ネットワークエンジニアの今後の将来性は?需要ある人材に必要なスキル

こんにちは、ITプロマガジンです。

ネットワークエンジニアは、情報システムが世にある限りネットワークも必須なので、今後も必要とされるのは確実といえます。

その一方、クラウド化や先端IT技術普及によって、ネットワークエンジニアの在り方や主流分野は変わる可能性があるもの事実です。

本記事では、ネットワークエンジニアの求人数や年収傾向などを参考に、将来性ついて解説します。クラウド・IoT・AI・ビッグデータ解析など、今後需要が伸びる可能性の高い分野と、高収入を目指すために必要なスキルについても解説しています。

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ネットワークエンジニアは今後も需要がある?

結論から言うとネットワークエンジニアは、今後も需要がなくなることがありません。何故なら近年の日本社会ではIT業界の発展や普及が著しく、ネットワークエンジニアのようなIT人材が必要とされているためです。

総務省の「 企業におけるクラウドサービスの利用動向 」の調査によると、クラウドサービスを利用する企業の割合は年々増加傾向にあります。

クラウドサーバーのインフラやネットワークの構築業務を担うのは、ネットワークエンジニアです。

そのため企業のDX化によって、ネットワークエンジニアの需要はなくなるどころか、上がっていくことが予想されます。従ってネットワークエンジニアは常に必要な人材として、今後の需要も底堅いと期待できます。

年収や案件数に関しても、実際に求人サイト indeed では2021年8月の調査時点で約1万件のネットワークエンジニアの求人が掲載されています。月給目安が50万円以上の案件も豊富であるため、求人数や年収も安定傾向にあると言えるでしょう。

ネットワークエンジニアは将来性が高い3つの理由

ネットワークエンジニアの将来性が高いとされる理由として、以下の3つがあげられます。

  • IoT/M2M/5Gなどの専門領域の拡大
  • オンラインゲームの流行拡大
  • クラウド化による変化の可能性

上記3の理由について具体的に確認し、これからエンジニアとして業務を遂行していくべきかの判断を行うといいでしょう。

IoT/M2M/5Gなどの専門領域の拡大

ネットワークエンジニアの専門領域は拡大しており、活躍の場が豊富です。

例えばIoTは、スマート家電などの家庭向け商品だけでなく、産業や商店などの企業向け商品も多くあり、開発が活発になっています。

また、インターネットを経由せずに機械と機械を接続する「M2M」も、ネットワークエンジニアが参加できる分野です。M2Mは自動運転やスマートハウスなどで使用されており、今後の需要が期待できます。

次世代通信規格5Gを利用したAR(拡張現実)や動画ストリーミングなど、新しいWebサービスの開発現場でも、ネットワークエンジニアが必要です。

ネットワークエンジニアは時代遅れの存在ではなく、むしろ最先端で活躍できる人材だといえます。

オンラインゲームの流行拡大

年々オンラインゲームの流行が拡大している傾向から、ネットワークエンジニアの将来性は高まってきていると言えます。

特にオンラインゲームの需要は、モバイル化やパンデミックの影響で拡大傾向にあるのです。

オンラインゲームでは同時接続によって、高速で信頼性の高いネットワーク構造や不定プレイヤーからのセキュリティ対策などが必要とされており、このような業務はネットワークエンジニアが担っています。

また、オンラインゲームの発展系として捉えられているメタバースの普及を考慮すると、ネットワークエンジニアの将来性も保証されていると言えるでしょう。

クラウド化による変化の可能性

ただし、将来性が期待できるとはいえ、クラウド化やSaaSなどの普及によって、ネットワークエンジニアの役割が変化していることは意識する必要があります。

従来のように大規模な専用ネットワークを構築しなくても、クラウドサービスで代用できるケースが珍しくありません。今後のネットワークエンジニアは「クラウド化に伴うネットワーク設計の最適化」などのスキルが重宝されると予想されます。

今後も従来の形のまま求められるというより、時代に合わせて「スキルを更新」していくなら、市場価値の高い存在であり続けられるということです。

ネットワークエンジニアの仕事内容

将来性のあるネットワークエンジニアですが、具体的にどのような仕事をしているのしょうか?

ネットワークエンジニアは、主にネットワークの構築や保守管理を担当します。

「システムエンジニア」とは担当する領域の異なる職種です。システムエンジニアは主にコンピューター上で稼働するソフトウェアを担当しますが、ネットワークエンジニアは、コンピューター同士の接続・連携を担当します。

IoT(モノのインターネット化)製品の開発や、ビッグデータの収集や分析にも、ネットワークエンジニアは不可欠な存在です。

IPA(情報処理推進機構)の作成した「 IT人材白書2016 」によると、IoT関連の仕事をしているネットワークエンジニアの割合は80.6%でした。

ネットワークエンジニアは、IoTのような需要が高い分野で活躍できる職種です。

今後ネットワークエンジニアに求められる分野とスキルとは

ネットワークエンジニアは、どのような分野で活躍できるのでしょうか。将来性があり高収入が期待できる分野を紹介します。身につけるスキルの種類を判断する参考にしてください。

クラウド分野

まず挙げられるのが「クラウド」の分野です。

多くの企業が、顧客管理システムや自社サービスの提供などにクラウドを導入しています。クラウドサービスの機能を把握し効果的に運用するスキルを持つ人材は市場価値の高い存在です。

クラウドの分野で活躍するには、AWS・Google Cloud・Azureなどの主要クラウドサービスの機能を把握し、導入方法を習得することが役立ちます。

各クラウドサービスの違いやメリット・デメリットを把握して、適切なサービスを選択・提案できるエンジニアは、企業から重宝される存在です。

先端IT分野

ネットワークエンジニアは「先端IT」の分野で不可欠な存在です。

現在の先端IT分野とは、前述のクラウドやIoT以外に、AI(人工知能)やビッグデータ解析などが挙げられます。AIやビッグデータ解析は現在、クラウドサービスとして利用できるため、前述のクラウド運用のスキルが役立ちます。

さらに先端IT分野の知見を得るには、海外の情報をキャッチするための語学力も必要です。IT分野では、国内だけで情報収集していると、他社に遅れを取ってしまうことがあります。海外の最新情報をキャッチする語学力のあるエンジニアは、企業によって頼れる存在です。

セキュリティ分野

ネットワークのセキュリティを管理する仕事にも、将来性があります。

例えばクラウドはインターネット経由で利用するため、オンプレミスと比べてネットワークのセキュリティ対策の重要度が高い技術です。オンプレミスのシステムでも、多様化するサイバー攻撃に対する「最新の対策方法」を把握しているエンジニアは不可欠な存在といえます。

またIoT製品もインターネットへの接続を前提としているため、その開発現場ではセキュリティ対策の知識が求められます。

サイバー攻撃の種類と対策方法についての知識・スキルを持つエンジニアが、さまざまな企業で必要とされているのです。

無線通信分野

「無線通信」も、ネットワーク関連で将来性のある分野です。

例えば「Bluetooth」は、ワイヤレスイヤホンをはじめとする多くの家電に採用されており、扱えるエンジニアの需要が高い分野です。IoT製品などに使用される通信規格「Zigbee」も需要があり、将来性のある技術だといえます。

これまで有線で使われていた製品が無線に移行するというのは、IT業界の基本的な流れです。無線通信のスキルは、今後も安定した需要が見込めます。

PM/PL領域

PM(プロジェクトマネージャー)やPL(プロジェクトリーダー)ができるエンジニアは市場価値の高い存在です。

PM/PLは、プロジェクト全体を統括するために幅広いジャンルの知見が求められます。ネットワーク領域だけでなく、アプリ開発やサーバー領域など、プロジェクトに関係する技術全体の知識が不可欠です。プロジェクトのメンバーをまとめる「統率力」や「コミュニケーション力」も身につけている必要があります。

そのような知識とスキルのあるエンジニアは、多くの現場で活躍できる人材です。

オンプレミスの保守運用

オンプレミスのシステムを保守運用する担当者としても、ネットワークエンジニアが求められています。

クラウド化をしていない社内システムでも、ネットワークの構築や管理のスキルが必要です。

古くなったサーバーやネットワーク機器の交換・システム更新をするニーズもあります。オンプレミスの一部をクラウド化する場合も、設備の縮小やシステムの調整の計画を立て、スムーズに移行するスキルのある人材が必要です。

「ネットワークの構築・管理」というネットワークエンジニアとしての基本スキルは、これからも必要とされていくことが期待できます。

ネットワークエンジニアに必要なスキルや知識を未経験向けに解説

ネットワークエンジニアが長期的に活躍する為のキャリアパス

ネットワークエンジニアが長期的な付加価値を高めるために、どのようなキャリアパスを形成すればよいのでしょうか。主な3つの方法を解説します。

高度案件に携われる会社に転職する

1つ目は、先端IT分野などの「高度な案件」に携われる会社に転職するというキャリアパスです。

レガシーシステムなどの古いネットワークに関する仕事だけでは、その会社でしか使えない人材になりかねません。

「今の会社では高度案件に携われない」と判断できる場合、知識とスキルが古くなる前に転職するのも1つの方法です。

ネットワークエンジニアからの転職先でおすすめは?選び方や注意点

副業で外に活躍の幅を広げる

今の会社を辞めずに「副業」で活躍の場を広げるという方法もあります。

本業を安定した収入源として確保しながらスキルアップを図れることが、副業のメリットです。

副業でも対応できるネットワークエンジニアの高度案件は多くあります。ITプロパートナーズには、副業でも可能な高度IT案件が豊富です。例えば以下のような案件を取り扱っています。

ネットワークエンジニアが副業で稼ぐには?在宅や土日案件も紹介

フリーランスとしてさまざまな案件に関わる

独立してフリーランスになることも、付加価値を高める1つの方法です。

会社に雇用されるよりも、フリーランスの方がさまざまなジャンルの案件に携われることがメリットでしょう。1つの案件に長時間縛られるのではなく、複数の案件を同時に対応することも可能です。

ITプロパートナーズには、フリーランスとしてしっかり稼げる単価の高い案件が豊富。高度案件も多くあり、キャリアパス形成にも活用できます。

エージェントを使ってネットワークエンジニアとしての将来性を高めよう!

ネットワークエンジニアは現在でも多くの需要があり、将来性も期待できます。ただしクラウドなど「最新技術のスキル」を身につけ、常に市場価値の高い状態を維持することが必要です。

ITプロパートナーズでは、ネットワークエンジニアをはじめ、IT分野の案件を多く取り扱っています。週2~3日稼働の案件が多く、副業探しにも適したエージェントサービスです。無料で案件を検索できますので、ぜひご活用ください。

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