こんにちは、ITプロマガジンです。
企業のビッグデータ活用が進んでいるなか、ITエンジニアに求められるスキルも変化しているといえます。ビッグデータ活用が企業活動にとって新たな価値となるためには、それが経営改善に直結するものでなくてはならず、そのためのツールが駆使される必要があります。
そのようななか注目されているのがBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。BIツールにはさまざまな種類がありますが、本記事では操作性に優れ、高い評価を持つ「Tableau(タブロー)」とその副業事情について紹介します。
ITエンジニアやデータアナリストにとってのTableauの可能性を見定めつつ、副業としての案件例や単価相場、案件探しにおすすめのサイトもお伝えしていきますので参考にしてください。
弊社では、数多くの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。
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Contents
有力BIツールTableauの基礎知識

データの分析・見える化に役立つBIツールは、種類や特徴が異なります。Tableauの特徴とPower BIとの違いを知っておきましょう。
Tableauの特徴
Tableauは、データ分析の専門的な知識を持たない人でもシンプルな使い方で実現できるBIツールの1つです。BIツールとは企業に蓄積している膨大なデータを収集・分析・加工し、ひと目で分かるように分析するソフトウェアです。
企業のビッグデータの活用は、今後もさまざまな分野で進むことが見込まれています。多くの企業において、ビッグデータの分析による経営戦略の構築や商品・サービスの提案などを行うようになっています。こうした傾向はますます強まっていくでしょう。企業のビッグデータ活用が拡大し、経営をサポートする仕組みができ上がるなか、スピーディーで正確な意思決定を行うためにもBIツールが不可欠となってきました。
そうしたBIツールのなかでも、Tableauは直感的な操作性と美しい表現に特化していることが特長といえます。
Power BIとの違い
Power BIは、マイクロソフト社が提供するBIツールです。TableauとPower BIはどちらも、データ分析作業のほとんどを自動化する「セルフサービスBI」に該当します。
Tableauがドラッグやダブルクリックなどの直感的な操作に対応しているのに対し、Power BIはExcelのような操作性です。タブメニューから選択して操作するため、マイクロソフト社製品に慣れたビジネスユーザーが扱いやすいという特徴があります。
ライセンスはそれぞれ3種類。Tableauは1ユーザー月額1,800円(年間契約)から、Power BIは1ユーザー月額1,080円からとなっておりPower BIのほうが比較的安価となっています。
Tableauの副業事情は?需要や単価相場を確認
ヘイズ・ジャパンが発表した「2023年に需要が高まるIT職種トップ10<日本版>」によると、「データアナリスト/データサイエンティスト」が第3位にランクインしていました。専門的なスキルへのニーズが高まる一方で、需要が供給を上回っているため経験や資格がある人材の需要は高いといえるでしょう。
週1からOKの副業案件が豊富なエージェント「CARRY ME」でTableau案件を見てみると、週1〜2日稼働で10万〜20万円の報酬の募集がありました。高単価というわけではなさそうですが、短い時間である程度の収入を確保できる案件といえそうです。
またフリーランス向けエージェントサービスの「ITプロパートナーズ」で実際に募集されている案件を見てみると、Tableauによるダッシュボード開発案件が週5日稼働で想定月収80万円程度と高単価の案件が見つかりました。
案件の絶対数自体は多くはありませんが、高条件の案件がある分野だといえます。弊社ITプロパートナーズではこの他にも数多くのフリーランス案件をご紹介しています。興味のある方はぜひ一度案件を覗いてみてください。
Tableauを使用した副業の種類と案件例
Tableauを使用した副業向け案件には、どのような業務内容のものがあるのでしょうか。
- データアナリスト・データサイエンティスト案件
- マーケティング案件
- PM/PL案件
ITプロパートナーズに掲載している案件を例に挙げて紹介します。
データアナリスト・データサイエンティスト案件
データアナリストとデータサイエンティストは、どちらもデータ分析の専門職です。データアナリストが、主に統計学を用いて大量かつ多種多様なデータの分析や可視化を行うのに対し、データサイエンティストは主に機械学習を用いた分析を行います。
案件名 | 【Python/MA/BI/その他ツール】大手ネット証券の戦略子会社にてデータ解析をお手伝いいただける方募集 |
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案件単価 | 〜900,000円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Python,MA/BI/その他のツール,データサイエンティスト |
職種・ポジション | マーケター |
Baasが持つデータの抽出・加工・分析/モデル構築・報告に対応し、プログラミングなどの実務経験とBIツールの利用経験(特にTableau)が必須スキルとして挙げられています。リモートワーク可・週3日勤務で想定月収は最大で90万円です。
マーケティング案件
マーケティング案件で、Tableauのスキルが歓迎されることもあります。Tableauはマーケティングツールとしても優れており、あらゆるデータを集約し可視化すれば、顧客データやWeb、ソーシャルなどさまざまな分析の効率化が可能です。
案件名 | 【SEO/コンテンツマーケティング/制作ディレクション/広告】素材メーカースタートアップでのコンテンツマーケ |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | SEO/コンテンツマーケティング,制作ディレクション/広告 |
職種・ポジション | マーケター |
リモートワーク可・週3日稼働で想定月収は最大で70万円です。Tableauを習得することで、エンジニア以外でも高単価な副業を始められる可能性があります。
PM/PL案件
PM/PLなどマネジメント職の募集で、歓迎スキルにTableauが含まれることがあります。PMはプロジェクト全体を管理する総合責任者で、予算の獲得や人員の算定、チームメンバーの決定などにも携わります。PLは計画通りにプロジェクトを進行するのが仕事です。
案件名 | フィットネスサービスのPM募集 |
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案件単価 | 〜600,000円/月 |
勤務地 | リモート |
スキル | Tableauを用いたデータ分析基盤構築/データ分析画面設計 |
職種・ポジション | エンジニア |
Tableauを用いたダッシュボード開発などは、クライアントのニーズをくみ取り反映させることが重要になるためマネジメント職にも活かせるスキルと言えるでしょう。Tableauによるデータ分析画面の設計・構築が主な業務となり、週2日稼働で想定月収が最大で60万円ほど見込めます。
Tableauの副業案件を見つけるには?
それでは、TableauなどBIツールを使用した副業向け案件をどのように探せばよいのでしょうか。主に4つの方法を解説します。
副業・フリーランスエージェントサービスを利用する
IT・エンジニア向けに特化した副業エージェントやフリーランスのエージェントサービスを利用するという方法があります。
エージェントサービスとは、仕事・案件を探しているエンジニアとワーカーを探している企業とをマッチングするサービスのことで、好条件の案件を紹介してくれたり、ワーカーに代わって専属エージェントが契約や請求を代行してくれたりします。
副業に特化した副業エージェントは、本業の隙間時間で効率的に仕事ができるよう、働き方に合う条件の案件を紹介してくれるのが特徴です。一定以上のスキルがあり、土日を有効活用して副業案件を獲得したい方におすすめです。
一方フリーランスエージェントは、言葉通り、フリーランスとして活動されている方の案件獲得におすすめです。副業よりも求められるスキルや専門性は高い傾向にありますが、その分高単価な案件が豊富です。
先ほどふれたITプロパートナーズの案件は、週2、3日稼働の案件数が多く、リモートワークや時間がフレキシブルな案件など働きやすい案件を数多く用意しています。従って、フリーランスの方が案件を探すのには、ピッタリといえます。
また、業界に精通したキャリアアドバイザーが相談にのってくれるサービスもあります。フリーランスとして安定した案件獲得に課題を感じている方は是非ご利用ください。
クラウドソーシングサイトで案件を探す
クラウドワークス、ランサーズ、などのクラウドソーシングサイトで案件を探すという手もあります。クラウドソーシングとは、インターネット上で業務の受発注を行うアウトソーシングの1つです。場所や時間を選ばずに仕事の受発注ができるため、副業として利用する人が増えています。
専属スタッフが案件紹介や契約などを代行してくれるエージェントサービスとは異なり、クラウドソーシングは自分で案件を探し、直接クライアントに応募・受注を行います。初心者OKな案件も多く、比較的副業案件を獲得しやすい方法といえるでしょう。ただし、その分副業エージェントやフリーランスエージェントサービスに比べると、単価は低くなります。
スキルシェアサービスを利用する
クラウドソーシングと似たサービスにスキルシェアがあります。発注者が案件をオファーし、ワーカーがそれに応えるクラウドソーシングに対し、スキルシェアはワーカーがスキル・知識を開示し、それに発注者が依頼する仕組みです。
他のサイトのように案件ありきではなく、自分で案件を作れる点がメリットでしょう。クラウドソーシングやエージェントではリーチできない層との取引ができるうえ、条件交渉がしやすく、副業向きといえます。
Tableauのスキルを利用する案件を登録したり、Tableauの操作を教える講師として活躍するなど、スキルシェアでの副業の方法はさまざまです。
人脈・SNS経由での紹介
友人や知人から副業案件を紹介してもらうことも、昔からある王道といえます。Tableauを扱うエンジニア自体がまだまだ足りないのが日本の実情です。そうしたなか、コネを使って担い手を探そうとする企業は多く、人づてに案件が紹介されるケースが多々あります。条件が許せば、会社の同僚・取引先などから紹介を受けることもあるでしょう。
さらにTwitterやFacebookなどのSNS経由で、案件のオファーが舞い込むこともあります。拡散力の高いSNSならば、思わぬところからオファーを受ける可能性があるかもしれません。いずれの方法も実績やスキルなど、自分の仕事について発信し続けることが重要です。
Tableauの副業案件探しにおすすめのサイト
Tableau・BIツールを使った副業を探すにはサイト選びが重要です。質の高いサイトを活用することで、自分の希望に合った案件を見つけられる可能性が高くなります。紹介するおすすめサイトは以下の3つです。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- CARRY ME
それぞれの特徴や副業の案件探しにおすすめな理由を解説します。
ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、ITに関連する副業案件やフリーランス案件を紹介するITフリーランスエージェントです。週2日から働ける案件やリモート案件など、自由度の高い働き方を実現できる案件を豊富に取り揃えています。仲介会社を挟まずに直接クライアントと契約しているので高単価な案件も豊富です。
また、新しいトレンドを取り入れた技術者の興味を引く案件が多く、IT人材としてのスキルアップにも役立ちます。副業としても取り組めるTableau・BIツールのダッシュボード開発やデータ活用などの募集も存在します。
ITプロパートナーズがTableauを使った副業におすすめな理由は、「充実したサポート体制」です。最初の面談時に専属エージェントがしっかりとヒアリングし、希望に合う案件の紹介やクライアント面談の調整などを行います。案件獲得後も定期的にフォローしてくれるので、本業が忙しい方でも安心して案件を受注できます。
レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT・Web系の案件獲得をサポートするエージェントサービスです。良質な案件を高いマッチング精度で紹介してくれるので、自分のスキルや経験に合った案件が見つかります。高単価の理由は、他社を挟まない直接取引に加え、過去の実績により企業からの高い信頼を得ているからです。
Tableau・BIツールを使ったデータの分析支援もあるので、副業に取り組む方にもおすすめできます。また、レバテック独自の機能として、案件や人材、市場を分析するダッシュボード機能を備えています。限られた時間で副業に取り組む方の効率的な情報収集に役立つ機能です。
CARRY ME

CARRY MEは幅広い仕事を業務委託契約で紹介してくれるマッチングサービスです。Tableau・BIツールを使った案件はもちろん、ITエンジニアや広告運用、事業開発、法人営業などの案件も取り揃えています。
案件の受注方法では、登録した経歴やスキルをもとに企業からスカウトが届く「ダイレクトスカウトサービス」と、企業とのマッチングをサポートする「エージェントサービス」の両方を活用できます。そのため、案件獲得までにスピード感があり、本業の合間に副業案件を探したい方にもおすすめです。
Tableauの副業で稼ぐための必要スキルや経験
Tableauを使用した副業向け案件の単価を上げていくためには、どのようなスキルや経験が必要なのでしょうか。
- データ系職種の実務経験
- マーケティング分野のスキル・経験
- コミュニケーション・提案スキル
- 非データ系職種との協業経験
- 保有しておくと良い資格
稼ぐために必要なスキル・経験について、具体的に確認しましょう。
データ系職種の実務経験
データ系職種では、「3年以上の実務経験」が高単価案件の基準の1つとして挙げられます。前項で紹介した案件例は、いずれも実務経験が必須スキルとなっていました。
エンジニアのスキル能力値と実務経験年数はある程度相関しているため、クライアント企業は、エンジニアの実務経験年数を必ずチェックします。実務経験が3年経つまでは、本業でエンジニア経験を積むか、低単価でも案件を受注して実績を積み重ねることが必要でしょう。
また、BigQueryなどのクラウド系や、Pythonなどデータ関連言語のスキルも習得しておくと仕事の幅が広がります。
マーケティング分野のスキル・経験
マーケティング職として募集されている場合はTableauを用いた分析経験だけでなく、広告の運用経験やコンテンツマーケティングのスキルなども重要になります。例えば、以下の募集案件では「広告運用ディレクション」「集客施策」が必須スキルとして挙げられていました。
そのほか、マーケティング担当者には、無駄のない効果的な施策を立案するための論理的思考や戦略的思考、クライアントに説明・説得するためのプレゼンテーションスキルなども必要です。
コミュニケーション・提案スキル
どの職種においてもコミュニケーション・提案スキルは必須です。Tableauを駆使してビッグデータ分析を行う最終的なアウトプットは、意思決定者が経営判断を行うためのダッシュボード・レポートの作成になります。
高いコミュニケーションスキルはスムーズなプロジェクト進行に必要不可欠であり、提案スキルとプレゼンテーション能力を習得していれば、能力の高い人材として重宝されるでしょう。
非データ系職種との協業経験
営業部門などの非データ系職種との協業をマネジメントしてきた経験は、クライアント企業から高く評価される可能性があります。
いまだに多くの企業の営業部門が「勘と経験」に頼って仕事をしている事例は多く、BIが浸透していないケースが見受けられます。ビッグデータ分析の内容をダッシュボード・レポートに落とし込む場合、営業職などの非データ系職種の納得が重要になることもあるでしょう。
そのような場面で協業経験があれば他職種の意見も尊重でき、よりよい成果を生み出すことにつながると考えられます。
保有しておくと良い資格
資格はマストではありませんが、Tableau認定資格は取得しておくことで副業案件を獲得しやすくなる可能性があります。
Tableau認定資格では、Tableauに関する基礎から応用的な知識を学習し資格の取得を目指します。資格を取得すれば、スキルを習得していることをポートフォリオとして掲示できるため、副業案件を契約できたり、契約単価を上げられる可能性があるでしょう。
認定資格 | レベル | 概要 |
---|---|---|
Tableau Desktop Specialist | 標準 | 基本的なスキルと製品知識を証明する |
Tableau Certified Data Analyst | プロ | データ分析の分野で最も人気の高い職の認定資格 |
Tableau Server Certified Associate | プロ | 管理能力とプラットフォームに関する知識を証明する |
Tableau Consultant | プロ | ビジュアルベストプラクティスと Tableau 製品に関する知識を証明する |
Tableau Architect | プロ | Tableau プラットフォームの実装、ベストプラクティス、メンテナンスに関する知識を証明する |
認定資格は5種類に分かれ、難易度や試験内容が異なります。副業として資格の取得に挑戦する場合は、Tableau Desktop Specialistから始めると良いでしょう。
Tableauの副業案件選びで検討したいポイント

Tableauの副業案件選びでは、自分のスキルや稼働条件などを考慮しながら探すとよいでしょう。ここでは、副業案件選びの際に検討したいポイントについてお伝えします。
自身の経験・スキルと合致するか
募集されている副業案件が、自身の実務経験やスキルと合っているか確認しましょう。利用するサービスによっても経験やスキルの基準は異なります。
スキルや実務経験が十分にあるならば、副業・フリーランス向けのエージェントサービスがおすすめです。高いスキルを求められる分高単価が期待できます。
未経験・初心者OKの案件を探したい場合はクラウドソーシングを利用するとよいでしょう。エージェントサービスと比較すると低単価ではありますが、実績を重ねられるような挑戦しやすい案件を探せます。
報酬・稼働条件に無理がないか
報酬や稼働条件も忘れてはいけないチェックポイントです。スケジュール管理をしっかりと行い、無理のない範囲で対応できる副業案件を選びましょう。
副業の場合、本業との両立になるため稼働できる時間が限られます。平日夜あるいは土日祝の稼働が中心となることから、フルリモートワークの案件がおすすめです。納期がタイトすぎたり、案件を受注しすぎたりすると本業に支障をきたす恐れがあるため注意しましょう。
スキル・知識の向上につながるか
副業によって本業とは異なる分野・業務内容に触れることで、スキルや知識の向上につながる可能性があります。本業では担当することがない分野や業務も、副業であれば携わることが可能です。
興味のある分野の副業を受注することで実績や経験を効率よく積めるでしょう。本業と同じ業務だったとしても、クライアントによって作業フローは異なるかもしれません。対応できるジャンルや知見が広がることは、きっと強みになるはずです。
Tableau・BIツールの副業をするメリット

Tableau・BIツールの副業を行うメリットは、3つあります。
- 収入アップや人脈形成に繋がる
- キャリアの選択肢が広がる
- フリーランスとして独立する準備になる
ここからは、具体的にそれぞれ3つのメリットについて紹介します。
収入アップや人脈形成に繋がる
Tableau・BIツールの副業の実施によって、収入を上げられたり人脈形成に繋げられたりします。
本業だけでなく副業からの収入も得ることで経済的に安定した生活を送ることができ、週1,2程度の稼働で10〜20万円の報酬を得られるTableau案件は、好都合の副業案件と言えるでしょう。
また副業を通してさまざまなクライアントとの人脈を形成できれば、紹介繋ぎでより大きな案件を契約できるかもしれません。
キャリアの選択肢が広がる
Tableau・BIツールの副業を通して、知見を高めたりスキルを向上できれば、キャリアの選択肢を広げられるチャンスがあります。
キャリアパス | 役割 |
---|---|
データベースエンジニア | クライアントのニーズに沿ったデータベースの開発や設計、運用管理などを行う |
プロジェクトマネージャー | プロジェクトを指揮する総合責任者 |
Web解析コンサルタント | Webのアクセス解析によりデジタルマーケティングの課題を解決する |
データベースエンジニアは、検索性の高いデータベースを作ることに加え、Tableauを使ったデータの可視化なども行う専門職を目指せます。
プロジェクトマネージャーは、予算管理やチームメンバーの選定、クライアントとのすり合わせなどを行います。Tableau・BIツールの副業で経験するクライアントへの要件ヒアリングなどが役に立つでしょう。
またWeb解析コンサルタントは、Tableau・BIツールで獲得できる「データを可視化する能力」を活かせます。
このように、Tableau・BIツールの副業に取り組むことで、さまざまなキャリアパスを選択できます。
フリーランスとして独立する準備になる
将来フリーランスとして活動したい場合、案件探しへの慣れや業界の人脈が重要になってきます。
スキルがあっても、案件探しに慣れておらず頼れる人がいなければ仕事を獲得するのは難しいでしょう。副業としてTableau・BIツールの案件に挑戦することで、個人で仕事を受注する感覚を掴み、スムーズにフリーランスとして独立を目指せます。
また、副業を通じて業界の人脈を作っておくことで、独立後の仕事探しの負担を軽減できることもメリットです。
Tableau・BIツールの副業をする上での注意点

Tableau・BIツールの副業をする際に注意するべきことは以下の2つです。
- 案件の条件をよく確認する
- 本業とのバランスを保つ
副業で起こりえるトラブルを回避するために押さえておきましょう。
案件の条件をよく確認する
副業でTableau・BIツールの案件を探す際は、業務形態や単価、業務内容、契約形態など多くの確認するべきことがあります。以下のようなことは応募前にチェックしましょう。
- フルリモートか出社が必要か
- 単価は相場より低すぎないか
- 稼働日数は多すぎないか
- 雇用契約は業務委託か
- 自分のスキルで対応できる業務内容か
受注前の確認が不足すると、案件を完遂できなくなったり本業に支障が出たりする可能性があります。スケジュールや副業に当てられる時間を正確に把握したうえで判断することが重要です。また、案件探しの際は1つのエージェントに絞るのではなく、複数に登録しておけば条件の良い案件に出会いやすくなります。
本業とのバランスを保つ
Tableau・BIツールの副業を継続するには本業とのバランスを保つことが大切です。本業が忙しいときに副業案件を受けすぎると、体調不良や仕事上のミスにつながります。また、本業が休みの日に副業をする必要が出てくると、休みが取れずワークライフバランスが悪化してプライベートに支障が出るかもしれません。Tableau・BIツールの副業を長期的に取り組むためには、本業とのバランスを考慮して休暇も含めたスケジューリングをしましょう。
まとめ
政府がDXを推進し、企業のビッグデータ活用がますます展開されていく現在、TableauなどBIツールを扱うITエンジニアやデータアナリストはさらに重宝されていくでしょう。
スキルと経験を積み重ねていくことによって、副業の案件を受注するばかりではなく、より高いステージへチャレンジすることもできるのではないでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
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