こんにちは、ITプロマガジンです。
Javascriptを扱うエンジニアの方や、プログラミング学習をしている方のなかには「JavaScriptを使って副業にチャレンジしてみたい」と考えている人もいるのではないでしょうか。JavaScriptの副業案件は多く、週1〜2日で対応できるものや未経験OKなものまで幅広い案件があります。
ただし、JavaScriptで副業する際は、経験やスキルに応じて適切な案件の探し方・ステップ踏む必要があります。そこでこの記事ではJavaScriptの副業で稼ぐ方法や必要スキルなどを詳しく解説します。経験者はもちろん、未経験者から副業したい方もぜひ参考にしてください。
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目次
- 1 そもそもJavaScriptとは?
- 2 JavaScriptの副業案件における基本知識
- 3 JavaScriptの副業案件例を目的別で紹介
- 4 JavaScriptの副業案件を獲得するために必要なスキルとは?
- 5 職種別:JavaScriptを扱うエンジニアの副業案件や必要スキル
- 6 未経験からJavaScriptの副業で稼ぐまでの5ステップ
- 7 JavaScriptの副業案件を獲得する方法
- 8 JavaScriptの副業案件獲得におすすめのサイト
- 9 JavaScriptの副業で収入アップするポイント
- 10 副業に活かせるJavaScriptの資格
- 11 JavaScriptの副業案件に関する注意点
- 12 JavaScriptエンジニアの将来性・需要
- 13 まとめ
そもそもJavaScriptとは?
JavaScriptは、動的なWebページを作るために使われるプログラミング言語です。Webページの作成にはHTMLやCSSが使われますが、これらは静的なページしか作成できません。一方、JavaScriptを使うとポップアップを表示させたりアニメーションを動かしたり、動きのあるページを作成することができます。
JavaScriptはブラウザ上で動作するのが特徴で、ユーザーの操作に応じてさまざまな処理が可能です。例えば、マウスカーソルを合わせると画像が表示されたり、お問い合わせフォームからメッセージを送信したりできるWebページは、JavaScriptが使われています。
また、ページの閲覧数をカウンターとして表示したり、フォームに入力された内容のエラーをチェックして注意文を表示したりすることも可能です。そのほかには、ブラウザ上で動くゲームの開発などにも使われます。
このように、わたしたちが普段利用しているWebサイトの多くが、JavaScriptを使って作られています。
JavaScriptの副業案件における基本知識
ここでは、JavaScriptの副業案件について基本的な情報を紹介します。はじめに、以下の基本情報を把握しておきましょう。
また、JavaScriptに限らず、プログラマーにおすすめの副業は以下の記事で解説しているので、こちらも併せて参考にしてください。
JavaScriptの副業の業務内容
JavaScriptを使った副業案件で多いのが、次の4つです。
- アプリ開発
- ECサイトの作成
- システムツールの開発
- アプリの自主開発
JavaScriptはWebページだけでなく、ブラウザ上で動くアプリやスマートフォンのアプリを開発することも可能です。そのため、アプリ開発の副業案件が募集されていることがあります。
ECサイトの作成やシステムツールの開発案件もあり、既存ECサイトのリニューアルや業務システムの開発などの案件で、JavaScriptを使える人を募集しているケースもあります。
また、スキルや経験があるなら、アプリの自主開発の副業も可能です。ただ、開発からマネタイズまでかなりの時間がかかります。どのようなアプリにニーズがあるのか、どうセールスするのかなど、マーケティング力や営業スキルも必要です。
JavaScriptの副業案件の単価や収入目安
JavaScriptの副業案件はLPのコーディングからシステム開発まで、さまざまな規模の案件があります。大手クラウドソーシングサイトの「クラウドワークス」でJavaScript案件を検索したところ、LP作成案件では1万~5万円程度のものが多く見られました(2023年11月時点)。
一方、「サイトやシステムを構築する案件」には10万〜50万円のものが多く、なかには100万円を超える案件もあります。受注する案件の規模によりますが、コンスタントに副業案件を受注できれば副業だけで年間数十万円、大きな案件を受注できれば年間100万円以上稼げる可能性もあるでしょう。
JavaScriptの副業案件件数と求人動向
「JavaScript」というキーワードで案件を検索したところ、「クラウドワークス」では89件、「ランサーズ」では676件の案件が募集されていました(2023年11月時点)。掲載されている案件の多くは、Webサイト制作やLPコーディング関連です。JavaScript以外にPHPやHTMLといったほかの言語が指定されているものもあるので、必要なスキルをよく確認して応募しましょう。
JavaScriptの副業案件例を目的別で紹介
一口に副業案件といっても、希望する条件は人によってさまざまでしょう。ここでは、実際に募集されている案件を目的別に紹介します。
週1〜2日からできるJavaScriptの副業案件例
本業の合間に取り組む副業は、勤務日数が多いと対応が難しいでしょう。本業が忙しい人は、週1〜2日からできる案件を選ぶのがおすすめです。以下の案件は、弊社「ITプロパートナーズ」が取り扱っています。
どちらも勤務日数が少なくフルリモート可能な、副業で取り組みやすい案件です。
弊社では週2日〜30万円以上のJavaScript高単価案件を数多く掲載しております。「週末を使って副業したい」「今よりも高単価な案件を獲得したい」と考えている方はぜひお気軽にご相談下さい。
在宅・リモートでできるJavaScriptの副業案件例
帰宅後や休日に対応しやすいのは、在宅・リモートでできる副業案件です。以下の2件はどちらもリモート可能な案件ですが、想定月収40万〜50万円の高収入が見込める仕事です。こちらの案件も、ITプロパートナーズに掲載されています。
土日でできるJavaScriptの副業案件例
平日は本業で手一杯だという人は、土日でできる副業案件を選びましょう。クラウドワークスには、以下のような稼働日が固定でなく休日に対応できる案件も掲載されています。
未経験でもできるJavaScriptの副業案件例
なかには、未経験からJavaScriptの副業案件にチャレンジしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。JavaScript未経験の場合は、以下のようにJavaScriptを使った開発経験を必須としていない案件に応募してみてください。こちらもクラウドワークス掲載案件です。
ただし、基本的には全くの未経験で案件を獲得するのは難しいのが現実です。まずはこの後紹介する必要スキルを習得し、未経験可能な案件から始め、徐々に高単価の案件へとつなげていきましょう。
高単価なJavaScriptの副業案件例
ITプロパートナーズでは、高単価なフリーランス案件もたくさん取り扱っています。以下のように想定月収80万〜100万円の案件もあり、受注できれば副業だけで年収の大幅アップが見込めます。
上記は週5日のフル稼働案件の例ですが、弊社では、このほかにも数多くのフリーランス案件を扱っています。JavaScriptが扱える実務経験のあるエンジニアの方であれば、週2日〜の高単価案件を獲得できる可能性が非常に高いです。ぜひお気軽にご相談ください。
JavaScriptの副業案件を獲得するために必要なスキルとは?
JavaScriptの副業案件を獲得するには、主に次の9つのスキルが必要です。
- HTML/CSSのスキル
- ツールを扱うスキル
- フレームワークスキル
- Webアプリ開発スキル
- ECサイト開発スキル
- システム開発スキル
- WordPressスキル
- PHPのスキル
- コミュニケーション・提案力
ここでは、この9つのスキルについて具体的に解説します。
HTML/CSSのスキル
JavaScriptを使った開発の多くは、フロントエンドエンジニアの仕事です。まず大前提として、フロントエンドエンジニアにはHTML/CSSなどのマークアップ言語のスキルが欠かせません。冒頭でも触れましたが、HTML/CSSは Webサイトの静的な部分の装飾に使われる言語です。JavaScriptとセットで習得しておいてください。
HTMLの副業を検討している方は以下の記事も参考にしてください。
ツールを扱うスキル
サイトを構築する案件を受けるなら、デザインツールを習得しておきましょう。デザインツールは、写真の加工や補正に使うPhotoshopや、イラストやロゴなどの作成に使うIllustratorなどです。
デザインツールを使えると、Webデザイナーのスキルが求められる案件にも応募できるようになります。デザインの軽微な修正なら、自分で対応すると効率アップできるでしょう。
フレームワークスキル
JavaScriptを使う開発案件では、フレームワークを使用することが多いです。Node.js、Angular(AngularJS)、Vue.js、React.jsなどが人気のフレームワークで、これらを扱えるようになっておくと、受注できる案件の幅が広がるでしょう。
フレームワークを活用すると、効率的に開発が進められます。限られた時間で案件をこなす必要がある副業の場合、フレームワークの活用で対応できる案件数が増えて、より多くの収入や経験を獲得できるようになるのも魅力です。
なお、「Reactの副業に関してはこちら」の記事、「Vue.jsの副業に関してはこちら」の記事で詳しく紹介しているので、併せてチェックしてみてください。
Webアプリ開発スキル
JavaScriptの副業案件はWebに関わるものが多いです。そのため、HTMLやCSS、PHPなどJavaScript以外の言語も必要になることがほとんどです。使える言語が多いほど獲得できる副業案件の幅が広がるため、JavaScript以外のWeb系技術も習得しておきましょう。
先ほど紹介したフレームワークスキルの獲得もおすすめです。特定のフレームワークのスキルを必須とする案件もあるため、より多くの案件に対応できるようにWeb開発関連の幅広いスキルの習得を目指してください。
ECサイト開発スキル
ECサイトの開発案件は規模が大きく単価の高い案件もあるため、対応できるスキルがあると収入アップが期待できます。ECサイト開発には、ユーザーが使いやすい魅力的なサイトを実装できるスキルが必要です。CSSを使ったデザインスキルに加え、MySQLやApachといったサーバーサイドのスキルも身につけておきましょう。
近年、オンラインビジネスの需要が増えています。新規サイトの構築や既存サイトの機能追加など、ECサイト開発に対するニーズは高いため、スキルを習得しておくと案件を獲得しやすいでしょう。
システム開発スキル
システム開発の案件を獲得するためには、PythonやJavaといったプログラミング言語も求められます。そのほか、サーバーサイドでJavaScriptを動かすNode.jsなどが使えると、さらに獲得できる案件の幅が広がるでしょう。
JavaScriptやマークアップ言語だけを使うコーディング案件よりも、ほかのプログラミング言語のスキルも必要とするシステム開発案件のほうが報酬が高い傾向にあります。より高収入を目指す人は、システム開発スキルの習得がおすすめです。
WordPressスキル
WordPressを導入している企業は多いため、カスタマイズスキルも身につけておく必要があります。WordPressのコーディングでは、JavaScriptのほか、PHPも求められるので学んでおくとよいでしょう。
WordPressを使用しているサイトは、改修やテーマ修正などでJavaScriptが用いられることが多いです。法人・個人問わず「管理が容易なWordPressを導入したい」というケースも多いので、ニーズの高いWordPressスキルを習得しておくと副業案件を見つけやすくなります。
PHPのスキル
WordPressはPHPで構築されているので、PHPを学んでおくとWordPressの管理画面の編集やテーマの作成など、できることの幅が広がります。PHPはWeb開発に用いられるサーバーサイドのプログラミング言語で、WordPressとセットで習得しておくとよいでしょう。
記述がシンプルで初心者でも理解しやすく、WordPress以外でもWeb関連の案件ではPHPが求められることがあるので、習得しておきたいスキルの1つです。
コミュニケーション・提案力
コミュニケーション力や提案力も必要なスキルです。クライアントがサイトやアプリをどうしたいのか、求めているニーズを察し、その課題の解決策を積極的に提案することが求められます。また、チームで案件に対応するケースが多いので、スムーズに進めるためにはコミュニケーション力も必要です。
また、案件を獲得するために営業を行う場合も、コミュニケーション能力や提案力が必須です。的確な提案ができたり、チームでスムーズに仕事を進められたりする人は、クライアントから評価されて次の仕事を打診されるケースもあります。このように、コミュニケーション・提案力は案件の獲得にも役立ちます。
職種別:JavaScriptを扱うエンジニアの副業案件や必要スキル
JavaScriptを扱うエンジニアはさまざまです。ここでは、職種別にどのような副業案件があるのか、必要スキルも含めて解説します。
フロントエンドエンジニア
フロントエンジニアは、システム・サービスの開発で、ユーザーが見たり操作したりする部分を開発するエンジニアです。副業案件には、システム・サービスのフロントエンド開発、機能開発、CMS構築などがあります。
フロントエンドエンジニアの副業案件を受けるには、JavaScriptのほか、上述したマークアップ言語のHTML/CSSや、PHPなどのスキルが必要です。効率よく働くため、フレームワークも勉強しておきましょう。フロントエンジニアの副業については、こちらの記事も参考にしてください。
バックエンドエンジニア
JavaScriptは、フロントエンドだけではなく、バックエンドでも使われます。バックエンドエンジニアは、システム・サービスの開発において、ユーザーからは見えない部分を担当するエンジニアです。サーバー環境やデータベースの設計・構築などは、多くの場合バックエンドエンジニアが担当します。
バックエンドエンジニアの副業案件には、JavaScript以外に、PHP、Ruby、Javaなどのスキルも必要です。PHPはフロントエンドでもバックエンドでも使われやすく、Ruby、Javaも使用頻度の高い言語といえます。効率よく働くために、Ruby on Railsなどのフレームワークも習得しましょう。
バックエンドエンジニアの副業については、こちらの記事も参考にしてください。
フルスタックエンジニア
フルスタックエンジニアは、複数の職種を1人で担当できるエンジニアです。例えば、フロントエンドエンジニアを募集する案件で、バックエンドやWebデザインなどのスキルも重視されていれば、フルスタックエンジニアを対象とした案件といえるでしょう。フルスタックエンジニアの案件には、要件定義から設計、開発まで、さまざまなものがあります。
フルスタックエンジニアの副業案件は難易度が高い傾向が見られ、受注には高いスキルが必要です。PHPやJavaScriptなど汎用性の高い言語や、そのほか需要が高い言語とフレームワークはもちろん、ミドルウェア、OSスキル、クラウドサービスなど幅広いスキルを要求されます。
UI/UXデザイナー
UI/UXデザイナーは、UI/UXデザインにかかわる仕事です。UI/UXデザイナーは、UIの質やデザインにこだわり、顧客体験を向上させます。
UI/UXデザインの副業案件には、UI/UXに関するスキルや、Webデザインスキルが必要になります。ユーザーの心をつかむデザインを作るには、マーケテイングスキルも有効です。
未経験からJavaScriptの副業で稼ぐまでの5ステップ
未経験の場合、いきなりJavaScriptの副業案件を獲得することは難しいでしょう。未経験からJavaScriptの副業案件を獲得するには、次のステップを実践してみてください。
- 1.スキルを習得する
- 2.実務経験を積む
- 3.ポートフォリオを作成する
- 4.初心者向けの案件を獲得する
- 5.実績を積み高単価案件を狙う
以降で、それぞれの内容について詳しく解説します。
1.スキルを習得する
まずはじめに、当然ですがJavaScriptが使えるようにならなければなりません。未経験者がスキルを習得するには、スクールや独学といった方法があります。現役エンジニアが講師を務めるスクールもあるため、より実践的なスキルを身につけたい人はスクールがおすすめです。独学で勉強したい人は、分かりやすく解説した動画や書籍などを活用しましょう。
次では、おすすめプログラミングスクールと学習サイトを紹介します。
おすすめプログラミングスクール
プログラミングスクールとは、JavaScriptなどの講座を受けて基本的な知識やスキルを習う場所です。講座は対面だけでなく、オンライン講座もあり、ライフスタイルに合わせて受けられます。おすすめは、以下の3スクールです。
CodeCampは、現役エンジニアが実践的なスキルを教えてくれるスクールで、全国どこからでも受講可能です。テックキャンプは、専属トレーナーが学習をサポートしてくれるスクールで未経験者でも安心です。侍エンジニアはマンツーマンに特化したスクールになります。
独学は挫折しやすい為、学習に費用をかけられる方はプログラミングスクールを利用するのがいいでしょう。
おすすめ学習サイト
学習サイトとは、インターネットで動画やスライド、テキストなどを見て学習できるサービスです。パソコンだけでなく、スマホやタブレットからも利用できるサービスもあるので、空いた時間に効率的な学習ができます。おすすめは、以下の2サイトです。
Progateは、直感的にプログラミングを学べる学習サイトで、自分のペースで学習を進められます。ドットインストールは、動画形式で無理なくスキル習得できることが特徴です。
言語にもよりますが、最低限のプログラミングスキルを身につけるにはおよそ200時間程度の学習が必要といわれています。
時間だけ考えると、前述の通り挫折してしまう可能性もあるかもしれませんが、上記サイトは体系的、且つ楽しくプログラミングを学べる無料サービスになっています。スキル習得に費用をかけたくない方、毎日コツコツと学習を続けることができる方は、独学も不可能ではありません。
2.実務経験を積む
企業に就職して、スキルと実務経験を同時に得るのも1つの方法です。先輩や上司からサポートを受けながら実際の案件に取り組めるので、現場で役立つスキルを早く習得できます。転職する際は、プログラミングスクールの転職支援サービスを積極的に活用するのも1つの方法です。
企業で実務経験を1年ほど積めば、簡単なWeb制作の副業案件は獲得できるようになるでしょう。
ただし、わざわざ副業案件を獲得するために就職・転職するという方は少ないはず。従ってこの選択肢はプログラマーとしてキャリアを築きながら副業したい方や、将来的にフリーランスを考えている方などにおすすめの選択となります。
3.ポートフォリオを作成する
副業案件を獲得するには、相手に自分の実力を知ってもらう必要があります。自分のスキルや実績をクライアントにわかりやすく伝えるためのポートフォリオを作成しましょう。魅力的なポートフォリオを用意すると、それを見たクライアントから依頼がくることもあります。
ポートフォリオの作成は、どのようなプロジェクトに参加したか、これまで作成したアプリやサービス、などを記載するのがポイントです。ただ、対応してきた全ての情報を載せられるわけではありません。機密情報などが含まれていないかも確認する必要があります。
4.初心者向けの案件を獲得する
ポートフォリオを作成したら、案件獲得のための行動を起こしましょう。はじめは、クラウドソーシングなどで初心者向け、未経験者向けの案件を獲得し、実績を積んでいくのがおすすめです。そのほか、知人の紹介やエージェントなどを活用するという方法もあります。
初心者向けの案件の1つが、マークアップの案件。HTML/CSSができれば受けられるものが多く、できる言語が少ない段階でもチャレンジ可能です。なお、指示書どおりにコーディングするものもありますが、SEOやユーザビリティ、アクセシビリティに配慮したコーディングを求められるケースもあります。
5.実績を積み高単価案件を狙う
実績を積んだら、徐々に高単価案件を狙っていきましょう。高単価案件では、多くのスキルや経験が求められます。初心者向けの案件を多くこなしていけば、実績だけでなくスキルや経験も得られるので、受けられる案件の幅も広がります。
高単価案件の一例が、開発系の案件です。JavaScriptはWebサイト、スマホアプリ、Webアプリなど多種多様な開発案件で用いられます。特に、上流にかかわる案件を受けると、高報酬を得られるでしょう。ただし、上流の案件を受けるには、複数の職種の専門性に加え、マネジメントスキル、コミュニケーションスキルなども要求されます。
エンジニアとして就職していれば、上流工程に活かせる経験を積みやすいかもしれません。一般企業に勤めている人は、高単価な案件につながるように副業案件を選び、地道に経験を積みましょう。
JavaScriptの副業案件を獲得する方法
ここでは、JavaScriptの副業案件を獲得するための方法を紹介します。案件を獲得する代表的な手段は、次の5つです。
- 副業・フリーランスエージェント
- 知人・友人の紹介
- クラウドソーシング
- HP・SNSでの情報発信
- 営業活動
それぞれの方法について、具体的に見ていきましょう。
副業・フリーランスエージェント
エージェントには、副業エージェント、フリーランスエージェントがあります。
「副業エージェント」は土日のみなど空いた時間に対応できる案件が多いのが特徴です。
一方の「フリーランスエージェント」は、フリーランスとして週3日以上稼働する高単価案件を多く扱っているのが特徴です。共通していえることは、どちらもプログラマーとしての実務経験がある人向けの案件を扱っていることがほとんどです。
「営業力に自信がない」「本業が忙しくて営業している時間がない」などの場合は、エージェントの活用がおすすめです。エージェントを使うと、自分の希望にあった案件を紹介してくれます。大手企業の案件など、エージェント経由でなければ獲得できないものもあるため、エージェントの利用も積極的に検討してみてください。
知人・友人の紹介
副業を始めたばかりの人やフリーランスになりたての人は特に、知人や友人から案件を紹介してもらうのがおすすめです。JavaScriptのスキルがあって副業を始めたことを周囲に伝えておけば、案件を紹介してくれる人がいるかもしれません。
知人や友人経由で案件を獲得した場合は、クライアントに不誠実な対応をしてしまうと自分だけでなく紹介してくれた人の顔にも泥を塗ることになります。どの案件でも誠実に対応すべきですが、知人や友人からの紹介案件は特に気を引き締めて対応しましょう。
クラウドソーシング
クラウドソーシングには常時たくさんの案件が掲載されています。初心者や未経験者でも副業として対応できる小規模な案件もあるため、対応できそうな案件が掲載されていないかチェックしてみてください。
求められるスキルは案件によってさまざまなので、1つの案件が終わったら次は少しスキルレベルや報酬の高い案件にチャレンジしてみるなど、徐々にステップアップしていくことも可能です。
HP・SNSでの情報発信
HPやSNSで情報を発信していくと、クライアントからスカウトがくる場合があります。仕事に対する考え方を積極的に発信しておくと、自分と相性の良い案件に巡り会えるでしょう。
情報発信するメディアには、ポートフォリオのリンクを貼りつけておいてください。ポートフォリオにスムーズにアクセスできると、興味を持ったクライアントに、その場でスキルや実績を見てもらえます。
営業活動
積極的に営業活動を行えば、案件獲得のチャンスはさらに広がります。営業活動といっても内容はさまざまで、一般的にイメージするメールや電話での売り込みはもちろん、ポートフォリオの作成やSNSでの発信なども営業活動の一環です。より多くの人に自分のことを知ってもらい、案件獲得につなげましょう。
また、新規開拓だけでなく、以前仕事をしたクライアントに「現在困っていることはないか」と連絡してみるのも1つの方法です。
JavaScriptの副業案件獲得におすすめのサイト
JavaScriptの副業案件を獲得できるおすすめの6サイトを、未経験者向けと経験者向けに分けて紹介します。
未経験者向けのおすすめサイト
JavaScriptの副業初心者や未経験者におすすめなのは、以下3サイトです。
- クラウドワークス
- ランサーズ
- ココナラ
クラウドワークス
「クラウドワークス」は、日本最大級のクラウドソーシングサイトで、案件難易度の幅は広く、未経験者でも受けられる案件も多く扱っています。未経験向き案件の単価は安いですが、数をこなしてスキルや経験を重ね、実績を得ることもできるのでおすすめです。クラウドワークスには「みんなのカレッジ」というスキル学習コミュニティがあるので、まずはスキルの習得から始めたいという人はチェックしてみてください。
ランサーズ
「ランサーズ」は、クラウドワークスと同じく有名なクラウドソーシングサイトです。もちろん、未経験者向けの案件もあるので、実績づくりに向いているサービスです。活動実績に応じてランク制度が設けられているほか、自身の活動状況を確認できるアナリティクス機能が搭載されていることが特徴です。ランサーズは仕事のカテゴリが350種類以上で、とにかく案件数が豊富。登録者だけが見られる非公開案件もあるので、一度登録して案件を検索してみてはいかがでしょうか。
ココナラ
「ココナラ」は、一般的なクラウドソーシングサービスとは異なり、自分の得意スキルを買ってもらうサービスです。例えば、「ECサイト制作をお手伝いします」と自分のサービスを出品し、それを見た人から依頼を受けるイメージです。自分のスキルに合わせて出品できるので、未経験者でも経験を積めます。新規依頼の受付を休止する機能が用意されているので、本業の忙しさに応じて副業の量を調整できるのもメリット。本業の忙しさに波がある人にもおすすめです。
経験者向けのおすすめのサイト
JavaScriptの実務経験がある方や、現役プログラマーなど、一定以上のスキルがある方におすすめなのは以下2つのサービスです。
- ITプロパートナーズ
- シューマツワーカー
- Workship
それぞれ具体的な特徴を紹介していきましょう。
ITプロパートナーズ
弊社「ITプロパートナーズ」は、フリーランスのエンジニアをサポートしてくれるエージェントです。週2〜3日で働けるリモート案件も多いため、実務経験の豊富な方であれば、副業として案件を得ることもできます。また、約9割が直案件で商流を挟まないため、フレキシブルな働き方で高単価な案件を紹介できるのも特徴です。
フリーランスエージェントは、稼働日が多く副業では難しい案件を取り扱っているイメージがあるかもしれませんが、ITプロパートナーの4,000件以上ある案件から、条件にあう案件を探せるのでぜひチェックしてみてください。
シューマツワーカー
「シューマツワーカー」は、スキマ時間を使って案件を受けられるサービスです。90%以上がリモート案件なので、自分に合った働き方ができます。また、税理士サポートや報酬前払いなど、さまざまなサポートが受けられるのも特徴です。「今の仕事をしながらスキマ時間に働ける」と謳っている副業を前提としたサービスなので、本業が忙しい人でも対応しやすい案件が見つかるでしょう。
Workship
「Workship」は、フリーランス・副業人材専門の案件検索サイトです。登録者とクライアントをマッチングするサービスで、マッチングするとサイト上で案件内容の確認や条件面のすり合わせを行い、双方が問題なければ契約成立となります。Workshipはエージェントサービスも実施していて、担当者と面談を行うと希望に合った案件を紹介してくれます。クラウドソーシングとエージェントのどちらを使うか迷っている人は、双方の側面を持つWorkshipを利用してみてはいかがでしょうか。
JavaScriptの副業で収入アップするポイント
ただひたすら副業の数をこなしていても、なかなか収入アップにはつながりません。JavaScriptの副業で、高単価な案件を獲得したり、収入アップするにはどうしたらいいのでしょうか?
フリーランス案件を獲得する
JavaScriptの副業で収入をアップを狙うなら、フリーランス案件を獲得する方法もあります。フリーランス案件は高単価のものが多いので、副業案件よりも稼ぎやすいのが特徴です。ある程度の経験やスキルは必要ですが、チャレンジしてみましょう。
フリーランスエージェントの「ITプロパートナーズ」は、エンド直で高単価な案件が多く、週2、3日から働ける副業向けの案件が充実しています。
ITプロパートナーズに掲載中の案件について「JavaScript」というキーワードで検索をかけ、副業向け案件の相場をチェックしました。週2日働く時の月単価の相場は、30万~50万円ほどです(2023年11月時点)。稼働日を増やせると、月単価50万円以上の案件も受けやすくなります。フリーランス案件については、こちらも参考にしてください。
大規模案件に参画して経験を積む
スキルや経験の内容によって、獲得できる案件が変わってきます。アプリケーション開発や管理システム案件などの大規模案件に対応した経験があるとしっかりしたスキルや実績があると判断されます。
また、PMなどの上流職の経験があると、より高単価な案件を獲得しやすいでしょう。受注する案件の規模を少しずつ大きくしていき、大規模案件を依頼してもらえるようにスキルや経験を積みましょう。
スキルの幅を広げる
スキルの幅を広げるのも重要です。高単価案件では、多くのスキルや知識が求められます。スキルアップしてサーバーサイドへの理解を深めることや、上流工程の案件に参画するなどしてスキルの幅を広げましょう。
新しいことに挑戦しつつ、その実績をもとに副業を獲得していけば、徐々に獲得できる単価がアップし、少ない時間で大きな副業収入を得れるようになるでしょう。
副業に活かせるJavaScriptの資格
JavaScriptの副業案件を獲得するために、特に資格は必要ありません。副業実績や実務経験があれば十分副業可能だからです。
しかし未経験者の場合、資格を持っているとスキルレベルを客観的に証明できるので、JavaScriptに関する資格を取得するのもおすすめです。
おすすめのJavaScriptの関連資格は、以下の2つです。
- CIW JavaScript スペシャリスト
- HTML5プロフェッショナル認定試験
それぞれの資格について解説します。
CIW JavaScript スペシャリスト
「CIW JavaScript スペシャリスト」は、海外でも認定試験が行われている国際的な資格です。JavaScriptを含めWeb技術に関する知識が問われ、試験は英語で行われるため少しハードルが高いかもしれませんが、取得できれば国内だけでなく海外のクライアントにもスキルを証明できます。
HTML5プロフェッショナル認定試験
「HTML5プロフェッショナル認定試験」は、HTML5やJavaScriptなどマークアップに関する知識やスキルを問われる資格です。レベル1とレベル2があり、レベル1はWebコンテンツの設計や制作ができること、レベル2はより高いユーザビリティやパフォーマンスの動的コンテンツを開発できることが望まれます。レベル2を取得しておくと、Web開発の高いスキルがあるという証明になります。
なお、資格については、JavaScript以外の知識が必要など種類が幅広いため、自分のスキルレベルに合った資格を探してみてください。
JavaScriptの副業案件に関する注意点
JavaScriptの副業をするうえで、注意すべき点を紹介します。
JavaScript以外のスキルも求められる
JavaScriptの副業案件にチャレンジする際は、JavaScript以外の技術も求められるという点に注意が必要です。案件獲得のために必要なスキルとしても紹介しましたが、JavaScriptを使う案件はHTMLやPHPなどほかの言語が必要なケースが少なくありません。
Web制作に関わるなら、サーバーサイドの知識やスキルが求められることもあります。より多くの案件獲得を目指す場合は、JavaScript以外のスキルも身につけておきましょう。
税金の知識を身につけておく
副業の収入が年間で20万円を超えたら、確定申告が必要です。申告しなかった場合、無申告加算税などのペナルティが課せられるので注意しましょう。税金面の知識がなく不安な場合は、確定申告ソフトの活用や税理士への相談を検討しましょう。
体調管理を徹底する
副業するなら、体調管理も重要です。副業をしたために体調を崩してしまうと、本業と副業どちらにも対応できなくなります。信用を失ってしまうことなので、無理せずに自分に合った働き方をしましょう。
JavaScriptエンジニアの将来性・需要
JavaScriptエンジニアは将来性があり、需要の高い仕事といえるでしょう。JavaScriptエンジニアが今後も活躍できる理由は、言語の特徴と、市場のIT人材不足から説明できます。
JavaScriptは汎用性が高く、世界のさまざまな現場で活用される言語です。また、フロントエンドとバックエンドの双方で活用され、フレームワークやライブラリが豊富にそろっている点もJavaScriptの強み。今後もJavaScriptの人気は続き、案件数が増えていくと予想されます。
IT人材不足にも注目しましょう。各企業や官公庁、家庭でITが活用されるにつれて、社会を支えるIT人材の需要は高まる一方です。経済産業省は「IT人材需給に関する調査」において、2030年に最大79万人のIT人材が不足すると報告しました。IT人材の需要が高まるなかで、汎用性が高いJavaScriptを扱えるエンジニアは、特に重宝される見通しです。
まとめ
JavaScriptを使った副業について、具体的な案件や必要なスキルについて紹介しました。JavaScriptは需要の高い技術のため、副業でも十分な収入を得られる可能性があります。Web関連のスキルを持っている人は、ぜひJavaScriptの副業にチャレンジしてみてください。
クラウドソーシングやエージェントを活用すると、幅広い案件のなかから自分に合ったものを探せます。「ITプロパートナーズ」では、副業でも対応できる週2〜3日勤務の案件やリモート可能な案件も多く取り扱っているので、ぜひご活用ください。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!