こんにちは!
ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援する、
ITプロパートナーズの木村です。
弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。
今回は、クラウド時代に生きるITエンジニアにとって重要なスキルとは何か?についてお話ししします。
早速見ていきましょう!
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目次
そもそもクラウドの時代とはどんな時代?
ここ数年で、様々な分野でクラウドサービスが急激に進んでいます。
そのため現代はクラウドの時代と呼ばれるようになり、クラウドがエンジニアのキャリアに与える影響がとても大きくなってきました。
そこでまずは、クラウドの時代とはどんな時代なのか確認していきましょう。
コンピューターとインターネットの普及
日本では1980年代後半から、コンピュータが一般に浸透し始め、
1990年代にインターネットが爆発的な普及を遂げました。
その頃から多くの企業内でもインターネットが利用され、自社サーバが構築され流ようになります。
その後WebアプリケーションやWebサービスが登場したことにより、時代は大きく変革を迎えるのです。
現在クラウドのメインプレーヤーと言えるGoogle(2004年上場)やAmazon(2006年株式公開)が存在感を持ってきたのがこの時期です。
GoogleとAmazonの台頭
現在のように一般の消費者に対してインターネットを介してサービスを提供したのがGoogleであり、
さらにそのサービスを通して得た膨大なデータを処理するシステムを構築することでクラウド時代に大きな影響を及ぼすようになりました。
そして2006年にeコマースの覇者であるAmazonが、
これまでの自社ビジネス運用経験で確立したノウハウから、
インターネット・クラウドの余力をクラウド仮想サーバEC2、クラウドストレージS3として外部提供するビジネスを開始。
こうしたAWS(Amazon Web Services)により物理的なサーバやディスクを、
仮想化して管理するということが一般にも注目されるようになりました。
これが、自社サーバーの構築や管理の技術が必要とされていたエンジニアのターニングポイントとなった出来事になりました。
つまりクラウド時代とは?
つまりクラウドの時代とは、情報の集約時代でありビッグデータを始めとした情報の効果的な活用が求められる時代と言えます。
これにより業務の効率化が一層進み、これまでのように自社サーバを持っているだけで強みになり、それを前提とした技術や知識を持っているだけでは、不十分な時代がやってきたのです。
次にそんなクラウド時代に生きるエンジニアの将来性について考察していきます!
クラウド時代に生きるエンジニアの未来は?
一番クラウドの影響を受けるエンジニアは、インフラエンジニアです。
インフラエンジニアはこれまで、機器の設置や配線などの物理的なインフラ管理からソフトウェアのバージョンアップ、サーバの構築や管理を主な仕事として行ってきました。
しかし、AWSを前提としたクラウド時代には、サーバの構築や管理をつきっきりで行う人材の必要性が疑問視されています。
そのためクラウド時代のネットワーク環境ではインフラエンジニアが需要過多になる可能性が高いと言えるでしょう。
そのためこれまでの知識や経験のみでは生き残ることが難しく、クラウド時代に合う新たなスキルや知識を身につけることが求められています。
他のエンジニアも種類ごとに詳しく見ていきましょう!
サーバエンジニア
サーバに関する設計・構築を行うサーバエンジニアはクラウド化の影響を一番に受けるエンジニア職ということが言えるでしょう。これまでのように物理的なサーバを設置する経験のみならず、クラウド時代に対応した知識やスキルが求められます。
顧客の希望する要件を予算内で行うサーバ環境の構築には幅広い知識が必要とされるため、
物理的なサーバ構築の技術やスキルのみでは生き残るのが難しくなってくる業種です。
サーバーエンジニアについてさらに詳しく知りたい方はこちらからどうぞ。
ネットワークエンジニア
主にオフィスなどの機器に関したネットワーク設計・構築・保守などを行います。
メインの業務は自社やクライアント先に設置されたネットワーク構築を行い、保守や障害などのトラブル対応まで行うエンジニアです。
しかしクラウド化が進めば、当然自社やクライアント先のネットワークもクラウド化されることが考えられるため、クラウドの設定やトラブルに関する新たな知識とスキルの獲得が必要となります。
サーバ間の構築やスイッチやルーター、ネットワーク機器などの設置をしているネットワークエンジニアはクラウド化によってより高いレベルの知識が必要となる職業の一つです。
クラウド時代のネットワークエンジニアはこれまでのように設置や管理といった物理的な面での保守やトラブル対応のみでは生き残ることが難しいでしょう。
その代わりクラウド時代に対応できる知識をつけて、企画提案できる能力を身につけることで一気にクラウド時代に即したクラウドエンジニアとして活躍できるポテンシャルがあります。
ネットワークエンジニアの将来性についてはこちらの記事で詳しく書いてあります。
データベースエンジニア
企業のデータを管理するデータベースエンジニアもクラウド対応から無縁ではいられません。
これからのデータベースエンジニアは、一つのデータベースに対する知識だけではなくAmazonやAzureなどのデータベースサービスの比較導入や使用に関する知識が幅広く求められるようになります。
それでは、クラウド時代に生きるエンジニアが身につけるべき能力とは何でしょうか?
データベースエンジニアに関する詳しい内容はこちらからどうぞ。
クラウド時代に生きるエンジニアにとって重要なスキルとは?
クラウド時代に生き残ることができるエンジニアとはどのようなスキルを持った人なのでしょうか?
クラウド時代を生き抜くためにはこれまでの専門分野を深堀りしていくだけでは、
難しいというのはこれまでお伝えしてきた通りです。
では具体的には、どのようなスキルが必要となってくるのでしょうか?
必要とされるスキルが一番大きく変わるのはインフラエンジニアです。
インフラエンジニアは、サービスの設定作業においてコーディング能力が必要になってきます。
そのため主要なAPIを使いこなすことが、クラウド時代に生き残るための必須能力になってきます。
プログラマーと明確な差別化をするためにも、インフラに関する知識とコーディング能力を両立させることが必要です。
また顧客の予算や要望に適したサーバ構築のあり方やネットワークのあり方を提案できるように、
物理的なサービスからクラウドサービスまで幅広い知識が必要とされます。
また一般にクラウドという概念はなんとなく浸透してきてはいるものの、
現状がつかめていない人も多いです。
エンジニアとしての知識がない社内の営業担当者や、顧客に対して的確に内容を説明できる能力も求められます。
どのITエンジニアも自分のスキルのさらなるスキルアップは、
エンジニアとして生きていく以上必ず必要です。
その他にもコミュニケーション能力やリーダーシップといったもの、人間性が求められていることに変わりはないでしょう!
この記事をお読みになってる方の中には、
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まとめ:クラウドエンジニアの需要は増える
いかがでしたか?
クラウド時代になり、エンジニアの環境がいかに変化したのか明確になりましたか?
コーディング能力はもちろんですが、指数関数的に変貌を遂げるIT業界において、
新しいクラウドサービスに対する知識など、クラウド時代に即した適切な能力をいち早く身につけることが大切なのではないでしょうか?
この記事が少しでも皆様のお役に立てたならば幸いです。
<参考記事>
http://www.kogures.com/hitoshi/history/cloud/index.html
https://www.fujixerox.co.jp/support/xdirect/magazine/rp1112/11121a.html
https://www.gmocloud.com/suggest/cloud/
http://type.jp/s/dictionary/software/server.html
https://assign-navi.jp/magazine/engineer/e47.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/17/040300116/040300008/?rt=nocnt
http://www.sakc.jp/blog/archives/42540
https://imitsu.jp/matome/web-system/4227251338983625
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