こんにちは、ITプロマガジンです。
「クラウドワークス」は、案件数・利用ユーザー数共に日本トップクラスのクラウドソーシングサービスです。一方で、インターネット上ではクラウドワークスを「やばい」と評するさまざまな情報が飛び交っています。実際のところはどうなのでしょうか?
今回の記事では、クラウドワークスがやばいといわれる理由やその実態を掘り下げるとともに、クラウドワークスでブラック案件を回避して安全に仕事を受注し、上手に活用して収入を得るためのポイントをご紹介します。
なお、どのクラウドソーシングを利用すべきか悩んでいる方は、「初心者におすすめのクラウドソーシング15選と副業で稼ぐコツ」という記事をチェックにしてください。
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フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
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目次
クラウドワークスはやばいといわれる4つの理由

国内最大級のクラウドソーシングサービスであるクラウドワークスが「やばい」と噂される主な理由は以下の通りです。
- 単価が低く稼げない
- 報酬に見合わないブラック労働案件がある
- 手数料が高すぎる
- 悪質なクライアントがいる
それぞれの理由について、具体的に解説していきます。
1.単価が低く稼げない
まずは、単価が低いため収入につながらない点が挙げられます。
副業ワーカーや在宅フリーランサーが増えたことで、クラウドソーシング全体が「買い手優位」の状況になっています。未経験者向けの案件も多く、専門性がそれほど高くない仕事が増えたことから、報酬相場が下がりやすくなっています。
その結果、1件あたりの単価が低く、まとまった収入を得るまでに時間がかかる場合が多いのが現状です。これは、専門性が必要な案件でも例外ではなく、全体的に単価が上がりにくい傾向があります。
2.報酬に見合わないブラック労働案件がある
ブラックな労働条件を掲げる案件が散見されることも、クラウドワークスに「やばい」というレッテルが張られる理由の1つです。数日間を要する業務内容に対して報酬はわずか数千円だった、事前のリサーチややり直しなどで膨大な作業工数を要求されたなどのケースは後を断ちません。
一方で仕事がほしいワーカーは、多少不利な労働条件が付いた案件でも、少しでも実績につなげようと受注するため、ブラック案件はなかなか減らないのが実態です。
3.手数料が高すぎる
クラウドワークスの仕組みに関わる問題で、手数料が高すぎるという点があります。ワーカーは仕事を仲介される対価として、クラウドワークスにシステム手数料を支払う義務があります。システム手数料は報酬額によって以下のように変わります。
- 報酬額が20万超:5%
- 報酬額が10万円超20万円以下:10%
- 報酬額が10万円以下:20%
- タスク形式での場合:20%
実際のところ、報酬額が10万円超の案件は、よほどの専門スキルを要するようなプロジェクトでもない限り、受注するのは至難の業です。そのため、大半のワーカーは常に報酬の20%が手数料として消えることになります。
また、クラウドワークスは楽天銀行100円(税込)、その他金融機関では500円(税込)振込手数料がかかります。こうした手数料の高さが、「やばい」と言われている要因です。
4.悪質なクライアントがいる
クラウドワークスを利用するクライアントの中には、詐欺と受け取られかねない悪質な案件を掲載しているケースもあります。
「作業に必要な資料代として事前に〇〇万円を支払ってほしい」と金銭を要求する案件、契約後に突然連絡が取れなくなる案件、納品後も検収が行われず報酬が支払われない案件など、実際にワーカーが被害を受ける事例は少なくありません。
さらに、外部の高額商材や副業講座に誘導するなど、実質的にマルチ商法につながる手口が紛れ込んでいることもあります。業務委託の形をとりながら「初期費用が必要」「仲間を紹介すれば収益が増える」といった勧誘が含まれる案件には注意が必要です。
危険性のあるやばいクライアントを見抜く方法

実際にクラウドワークス上で出会うやばいクライアントには、共通する特徴があります。これらの傾向を掴めれば、悪質な案件を見抜くことも可能なので、一つひとつ見ていきましょう。
発注者は信頼できるか
クラウドワークスを含むクラウドソーシングでは、案件を受ける前に発注者が信頼できる相手かどうかを見極めることが重要です。
まず発注者の評価が極端に低い場合や、過去の案件で「報酬未払い」「連絡が途切れる」などのトラブル履歴がある場合は注意が必要です。また、プロフィールに本人確認バッジが付いているかどうかも、安全性を判断する一つの基準になります。
説明が曖昧な案件や、必要以上の個人情報を求める発注者も避けたほうがよいでしょう。事前に発注者の情報を確認し、安心して取引できるか慎重に判断することが、トラブルを回避する上で大切です。
条件や募集内容に問題はないか
クラウドワークスの案件に応募する際は、条件や募集内容に不自然な点がないかを必ず確認しましょう。特に注意したいのは、相場と比べて報酬が極端に安い案件です。作業量に対して単価が著しく低い場合、適正な報酬を支払う意思がない可能性があります。
また、募集人数が不自然に多い案件も要注意で、実態のない業務や勧誘目的であるケースも見られます。テストライティングの単価が極端に低かったり、複数のテストを無料同然で求める案件も避けるべきです。
契約前に納品の促しがないか
契約前に納品するように要求してくるケースも、ブラックなクライアントである可能性が疑われます。本来は、契約が締結して仮払い手続きが行われた時点で、正式な発注および作業スタートとなります。その手続きを踏まずに先に納品を要求してくるなら、ブラックなクライアントと見て差し支えないでしょう。
より悪質なのは、納品内容が求めるニーズや水準に合わないなどと難癖をつけられて、報酬の支払いどころか未契約のままドタキャンされるケースです。
円滑にコミュニケーションが取れるか
安全に取引を進めるためには、発注者と円滑にコミュニケーションが取れるかどうかも重要な判断材料です。まず、やり取りの段階で返信が極端に遅い、説明が曖昧なまま進行するなど、コミュニケーションがスムーズでない相手はトラブルにつながりやすい傾向があります。
また、仕事に必要な範囲を超えて住所や電話番号、身分証の提出など、過剰な個人情報を求められる場合も注意が必要です。これらは不正利用や勧誘につながる恐れがあり、安全性を欠くサインと言えます。やり取りの丁寧さや情報要求の妥当性を確認し、安心して仕事を任せられる相手かを慎重に見極めることが大切です。
クラウドワークスで実際にあった怪しい案件例・やばいクライアント例【口コミ付き】
クラウドワークスの実際のやばい案件、危ないクライアントとはどのようなものでしょうか?口コミと合わせて確認していきましょう。
単価が低い
クラウドワークスの案件は「単価が低く稼げない」という声が多く見受けられます。X(旧Twitter)を見ると、以下のような口コミがありました。
ランサーズ→詐欺・釣り案件多い
クラウドワークス→単価低い・ワーカー多すぎ
Wantedly→詳細がわかりにくい引用元:https://x.com/manta58742446/status/1882238056381743164
ランサーズやクラウドワークス、ママワークスをやるか。
単価低いけど。引用元:https://x.com/poizuukokatu/status/1868063603368358270
その他にも、クラウドワークスをはじめとするクラウドソーシングは、「とにかく単価が低い」といった投稿が非常に多く存在しました。優良な案件があったとしても、そういった案件は競争率が低く、高いスキルや実績がなければなかなか受注できないという声も多数ありました。
手数料が高い
先ほども示したように、多くの案件で採用されている20%の手数料を負担に感じている口コミが多くみられます。
クラウドワークスの手数料高い
クライアントさんも消費税払ってる分から
サイト手数料20%引かれる分にも消費税かかり
それが消費税だってものでしょうが払ったつもりないのに消費税も持ってくサイトを介さずに仕事とれるようになりたい
ランサーズの方が手数料安いけど
引用元:https://x.com/JuriAri/status/1876611219618201686
クラウドワークスほんま手数料高いねん
引用元:https://x.com/urokokun214/status/1299512174839169024
前述の通り、クラウドワークスの手数料は、稼げば稼ぐほど手数料が安くなる仕組みになっています。
- 20万円超の報酬部分:5%
- 10万円超~20万円以下の報酬部分:10%
- 10万円以下の報酬部分:20%
報酬が10万円以下の場合は、常に20%という高いシステム手数料がかかってしまうため、「手数料が高い」と感じているユーザーも多いようです。
クライアントと連絡がつかなくなる
連絡が遅かったり、いきなり連絡が付かなくなったりするケースもあるようです。
文字単価が最低でも1円を割って仕事を募集してるクライアントはヤバいからやめとけ!!!
何故だかわからんが安く見積もってくる人は仕事も適当な人が多いぞ!!!!(音信不通・返信激遅・無茶な要求)
主にクラウドワークスに多いぞ!!!!やめとけ!!!
引用元:https://x.com/nasuakio5520/status/1781945639234052144
さようならクラウドワークス
・低単価案件の割合の多さ
・音信不通の多さ
・当初依頼と違う仕事大企業さんとつながったこともあるけどね。
退会しました引用元:https://x.com/HatarakuMire/status/1777925405506445368
上記以外でも、以下のようなパターンで音信不通になるクライアントもいます。
- 発注の連絡をもらってから案件の内容で連絡がこない
- テストライティングが合格したが、そのあとの連絡がない
- 納品の連絡をしたが支払がなく、返信がない
納品完了の連絡から2週間以内に返信がないと、納品完了扱いになるといった対策をクラウドワークスは設けていますが、こうしたトラブルに巻き込まれるリスクがあることは認識しておきましょう。
単価が高く、作業に時間がかかる案件ほど、連絡が付かなくなった場合の損失が大きいため、こまめにコミュニケーションを試みながら優良クライアントかどうかを確かめる必要がありそうです。
仮払いがなかった
のちほど詳しく解説しますが、クラウドワークスには仮払い方式というルールがあります。仮払い方式は、クライアントの仮払いが確認されてから作業に着手する仕組みです。
クラウドワークスでテストライティング受けるんだけど、提示された締切日まで仮払いされなかったので納品できず…。
おもしろそうな仕事だったから残念だなぁ。引用元:https://x.com/Jdz71VA4yFvpsqY/status/1351039950477733891
クラウドワークス、クライアントから仮払いがされないまま数日経過。仮払い完了しないと作業に移れないのでその旨とこちらのスケジュールを丁寧に連絡したら「ワーカー都合でキャンセルしてください」と、キャンセル申請が!何故私都合?😂投稿作成代行はアカウントがバレないように匿名顔出し無しで
引用元:https://x.com/bRy3SWVfOvR2cfk/status/1868051803109302752
クライアントに仮払いされないまま納品すると、報酬を受け取れない恐れがあります。仮払いするようクライアントに催促して、連絡が取れなかったり応じてもらえなかったりする場合は契約の途中終了も検討してみてください。
依頼内容が増えた
次第に依頼内容が増えていくクライアントもいます。報酬が変わらないまま作業ばかり増えるようでは、これ以上無償で作業したくないと感じてもおかしくありません。
通りすがりの方々にご相談です。
継続案件で引き受けていた仕事ですが、回を重ねる毎に依頼内容が重くなってきました😭
報酬はそのままなのに契約時の説明以上の事を求められてるので正直困惑しています。
こんな時はどうすればいいのでしょうか?引用元:https://x.com/kakukakeru/status/1473212785551343619
クライアントと話し合うと、増えた作業分を追加で支払ってもらう、追加の仕事を辞退する、などの形に落ち着く場合があります。ただし、悪質なクライアントの場合は、話し合いでは解決しません。消耗する前に、契約の途中終了も含めてご検討ください。
案件内容がすべて嘘だった
クラウドワークスが規定している利用規約の枠を超えて、違反行為を行うクライアントの被害も報告されています。
以前、クラウドワークスでライティング案件に応募したら、仕事の詳細を説明するためにとLINEでグループ通話することになったんだけど、仕事内容全て嘘で笑った
そのへんのクライアントが載せてる仕事情報を勝手にコピペして掲載・勧誘する仕事を入会者にさせるらしい
ただの違反行為
引用元:https://x.com/shokoblog2021/status/1438017504589144065
YouTube動画の漫画の仕事ならクラウドワークスに沢山出てるけど、あれ自分が好きじゃないから中々やる気になれないんだよね……嘘ばっかりなんだもん😭
引用元:https://x.com/yorimichi_usagi/status/1447223634808885248
案件と直接関係のない連絡や、支払いや商品の購入を促す内容の依頼などがあったとの口コミも。案件の依頼が目的ではない悪質なクライアントも存在するので注意が必要です。
上から目線のクライアントがいた
オンラインでは相手の顔が見えないからか、高圧的な態度に出るクライアントもいます。依頼内容を見て違和感を覚えたら、案件を受けない方がよいでしょう。
「分からないことがあれば気軽に聞いてください。」と言われたのに、いざ質問すると人が変わったような上から目線の返信。
久々に鬼畜なクライアントに出会ってしまった…
引用元:https://x.com/6pjsn7/status/1509676184548036611
クラウドワークス、「コミュニケーションが問題なく取れる人」みたいなことをめっちゃ上から目線に書いてる業者ほど、一切連絡返ってこないよなー!
引用元:https://x.com/http_wasted_com/status/1874956516190732660
また、最初は優しそうな雰囲気でも、取引中に態度が変わるクライアントも少なくありません。クラウドワークスでは契約の途中終了をリクエストでき、クライアントが応じれば取引を終了可能です。しかし、契約を途中で終わらせると、相手に悪い評価を付けられる恐れがあります。
相手に付けられた評価は、原則として削除できません。今後の取引を考えた結果、嫌なクライアントに出会っても仕方なく仕事を続けるワーカーもいます。
理由をつけて報酬を支払わない
さまざまな理由をつけて報酬の支払いを免れようとするクライアントもいるようです。
副業初心者はクラウドワークス要注意。
納品したのに料金を払わない発注者が多すぎる…
私は1週間以上2社でただ働きしました…
引用元:https://x.com/inomi0912/status/1583628387003662336
某クラウドソーシングサイトに居る業者。仕事させるだけさせといて承認できませんとかって、報酬払わないとか無いわ〜…。
#ランサーズ #クラウドワークス #シュフティ
引用元:https://x.com/aosi_s_collage/status/1820692552128827517
このようなクライアントに出会ってしまった場合は、問題解決にも時間や労力がかかるため、大変な目に遭うことに。案件が豊富な分、悪質なクライアントも一定数存在することが「やばい」とうわさされる理由の一つのようです。
修正依頼が多い
ネット上では、「クラウドワークスのクライアントは修正依頼が多すぎる」という口コミもあります。
最初にまとめて指摘してもらえれば、すぐに修正が終わるでしょう。しかしクライアントによっては、修正を小出しにして、なかなか納品を認めてくれない場合もあります。「自分のスキル不足で修正が発生しているのだ」と考え、やむを得ず修正依頼に都度対応するワーカーも多いようです。
ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどで実績を積みたい為に格安で案件を受注した人で
「修正依頼が多すぎて、これじゃ最低時給も下回る」
とか言う人が多いですが
実績を積みたいなら【お金を払ってでも】案件を受注したほうが良いですよちなみに修正依頼が多いのは実力不足です😆
引用元:https://x.com/shikaken49/status/1395775719121199110
クラウドワークスでは、「修正は○回まで」というルールはありません。ワーカーとクライアントとの間で修正回数に関するルールを設けておくと、トラブルを防げるでしょう。なかには、修正回数が増えた分、契約料金を増やしてもらったという人もいます。
LINEに誘導された
違反行為の一つである、LINEへの誘導などを行うクライアントがいることも、やばいといわれる理由の一つのようです。
クラウドワークスのライターの仕事、別の案件を紹介されてLINEに誘導された😡
やっぱり評価0でアイコンも顔なしは釣り案件みたいなの多いのかな。
新年早々おこ😡😡😡引用元:https://x.com/momopuublog/status/1477905064258052098
クラウドワークスでは、作業で必要なやり取りを除いて外部サイトへの誘導を禁止しています。以下をLINEでやり取りするようなクライアントとは、契約しないようにしましょう。
- 振込先や請求書
- 作業内容の詳細
ルール違反のアカウントは削除されますが、悪質なクライアントはアカウントを作り直すためイタチごっこです。
LINEへの誘導は「応募が多く募集を締め切ったが、ぜひほかの案件を紹介したい」といった流れでなされることが多いです。また、誘導後はマルチ商法をはじめとして、おおっぴらには募集できないような内容が紹介されがちです。
納品後に契約途中終了をリクエストされた
クラウドワークスでは、本来業務の継続が難しくなった場合に備えて、クライアント・ワーカー双方が契約を途中終了できる機能が用意されています。しかし、この仕組みを悪用し、納品後にも関わらず検収を行わず、報酬を支払わないまま途中終了を要求するクライアントが存在します。
途中終了には本来双方の合意が必要ですが、ワーカーがリクエストに1週間以内に対応しないと、自動的に途中終了が成立してしまいます。この点を悪用し、繰り返しリクエストを送りつける手口も報告されています。
こうした被害を防ぐためにも、クラウドワークスに定期的にログインし、途中終了リクエストが来ていないか確認しましょう。また、メール通知を受け取れる設定にしておけば、見逃しを防げます。少なくとも1日1回は受信メールをチェックし、リクエストを確実に把握するようにしましょう。
クラウドワークスでやばい案件を受けてしまった時の対処法
クラウドワークスにやばい案件がある、とは知らずに受注してしまった場合、どうしたらよいのでしょうか?3つの対処法をご紹介します。
案件を辞退する
案件に不審な点があり安全に取引できないと判断した場合は、早めに辞退しましょう。
契約前であれば、画面上の「辞退する」ボタンから簡単に手続きを進められます。ただし、こちらが提示した条件にクライアントが同意済みの場合は、そのままでは辞退操作ができません。その場合は、いったんクライアントに辞退の意思を伝え、同意を取り消してもらうことで交渉画面に戻り、辞退手続きが可能になります。
一方、契約締結後に辞退したい場合は、ワーカー側だけでキャンセルすることはできません。契約途中終了リクエストをクライアントに送り、相手の同意が得られて初めて契約を終了できます。不安を感じた段階で早めに動くことで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。
クラウドワークスの運営に相談する
案件に不審な点がある、やり取りの中でトラブルが発生しそうと感じた場合は、クラウドワークスの運営に相談するのも有効な対処法です。
募集内容やメッセージの内容から明らかに怪しい点がある場合、専門のサポートチームが状況を確認し、適切な助言をしてくれます。特に、クラウドワークスでの受注経験が少ない初心者ワーカーは、自分だけで判断せず運営に確認することをおすすめします。
公式サイトの問い合わせフォームから必要事項を送信すれば、通常1〜3営業日以内に回答が届きます。困ったときは早めに相談し、トラブルを未然に防ぐことが大切です。
規約違反の案件は違反報告をする
契約前の直接コミュニケーションを要求された、募集案件とは違う業務内容を指示されたなど、明らかな「利用規約」や仕事依頼ガイドラインへの違反が特定された場合は、クラウドワークス事務局に違反報告しましょう。
仕事情報ページの下段右側にある「この仕事を通報する」ボタン、もしくはメッセージのやり取りページの右下にある「違反報告する」から、事務局に連絡しましょう。
安全性や利便性を担保する為にクラウドワークスが整備している体制

クラウドワークスには、ワーカーを守りつつ利便性を高める体制が整備されています。
| 安心安全宣言 | 24時間365日の監視体制や不正メッセージ対策を実施 |
| 仕事依頼ガイドライン | クライアントの行動ルールを明記 |
| 仮払い方式 | 作業前に報酬を事務局が預かる仕組み |
| 業務サポート機能 | 検索フィルター・スカウト・メッセージ機能など |
クラウドワークスでは、ワーカーが安全に取引できるよう複数の制度を整えています。安心安全宣言にもとづく監視体制により、怪しい依頼や悪質なメッセージを早期に検知できます。また、ガイドラインに反したクライアントには利用制限が行われるため、安心して案件を探せます。さらに、仮払い方式によって報酬未払いのリスクを減らせるほか、検索やメッセージ機能など、業務を効率化する機能も充実しています。
クラウドワークスで良質なクライアントを探すポイント
以下のポイントでクライアントを選ぶと、順調に働けると考えられます。
- 本人確認済みである
- サービス外連絡申請を行っている
- 適正な単価で募集している
- 認定クライアントになっている
- 案件の詳細が具体的に記載されている
- コミュニケーションが取りやすい
本人確認済みである
クラウドワークスでは、お互いが信頼し合って取引きできるように本人確認制度を取り入れています。クライアントが法人であれば、本人確認の際に履歴事項全部証明書(登記簿謄本)が求められます。クライアントが個人事業主でも、運転免許証などの書類を提出すると本人確認が可能です。クライアントが本人確認済みであるかどうかは、案件詳細をクリックすると分かります。
なお、個人であれば、本人確認をしていないクライアントも少なくありません。あくまでも悪質なクライアントを見抜く手段の1つとして、本人確認の有無を調べましょう。
サービス外連絡申請を行っている
サービス外連絡申請とは、クラウドワークス外でクライアントとワーカーがやり取りをする際に必要な機能です。クラウドワークスでは、原則として直接連絡を禁止しています。ただし、サービス外連絡申請が承認されたクライアントは、LINE をはじめChatworkやメール、電話、スカイプなどの手段でワーカーとのやり取りが可能です。
適正な単価で募集している
クラウドワークスは「仕事依頼をする前にチェックしておきたいクラウドワークスの相場一覧表」を公開しているため、経験が浅いジャンルで仕事を受ける際は見ておきましょう。例えば、ライティング・ネーミングジャンルでは、記事・Webコンテンツ作成で文字単価1円から募集しています。相場を理解して案件を選ぶと、自然に良質なクライアントに巡り会える可能性が高まるでしょう。
クラウドワークスには、相場を著しく下回る案件が募集されている場合があります。「初心者でも応募できる」「丁寧にフィードバックします」と書いてある場合でも、単価が低ければ避けた方が無難です。単価が低いと頑張ってもまとまった収入が得られないため、疲弊しかねません。
認定クライアントになっている
「認定クライアント」とは、実績・満足度などの特に高い基準を満たした、信頼性の高いクライアントです。
引用元:クラウドワークス
認定クライアントには「認定バッジ」が表示されます。認定バッジは案件の募集一覧で表示されます。
認定クライアントになるには、プロジェクト完了率80%以上など信頼性の高い振る舞いや、本人確認や会社情報などが必要です。また、認定クライアントへの条件を全て満たしている場合でも、事務局が適切でないと判断した場合は認定されません。認定クライアントを選べば、安心して働けると考えられます。
案件の詳細が具体的に記載されている
案件の詳細が具体的に記載されていれば、ミスマッチを防げます。具体的でない案件は、意図的に都合の悪い部分を隠している恐れがあるためご注意ください。
例えば、詳細が書かれていない高単価な案件を、勢いで契約したとしましょう。契約後に改めて作業範囲を確認すると、予想していたよりも大幅に時間を取られると判明するケースがあります。報酬が魅力的だから、やってみたい仕事だからと安易に飛びつかずに、詳細まで確認してから契約しましょう。
コミュニケーションが取りやすい
簡単なやり取りや評価、募集内容を見るだけでも良質なクライアントを見分けられます。気になる部分があればクライアントに質問してみて、対応をチェックするとよいでしょう。返信がぞんざいなクライアントや、質問を無視するクライアントはやばい可能性があります。
なお、契約前は温厚であっても、やり取りを重ねるうちにぞんざいな対応を取られるかもしれません。コミュニケーションの取りやすさを見るには、経験や勘が試されます。契約後に困った時は、上述したように案件辞退や運営への相談を検討しましょう。
クラウドワークスにはメリットもたくさん!具体的な魅力とは?

このように「やばい」といわれがちなクラウドワークスですが、ワーカーにとって利用するメリットは大いにあります。具体的な魅力を紹介します。
- 案件数・種類が豊富
- 在宅で仕事ができる
- 未経験からチャレンジできる案件もある
- 実績があればスカウトがくる
- アプリでいつどこでも利用できる
- サポート体制が充実している
次でそれぞれのメリットについて詳しく解説します。
案件数・種類が豊富
2025年2月現在、クラウドワークスで募集中の案件は1万件を超え、仕事カテゴリーは250以上です。
例えば、仕事カテゴリで「システム開発」を選ぶと、「Web開発・システム設計」、「保守・運用・更新」、「アプリケーション開発」などとカテゴリが細分化されます。ここからさらに、ピンポイントに案件を選ぶことも可能です。
豊富な案件があるため、落ち着いて案件を選べば、良好な案件・クライアントに巡り会えると考えられます。
在宅で仕事ができる
クラウドワークス上の案件は、応募から受注・納品・報酬の受け取りまで、全てオンラインで完結します。家庭にネットワーク環境があれば、完全に在宅で仕事をすることが可能です。
在宅なら出勤する必要がないため、移動時間に割いていた時間も働けます。また、土日や平日の夜などで副業をしたい人も、在宅の案件なら働きやすいでしょう。
未経験からチャレンジできる案件もある
クラウドワークスでは、未経験でも働きやすい案件から経験者向けの案件まで充実しています。実務経験がある人を対象としたエージェントに登録しても、未経験では案件をもらえない可能性が高いでしょう。まずはクラウドワークスで実績を積み、ステップアップしていきましょう。
クラウドワークスで未経験者からチャレンジできる案件を探す際は、特記事項の「未経験可」にチェックを入れて検索してください。ライターやWebデザイナー、ITエンジニアなど、多くの仕事カテゴリで未経験可の案件が見つかります。
実績があればスカウトがくる
クラウドワークスは、クライアント側からワーカーへアプローチする機能を備えています。ポートフォリオを充実させておくと、クライアントから直接スカウトのメッセージが送られてきます。スカウトを受けると、案件を探して応募する手間を省けます。
ただし、やばいクライアントからスカウトが送られてくる場合もあるため、気をつけましょう。内容をよく見て、誰でもできるような内容に感じたり、同じ文面の使い回しに見えたりする場合は、スカウトを受ける必要はありません。
アプリでいつどこでも利用できる
クラウドワークスにはスマホアプリがあり、iPhoneユーザー、Androidユーザーともに利用できます。アプリに搭載されている4つのメイン機能はこちらです。
- メッセージ機能
- 通知機能
- 条件交渉機能
- 契約機能
パソコンが手元にない時でも、アプリを使えばクライアントとやり取りできます。また、案件探しも捗るでしょう。
サポート体制が充実している
クラウドワークスは、初めてクライアントワークを始める人におすすめです。前述した「安全安心パトロール体制」も含め、クラウドワークスには快適にクライアントワークをするためのサポートが充実しているからです。
公式サイトの「はじめての方へ」を一読すると、応募、契約、納品までの流れを確認できます。Q&Aコミュニティ「みんなのお仕事相談所」でワーカーと悩みを相談することも可能です。トラブル時には「よくある質問」を見ると、取るべき手段が分かる場合があります。もちろん、解決しなければ、運営に連絡しましょう。
クラウドワークスの利用が向いている人の特徴
クラウドワークスはさまざまな人が利用できるサービスです。未経験・初心者から利用し始め、長く使い続ける人も多く見られます。
未経験・初心者の人
クラウドソーシングの未経験者・初心者にはクラウドワークスがおすすめです。クラウドワークスには未経験者でも受注できる案件が多く、実績作りに利用できます。特記事項の「未経験可」にチェックを入れて検索するか、キーワードに「未経験」と入力すると、応募できる仕事を探しやすいため試してみてください。
フリーランス駆け出しの人
実務経験は十分でもクラウドソーシングの経験はない、という駆け出しのフリーランスは、クラウドワークスで実績を作りましょう。クラウドワークスには、ジャンルやレベルごとにさまざまな案件が掲載されています。スキルの幅を広げたい時も、クラウドワークスはおすすめです。徐々に契約する案件の難易度を上げていけば、スムーズにスキルを伸ばせるでしょう。
副業を始めたい人
自宅にいる時間を有効活用して副業を始めたい人にも、クラウドワークスはおすすめです。クラウドワークスは、登録から案件探し、契約から納品まで全てオンラインで完結し、基本的に外出する必要はありません。家事の合間などスキマ時間で働ける案件を選べば、無理なく副業できると考えられます。
クラウドワークス以外のおすすめのサービス
クラウドワークスにこだわらなくても、ほかにも案件を受注できるサービスはあります。以下で紹介するサービスも使い分け、よいクライアントを探してみましょう。
- ランサーズ
- ココナラ
- ITプロパートナーズ
ランサーズ

「ランサーズ」も、クラウドワークスと同じ規模の大きなクラウドソーシングです。2025年2月時点で導入企業は「600,000社」を超え、大企業のクライアントも少なくありません。
ランサーズには、24時間365日対応するオンラインサポート窓口が開設されており、クライアントとのトラブル時に利用可能です。また、優良なクライアントには、認証マーク/認定マークが表示されます。
ココナラ

「ココナラ」は、「得意を売り買い」するクラウドソーシングサイトです。ワーカーは得意なことを案件として出品したり、公開案件に応募したりして仕事を獲得します。
ココナラでやばいクライアントを避けるには、出品時に詳細に内容を記入しましょう。また、「事前見積もり必須」にしておくと、いきなり購入されるリスクを防げます。見積もり相談でやり取りすると、クライアントのよしあしを推測できます。
ITプロパートナーズ

弊社「ITプロパートナーズ」では、実務経験が豊富なフリーランス向けに、高単価案件紹介をしています。仲介会社を挟まず、直接クライアントと契約しているため、高単価な案件が多いのが特徴です。
専門エージェントが希望に合う条件を紹介するため、自分に合った案件を見つけやすくなっています。無料登録をすれば、すべての案件を閲覧できるので、ぜひお気軽にチェックしてみてください。
まとめ
クラウドワークスを「やばい」と評価する声は多く、また実際に悪質な案件も存在します。ただでさえ手数料が高いクラウドワークスで、こうした悪質な案件を受注すると、大きな不利益を被ることになります。
報酬が低すぎる、過去案件の評価が低いなど、やばい案件にありがちな特徴を知っておけば、悪質なクライアントを見抜き、受注を回避する対応が可能です。プロフィールやポートフォリオを充実させる、クライアントから高評価を獲得するなどの地道な努力を通じて実績を積み、より高単価の継続案件獲得と高収入を実現していきましょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!
まずは会員登録をして案件をチェック!
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