Androidアプリ開発エンジニアは副業で稼げる?必要スキルと案件の取り方

こんにちは、ITプロマガジンです。

スマートフォンの普及により、Androidアプリの開発需要はますます増加しており、フリーランスや副業で参画できる案件も数多く存在します。スキルや実績を高めることで高単価な案件も獲得できるので、現役のエンジニアはもちろん、未経験からでもAndroidの開発はおすすめできる副業です。

本記事では、Androidの副業の働き方や案件例、単価の目安、必要なスキルや知識などを解説します。また、現役のAndroidアプリ開発エンジニアが副業をするまでのステップや、未経験者が副業案件を獲得する方法も紹介しているので、Androidの副業に興味のある方はぜひ参考にしてください。

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目次

Androidエンジニアの副業の2つの働き方

Androidの副業には「受託開発」と「自作アプリの提供」の2パターンがあります。受託開発はクライアントから案件を受注して報酬を得ますが、自作アプリの提供はアプリのダウンロード・利用による課金や広告収入などが主な収入源です。ここでは、それぞれの具体的な内容を解説します。

受託開発する

Androidは受託開発の案件が多く、比較的取り組みやすい副業です。スマートフォンが幅広い世代に普及し、なかでもAndroidは世界的に高いシェアを有しています。それに伴いAndroidの受託開発の案件も増加しており、将来性も見込める副業です。実際、IT/Web系フリーランスの案件探しをサポートする弊社「ITプロパートナーズ」で案件数を見てみると、2023年6月時点で約280件の案件がありました。

ここでは、Androidの受託開発の主な仕事内容や業務の進め方を解説します。

主な仕事内容

Androidの受託開発の主な仕事はアプリケーションの開発です。具体的には、要望に応じたアプリの設計、コーディング、テストなど、アプリケーション開発に関わる業務を指します。

また、アプリを開発するだけでなく、パフォーマンスの最適化やセキュリティの強化、アプリの監視や保守運用を請け負うこともあります。パフォーマンスの最適化は、アプリがスムーズに動作するように、コードのリファクタリングなどを図る仕事です。セキュリティの強化は、ユーザー情報の保護など、情報漏洩の防止策を講じることが求められます。

完成したアプリの監視や保守運用は、アプリが常に正常に動作しているかを確認し、問題があれば対処する仕事です。バグの修正や、ユーザーニーズに合わせた機能の追加なども含まれます。

業務の進め方

Androidの受託開発の一般的な仕事の進め方として、まず、クライアントからの要望や課題を明確に理解しなければなりません。依頼内容の確認やヒアリングを行い、必要な機能やデザイン、使用する技術をリストアップします。

次に、プロジェクトのスケジュールを立て、実際の開発に取り組み、設計、コーディング、テストといった一連の流れを進めていきます。各フェーズで進捗状況をクライアントに報告することも重要です。

Androidの受託開発の仕事はフルリモート可能な案件が多く、自宅やカフェなど好きな場所で仕事を進められます。なお、副業としての稼動時間の目安は週20〜30時間程度です。ただし、プロジェクトの規模や難易度により異なります。

自作アプリを提供する

Androidアプリを自作して副業収益を得る方法もあります。自作のAndroidアプリを作成・提供することで、課金や広告収入を得ることが可能です。例えば、ゲームアプリを作り、アプリ内で特別なアイテムを購入する課金システムを設けたり、アプリの閲覧中に広告を表示し広告収入を得たりできます。

自作アプリを作る際は、現在人気のAndroidアプリの動向を理解することが重要です。アプリのランキングを確認して自作アプリに反映することで、ユーザーの需要に合わせたアプリを作れます。

また、Androidアプリを自作するためには、一定の知識とスキルが必要です。具体的には、JavaやKotlinといったプログラミング言語の知識はもちろん、ソフトウェア開発キットのAndroid SDK Platform Toolsの使い方やUI設計、データベースの管理など、多岐に渡る技術的な知識が求められます。

アプリ開発の副業については以下の記事でも詳しく解説しています。

アプリ開発の副業は稼げる?収入目安や成功のコツを事例と共に紹介

Androidの副業案件例と単価目安

Androidの副業案件の内容にはどのようなものがあり、単価の目安はどれくらいなのでしょうか。ここでは、「ITプロパートナーズ」で実際に募集されている案件を3つご紹介します。

【Kotlin】Android/週5フルリモート 国内大手電子書籍アプリの開発エンジニア募集!

案件名【Kotlin】Android/週5フルリモート 国内大手電子書籍アプリの開発エンジニア募集!
Androidの案件単価Androidの案件単価:〜90万円/月
勤務地リモート
スキルKotlin
職種・ポジションエンジニア

【Java/Kotlin】大手経済メディアのAndroidエンジニアを募集!

案件名【Java/Kotlin】大手経済メディアのAndroidエンジニアを募集
Androidの案件単価Androidの案件単価:〜100万円/月
勤務地リモート
スキルJava,Kotlin
職種・ポジションエンジニア

【Swift/Kotlin】フルリモ/フルフレックスで対応いただける優秀なFlutterエンジニアを募集

案件名【Swift/Kotlin】フルリモ/フルフレックスで対応いただける優秀なFlutterエンジニアを募集
Androidの案件単価Androidの案件単価:〜100万円/月
勤務地リモート
スキルKotlin,iOS
職種・ポジションエンジニア

Andoroidの副業案件獲得に必要なスキル・知識や資格

Androidの副業案件は即戦力人材が求められるので、基礎的な知識やスキルを習得していることが前提です。具体的には以下のようなものが挙げられます。

  • Androidアプリ開発の言語・フレームワークの活用スキル
  • AndroidOS/Google系開発環境の関連知識
  • 各種資格・それに準じる知識

それぞれ解説します。

Androidアプリ開発の言語・フレームワークの活用スキル

Androidアプリ開発には、主にプログラミング言語の「Kotlin」や「Java」が用いられます。

Kotlinは、Android向けのアプリ開発ができる言語です。2011年に登場し、Androidアプリ開発言語としてGoogleに公式採用されています。

Javaは開発の現場で古くから使用されており、日本でも人気のある言語です。幅広い環境で利用でき、大規模システムの開発やAndroidアプリの開発などにも対応できます。

また、アプリ開発では「Android Studio」の使用経験が求められることもあります。Android Studioとは、Googleが開発したAndroidアプリの開発ツールです。このツールを使えば、コードの編集やソースコードの管理、テストといった一連の作業を効率的に行えます。

さらに、「Android SDK Platform Tools」の理解も必要です。このツールにより、Androidでデバイスと通信するためのコマンドラインツール「Android Debug Bridge(adb)」や、デバイスのブートローダーのロックを解除し、新たなシステムイメージを書き込む「fastboot」が使えるようになります。

kotlinの副業で稼ぐには?必要スキルや案件単価、獲得方法を解説

AndroidOS/Google系開発環境の関連知識

AndroidOS/Google系開発環境の関連知識は、副業案件獲得の強い味方となります。具体的には、Google Play Services、Firebase、Android JetpackといったGoogle APIへの深い理解です。これらのAPIを活用することで、効率的なアプリ開発が可能です。

例えば、Googleのオンラインサービスと接続する「Google Play Services」を利用することで、位置情報やゲームのリーダーボードなどの機能を容易に組み込めます。アプリ開発のプラットフォーム「Firebase」では、ユーザーの行動データの取得やアプリへのメッセージ配信、サーバーレスでのバックエンド開発などが可能です。

また、Androidのライブラリ群「Android Jetpack」は、UIの構築やデータベース処理、バックグラウンドでのデータ保存などを手助けするライブラリです。

このようなGoogle APIの知識を身につけることで、多機能なアプリを効率的に開発することが可能となり、副業としての案件獲得につながります。

各種資格・それに準じる知識

Androidの副業案件を獲得するには、以下の資格や知識を保有していると有利です。

  • Google Developers Certification
  • Associate Android Developer
  • Android技術者認定試験制度

各内容を見ていきましょう。

Google Developers Certification

Google Developers Certificationは、Googleが認定する資格の総称で、「Google Play ストア掲載情報認定資格」や次に紹介する「Associate Android Developer」などがあります。試験対策は、オンラインカリキュラムやインストラクターによる講義、自習用教材などがあり、初心者からでも学習を進めやすい資格です。

認定試験に合格すれば、公式認定者名簿に掲載され、デジタル署名をメールやSNSで使用できます。自分のスキルを第三者に対して明確に示せるので、Androidアプリ開発の案件獲得にも役立つでしょう。

Associate Android Developer

Associate Android Developerは、Googleが公式に認定している資格で、エントリーレベルのAndroid開発者に適しています。資格取得の流れは、オンラインの学習資料をもとに自己学習し、準備が整ったら認定試験を受けるという形です。試験はオンラインで行われ、実際の開発課題を解決する形式をとっています。

試験内容は、アプリの機能やユーザーインターフェース、データ管理、デバック、テストなどに関するものです。

この資格を取得することで、Android開発のスキルが公式に認められたことになり、副業の案件獲得時に有利となります。

2023年6月現在、この資格の受付は一時的に停止されていますが、再開した際には取得を検討するべき資格です。

Android技術者認定試験制度

Android技術者認定試験制度とは、2010年に一般社団法人「Open Embedded Software Foundation(OESF)」により作られた公的な認定制度です。エンジニアの育成や客観的な評価基準の策定を目的に作られました。

参加方法は、プロメトリック社のホームページで予約・支払いを行い、受験日に会場へ行くことで試験を受けられます。

Android技術者認定試験制度は、「アプリケーション技術者認定試験」と「プラットフォーム技術者認定試験」の2つに分かれており、それぞれ「ベーシック」と「プロフェッショナル」という異なる難易度が用意されています。

資格を取得することで一定のスキルを証明でき、Androidの副業案件獲得に貢献してくれるでしょう。

Androidアプリ開発エンジニアが副業するメリット

Androidアプリ開発エンジニアが副業するメリットは以下の3つです。

  • 収入アップにつながる
  • 技術力・知識を高められる
  • 独立につながる可能性がある

各メリットについて順番に解説します。

収入アップにつながる

副業としてAndroidアプリの開発を行うことで、本業に加え新たな収入源が得られます。経験を積み副業の単価を上げていけば、大幅な収入アップも期待できるでしょう。

また、自分自身で開発したアプリがヒットすれば、広告収入やアプリ内課金による利益も見込めます。このように、Androidアプリ開発エンジニアが副業をすると、収入面で多くのメリットを得られます。

技術力・知識を高められる

Androidアプリ開発エンジニアが副業をすることで、技術力・知識を高められるメリットがあります。副業を通じてさまざまなプロジェクトに関わることで、新たな技術や手法に触れる機会が増えるからです。例えば、本業では扱わないフレームワークやライブラリに触れ、その結果としてスキルの幅が広くなります。

また、新しいプロジェクトはこれまでにない課題に直面することが多く、それらを解決することで問題解決能力も鍛えられるでしょう。さらに、複数のプロジェクトを同時に扱うことで、時間管理やプロジェクト管理のスキルを身につけることが可能です。

このように、副業をすることで単に収入を増やすだけでなく、自身の成長にもつながります。

独立につながる可能性がある

副業としてAndroidアプリ開発を行うと、スキル次第で独立につながる可能性があります。例えば、1つのアプリが成功すれば、その実績をもとに独立できるかもしれません。あるいは、副業で複数のクライアントと取引を行うことで、人脈を構築しビジネスの幅を広げることも可能です。独立すれば、大幅な収入アップやより自由な働き方が期待できます。

以上のように、副業に取り組み、スキルの向上や人脈の構築を行うことで、独立につながる可能性があります。Androidエンジニアとして独立を考えている方は以下の記事も参考にしてください。

Androidエンジニアはフリーランスで働ける?単価相場や案件獲得方法

Androidアプリ開発エンジニアが副業するステップ

Androidアプリ開発エンジニアが副業をするには、以下の4ステップが必要です。

  • 案件動向や需要をリサーチする
  • 自身のスキル・開発経験を整理する
  • 案件を探す
  • 応募・条件交渉してジョインする

それぞれ具体的に解説します。

案件動向や需要をリサーチする

Androidアプリ開発エンジニアが副業をする際にまず重要なのは、市場の動向と需要をリサーチすることです。IT系のフリーランスをマッチングするプラットフォームなどでリサーチをすると、アプリ開発に関する案件の数や種類、求められるスキルを確認できます。IT業界のニュースサイトや専門誌の閲覧もおすすめです。

また、求められているスキルは時期やトレンドにより変動します。例えば、AI(人工知能)の技術を取り入れたアプリ開発が増えてきているなら、その分野のスキルを磨くことで市場価値を上げることが可能です。

このように、案件動向や需要のリサーチは、Androidアプリ開発エンジニアの副業を成功させるための重要なステップといえます。

自身のスキル・開発経験を整理する

自身のスキル・開発経験の整理は、Androidアプリ開発エンジニアが副業をする際に必要なステップです。

例えば、「JavaやKotlinを使った開発年数や実績はどれくらいか」「自身がどれくらい習熟しているか」などをリストアップします。また、Firebaseのような開発プラットフォームや、Android Studioといった開発ツールの利用経験も挙げていきます。

さらに、これまでに作成したアプリケーションの種類や難易度、それに伴うユーザーの反応や評価など、実際に開発を行った経験もリストアップしていきましょう。

これらを整理し、自分の強みを明確にすることで、どのような副業案件を受注できるのか見えてきます。

案件を探す

Androidアプリ開発の副業案件は、さまざまなプラットフォームで見つけられます。例えば、比較的案件を獲得しやすい「クラウドソーシングサイト」や、プロフェッショナル向けの「フリーランスエージェント」などです。

自分のスキルや経験に見合うプラットフォームで探すと、案件を受注しやすくなります。また、初めは難易度の高い案件ではなく、確実にこなせる案件で実績を作ることも重要です。

応募・条件交渉してジョインする

対応できそうな案件を見つけ、実際に応募します。その際には、自分のスキルセットや経験を具体的にアピールすることが重要です。アプリ開発の経験がある場合、その詳細を説明し、成功事例を挙げるとよいでしょう。

さらに、条件交渉にも注意が必要です。報酬や納期、作業時間などを明確にすることで、本業に支障を出すことなく副業ができます。なお、条件交渉は一度きりではなく、状況に応じて見直すことも大切です。

これらのステップを踏むことで、Androidアプリ開発エンジニアとしての副業をスムーズに始められるでしょう。

Androidアプリ開発エンジニアが副業案件を探す方法

Androidアプリ開発エンジニアが副業案件を探す方法は以下の4つです。

  • 副業・フリーランスエージェント
  • クラウドソーシング
  • 知人・仕事仲間の紹介
  • SNS・ポートフォリオ

それぞれの特徴を解説します。

副業・フリーランスエージェント

副業・フリーランスエージェントは、Androidアプリの開発エンジニアと案件を募集する企業をマッチングするプラットフォームです。その特徴として、エンジニアのスキルや希望に合わせて、適切な案件をマッチングしてくれる点が挙げられます。また、専門的な案件を扱うことから単価も高めの傾向があります。

そのため、個々の能力や経験に見合ったプロジェクトに参加する機会が増えます。自分の強みを活かしやすい案件を受注でき、効率よく実績を積み上げられるでしょう。

また、フリーランスエージェントは契約内容の交渉や請求業務など、面倒な手続きもサポートしてくれます。本業が忙しい方でも安心して業務に取り組むことが可能です。

初心者向けというより、それなりの実績やスキルが求められる傾向にありますが、自分のスキルを活かした副業を探す際には有効な選択肢といえます。

副業エージェントおすすめ21選【職種・目的別で徹底比較】

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、フリーランスエージェントと同じく、インターネットを介して案件に応募できるプラットフォームです。フリーランスエージェントに比べて難易度の低い案件が多く、実績の少ないエンジニアの副業探しに有効な手段といえます。

代表的なクラウドソーシングは「クラウドワークス」や「ランサーズ」で、Androidアプリ開発の仕事も多数掲載されています。プロジェクトの詳細や報酬、納期などが確認できるため、自分のスキルと時間を考えながら適切な案件を見つけることが可能です。

また、評価システムが導入されており、過去の取引での評価を参照して信頼性を確認できます。

知人・仕事仲間の紹介

Androidアプリ開発エンジニアとして副業を探している方にとって、身近なネットワークの活用は非常に有効です。知人・仕事仲間に紹介してもらった案件は信頼性が高いことが多く、未知のクライアントとの取引よりもリスクが低いといえます。

また、スキルや経験を理解してくれているので、自分の能力に見合った仕事を紹介してくれる利点もあります。ただし、紹介者との関係性を損なわないよう、紹介された案件に対しては誠実に対応することが重要です。

SNS・ポートフォリオ

SNSやポートフォリオは、副業としてAndroidアプリ開発エンジニアの案件を探すうえでの強力なツールとなります。SNSでは、TwitterやLinkedInなどを利用して、クライアントや仕事仲間とのネットワークを構築可能です。例えば、Twitterのハッシュタグ機能を活用すれば、求人情報をチェックできます。また、LinkedInでは専門性をアピールし、仕事のオファーを促すこともできるでしょう。

一方、ポートフォリオは実績とスキルを具体的に示せます。自分がこれまでに開発したAndroidアプリを見せることで、自分の能力をクライアントに対してアピールできます。

SNSとポートフォリオの活用は、自己PRとネットワーク作りを同時に進められる方法です。自分のスキルを最大限にアピールして、魅力的な副業案件探しに活用しましょう。

Androidアプリ開発エンジニアが副業案件を探す際におすすめのサービス

以下の4つのサービスは、副業案件を探すAndroidアプリ開発エンジニアに特におすすめです。

  • ITプロパートナーズ
  • レバテックフリーランス
  • doocy job
  • Workship

それぞれの概要やAndroidの案件数、単価目安、利用が向いているエンジニアを紹介します。

ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、IT起業家や副業・フリーランスの案件獲得をサポートするフリーランスエージェントです。Androidアプリ開発の案件数は、2023年6月時点で280件程度、単価は40万〜100万円程度が目安になっています。

ITプロパートナーズの特徴は、副業エンジニアでも参画しやすい自由度の高い働き方ができる点や、高単価な案件が多い点です。週に2〜3日からのフルリモート案件があり、本業があるエンジニアでも柔軟に働けます。また、エンド直の案件を紹介してくれるので、少ない稼働でも十分な報酬を得ることが可能です。その他にも、契約交渉や債権管理など、実業務以外のサポートも充実しています。

以上の特徴から、高単価かつ副業でも取り組みやすい環境を求めるエンジニアに向いています。

レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT/Web系エンジニアの案件紹介に特化したフリーランスエージェントです。スキルや経験に合った案件の紹介はもちろん、参画中も専任の担当者がフォローしてくれ、次回案件の提案もしてくれます。

Android系の案件数は、2023年6月時点で850件程度、単価は55万〜90万円程度が目安です。

長年の実績により良質な案件を多く保有し、マッチングの精度も高いので、自分の特性に合う案件を紹介してもらいたいエンジニアに向いています。

doocy job

引用元:doocy job

doocy jobは、フリーランス・副業エンジニアの求人案内サイトです。プロフィールや経歴書を簡単に作成でき、企業に直接応募、チャットでのやり取りができるので、交渉が得意なエンジニアに向いているプラットフォームといえます。サポートがないことにより、中間マージンがかからないことがメリットです。

Androidアプリ開発の案件数は、2023年6月時点で1,500件程度、単価は20万〜120万円程度が目安です。

リモートで参画できるAndroidアプリ開発の案件も豊富に扱っています。エージェントのサポートが必要ないと感じる方にはおすすめのサイトです。

Workship

引用元:Workship

Workshipは、フリーランス・副業人材専門の求人プラットフォームです。登録者数は約4万6,200人、登録企業の数は約1,000社と、豊富な実績があります。Androidアプリ開発の案件数は、2023年6月時点で73件程度、単価は時給で2,000〜6,000円程度が目安です。

Workshipは、安心して利用できるサポートが充実しています。例えば、報酬の前払いやトラブルの相談窓口の設置、最大500万円の賠償責任保険などです。個人で副業することに不安を感じているエンジニアに向いています。

Androidアプリ開発未経験者が副業案件を獲得するステップ

Androidアプリ開発未経験者が副業案件を獲得するには以下の4ステップが必要です。

  • 開発スキルを習得する
  • 簡単なアプリを開発する
  • クラウドソーシングなどで初心者向けの副業案件を受注する
  • 実績をもとに単価の高い副業案件に挑戦する

各ステップの内容を解説します。

開発スキルを習得する

Androidアプリ開発の副業案件を受注するには、まず開発に必要なスキルを習得しなければなりません。そのためのアクションとして、以下の3つが挙げられます。

  • プログラミングスクールに通う
  • 独学する
  • 関連職に就く

それぞれ見ていきましょう。

プログラミングスクールに通う

Androidアプリの開発には、JavaやKotlinといったプログラミング言語の理解が必要となります。初心者からこれらを学ぶのは難易度が高いため、プログラミングスクールに通うのがおすすめです。

スクールに通うメリットは、体系的な知識をメンターや講師から直接学べる点です。作り込まれたカリキュラムで学習できるので、成長スピードが早くなります。1人では解決が難しい部分を質問できるのも魅力です。

また、実際のプロジェクトに参加する経験も積めるので、実務で必要な実践力を養えます。費用は必要ですが、効率よくスキルを身につけたい方はプログラミングスクールを検討してみましょう。

独学する

独学の大きな利点は、自分の学習ペースを自由に設定できることです。例えば本業がある方は、夜間や週末など、自分の都合に合わせて学習できます。また、自分のレベルに合わせて学習を進めることが可能です。

具体的な学習方法としては、「Android Basics in Kotlin」がおすすめです。Googleが公式に提供しているコースで、初心者でも分かりやすく基本的なAndroidアプリ開発の知識を学べます。

このように、自分のペースで学びたい方、自分で学習プランを立てたい方は、独学での学習を検討してみましょう。

関連職に就く

現場を通して実践的なスキルを獲得したい方は、関連職に就くのがおすすめです。就職をすれば、給与を受け取りながらJavaやKotlinといったAndroidアプリ開発に必要なプログラミング言語の経験を積めます。

また、関連職に就くことは、チームでの開発経験を得るよい機会です。プロジェクトの進行における役割分担や、他の開発者とのコミュニケーションを経験することで、実際の開発現場で求められるスキルを育てられます。

これらの経験は、Androidアプリの副業案件を獲得する際にも役立ちます。

簡単なアプリを開発する

Androidアプリ開発未経験者が副業案件を獲得するためには、具体的な開発経験が必要です。まずは簡単なアプリを開発し、身につけた知識とスキルを形にしましょう。

アプリを自作してポートフォリオに掲載することで、クライアントにスキルを具体的に示せます。また、1から自作することで開発の全体像を把握でき、問題解決のスキルも向上します。

簡単なアプリ開発は、スキルの可視化と実践経験の積み重ねとなり、Androidの副業案件の獲得に役立つでしょう。

クラウドソーシングなどで初心者向けの副業案件を受注する

クラウドソーシングは、初心者でも案件を受注しやすいプラットフォームです。Androidアプリの開発経験があれば初心者でも応募できる案件が多く、実務経験を積むには最適といえます。

また、評価制度が導入されており、実績として蓄積する点も魅力です。ただし高評価を得るためには、納期に間に合わせることはもちろん、質の高い仕事をしてクライアントに満足してもらう必要があります。

このように、クラウドソーシングで初心者でもできる案件を探すことで、未経験からでも副業案件を獲得できます。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

実績をもとに単価の高い副業案件に挑戦する

いくつか初心者向けの案件を完了させて高評価を得られたら、ポートフォリオに実績を追記し、より単価の高い副業案件に挑戦していきます。受注した案件に取り組み、クライアントからよい評価を得られると、さらに実績が積み上がり徐々に単価が向上するよい循環が生まれます。

ただし、案件をこなすだけではスキルや専門性は向上しません。副業案件を進めつつ、日々学び続けることが重要です。すると、実績とスキルどちらも高くなり、継続的に高単価なAndroidアプリ開発の案件を受注できるようになるでしょう。

まとめ

Androidのアプリ開発は、案件数が多く今後の需要も期待できる将来性のある仕事です。週2〜3日からリモートで参画できる案件もあり、副業でも挑戦しやすい仕事といえます。本業がAndroidアプリ開発エンジニアの方は、収入アップやスキルアップに加え、独立も見えてくるかもしれません。また、未経験からでも適切なステップを踏めば、Androidの副業にチャレンジできます。

条件の良いAndroidアプリ開発の副業案件をお探しの方や、エージェントからのサポートを受けながら副業に挑戦したい方は、エンジニアの案件獲得をサポートする「ITプロパートナーズ」をご利用ください。週2日からの副業案件やエンド直の高単価案件などを豊富に取り揃えています。また、エージェントによるサポートも充実しているので、本業が忙しい方でも副業にコミットしやすい環境を構築できます。

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