月収20万円から80万円
難易度案件によっては未経験可

Webデザイナーは、WebサイトやLP、ロゴやバナーなどのデザインを担当します。高度なスキルが求められる案件もありますが、クラウドソーシングでは簡単なバナー作成など未経験可の案件も見られます。

Webデザイナーには、IllustratorやPhotoshopなどのデザインツールの操作スキルや、HTMLやCSSなどのコーディングスキルが必要です。加えて、UI/UXを意識した実用性の高いデザインができると、クライアントから重宝されるでしょう。

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Webマーケター

仕事内容Webを使った集客戦略の検討や実行
必要スキル・WebやSNSについての知識
・データ分析スキル
・提案力
報酬目安月収20万円から70万円
難易度専門スキルが必要

WebマーケターはクライアントのWeb上での集客を支援する仕事で、SEOの観点によるWebサイトの構築や、SNSやWeb広告の運用、マーケティング戦略の検討などを行います。

Webマーケターにとって、マーケティングの主戦場であるWebやSNSについての知識は不可欠。ユーザーの行動を分析し、マーケティング施策の効果を適切に判断するために、データ分析スキルも身につけておきましょう。

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Webライター

仕事内容Webに掲載される記事の作成
必要スキル・ライティングスキル
・SEOの知識
報酬目安月収10万円から30万円
難易度案件によっては未経験可

Webライターは、ブログ記事や企業のオウンドメディアなどWeb上の記事を作成する仕事です。報酬は文字単価で計算するケースが多く、専門的な内容になるほど報酬が高く設定されます。

Webライターには、高度なライティングスキルが不可欠です。読者を惹きつける魅力的な文章構成や、豊富な語彙力、正確な文法知識などが求められます。また、Webに掲載される記事を作成する以上、SEOのスキルも欠かせません。上位表示を目指して、適切なキーワードを選定する力や、構成作成力なども養いましょう。

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動画編集

仕事内容映像のつなぎ合わせやテロップ・BGMの設定など
必要スキル動画編集ソフトを扱うスキル
報酬目安1本あたり5万円から10万円
難易度案件によっては未経験可

動画編集はクライアントから提供される映像素材をもとに、希望された内容の動画に仕上げる仕事です。クラウドソーシングにはYouTubeやTikTokなどに投稿する動画や、PR動画、イベントで流すムービーに関する案件の募集が多くあります。

動画編集の作業は、映像素材の選別とカット、テロップや画像の挿入、音声や効果音の調整など。主要な動画編集ソフトとして、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどを扱えるようにしておきましょう。なお、案件によっては、企画や撮影から任される場合もあります。

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講師・メンター系

人に教えられる知識やスキルがあるなら、講師・メンター系の仕事がおすすめです。講師・メンター系の職種の例を以下で紹介します。

家庭教師

仕事内容学生に対して授業を行う
必要スキル授業を行う科目の知識
報酬目安時給1,000円から5,000円
難易度案件によっては未経験可

家庭教師にも業務委託の案件があり、求人サイトなどで募集があります。実際に学生の家を訪問するほか、オンラインで授業を行う案件もあります。内容によっては、社会人が指導の対象となるケースも少なくありません。

家庭教師には、担当科目の深い知識はもちろん、指導スキルとコミュニケーションスキルも求められます。さらに、受験を控えた学生を指導する場合は、受験制度や試験の出題傾向を理解し、的確なアドバイスを提供することも重要です。

カウンセラー

仕事内容クライアントの相談を受ける
必要スキルコミュニケーションスキル
報酬目安時給2,000円から1万円
難易度案件によっては未経験可

メンタルヘルスやキャリアについてなど、クライアントからの相談を受け付けるのがカウンセラーの仕事です。オンラインでカウンセリングを受けている人は多く、悩み相談や恋愛相談のスキルを出品できるクラウドソーシングサイトもあります。

カウンセラーには、クライアントの悩みを適切に理解し寄り添うための、コミュニケーションスキルが求められます。相手の話を注意深く聞き、適切な質問を投げかけ、必要な情報を引き出しつつ言葉の裏にある感情や意図を捉えることが大切です。さらに、問題の根本原因を見極め、解決策を導き出す分析力も重視されます。

インストラクター

仕事内容専門スキルをクライアントにレッスンする
必要スキル・レッスン内容に応じた知識やスキル
・コミュニケーションスキル
報酬目安レッスン内容に応じてさまざま
難易度専門スキルが必要

ヨガ・ゴルフ・フィットネスなどのインストラクターも、業務委託として働けます。時給制・月給制、スタジオレッスン・オンラインレッスンなど、報酬や働き方は案件によってさまざまです。スタジオやジムなどと業務委託契約を結ぶ場合は、資格や実績が重視されるでしょう。

インストラクターに必要なスキルは、専門知識やスキルと、コミュニケーションスキルです。受講者に納得してレッスンを受けてもらうには、説得力ある説明と指導が求められます。

美容・サロン系

美容・サロン系の職種も、業務委託での仕事があります。美容・サロン系の仕事の例として、美容師とネイリストについて紹介します。

美容師

仕事内容お客さまのヘアカットやカラーリング
必要スキル美容師免許
報酬目安月収20万円から70万円
難易度専門スキルが必要

美容師は、ヘアサロンでお客さまのヘアカットやカラー、ヘアアレンジなどを行います。美容師として働くには、国家資格が必要です。美容室と業務委託契約を結ぶと、売上の一定割合を美容室に支払う代わりに、美容室のブランド力や集客力を活かして活動できます。

お客さまの依頼に応えるには、技術に加え、カウンセリングスキルや観察力も大切です。また、メイクアップやネイルの知識やスキルがあると、仕事の幅が広がります。

ネイリスト

仕事内容お客さまにネイルアートを行う
必要スキルサロンによっては各種資格が求められることも
報酬目安月収20万円から30万円
難易度専門スキルが必要

美容師と同じように、ネイリストもネイルサロンと業務委託契約を結ぶことが可能です。ネイリストとして働くのに資格は必須ではありませんが、ネイルサロンによってはJNAジェルネイル技能検定などが求められることがあります。

ネイリストとして成功するためには、手先の器用さや集中力、美容やファッションへの高い関心などが必要です。バリエーション豊かな提案ができると、リピート客を獲得できるでしょう。

運送・清掃・設備管理系

最後に、運送・清掃・設備管理系の仕事について見ていきましょう。

軽貨物ドライバー

仕事内容荷物の配送
必要スキル運転免許証
報酬目安月収30万円から70万円
難易度案件によっては未経験可

荷物の配送ニーズは高く、軽貨物ドライバーの業務委託案件も求人サイトには多く見られます。社用車を貸し出してくれる案件なら、車を所有していなくてもドライバーとして働けます。

軽貨物ドライバーには、長時間の運転や荷物の積み下ろしに耐えうる体力と持久力が不可欠。同時に、配送スケジュールを守るため、的確な時間管理能力も求められます。さらに、運送会社や配送先の人と接する機会も多いため、ビジネスマナーやコミュニケーションスキルも必要です。

清掃スタッフ

仕事内容ゴミの回収や清掃
必要スキル清掃場所に応じた清掃方法の知識
報酬目安時給1,000円から3,000円
難易度案件によっては未経験可

清掃スタッフの場合、清掃場所が案件によって異なります。オフィスビルや病院など公共の場所を清掃する案件もあれば、ハウスクリーニングのように依頼者の自宅を清掃する案件もあります。基本的な清掃スキルがあれば対応できる案件が多い一方で、ゴミが著しく散乱した住まいや、人が亡くなった後の家を掃除する際は、専門的なスキルが必要です。

体力に自信がある人、ルーティンの作業が苦にならない人、細かいところまで気がつく人は、清掃スタッフに向いています。

ビル管理

仕事内容ビルのメンテナンスや警備、清掃など
必要スキル案件によっては事務作業のためのパソコンスキルなどが必要
報酬目安月収20万円から30万円
難易度案件によっては未経験可

ビル管理は、ビルやマンションの点検や清掃、巡回などを行う仕事です。特定の施設に常駐する案件もあれば、日によって異なる建物を担当する案件もあります。なお、設備の点検のように、担当する業務によっては専門的な資格が必須。

管理面における年間スケジュールの作成や、点検や巡回結果の報告には、パソコンスキルが必要です。また、迅速に異変を察知するためには、観察力の高さが問われます。

未経験・初心者でも取り組める業務委託の仕事や副業は?

未経験や初心者の人が取り組みやすい業務委託の仕事として、以下のようなものがあります。

  • Webデザイナー
  • Webライター
  • ドライバー
  • 清掃スタッフ など

WebデザイナーやWebライターの仕事はクラウドソーシングサイトなどで多く募集があり、未経験可の案件も少なくありません。また、オンラインスクールではWebデザインやWebライティングを学べるコースが用意されているため、初心者が学習しやすい環境が整っています。

軽貨物ドライバーの仕事は、基本的に普通運転免許証があれば問題ありません。お客様を乗せるわけではないので、二種免許は不要です。

清掃スタッフも資格や特別な経験などは不要なため、未経験や初心者でもチャレンジしやすい仕事の1つです。

業務委託案件を探す際のポイント

業務委託の仕事を探す時は、次の2つのポイントを意識してください。

希望とする報酬・稼働時間・働き方かどうか

まずは希望とする報酬・稼働時間・働き方かどうかが大切です。特に副業で案件に取り組む場合は、「リモートで対応できるか」「本業と勤務時間が被っていないか」「平日夜や土日の対応だけで間に合う作業量か」などをしっかり確認しましょう。

フリーランスの場合は、報酬の確認が重要です。生活するためにどの程度の金額が必要なのかを意識して、希望の報酬額の目安を決めておきましょう。

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スキルに見合った仕事かどうか

個人として案件を請け負うため、自分のスキルに見合った仕事かどうかも重要なポイントです。保有スキルよりも高い技術が必要な案件を受けてしまうと、求められる対応ができずにクライアントに迷惑をかけてしまいます。

反対に、保有スキルより低いスキルで対応できる案件もおすすめできません。自分のスキルや実績に見合った報酬が得られませんし、やりがいもあまり感じられないでしょう。

業務委託案件を獲得する方法

ここでは、業務委託案件を獲得する4つの方法について解説します。

フリーランスエージェントを活用する

フリーランスエージェントは、フリーランスを探す企業と、仕事を探しているフリーランスをマッチングさせるサービスです。各エージェントには専門分野があるので、自分に合うものに登録しましょう。

フリーランスエージェントを活用すると、自分のスキルや経験に合った案件を紹介してもらえます。エージェントのスタッフは市場動向や業界の最新情報に精通しており、希望の仕事内容や報酬、稼働できる時間などをしっかり伝えておけば、自分に合う案件を探す手間を省くことが可能です。

また、キャリアに対するアドバイスを受けられ、契約条件の交渉や仕事上のトラブル解決などについてもサポートしてもらえます。

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クラウドソーシングを活用する

クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングでも、業務委託案件を探せます。クラウドソーシングのメリットは、案件探しから納品まで全てオンライン上で完結する点です。オンラインミーティングが必要な案件もありますが、基本的には稼働時間の指定はないため、柔軟に働きたい人や本業の合間に副業したい人におすすめです。

クラウドソーシングには、エージェントのようなスタッフはいません。そのため、自身で適切な案件を見つける必要があります。検索機能を活用し、キーワードや条件で、自分のスキルや経験を活かせる案件を絞り込みましょう。

案件の詳細をよく読み、要求されるスキル、納期、予算を慎重に確認してください。加えて、クライアントの評価や過去に募集した案件についても調べ、信頼性を判断しましょう。

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求人サイトを活用する

求人サイトはアルバイトや就職などの求人を扱っているイメージがあるかもしれませんが、業務委託の仕事を掲載している求人サイトもあります。「業務委託」と職種名を入力してキーワード検索してみると、希望の案件が見つかるかもしれません。

求人サイトを使うメリットは、自分のペースで案件を探せることです。また、求人サイトの大きな特徴として、在宅ではなく実地で働ける仕事が多く掲載されている点が挙げられるでしょう。オフィスでの業務や現場での作業を希望する人にとっては、求人サイトの活用がおすすめです。

業務委託を募集しているおすすめマッチングサイト

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知人や友人から紹介してもらう

知人や友人から仕事を紹介してもらう方法もあります。「Webサイトを作って欲しい」「動画を編集できる人を探している」といった人が、意外と身の回りにいるかもしれません。業務委託の案件を受けたいと思ったら、自分のスキルやどのような案件に対応できるのかなどを積極的に周囲に話してみましょう。

知人や友人からの紹介なら働きやすいと感じるかもしれません。しかし、トラブルを避けるために、報酬や納期などの条件を明確にしておきましょう。

仕事ぶりを評価してもらえると、新たな仕事を回してもらえたり、ほかの人に自身を推薦してもらえたりする可能性もあります。

業務委託案件の獲得に活用できるサイト

ここでは、業務委託案件の獲得に活用できる5つのサイトを紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ」は、ITエンジニア向けのフリーランスエージェントです。エンド直で高単価な案件やトレンド技術を扱える案件を多く取り扱っているので、IT関連の職種で業務委託案件にチャレンジしたい人はぜひ活用してください。また、週2〜3日から働ける案件やリモート可能な案件も多いため、副業案件を探しているITエンジニアやマーケター、デザイナーにもおすすめです。

クラウドワークス

クラウドワークス」は全国78万社(2024年7月現在)が利用する、国内最大級のクラウドソーシングサイトです。常に豊富な案件が掲載されていて求められるスキルもさまざまなので、報酬や仕事内容など希望に合う案件を検索してみてください。

ランサーズ

引用元:ランサーズ

ランサーズ」は、クラウドワークスと同じく大手クラウドソーシングサイトです。仕事のカテゴリーが350種類以上(2024年7月現在)と幅広く、さまざまな案件が掲載されています。公開されている案件に応募するほか、自分で仕事メニューを設定した「パッケージ」の販売や、専任エージェントによるマッチングなども利用できます。

Workship

引用元:Workship

Workship」は、フリーランス・副業ワーカー向けの案件検索サイトです。エンジニアやデザイナーなどIT・Web系の案件を中心に、編集者や広報など幅広い職種の案件が探せます。東京都内の案件が中心ですが、リモート可能な案件も多く掲載されています。

indeed

引用元:indeed

indeed」は、多数の求人を掲載している大手求人サイトです。キーワードと勤務地での絞り込みが可能なので、希望の職種名と「業務委託」というキーワードで検索してみてください。例えば「業務委託 Webデザイナー リモート」と検索すると、1,000件以上の求人がヒットしました(2024年7月現在)。このように、indeedでは業務委託の仕事も豊富に扱っています。

業務委託で働くメリット

業務委託で働くメリットは以下の4つです。

  • 働き方の自由度
  • 高収入を目指せる
  • モチベーションが高まる
  • 人間関係にストレスが少ない

4つのメリットを詳しく解説します。

働き方の自由度が高い

業務委託で働く代表的なメリットが、働き方の自由度が高いことです。勤務地や勤務時間の縛りがない案件が多く、雇用契約と違って指示系統も存在しないため、自分のペースで仕事を進められます。

社員やアルバイトとして働く場合、勤務地や勤務時間を指定されるケースがほとんどでしょう。副業案件を探している人や、育児や家事の合間に仕事をしたい人にとっては、条件が合わないことも少なくありません。

業務委託なら、稼働時間などの条件に制限がある人でも働きやすい案件が見つかるでしょう。

高収入を目指せる

業務委託で働くと、高収入を目指せます。多くの業務委託契約では、成果物に対して報酬が支払われるため、単価が比較的高い傾向です。特に、専門的なスキルや知識が必要とされる業務ほど、高額な報酬を得られる可能性が高まります。また、成果物や仕事の質が高く評価されれば、単価アップも期待できるでしょう。

さらに、業務委託は働いた分だけ報酬をもらえる働き方です。自己管理能力が求められますが、十分な量の仕事を受けると、より高収入を目指しやすくなります。

自分の得意なことを活かせる

得意なことを生かして働ける、仕事の成果が直接収入に結びつくのでやりがいがある、といった点も、この働き方ならではかもしれません。

また、スキルを正当に評価してもらうことができれば、一般的な正社員よりも高額な報酬を受け取れます。

社員やアルバイトとして働いていると、時には苦手な仕事を指示されることもあるでしょう。一方、業務委託なら案件を受けるかどうかを自分で決められるため、得意分野の案件を選んで受注できます。

人間関係にストレスが少ない

一般的な正社員として勤めていると、人間関係で悩まされることが多いのが現実です。

しかしながら、フリーランスであれば、もし人間関係が悪くなっても、最悪契約期間が満了すれば、次の職場にシフトすることができます。

仕事での人間関係に煩わしさを感じる方は、フリーランスになるメリットは大きいかと思います。仕事は仕事、プライベートはプライベートと、しっかり切り替えることによって、ワークライフのバランスを保つことができます。

また、正社員であると、深夜まで作業して残業代が出ないというのもザラですが、業務委託契約では生産幅というものが決まっており、そこから逸脱したものには、しっかり契約内容を詰めていれば必ず残業代が振り込まれます。

エージェントを通しての契約であれば、客先がトラブルなどに見舞われ未払いになるということもないので安心できます。

業務委託で働くデメリット

業務委託としての働き方には3つのデメリットがあります。

  • 収入が安定しない
  • 労働基準法に守られない
  • 全てが自分の責任になる

デメリットについて詳しく見ていきましょう。

収入が安定しない

業務委託で働くデメリットとして、収入が安定しないことが第一に挙げられます。高単価な案件を継続して受注できれば収入は安定しますが、思うように案件を受注できないと収入が途切れてしまいます。

案件によって報酬額に差があるため、月によって収入額が大きく変動することも珍しくありません。本業の収入が安定していて副業で業務委託を始めるなら問題ありませんが、フリーランスにとっては大きなデメリットです。

労働基準法に守られない

業務委託の場合、労働基準法の対象外となる点にも注意が必要です。労働時間の上限や残業手当、有給休暇などはありません。また、労災保険も業務委託は対象外となるため、例えば働きすぎで体調を崩したとしても基本的に労災の給付はなく、自己責任となってしまいます。

全てが自分の責任になる

担当業務に関して全責任を負う点も、業務委託で働く際のデメリットといえるでしょう。契約内容を満たせない場合、損害賠償請求に発展するリスクがあります。契約内容を満たすには自己管理能力が求められるため、仕事量やスケジュールの管理、健康維持などが苦手な人にとって、業務委託は厳しいかもしれません。

業務委託の働き方がおすすめな人

ここでは、業務委託で働くのがおすすめな人の特徴を紹介します。

時間を有効活用したい人

業務委託は稼働時間の指定がなく自由度の高い働き方のため、時間を有効活用したい人におすすめです。「本業がない平日夜や土日の時間でお金を稼ぎたい」「昼間より夜のほうが仕事に集中できる」といった人は、自由な時間に働ける業務委託案件が向いています。

自由な時間に働ける業務委託は、家事や育児を両立したい女性におすすめの働き方です。業務委託なら、子どもの学校や保育園の時間に合わせて仕事量を調整でき、家族の急な病気や学校行事にも柔軟に対応できます。家事や育児に励みつつも、自身のキャリアを伸ばせるでしょう。

積極的にスキルアップを図れる人

個人として仕事を請け負うことになるため、積極的にスキルアップを目指す姿勢が大切です。

エージェントやクラウドソーシングなど業務委託案件が探せるサービスが充実していて、フリーランスや副業ワーカーが増えています。

このような状況で安定して案件を獲得するには、常に求められる人材でいなければなりません。特にIT系は新しい技術が次々と登場しているため、情報収集やスキルアップを怠らないようにしましょう。

セルフマネジメントが得意な人

働き方の自由度が高いのは業務委託のメリットですが、裏を返せば「自分でスケジュールやタスクを全て管理しなければならない」ということです。セルフマネジメントが得意な人なら、業務委託でも計画的に仕事を進められるでしょう。

案件を掛け持ちする場合は、特に高度な自己管理能力が必要となります。複数の案件の品質を維持するためには、各案件の締め切りや要求事項を正確に理解し、適切に管理しなければなりません。自身の能力や働ける時間を考慮し、対応可能な仕事量を見極めましょう。

業務委託で働く際の注意点

業務委託で働く際には、以下の3点に注意してください。

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仕事によっては専門スキルが必要になる

業務委託は仕事の種類が豊富ですが、専門スキルが必要になるものも少なくありません。例えばITエンジニアならシステム開発に関する知識やスキルが必要になりますし、美容師のように国家資格が必要な仕事もあります。希望する職種にどのようなスキルや資格が求められるのか、事前に確認しておきましょう。

副業なら本業で許可されているか確認する

副業を始める前に、本業の勤務先が副業を許可しているかどうか確認しましょう。副業を全面禁止している企業や、条件付きで許可している企業もあります。勤務先が副業を禁止しているのに業務委託の案件を受注してしまうと、勤務先とトラブルになるおそれがあるため注意してください。

確定申告の手続きを忘れずに行う

業務委託による所得が一定の金額を超えたら、確定申告が必要です。副業の場合、年間の所得が20万円を超えると確定申告をして税金を納めなければなりません。

確定申告を忘れてしまうと、無申告加算税のペナルティを受けるリスクがあります。税務署に無申告を指摘された場合、本来納めるべき税額のうち50万円以下の部分に対して15%、50万円を超える部分に対して20%の、無申告加算税を支払わなくてはなりません。

フリーランスの確定申告はいくらから必要?専業・副業など働き方別で紹介

まとめ

業務委託は働き方の自由度が高く、副業でも取り組みやすいのが特徴です。専門スキルがあれば、高単価案件を受注して収入をアップさせられる可能性があります。エージェントやクラウドソーシングなど業務委託案件を探せるサービスは多くあるため、興味がある人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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