iOSアプリ開発に適したプログラミング言語と選び方、開発環境まとめ

こんにちは、ITプロマガジンです。

iPhoneやiPadが普及しているなかで、iOSアプリケーション(以降iOSアプリ)の開発をやってみたいというエンジニア志望の人も多いかと思います。そこで知っておきたいのが、言語や環境、手順など、iOSアプリ開発の概要です。

iOSアプリの開発言語には「Objective-C」、「Swift」などがありますが、それぞれの特徴を知らないで始めると、開発の目的やスキルの面で苦労することがあります。

そこで本記事では、iOSアプリ開発エンジニアを目指している方向けにiOSの開発言語・プラットフォームの種類と特徴を解説していきます。

弊社では、数多くのエンジニアの方にフリーランス案件を獲得していただいています。経験とスキルさえあれば、週2日から高収入案件をご紹介できます。まずは無料登録をして色々な案件を見てみてください。弊社からおすすめの案件をご紹介することも可能です。

フリーランスエンジニアの
ドンピシャ案件の探し方

「案件はたくさんあるはずなのに、なかなか自分の望む案件が見つからない…」

エンジニア市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいマッチングノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・事業会社の自社開発案件が多い

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズに無料登録してみる

iOSアプリ開発の基礎知識

現在、iOSのユーザーは世界にいますが、日本国内での人気が特に高くシェアは7割近いというデータもあります。そのため、iOSアプリの開発ができるエンジニアの需要は高まっています。

では、iOSアプリを開発するにはどのような要件があるのでしょうか?まずはiOSアプリの基本的なことから見ていきましょう。

iOSアプリとAndroidアプリの違い

iOSアプリとAndroidアプリの違いは、動作するプラットフォームの違いにあります。

iOSアプリとは、Apple社のiPhoneやiPadなどのiOS上で動作するアプリです。一方、Androidアプリは、Google社がOSを提供するAndroidスマートフォンやタブレット上で動作します。

ただし、iOSはiPhoneやiPad上では動くものの、長らくmacOS上では動作することができないでいました。しかし、2019年からはmacOS上でも動作が可能となり、ユーザー数がさらに増えています。

開発についてはiOSアプリではSwiftやObjective-Cが用いられることが多く、Androidアプリ開発ではKotlinやJavaが用いられることが多いという特徴があります。

開発費の節約の意味もあり、現在はiPhoneでもAndroidのスマートフォンでも動作するクロスプラットフォームのアプリが増えています。

iOSアプリ開発に必要な環境

これからiOSアプリの開発に着手したいという人に向けて、必要な環境について紹介します。使用するパソコンがMacかWindowsかによっても異なるので、それぞれに合った環境を整えることが大切です。

Macの場合

MacでのiOSアプリ開発にはXcodeが必要になります。

XcodeとはApple社製品のアプリ開発に使用する統合開発環境IDEです。App Storeから無償で手に入れることができます。アプリで使用する画像や音声などの管理、アプリがきちんと動作をするか、バグはないかなどを検証するのに必要となります。

2021年9月時点でX code13ベータ版をインストールできるのはmacOS Big Sur11.3以降ですが、それ以外のバージョンについてはApple Developerのサイトでチェックできます。

ちなみにMacについては、最新のものであればiMac(デスクトップ)でもMacBook/MacBook Air(ノートPC)でも問題なく開発ができます。

Windowsの場合

以前はmacOS上でしかiOSアプリの開発は行えませんでしたが、Xamarinというツールの登場でWindowsでも行えるようになりました。

Windowsの魅力はパソコンを販売しているメーカーが多く、新品でも低価格で購入するのが可能だという点です。そのため、開発もWindowsで行いたいという人も多いでしょう。

XamarinはAndroidアプリにも対応しているため、両方のアプリを開発したいときに便利です。Xamarinでの開発言語はC#です。

ただし、できるのはデバッグまでで、アプリをリリースするにはMacも必要となります。

iOSアプリを開発できるプログラミング言語の種類と特徴を紹介

iOSアプリの開発言語・プラットフォームの代表とされるものとして下記のようなものが挙げられます。

開発ができれば何でも同じじゃないかと思うかもしれませんが、それぞれの特徴についてポイントを押さえておくことでより効率的に開発することができます。

iOSアプリ開発に適したプログラミング言語①:Objective-C

Objective-CはC言語をもとに開発されたプログラミング言語で、オブジェクト指向型という特徴があります。

C言語との互換性も高く、汎用的なプログラミング言語のように思えますが、実際に利用されている場面は、iOS製品向けのアプリケーションやシステムに限られており、そこまで有名なプログラミング言語ではありません。

Swiftが開発される2014年以前まではiOSのアプリ開発では、最も利用されているプログラミング言語でしたが、Swiftが普及し始めてからはObjevtive-Cは衰退していっている状況です。

また、Objective-Cの開発のプラットフォームのほとんどはmacOSで対応しているXcodeとなっており、WindowsOSでの開発が困難とされています。

これらの背景もあり、実際にフリーランスエージェントでのiOS開発案件の数を見ても、Swiftによる開発案件数の方が圧倒的に多く、Objective-Cのみでの開発という案件はほぼないのが現状でしょう。

今更聞けない!Objective-Cとは?

iOSアプリ開発に適したプログラミング言語②:Swift

Swiftは2014年にAppleが開発したプログラミング言語で、macOSやiOS製品のアプリケーションやシステム開発の公式標準開発プログラミング言語としても指定されています。

先ほど紹介したObjective-Cに比べると、モダンなプログラミング言語の一つでもあり、学習コストがさほどかからないことから(習得難易度が低い)プログラミング言語未経験の方にも人気があります。

また、処理速度が非常に高い点もSwiftの特徴の一つとして挙げられます。Objective-Cと比較すると最大で2.6倍も高速処理可能で、アプリケーション実行時のストレスも緩和できるでしょう。

今までmacOS、iOSのみに対応していたSwiftですが、2020年にはWindowsでの利用も可能となったため、Swiftの需要は今後も伸び続けていくことが予想されます。

Swiftの将来性はどうなる?今後の需要を徹底調査!

Swiftに将来性はある?Kotlinと比較した需要や今後の展望

iOSアプリ開発に適したその他のプログラミング言語

iOS開発は、基本的にはObjective-CやSwiftが用いられますが、クロスプラットフォームなどの環境を整えることで、別の言語でも開発はできます。JavaScriptやC言語などの有名な言語でもiOSアプリの開発が盛んに行われています。いずれも個人でも学びやすく、習得しておけばエンジニアとしての幅広い業務に役立つ言語ばかりです。

JavaScript

JavaScriptは、インターネットが一般に普及し始めた90年代初頭に登場しました。Webページに動きをつけるためのクライアントサイド・スクリプト言語です。入門用としても扱いやすい言語といわれています。

画像に動きを加えたり、画像を拡大したりするなど、動きのある表示を楽しむことを可能とする点が特徴です。Web上でアニメーションを動かすのもJavaScriptによって行うことができ、ビジュアル的に楽しいWeb画面を作ることができます。

JavaScriptはシェアが高く幅広い現場で使われている言語であるため、今後も安定して需要があると考えられています。

C/C++/C#

C言語は1972年に開発され、古くから親しまれてきたコンパイル型の汎用プログラミング言語です。非常にコンパクトで処理が速いことで知られています。

電子機器や家電製品などを制御するソフトウェアを作ったり、MacなどのOSやソフトウェアを作成したりすることができます。ただし、習得するにはやや難易度は高めです。C言語は常に一定の人気があり、将来性は安定していると考えられます。

C++はC言語の拡張版として1983年に開発されました。C++はC言語よりも開発効率がアップし、さまざまな機能が追加されています。

C++はスマートフォンアプリやWebアプリを制作するのによく使われます。Web開発やアプリ開発だけではなく、自動車業界や金融業界など一般的な産業の分野でも使われるため、将来的にも安定して使用されそうです。

C#はC++とJavaをもとに開発された言語で、C言語との互換性はありません。C言語やC++よりも改良が加えられ、アプリ開発やゲーム開発などに使用されています。

開発環境のVisual Studioがオープンソース化されたことで、iOSアプリでも開発ができるようになったことから、将来性は高いと考えられます。

Python

スクリプト言語のPythonは1991年にグイド・ヴァンロッサム氏によって、分散オペレーティングシステムのシステム管理を行うために開発されました。AI(人工知能)や機械学習の開発にもよく利用されています。

DjangoなどのWebアプリ用のフレームワークが実装され、Webサイト開発にも活用される言語です。フロントエンド部分からデータベース接続まで必要なものが全てそろっています。

シンプルな構文で覚えることが少なく、1行で多くのことを処理できることなどもあり、初心者でも扱いやすいという点が特徴です。

将来性については、世界的にもシェアの高い言語であり、覚えておいて損はないといえます。

Ruby

まつもとひろゆき氏が開発したプログラミング言語で、1995年に一般公開されました。コードの記述が少なく分かりやすいというのが特徴です。フリーで手に入るため、費用をかけずに初心者がプログラミングを覚えるのに適しています。

Ruby on Railsというフレームワークがあり、最近はスマートフォン向けのアプリにも広く利用されています。国産のプログラミング言語であるため、日本語のドキュメントが豊富だというのも魅力です。変更に強いオブジェクト指向で、修正作業が楽でバグの発生も抑えやすくなっています。

やや処理速度などに難点があり将来性を危ぶむ声もありますが、一方でベンチャー企業などにも採用され、需要は増加傾向にあるとされています。

Dart

Webアプリやモバイルアプリを開発するための言語です。Googleによって開発され、2011年にデンマークで開催された「GOTOカンファレンス」で公開されました。

オブジェクト指向型言語であり、クラスベースを備え、Cスタイルの構文を持っています。JavaScriptやJavaを扱える人であれば、問題なく使うことができると思われます。

記述されたコードは中間コードを生成することなくコンパイルされるため、セキュリティ面でも安心です。

以前は将来性のない言語とされたこともありましたが、アプリ開発に有用なフレームワーク「Flutter」にDartが使用されたことから、将来性が高いといわれています。

iOSアプリ開発に役立つプラットフォームと特徴

システム開発におけるプラットフォームとはアプリを実行するための土台(基盤)を指し、OSやハードウェアなど、アプリを実行したりデータを保存したりできます。複数のプラットフォームでアプリを動作可能(クロスプラットフォーム)にするハイブリッドフレームワークなどを紹介します。

①:React Native

React Nativeは、Facebookが開発したクロスプラットフォーム(iOSとAndroidどちらでも動作可能)のアプリ開発用フレームワークのことを指します。

React Nativeの開発言語はJavaScriptが用いられており、JavaScriptで記述されているコードであればiOSでもAndroidでも開発可能です。

iOSでもAndroidでも大部分のコードを共有化することが可能なため、開発の効率は圧倒的によいプラットフォームだといえます。

JavaScriptを習得している方であれば、学習コストもかからずiOSアプリの開発ができますが、SwiftやJavaなどを用いるネイティブアプリを中心としてきた方はJavaScriptを一から学習しないといけないため、学習コストがかかります。

また、React Nativeは大規模なアップデートが頻繁に行われ、その都度開発環境をアップデートしないといけないため手間がかかります。React Nativeの開発環境に慣れていない方だと始めのうちはやや不便に感じるかもしれません。

②:Visual Studio

Visual Studioは、Microsoftが開発した総合開発環境のことを指し、iOS/Android /WindowsなどさまざまなOSのアプリ開発ができるクロスプラットフォームです。

コードエディタ、コンパイラ、デバッガ、テストツール、バージョン管理ソフトなどで構成されており、アプリやシステム開発をするうえでできないことがほとんどない程便利で、iOSアプリエンジニア以外の全エンジニアから人気の高いプラットフォームとなっています。

ネイティブエンジニアやWebアプリエンジニアの方でも利用できるため、一度何かのプログラミング言語でVisual Studioに触れておくと、その汎用性の高さからどのプログラミング言語でも似たように操作することが可能です。

また、Visual studioは非常に拡張性が高く、自由が利くプラットフォームであるため、開発者の能力や使いやすさに合わせた機能追加や操作性を実現することができ、開発効率を向上させることが可能な点も人気の理由です。

逆にあまりに拡張機能が豊富すぎて、全ての拡張機能を利用できなかったり、より便利な拡張機能を見逃し後悔したりすることもしばしばあります。

③:Kotlin/Native

Kotlin/Nativeは、Kotlinで記述されたプログラムをさまざまなプラットフォームで利用可能なネイティブバイナリにコンパイルします。

Kotlin/Nativeによってサポートされているプラットフォームは、iOS/macOS/Android/Windows/Linux/WebAssembly などが挙げられます。

通常JVMを利用して起動するKotlinでもKotlin/Nativeを用いれば、JVMを利用せずにアプリを起動でき、コードの共通化も可能なためAndroidとiOSを同時に作成できます。

非常に便利なKotlin/Nativeですが、Kotlin自体2011年にリリースされたばかりの新しい言語であるため、Kotlinの情報はもちろん、Kotlin/Nativeの情報も多く出回っていないため、学習するとなると初学者の方には大変でしょう。

他の言語でアプリ、システム開発を経験したことがある人であれば、問題ありませんが、iOSアプリ、プログラミング未経験者の方には学習コストが高いためおすすめできません。

④:SwiftUI

SwiftUIは2019年6月にApple社が開発した新しいフレームワークで、主にiOS・Mac向けのアプリ開発のために開発されたものになります。

特にスマホアプリやソーシャルゲーム開発をする際に土台として使用するソフトウェアで、通常であれば膨大な量のプログラムを書かならないものを少ない記述数でコーディングを行うことができます。

文法がわかりやすく学習用のチュートリアルも充実していることから経験が浅いエンジニアでも学習しやすいと言えるでしょう。

⑤:Flutter

Flutterは2018年12月にGoogle社が開発したモバイルアプリ用のフレームワークです。

モバイルアプリ用のフレームワークということで大きな特徴として、iOSアプリとAndroidアプリを同時に作成することができます。

通常であれば別々にアプリを作る必要があり作業工程や費用がかかるところを共通のコードを使って開発ができるため効率よく進めることができるのが特徴です。

iOSアプリ開発に適したプログラミング言語の選び方

iOSアプリの公式開発言語のObjective-CやSwift以外でもiOSアプリを開発することが可能です。となると、どの言語を選ぶのがよいのでしょうか。iOSアプリ開発のプログラミング言語の選び方を紹介します。

習得のしやすい言語を選ぶ

習得するならば、将来性のある言語のほうが今後エンジニアとして活躍していくのによいでしょう。

また、iOSアプリを開発するための言語の主流はSwiftであり、フレームワークも充実していることから習得しておくのがおすすめです。

ただ、最近ではJavaはセキュリティ攻撃を受けやすい規模の大きいアプリを開発する場合に適した言語であり、Pythonは開発サポートやフレームワークが充実しているので利用しやすい言語です。

弊社「ITプロパートナーズ」のサイトでそれぞれの言語で募集案件を検索するとJavaScript、Ruby、Pythonなども増えてきていますのでこれらも一つの指標にすると良いでしょう。

目的に合う言語を選ぶ

開発言語にはそれぞれ得意な分野があります。

iOSアプリ開発の際にも、何を作りたいかを考えたうえで目的に合ったものを選ぶようにします。ブラウザ上のWebアプリ、プラットフォームにインストールして使うネイティブアプリ、Webアプリとネイティブアプリの両方の性質を持ったハイブリッドアプリがありますが、それぞれに適した言語を選ぶとよいでしょう。

例えばJavaScriptはWebアプリ、ネイティブアプリ、ハイブリッドアプリのいずれも作成するのに適していますが、PHPはWebアプリに特化した言語だといえます。

将来性のある言語を選ぶ

どうせ習得するならば、将来性のある言語のほうが今後エンジニアとして活躍していくのによいでしょう。

弊社「ITプロパートナーズ」のサイトでそれぞれの言語で募集案件を検索するとJavaScript、Ruvy、Pythonなども多くなっています。

また、iOSアプリを開発するための言語の主流はSwiftであり、覚えておいて損はないでしょう。

結局iOSアプリ開発にはどの言語が最適?

上述のように開発に使うプログラミング言語は、歴史があるものから、新しいものまでさまざまです。なかには、初心者にも覚えやすい言語も多くなっています。

そんな言語の数々を見てきましたが、結論としてiOSアプリの開発に使うとしたらどの言語がよいのでしょうか?

最も適した言語はSwift

iOSアプリを開発するのに最も適している言語は「Swift」だといえます。

理由としては、iOSアプリ開発において公式標準開発プログラミング言語として指定されており、全世界共通でiOSアプリ開発のスタンダードな言語であるためです。

また、高度なiOSのシステム制作をする場合や、最新の技術を用いてiOSアプリを制作する場合でも、すぐさま対応可能でありiOSアプリ開発の最先端を行くことが可能です。

フリーランスとしてiOSアプリ開発案件を獲得する際も、ほとんどがSwiftを利用する案件という点も大きな理由の一つです。

Swiftのフリーランス案件まとめ!業務委託でアプリ開発案件を獲得しよう

また、プラットフォームはクロスプラットフォームで機能性と自由度の高い「Visual Studio」が最も適していると言えます。

理由としては、iOSアプリ開発のコーディングからテストまで全ての工程を網羅することができ、拡張機能を用いることで作業効率を向上させることが可能だということです。

また、iOSアプリ開発以外でも利用可能で汎用性が高いため、一度操作性に慣れてしまえば他のプログラミング言語を利用する場合も慣れた開発環境で対応することができます。

初心者におすすめな言語もSwift

iOSアプリ開発に限っていうのであれば、初心者が学ぶべき言語は間違いなく「Swift」になるでしょう。

理由は上述した通り、Swiftは世界的に見てもiOSアプリ開発のトップシェア率を誇っており、iOSアプリ開発に特化しているため高度な開発や最新の技術開発も対応可能だからです。

また、iOSアプリ開発の参考文献や情報もネット上に多くあるため初学者でも比較的学習しやすい言語の一つだといえます。

iOSアプリ開発もしたいけど今後他のプログラミング言語を用いた開発もしてみたいと考えている方は、JavaScriptを学習しておけば「React Native」を用いてモバイルアプリ開発からWebアプリ開発まで幅広く対応することができるのでおすすめです。

iOSアプリを開発するときの手順

企画からリリースまで、iOSアプリを開発するときの大きな流れについて紹介します。順を追って作業することでアプリの質を上げることができます。

初心者の場合、どのようなアプリを作ってよいか思いつかないということもありますが、まずは色々なアプリを見てみて、自分が欲しいという形にアレンジしながら練習する手もあります。

企画・設計

モノづくりの第一歩で大切なのが企画・設計です。自分が作りたいものにプラスしてユーザーのニーズを考えて企画しましょう。「いつ、誰が、どのような目的で使い、どのようなベネフィットを求めているのか」を考えることが大切です。

作りたいアプリの具体的なイメージができたら、画面設計図を作ります。その際はProttCacooなどのツールを使用するのがおすすめです。もちろん手書きでも問題はありません。

開発・テスト

設計に沿って言語を使用してソースコードを書いていきます。

コードが書けたらビルドし、Xcodeのシミュレーターを使ってiPadやiPhoneをMac上で動かし、きちんと動作するかテストを行いましょう。もしiPadやiPhoneを持っているならパソコンとつないで動作確認をします。チェック項目としては操作性、セキュリティなどさまざまです。

もし、動作をするなかで不具合を見つけたら、コードに戻って修正を行います。

リリース

テストが終わればいよいよリリースだと思ってしまいますが、その前にアプリ審査があります。iOSの場合は専門家によって厳しく審査がされるため、一般的にはAndroidよりも時間がかかるとされています。おおよそ48時間は見ておいたほうがよさそうです。

万一、審査に通らない場合には修正と再申請が必要となります。そこで、審査の時間も考慮したうえで、予定リリース日から逆算して開発・テストのスケジュールを立てることが必要です。

まとめ:iOSアプリにはSwiftを用いた開発が最適

iOSアプリ開発に用いられる開発言語やプラットフォームにはさまざまな選択肢があります。現在はiOSアプリ開発といえば「Swift」がシェアを確保していますが、その他のプログラミング言語でもiOSアプリの開発は可能です。自身に合った開発環境を見つけてみてください。

iOSアプリのエンジニアとして活躍したいならば、エージェントを活用することをおすすめします。弊社サービス「ITプロパートナーズ」では数多くのiOSアプリ開発の求人案件を取り扱っています。健康診断などの福利厚生も用意している他、登録は無料なので、ぜひ、ご検討ください。

スクリーンショット 2020-07-30 15.22.51
  • 週2やリモートOKの案件多数
  • 取引企業数2,000社以上!有名ベンチャーや有名大手の高額案件多数
  • 高等技術、最新技術案件あり
  • 専属エージェントによるサポートあり
  • ITプロトータルサポートで所得補償(休業保険/フリーランス協会)・確定申告代行あり

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。