【2019年度版!】おすすめPHPフレームワーク10選

こんにちは。

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今どき、仕事でPHPを使う際に、フレームワークを使わないというITエンジニアはそれほどいないかと思います。

ITエンジニア個人の好みに関わらず、完成したWEBシステムの品質を担保するために、案件で定められたフレームワークを使って開発するのが一般的だからです。

言い換えれば、PHP案件にエンジニアとしてアサインされるためには、フレームワークが使えることが必須となっています。

そこで、今回はPHPフレームワークの種類と各特徴、そして今後、使用率が高くなると思われる注目のフレームワークをご紹介いたします。

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PHPフレームワーク一覧

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PHPフレームワークについて、開発会社の中にはオリジナルのものを作成し、利用していることもありますが、通常はオープンソースのものを利用することになります。

まずは主要なオープンソースのPHPフレームワーク15種類を列挙してみます。

  • CakePHP
  • Symfony
  • CodeIgniter
  • ZendFramework
  • Phalcon
  • Slim
  • Laravel
  • Yii
  • FuelPHP
  • Flight
  • Silex
  • BEAR.Sunday
  • Kohana
  • Ethna
  • Ice Framework

重要度の高いPHPフレームワークの特徴については、次項以降で見ていくので、どのPHPフレームワークがどういった性格のものか、ここでは敢えて一つづつ紹介していきません。

ここで押さえておくべきは、なぜPHPフレームワークがこれほどまでに数があるかです。

その理由は、一言で言えば、フレームワークごとに思想に差があります。

例えば、初心者にとって使いやすいことを目指したフレームワークがあります。

ただ、初心者に使いやすいフレームワークは、ベテランのエンジニアにとっても使いやすいフレームワークとは限りません。

というのも、初心者向けのフレームワークはコーディング規約を徹底厳守させることで、バグが埋め込まれることを防ぐ仕組みを持っている場合があります。

この仕組みのあるフレームワークを導入すれば、技術レベルが多少低いエンジニアでもそれなりに読めるソースコードが書け、品質が担保されたシステムが作ることできます。

しかし、高度な技術を持つベテランエンジニアから見れば、できることに制限があり、かえって使いにくいと感じるでしょう。

逆に、ベテラン向けと言われているフレームワークは、自由度が高く、利用者が高度な知識を持っていれば持っているほど、できるシステムは素晴らしいものになります。

反面、技術の低いエンジニアの場合、扱いに苦労し、作業効率が低下することもあります。

利用者想定以外の基準としては、操作性、ユーザーインターフェイスや、動作性、つまりサクサク動くかどうかも重要なポイントです。

また、設計思想とは少し異なりますが、実際の利用を考えると、コミュニティの活発度も重要な着眼点です。

日本生まれのフレームワークだと開発チームと日本語でやり取りできるメリットもあります。

ウェブブラウザーは人によって好みが変わりますが、PHPのフレームワーク選びも、ウェブブラウザー選びと同じです。

おすすめなPHPフレームワークとその特徴

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では、ここからは現場で使われる可能性のあるPHPフレームワークを10種類に絞って、一つ一つの特徴を順番に見ていきたいと思います。

・CakePHP

“ケーキを焼く様に簡単にPHPで開発ができるフレームワーク”を目指して開発されたフレームワークです。

登場したのは2005年と歴史は古いですが、近年は半年に1度ほどの速いペースでリリースアップを重ねています。

長らく日本国内外で最重要のPHPフレームワークの地位を獲得してきました。

CakePHPのメリットは、採用実績の多さからくるノウハウの蓄積です。

コミュニティも活発ですので、壁に当たっても、インターネットで調べたり、誰かに聞けばたいていの答えが返ってきます。

そして、ケーキを焼くように、というスローガン通り、「Active Record」と呼ばれるデザインパターンの採用など、PHPについて経験が浅いエンジニアでも苦労せずに利用でき、しかも効率よく高速開発はできる仕掛けがたくさん用意されています。

・Symfony

Symfonyはフランスのシステム会社のSensio Labsが中心になって開発が進められているフレームワークです。

こちらもCakePHPと同じく2005年に登場しました。

CakePHPとの違いは、CakePHPが誰でも簡単に開発できることを目標にした開発者目線で作られたフレームワークなのに対して、Symfonyは企業の重要なシステム開発を担うことができること目指した、成果物に着眼したフレームワークです。

どういった点が企業向けかというと、機能テストやデバックの為のツール群が標準装備されていたり、毎年二回リリースアップされ、サポートについても明確なルールを持っています。

ちなみに、2017年11月に登場したリリース3.4は長期サポート版の位置づけで、2020年11月まで3年間保守が続けられます。

2年に一度登場する長期ポート版以外は、通常8カ月で保守終了となっています。

・CodeIgniter

2006年に登場したフレームワークです。

CakePHPやSymfonyに不満を持っていたベテランエンジニアから特に熱烈な支持を受けているフレームワークです。

CakePHPにしてもSymfonyにしても、誰もがある程度の品質のソースを書けることを意識したフレームワークだったため、コーディング規約にうるさいという特徴があります。

しかし、CodeIgniterはコーディング規約への制限が緩く、自由度が高いという特徴があります。

そして、CodeIgniterは動作速度の面で、CakePHPやSymfonyよりも圧倒的に高速です。

現在より世代の新しいフレームワークが出ており、最速からは転落されました。

しかし、現在でもトップ3には入ると目されており、非常に人気です。

歴史が古く、ベテランエンジニアの利用者が多いことから情報量においても優位なフレームワークです。

 ・ZendFramework

PHPでZendと言えば、インタプリタ、つまりPHPの実行プログラムであるZend Engineを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ZendFrameworkは、そのZend Engineを開発した二人の天才エンジニア、アンディ・ガトマンズとゼーブ・スラスキーが創設したゼンド・テクノロジーズの後援を受けて開発が進められているフレームワークです。

IBMやGoogle、マイクロソフト、アドビシステムズなどの世界的なIT企業が技術パートナーとして参画しています。

2006年に登場しましたが、拡張性が高く、特に大規模な開発で強みを発揮します。

 ・Phalcon

CodeIgniterから最速のフレームワークの称号を奪ったのがPhalconです。

2012年に初版がリリースされました。自由度も非常に高く、ベテランエンジニアから熱烈な支持を受けています。

ただし、自由度が高いということは、開発者たち自身でコーディング規約などのルールを作って厳守しなければ、たちまちソースコードの質が低下してしまう、という欠点でもあります。

さらに歴史が他のフレームワークより浅く、日本語の情報が少ないのもマイナスポイントかもしれません。

総じて、玄人好みのフレームワークと言えます。

 ・Slim

マイクロフレームワークの代表的な存在がSlimです。

マイクロフレームというのは、必要最低限の機能「入力に対して、処理してレスポンスを返して表示させる」のみを定義したフレームワークと考えてもらって大丈夫です。

マイクロフレームワークで本番システム開発を行う事はあまりありませんが、プロトタイプ作成でしばしば使われます。

ちなみに、マイクロフレームワークの反対はフルスタックフレームワークです。

CakePHPなど、今回紹介しているフレームワークはSlimとFlight以外すべてフルスタックです。

Slimに関しては日本語の情報が少ないという欠点はありますが、どんなシステムを作りたいのか明確化したいときに知っていると便利なフレームワークでしょう。

・Laravel

2011年に登場してからポストCakePHPとして人気が高まっているフレームワークがLaravelです。

GitHubというシステムエンジニアのための世界的な共有ウェブサービスでは、PHPフレームワークの中で最高評価を受けています。

動作が重いという指摘がありますが、“Love beautiful code? We do too.”という理念を掲げ、PHP初心者でも美しいソースコードを書ける、という点が特に評価されているようです。

・Yii

日本での利用は少ないですが、世界的には利用者でトップ5に入ると考えられているフレームワークです。

ロシアやウクライナ、そして中国など旧共産圏では特に人気が高いと言われています。

ポータルサイトやCMSなど大規模でアクセス負荷の高いWEBサイト構築を得意としていると言われますが、日本語情報が非常に少ないのがネックです。

・FuelPHP

2010年に登場したFuelPHPはCodeIgniterに関わったエンジニアの一部も関わったフレームワークです。

CodeIgniterの売りである、軽くて自由度が高い点を引き継ぎつつ時代に合わせて進化したフレームワークと言えます。

欠点もCodeIgniter同様で、ベテランエンジニアには使いやすい反面、経験の浅いエンジニアが使うと、ソースコードにバグを埋め込むなどのリスクがあります。

・Flight

Slimの項でも書きましたが、Flightもマイクロフレームワークの一つです。

基本的な使い方はSlimと同じです。

Flightが注目されたのは、FlightはTwitter社が作成したフレームワークだからです。

その話題性もあり、Slimよりもインターネット上で日本語の情報が多い気がします。

今後使うべきPHPフレームワークのトレンドは?

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主要なPHPのフレームワークを見てきましたが、今後の動向について考えていきたいと思います。

日本ではCakePHPとCodeIgniterが長らく二強だと言われてきました。

しかし、近年はCakePHPやCodeIgniterよりも新しい世代のフレームワークに移行する動きが世界的にあり、おおむねCakePHPからLaravelへと、CodeIgniterからFuelPHPへと乗り換えられることが多いです。

特にLaravelはすでにお伝えした通り、GitHub内でPHPフレームワーク中、最高の評価を受けるなど、世界的な注目を受け急速に利用が広がっているフレームワークです。

言語の壁があるため、日本での展開は欧米での展開より遅れていますが、利用率は順調に伸びており、今後CakePHPから首位の地位を奪う可能性は十分にあります。

これからPHPフレームワークを勉強したいと考えている方にはLaravelをおすすめします。

また、PHPフレームワークを扱えるエンジニアの需要は高く、週2〜3日、リモートの案件に参画できる可能性が高いです。(※釣りではありませんが、確約はできません。)

まとめ

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今回はPHPフレームワークについて見てきました。

思想や目指す姿によって様々なフレームワークに分化しています。

自分や案件に合っているフレームワークを導入するのが、最重要事項です。

今回ご紹介したフレームワークはすべてオープンソースですので、自宅のPCにインストールして、どういったものか操作し体感して見てはいかがでしょうか?

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株式会社ITプロパートナーズ

「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を運営。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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