エンジニアが週3日稼動で働くには?案件の特徴や参画方法を紹介

こんにちは、ITプロマガジンです。

エンジニアとして週3日で働くことに興味を持っている人もいるかと思います。週3稼働の案件を獲得できれば、自由な時間が増えるため、プライベートや勉強、副業や起業など他の仕事に時間を割くこともできます。しかし、週3日稼動のエンジニア案件は人気のため競争が激しく、また即戦力が求められるため、案件獲得は簡単ではありません。

そこで本記事では、エンジニアとして週3日で働く方法や必要なスキル、案件獲得方法を解説します。雇用形態別の求人動向や案件例なども紹介するので、フリーランスや副業エンジニアはもちろん、正社員として仕事を探している方もぜひ参考にしてください。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

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週3日稼働のエンジニア案件はある?

結論からお伝えすると、週3日のみ稼働するエンジニア向けの案件は存在します。

エンジニア人材は慢性的な人手不足であり、パートタイム的な稼働日数であってもエンジニアを募集したいケースがあるためです。

週3日稼働の案件の場合、フリーランスや副業向けの案件が多く見られますが、なかには正社員の時短勤務というケースも見られます。

週2日という稼働日数だと、正社員向けの案件は少なく、フリーランスあるいは副業の案件が中心です。

週3日のエンジニア向け案件の特徴

週3日エンジニア案件はフルタイムの案件といくつか違いがあります。ここでは週3日稼動のエンジニア向け案件の主な特徴を紹介します。

週3日のエンジニア案件の仕事内容・働き方

週3日のエンジニア向け案件の仕事内容は、プロジェクトメンバーとして設計や開発・テストといった特定の領域を担当することが一般的です。プロジェクトを率いるPM/PLといったポジションは、メンバーとの密なやり取りが求められるため、フルタイム案件には多い一方で週3日以下の案件には多くありません。

一方で、ITコンサルティングやシステム戦略策定といった仕事の場合は、フルタイム以外の携わり方もあり、また対応できる人が限られているため、パートタイムであっても募集するケースがあります。

3日のエンジニア案件のなかには、フルリモートで働けるものが数多くあります。そのため正社員としてワークライフバランスを保ちたい人や副業的に働きたい人にも便利です。報酬は週3日以下だからといって不利になることはなく、週5日勤務の場合の月単価を週3日に計算し直した金額を報酬にするというケースが一般的です。

フリーランスとして週2日〜3日の案件獲得を検討している方は以下の記事も参考にしてください。

週2〜週3のフリーランス案件は意外と多い!案件例と獲得方法を解説

週3日のエンジニア案件の求人動向

エンジニア案件を掲載しているサービスを使うと、多くの週3日の案件が見つかります。

例えば求人検索サイトIndeedで時短勤務も可能な正社員エンジニアを募集する案件を検索すると、9,000件以上の求人が見つかりました(2024年11月時点)。主にシステムエンジニアやプログラマーの案件が多く、在宅やダブルワークもOKとしている案件も見られます。

弊社ITプロパートナーズで週3日からOKのフリーランス向けエンジニア案件を検索すると、約200件がヒットしました。メンバーとして開発に携わる案件もあれば、フルリモートで環境構築やインフラ設計に携わる案件も見つかります。

未経験・初心者エンジニア向け週3日案件の募集状況

未経験・初心者エンジニア向けの週3日以下案件は多くなく、また、未経験や初心者のエンジニアが週3日以下案件を獲得することも簡単ではありません。

フルタイムの正社員エンジニアを募集する案件のなかには、エンジニア未経験者・初心者でも応募できるものもある一方で、週3日の案件はほとんどが即戦力を求めるものです。これは雇用形態を問わず、正社員・フリーランス向けどちらの案件であっても似た傾向にあります。

この背景として、エンジニア人材が不足しているなかで、クライアント側は長い時間稼働できるエンジニアを求めていることが挙げられるでしょう。「どうしても週3日で働きたい」という場合は、少ない稼働日数でも高いパフォーマンスを発揮できるようにスキルや経験を積み重ねておくことが欠かせません。目安としては最低でも3年ほどの実務経験が必要です。

フリーランスエンジニアに必要な実務経験年数と経験別の案件単価目安

週3日のエンジニア向け案件例と報酬単価

週3日のエンジニア案件にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは弊社ITプロパートナーズで掲載している週3日稼働のフリーランスエンジニア向け案件をいくつか紹介し、また報酬単価・仕事内容についても見ていきます。

デザインツールのコード化サービス開発

案件名【TypeScript/React.js】デザインツールのコード化サービスのエンジニアを募集!
単価〜1,000,000円/月
勤務地フルリモート
スキルTypeScript, React, Firebase, Canvas, 座標計算, ゲーム開発経験
職種・ポジションフロントエンドエンジニア, バックエンドエンジニア

自社サービス開発のバックエンド

案件名【フルリモート/週3日〜/PHP(Laravel)】自社サービスの開発を担当するバックエンド募集!
単価〜400,000円/月
勤務地フルリモート, 最寄り駅:原野
スキルPHP(Laravel), LAMP環境, MVCフレームワーク, Linuxサーバ操作, GitHub
職種・ポジションバックエンドエンジニア

帳票処理自動化サービスの企画・システム設計

案件名【RPA / 週3日〜】業務効率化支援サービスへ支援いただくITコンサルタント募集!!
単価〜700,000円/月
勤務地川添
スキルMicrosoft Power Automate, BPOの知見, 事業戦略の企画・立案経験
職種・ポジションITコンサルタント

週3日案件で稼働したいエンジニアに求められること

エンジニアが週3日案件を獲得するには、いくつかの要件があります。ここでは特に重要な3つの要件を紹介します。

専門性が高く実務経験が豊富

前述の通り、週3日案件では即戦力のエンジニアが求められます。そのため、該当の分野に対する専門性があり、また実務経験が豊富である必要があります。

さらに、パートタイム的な働き方を前提としている場合、同じプロジェクトで長く働いた経験に加え、さまざまなプロジェクトをこなした経験があると有利です。そういったエンジニアは「新しい環境でもすぐに適応し、高いパフォーマンスを発揮できる」と評価されやすい傾向があります。

コミュニケーションがスムーズ

プロジェクトのメンバーとしてスムーズにコミュニケーションができることも大切な要件です。

週3日の案件では、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーションの機会がフルタイムで働く場合に比べて少なくなります。そのようななかでも、認識の相違がなく、疑問点を残さないよう丁寧かつスムーズな意思疎通を行うことが欠かせません。

特にエンジニア職の場合、開発レギュレーションやコーディング方法について暗黙の了解が存在しやすいものです。これらも的確に理解する必要があります。

プロジェクトへの適応力が高い

初めてのプロジェクトにもすぐに適応できることも挙げられます。

週3日の案件では、フルタイムで働く場合よりも少ない時間でプロジェクトに慣れ、早期にパフォーマンスを発揮することが求められます。プロジェクトによって、開発レギュレーションや開発の方法、使用するフレームワーク、その他開発に使うツールなど異なる点は多々ありますが、新しい環境であってもすぐに対応できることが欠かせません。

エンジニアが週3日で働くための方法

エンジニアが週3日の案件で働くためには、どのような方法を取ればよいのでしょうか。ここでは現実的にこういったパートタイム的な稼働日数の働き方を実現するための方法を紹介します。

週5日のフルタイム案件からこなす

まず、週3日案件をいきなり獲得しようとせずに、週5日のフルタイム案件で成果を着実に出すことが大切です。

前述の通り、パートタイム的な稼働日数の案件では、短時間で高いパフォーマンスを発揮できるエンジニアが求められているという前提があります。週5日の案件で実績を積むことで、「少ない稼働日数でも活躍できる」というアピール材料となり、案件獲得のチャンスが広がります。

また、正社員・フリーランスどちらの場合でも、週5日の案件で高いパフォーマンスを発揮していれば、会社・クライアントに対して週3日といった時短勤務の交渉を行うことも可能でしょう。

スタートアップ・ベンチャー企業の案件を狙う

スタートアップ企業やベンチャー企業では、人手不足に悩んでおり、週3日程度の稼働でもエンジニアを採用したいというケースがあります。特に従業員数が100人未満の規模の場合、CTOやその周辺の限られた優秀なエンジニアだけで開発を取りまとめていることが多く、専門的な知識や経験を持つエンジニアであれば歓迎されやすいのです。

少ない稼働日数でも着実に成果を出せるスキルや実績を示せるなら、こういった企業の案件は狙い目といえます。

ニッチな分野の案件を探す

競争の激しい分野ではなく、ニッチな分野の案件を狙うことも効果的です。

PythonやRuby on Rails、JavaScript系フレームワーク・ライブラリはエンジニアに人気で、案件の獲得競争が激しい傾向にあります。さらに、週3日・週2日の案件はもともと人気が高いため、案件を獲得するには強みがなければ簡単ではありません。

一方で、インフラやセキュリティ、COBOLといったレガシーな案件は対応できる人材が相対的に少ないため、競争が少なく、週3日程度の稼働でも比較的スムーズに案件が見つかる可能性があります。

エンジニアが週3日の求人・案件を探す方法

ここまで週3日のエンジニア向け案件の傾向や働き方を紹介してきましたが、そういった案件を探すにはどのような方法があるのでしょうか。ここでは主な4つの方法を紹介します。

求人検索サイト

求人検索サイトとはインターネット上で公開されている求人情報をまとめて検索できるサイトです。主なものではIndeedGoogle(仕事検索)などがあります。

こういったサイトは案件数が膨大であるため、雇用形態や稼働日数、その他エンジニアとしてのスキルセットを問わず、数多くの案件がヒットする点が魅力です。

一方で、案件探しは自分で行う必要があるため、多くの候補から自分に合った案件を選び出さなければなりません。また、問い合わせや条件交渉も自身で行う必要がある点には注意が必要です。

フリーランス向け案件・求人サイト

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エージェント

エージェントはエンジニアを探している企業と仕事を探しているエンジニアを仲介するサービスです。

エージェントサービスを使えば、掲載されている案件から自身の希望に合うものを探すことも可能ですし、また自身のスキル・経験や希望条件をもとにエージェント側に理想の仕事を提案してもらうことも可能です。また、その他条件交渉や面談日の調整なども任せられます。

エージェントにもさまざまな種類がありますが、エンジニア向けのエージェントの場合は最低でも3年程度の実務経験が求められる傾向があります。

正社員として週3日の案件を探しているなら転職エージェント、副業であれば副業エージェント、フリーランスとして週2〜3日の案件を探しているならフリーランスエージェントがおすすめです。

ITプロパートナーズでは、ITフリーランスエンジニア向けに、高単価な案件をご紹介しています。最大の特徴は、フルタイム以外の週2〜3日稼働の案件が豊富なことです。

弊社はエンド直案件が9割となっているので、単価が高く、そのため週2〜3日稼働の案件でも十分な報酬を得ることができます。また、案件の7割がフルリモートとなっています。

自由度高く効率的に稼ぎたいと思っているエンジニアの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

クラウドソーシング

クラウドソーシングとは特定の仕事を依頼したいクライアントと、不特定多数のワーカーをマッチングさせ、仕事のやり取りや契約書の確認、報酬支払いまでまとめて済ませられるプラットフォームです。

膨大な案件が掲載されており、エンジニアとして自身のスキル・経験や条件にマッチする案件を手軽に探して応募できます。基本的に正社員案件は存在せず、フリーランスや副業的に活用する際に便利です。

多数の案件が登録されているため、自分に合った案件を探す必要がある点には注意が必要です。また、クライアントとのやり取りや条件交渉も自身で行う必要があります。

クラウドソーシングサイトおすすめ14選!初心者が副業で稼ぐコツとは

人脈・SNS

知人や友人といった人脈をもとに案件を探すのも有効な手段です。フリーランスに限れば仕事の獲得経路として最も多いのは人脈であり、エンジニア仲間や取引先がいるのであれば週3日や2日で働ける案件がないか打診してみるのもよいでしょう。

また、SNSも仕事の獲得につながることがあります。検索すれば週3日・週2日でエンジニアを募集している投稿が見つかる可能性もありますし、またエンジニアを募集している企業のアカウントや担当者にダイレクトメッセージを送ってみるという手もあります。

週3日のエンジニア向け案件についてのよくある質問と回答

週3日のエンジニア向け案件を獲得するにあたっては、さまざまな疑問があるものです。ここでは、特に気になる2つのポイントを紹介します。

正社員エンジニアでも週3日の案件はある?

正社員のエンジニア職で週3日稼働を前提とした求人は多くありません。

これは、一般的に正社員はフルタイム勤務を前提としているためです。「正社員で時短制度が活用できる」というケースもありますが、数は多くないと考えておくのがよいでしょう。

また、時短制度が用意されている企業の場合であっても、「エンジニア職の正社員でいきなり週2日・週3日でスタートする」という使い方は想定しておらず、「フルタイムで仕事に慣れた後で、そういった制度を活用できるようになる」というケースが多いのが現実です。

週3日案件ならアルバイト・派遣がいい?

エンジニアとして仕事をする場合、業務委託契約と雇用契約の2つのパターンが考えられますが、それぞれメリットとデメリットがあります。

エンジニア職で週3日稼働の場合は、多くの場合、準委任契約で募集されています。準委任契約とは、サービスを提供する対価として報酬を受け取る形態で、稼働時間や仕事内容に応じて報酬が決まります。雇用契約とは異なり、エンジニアはクライアントから独立した立場のままです。そのため、確定申告や経理の業務等は自身で行います。

一方、パート・アルバイトや派遣社員といった働き方は雇用契約です。この場合、給与の支払いや源泉徴収・税金の納付、社会保険の手続き等は雇用主である企業側が行います。労働時間や業務内容に関しては企業の指示に従う必要があり、業務委託契約に比べて仕事の自由度は下がる傾向があります。

このようにどちらにも一長一短があるため、違いをよく知ったうえで判断するのが大切です。

まとめ

本記事では週3日のエンジニア案件というテーマで、案件の特徴や仕事内容、報酬単価といった基本的なポイントに加えて、こういった案件を獲得するための要件や仕事の探し方についても紹介してきました。

エンジニアとして週3日で働けるのは魅力的ではありますが、そういった案件は人気が高いためアピール材料が必要であるのに加え、基本的には少ない稼働日数でも高いパフォーマンスが求められることから実務経験が必須です。

エンジニアとして週3日で働く際は、雇用契約と業務委託契約の2つのパターンがあり、それぞれ異なる魅力や注意点があるので、自身の希望に合わせて最適な方を判断しましょう。

フリーランスとして週3日・週2日案件を探す場合は弊社ITプロパートナーズをご検討ください。IT/Web分野専門のフリーランスエージェントとして、エンジニア向けの案件を豊富に扱っております。週2〜3日の案件やフルリモート可能な案件も多く、柔軟な働き方を実現できます。

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