こんにちは、ITプロマガジンです。
企業のビッグデータ活用が進んでいるなか、Tableau(タブロー)などBIツールを扱うスキルを持つ人材ニーズは非常に高まっています。社内にBIツールを扱える人材がいない企業も多いため、副業としても案件を獲得しやすい状況となっています。
この記事では、そんなBIツール「Tableau」を活用した副業で稼ぐ方法を解説します。単価相場や案件獲得に必要なスキル・経験も解説するので、副業を検討されている方はぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
Tableauの副業事情
ここでは、Tableauの副業について、単価相場や需要について解説していきます。
Tableauの単価相場や年収
リクナビNEXTによると「Tableau」関連の求人・転職の年収相場は、701〜1,000万円程度です。国税庁が公表している会社員の平均給与は461万円なので、Tableauを扱える人材は高年収だと言えます。
弊社ITプロパートナーズに掲載されているTableau案件でも、週2日や週3日から参画可能な案件で月単価40~60万円というものがあります。Tableauを扱える人材は貴重なので、副業でも高収入を得られると言えます。
具体的にどのような案件があるか気になる方は以下からチェックしてみてください。
Tableauの将来性や需要
Tableauは将来性があり、需要も高まっています。ヘイズ・ジャパンの「2023年に需要が高まるIT職種トップ10<日本版>」では、「データアナリスト/データサイエンティスト」が第3位にランクインしています。
Tableauは視覚的にデータを分析・共有できるため、多くの企業で導入が進んでいます。一方で、高度なデータ分析スキルを持つ人材は不足しており、専門性の高い人材は貴重な存在です。今後もデータを活用した意思決定の重要性が増す中、Tableauを扱える人材の需要は副業においてもさらに高まるでしょう。
Tableauの副業案件を見つけるには?

TableauなどのBIツールを使用した副業向け案件を、どのように探せばいいのかお困りの方もいらっしゃるでしょう。この項目では、Tableau案件を探すための主な方法を紹介します。
副業・フリーランスエージェントサービスを利用する
まず、IT・エンジニア向けに特化した副業エージェントやフリーランスのエージェントサービスを利用するという方法があります。
エージェントサービスとは、仕事・案件を探しているエンジニアとワーカーを探している企業とをマッチングするサービスのことで、好条件の案件を紹介してくれたり、ワーカーに代わって専属エージェントが契約や請求を代行してくれたりします。
副業に特化した副業エージェントは、本業の隙間時間で効率的に仕事ができるよう、働き方に合う条件の案件を紹介してくれるのが特徴です。一定以上のスキルがあり、土日を有効活用して副業案件を獲得したい方におすすめです。
一方フリーランスエージェントは、言葉通り、フリーランスとして活動されている方の案件獲得におすすめです。副業よりも求められるスキルや専門性は高い傾向にありますが、その分高単価な案件が豊富です。
ITプロパートナーズの案件は、週2、3日稼働の案件数が多く、リモートワークや時間がフレキシブルな案件など働きやすい案件を数多く用意しています。従って、フリーランスの方が案件を探すのには、ピッタリといえます。
また、業界に精通したキャリアアドバイザーが相談にのってくれるサービスもあります。フリーランスとして安定した案件獲得に課題を感じている方は是非ご利用ください。
クラウドソーシングサイトで案件を探す
クラウドワークス、ランサーズ、などのクラウドソーシングサイトで案件を探すという手もあります。クラウドソーシングとは、インターネット上で業務の受発注を行うアウトソーシングの1つです。場所や時間を選ばずに仕事の受発注ができるため、副業として利用する人が増えています。
専属スタッフが案件紹介や契約などを代行してくれるエージェントサービスとは異なり、クラウドソーシングは自分で案件を探し、直接クライアントに応募・受注を行います。初心者OKな案件も多く、比較的副業案件を獲得しやすい方法といえるでしょう。ただし、その分副業エージェントやフリーランスエージェントサービスに比べると、単価は低くなりやすいです。
スキルシェアサービスを利用する
クラウドソーシングと似たサービスにスキルシェアがあります。発注者が案件をオファーし、ワーカーがそれに応えるクラウドソーシングに対し、スキルシェアはワーカーがスキル・知識を開示し、それに発注者が依頼する仕組みです。
案件ありきではなく、自分で案件を作れる点がメリットでしょう。クラウドソーシングやエージェントではリーチできない層との取引ができるうえ、条件交渉がしやすく、副業向きといえます。
Tableauのスキルを利用する案件を登録したり、Tableauの操作を教える講師として活躍するなど、スキルシェアでの副業の方法はさまざまです。
Tableauの副業案件探しにおすすめのサイト
Tableau・BIツールを使った副業を探すにはサイト選びが重要です。質の高いサイトを活用することで、自分の希望に合った案件を見つけられる可能性が高くなります。紹介するおすすめサイトは以下の3つです。
- ITプロパートナーズ
- レバテックフリーランス
- Midworks
それぞれの特徴や副業の案件探しにおすすめな理由を紹介します。
ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズは、ITに関連する副業案件やフリーランス案件を紹介するITフリーランスエージェントです。週2日から働ける案件やリモート案件など、自由度の高い働き方を実現できる案件を豊富に取り揃えています。仲介会社を挟まずに直接クライアントと契約しているので高単価な案件も豊富です。
また、新しいトレンドを取り入れた技術者の興味を引く案件が多く、IT人材としてのスキルアップにも役立ちます。副業としても取り組めるTableau・BIツールのダッシュボード開発やデータ活用などの募集も存在します。
ITプロパートナーズがTableauを使った副業におすすめな理由は、「充実したサポート体制」です。最初の面談時に専属エージェントがしっかりとヒアリングし、希望に合う案件の紹介やクライアント面談の調整などを行います。案件獲得後も定期的にフォローしてくれるので、本業が忙しい方でも安心して案件を受注できます。
レバテックフリーランス

レバテックフリーランスは、IT・Web領域に特化したフリーランスエージェントです。業界でも高い認知度と登録率を誇り、取引社数は1万社以上にのぼります。
案件の種類が多くリモート案件の比率が9割(一部リモート含む)を超えるため、柔軟な働き方を望む人にも適しています。登録は無料かつ簡単にでき、希望条件に基づいた案件の提案や、契約・参画後のフォローまで専任の担当者がサポートしてくれるのも安心できるポイントです。
スキルが正当に評価される仕組みが整っており、参画後に単価が上がるケースも多いことから、キャリアアップを目指しながら安定して案件を続けられる環境が整っています。副業としてTableau案件に挑戦したい方にとって、安心と実績を兼ね備えたサービスといえるでしょう。
Midworks

Midworksは、IT・Web業界に特化したフリーランス向けの案件紹介サービスで、10,000件以上の案件を保有し、リモート案件の割合は全体の87%を超えています。
また、エンド直やSIer直の案件が多く、高単価かつ安定した条件で働ける点が魅力です。さらに、非公開案件が全体の8割を占めるため、登録することでより幅広い選択肢が用意されています。専任コンサルタントによる精度の高いマッチングや、万が一案件が途切れた際の報酬保障、交通費や書籍代の支給といったサポート体制も充実しており、安心してキャリアを築ける環境が整っています。
副業から本格的な独立まで、多様な働き方に柔軟に対応している点が、Tableau案件を探す方にとって心強い特徴といえるでしょう。
Tableauを使用した副業の案件例
Tableauを使用した副業向け案件には、主に以下のようなものがあります。
- データアナリスト・データサイエンティスト案件
- マーケティング案件
- ダッシュボード開発案件
- PM/PL案件
ITプロパートナーズに掲載している案件を例に挙げて紹介します。
データアナリスト・データサイエンティスト案件
データアナリストとデータサイエンティストは、どちらもデータ分析の専門職です。データアナリストが、主に統計学を用いて大量かつ多種多様なデータの分析や可視化を行うのに対し、データサイエンティストは主に機械学習を用いた分析を行います。以下、案件例となります。
案件名 | 【SQL/Tableau】データ分析/ダッシュボード可視化の業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜800,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社 |
スキル | SQLとTableauを用いた集計可視化,要件に基づいて適切なアウトプット,GCPやBigQueryなどのクラウド環境を用いた業務経験 |
職種・ポジション | データアナリスト |
こちらの案件では、SQLやTableauを活用し、営業やサービス部門からの依頼に基づくデータの抽出・集計・ダッシュボード作成を行います。また、データ基盤チームとの連携やTableauアカウント管理も担当します。
必要なスキルとしては、SQLとTableauの実務経験、GCPやBigQuery環境での作業経験、そしてビジネス部門と連携しながら主体的に分析・可視化業務を進める能力が求められます。
データサイエンティストの副業についてはこちら、データアナリストの副業についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
マーケティング案件
マーケティング案件で、Tableauのスキルが歓迎されることもあります。Tableauはマーケティングツールとしても優れており、あらゆるデータを集約し可視化すれば、顧客データやWeb、ソーシャルなどさまざまな分析の効率化が可能です。
案件名 | 【データ解析/MA/BI/その他ツール】AIコンサル会社におけるデータ分析スペシャリストの業務委託案件・フリーランス求人 |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Tableau/PowerBIなどBIツールの実装経験, SQLでデータマート構築経験 |
職種・ポジション | マーケター |
こちらの案件は、AIコンサルティング会社におけるデータ分析スペシャリストの業務委託ポジションで、グループ全体の意思決定をデータ活用で支援する役割です。
BI環境の構築や施策効果の分析・改善提案を担い、経営層や事業担当者と密接に連携します。必須スキルはTableauやPowerBIの実装経験、SQLでのデータマート構築経験です。
ダッシュボード開発案件
Tableau案件の中で、ダッシュボード開発はスタンダードな案件となっています。ダッシュボードとは、BIプラットフォームの代表的な機能であり、様々なデータや分析結果をグラフ・表などで視覚的にわかりやすく表示するのが主な機能となります。
ITプロパートナーズでのダッシュボード開発案件としては、以下のようなものがあります。
案件名 | 【Tableau】Tableauでのダッシュボード開発者募集! |
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案件単価 | 〜800,000円/月 |
勤務地 | – |
スキル | Tableauでのダッシュボード開発経験,データ分析経験 |
職種・ポジション | – |
こちらは、大手通信会社でのダッシュボード開発案件となります。主な業務は、ダッシュボード開発に加えて、ドキュメント作成やデータ変換、設計書作成などが求められます。
PM/PL案件
PM/PLなどマネジメント職の募集で、歓迎スキルにTableauが含まれることがあります。PMはプロジェクト全体を管理する総合責任者で、予算の獲得や人員の算定、チームメンバーの決定などにも携わります。PLは計画通りにプロジェクトを進行するのが仕事です。
案件名 | 【事業責任者・プロデューサー】マウスピース矯正ブランドのマーケティング責任者を募集! |
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案件単価 | 〜1,000,000円/月 |
勤務地 | – |
スキル | マーケティング戦略立案, ブランディング |
職種・ポジション | マーケター 事業責任者・プロデューサー |
マーケティングの経験やデータ分析スキルがあれば、高単価なPM/PL案件にもチャレンジできます。こちらはクライアントのマーケティング戦略全般を統括する案件で、週2〜5日稼働で想定月収は最大で100万円です。
ITプロパートナーズでは、この他にもTableauを利用する案件を多く扱っています。ぜひ以下から無料登録をし、どんな案件があるか閲覧してみてください。
Tableauの副業で稼ぐための必要スキルや経験

Tableauを使用した副業向けの案件で稼ぐためには、以下のようなスキルが必要となります。
- データ系職種の実務経験
- マーケティング分野のスキル・経験
- コミュニケーション・提案スキル
- 非データ系職種との協業経験
- 保有しておくと良い資格
データ系職種の実務経験
データ系職種では、「3年以上の実務経験」が高単価案件の基準の1つとして挙げられます。前項で紹介した案件例は、いずれも実務経験が必須スキルとなっていました。
エンジニアのスキル能力値と実務経験年数はある程度相関しているため、クライアント企業は、エンジニアの実務経験年数を必ずチェックします。実務経験が3年経つまでは、本業でエンジニア経験を積むか、低単価でも案件を受注して実績を積み重ねることが必要でしょう。
また、BigQueryなどのクラウド系や、Pythonなどデータ関連言語のスキルも習得しておくと仕事の幅が広がります。
マーケティング分野のスキル・経験
マーケティング職として募集されている場合は、Tableauを用いた分析経験だけでなく、広告の運用経験やコンテンツマーケティングのスキルなども重要になります。
マーケティング職を求めているクライアントはTableauを扱うこと自体が目的なのではなく、Tableauを活用して得られるデータをマーケティングに活かすのが目的です。そのため、ただデータ分析ができるだけでは不十分で、マーケティング分野のスキルや経験も重視されます。
そのほか、マーケティング担当者には、無駄のない効果的な施策を立案するための論理的思考や戦略的思考、クライアントに説明・説得するためのプレゼンテーションスキルなども必要です。
コミュニケーション・提案スキル
どの職種においてもコミュニケーション・提案スキルは必須です。Tableauを駆使してビッグデータ分析を行う最終的なアウトプットは、意思決定者が経営判断を行うためのダッシュボード・レポートの作成になります。
高いコミュニケーションスキルはスムーズなプロジェクト進行に必要不可欠であり、提案スキルとプレゼンテーション能力を習得していれば、能力の高い人材として重宝されるでしょう。
非データ系職種との協業経験
営業部門などの非データ系職種との協業をマネジメントしてきた経験は、クライアント企業から高く評価される可能性があります。
いまだに多くの企業の営業部門が「勘と経験」に頼って仕事をしている事例は多く、BIが浸透していないケースが見受けられます。ビッグデータ分析の内容をダッシュボード・レポートに落とし込む場合、営業職などの非データ系職種の納得が重要になることもあるでしょう。
そのような場面で協業経験があれば他職種の意見も尊重でき、よりよい成果を生み出すことにつながると考えられます。
保有しておくと良い資格
資格はマストではありませんが、Tableau認定資格は取得しておくことで副業案件を獲得しやすくなる可能性があります。
Tableau認定資格では、Tableauに関する基礎から応用的な知識を学習し資格の取得を目指します。資格を取得すれば、スキルを習得していることをポートフォリオとして掲示できるため、副業案件を契約できたり、契約単価を上げられる可能性があるでしょう。
認定資格 | レベル | 概要 |
---|---|---|
Tableau Desktop Specialist | 標準 | 基本的なスキルと製品知識を証明する |
Tableau Certified Data Analyst | プロ | データ分析の分野で最も人気の高い職の認定資格 |
Tableau Server Certified Associate | プロ | 管理能力とプラットフォームに関する知識を証明する |
Tableau Consultant | プロ | ビジュアルベストプラクティスと Tableau 製品に関する知識を証明する |
Tableau Architect | プロ | Tableau プラットフォームの実装、ベストプラクティス、メンテナンスに関する知識を証明する |
認定資格は5種類に分かれ、難易度や試験内容が異なります。副業として資格の取得に挑戦する場合は、Tableau Desktop Specialistから始めると良いでしょう。
Tableauの副業案件選びで検討したいポイント

Tableauの副業案件選びでは、自分のスキルや稼働条件などを考慮しながら探すとよいでしょう。ここでは、副業案件選びの際に検討したいポイントについてお伝えします。
自身の経験・スキルと合致するか
募集されている副業案件が、自身の実務経験やスキルと合っているか確認しましょう。利用するサービスによっても経験やスキルの基準は異なります。
スキルや実務経験が十分にあるならば、副業・フリーランス向けのエージェントサービスがおすすめです。高いスキルを求められる分高単価が期待できます。
未経験・初心者OKの案件を探したい場合はクラウドソーシングを利用するとよいでしょう。エージェントサービスと比較すると低単価ではありますが、実績を重ねられるような挑戦しやすい案件を探せます。
報酬・稼働条件に無理がないか
報酬や稼働条件も忘れてはいけないチェックポイントです。スケジュール管理をしっかりと行い、無理のない範囲で対応できる副業案件を選びましょう。
副業の場合、本業との両立になるため稼働できる時間が限られます。平日夜あるいは土日祝の稼働が中心となることから、フルリモートワークの案件がおすすめです。納期がタイトすぎたり、案件を受注しすぎたりすると本業に支障をきたす恐れがあるため注意しましょう。
スキル・知識の向上につながるか
副業によって本業とは異なる分野・業務内容に触れることで、スキルや知識の向上につながる可能性があります。本業では担当することがない分野や業務も、副業であれば携わることが可能です。
興味のある分野の副業を受注することで実績や経験を効率よく積めるでしょう。本業と同じ業務だったとしても、クライアントによって作業フローは異なるかもしれません。対応できるジャンルや知見が広がることは、きっと強みになるはずです。
Tableauの副業をするメリット

Tableauを含むBIツールの副業を行うメリットは、3つあります。
- 収入アップや人脈形成に繋がる
- キャリアの選択肢が広がる
- フリーランスとして独立する準備になる
ここからは、具体的にそれぞれ3つのメリットについて紹介します。
収入アップや人脈形成に繋がる
TableauのようなBIツールの副業の実施によって、収入を上げられたり人脈形成に繋げられたりします。
週1、週2ほどの稼働で10〜20万円の報酬を得られる可能性も十分にあるTableau案件は、経済的な安定を支えてくれることでしょう。
また副業を通してさまざまなクライアントとの人脈を形成できれば、紹介繋ぎでより大きな案件を契約できるかもしれません。
キャリアの選択肢が広がる
Tableauを用いた副業を通して、知見を高めたりスキルを向上できたりすれば、キャリアの選択肢を広げられるチャンスがあります。
キャリアパス | 役割 |
---|---|
データベースエンジニア | クライアントのニーズに沿ったデータベースの開発や設計、運用管理などを行う |
プロジェクトマネージャー | プロジェクトを指揮する総合責任者 |
Web解析コンサルタント | Webのアクセス解析によりデジタルマーケティングの課題を解決する |
データベースエンジニアは、検索性の高いデータベースを作ることに加え、Tableauを使ったデータの可視化なども行う専門職を目指せます。
プロジェクトマネージャーは、予算管理やチームメンバーの選定、クライアントとのすり合わせなどを行います。Tableau・BIツールの副業で経験するクライアントへの要件ヒアリングなどが役に立つでしょう。
またWeb解析コンサルタントは、Tableauを通じて獲得できる「データを可視化する能力」を活かせます。
このように、BIツールであるTableauの副業に取り組むことで、さまざまなキャリアパスを選択できます。
フリーランスとして独立する準備になる
将来フリーランスとして活動したい場合、案件探しへの慣れや業界の人脈が重要になってきます。
スキルがあっても、案件探しに慣れておらず頼れる人がいなければ仕事を獲得するのは難しいでしょう。副業としてTableauの案件に挑戦することで、個人で仕事を受注する感覚を掴み、スムーズにフリーランスとして独立を目指せます。
また、副業を通じて業界の人脈を作っておくことで、独立後の仕事探しの負担を軽減できることもメリットです。
Tableauの副業をするデメリット
副業は、あくまで私生活に悪影響を及ぼさない範囲で行うべきです。休日である土日をTableauの副業に充てれば収入は増えますが、しっかりとした休養やプライベートな時間を取れず、疲労やストレスが溜まってしまうかもしれません。
また、副業案件を受注する際は、本業とのバランスを保つようにしましょう。例えば本業の繁忙期に副業案件を受けすぎると、体調不良や納期遅れなど本業と副業の両方に迷惑をかけてしまう可能性があります。長期的に副業を続けていくためには、本業とバランスが取れるよう常に調整が必要です。
Tableauの副業をする上での注意点

BIツール「Tableau」の副業をする際に注意するべきことは以下の3つです。
- 副業禁止ではないか確認しておく
- 案件の条件をよく確認する
- 確定申告の手続きを忘れずに行う
副業で起こりえるトラブルを回避するために押さえておきましょう。
副業禁止ではないか確認しておく
副業を始める前に、まず本業の勤務先が副業を許可しているかどうか確認してください。副業が禁止されているのに副業案件を受注してしまうと、本業の勤務先とトラブルになるおそれがあります。条件付きで副業を許可しているケースもあるため、就業規則などで詳細を確認しておきましょう。
案件の条件をよく確認する
副業でTableauの案件を探す際は、業務形態や単価、業務内容、契約形態など多くの確認するべきことがあります。以下のようなことは応募前にチェックしましょう。
- 「フルリモート」か「常駐」か「一部出社」か
- 単価は相場より低すぎないか
- 稼働日数は多すぎないか
- 雇用契約は業務委託か
- 自分のスキルで対応できる業務内容か
受注前の確認が不足すると、案件を完遂できなくなったり本業に支障が出たりする可能性があります。スケジュールや副業に充てられる時間を正確に把握したうえで判断することが重要です。また、案件探しの際は1つのエージェントに絞るのではなく、複数に登録しておけば条件の良い案件に出会いやすくなります。
確定申告の手続きを忘れずに行う
副業で得た所得が年間20万円を超えると、翌年に確定申告を行わなければなりません。確定申告は、納めるべき納税額を確定して納付するための手続きです。確定申告をしないまま副業を続けていると脱税とみなされて延滞税などのペナルティが科されるおそれがあるため、忘れず手続きを行いましょう。
Tableauの副業に関するQ&A
最後に、Tableauの副業に関するよくある3つの質問に解答します。
Tableau未経験でも副業は可能?
副業案件は即戦力が求められるため、基本的に実務経験がなければ受注は難しいと考えてください。未経験からTableauの副業案件を受注したい場合、まずは業務でTableauを扱える企業への転職を検討してみましょう。
週1日・2日案件はある?
クラウドソーシングやエージェントでは、週1〜2日稼働の案件も取り扱っています。ただし、実際の稼働日数については交渉が必要になるケースもあるため、正式に契約する前に稼働日など詳細な条件はしっかり確認するようにしてください。
Power BIとの違いは?
Power BIはマイクロソフト社が提供するBIツールで、Excelに近い操作性が特徴です。
Tableauが直感的操作に強いのに対し、Power BIはタブメニュー中心でビジネスユーザーに馴染みやすい設計です。料金面ではPower BIが月額1,080円からと比較的安価で、セルフサービスBIとして導入しやすい点も魅力です。
まとめ
政府がDXを推進し、企業のビッグデータ活用がますます展開されていく現在、TableauなどBIツールを扱うITエンジニアやデータアナリストはさらに重宝されていくでしょう。
スキルと経験を積み重ねていくことによって、副業の案件を受注するばかりではなく、より高いステージへチャレンジすることもできるのではないでしょうか。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!