こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスのクリエイターとして独立することを考えた時、「会社員とどう違うのか」「仕事を獲得できるのだろうか」と疑問や不安を感じる人は多いのではないでしょうか。
この記事では、デザイナーやコーダー、アートディレクターといったクリエイターがフリーランスとして働くメリット・デメリット、独立するためのステップなどについて解説します。さらに仕事の獲得方法についても紹介していますので、クリエイターとしてフリーランスを目指す際の参考にしてください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスクリエイターとは?
フリーランスクリエイターとは、特定の企業・団体に雇用されず、自身のクリエイティブスキルを生かして個人で制作を請け負う人のことです。一般的にはクライアントから案件を受注し、納期までに成果物を納めることで収入を得ます。
フリーランスにはさまざまな職種がありますが、クリーランスクリエイターは基本的に労働力ではなく、成果物を提供します。そのため働く場所や時間に制限がなく、自由度の高い働き方ができることが特徴だといえるでしょう。
そもそもフリーランスとは?
フリーランスとは、自ら事業を営む「事業主」です。一方で会社員は、企業や組織に雇われて給与を受け取る「労働者」であり、根本的に働き方が異なります。各業務における違いを確認しておきましょう。
フリーランス | 会社員 | |
---|---|---|
働く場所や働く時間 | 自由 | 労働基準法および会社の規則に従う |
営業(仕事の獲得) | 必要(自分で行う) | 不要(基本的に営業担当者が担当する) |
仕事の選択権 | ある | 限定的 |
責任の範囲 | 全て自分で負う | 限定的 |
税金・社会保障の手続き | 自分で行う | 会社に一任 |
フリーランスは自由度が高いものの、仕事の量や質、働く時間などは全て自分次第です。一方で会社員は会社の指示に従っていればよく、労働条件や権利などが労働基準法によって守られています。
主なフリーランスクリエイターの種類と仕事内容・案件例
フリーランスクリエイターとは、クリエイティブ系の仕事をフリーランスとして請け負う人全般を指す言葉であり、実際の仕事内容は多岐にわたります。代表的な職種について、仕事内容や特徴を解説します。また、弊社ITプロパートナーズで募集している具体的な案件例も一緒に紹介します。
Webデザイナー・UI/UXデザイナー
WebデザイナーやUI/UXデザイナーは、Webサイトをデザインおよび制作することが仕事です。Web系クリエイターの業務内容は幅広く、単に見た目を決めるだけでなく、企画や構成といった根本的なことから、バナーや画像の用意といった細かい部分まで請け負うことも少なくありません。
また、ユーザーとWebサイトの接続部分をデザインするUIデザインや、Webサイトそのものの使いやすさや満足度をデザインするUXデザインは、Webデザインのなかでも上流工程に含まれます。例えばITプロパートナーズで募集している案件例としては以下のようなものがあります。
コーダーとは、Webデザイナーが制作したデザインをWeb上に実装するために、HTML・CSS・JavaScriptといった専用の言語を用いてコードを記述する仕事です。WordPressなどのCMSに組み込む仕事も含まれます。
コーダーはデザイナーとプログラマーの中間のような立場ですが、規模の小さな案件では1人でデザインからシステム開発、実装まで1人で担当することもあります。
イラストレーター
イラストレーターの仕事はイラストを描くことです。ゲームのキャラクターデザインから雑誌・Webメディアの挿し絵、似顔絵やアイコン制作など、さまざまな需要があります。
ゲームやライトノベルに携わるイラストレーターは、人物のみならず背景や架空モンスター、アイテム類を描くことも多く、得意な分野で活躍できます。人気コンテンツのキャラクターデザインやライトノベルの表紙を手がければ、ファンが付くことも珍しくありません。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、商品のパッケージやパンフレット、ポスターやチラシ、ロゴマークなどのデザインをするのが仕事です。基本的には紙媒体を手がけることになるため、デザインのみならず印刷や入稿に関する知識も必要になってきます。
アナログなアイテムを手がけるグラフィックデザイナーは、成果物が大勢の目に触れる場所に掲示されたり、長期にわたって使われたりすることも少なくありません。また、Webデザインとグラフィックデザインの両方をこなすデザイナーも存在します。
CGクリエイター
CGクリエイターはCG(コンピューターグラフィックス)を制作する仕事で、CGデザイナーとも呼ばれます。
2Dや3DのCGはゲームやアニメなどに欠かせないものです。CGクリエイターのなかには、CGモデルそのものを作るCGモデラー、CGに動きを付けるCGアニメーターといった職種があります。デザインのセンスが問われるだけでなく、CGに関する専門知識やソフトウェアを使いこなす技術も求められる仕事だといえるでしょう。
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動画編集者
動画編集者は、素材となる動画の不要な部分をカットしたり、複数の動画をつないだりして編集し、必要に応じてテロップやBGMなどを入れ込んでいく仕事です。単に編集をするだけでなく、全体のディレクションや台本作成、撮影といった段階から携わる場合もあります。
広告やオンラインセミナー、エンターテイメントコンテンツなど幅広いジャンルで使用される動画は、今後もニーズが拡大する可能性が高いジャンルだといえるでしょう。
サウンドクリエイター
サウンドクリエイターは、ゲームや動画のBGM、オリジナルの楽曲、効果音などを作る仕事です。音楽や楽器についての幅広い知識が必要なのはもちろんのこと、音だけで世界観やキャラクター性を伝える表現力も求められます。必要に応じて音源の採集をすることもあり、フリーで活動するとなると、機材や作業スペースが必要です。
企業や個人から仕事を請け負うほか、オーディオストックのサービスで音源を販売するという方法もあります。以下はクラウドワークスでの案件例となります。
アートディレクター
アートディレクターとは、プロジェクトのデザインやグラフィックといった視覚的な部分の監督を務める仕事です。実際にデザインを担当するデザイナーやカメラマンなどを取りまとめ、方向性を示してプロジェクトを完遂させます。
アートディレクターになるには、まずはデザイナーとして経験を積み、実務に必要な知識やスキルを身につけてからキャリアアップしていくのが一般的です。上流工程から関わることになるため、デザイナーよりも高収入が見込めます。
ITプロパートナーズではこの他にも数多くのクリエイター系フリーランス案件を扱っています。より詳細な案件例をチェックしたい方は、以下から閲覧してみてください。
フリーランスクリエイターの年収目安
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会が発表している「フリーランス白書2023」によると、フリーランスクリエイターの年収は「400万円前後」が多いことが見て取れます。
根拠となるのは「職種別年収」のデータです。「クリエイティブ・Web・フォト系」のうち年収400万円以上なのは46.9%、年収400万円未満は52.2%でした。「出版・メディア系」で年収400万円以上なのは39.3%で、年収400万円未満は59.5%です。どちらかに極端によっているわけではないことから、年収400万円程度のゾーンがボリュームゾーンといえそうです。
フリーランスクリエイターの需要と将来性
ほぼ全ての業界で必要とされる「Web系」をはじめ、次々と新しいサービスが展開される「ゲーム系」、コンテンツとして定着した「動画系」の盛り上がりにより、需要は増しています。
例えば、2021年に矢野経済研究所が実施した「国内企業のIT投資に関する調査」によると、2022年度、国内民間企業のIT市場規模は前年度比2.3%増の13兆6,400億円になることが予測されています。さらに角川アスキー総合研究所が発行した「ファミ通ゲーム白書2021」によると、2020年の国内ゲームコンテンツ市場は初めて2兆円を突破。サイバーエージェントが実施した「2021年国内動画広告の市場調査」では、動画広告市場が2022年には5,497億円、2025年には1兆円規模となる見込みであると発表されています。
ゲームや動画のほか、CGの外観で活動するVTuberや、仮想空間であるメタバースなども浸透した現代において、クリエイターの果たす役割は小さなものではありません。フリーランスクリエイターは将来性がある職種だといえるでしょう。
フリーランスクリエイターとして活躍するための必須スキル
自分自身で仕事を獲得し、暮らしていけるだけの収入を得るには、ある程度の水準で仕事を完結させられるスキルを身につけることが大切です。フリーランスクリエイターにとって必須のスキルについて押さえておきましょう。
ニーズ・要望に沿った制作ができるスキル
クリエイターとして生きていくには、世間のニーズやクライアントの要望に添った成果物を制作できるだけのスキルが必要不可欠です。自身の個性を発揮し、他者との違いを表現することも重要ではあるものの、ニーズに合っていなければ仕事として成り立たせるのは難しいでしょう。コンスタントに報酬を得ていくには、クライアントの求めに応じて柔軟に対応していくことも重要です。
さらにコンテンツや表現にはトレンドがあり、次々と新しい技術も登場するため、長く活躍していくには常にスキルアップもしなければなりません。
コミュニケーションスキル
フリーランスクリエイターには、クライアントの要望を過不足なく聞き取れるコミュニケーションスキルが欠かせません。制作物を依頼するクライアントは、明確なビジョンを持っている場合もあれば、そうでないこともあります。
例えば「動物のイラストを描いてほしい」という依頼を請けるとしても、イラストの用途や好ましい雰囲気、見た人に何を伝えたいかなどによって最適解が変わってきます。クライアントに「あなたに依頼してよかった」と思ってもらうには、クライアントとコミュニケーションを取り、意図や目的に沿った表現ができるスキルが必須です。
自分を売り込むスキル
案件を獲得するには、営業スキルや情報発信のスキルも求められます。フリーランスクリエイターが仕事を得るには、まずポートフォリオ(自分自身の作品集)を作成するのが一般的です。クライアントはポートフォリオを見てクリエイターのスキルや事業との相性などを判断するため、ポートフォリオを通じて自分自身をアピールするスキルがなければ、仕事を獲得できません。SNSを使って営業する場合は、閲覧者の興味を引くための情報発信スキルも必要です。
さらにクラウドソーシングなどを活用し、自分に合った案件を探すスキルも欠かせません。仕事を得る方法については、「フリーランスのクリエイターの案件獲得方法」も合わせてご覧ください。
加えて、価値の高い成果物を生み出すには、ニーズの調査や市場分析を行うマーケティングスキルがあるとなおよいでしょう。
フリーランスクリエイターとして独立する4つのステップ
フリーランスになる場合、何の準備もなくチャレンジするよりも、段階を踏むことで成功率が上がります。フリーランスのクリエイターになるための一般的なステップをご紹介します。
1.十分なスキルと実務経験を積む
未経験の場合はまず、スクールに通ったり教材で独学したりして基礎的な知識を学習し、そのうえで実務経験を積みましょう。デザイン事務所や制作会社に就職してクリエイティブな現場を経験することは、将来的に大きな糧となります。
実務未経験でフリーランス案件を獲得することは、必ずしも不可能ではありません。しかし、現実的にはかなりの困難が伴います。実力をつけるためにも、まずは実務を経験することをおすすめします。
2.副業などで案件獲得の経験を積む
実務経験を積んだのちに退職し、フリーランスになるという道もありますが、可能であれば会社員のうちに副業向けの案件をこなしてみましょう。案件獲得から受注、納品や請求といった一連の業務を実際に経験することで、将来のビジョンが描きやすくなるだけでなく自分がフリーランスに向いているかどうかの判断材料にもなります。もしフリーランスに向いていないと感じても、企業に勤めている状態であれば後戻りできます。
3.案件の受注源を確保する
フリーランスとして身を立てていくには、どのように案件を獲得するかを考えなくてはなりません。可能であれば複数のルートを確保しておきましょう。駆け出しのフリーランスクリエイターにとっては人脈も大きな武器となるため、会社員時代からさまざまな業種の人と積極的に交流を持っておくのも大切です。
エージェントやクラウドソーシングといった仲介サービスを使う場合は、複数のサービスを駆使して案件を探せるよう、登録したうえでプロフィールを整備しておきましょう。
4.フリーランスとして独立する
実際に案件をこなし、安定して仕事を受注できる目途が立ったら独立しましょう。その際、退職前にクレジットカードやローンの申し込みを済ませておくことをおすすめします。これは、収入が安定している会社員のほうが審査に通りやすいことがあるためです。
独立後は国民年金と国民健康保険への切り替え、開業届の提出など、必要な手続きをすみやかに済ませる必要があります。開業届は、副業をしている状態であれば会社員をしながらでも提出可能です。
フリーランスクリエイターの案件獲得方法
フリーランスクリエイターが仕事を得るには、企業に直接連絡をして営業をかける他にもさまざまな方法があります。ここでは、フリーランスクリエイターが案件を獲得する方法を4つご紹介します。
フリーランスエージェント
エージェントとは、仕事を依頼したいクライアントとフリーランスを仲介し、営業や交渉を代行するサービスです。フリーランスにとっては自分で案件を探す必要がないというメリットがあります。
フリーランスクリエイター向けでは、特にWeb系やゲーム系のエージェントがたくさんあります。フリーのWebデザイナーやCGクリエイターを目指すのであれば、チェックしておくとよいでしょう。また、週2日程度から稼働できる副業案件を扱うエージェントもあります。
フリーランスクリエイターにおすすめのエージェントについては、こちらの記事をご覧ください。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、Web上で企業や個人が不特定多数の人を対象に仕事を発注できるサービスのことです。取り扱い案件のジャンルが幅広く、デザイナーやイラストレーター、動画編集者、サウンドクリエイターなど、さまざまな職種の案件探しに向いています。
難易度や報酬も案件によって異なり、未経験者が応募できる仕事から実績がある経験者向けの案件まで、自分に合った仕事が見つかりやすいのも特徴の1つです。
おすすめのクラウドソーシングサイトに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
スキルシェア
スキルシェアとは、自分自身のスキルを出品できるサービスのことです。「似顔絵を描きます」「アイコン制作します」のようにメニューを提示しておくと、制作物を必要とする企業や個人が購入できる仕組みになっています。
スキルシェアサービスでは、販売価格を自分で決められるのがメリットです。さらにクライアント側から接触する「待ち」の営業方法であり、案件探しに手間をかける必要がありません。
クラウドソーシングなど、自分から売り込む「攻め」の営業方法との併用におすすめです。
スキルシェアサービスに関しては、こちらの記事も合わせてご覧ください。
人脈や紹介
会社の同僚や学生時代の同窓生、友人・知人などから仕事を紹介してもらうのもよい方法です。例え小さな案件であっても、結果を出すことで口コミで評判が広がり、人づてに仕事の話が舞い込んでくることも珍しくありません。
また、クリエイターやフリーランスが集まる交流会などに参加し、人脈を作ることも重要です。多くの案件を抱えた同業者から仕事が回ってきたり、別の職種の人から案件に誘われたりすることがあるからです。個人で仕事を請けるからこそ、周囲の人とのお付き合いも大切にしましょう。
フリーランスクリエイターの案件探しにおすすめのサービス
エージェントやクラウドソーシングには多くの種類があり、最初はどのサービスを使うのか悩んでしまうこともあります。おすすめのサービスは以下の通りです。
- ITプロパートナーズ
- レバテッククリエイター
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
順番に紹介していきます。
ITプロパートナーズ
「ITプロパートナーズ」はIT系業界に特化したフリーランス向けのエージェントです。ITエンジニアをはじめ、WebデザイナーやUI/UXデザイナー、アートディレクター向けの案件を豊富に取り扱っています。
「週2~3日から」「フルリモート可」といった取り組みやすい案件から、実績のある人向けの高単価案件まで幅広く、独立後すぐに仕事を獲得することも可能。営業が苦手な人でも継続的な収入を得られます。
レバテッククリエイター
「レバテッククリエイター」はWeb業界やゲーム業界に特化したフリーランス向けエージェントです。WebデザイナーやWebディレクター、ゲームプランナーやイラストレーターといったクリエイター向けの案件が公開されています。
ただし案件のなかには派遣の求人も多く、個別に内容を見きわめる必要が出てきます。さらに対応地域は東京・大阪に限られている点にも注意が必要です。
クラウドワークス
「クラウドワークス」は大手の総合クラウドソーシングサービスです。Webデザインやロゴ・バナーの作成、グラフィックデザイン、シナリオ作成、動画編集など、さまざまなジャンルのクリエイティブ案件が多数掲載されています。登録者数は2022年2月時点で443万人です。
ランサーズ
「ランサーズ」はクラウドワークスと同じ総合クラウドソーシングサービスで、いち早くサービスを開始した先駆けとして知られています。登録者数は2022年2月時点で110万人以上。サポートが手厚く、初心者でも安心して利用できることが評価されています。案件のジャンルはクラウドワークスとほぼ同様です。
ココナラ
「ココナラ」は個人のスキルを売買できるスキルシェアサービスです。フリーランスに仕事を依頼したい企業や個人がニーズと合致するクリエイターを探して仕事を依頼するシステムで、会員数は300万人を超えています。
デザインやイラスト制作、音楽制作など幅広いスキルを出品可能で、販売価格も出品者側が自由に決められます。クライアントの要望に応じて仕事をこなす案件と違い、自分のやりたいことで稼げるのもメリットだといえるでしょう。
フリーランスクリエイターとして高単価・高収入を得るには
ここでは、フリーランスのクリエイターが収入をアップさせるためのコツを3つ紹介します。収入アップを目的にフリーランスを選ぶのであれば、不足している部分を補うことを意識しましょう。
上流・ディレクション経験を積む
高収入を実現する方法の1つが、制作の実務だけでなく、企画や立案、分析といった上流工程に携わることです。例えばWeb制作を指揮するWebディレクターや、プロジェクトの方向性を決めたるアートディレクターといった上流工程の職種は、単価が高い傾向にあります。
ただし報酬が高いぶん、確かな実績が求められるうえに責任も重大です。まったくの未経験でいきなり上流工程に関わるのは難しいため、会社員のうちにできるだけ上流の仕事やディレクションの経験を積んでおくことをおすすめします。
上流工程の仕事をしたい時は、すでにフリーランスとして契約しているクライアントと交渉し、上流工程のニーズがないか確認して営業をかけてみてもよいでしょう。
依頼通りのものを制作するだけでなく、企画や立案、分析といった上流工程をこなすことで高い収入が見込めます。プロジェクトをディレクションしてきた実績があれば、複数のクリエイターが関わるような規模の大きいプロジェクトに参画できる可能性も高まるでしょう。
セルフブランディングを行う
安定して仕事を獲得するにはセルフブランディングが不可欠です。セルフブランディングとは、自身の強みを生かして他者と差別化をすることです。
例えばイラスト制作でも、おしゃれな若い女性に好まれるものと、クスッと笑えるユーモアが求められるものとでは、適した作風や表現が異なります。自分の絵柄がどのような人に好まれるのかを知り、そこからニーズを掘り起こして自分自身のブランドを設計していくことになるでしょう。
セルフブランディングを行うには、SNSやブログなどを活用し、自身で制作したものや役に立つ知識を発信していく必要があります。「この仕事はぜひこの人に任せたい」と思ってもらえるよう、セルフブランディングを意識しましょう。
複合スキルを磨く
例えばWebデザイナーの場合、デザインに加えて「マーケティング」や「コーディング」といった複数のスキルを身につけることで、自分自身の付加価値が上がります。動画編集であれば、撮影や台本作成、ナレーションといったスキルが役に立つでしょう。1人のクリエイターに複数の業務をまとめて外注できるというメリットが生まれ、クライアントから選ばれやすくなります。
まとめ
フリーランスのクリエイターが仕事を獲得するには、経験者であればエージェント、初心者の場合はクラウドソーシングサービスがおすすめです。
WebデザイナーやUI/UXデザイナー、コーダーなどの案件をお探しであれば、IT業界に強い「ITプロパートナーズ」へご相談ください。「フルリモート勤務」「週2日からOK」「高単価」など、スキルや希望に合ったフリーランスクリエイター向けの案件をご紹介しています。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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