PHPのメリット・デメリットを初心者向けに分かりやすく解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

今回は、PHPはどのようなプログラミング言語なのか気になる方に向けて、

  • PHPの特徴
  • PHPのメリット・デメリット

について紹介します。PHPに興味がある方は参考にしてください。

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PHPとは?主な特徴を解説

PHPは、Web開発において広く使用されているプログラミング言語です。流行しているWebサービスの中でも、PHPにより開発されているサービスは非常に多いです。

例えば、facebookは元々、PHPで開発されました。現在はPHPをfacebookが進化させたHackがサーバーサイドで、フロントエンドの大半はReactで開発されています。またnanapiはフレームワークをCakePHPからRuby on Railsにリプレイスしました。さらにチャットワークはレガシーなPHPからScalaにリプレイスを進めています。

PHPはJavaの次に求人件数も多く、Webアプリケーション開発分野においては今後も引き合いが多い言語であることは間違いないでしょう。

HTMLやJavaScriptとの違い

HTMLは、Webサイトを作成する際に使用される必須の言語ですが、マークアップ言語であるため、PHPとは異なります。一方JavaScriptは、Webサイト上での挙動を規定するために使用されます。

PHPはHTMLやJavaScriptと比較すると、データベースやファイル処理などのバックエンド処理を多く提供するプログラミング言語であることを覚えておきましょう。

PHPのメリット11選

PHPの特徴が他の言語との違いがわかったので、ここからはPHPのメリットを紹介します。PHPのメリットは以下の通りです。

  1. Webに強い
  2. 無料で使える
  3. 難易度が低い
  4. オブジェクト指向に合う
  5. どのOSにも対応している
  6. 動作確認がしやすい
  7. ネット上に情報が多く掲載されている
  8. 公式でマニュアルが用意されている
  9. フレームワークで効率化できる
  10. ソースコードがユーザーから見てもわからない
  11. 案件数が多い

それぞれの内容を詳しく解説します。

1.Webに強い

PHPは、Webサイトの開発に最適なプログラミング言語です。WebアプリケーションやWebサイト上など、Web系の開発に特化しているため、HTMLやCSS、JavaScriptと相性が良いです。PHPのスキルを身に付けると、Webアプリケーションの開発に一通り必要な知識を体系的に学べるでしょう。

2.無料で使える

PHPはオープンソースのプログラミング言語なので、無料で使えます。他のプログラミング言語だと、一部のライセンス式は有料になりますが、PHPであれば言語のインストールや公式マニュアルの閲覧も無料です。そのため、初心者にとっては手軽に始められます。

3.難易度が低い

PHPは他のプログラミング言語に比べて、構文がシンプルになっているため、初心者でもスムーズに学習できます。また人気のプログラミング言語なので、インターネットで検索すれば疑問を解決できる可能性が高いです。初心者でも学習しやすいプログラミング言語といえます。

4.オブジェクト指向に合う

PHPはバージョンアップにより、オブジェクト指向に対応しています。オブジェクト指向とは、モノとモノとの関係性を定義して、システムを作るための考え方です。大規模なプロジェクトにおいて欠かせないため、PHPを使った開発において重要とされています。オブジェクト指向開発で設計・ドメインモデルを洗練させ、良い経験を積めるでしょう

5.どのOSにも対応している

PHPは専用の開発ツールがなくWindows、Mac、Linuxなど、様々なOSで動作します。開発者の使用する環境に制限がないため、高い柔軟性があると言えるでしょう。

6.動作確認がしやすい

PHPはWebサーバー上で動作するため、ブラウザ画面で簡単に動作確認できます。そのため実際のWebサイトを見ながら、動作確認やデバックを行えます。またPHPには、デバッガ―が用意されているため、エラーを素早く発見して修正も可能です。

7.ネット上に情報が多く掲載されている

PHPは人気のプログラミング言語であるため、インターネット上に多くの情報が掲載されています。YouTubeでも豊富な情報が見つかる動画が多いため、独学でも勉強しやすいでしょう。またPHPのコミュニティもあるため、さまざまな経験を得られます。

8.公式でマニュアルが用意されている

PHPはネット上に多く情報も掲載されていますが、公式サイトでもマニュアルを公開しています。公式サイトを閲覧すれば、簡単にPHPの構文や関数、ライブラリなどの情報を入手できます。またサンプルコードも掲載されているため、初心者はコードを参考にしながら開発を進められるでしょう。

9.フレームワークで効率化できる

PHPには、LaravelやSymfonyなどのフレームワークが存在しているため、開発効率を高められます。現在Webサービスを新規開発する場合は、フレームワークを選択することがほとんどでしょう。

PHP製のWebフレームワークは、Rubyでいうところの「Ruby on Rails」のようなデファクト・スタンダードはありません。このメリットはデメリットだと思う方もいるでしょう。

PHPのおすすめフレームワーク10選!トレンドや選び方も解説

10.ソースコードがユーザーから見てもわからない

PHPはサーバーサイドで処理が行われます。Web上で表示されるHTMLやCSS、JavaSvriptなどとは異なり、ユーザーからコードがわかりません。これにより、ソースコードが見えてしまうセキュリティ上の問題を解決できます。

11.案件数が多い

PHPは、Web開発において使用されるプログラミング言語の中でも人気です。そのため、PHPを習得すると、対応できる案件の幅が広がり、仕事を探している人にとっては有利になるでしょう。

PHPのデメリット

PHPにはメリットがあれば、デメリットもあります。PHPのデメリットは以下の3つです。

  • Web以外の開発には向いていない
  • セキュリティが甘いと言われている
  • 自由度が高すぎる

3つの内容を詳しく解説します。

Web以外の開発には向いていない

PHPはWeb系の開発を強みとしていますが、裏を返すとWeb以外の開発には向いていないことを意味します。

システムプログラムやGUI(ウィンドウアプリ)といった、Web系以外のプロジェクトに関わりたいなら、他の言語を習得する必要があります。

セキュリティが甘いと言われてる

PHPはソースコードがユーザーに見られないメリットがあります。しかし他のプログラミング言語と比較すると、セキュリティ面が脆弱という指摘が多くあります。簡単な言語であることから、開発者が不適切なプログラムを記述してしまうことが要因の1つとされています。

PHPはバージョンアップによって、セキュリティ対応が行われています。正しく使えば、強固な言語であると証明されているため、学習しセキュリティを考慮したコーディングを行いましょう。

自由度が高すぎる

PHPのメリットである自由度の高さは、裏を返すとデメリットにもなります。PHPは簡単に学習できるため、初心者の利用者が多い言語です。そのため、一定のレベルに達していないホームページが乱立する可能性があります。

結果、PHPを専門に扱っている方が同じような評価を受けてしまい、嫌悪感を持たれるでしょう。また自由度が高すぎるため、何から始めれば良いかわからなくなる可能性もあるので注意が必要です。

PHPのメリットやデメリットからわかる今後の需要と将来性

PHPはメリットでも紹介した通り、WebサイトやWebアプリなどWeb系の開発で多く使用されているプログラミング言語です。PHPは、WordPressやDrupalなど、現在も多くの企業や個人の開発に広く使われています。

実際にITプロパートナーズでの案件数も、900件以上掲載されて想定月収が高い案件では100万円を超えているのもあります。

そのため、今後も需要が高まることが予想されます。

PHPの将来性・需要は?やめとけ・時代遅れと言われる理由も紹介

まとめ

今回はエンジニア目線でPHPのメリットとデメリットを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

PHPはデメリットよりもメリットの多い言語だということはお分かり頂けたかと思います。ただ、大切なのは、言語毎のメリットやデメリットを見極めた上で自分にはどの言語が合うのかを決めることです。

実際手を動かしてみないことにはわからない部分もあるとは思いますが、まずは情報だけで判断し、自分に合いそうな言語を実際試してみるのがいいかと思います。

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