こんにちは、ITプロマガジンです。
Webデザイナーとして働く上で、この先のキャリアに悩まれている人も多いのではないでしょうか?Webデザイナーは、スキルアップすることでたくさんのキャリア選択肢が広がります。
本記事では、Webデザイナーの主なキャリアパス6パターンと、キャリアアップに必要なスキルなどを紹介します。今後のキャリアを考える際にぜひ参考にしてください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる
などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
Webデザイナーがキャリアパスを考えるべき理由
Webデザイナーがキャリアパスと考えるべき理由は、以下の3つです。
- 目標が明確になる
- 転職時のミスマッチが減りスムーズに転職できる
- 計画的に収入アップを実現できる
それぞれの理由について詳しく解説します。
目標が明確になる
自身のスキルや経験を省みてキャリアと照らし合わせることで、具体的な成長の道筋が見えてきます。
たとえば、UI/UXデザインに興味があるなら、分野のスキルアップを目指すことが考えられます。この目標達成に向けては、ワイヤーフレーミングやプロトタイピングなどのスキルを学び、実践することが必要となるでしょう。
また、フロントエンド開発に深く関与したい場合はHTMLやCSS、JavaScriptのスキルを高めてフレームワークについても理解を深めることが求められます。
このように目標設定は、自身の強みと弱みを明確にするだけでなく、自身がどの方向に進みたいのかを具体的に示す役割も果たします。
転職時のミスマッチが減りスムーズに転職できる
自身のキャリアパスを明確にすると、転職時のミスマッチを減らし希望条件に合う転職が可能です。たとえば、UI/UXデザインに重きを置きたいと考えているのであれば、スキルを重視する企業や、分野での実績が求められる職種を選びます。
転職エージェントを利用した際、自身のキャリアパスが明確であれば、具体的に担当者に伝えることで、自身のビジョンと企業のビジョンが合致しているかどうかを探りやすくなります。自身の希望条件に合う働き方やポジション、社風を持つ企業が見つけやすくなり、転職をする時のミスマッチを減らせるでしょう。
計画的に収入アップを実現できる
Webデザイナーとしてキャリアパスを計画することで、自身の収入向上にも影響を与えることが可能です。キャリアパスはスキルや専門知識、経験の成長と直結しており、報酬と相関関係にあります。
特定の領域や技術に焦点を当てることで、領域の専門家として評価を受け、応じた報酬を得られます。たとえば、UXデザインに特化すると専門家としての需要が高まり、給与も応じて上昇するでしょう。
また、キャリアパスを明確にすると、スキルを向上させるために自己投資も計画的になります。学びたい新しい技術やスキルが明確であれば、トレーニングや教育を計画的におこない、スキルを習得することで、高い給与を実現できます。
Webデザイナーのキャリア選択肢
Webデザイナーのキャリアはどういった選択肢があるのか、2つに分けて紹介します。
会社員としてのキャリアアップ
Webデザイナーとして会社員の道を選ぶ場合、経験を積むことが重要です。初期段階では、さまざまなプロジェクトに参加し、デザインスキルとチームワークを向上させます。その後、以下の役職に昇進を目指します。
- リードデザイナー
- アートディレクター
- デザインマネージャーなど
上記の役職に昇進すると、大きなプロジェクトを管理すると同時にマネジメント業務も担当します。これらはプロダクトの全体的なデザイン戦略を立案し、実装を監督するという高度な役割です。
また、企業内でのキャリアパスは、「ユーザーエクスペリエンス(UX)」や「ユーザーインターフェース(UI)」の専門性を深める方向性もあります。会社員としてキャリアアップを目指すなら参考にしてください。
フリーランスとしての独立
フリーランスとしての独立を選ぶと、自由度が大幅に増す一方で、自己管理やマーケティングのスキルも求められます。フリーランスとして成功するためには、一貫したワークフローと高品質なデザインを提供する能力が必要です。
また、自分のブランドを作り上げ、新しいクライアントを獲得するためのマーケティング戦略を立てる能力も重要となります。さらに、フリーランスでは、特定のニッチな領域に焦点を当て、エキスパートとなることも可能です。
たとえば、特定の業界に特化したWebデザインや、特定のテクノロジーやフレームワークに精通したデザインなどが考えられます。特定の市場で高い需要を獲得し、より高い報酬を得ることが可能です。
フリーランスWebデザイナーとしての独立を検討している方は、以下の記事も参考にしてください。
Webデザイナーの主なキャリアパス6パターン
Webデザイナーの主なキャリアパスは以下の6つになります。
- UIデザイナー
- UXデザイナー
- Webディレクター
- アートディレクター
- Webプロデューサー
- Webプロデューサー
- コンサルタント
自身のスキルや経験をふまえたうえで、今後のキャリアを考える際の参考にしてください。
1.UIデザイナー
WebデザイナーからUIデザイナーへのステップアップは、自然な流れといわれています。UIデザイナーとしての役割は、アプリケーションやウェブサイトのユーザーインターフェースの設計です。
- 各画面のレイアウト
- ボタンの配置
- 色彩選択
- タイポグラフィ
ユーザーが直接触れるすべての視覚的要素が含まれます。
UIデザイナーにステップアップするためには、視覚的なデザインスキルをさらに深めると同時に、ユーザビリティとアクセシビリティの基礎を理解することが重要です。また、ワイヤーフレームやプロトタイピングツールを使用してアイデアを具体化する能力も求められます。
UIデザイナーになると、さらに高度なデザイン問題を解決できるようになります。多様なプロジェクトや大規模なチームでの仕事を手掛ける機会が増えるでしょう。ただし、UIデザイナーとして成功するためには、新たな技術とツールを継続的に学び、業界のトレンドを把握していく必要があります。
2.UXデザイナー
UXデザイナーは、製品やサービスがユーザーにどのように感じられ、どのように機能するかを設計する役割です。ユーザーが製品やサービスを使用した内容も含みます。
UIデザイナーが製品の「見た目」に重点を置くのに対し、UXデザイナーは製品の「使いやすさ」や「理解しやすさ」に重点を置きます。
WebデザイナーからUXデザイナーへの移行は、デザインスキルをより深く、より広範に適用できる職種です。UXデザイナーになるためには、以下のスキルが求められます。
- ユーザーリサーチ
- 情報アーキテクチャ
- プロトタイピング
- ユーザビリティテスト
UXデザイナーとしてキャリアを進めると、プロジェクトの初期段階から関与し、製品やサービスの基本的なフレームワークを定義します。戦略的な視点を求められ、製品やサービスがユーザーのニーズを満たす必要があります。
3.Webディレクター
Webディレクターは、プロジェクトの全体的な方向性を決定し、プロジェクトチームをリードする役割があります。業務内容としては、以下のとおりです。
- プロジェクトの計画立案
- スケジューリング
- 予算管理
- チームマネジメント
- クライアントとのコミュニケーション
上記のとおり、WebデザイナーからWebディレクターへの移行は、技術的なスキルからよりマネジメント寄りのスキルへのシフトを意味します。組織全体の視点でプロジェクトを理解し、チームを成功に導くためのリーダーシップスキルを発展させたい人に最適です。
4.アートディレクター
アートディレクターは、デザインチームの指揮を執り、質の担保や政策の進行管理をおこなう役職です。ディレクションが主な業務内容となり、広告やマーケティング、メディア製作などの業界で見られます。
Webデザイナーからアートディレクターへのキャリアパスは、クリエイティブな表現力を追求し、コミュニケーションを通じてブランドストーリーを伝えたいと考えるデザイナーにおすすめです。アートディレクターになるには、優れた視覚的センスと創造力、スキルは必須です。さらに、プロジェクトをリードし、チームを指導するマネジメントスキルも求められます。
5.Webプロデューサー
Webプロデューサーは、企業等のWebサイト制作におけるプロジェクトの全体的な運営を担当し、プロジェクトの目標達成を促進します。
Webディレクターと似ていますが、Webプロデューサーはより広範な業務に関与し、プロジェクトのスコープや予算、時間枠を管理します。さらに、さまざまなチームメンバーと協力してプロジェクトを成功に導く職種です。
Webプロデューサーには、主に以下のスキルが求められます。
- プロジェクト管理スキル
- コミュニケーションスキル問題解決スキル
- リーダーシップスキル
WebデザイナーからWebプロデューサーへの移行は、デザインだけでなくプロジェクト管理やマルチタスクを好む人にとって魅力的な選択肢になるでしょう。
6.コンサルタント
コンサルタントは、専門知識と経験を活用して、他の企業やクライアントが直面する課題の解決を手助けする職種です。Webデザイナーからコンサルタントへの移行は、デザインの専門性を活用しつつ、ビジネス戦略や市場分析などの広範なスキルを発展させたい人にとって魅力的な選択肢となります。
コンサルタントになるためには、専門領域に深い理解を持つだけでなく、クライアントのビジネス目標や市場環境について理解し、具体的な解決策を提案する能力が必要です。また、説得力のあるコミュニケーションスキルや、クライアントとの信頼関係を築く能力も求められます。
コンサルタントは、プロジェクトと関わることで自身の視野を広げ多様なビジネス環境での適応力を身につけられます。
Webデザイナーにおすすめのキャリアビジョンの描き方
Webデザイナーのキャリアパターンがわかったが、どのようにキャリアビジョンを描けば良いかわからない方もいるでしょう。Webデザイナーにおすすめのキャリアビジョンの描き方を4つ紹介します。
自身の志向性を確認する
自身の志向性を理解するためには、何に情熱を感じるか、何をすることで満足感を感じるかを考えることが大切です。自身の価値観や興味、自己の専門性を形成するうえで重要な要素です。
Webデザイナーの場合、デザインへの情熱、技術的なスキル、ユーザーエクスペリエンスへの興味等が求められます。しかし、Webデザイナーには違う志向性があります。ある人は新しい技術を学ぶことに喜びを感じ、またある人は人々が使いやすいWebサイトを作ることに情熱を感じるでしょう。
自身の志向性を確認することが、成功するキャリアビジョンを描く一歩となります。
キャリアを棚卸にして自己分析を行う
Webデザイナーとしてのキャリアを振り返り、自己分析をおこなうのも大切です。自己分析とは自身のスキルや経験、知識、成功と失敗の経験を振り返り、学んだことを整理するプロセスです。自身の得意な点や改善が必要な点、成長の機会を探ることで、自身のスキルセットを強化し、キャリアパスを明確にできます。
自己分析を行うためには、以下のような点を考えてみると良いでしょう。
- 過去に取り組んだプロジェクトの中で成功した要素
- 失敗してしまった要素
- 得意とするデザインのスタイルや技術
- どのようなフィードバックを受けたか
- どのような課題に直面しどのように解決したか
質問に対する答えを整理し、自己評価を行います。自己評価をおこない、スキルセットのギャップを特定しキャリアの方向性を見つけられます。
目指すポジションや自分に合うポジションを知る
自身が目指すポジションを理解するためには、違いを理解し要求するスキルや責任、キャリアパスを評価したうえで、一致するポジションを知ることが大切です。
Webデザイナーとしてのキャリアパスはデザインの領域でも、UI/UXデザインやビジュアルデザイン、フロントエンド開発など、さまざまな専門性があります。一部のデザイナーはフリーランスとして独立することを選びますし、大企業で働くことを目指すデザイナーもいます。
自身の志向性やスキル、情熱にどのように一致するか考えましょう。考えてもわからない時は、上司やキャリア相談できる転職エージェントに相談するのもおすすめです。自身がどのようなポジションを目指し、どのようなスキルが必要かを把握することで、キャリアをより描きやすくなります。
目標が決まったらルートを計画する
目指すポジションが明確になったら、目標に到達するための具体的なルートを計画します。ルートを計画するためには、必要なスキルと経験をリストアップしましょう。スキルを獲得するために、どのようなステップを踏む必要があるのかを考えます。
新しいプロジェクトに挑戦したり、スキルアップのために独学で勉強したりとさまざまです。また、目標設定をする際は、実現するまでの時間を明確に設定すると良いでしょう。
たとえば、「3ヶ月後にはJavaScriptの基礎をマスターする」や「1年後にはユーザビリティテストをおこなうプロジェクトを担当する」などです。明確な期限と共に具体的なスキルや経験を目指すことが、効果的なキャリア計画のポイントとなります。
成長に伴って、目標や必要なスキルが変わることもあります。定期的に自分のキャリア計画を見直し、調整することが大切です。
未経験からWebデザイナーになるためのキャリアプラン
未経験からWebデザイナーになるためには、基本的なデザインスキルとWeb技術を習得が求められます。PhotoshopやIllustratorなどは、必須のスキルです。他にも、HTMLやCSS、JavaScriptなどの理解も重要です。プログラミング言語は、Webページの構造やデザイン、インタラクションを制御するための要素であり、Webデザイナーとしてのスキルセットの根幹になります。
次に、Webサイトの設計と製作に必要な実務経験を積んでいきます。
- Webデザインの企業へ転職する
- 個人的なプロジェクトを立ち上げる
- インターンシップなどを通じて経験を積む
理論だけでなく実践的なスキルも身につけましょう。また、Web業界での成功は、技術だけでなくコミュニケーションスキルやマネジメント能力、常に新しい技術やトレンドに対する情報収集の能力も大切です。
以上が、未経験からWebデザイナーになるためのキャリアプランになります。
Webデザイナーとしてキャリアップするために必要なスキル
Webデザイナーには、デザイナー的スキルとシステムエンジニア的スキルが必要で、どちらも優れていなければ一流のデザイナーとは言えません。2つのスキルついて詳しく紹介します。
デザイナー的スキル
Webデザイナーとしてのキャリアを築くには、一定のデザインスキルが不可欠です。デザイナー的スキルで求められるのは、以下の3つです。
- Photoshop
- 配色のスキル
- 情報設計
3つのスキルについて詳しく解説します。
1.Photoshop
「デザイナー的スキル」として必要になるのは、Adobe社の「Photoshop」などのデザイン系ソフトを使って、ロゴやイラストを作成するスキルが必要です。
2.配色のスキル
デザイナー的スキルの二つ目は、配色のスキルです。色覚異常のある方が苦労なく読めるようにするだとか、補色を使って目立たせるなど、どういった色彩を充てていくか考えるのは、不慣れな人にとっては大変なことです。
現役、Webデザイナーの方でもカラーコーディネーター検定を受験している方も多いです。
3.情報設計
三つ目がもっとも重要な「情報設計」です。Webサイトをインターネット上に公開する目的は、情報を発信し、なにかを知ってもらう事にあるはずです。
言い換えれば、「このWebサイトを見て、欲しい情報を得ることができた」、「なんとなく開けただけだけど、有用な情報を得られた」と思わせられないWebサイトは存在の価値がありません。
Webサイトの価値を高めるために、どのような情報をどこに置くか考えるのが情報設計となります。
システムエンジニア的スキル
「システムエンジニア的スキル」は、たった一つだけです。それは、ずばりWebサイトのインターフェイス構築のためのコーディングスキルです。
Webサイトのインターフェイスはhtml、CSSが基本ですが、CEサイトなど利用者の操作によって画面の遷移がフレキシブルに発生する動的サイトに場合は、さらにJavaやJavaScriptなどが使われています。
html、CSSは読み書きができるのが当たり前、今時のWebサイトのほとんどが動的ページなので、JavaScriptについては、書ければ文句なしですが、書けないにしても、ソースコードを読めば動作が分かる程度である必要があります。
なお、ここまでに挙げたスキルは、Webデザイナーを名乗るのであれば「意識しているのが当たり前」と思われている知識です。
情報設計のセンスなどは一長一短で身に付くものではないかもしれませんが、情報設計という言葉が分からない、という状況ですと、仕事はなかなか獲得できません。
この先Webデザイナーとして生き残るには?
前半にWebデザイナーに求められるスキルをご紹介しましたが、あれらはあくまで現在のWebデザイナーに求められるスキルです。
冒頭にも触れたように、特別なスキル・知識がなくてもWebサイトを作成できるサービス・製品が出てきたため、「こんなWebページが欲しい」を簡単に実現させられるWebデザイナーではない素人が増えています。
動きのない静的ページであれば尚更です。さらに、長らくAIに人間的な創作活動はできない、と言われてきましたが、ディープラーニングといった新技術の登場で、AIに小説を書かせるなど、創作活動を行わせることも可能になっています。
Webデザインの世界においても、「単にデザインするだけであれば、AIはおそらく並みのWebデザイナーよりも情報設計やUI・UXの面で優れたWebデザイナーになるのではないか?」だとか、もっと踏み込んで「AIにWebデザインさせるのが当たり前になり、やがてWebデザイナーという職種自体が淘汰されるのでは?」というAI脅威論も囁かれています。
AIが今後、どうなっていくかはまだまだ未知数ですが、すでに、世の中で求められているWebデザイナー像は「単にインターフェイスをデザインする人」から、情報設計の専門家、つまりWebサイトを価値ある情報媒体にする、という観点での「Webサイト全体の構成設計を提案できる人」になってきているように感じます。
また、これはWebデザイナーに留まる、他の職種にキャリアチェンジするに限らず、WebサイトというIT技術に触れる以上は、技術の進歩に興味関心を持ち、必要に応じて理解・習得し、そして発揮することが求められていると感じます。
さらにいえば、「自分はUIデザイナーだから、進捗管理の技術については勉強しない」といった風に、自分の限界といいますか、自分のテリトリーを勝手に決めることなく、「プランナーはどういう思いで、このWebサイト企画進めているんだろう」と周りの職種の働き方に興味を持つことが重要ではないかと思います。
周りの職種の人たちの考えていることを完全に理解するのは難しく、必要性もないかもしれません。
しかし、思いをはせているだけでも、その案件の中でひどい認識齟齬を防ぐことができるかもしれませんし、あるいは今後キャリアを見直したくなったときやキャリアチェンジ後、その時に考えたことから、なにか得るものがあるかもしれません。
Webデザイナーからキャリアアップを実現する方法
Webデザイナーのキャリアは初めての仕事から始まり、経験とスキルを積み重ねることで多くの道が開かれます。経験を積んだうえで、どういった方法でキャリアアップを実現できるのか、4つに分けて解説します。
デザイン以外のスキルを習得する
Webデザイナーとしてスキルを磨きつつ、新たな技術を学ぶことは、キャリアアップを実現するために大切です。デザイン以外にもプログラミング言語の知識や、ユーザーエクスペリエンスデザイン、ユーザーインターフェースデザインの理解を深めることは重要です。
特にUX/UIデザインは現在、デザイン業界で非常に需要が高く、スキルを持つデザイナーはプロジェクト全体を理解し、良い製品を作るための視点を提供できます。さらに、フロントエンド開発の知識を持つことは、デザイナーが自身のデザイン能力を高め、チーム内でのコミュニケーションを改善します。
キャリアに合う転職先を探す
自身のキャリアパスを考慮して転職先を選ぶことは、成功への道を開く重要な要素です。デザイナーにとって最適な転職先は、スキルや経験、キャリアの目標により異なります。
たとえば、大規模な企業で働くことを望むデザイナーは、多様なプロジェクトとチームを経験できるため、さまざまな業務を通じてスキルを磨けるでしょう。一方、スタートアップや中小企業で働くことを選ぶデザイナーは、直接的に製品開発に関与し、多角的なスキルを得られるはずです。
また、特定の業界や専門領域に特化したデザイナーは、業界に深く関わることで特殊な知識やスキルを習得し、自身の市場価値を高められます。自身のキャリアの方向性と目標を明確に定義し、転職先を探すことが重要です。
転職エージェントに登録する
転職エージェントは、自身のキャリアアップを助ける重要なツールです。エージェントは、市場の動向を深く理解しており、求職者のスキルや経験に適した職を見つけるための専門的な知識を持っています。転職エージェントを通じて、求職者は自分では見つけることのできない仕事の機会を見つけられます。
転職に向けて面接対策を行う
面接は、自身のスキルを直接的にアピールできる場です。そのため、事前に十分な準備をおこなうことは、成功の鍵となります。まず、自身のスキルや経験、実績を具体的に説明できるように準備することが重要です。
具体的な事例や実際のプロジェクトを引き合いに出すことで、能力と価値をより具体的に示せます。さらに、自分がどのようにチームやプロジェクトに貢献できるかを明確に示すことも重要です。
転職エージェントによっては、面接対策をおこなうところもあるので、積極的に活用しましょう。
まとめ
今回はWebデザイナーの仕事やスキル、そしてキャリアパスについて見ていきました。
すでに触れましたが、今後、AIの発展によってWebデザイナーは不要になるのでは、という議論はありますが、当面は高価値なWebサイトをデザインできる、人間のWebデザイナーへのニーズが残り続けるように思います。
また、確かなスキル、確固とした能力を身に付けた方であれば、Webデザイナーという仕事がなくなったとしても、キャリアチェンジを果たせるでしょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!