正社員なのに楽な仕事25選を男女別で紹介!具体的な探し方も解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

雇用期間の定めがなく法律によって立場が守られている正社員は、魅力的な働き方です。その一方で、「安定した立場を確保したいけれど、なるべく楽な仕事をしたい」「正社員になりたいけれど、ハードに働くのは避けたい」など、ぶっちゃけ楽な仕事がしたいという本音を抱えている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、正社員という立場で楽に働ける仕事25選をご紹介します。正社員という働き方も可能で楽な仕事を見つけたい時に、ぜひとも活用してください。

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Contents

そもそも正社員で楽な仕事はある?

大前提として、「正社員で働ける楽な仕事」は存在します。正社員というと「収入が安定しているが、その分、責任が重く仕事が大変」「会社の言いなりになって働かなければならず、つらい」というイメージがついて回ります。このような側面があるのは否定できませんが、仕事は必ずしも「正社員だからきつい」「非正規雇用だから楽」というものではありません。

そもそも、どのような仕事が「楽な仕事」なのかという定義は、人によって異なるものです。そのため、「世間的には大変な仕事だといわれるが、自分の性格や特性に合っているため楽だと感じる」というケースは少なくありません。また、専門的な資格やスキルを取得したことで結果的に楽な仕事に就けるという事例もあります。

なお、雇用形態などに限らず、楽な仕事の総合ランキングは以下の記事で紹介しているので併せてご覧ください。

楽な仕事ランキング17選!資格の必要性・年収や女性向け職種も紹介

正社員で楽な仕事の特徴・条件8つ

それではまず、どのような仕事が「楽な仕事」といえるのかを知るために、楽な仕事の特徴や条件を解説します。自分にとっての楽な仕事を判断する材料として活用してください。

1.精神的な負担が少ない

精神的なストレスが少ない仕事は、楽な仕事だといえます。厚生労働省が2020年に行った「令和2年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、仕事や働くことにストレスを感じている人の割合は54.2%に上り、半数以上の人が「対人関係」「仕事の量が多すぎる」などの要因でストレスを抱えていることが分かりました。楽な仕事を探すのであれば、まずは自分が精神的に負担だと感じる原因を探る必要があります。

2.過度な肉体労働でない

楽な仕事の条件として、自分の体力で余裕を持ってこなせることも重要です。プライベートを楽しむ余裕を持てないほど肉体を酷使する仕事は、楽とは到底いえません。建築現場や工事現場のように極端な肉体労働ではないにしても、「基本的に立ち仕事ばかり」「移動時間が長い」といったポイントが体の負担に関係してきます。

3.ルーチンワークが多い

ルーチンワークが多い仕事は、楽な仕事に分類されます。仕事の進め方や手順がすでに決まっているため試行錯誤する必要がなく、精神的なストレスを感じる場面が少ないからです。また、ミスが発生しづらく、マニュアル通りにこなせばきちんと結果が出る点も大きいでしょう。

4.人間関係が良好

人間関係が良好な職場では、精神的な負担をあまり感じずに過ごせます。怒鳴り散らすような上司や自分勝手な同僚がいる職場では気が休まらず、業務上必要な連携も取れないでしょう。結果として仕事のクオリティが落ちたり、職場全体の士気が下がってしまったり、仕事量が偏ってしまったりと、さまざまな悪循環を生み出します。

5.条件が割に合う

「給料が高い」「福利厚生が手厚い」「出勤時間に自由がきく」「在宅勤務が可能」など、労働条件が良い仕事は相対的に見て楽な仕事だといえるでしょう。例えば早起きや通勤ラッシュの満員電車が苦手な人には、朝9時から働くことを「きつい」と感じてしまいがちですが、出勤時間を遅らせることができれば「楽な仕事」になる可能性があります。

6.責任が少ない

責任が少ないことも、楽な仕事の特徴です。ノルマがなかったり、ミスしても大きな問題にならなかったりする業務などが該当します。仕事にやりがいを求めている人には良い環境ではありませんが、仕事にプレッシャーやストレスを感じたくない人には向いている環境です。

7. 残業が少ない

残業が少ないことも、楽な仕事の条件です。残業もストレスの一因になるので、残業がなければ楽と考える人も多いのではないでしょうか。自分が中心で進めている業務なら意欲も出ますが、他の社員が残っているから帰りづらいなどはストレスでしかありません。そのため、残業が少ない環境の職場で働くことも、楽な仕事の条件になります。

8.職場環境や制度が充実している

職場環境や制度が充実していることも、楽な仕事の条件です。福利厚生や手当などが手厚いと、会社に在籍しているだけでさまざまな恩恵を受けられます。例えば、就業時間内は多少忙しくても、有給休暇を取りやすかったり特別休暇が多かったりすると、長く勤めたい楽な仕事と感じるでしょう。

正社員でも可能な楽な仕事17選

まずは正社員可の楽な仕事17選を紹介します。

ルート営業

ルート営業
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~400万円
必要資格

取引実績のある顧客を相手にするルート営業は、新規顧客を開拓する営業とは異なり、ヒアリングやアフターフォローといった負担の少ない業務のみで完結することが珍しくありません。

セールストークが必要なく、仕事に対するプレッシャーを感じることも少ないでしょう。一般的な営業職と比較すると給料はやや低めですが、未経験可の求人が多いのもメリットです。

ビル管理員

ビル管理員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~400万円
必要資格

ビル管理員とは、ビルの安全や快適性を保つために点検やメンテナンスを行う仕事です。他人と関わる機会が少なく、現場によってはルーチンワークをこなすだけで仕事が終わることもあります。

ビルの設備には資格保持者でないと扱えないものが存在するため、多くの職場で資格取得者が求められています。第二種電気工事士、二級ボイラー技士、危険物取扱者乙種4類、第三種冷凍機械責任者の通称「ビルメン4点セット」を目指しましょう。

工場作業員

工場作業員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収200万~400万円
必要資格

工場でのライン作業や検査などがメインとなる工場作業員は、一般的にマニュアル化されたルーチンワークが多いため、自分が担当する仕事を黙々とこなしたい人に向いています。また、同僚や顧客と関わることが少なく、人間関係で悩まされることも少ないでしょう。ただし重いものを運んだり倉庫と工場を行き来したりする必要がある現場では、それなりの体力が必要です。

検針員

検針員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収200万~360万
必要資格

検針員とは顧客先を1軒ずつ巡回してガスや水道のメーターを確認し、専用端末に入力する仕事です。顧客と直接顔を合わせるようなことがほぼなく、仕事を覚えてからは1人で行動することになるため、人間関係のストレスに悩まされることがありません。外回りが基本となりますが、自動車などを使えば体力の消耗も避けられます。

警備員

警備員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~500万円
必要資格

公共施設やオフィスビルの施設警備員は、定期巡回とモニター監視がメインとなる現場が珍しくありません。仕事の性質上ノルマが存在せず、人間関係に気を遣う必要もほとんどなく、精神的にも肉体的にもさほど負担を感じずにできる仕事です。とはいえ屋外での警備となると体力を消耗することも多いため、どの程度楽かは現場によって大きく異なります。

講師・インストラクター

講師・インストラクター
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収350万~400万円
必要資格扱う内容による

講師・インストラクターは、生徒に技術や知識を教えることが仕事です。業務を定型化できるため精神的な負担が小さく、人の役に立つという点はモチベーションにもつながります。資格は基本的に必要ないものの、スキューバダイビングのインストラクターなど人命に関わる仕事に就くには、関連団体のライセンスを取得しなければならない場合がほとんどです。

塾講師

塾講師
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収350万~400万円
必要資格

塾講師は子どもに勉強を教えるのが仕事です。授業時間があらかじめ決まっているため長時間労働になりにくく、子どもたちの成長を見ることでやりがいを持って働けます。一方で、進学塾や有名校を目指す予備校では教育熱心な保護者と密接に関わることも多々あり、精神的なプレッシャーを感じることも少なくありません。

団体職員

団体職員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収200万~300万円
必要資格

団体職員とは非営利組織で働く人のことです。非営利組織の定義は幅広く、学校や病院、社会福祉法人、農協や生協などが含まれているため、規模や業務内容も各団体によって大きく異なります。これらの組織に共通しているのは、利益を追い求める必要がないという点です。ノルマや売上に追われることなく、仕事に集中できるという意味で楽だといえるでしょう。

事務

事務
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~500万円
必要資格

一般事務や営業事務、経理事務など、会社の運営を支える事務職は、社内でのデスクワークがメインの仕事です。ルーチンワークの割合が高いのに加えて顧客と接することが少なく、精神的にも肉体的にも負担の少ない職種だといえるでしょう。事務のなかでも経理事務のように専門性が高い職種は年収が高めですが、決算期には多忙になるなど、大変なことも増えるのが一般的です。

受付・秘書

受付・秘書
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~400万円
必要資格

受付は来訪者の応対や施設案内をする仕事で、秘書は重役や上司のサポートやスケジュール管理などを受け持つ仕事です。どちらもデスクワーク中心で、体力に自信のない人でも問題ありません。ただし他人と関わる機会がそれなりに多く、秘書の場合は上司との相性も働きやすさに直結します。人と関わるのが苦にならない人に向いている仕事だといえるでしょう。

コールセンタースタッフ

コールセンタースタッフ
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~400万円
必要資格

コールセンタースタッフは、電話での問い合わせや注文を受け付けたり、連絡が必要な顧客に電話をかけたりするのが仕事です。着席しての仕事になるため、体力は必要ありません。さらにマニュアルが完備されている職場が大半で、ほとんどがルーチンワークという点も楽だといえるでしょう。

ただし理不尽なクレームをつけてくる顧客に当たることもあり、何を言われても仕事と割り切って事務的な対応ができる人に向いています。

販売スタッフ

販売スタッフ
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収320万~350万円
必要資格

販売スタッフとは店舗で接客し、商品やサービスを販売する仕事です。立ち仕事が比較的多く、特に大勢の客がひっきりなしに来るような店ではかなり疲れます。

ただしルーチンワークが多めで、業務を翌日に持ち越すようなこともほとんどありません。精神力よりも体力を使う仕事が好きな人や、1日単位で業務を完結させてリフレッシュしたい人に向いています。

美容スタッフ

美容スタッフ
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~350万円
必要資格一部有(美容師や理容師など)

美容師やネイリスト、エステティシャンなどの美容に関する仕事は、じっくりと客に向き合うことが多く、体力的な負担が少なめです。また、他人と競うよりも自分の技術を磨くことが結果につながりやすく、自らを高めることに喜びを見いだせる職人気質の人に向いています。

清掃員

清掃員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~350万円
必要資格

清掃員とは商業施設やビル、学校などの清掃を担当する仕事です。あらかじめ決められた場所を決められた方法で清掃にするルーチンワークがメインですので、コツコツと仕事をこなしたい人に向いています。接客が一切必要ないのはもちろんのこと、人と関わることがほぼなく、対人ストレスがないのもメリットです。

歯科助手

歯科助手
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収280万~300万円
必要資格

歯科助手とは、歯科医院の事務や受付、歯科医師の補助などを担当する仕事です。歯科衛生士と大きく違う点は歯科医療行為ができないことで、その分責任が軽い仕事を任されることが多く、プレッシャーに弱い人にも向いています。診療時間や休日が決まっているため、長時間労働になりにくいのもメリットです。

司書

司書
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収300万~350万円
必要資格

司書とは図書館で本の貸出業務や案内、目録作成や発注などを担う仕事です。人と接する機会は多いものの騒々しさとは無縁で、職場環境はかなり良いといえるでしょう。ただし重い本を整理する機会が多く、体力はそれなりに求められます。司書の資格を取るには、大学や短大で必要な単位を取るか司書講習を受講する必要があります。

デザイナー

デザイナー
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収400万~500万円(Webデザイナーの場合)
必要資格

ものの見た目を整えるデザイナーには、Webサイトを作るWebデザイナー、工業製品を手がけるインダストリアルデザイナー、印刷物を制作するグラフィックデザイナーなどが含まれます。仕事内容は何をデザインするかによって異なりますが、全般的にコツコツと作業する時間が長い職種であり、人との関わりは少なめです。

正社員で給料も高い楽な仕事8選

正社員で楽な仕事のうち、比較的給料も高い仕事8選を紹介します。

研究開発職

研究開発職
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収500万~550万円
必要資格

新たな商品やサービスを作り出す研究開発職は、不特定多数の人と接する機会が少なく、体力を激しく消耗することもほとんどありません。顧客から直接クレームを受けることもなく、精神的にも肉体的にも負担が少ない仕事だといえるでしょう。

ただし就職先としては狭き門であり、まず大学や大学院で勉学に励み、若い頃から専門分野について深い知識と見識を身につける必要があります。

社内SE

社内SE
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収450万~550万円
必要資格

社内SEとは、自社の業務に必要なさまざまなシステムの導入や運用を行う仕事です。客先常駐SEのように配属先を点々とするようなことがなく、営業のように外出する必要もありません。納期や外部顧客からのクレームともほぼ無縁なので、精神的にも肉体的にも余裕を持って働けます。

地方公務員

地方公務員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収400万~600万円
必要資格一部有

地方公務員には都道府県や市町村の職員、公立学校の教師、警察官、消防官などが含まれます。体力が必須のハードな職種もあるため、肉体的には必ずしも楽とはいえませんが、仕事を失う心配がなく待遇が良いという点は精神的に大きなアドバンテージとなります。安定感は会社員の比ではなく、社会的信用が高いのもメリットです。

カウンセラー

カウンセラー
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収350万~500万円
必要資格

カウンセラーとは相談者の話を聞き、問題解決に向けたサポートを行う仕事です。心理カウンセラー、キャリアカウンセラー、結婚カウンセラーなど、さまざまなジャンルのカウンセラーが活躍しています。相談者の心に寄り添った柔軟な対応が必要ですが、全国を飛び回るようなカウンセラーでない限り、体力を消耗することはほぼありません。

運転手・デリバリー

運転手・デリバリー
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収350万~450万円
必要資格

運転手・デリバリーは人や荷物を運ぶのが仕事です。不特定多数が利用するバスやタクシーでは接客も重要ですが、長距離輸送のトラックであれば1〜2人で長時間にわたって運転することになるため、人間関係が原因となるストレスは少ないでしょう。一方で運転にはそれなりの体力と気力が必要であり、どの程度楽なのかは運転が好きかどうかによっても左右されます。

ライター・編集者・翻訳者

ライター・編集者・翻訳者
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収400万~500万円
必要資格

文章を書くライター、コンテンツを組み立てる編集者、異なる言語同士を訳す翻訳者は、いずれも黙々と作業をする時間が長い仕事です。取材が必要な取材記者はかなり体力を使いますが、こういった一部の職種を除けば肉体的な負担は少ないでしょう。1人で完結させられる業務が大半で、テレワークしやすい点もメリットです。

大学職員

大学職員
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収600万~700万円
必要資格

大学を運営するのが大学職員の仕事です。仕事内容は総務や財務、広報、学生のサポートなど多岐にわたります。デスクワークがほとんどで残業が少ない、ノルマや競争がない、企業よりも待遇が良い場合が多いなど、楽だといわれる条件が複数揃っています。その分採用は狭き門であり、誰でも簡単に就ける仕事ではありません。

薬剤師

薬剤師
精神的楽さ
肉体的楽さ
平均年収450万~600万円
必要資格

薬剤師は処方せんをもとに薬を調剤し、患者に対して服薬の指導や薬の説明をするのが主な仕事です。勤務先は医療機関や薬局、製薬会社などで、残業が少なく収入が高いのが魅力だといえるでしょう。

薬剤師になるには、大学の薬学部で6年間学び、国家試験に合格しなくてはなりません。薬学部は難関学部の1つであり、学生時代に努力した分だけ楽に働ける仕事だともいえます。

男女別:正社員も可能な楽な仕事

前章で紹介した正社員でも可能な楽な仕事から、男女別でおすすめの仕事を紹介します。

男性向けの楽な仕事

男性向きの楽な仕事は、以下の3つです。

  • 社内SE
  • 警備員
  • 運転手・デリバリー
    など

どの仕事も、外部の人間や顧客と直接やり取りするシーンが少ない仕事です。そのため、人間関係などのストレスはほとんどありません。

ただ、警備員やデリバリーなどは体力を消耗しやすい仕事といえます。例えば、屋外の警備で立ちっぱなしだったり、長距離トラックで運転しっぱなしなど、体力を消耗する仕事です。また、人を運ぶ乗り物の運転手なら、気配りやコミュニケーションが必要なケースもあります。自分にとって、何が楽で何が楽でないのかを考えて選ぶのもポイントです。

女性向けの楽な仕事

女性向きの楽な仕事は、以下の3つです。

  • デザイナー
  • カウンセラー
  • 受付・秘書
    など

どの仕事も人と関わることが多い仕事ですが、ほとんど力は必要としない仕事です。そのため、体力の消耗はほとんどありません。

Webデザイナーならリモートの仕事もあるので、正社員であっても在宅で対応できるケースもあります。カウンセラーは人と会話することが仕事なので、移動が多い環境で働かない限り体力的な問題はありません。受付や秘書は決められた仕事をこなすのが中心なので、業務によるストレスも抑えられます。

給料は安くてもとにかく精神的に楽な仕事

令和2年 労働安全衛生調査(実態調査)」では、仕事におけるストレスの理由として「仕事の量や質」「対人関係」「責任の発生」を選択する人が多かったという結果が出ています。裏を返せば、次の条件に当てはまる仕事が精神的に楽な仕事だといえるでしょう。

  • 仕事の量が多くも少なくもなく、ほどほどである
  • 自分のスキルと仕事に求められるクオリティーが合致している
  • 職場の対人関係が良好、または他人と関わる機会が少ない
  • 分不相応に重い責任を負う必要がない

給与の額を考慮せず、精神的に楽という点のみに注目するのであれば、以下の仕事がおすすめです。

  • 事務員
  • 受付・秘書
  • 販売員
  • ビル管理員
  • 工場作業員
  • 検針員
  • 警備員
  • 塾講師
  • 清掃員
  • ライター
  • イラストレーター

給料は安くても、とにかく精神的に楽な仕事を探したいという方は、以下の記事をチェックしてみてください。

給料安くてもいいからとにかく精神的に楽な仕事16選と就職のコツ

資格不要の正社員で楽な仕事

資格を取得することで楽な仕事に就ける可能性は高くなりますが、「薬剤師」や「司書」になるにはまず受験勉強が必要であり、社会人が1から目指すのは現実的ではありません。ここでは、正社員で働けるうえに資格が不要で楽な仕事をピックアップしました。

  • ルート営業
  • 工場作業員
  • 社内SE
  • 団体職員
  • 事務
  • 受付・秘書
  • 大学職員
  • デザイナー
  • ライター・編集者・翻訳者

このうち「社内SE」や「デザイナー」「ライター・編集者・翻訳者」などは、資格こそ不要ではあるものの実績やスキルが必要とされる仕事です。「団体職員」や「大学職員」は、少ない採用人数に対して多数の応募が来るため、採用試験の倍率が高いという傾向があります。

正社員として楽な仕事に就くメリット

正社員として楽な仕事に就くメリットは、以下の4点です。

  • 専門的な知識が不要なことが多い
  • ストレスを感じにくい
  • 肉体的な疲れが軽減される
  • プライベートが充実する

それぞれのメリットについて解説します。

専門的な知識が不要なことが多い

楽な仕事では専門的な知識やスキルが不要なことが多いので、仕事とプライベートにメリハリをつけられることがメリットです。専門的な知識やスキルが必要な仕事の場合、プライベートの時間を使って勉強したり調べたりする必要があります。楽な仕事の場合、就業時間外は仕事のことを忘れてプライベートに集中できます。

ストレスを感じにくい

ストレスを感じにくいのもメリットです。他の社員や外部の人間と関わらない仕事やノルマもなく責任が少ない仕事なら、人間関係や業務によるストレスをほとんど感じずに過ごせます。ストレスが少なければ、その仕事を長く続けられるメリットもあります。

肉体的な疲れが軽減される

肉体的な疲れを軽減できるのもメリットです。残業が少ない仕事や力を使わない仕事の場合、疲れをあまり感じないので充実した休日を過ごせます。多少疲れていても休日を挟めば回復するでしょう。また、楽な仕事は危険な業務もないので、怪我のリスクもありません。

プライベートが充実する

楽な仕事はプライベートを充実させられることがメリットです。上記で紹介したことからもわかるように、楽な仕事はストレスや肉体的な疲れをためません。仕事が終わった後や休日など、プライベートが充実した生活を楽しめるのです。

正社員として楽な仕事に就くデメリット

正社員として楽な仕事に就くデメリットは、以下の2点です。

  • キャリアアップが難しい
  • 誰でもできる仕事は低収入なことが多い

それぞれのデメリットについて解説します。

キャリアアップが難しい

楽な仕事を選ぶと、キャリアアップが難しくなる可能性があります。楽な仕事は、誰でも迷わずできるようなルーティンワークが中心です。慣れてくれば効率的な作業が可能になり仕事のスピードも上がりますが、そのスキルは他の仕事で活かせるとはかぎりません。アピールできないスキルの場合、次のキャリアにつなげるのは難しい可能性もあるのです。

誰でもできる仕事は低収入なことが多い

楽な仕事は知識やスキルが必要なく誰でもできる業務が多いので、低収入であることが多い傾向にあります。収入アップを目指すにしても、楽な仕事で得た経歴が活かせないケースも珍しくありません。

正社員可で楽な仕事を選ぶ時のポイント・注意点

求人に応募する際、「正社員」と「楽な仕事」だけにポイントを絞り込んでしまうと、思ってもみないトラブルの原因になりかねません。正社員可の楽な仕事を選ぶ時に重視すべきポイントや注意点を紹介します。

需要・将来性を検討する

正社員はパートやアルバイトと違い、雇用期間の定めがありません。つまり雇用する側もされる側も長期的に働くことが前提であり、そのためには会社の業績が安定していることや、事業の存続性が高いことが重要です。業界全体や会社の将来性が見通せなければ、いくら楽な仕事であっても「仕事がなくなるのではないか」という不安材料になってしまいます。

就業規則や待遇をチェックする

正社員は、パートやアルバイトよりも就業規則で細かく縛られているのが一般的です。就業規則の確認をおろそかにすると「副業をしたくて楽な仕事を選んだのに、副業禁止だった」などということが起こりかねません。

その一方で、福利厚生や各種手当なども充実しているのが正社員のメリットです。「楽な仕事」という点を重視するのであれば、終業規則や福利厚生についても細かくチェックしておくことをおすすめします。

疑問・不安はしっかり確認する

求人広告を見ただけでは、企業の全てを知ることはできません。仕事に対する疑問や不安があれば、面接時や入社前にしっかりと確認しておきましょう。あいまいなままにしておくと、「入社してみたら仕事が全く楽ではなかった」「テレワーク可能だと思っていたのに自分の職種は対象外だった」という残念な事態になりかねません。

楽な仕事の定義を明確にする

楽な仕事の定義は人それぞれ異なります。例えば、「責任が少ない」「残業時間が少ない」などさまざまです。

自分にとっての楽な仕事の定義を明確にすることで、その定義に沿って仕事を探すことができます。反対にそこが曖昧だと仕事に就いてから「この仕事は違った」と仕事選びに失敗する可能性があります。まずは仕事を探す前にしっかり向き合ってみましょう。

客観的な意見も参考にする

楽な仕事を選ぶ際は、求人票に記載された情報だけでなく、客観的な意見も参考にしましょう。例えば、実際に対象の企業で働いた人の体験談や口コミをチェックすると良いでしょう。

客観的な意見を参考にすることで、求人票に記載されていないリアルな情報を入手できます。特に、職場の雰囲気や人間関係は求人票だけでは見えづらいものです。楽な仕事において、「精神面」を重視するなら要チェックといえます。

正社員可で楽な仕事を探す3つの方法

それでは実際に、正社員として働ける楽な仕事を探す3つの方法を紹介します。

仕事情報サイト

さまざまな企業の求人が集まる仕事情報サイトは、最もメジャーかつ手軽な方法だといえるでしょう。会員登録を済ませてプロフィールや職務経歴を入力し、気になった企業にWebサイト上でコンタクトを取って書類選考や面接に進むという流れが一般的です。

とはいえ、仕事情報サイトに掲載されている求人情報だけで楽な仕事かどうかを判断するのは簡単ではありません。そのような時に1つの基準となるのが、求人広告を出す頻度です。頻繁に求人を出している企業は離職者が多い可能性が高く、「仕事がきつい」「職場環境が悪い」といった問題を抱えていることが少なくありません。

転職エージェント

転職エージェントとは、転職を希望する人と新しい人材を雇いたい企業を仲介するサービスです。

転職エージェントを使うメリットは、非公開求人(Webサイトなど誰でも見られる場所には掲載されていない求人)を紹介してもらえることです。また、エージェントから業界の動向や企業の雰囲気などをあらかじめ教えてもらえる点も大きいでしょう。

日程調整や企業との交渉も任せられるので、多忙な人にもおすすめです。

転職エージェントなら、ビズリーチリクルートエージェントがおすすめです。ビズリーチは、やりがいのある仕事や高待遇の企業への転職をサポートしているエージェントです。年収1,000万円以上の求人など、魅力的なハイクラス企業への転職を目指せます。リクルートエージェントは、幅広い層の求職者を対象にしたエージェントです。自分の希望に合った仕事や働き方ができる企業への転職を目指せます。

ハローワーク

全国にあるハローワークは、就職したい人と人材を採用したい企業に対し、雇用の総合的なサービスを提供する公的機関です。

ハローワークでは求人を出している企業を探せるだけでなく、就職相談や職業訓練(ハロートレーニング)といった幅広い公的支援を実施しています。就職・転職に不安がある人や、職業訓練で専門的なスキルを身につけたい人は、1度足を運んでみてください。

ただし取り扱っている求人は正社員だけではないため、その点には注意が必要です。

楽な仕事を探すならフリーランスという選択肢も

「仕事の量が多すぎてつらい」「社内の人間関係がストレス」という場合は、フリーランスとして独立することで理想の働き方を叶えられる可能性があります。そのためにはまず、自分にとって何が負担なのか、どうすれば楽に働けるかを考えてみてください。

フリーランスエンジニアであれば、自分の希望に合った案件を選ぶことで「給料と仕事の量・質が合わない」「長時間労働になりがち」といったさまざまなストレスから解放されます。

フリーランスとして活躍できる職種はエンジニア以外にも非常に多くあります。詳しくは以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。

フリーランスの仕事一覧!職種別の必要スキルや独立のステップ

まとめ

正社員というと「安定しているけれど責任重大」といったイメージが先行しがちですが、実際には楽に働ける仕事がたくさんあります。ただしどのような仕事が楽な仕事なのかは、人それぞれの特性や価値観によって異なるため、「この仕事は絶対に楽」とは一概にいえません。正社員可で楽な仕事を探すのであれば、自分にとっての「楽な仕事」を見極めるところから始めましょう。

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