こんにちは、ITプロマガジンです。
組み込み系エンジニアとしてのスキルがあれば、副業でも大きな収入を得ることができます。実際に副業として可能な組み込み系エンジニアの案件には、どのような種類があるのでしょうか。
この記事では組み込み系エンジニアの副業について、必要なスキルや案件の探し方、報酬の目安を解説します。フリーランス案件についても紹介するので参考にしてください。なお、エンジニア全般の副業については、「エンジニアの副業の稼ぎ方と週1土日でできる案件の探し方」で詳しく解説しているので併せて参考にしてください。
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目次
組み込みエンジニアの副業事情とは?
まずは基本として、組み込み系分野の副業案件数や報酬の相場を確認しましょう。
副業案件の数自体は少なめ
組み込み系の副業案件数は、Web系やアプリケーション系など、ほかのジャンルと比べると少なめです。
IT分野のフリーランス案件を扱う「ITプロパートナーズ」で、「組込」「組み込み」に当てはまる検索のヒット数は、2021年12月時点で約60件がヒットします。
在宅・リモートで仕事を依頼しやすいWeb系などと比べて、ハードウェアが関係する組み込み系は、副業ワーカーやフリーランスへの依頼がしにくい傾向があります。
とはいえ組み込み系はIoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)などの急成長分野と関連性が強く、需要のある分野です。副業・フリーランス向けの案件も存在しないわけではありません。
案件の報酬相場は月50万~70万円
2021年12月時点で「ITプロパートナーズ」に登録されている組み込み系の案件を見ると、月額報酬の相場は、およそ月50万〜70万円でした。高いものでは月90万円の案件も見つかります。
週2〜3日の案件でも月30万〜40万円の案件がある状況です。組み込み系は、副業で短時間の稼働でも、効率的に稼ぎやすい分野だといえます。
組み込みエンジニアの副業案件の種類
組み込み系エンジニアの副業には、どのようなジャンルの案件があるのでしょうか。主な種類を3つ紹介します。
小型・中型機器向け組み込み案件
組み込み系の副業案件で一般的なのは、家電製品など「小型・中型機器」の案件です。
例えばスマートフォンやテレビなどの製品本体を開発する案件が該当します。
通信・IoT機器向け組み込み案件
IoTを含む「通信機器」の組み込み案件のなかにも、副業で可能なものが多くあります。
「クラウド」「5G」などに関連した案件も多くあり、需要が高まっている分野です。
農業など、これまで通信機器があまり利用されていなかった分野へのDX(デジタルトランスフォーメーション)・IT導入はもちろん、既存システムのリニューアル案件などもあり、選択肢が豊富です。
大型機器向け組み込み案件
組み込み系エンジニア向けの案件のなかには、産業装置や発電所・プラントなど、大型機器や設備の仕事も存在します。
ただしこれらは基本的に「フルタイム稼働」が基本であり、短時間だけの稼働を前提とした副業向けの案件としては見つけにくい分野です。
組み込みエンジニアの副業・フリーランス案件例
副業でも可能な組み込み系エンジニアの案件として、具体的にどのような仕事があるのでしょうか。ITプロパートナーズに登録されている案件では、以下の例があります。
AIとIoTを駆使した、酪農家で使用されるアプリケーション開発の案件です。C言語系のスキルが求められています。
こちらは顔認識や人物照合などのシステムを実装・精度評価する案件です。必須スキルとしてはPythonや画像処理の知見が挙げられています。
視聴率測定システムの開発案件です。C/C++やLinuxのスキルが必須で、Javaのスキルがあると尚可と記載されています。
組み込み系エンジニアの副業・フリーランス案件をもっとチェックしたい方は、ITプロパートナーズに無料登録して頂ければ自由に案件検索・応募ができます。詳細をチェックしたい方は以下からどうぞ。
組み込みエンジニアが副業するのに必要なスキル・知識
組み込み系ジャンルでの副業では、即戦力が求められます。そのため、「どのようなスキルや実績があるか」が重要です。組み込み系の案件募集で「必須スキル」とされることが多い言語やOSを確認しておきましょう。
プログラミング言語スキル
組み込み系の開発で用いられることが多い言語としては、以下が挙げられます。
- C
- C++
- C#
- Java
- Python
C言語系は、組み込み系案件の「必須スキル」に記載されていることが多くあります。難易度が高い言語ですが、実務経験があれば組み込み系の副業で有利です。
アプリやWeb開発でも使用されるJavaは、異なるハードウェアやOSでも動作できる汎用性のある言語で、組み込み系でも使用されます。
PythonはAIやWebに用いられる言語として知られていますが、IoTにも応用でき、組み込み系エンジニアの副業で必要になることがある言語です。
組み込み系OSへの理解
「組み込み系OS」についての理解や経験も求められます。
組み込み系の開発には、WindowsやMacOSといった汎用OSとは異なるOSを使用するのが一般的です。
「組み込みLinux」や「組み込みWindows(Windows Embedded)」など、汎用OSを組み込み用に特化させたタイプもあります。
スマートフォン用OSとしても知られる「Android」も、組み込み用に使用されるOSです。
ほかにも以下のような組み込み系OSが知られています。
- TRON
- TOPPERS
- T-Kernel
- VxWorks
- OSEK
副業探しでは、クライアントが求めるOSを使ったことがないとしても、組み込み系OSのいずれか1つの知識やスキルがあればアピールできます。
コミュニケーション能力
組み込み系エンジニアには、コミュニケーション能力も必要です。
副業の場合は特に「即戦力」としての働きを期待されるので、案件に参加してすぐにプロジェクトの方針や進め方を理解し、チームメンバーと連携する能力が必要です。
プロジェクトマネージャーやリーダーなどの管理ポジションに就くには、さらに高いコミュニケーション能力が求められます。
組み込みエンジニアが副業するメリット
副業をするメリットも整理しておきましょう。組み込み系エンジニアにとって、主に以下の4つのメリットがあります。
副収入が得られる
副収入が得られることは、収入が増えるだけでなくバックアップ収入の確保というメリットにもなります。
副業によって収入源を複数確保することになり、会社の業績悪化など「万が一のリスク」に備えられるというメリットです。
スキル・知識が増える
副業によって、これまで携わったことがない分野の知識やスキルを身につけることもできます。
クラウドやAIなどの先端分野に携わりたいと思っても、今の会社の業務内容と関係ない場合、なかなか難しいものです。
身につけたい分野の仕事を選んで副業することで、実務経験を積みながらスキルアップできます。
キャリアの選択肢が広がる
副業で新しいスキルや知識をつけることは、キャリアの選択肢を広げることにもなります。
身につけた新しいスキルは、社内の評価アップや、転職の際に提示するスキルの充実につながる要素です。
幅広いスキルがなければ難しい仕事にも挑戦できる可能性が広がります。
フリーランス独立の準備になる
副業での実績は、フリーランスとして独立する際にも役立ちます。
副業の会社でそのまま仕事を増やす形で独立することも可能です。副業で得た人脈も、独立後に役立つ可能性があります。フリーランスとして独立すると、副業よりも高単価な案件を獲得することができます。
実務経験があり、副業で案件獲得から納品までの流れを掴めたら、フリーランスとしての独立を積極的に考えてもいいでしょう。
組み込みエンジニアが副業を始めるステップ
組み込み系エンジニアとして副業を始めるまでの基本手順を、3ステップで解説します。
副業が可能か確認する
まずは今の状況で「副業が可能かどうか」を確認しましょう。
副業についての就業規則を確認し、不明な点があれば担当の人事・総務スタッフなどに確認します。
時間的・精神的にも可能かどうかを検討し、本業に支障が出ない範囲で副業にリソースを割けるかどうかを確認しましょう。
スキル・知識を洗い出す
副業に生かせそうな自分のスキル・知識を洗い出し、整理しましょう。
扱った経験のある言語やOSをピックアップし、スキル・実績として提示できるようにしておきます。
組み込み系の業務が未経験の場合や、スキルが不足している場合、まずは実績を作ることが必要です。今の会社で、組み込み系のスキルを高められる業務に挑戦できないか検討しましょう。
独学で知識を得たり、プログラミングスクールで学びながら仕事の紹介をしてもらったりなどの方法もあります。
副業する目的を整理する
副業を選ぶ際は、目的を明確にしておくことが重要です。副業を始める目的は、人によって大きく異なります。
得たい収入の「目標金額」や、身につけたい「スキルの種類」をよく分析して、自分はなぜ副業をしたいと思っているのかを整理しておきましょう。
組み込みエンジニアが副業・フリーランス案件を探す方法
組み込み系エンジニアの副業を見つけるには、どのような方法で探せばよいのでしょうか。主な3つの方法を紹介します。
副業・フリーランスエージェント
おすすめは「エージェント」を利用する方法です。
エージェントとは、人材を探す企業と求職者を仲介するサービス。組み込み系はほかの分野と比べると案件数が限られるため、エージェントを利用してプロに仕事探しを代行してもらった方が、よい案件に出会いやすくなります。
副業したい人向けの、IT系案件を専門に扱うエージェントとしては、「副業エージェント」と「フリーランスエージェント」の2種類があるため、適した方を選びましょう。
「副業エージェント」は、副業向けの求人を総合的に扱うサービスです。働き方や報酬の高さにこだわらず、まずは副業をスタートして実績を作りたい人に適しています。
一方「フリーランスエージェント」は、業務委託のフリーランス向け案件に特化したサービスです。副業エージェントよりも単価が高い案件が多く、スキルや実績のある人に向いています。
弊社「ITプロパートナーズ」は、副業向けの案件も多く扱うフリーランスエージェントです。週2日からの案件も多くあり、週4〜5日で単価の高い案件も豊富にあります。
クラウドソーシング
クラウドソーシングでも、組み込み系エンジニアの副業を見つけることができます。
クラウドソーシングは、サイト上で契約から報酬の受け取りまで完結できるサービスです。
さまざまなジャンルの案件が登録されている「総合型のクラウドソーシング」だけでなく、特定の分野の案件だけを扱う「特化型クラウドソーシング」もあります。
総合型のクラウドソーシングでは、高度なスキルを必要とする案件が限られるため、組み込み系エンジニアの案件数は、ほかのジャンルと比べて多くありません。
組み込み系の案件を探すなら、「クラウドテック」などエンジニア向けの特化型クラウドソーシングも使うようにしましょう。
人脈・SNS
友人や、これまでの仕事のつながり、SNSの知り合いなどを利用して副業を探すこともできます。
「フリーランス白書2021」(P13)によると、フリーランスが直近1年間で得た仕事の受注経路のうち「人脈(知人の紹介含む)」が最多の69.2%です。
組み込み系の案件とつながりがありそうな友人などの人間関係を整理し、仕事のニーズがないか問い合わせてみましょう。
組み込みエンジニアが高単価案件を獲得するには?
副業にとどまらず、フリーランスとしての独立も視野に入れて活動するなら、できるだけ単価の高い案件を獲得することが重要です。
ある程度のスキルや実績が身についたら、高単価な案件を多く扱うフリーランスエージェントを利用することで、単価アップがしやすくなります。
高単価なフリーランス案件を探すなら「ITプロパートナーズ」をご利用ください。仲介業者を通さず、クライアントとの直接契約のため、高単価な案件が多くあります。週2〜3日稼働、リモート案件も豊富で、柔軟な働き方を実現することができます。
まとめ
組み込み系エンジニアの案件には、IoTやクラウドなど人気の分野もあり、副業でも大きな収入を得ることは十分に可能です。
ITプロパートナーズでは、組み込み系を含むIT・Webの副業向け案件を多く扱っています。無料で案件の検索もできるので、お気軽にご確認ください。
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