こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスとして安定的に活動を続けるには、継続案件の獲得を目指す必要があります。継続案件を受注できると一定の収入を維持しやすくなり、受注活動に割く時間も減らせます。そのため、まずは継続案件の獲得を目標にしているフリーランスも多いです。
この記事では、フリーランスが継続案件を受注するメリットに触れたうえで、継続案件の受注を目指す方法を解説します。継続案件を受注できるフリーランスの特徴や注意点も説明するので、ぜひ参考にしてください。
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
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初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
継続案件の意味とは?
継続案件とは、単発の案件とは違い、1回きりでなく何度も繰り返し依頼される仕事のことです。一度契約するとコンスタントに発注されるため、毎月一定以上の仕事量を確保できます。長期案件と呼ぶこともあります。
フリーランスとして安定的に活動し続けるには、継続案件の受注がカギになります。フリーランスにとって継続案件はさまざまなメリットがあるので、以下で詳しく確認しましょう。
フリーランスが継続案件を受注するメリット
フリーランスが継続案件を受注できると、さまざまなメリットがあります。ここでは、どのようなメリットがあるか解説します。
安定した収入を確保できる
継続案件を獲得すると毎月一定以上の仕事量を確保でき、収入の安定につながります。基本的にフリーランスは収入の保証がなく、思うように仕事を得られなければ収入がゼロになる可能性もあります。
しかし、継続案件を受注できれば契約が続いている間は着実に仕事を得られるため、収入の維持が可能です。収入が安定すると精神的な余裕も生まれやすく、フリーランスとしての仕事により集中して取り組みやすくなります。
案件管理が楽になる
継続案件により仕事をまとめて受注できる状態では、案件管理が楽です。さまざまな単発案件をその都度受注している場合、それぞれを個別に管理する必要があります。案件が異なれば細かい条件や仕事内容にも違いがあるため、管理に手間がかかります。
単発案件のみでも多く受注できればそれなりに高い収入を得られますが、案件の種類が増えるほど管理の負担が大きくなるでしょう。案件を適切に管理できないとダブルブッキングが発生したり納期を誤って認識したりする恐れもあるので、要注意です。
受注活動を減らせる
継続案件で安定的に収入を確保できている状態では、新しい案件を確保するための受注活動を減らせます。
単発案件を中心に受注している場合、案件が終了するたびに受注活動を行って新しい案件を探さなければなりません。新しいクライアントを探して交渉し、契約を交わす必要があります。ただし、受注活動に力を入れて取り組んでも、必ず案件を獲得できるとは限りません。
継続案件を確保できれば、そのような受注活動の手間や時間を削減できます。わざわざ新しい案件を探さなくても次の仕事の依頼がくるため、効率的に働くことが可能です。
新しい仕事を任せてもらえる場合もある
継続案件を受注し続けていると、新しい仕事の依頼につながる可能性もあります。継続案件を依頼されているクライアントとの付き合いが長くなれば、その分だけ強い信頼関係を構築できるからです。安心して仕事を任せられる人材だと認識された場合、より高単価な案件について相談されるケースもあります。
毎回新しい単発案件を探して受注している状況では、クライアントとの強い信頼関係の構築は困難です。継続案件の受注は、仕事の可能性を広げるうえでも有利に働きます。
案件が継続するフリーランスの特徴とは?
案件を継続して受注できるフリーランスには、どのような特徴があるのでしょうか。以下でくわしく説明します。
クライアントが求める価値を提供できている
継続案件を受注するには、クライアントが求める価値を提供できるという前提が必要です。そもそも一定以上の品質の納品物を生み出せなければ、何度も案件を依頼してもらえません。単に質を上げるだけでなく、クライアントのニーズに合わせた納品物を制作することも重要です。
そのためには、共有された資料の熟読やヒアリングなどにより、クライアントが何を欲しているのかよく理解する必要があります。ニーズに合わせた提案ができれば、クライアントから継続的に依頼したいと思われる可能性が高まります。
正社員上のコミットをしている
継続的に仕事を受けているフリーランスは、その企業の正社員以上に多くの付加価値を提供できている場合も多いです。依頼された仕事内容をただこなすだけでなく、クライアントの状況や需要を考慮したうえで付加価値をつけられるとより高く評価されます。クライアントからの信頼が高まれば、継続案件の受注を実現しやすくなります。
たとえば、さまざまな案件に携わるフリーランスだからこそ、その企業の正社員からはなかなか出てこないような斬新なアイデアを思いつく場合もあるでしょう。フリーランスの特性を活かして正社員とは異なる価値を提供し、クライアントにとって重宝される存在を目指すことが大切です。
納期をきちんと守れている
フリーランスとしての基本ですが、継続案件を受注するためには納期の順守も重要です。納期を守れないと信用を失う原因になるからです。たとえ納品物の品質が高くても、納期の遅れがあれば次の依頼につながらない可能性があります。
やむを得ない理由により納期に遅れそうなときは、分かった時点でなるべく早めに連絡を入れましょう。頻繁に遅れが発生するならそもそも納期の目算に無理があると考えられるため、余裕のある納期を最初の段階で提示する必要があります。
社会人としてのマナーがある
当然ですが、フリーランスとして働くうえでも、社会人のマナーや礼儀は必要不可欠です。フリーランスは1人で仕事に取り組むケースも多いですが、クライアントから案件を受注するうえでは相手に配慮した丁寧な対応を心がける必要があります。
マナーや礼儀に問題がある場合、クライアントから一緒に仕事をしたくないと思われる恐れがあります。そのような状態では、継続案件の依頼はなかなか行われません。交渉の段階で相手に不快な思いをさせれば、単発案件すら受注できない可能性があります。社会人としてのマナーや礼儀については、十分に注意しましょう。
フリーランスが継続案件を獲得するための方法
フリーランスが継続案件を獲得するには、具体的にどうすればよいのでしょうか。ここでは、具体的な方法を紹介します。
フリーランスエージェント
フリーランスが好条件の継続案件を獲得する方法としては、フリーランスエージェントがおすすめです。フリーランスエージェントは、フリーランス向けの案件を専門に扱っています。職種や条件などを厳選したうえで、各フリーランスに最適な案件を紹介しています。将来のキャリアも含めた相談も可能です。自分に合う案件を選べば成果を出しやすいため、継続案件を受注できる可能性も高くなります。
弊社ITプロパートナーズは、エンドクライアントと直接契約しており、高単価案件が豊富です。
リモート案件が約7割を占めており、週2〜3日から働けるフルタイム以外の案件も多く扱っています。継続案件の受注も目指せるため、ぜひ活用してください。
クラウドソーシング
クラウドソーシングは、さまざまな仕事の募集が行われているサイトです。基本的に誰でも登録でき、仕事の発注や受注ができます。フリーランスとして案件を探す際は詳細な条件を設定できるため、豊富な仕事の中から候補を絞り込めます。継続依頼が前提となっている案件も絞り込みが可能なので、効率的な案件探しができるでしょう。
また、クラウドソーシングで継続案件を受注する際は信頼が重要です。互いの顔が見えないインターネットを通してやり取りをするため、スムーズなメッセージの対応や納期の順守などを常に心がける必要があります。
HPやSNSでの情報発信
HPやSNSで自分のスキルや実績について情報を発信し、継続案件の受注につなげる方法もあります。ポートフォリオを作成し、自分のスキルや実績をわかりやすく提示しましょう。ただし、情報発信を始めてもすぐに依頼が舞い込むとは限りません。地道に継続的な発信をする必要があります。
クラウドソーシング同様、互いの顔が見えないインターネットを介したやり取りになるため、継続案件を受注するには信頼関係の構築が重要です。
知人・友人の紹介
フリーランスは、知人や友人からの紹介で案件を獲得するパターンもよくあります。日頃から自分がどのような仕事に対応できるか伝えておくと、条件が合致する案件が発生した際に声をかけてもらえる可能性があります。
知人や友人を介して案件を紹介される場合、信頼を得やすく、継続案件の受注も目指しやすいです。納期の順守や付加価値の提案などにより信頼を維持向上させられれば、継続案件の獲得を実現できるでしょう。
フリーランスの仕事の探し方や取り方についてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
フリーランスが継続案件を受注する際の注意点
フリーランスが継続案件を受注するうえでは、気をつけるべきこともあります。ここでは、具体的な注意点について説明します。
案件によってはテスト段階から始まる
クライアントによっては、最初にテストが行われる場合もあります。いきなり継続を前提とした契約をするのは、クライアントにとってリスクがあるからです。テストによりフリーランスとしての実力や対応の質を証明できれば、継続案件を獲得できます。
たとえば、ライターの場合、最初に「テストライティング」とよばれる依頼が行われるケースも多いです。
クライアントとの信頼関係を維持する
継続案件を受注するには、クライアントとの信頼関係の維持が重要です。仮に継続案件を受注できても、途中で信頼関係が崩れれば依頼が終了する恐れもあります。クライアントと長期的に付き合うためには、継続案件の契約をした後もコミュニケーションや成果物の品質に気をつける必要があります。また、クライアントのニーズは変化する可能性もあるため、常に相手の様子に配慮することも大切です。
信頼関係を維持・構築する際に役立つスキルは、こちらの記事をご覧ください。
→ラポール形成の決定版!プロが教える信頼関係を生み出す秘訣| NLP Focus
並行して他案件の受注活動も行う
継続案件を受注できた後も、稼働時間に余裕があれば他案件の受注活動も行いましょう。継続案件とはいえ、急に依頼がストップする可能性もないとは言えないからです。自分自身に問題がなくても、クライアントの事情により案件の依頼が取りやめになるパターンもあります。
また、継続案件を複数獲得できれば収入をさらに安定させられ、フリーランスの活動も継続しやすくなります。可能な範囲で継続案件に関する情報収集に力を入れましょう。
途中で辞退する場合はタイミングに気をつける
継続案件を受注しても、何らかの事情により途中で辞退を考える場合もあるでしょう。途中事態については、申し出るタイミングに注意が必要です。クライアントも継続的な依頼を前提に考えているため、いきなり辞退を申し出ると迷惑がかかる恐れがあります。契約書を締結しているなら辞退についての取り決めがある場合もあるので、詳細を確認したうえで慎重に伝えることが大切です。
まとめ
フリーランスとして活躍し続けるためには、継続案件の獲得が重要です。継続案件を受注しなくてもフリーランスとして十分な収入を確保できる可能性はあるものの、案件の管理が煩雑になったり、受注活動の負担が大きくなったりする恐れがあります。継続案件を獲得できると収入が安定しやすくなり、気持ちにも余裕をもって働くことが可能です。
継続案件を獲得するには、信頼関係の構築や高品質な納品物の提出に力を入れましょう。受注できた後も、積極的にさまざまな継続案件の情報を入手し続けることが大切です。
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