こんにちは、ITプロマガジンです。
最近では働き方の多様化により、フリーランスとして独立する人が増えています。好きな場所や好きな時間で自由に仕事ができたり、人間関係の悩みが軽減されたりするフリーランスの働き方を、魅力的に感じる人は多いでしょう。
ただし、フリーランスはなれば誰でも成功できる働き方ではありません。そのため、転身する際はどれだけの人がフリーランスとして成功しているか、また、稼ぎ続けるための秘訣についても知っておいた方がいいでしょう。
今回はフリーランスにおける成功や成功する人の特徴、成功事例や失敗事例などを解説していきます。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
フリーランスの成功率は?10年事業を継続できる人の割合
中小企業白書 のデータによると、フリーランス(個人事業主)として開業した10年後には88.4%が廃業しています。この結果からフリーランスとして10年事業を継続できる人の割合はたった1%ということがわかりました。
こちらのデータは開業届を提出している事業者に限定されていますが、それでもフリーランスとして10年生き残るためには、成り行きで仕事をするのではなく、戦略的に生き残る術を身につける必要があります。
個人事業主として開業届を提出するのは、手続きを済ませるだけなので簡単ですが、大変なのはフリーランスとして開業した後、つまり成功し続けるということです。
フリーランスにおける成功とは?
それでは、そもそもフリーランスにおける成功とは一体何なのでしょうか。成功の定義は人によって異なるとは思いますが、一般的に下記3つが挙げられるでしょう。
- 収入が上がる
- ワークライフバランスが向上する
- 好きな仕事ができる
フリーランスとしての成功と言えば、会社員時代より収入が上がることではないでしょうか。会社員の場合、会社と雇用形態を結び、労働時間に対して給与をもらいます。フリーランスは自分のスキルで収入を得るため、会社員だとどれだけスキルを磨いても、大幅に稼ぐことは難しいですが、フリーランスであればスキルを磨けば磨くほど高収入を得ることも可能です。
ワークライフバランスの向上もフリーランスにおける成功の一つと言えるでしょう。フリーランスとして働けば常駐の案件でない限り、好きな場所、好きな時間に仕事をすることができます。
ほかにも好きな仕事ができるという点もフリーランスにおいての成功ではないでしょうか。会社に勤めていると、嫌な仕事を上司にお願いされたら基本的に断ることは難しいですが。フリーランスであれば自分が納得できる仕事だけ受注し、スキルアップすることができます。
フリーランスとして成功する人の8つの特徴
フリーランスにおける成功について説明しましたが、実際にフリーランスとして成功できるかどうかは、人によって異なります。成功する人には一定の特徴があるので、ぜひ参考にして第一線で活躍し続けましょう。
1.自己管理能力が高い
フリーランスは基本的に一人で仕事をするので、自分でスケジュールを決めて実行する必要があります。案件の獲得や仕事のボリュームなども自分で決めないといけないので、フリーランスとして成功するために、自己管理能力は必須です。
また、フリーランスとして成功している人は自分のキャパシティをきちんと把握しています。フリーランスになりたての頃は収入を確保するためについつい働きすぎてしまいやすいですが、フリーランスとして成功するためには、健康管理が何よりも大切です。
自分の体調を崩すほど無理をしないという心掛けは結果的に安定した収入につながるので、フリーランスとして長く活躍できます。
2.仕事が好き
フリーランスとして働くと、家で仕事をするのが大多数なので、オンとオフの境目がつきにくいです。会社員時代よりプライベートとの距離が近くなるため、好きな仕事をしている人がフリーランスとして成功しやすいでしょう。
好きな仕事であればプライベートの時間を使って勉強するのも苦ではありませんよね。趣味の延長線上として積極的にスキルアップできるので、収入も上がりやすく、フリーランスとして成功しやすいのです。
3.コミュニケーション能力が高い
フリーランスは一人で仕事をすることが多いので、自分で営業をかける必要があります。営業活動ではわかりやすく説明したり、売り込んだりするスキルが必須のため、コミュニケーション能力が高い方が成功しやすいです。
また、クライアントから継続的にお仕事をいただくときは、定期的な打ち合わせがあることでしょう。その際にクライアントの要望を組んだり、要望に応じた仕事をする必要があるので、コミュニケーションがうまい人ほど、フリーランスに向いていると言えます。
4.孤独が苦じゃない
フリーランスの場合、自宅で仕事をすることがほとんどのため、家で過ごす時間が長くなります。とくに忙しいときは誰とも会わない時間が増えていくので、孤独を感じやすいでしょう。
またフリーランスという仕事上でのつながりは、案件を発注するクライアントや委託するフリーランスなど、仕事ありきのつながりとなります。同僚や上司がいる一般的な会社に勤めている人と比べると、プライベートでの交流になりにくいです。そのため、孤独とうまく付き合える人や、もともと団体行動より単独行動が好きという人が成功しやすいです。
5.変化に柔軟に対応できる
フリーランスは受注する案件によって、クライアントや仕事の内容が変化します。そのため、変化に柔軟に対応できる人がフリーランスとして成功しやすいです。たとえ同じクライアントからの依頼であっても、短期間で要望が変更になったり、問題点の発覚で早急な対応が必要になるといったケースはよくある話です。
また、フリーランスは会社員のように毎月決まった金額がもらえるわけではありません。受注する案件によって収入が異なるため、収入の増減に大きなストレスを感じる人や、安定を求める人には向いていないでしょう。
6.納期をきちんと守る
フリーランスという働き方は、会社に縛られることがない分、人によってはだらけてしまったり、ルーズになってしまったりすることがあります。スケジュールや納期をきちんと守れないと、クライアントからの信用を失くしてしまうので、継続的に案件をもらうことが難しくなります。
フリーランスという働き方はだらけてしまいやすい環境にありますが、だらけてしまった分仕事を失いますし、収入も減ってしまうので、納期をしっかり守れる人でないと成功できません。
7.自発的に行動できる
自発的に行動できる人もフリーランスとして成功しやすいです。せっかく案件を獲得できたのに、クライアントからの指示出しばかり待っていると、現状維持のままで成長することができません。
フリーランスとして成功するためには、自分から積極的に今の仕事の改善点を見い出し、より効率的に業務ができるよう提案したりする必要があります。このように積極的に行動することでフリーランスとしての経験値を増やすことが可能です。さらにクライアントからの評価も上がり、今よりもっとステップアップしていけることでしょう。
8.エージェントと良い関係性を築けている
フリーランスとして成功している人の多くが、エージェントサービスを利用しています。自分で企業に直接営業をかけるのは時間や労力がかかりますが、エージェントを活用することで新しい案件を紹介してくれたり、案件に参画した後のサポートなどもしてくれます。
ただし、成功しているフリーランスはエージェントを活用するだけでなく、エージェントと良い関係性を築けているのが特徴です。エージェントと良い関係性を築けていれば、高単価な案件を積極的に案内してくれたり、まだ世の中には出回っていない案件を優先的に紹介してくれたり、フリーランスにうれしいメリットがたくさんあります。
フリーランスの成功事例
フリーランスになって成功するためには、実際にフリーランスとして成功している人の事例を参考にすることが大切です。早速見ていきましょう。
前の会社や取引先からの紹介をキープして独立
まずフリーランスになって、一番先に取り組むべきなのが安定した収入源を得ることです。そのためには新しく営業をかけるより、これまでのつながりから得られる案件を大切にすることが近道です。
前の会社や取引先からの紹介であれば、あなたにどのようなスキルや強みがあるか相手も把握していますし、すでに信頼関係があるため、仕事に取り組みやすいでしょう。このような状況で独立をすると安定したスタートを切ることができるので、フリーランスとして成功しやすいです。
小さく始める
フリーランスになったり、起業をしたりすると何か特別なことをしなくてはならないと思いがちですが、最初から大きな事務所を借りたり、過剰な設備投資をしたりすることは必要ありません。それによってフリーランスとしての資金がショートしてしまうと意味がないからです。
まずは、小さく始めるということを心がけることが大切。小さくスタートすることを心がければ、最終的に自分が目標とする収入や働き方にたどり着きやすくなります。
資格を活かした仕事をしている
これまで取得した資格を活かして働くことで、フリーランスとして成功した事例があります。反対にフリーランスになってから資格をとったという人もいます。フリーランスはこれまでの実績を見て仕事を依頼されることが多いですが、資格があればスキルを可視化することができるので、新規クライアントから信頼してもらいやすくなります。
また、案件のなかには特定資格を要件とするものもあるので、さまざまな案件に応募しやすくなるのも大きなメリットです。
フリーランスの失敗事例
フリーランスの成功事例についてご紹介しましたが、その反対に失敗してしまう人もいます。ここではフリーランスの失敗事例について解説していきます。
実力不足で仕事が入らない
会社員として働いていたときは、自分に任せられた業務だけこなしておけばよかったかもしれません。しかし、フリーランスの場合は会社勤めのように、何もしなくても仕事が入ってくるわけではないので、自分で積極的に営業をかけていく必要があります。また、固定給ではないので稼働状況によって収入の変化も起きやすいです。
営業から会計まで一人で担う仕事が多くなるため、効率的に進めていかなければ会社員時代より収入が減ってしまうというケースもあります。また、思っていたより仕事を受注することができず、また会社員に戻るという例もめずらしくありません。
お金が足りない
先ほどお伝えした通り、フリーランスへ転身するときは、金銭的な負担を軽減するために、小さく始めることが大切です。最初にオフィスや設備などにお金をかけすぎてしまうと、蓄えたお金があっという間に足りなくなってしまいます。
最初は、設備やオフィスにお金をかけるよりも名刺やポートフォリオなど仕事を受けるために直結するものに集中して投資しましょう。
案件単価が安い
フリーランスになりたてで仕事がないからといって、むやみに単価を下げたり無料で仕事を受けたりするのは失敗する人によくある話です。はじめは実績を積むために安い単価を引き受けるのもいいでしょう。
しかし、はじめの3ヶ月だけ実績を積むことを重視するといった風に、ある程度の区切りをつけて受注しないと、いつまで経っても安い仕事しか請け負うことができず、フリーランスとして成功することはできません。
タスク管理が難しい
フリーランスは自営業であるため、自分でスケジュールを組む必要があります。フリーランスに転身したての頃は、「実績を積みたい」「継続案件をもらいたい」といった理由で、自分のキャパを超えた仕事量を引き受ける人もいます。しかし、このような働き方は長くは続きません。
それとは反対に仕事を選びすぎて収入面に不安を抱えてしまう人もいます。働きすぎず、こだわりすぎないスケジュールの組み方で、安定した収入を得るということは、想像以上に難しいことです。
フリーランスとして成功するための9つの秘訣とは?
フリーランスとして成功するためには、どのような方法があるのでしょうか。成功する秘訣は主に9つあります。それぞれ詳しく解説していきましょう。
1.副業からスタートする
フリーランスとして成功するためには、まずは副業から仕事を始めましょう。いきなり会社を辞めてフリーランスへ転身すると、金銭的なリスクを伴う可能性があります。また、営業から案件獲得、請求処理まで会社がやってくれていた事務作業も自分でやらないといけないので、フリーランスに転身したての頃は、想像よりも仕事に注力することが難しく、収入につなげることができません。
副業からフリーランスをスタートすれば、ある程度収入が安定してから独立することができます。そのため、金銭的に困窮したり、思わぬ作業に追われることなく、うまく事業を軌道に乗せられるでしょう。
2.退職時は円満退社を心がける
フリーランスとして成功するためには、人脈を大切にすることがポイントです。成功しているフリーランスの人脈がどこから始まっているのかというと、会社員として働いていた頃の人脈だったりします。
フリーランスとして独立する場合、これまでのスキルや経験を生かすために、会社員時代と同じ業界で仕事をするケースが多いでしょう。独立する前の会社との関係性が悪いと、そこで築いた人脈は途絶えてしまいますし、悪い評判が影響して新しいクライアントを見つけることが難しいかもしれません。
良い関係性を築けていれば、前職から仕事を依頼してもらえる場合も多いです。そのため、仕事を辞める時は引き継ぎを丁寧に行う、退職の意志は早めに伝えるなど、円満退社を心がけるようにしてください。
3.適切な価格で案件を受ける
フリーランスとして長く仕事を続けていくためには、採算の取れない事業をなるべく減らすことが大切です。仕事に対するモチベーションやQOL(生活に対する満足度)を高めるためにも、適切な価格で案件を受けるようにしましょう。
単価を決める時は同じ業界で活躍するフリーランスが単価をいくらに設定しているか調べておけば、適正価格を把握することができます。適正価格を把握した上で自分の単価を決定すれば、高単価すぎて仕事が入らない、低単価すぎて生活が苦しいといった事態を防げるでしょう。
4.高単価を得るための努力をする
フリーランスを対象にした案件は数多くありますが、難易度や作業の流れなどによって単価も幅広いです。フリーランスになりはじめたときは、簡単な仕事から始める人が多いかと思いますが、一般的に簡単な仕事ほど低単価で、専門的な技術を要する仕事ほど高単価となります。
はじめは実績を積むために、安い単価の案件をたくさん引き受けるのも一つの手段ですが、それが当たり前になってしまうと、生計を立てることは難しいです。そのため、今の仕事内容で思い通りの収入を得られていない時は、早い段階で新しい職種、もしくはこれまでのスキルや実績を活かせる仕事へ視野を広げましょう。
フリーランスとして高単価を得るためには、自分の市場価値を高めることが何より大切です。例えば、幅広い業務に対応できるITエンジニアを目指すのであれば、AIに関するスキルやトレンドの言語スキルを身につけることで、希少性の高い存在になり、高単価ややりがいのある仕事に挑戦する機会が多くなるでしょう。
5.専門分野の中で強みを持つ
専門とする分野の中でも特に何か長けているものがあると、価格をむやみに下げる必要がなくなります。
専門分野の中で特にこれは自信があるというものを強みとしてアピールすると、得意分野の案件が多くなるので仕事がしやすくなるでしょう。
さらに専門分野にプラスして付加価値を身につけられると、フリーランスとしての武器になります。
6.コンスタントに仕事が来る仕組みを作る
フリーランスとして安定するためには、コンスタントに仕事が来るようにしなければなりません。コンスタントに仕事が来るためには、継続受注やリピーター、紹介を増やすことが大切です。
毎回営業をして新しく仕事を取るよりも、これまでのつながりから生まれる仕事であれば営業にかけるリソースがとても少なくて済みます。
7.複数の案件でリスク分散する
とても大きな案件を任されたり、継続受注を受けたりするとその仕事の割合が大きくなってしまいます。しかし、少数のクライアントに絞りすぎると、一つの案件が終了したとき収入が激減してしまうので、非常にリスクが高いです。
複数の案件でリスクを分散しておけば、一つの収入源が途絶えてしまっても、生活に困ることはありません。大型案件を受けた時などには必ずその他の仕事を保つようにして、リスクを分散するようにしてください。
8.本業以外のタスクを効率化
本来の業務以外に使用する時間を減らすフリーランスと会社員の大きな違いが、自分で事務や経理などのバックオフィス業務を行わなければならないことです。こういった作業で時間が取られてしまい、本来の業務に集中できなくなるのは本末転倒です。
このような場合は、ソフトウェアやWebサービス等を利用して、なるべく時間がかからないようにしましょう。他にも予防策はありますが、共通して言えるのは先を見越して動く事が大切です。
9.エージェントやクラウドソーシングを活用する
フリーランスとして成功するためには、案件を獲得するための営業活動が必要不可欠です。会社員のように待っていても仕事はこないので、自分で営業をかける必要がありますが、営業活動が苦手という人もいるでしょう。
エージェントを利用すれば営業部分をエージェントに委託することができるため、自分はコア業務に集中することができます。ただし、エージェントの場合は業界未経験や目指している業界での経験が乏しいと、エージェントから紹介されないこともあります。
スキルや経験の有無を問わず案件を探すなら、クラウドソーシングの利用を検討してみましょう。高単価な案件をスムーズに獲得したいなら、弊社ITプロパートナーズの案件をご覧ください。
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まとめ
フリーランスにおける成功や成功する人の特徴、成功するための秘訣についてご紹介しました。フリーランスの成功率が低いことから、限られた人にしかできない仕事だと悲観的に考えてしまうかもしれません。
しかし、フリーランスとして成功するためには、何よりもフリーランスとして働きたいという強いモチベーションを保つことと、目的達成のために自発的に行動し、努力し続ける姿勢が大切です。
そのため、なんとなくフリーランスに転身するのではなく、失敗を防ぐための下準備をしっかり行った上で、独立することをおすすめします。
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