こんにちは、ITプロパートナーズ編集部です。
IT/Web業界では、複数のプロジェクトを横断的に管理・進行するPMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)が重要な役割を担っています。プロジェクトの進行を常にバックで支えるPMOは、フルタイムの稼働が必要なイメージかもしれませんが、短時間・副業で働くことも可能なのでしょうか。
この記事では副業でも可能なPMOの案件について、市場のニーズや単価相場、副業の始め方などを解説します。
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Contents
PMOの副業案件の需要や単価相場
PMOの副業案件はどの程度の需要があるのでしょうか。また、どの程度の収入が得られるのでしょうか。PMO副業を始める前に、その市場価値を確認しておきましょう。
PMOの副業案件の需要
PMOは副業で活動する人も多い職種です。
「Brocante」の調査では、「IT副業人材へ依頼している職種」として、PMOは4番目に多い職種に挙がっています。

副業でも可能なPMOの仕事は、「業務委託」や「パート・アルバイト」の案件です。業務委託の案件ではリモートで働けるものも珍しくなく、在宅副業にも適した職種といえます。
PMO副業案件の単価相場
フリーランス向けのPMO案件の平均単価は月70万~80万円です。時給は平均で「約4,000円」であり、副業で週2日(14h)の勤務をするなら月収で約22万円の計算になります。
ただしこれは平均であり、担当する業務範囲やプロジェクトの分野によって単価が異なるという点は把握しておきましょう。
またフリーランス向けのPMO案件は「短期契約」の場合もあるため、「継続して案件を契約できるかどうか」が収入に大きく影響します。
PMOの副業案件の種類・案件例
PMOの副業としてはどのような種類・業務内容の案件があるのでしょうか。主な3つのタイプを以下に紹介します。
事務・サポート系のPMO副業案件
事務やサポート業務がメインのPMO案件は、クラウドソーシングや一般的な求人サイトでもよく募集されています。
例えば、プロジェクト進行に必要な書類作成や、スケジュール管理、情報共有などの「一般的な事務作業」が中心の仕事です。
プログラミングなどの技術的な仕事が含まれないため、業界未経験でも、事務経験やマネジメント経験があれば始めやすいといえます。
ITスキルが必要なPMO副業案件
「技術面の知見やスキルが必要なPMO」は、副業向けの案件として募集されることが多くあります。フリーランスエージェントなどで見つかることが多い案件です。
例えばSIerのPMOポジションの募集で、必須スキルとしてクラウド開発スキルやWeb系のプログラミング言語のスキルが求められる案件などです。
例えば弊社、ITプロパートナーズでは、以下のような案件があります。
現役エンジニアではないとしても、これまでの業務で培った何らかの技術的な知見やスキルがあれば、チャレンジする価値があるといえるでしょう。
コンサルティング会社のPMO副業案件
コンサルティング会社が募集している案件には、PMO業務が含まれることが多くあります。多くのクライアントからの依頼を請け負うコンサルティング会社では、複数のプロジェクトを横断的にサポートするPMOを設置するのが一般的です。
特にIT/Web系のコンサルティング会社では、業務委託などで副業人材に業務を依頼することがあり、求人情報サイトやエージェントなどで募集案件が見つかります。
PMOが副業をするメリット

会社員エンジニアやITコンサルタント、そしてPMOが副業をすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。主な3つのポイントを解説します。
スキルの幅を広げられる
副業をすることで、新しいスキルを身につけられることは1つのメリットです。
会社員PMOは就職先によって扱う分野が限られますが、フリーランス・副業としてなら、分野を自由に選んで契約できます。PMO副業には短期契約の案件もあるため、次々と新しい分野に挑戦していくことも可能です。
独立の準備になる
フリーランスとして独立することを考えているなら、副業はその「準備」としても有効です。
会社員PMOとフリーランスPMOでは、勝手が違う部分が多くあります。例えば案件の獲得方法や、確定申告など必要な手続きの違いです。
副業でフリーランスPMOとしての仕事をすることで、そのような違いに慣れておくことができます。
収入アップにつながる
PMOの副業は単価相場が高いため、収入アップがしやすいといえます。
単純に収入が増えるだけでなく、「本業以外の収入源」を確保できるという点もメリットです。
PMO副業が軌道に乗れば、それを本業に切り替えて収入アップを目指すという手もあります。フリーランスは仕事上の成果が収入に直結するため、会社員と比べて工夫次第で収入アップしやすいことがメリットです。
PMOの副業を始めるために必要なスキル・経験
PMOの副業案件を契約するには、どのような経験やスキルが必要なのでしょうか。以下の3つのいずれかのスキルがあるかどうか、これまでの経歴などを整理してみましょう。
マネジメント経験
PMOを含む「マネジメント職」での経験があることは重要です。
副業・フリーランスの仕事では「即戦力」が求められるため、マネジメント職の経験の有無は、契約の獲得しやすさに大きく影響します。
これまでの経歴で、PMOという肩書きではなくても何らかの管理職・マネジメント職の経験があるなら、副業案件を契約しやすくなります。
需要の高い分野での経験や知識
「技術面」での知識や経験も、PMO副業に役立つスキルです。PMOの業務自体はプログラミングができなくても可能ですが、技術面の知識があるなら、現場のことを十分に把握したうえで業務を進めることができます。
副業エンジニアの仕事でPMOの経験が歓迎されることもあるため、技術面も担当できることは、副業探しで大きな強みになる要素です。
実際にエンジニアとして働いた経験がなくても、PMOとしてWebやクラウド、AI(人工知能)など需要の高い分野のプロジェクトを担当した経験があれば契約しやすくなります。
コミュニケーション・折衝スキル
PMOの副業を見つけるには、コミュニケーションスキルがあることを示せる実績があると有利です。
クライアント折衝や、部門間の橋渡しなどが含まれる職種を経験したことがあるならアピール材料になります。
面接などでの受け答えでは、自身のコミュニケーションスキルの高さが伝わるよう、十分に準備しておきましょう。
PMOの副業案件探しに利用できるサービス

PMOの副業探しには、どのようなサイトやサービスを利用すればよいのでしょうか。主な4つの探し方を解説します。
副業・フリーランス向けエージェント
エージェントサービスは、PMOなどの高いスキルが求められる副業を探すのに適しています。エージェントとは、企業が求める人物像に合った人材を紹介・仲介するサービスです。
副業案件を専門に扱うのが副業エージェント、フリーランス案件を専門に扱うのがフリーランスエージェントです。
正社員向けやエンジニア向けなど、エージェントごとに扱う仕事の分野が異なるため、PMOの副業案件が多いエージェントを選んで利用することが重要です。
弊社、「ITプロパートナーズ」はIT/Web系に特化したフリーランスエージェントサービスで、週2~3日など副業向きの案件も多く扱っています。PMO案件や、PMO経験が歓迎される案件が豊富です。PMO案件を探されている方はぜひお気軽にご相談ください。
この他、副業専門のエージェントを詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
クラウドソーシング
クラウドソーシングとは、不特定多数に仕事を発注するために利用されるサイトです。基本的に「業務委託」の案件が掲載されているため、PMO副業を探すのに適しています。
特別なスキルが不要な「簡単な仕事」が多く募集されていますが、マネジメント系やコンサルティング系など、高度なスキルが必要な仕事も見つかります。
「PMO」などのキーワードで検索してみると、副業向きの案件が見つかることがあるのでチェックしてみましょう。
具体的なサイトとしては「ランサーズ」や「クラウドワークス」などがあります。
求人情報サイト
「indeed」や「求人ボックス」などの求人情報サイトでもPMO副業案件を見つけることが可能です。
求人情報サイトに載っているPMOの求人情報には「正社員」の募集も多くありますが、「業務委託」の募集など、副業向きの募集も見つかることがあります。
求人情報サイトにアクセスし、「PMO+副業」などのキーワードで検索してみましょう。
求人情報には「PMO」という単語が使われているとは限らないため、「プロジェクト管理」「進捗管理」などの検索ワードも使いながら、業務内容としてPMOに近いものがないか探してみてください。
SNS
SNS上のつながりは、仕事の人脈としても役立ちます。
Twitterで交流した人から案件情報をもらうなど、フリーランスが仕事を獲得する経路としてSNSを利用するケースは珍しくありません。PMOなどの専門的な仕事でも、SNS上で見つけることができます。
副業はもちろん、フリーランスとしての独立を視野に入れるなら、「SNS上の人脈作り」は重要です。会社員としての仕事で付き合いのある人などと、SNS上でも積極的に交流しておきましょう。
PMOのスキルを生かせるその他の副業
PMOのスキルがあるなら、「PMO以外の職種」での副業も可能です。転職やキャリアアップのためにも、PMO以外の職種にも目を向けてみましょう。PMOのスキルが役立つその他副業として、主な2つを紹介します。
プロジェクトマネージャー(PM)
プロジェクトマネージャーは、PMOがサポートする対象であり、業務上でも密接に関わる職種です。
業務内容や役割は異なるものの、PMOとしてプロジェクトマネージャーをサポートした経験があれば、自らプロジェクトマネージャーとして働く際にも役立つことが多くあります。
PMOと同様、プロジェクトマネージャーも副業向けの案件が豊富です。
ITコンサルタント
企業のIT導入や課題解決・デジタル戦略などをサポートするITコンサルタントも、PMOと関連度が高い職種です。
実際、コンサルティング会社ではクライアントに対してPMO業務を提供することが多くあり、その業務をフリーランスに委託することも珍しくありません。
フリーランスのITコンサルタントはニーズが高く、副業でも可能な案件が多くあります。
エンジニアがPMOの副業案件を始める際の注意点

会社員エンジニアがPMO副業を始めるにあたって、あらかじめ把握しておくべき注意点を3つ解説します。
本業との時間配分に気をつける
「本業の空き時間」をよく見極め、無理のないスケジュールで始めることが重要です。
本業の会社が副業禁止ではなくても、時間配分を間違えて本業に支障が出ると問題になることがあります。
PMOの副業には平日夜や休日などを利用できますが、あまりにもスケジュールを詰め込みすぎて、本業に使うエネルギーを使い切ってしまうことがないようにしましょう。
会社にバレないのは難しいことを把握しておく
PMOに限らず、副業は「会社にばれないようにする」ことは難しいことを把握しておきましょう。
会社員が副業で収入を得ると、「住民税の手続き」などで会社にバレるのが一般的です。
会社に内緒で副業をするのではなく、必ず事前に「就業規則」を確認しておきましょう。
就業規則で副業が禁止されているとしても、事前に相談すれば許可が降りる可能性もあります。PMO副業を始める前に上司などに報告や相談をしておき、問題にならないようにしておきましょう。
確定申告や税金の知識をつけておく
確定申告や税金の知識は、副業する会社員にとって重要です。
会社員が副業で20万円を超える収入(所得)を得ると、通常は確定申告の義務が発生します。ただし副業で得た収入から「源泉徴収税」が引かれているなら、確定申告をすることで還付が受けられる場合もあり、20万円以下でも確定申告をしておくべきです。
さらに業務委託として副業をする場合には、かかった経費を収入から差し引くことで、節税することが可能です。例えばPMO副業の場合、仕事で使うパソコンの購入費用や、インターネット費用、クラウドソーシングに支払った手数料などを経費にできます。
このように確定申告や税金の知識は「金銭的な損得」にも影響するため、賢く副業するために重要です。
まとめ
PMOの副業はニーズが高く、高単価も狙いやすいジャンルです。PMOの経験があるなら、プロジェクトマネージャーやコンサルタントなど、さまざまな職種での副業ができます。
PMO副業の案件探しには、「副業案件が豊富なエージェント」を利用するのがおすすめです。「ITプロパートナーズ」は、IT/Web系の副業案件を豊富に扱っています。PM・PMOや、ITコンサルタント、エンジニアなどの副業案件を探すためにご利用ください。
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