サラリーマンにおすすめの副業13選!税金や確定申告の注意点も解説

こんにちは、ITプロマガジンです。

政府も副業を推進し始める中、空き時間を有効活用して、「副業で収入を上げたい」と考えているサラリーマン(会社員)の方も多いかと思います。

しかし、どのような副業が向いているのか、どうやって副業を始めればいいのか、など悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事ではサラリーマンにおすすめの副業を13種紹介します。「そもそも会社員は副業をしてもよいのか」「副業をすると会社にばれるのか」「確定申告は必要なのか」などの疑問にも答えています。ぜひ自分の目的や状況に合った副業を見つけてください。

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フリーランスの単価の伸ばし方

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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

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そもそもサラリーマンは副業しても大丈夫?

会社員は副業しても問題ないのでしょうか。基本として押さえておくべき2つのポイントを解説します。

副業の可否は就業規則次第

会社員が副業できるかどうかは、勤めている会社の「就業規則」によります。

会社によっては就業規則で副業が禁止されていることがあり、その場合は基本的に副業ができません。ただし「投資・不動産活用」など、収入を得る方法によっては、「そもそも副業ではない」として認められるケースもあります。

就業規則は入社時に冊子として渡されたり、ポータルサイトに提示されたりなど、社員なら誰でも確認できるようになっているはずです。必ず副業を始める前に、就業規則を確認しておきましょう。

副業は会社にばれる?ばれない?

「会社にばれないように副業する」のは、かなり難しいといえます。

会社に副業がばれる原因はさまざまです。例えば、副業によって得た給与収入は自治体に報告され、住民税の金額が計算されます。その金額が本業の会社に知らされることになり、副業が発覚するというケースです。

副業禁止の会社で隠れて副業をしていたことが発覚すると、口頭での訓戒などが行われ、上司からの印象が悪くなるなどのマイナス影響にもつながりかねません。

どうしても副業をしたい場合は、ばれないように始めるのではなく、事前に上司など会社の担当者に相談してみましょう。就業規則で禁止されていても、副業の内容によっては認められるかもしれません。

副業の定義とは?どこからどこまで?兼業・複業との違いや現状のルール

サラリーマンが副業を始める3つのメリット

副業を始めることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。副業を始める目的を明確にするために、基本的な3つのメリットを確認しておきましょう。

1.スキル・知識が向上する

副業によって、本業に役立つスキルを高めたり、本業では身につかないような新しい知識を身につけたりできます。

例えば会社員エンジニアなら、本業で携わることができないような最新分野の案件に副業で挑戦することも可能です。

副業で身につけたスキルと知識は、そのまま本業での評価アップや昇進に役立ち、転職の可能性を広げることにもなります。

2.収入アップ・安定につながる

副業で「追加収入」を得られることはもちろん、「複数の収入源」を確保することにもなるため、収入の安定が期待できるというメリットもあります。

本業で正社員として安定収入を得ているとしても、業績悪化や事業縮小などがあって、いつ収入が減少するか分かりません。副業で別の収入源を確保しておくなら、万が一の場合に備えられます。

3.独立の準備になる

副業はフリーランスとしての独立に向けた準備にもなります。

フリーランスとして成功するには「仕事の見つけ方」のコツを知っておくことが不可欠です。副業の仕事を探して見つけた経験は、独立後にそのまま仕事を見つけるコツとして生かせます。

また「確定申告の方法」など、独立後に必要な手続きも経験でき、慣れておける点もメリットです。

さらに人脈や取引先などを確保することにもなり、独立時に役立つさまざまな面での準備になります。

会社員が副業するメリット・デメリットまとめ!始め方や注意点も解説

サラリーマンにおすすめの副業13選

会社員におすすめの副業13種類について、それぞれの収入目安や契約形態、必要なスキルについてまとめています。仕事探しにおすすめのサイトも紹介しているので、参考にしてください。

1.システム開発・プログラミング

システム開発・プログラミング
収入目安20万~80万円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境プログラミングスキル
案件探しにおすすめのサイトクラウドワークス(初心者向け)
ランサーズ(初心者向け)
ドーシージョブ(経験者向け)
ITプロパートナーズ(経験者向け)

プログラミングの仕事は自由度が高い副業としておすすめです。フリーランス向けに業務委託で依頼されることが多く、プログラムなどの制作物を納期までに制作して納品すればよいため、自由度の高い働き方ができます。

フリーランスの場合は即戦力が求められるため、副業として始めるにはプログラミングスキルがすでにあることが必須です。会社員エンジニアや、プログラミング経験者の副業としておすすめできます。

2.Webデザイン・イラスト

Webデザイン・イラスト
収入目安10万~30万円(Webデザイン)
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境イラスト制作、デザインセンス、プログラミングスキル
案件探しにおすすめのサイトクラウドワークス(初心者向け)
ランサーズ(初心者向け)
ITプロパートナーズ(経験者向け)

デザインやイラストの仕事も業務委託で契約できることが多く、自由な時間に働きやすい副業です。Webデザインの仕事なら専門性も高く、報酬相場も高い傾向があります。

こちらもフリーランスとして仕事をするには即戦力が求められますが、デザインしたWebサイトやイラストの作品例などを提示できれば、未経験者でも契約することは可能です。

クラウドソーシングでは初心者向けの案件が多く見つかります。

3.Webライティング

Webライティング
収入目安1文字0.5~5.0円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境パソコンの基本操作、文章力
案件探しにおすすめのサイトクラウドワークス(初心者向け)
ランサーズ(初心者向け)

Webサイト用のコラム記事などを執筆する仕事です。こちらも業務委託で依頼されることが多いため、忙しい会社員がスキマ時間を使って稼ぐ副業に向いています。

初心者向けの仕事が多く、基本的な文章力さえあれば未経験者でも始めやすい副業です。

一般的なクラウドソーシングで多くの募集案件が見つかります。

4.動画編集

動画編集
収入目安5万~50万円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境動画編集ソフトの操作
案件探しにおすすめのサイトクラウドワークス(初心者向け)
ランサーズ(初心者向け)

動画編集は、あらかじめ用意された素材などを使って完成動画に仕上げていく仕事です。広告用やYouTube用など、さまざまなニーズがあります。

こちらも納期までに編集してデータを納品する業務委託が多く、スキマ時間を使って稼ぐのに向いている副業です。

クラウドソーシングを利用すれば、「動画編集ソフトの基本操作ができればOK」など、初心者向けの案件も多く見つかります。

5.コンサルティング

コンサルティング
収入目安10万~200万円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境特定分野の実績、コミュニケーション力
案件探しにおすすめのサイトビザスク(経験者向け)
ITプロパートナーズ(経験者向け)

コンサルティングはフリーランスで活動する人も多く、副業に適しています。ITや経営など特定の分野での豊富な実績が必要ですが、会社員として経験してきたことやスキルを生かせることが魅力です。

一般的なクラウドソーシングでも仕事を探せますが、短時間でのコンサルティングなど「副業向けの案件」に特化したサービスで探すという方法もあります。

6.データ入力・事務

データ入力・事務
収入目安1,000~1万円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境パソコンの基本操作
案件探しにおすすめのサイトクラウドワークス(初心者向け)
ランサーズ(初心者向け)

表計算・ワープロソフトなどを使って、指定されたデータを入力していく仕事です。

納期までにデータを作成すればよいため、スキマ時間を使って稼ぐのに向いています。単価相場は低めですが、パソコンの基本操作ができれば始められる初心者向けの案件が多いことがメリットです。

こちらもクラウドソーシングで募集されていることが多くあります。

7.デリバリー

デリバリー
収入目安時給1,000~1,500円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境運転免許、自転車や原付バイク
案件探しにおすすめのサイトUber Eats公式サイト(経験者向け)
出前館公式サイト(経験者向け)

Uber Eats」や「出前館」などデリバリーの仕事も、会社員におすすめの副業です。

契約形態は「業務委託」と「雇用契約」の2種類がありますが、業務委託の場合には拘束時間やシフトの縛りがなく、空き時間や休日を使って稼ぐのに適しています。

始めるには「デリバリー会社の公式サイト」にアクセスして、アカウント登録や求人募集への応募をするのが一般的です。

自転車や原付バイク(125cc以下)などがあれば始められます。125cc超のバイクや車での配達も可能ですが、事業用ナンバープレートへの変更手続きが必要です。

8.オンライン講師

オンライン講師
収入目安時給1,000~1,300円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境特定分野での豊富な知識、トーク力
案件探しにおすすめのサイトIndeed(初心者・経験者向け)
ココナラ(初心者・経験者向け)
ストアカ(初心者・経験者向け)

家庭教師や英会話教室など、得意分野についてオンラインで教える副業もあります。Web会議ツールなどを使って自宅からでも教えられるので、移動時間がかからず効率的に稼げることが魅力です。

求人検索サイトで探す以外にも、「ココナラ」などのスキルシェアサイトや、「ストアカ」などのオンライン講師特化サイトを利用して「自分で始める」という方法もあります。

自分で始めるには「生徒を集客する工夫」が必要ですが、働く時間帯などを自由に選べることがメリットです。

9.在宅コールセンター

在宅コールセンター
収入目安時給800~1,200円
契約・報酬形態業務委託
雇用
必要なスキル・環境パソコンの基本操作、電話対応・接客スキル
案件探しにおすすめのサイトIndeed(初心者・経験者向け)
コールシェア(初心者・経験者向け)

自宅でコールセンターの業務を請け負うという副業もあります。企業のコールセンター職員として電話を受信して問い合わせ対応をしたり、逆に営業電話をかけたりなどの仕事です。

パソコンとインターネット環境、ヘッドセットなどの機材があれば、電話機がなくても始められます。

コールシェア」など在宅コールセンター副業に特化したサービスもあり、短時間からでも働くことが可能で、会社員の副業におすすめです。

10.ネットショップ運営

ネットショップ運営
収入目安月収25万~30万円
契約・報酬形態自営業
必要なスキル・環境パソコンの基本操作
おすすめのサービスBASE(初心者向け)
STORES(初心者向け)

ネットショップを開業できるサービスを使って、商品を販売するという副業もあります。

卸サイトから商品を仕入れる以外に、ハンドメイドのオリジナル商品を作って販売することも可能です。

商品の保管と、売れた商品の発送作業を代行してくれるサービスを利用すれば、忙しい会社員でも運営の手間をかけずに稼ぐことができます。

大きな売り上げを出すには集客の工夫が必要ですが、成功すれば大きく稼ぐことも可能です。

11.ブログ運営・アフィリエイト

ブログ運営・アフィリエイト
収入目安月収10万〜50万円
契約・報酬形態自営業
必要なスキル・環境文章力、情報発信力
おすすめのサービス(ASP)A8.net(初心者向け)
バリューコマース(初心者向け)

Webサイトやブログを作って収入を得ることも可能です。無料のブログサービスを使う以外にも、レンタルサーバーを契約して独自のWebサイトを作るという方法もあります。

収益化の方法はいくつかありますが、よく利用されるのは「アフィリエイト広告」です。ASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と呼ばれる広告仲介サービスに登録することで利用できます。

しっかり稼ぐにはアクセスを集める文章を書く能力が求められますが、成功すれば管理の手間をほとんどかけずに収入を得られることがメリットです。

12.YouTuber・動画配信

YouTuber・動画配信
収入目安月収1万~500万円
契約・報酬形態自営業
必要なスキル・環境情報発信力、画像編集ソフトの基本操作、継続性
配信におすすめのサイトYouTube
Twitch

YouTuber(ユーチューバー)も、自由度の高い副業の1つです。投稿動画に表示される広告からの収入や、「チャンネルメンバーシップ」などの課金による収入を得ることができます。

課金収入を得られる動画配信サイトとしてもう1つ有名なのは、ゲーム配信で人気の高いTwitch(ツイッチ)です。

いずれもしっかり稼ぐには定期的に動画を配信する「継続性」が求められますが、働く時間もやり方も自由に決められるというメリットがあります。自分の好きなことを発信して、楽しみながらお金を得られることも魅力です。

13.投資・不動産活用

投資・不動産活用
収入目安月収30万〜40万円(不動産投資の場合)
契約・報酬形態自営業
必要なスキル・環境投資に使える資金・不動産があること
主なネット証券・不動産会社SBI証券(株式・FXなど)
楽待(不動産)

お金や不動産を運用して収入を得るという方法もあります。株式やFXなどへの投資なら、副業禁止の会社でも「副業には該当しない」として認められるのが一般的です。

アパート・マンション経営など不動産への投資も「副業ではない」として認められるケースがありますが、大規模な不動産を経営すると「事業」とみなされて副業になってしまうことに注意が必要です。

例えばアパート・マンション経営の場合「おおむね10室以上」が、事業とみなされるかどうかの基準とされています。

ネット証券や、オンラインで不動産投資できるサービスなどを利用すれば時間や場所を選ばず、手間もほとんどかけずに収入を得られることがメリットです。

サラリーマンが副業を始めるステップ

会社員はどのような手順で副業を探せばよいのでしょうか。基本的な3つのステップを解説します。

副業の目的・優先する条件を決める

具体的に仕事を探し始める前に「何のために副業をするのか」を決めておきましょう。

例えば「収入を増やすため」「スキルアップのため」など、人によって副業の目的はさまざまです。複数の目的がある場合は、どの目的を優先するかを決めておきましょう。

「収入を増やすため」なら目標金額を設定し、「スキルアップのため」なら身につけたいスキルを挙げておくなど、仕事に求める条件を具体化しておくことも重要です。

空き時間を把握する

本業の「空き時間」を把握し、何曜日の何時ごろに副業ができるかを把握しておきましょう。

空き時間がはっきりしていると、副業を契約する際に「いつ働けて、いつ働けないのか」を提示しやすくなり、自分に合った仕事を効率的に見つけやすくなります。

本業とのバランスを取り、無理のないスケジュールで副業をするためにも、副業ができる曜日や時間帯を把握しておきましょう。

土日や週1・2日からできるおすすめ副業11選!稼ぎ方や注意点も紹介

仕事を獲得できるサイトやサービスに登録する

副業に求める条件と、自分の状況を確認できたら、次は実際の副業探しのステップです。

クラウドソーシングや副業エージェントなど、副業探しに便利なサービスに登録しましょう。

ネットで検索する以外にも、仕事探しに役立つさまざまなサービスがあります。自分に合ったサービスを選んで活用できるかどうかが、よい副業に出会えるかどうかを左右するポイントです。

具体的なサービスについては次の項目から詳しく解説しているので、参考にしてください。

サラリーマンが副業の仕事・案件を探す方法

会社員が副業を探すために利用できる3つの方法を解説します。できるだけ多くの求人情報を集めるために、できれば複数の方法を併用するのがおすすめです。

副業・フリーランスエージェント

「エージェント」は、本業で忙しい会社員の副業探しに適しています。

エージェントとは、仕事を探す人と人材を求める企業を結びつける仲介サービスです。担当者が仕事探しを代行してくれるので、忙しい会社員でも手間をかけずに仕事探しができます。一定のスキルや実績のある人向けのサービスですが、本業のスキルを生かして副業したい人にはぴったりのサービスです。

エージェントごとに扱う案件の種類が異なるので、会社員の副業探しには、「副業向けエージェント」を利用しましょう。おすすめの副業エージェントは以下の記事で紹介しています。

副業エージェントおすすめ21選【職種・目的別で徹底比較】

また、フリーランスとしての活動も視野に入れている方は、ぜひ「ITプロパートナーズ」をご利用ください。ITプロパートナーズはIT/Web系の案件を多く扱うフリーランスエージェントです。週2日程度から稼働できる案件も多数保有しているので、週末をうまく活用することも可能となっています。

クラウドソーシング

クラウドソーシングは、業務委託の仕事を気軽に探せるサービスです。

サイト上で仕事を探して契約し、そのまま成果物の納品や報酬の受け取りまでサイト上で完結できます。

データ入力やWebライティングなど未経験者でも稼ぎやすい仕事や、プログラミングなどの専門的な案件まで、さまざまな仕事が見つかるサービスです。

クラウドソーシングサイトおすすめ15選!初心者が副業で稼ぐコツとは

人脈・SNS

知り合いなどの人脈や、SNSのつながりを利用して副業を紹介してもらうという方法もあります。

会社員なら、上司の知り合いや、仕事の取引先の知人にも相談できるかもしれません。

本業で付き合いのある人からの紹介なら、あらかじめ信頼関係のある状態で始められるので、スムーズに話が進みやすいことがメリットです。このほか、副業マッチングサイトについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

おすすめ副業マッチングサイト20選!安全なサービスを口コミ付きで厳選

サラリーマンが副業を始める際の注意点

会社員が副業を始める前に、いくつかの注意点を把握しておく必要があります。特に重要なポイントは以下の3つです。

確定申告について知っておく

副業を始める前に、確定申告の基礎知識を身につけておきましょう。

特に副業でいくらまで稼いだら確定申告が必要なのか、その「基準」を知っておくことは大切です。1年間に得た副業からの所得が「20万円」を超えると、確定申告が必要になります。開業届を提出して、個人事業主としての副業をする場合も、基準は同じです。

ここでいう所得とは、副業収入から「必要経費」を差し引いた金額なので、必ずしも20万円を超えると確定申告が必要とは限りません。交通費などの必要経費を引いて20万円以下になれば確定申告は不要です。

ただし必要経費を差し引けるのは、業務委託や自営業の副業をした場合などに限られます。雇用契約で受け取る「給与」から必要経費を引くことはできません。

また、仮に副業による所得が20万円未満だとしても、確定申告した方が得になることもあります。例えば副業の報酬から「所得税・復興特別所得税の源泉徴収」がされている場合、確定申告することで「還付」を受けられる可能性があるためです。

確定申告の基準や仕組みについて、あらかじめ必要な知識をつけておき、損をしないように注意しましょう。

フリーランスの確定申告はいくらから必要?専業・副業など働き方別で紹介

経費にできる項目を把握しておく

クラウドソーシングなどを使って業務委託で副業をする場合、どのような項目を経費にできるのかを把握しておくことが大切です。

業務委託で得た収入は「事業所得」や「雑所得」で申告するのが一般的ですが、いずれの場合も収入を得るために支払った費用を経費にできます。

仕事の種類によって異なりますが、在宅で仕事をする場合でも、副業に使用するパソコンやインターネット代の一部などを経費にすることが可能です。

経費にできる項目を把握していないと、収入を多く申告することになり、必要以上に税金が高くなることになりかねません。副業を始める前に、経費や節税についての基礎知識もつけておきましょう。

本業に支障が出ないようにする

本業に必要な時間や体力などを奪われないように注意することも大切です。

副業に体力や時間を奪われて、本業の時間に眠くなったりミスが増えたりするようでは、本業でのパフォーマンスも危うくなってしまいます。

実際に本業に支障が出た場合、就業規則で副業が禁止されていないとしても、会社から何らかの処分が下される可能性もゼロではありません。

休む時間も取って、無理のないスケジュールで副業しましょう。

まとめ

会社員が副業を始めると収入が増えるだけでなく、スキルアップや独立の準備になるなど、多くのメリットにつながります。

本業でのスキルを生かして「フリーランス」としても活躍しやすい会社員は、副業探しに有利な立場といえるでしょう。

ITプロパートナーズでは、週2~3日など少ない日数で働けるIT/Web系のフリーランス案件を多く扱っています。Webデザインやプログラミング、コンサルティングなどの副業を探す際には、ぜひご活用ください。

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