Webディレクター向けフリーランスエージェントおすすめ10選

こんにちは、ITプロマガジンです。

フリーランスのWebディレクターとして成功するためには、自分にマッチした案件を獲得することが不可欠です。案件探しの方法として、フリーランスエージェントの活用は主な選択肢の1つとなります。

しかし、フリーランスエージェントには数多くの種類があり、Webディレクターとしての案件獲得に最適なエージェントはどこなのか?分からない方も多いかと思います。

本記事では、Webディレクター向けのフリーランスエージェントサービスおすすめ10選を紹介します。エージェントを活用するメリットや最適なエージェントの選び方、注意すべきポイント、さらに収入アップのための具体的なコツについても詳しく解説します。

フリーランスの単価の伸ばし方

「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」

フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。

ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。

ITプロパートナーズでは、

・9割がエンド直案件のため、高単価
・約6割が週3-4案件のため、柔軟に働ける
・約7割がリモートのため、働く場所を選べる

などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。

初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?

⇨ ITプロパートナーズの詳細を見る

目次

Webディレクターの案件探しに最適なフリーランスエージェントの選び方

Webディレクターとしてフリーランス案件を探す際、エージェント選びは非常に重要です。自分のスキルや希望に合った案件に出会えるかどうかは、エージェントのサービスや相性次第ともいえます。ここでは、Webディレクターがフリーランスエージェント選びで注目すべきポイントについて解説します。

公開案件数

エージェントを選ぶ際、まず確認すべきなのは公開案件数です。

案件の総数が多いエージェントは、単純に考えてWebディレクター案件も多い可能性があり、自分に合った案件を見つけやすくなるでしょう。

さらに、案件数だけでなく、クラアイントの企業規模や業種も重要です。例えば、大手企業のWebサイト制作やマーケティング関連のプロジェクトが多いエージェントは、ディレクションやプロジェクト管理の経験を活かしやすいでしょう。スタートアップやベンチャーの案件に強いエージェントは、新しい技術やサービスに挑戦したいWebディレクターに向いています。

リモート案件の割合

柔軟な働き方を希望するなら、リモート案件の割合もチェックしましょう。

Webディレクターの業務は、クライアントとのコミュニケーションやチームの進行管理が中心となるため、リモートワークに適しています。

リモートワーク案件が豊富なエージェントを選べば、地域に関係なく、より多くのプロジェクトに参加できるでしょう。なおエージェントによってはリモート案件を中心に扱っているケースもあります。

稼働日数の目安

Webディレクターとして、「どの程度の稼働日数が求められるのか」も、エージェント選びの重要な要素です。

週2~3日稼働の副業案件が多いエージェントを選べば、柔軟に働きやすく、他のプロジェクトと並行して進めることもできます。一方で、週4〜5日フルタイムでの業務が可能であれば、規模の大きなプロジェクトや長期的なディレクション業務に取り組めるでしょう。

また、プロジェクトによってはクライアントとの頻繁なやり取りや調整が必要になるため、稼働日数の確認は必須です。

案件の単価

Webディレクターとしてフリーランス案件を探す際、案件単価の高さは確認すべきポイントです。高単価な案件を獲得できるエージェントを選ぶことで、収入が安定したり効率的な働き方が実現できたりするためです。

Webディレクターの業務はプロジェクト管理やマーケティングの知識が求められますが、専門性の高い案件ほど報酬も上がる傾向があります。そのため、実務経験が豊富な方は、ハイクラス向けの案件を多く取り扱っているエージェントを選ぶのがいいでしょう。

また、間に仲介業者を挟まないエンド直案件を扱っているエージェントを利用することで、単価をあげることもできます。

弊社ITプロパートナーズでは、9割がエンド直案件となっているため、フリーランスの方に高い報酬の支払いを実現しています。どのような案件があるか気になる方は、以下からお気軽にご登録し、閲覧してみてください。

付帯サービス・サポートの内容

フリーランスのWebディレクターとしては、案件紹介以外のサポートもチェックしておきたいポイントです。

例えば、報酬の前払い制度や税務・会計面のサポートは、個人で業務を進めるフリーランスにとって支えになります。

エージェントによっては独自の福利厚生サービスを備えており、業務中のリスクへの保険やスキルアップのための書籍購入補助といったサポートを行っていることもあります。

Webディレクターの案件探しにおすすめのフリーランスエージェント10選

Webディレクターの案件探しにおすすめのフリーランスエージェントは数多くあります。

サービス名公開案件数特徴
ITプロパートナーズ6,303件
Webディレクター案件:149件
・エンド直案件が多く、高単価案件が多数
・週2日から働ける柔軟な稼働案件も豊富
レバテックフリーランス95,335件
Webディレクター案件:不明
・リモートやフレキシブル勤務が可能な案件が豊富
・参画後の報酬アップ事例が多い
Midworks11,599件
Webディレクター案件:96件
・報酬保障制度があり安定した働き方をサポート
・福利厚生が充実しており交通費や書籍代などを補助
TECH STOCK8,318件
Webディレクター案件:19件
・上流工程案件が豊富で高報酬案件が多数
・「fukurint」など福利厚生サービスを用意
エンジニアファクトリー7,207件
Webディレクター案件:95件
・「フリーナンス」などのサポートが充実
・最短24時間という迅速なマッチングが可能
テクフリ20,373件
Webディレクター案件:296件
・マージン率10%の案件あり
・休業補償保険や報酬付き休暇など福利厚生が充実
ランサーズエージェント13,939件
Webディレクター案件:144件
・元請け直案件を多数取り扱い
・全体の85%以上がリモート対応
クラウドワークステック22,623件
Webディレクター案件:2,801件
・リモート案件97%でフレキシブルな働き方が可能
・週3日や週4日からの案件も充実
HiPro Tech4,626件
Webディレクター案件:178件
・直接契約で高額報酬案件が豊富
・フルリモートや週3日稼働の柔軟な働き方が可能
フォスターフリーランス2,132件
Webディレクター案件:33件
・高単価案件が豊富で業界トップクラスの報酬
・フルリモート案件が多数揃っており、柔軟な働き方が可能
※案件数はいずれも2025年2月時点(以下同)

ここでは表のサービスについて、それぞれの特徴を紹介していきます。

ITプロパートナーズ

公開案件数6,303件(Webディレクター案件:149件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・週2日から働ける柔軟な稼働案件が豊富
・エンド直案件が多く高単価案件が多数
運営会社株式会社Hajimari

ITプロパートナーズは、ITエンジニアやWebデザイナー、WebディレクターなどIT/Web系フリーンランスを対象にしたフリーランスエージェントです。

大きな特徴は、エンド直案件の多さで、全体の9割以上がクライアントとの直接契約となっており、高単価案件が豊富に揃っています。

また、スタートアップやベンチャー企業の案件も多く、Webディレクターとして新たな技術やサービスに携われる魅力的な機会が多数あります。

週2日からの案件も多く、柔軟な働き方を求める方におすすめです。

実際にITプロパートナーズで掲載されているWebディレクター案件は、以下のとおりです。

案件名【イベント/セミナー企画】スポーツチームのファンクラブ運営/ディレクターの業務委託案件・フリーランス求人
案件単価〜700,000円/月
勤務地基本リモート一部出社
スキルファンコミュニティの企画〜運営経験,集客経験
職種・ポジションWebディレクター
案件名【SEO/コンテンツマーケティング/編集/ライティング】AI活用コミュニティにおけるWebディレクターの業務委託案件・フリーランス求人
案件単価〜600,000円/月
勤務地基本リモート一部出社
スキルWebライティング/ディレクション経験,生成AIの知識,SEO運用
職種・ポジションWebディレクション

レバテックフリーランス

公開案件数95,335件(Webディレクター案件:不明)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・リモートやフレキシブル勤務が可能な案件が豊富
・参画後の報酬アップ事例が多い
運営会社レバレジーズ株式会社

レバテックフリーランスは、フリーランスエンジニアやクリエイターに特化したエージェントです。

95,000件以上の豊富な案件数を誇り、Webディレクター向けの案件も多数揃っています。リモートワークやフレキシブルな働き方が可能な案件が多い点や、参画後に報酬アップのチャンスも大きい点が魅力です。

エージェントがクライアントとの間に入り、条件交渉から契約手続きまで全面的にサポートするため、安心してプロジェクトに集中できます。

Midworks

引用元:Midworks
公開案件数11,599件(Webディレクター案件:96件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・報酬保障制度があり安定した働き方をサポート
・福利厚生が充実しており交通費や書籍代などを補助
運営会社株式会社Branding Engineer

Midworksは、フリーランスエンジニアやクリエイター向けのエージェントで、充実した福利厚生が特徴です。

公開案件数は10,000件を超え、Webディレクター向けの案件も90件以上取り扱っています。

Midworksの最大の特徴は、フリーランスでありながらも正社員のような安心感を提供する報酬保障制度です。仮に案件が途切れた場合でも、一定の条件を満たせば報酬が保障されるため、収入の不安を抑えながら働くことができます。

TECH STOCK

引用元:TECH STOCK
公開案件数8,318件(Webディレクター案件:19件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・上流工程案件が豊富で高報酬案件が多数
・「fukurint」など福利厚生サービスを用意
運営会社INTLOOP株式会社

TECH STOCKは、フリーランスエンジニアやクリエイターを対象にしたエージェントで、公開案件数は約8,000件を超えています。

上流工程に関わる高単価案件が多いことが特徴。週5日稼働の案件やリモートワークが可能な案件も豊富で、柔軟な働き方を希望するフリーランスにもおすすめです。

福利厚生サービス「fukurint」も用意しており、フリーランスとしての生活をサポートする仕組みが整っています。

エンジニアファクトリー

公開案件数7,207件(Webディレクター案件:95件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・「フリーナンス」などのサポートが充実
・最短24時間という迅速なマッチングが可能
運営会社アイムファクトリー株式会社

エンジニアファクトリーは、フリーランスエンジニアやWebディレクターを対象にしたエージェントです。

最短24時間でのスピーディな案件紹介が特徴です。万が一のリスクにも備えた「フリーナンス」などのサポートが充実しており、安心して稼働できます。

フルタイムから週3日稼働まで、多様な働き方に対応しています。

テクフリ

引用元:テクフリ
公開案件数20,373件(Webディレクター案件:296件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・マージン率10%の案件あり
・休業補償保険や報酬付き休暇など福利厚生が充実
運営会社株式会社アイデンティティ

テクフリは、フリーランスエンジニアやWebディレクターを対象としたエージェントサービスで、高単価案件の取り扱いが豊富です。

特徴的なのは、マージン率10%という水準や、エンド直案件を通じて高収入を実現できる点です。また、テクフリは福利厚生「ITフリーランスコンソーシアム」(ITFC)を用意しており、フリーランスにありがちな収入や休業時の不安を軽減します。

働き方も柔軟で、リモート案件や週3日稼働など、多様なライフスタイルに対応しています。

ランサーズエージェント

公開案件数13,939件(Webディレクター案件:144件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・元請け直案件を多数取り扱い
・全体の85%以上がリモート対応
運営会社ランサーズ株式会社

ランサーズエージェントは、フリーランスエンジニアやWebディレクター向けのエージェントサービスです。

約13,500件の案件がありWebディレクター向け案件も揃っています。全体の85%以上がリモート対応案件です。

契約満了後も継続的に案件を提案するため、フリーランスとして安定的にキャリア形成したい場合にも便利でしょう。支払サイトは「稼働当月の25日に前払い、末日締め後の即日支払い」も選択可能です。

クラウドワークステック

公開案件数22,623件(Webディレクター案件:2,801件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・リモート案件97%でフレキシブルな働き方が可能
・週3日や週4日からの案件も充実
運営会社株式会社クラウドワークス

クラウドワークス テックは、エンジニアやWebディレクターをはじめとするITフリーランス向けのエージェントサービスです。

公開されている案件の約97%がリモートワークに対応しており、場所を問わずに働ける環境が整っています。週3日や週4日からの勤務も可能な案件が多く、プライベートと仕事の両立を重視するフリーランスにも最適です。

稼働後も担当者が企業との交渉やサポートを行い、継続率90%以上という実績があります。オンラインでの勤怠管理や契約手続きも簡単に行えるため、時間を有効に活用したい方におすすめです。

HiPro Tech

引用元:HiPro Tech
公開案件数4,626件(Webディレクター案件:178件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・直接契約で高額報酬案件が豊富
・フルリモートや週3日稼働の柔軟な働き方が可能
運営会社パーソルキャリア株式会社

HiPro Techは、ITエンジニアやWebディレクターなど、テクノロジー分野のフリーランスを対象としたエージェントサービスです。

企業との直接契約案件が多く、高額報酬を実現できるのが大きな特徴です。公開されている案件の約70%が事業会社のもので、長期的な契約が可能です。また、リモートワーク案件が全体の84%を占めており、柔軟な働き方を実現できます。

多様なスキル・職種に対応した案件が揃っているため、エンジニアやディレクターの方に便利なサービスです。

フォスターフリーランス

公開案件数2,132件(Webディレクター案件:33件)
職種エンジニア・デザイナー・ディレクター・マーケター
特徴・高単価案件が豊富で業界トップクラスの報酬
・フルリモート案件が多数
運営会社株式会社フォスターネット

フォスターフリーランスは、ITエンジニアやWebディレクターを中心としたフリーランス向けのエージェントサービスです。

1996年のサービス開始以来、20,000人以上のフリーランスに案件を紹介しており、商流が浅いため業界トップクラスの高単価案件を多数取り揃えています。

リモートワーク対応の案件が豊富で、場所を選ばず働くことが可能です。また、案件提案から契約、就業中のフォローまで、スピーディかつ丁寧なサポートが特徴です。

フリーランスWebディレクターの案件単価・年収目安

フリーランスのWebディレクターは、経験やスキルに応じて案件単価が大きく異なります。

会社員のWebディレクターの平均年収は、求人ボックスによると499万円ですが、フリーランスとして独立することで大幅な収入アップを狙うことができます。

一方、弊社ITプロパートナーズの案件単価を基準にすると、フリーランスWebディレクターの年収600万円~900万円が相場であり、高単価案件を獲得することで1,000万円以上も可能です。

ただし、当然ですが、スキルレベルや案件内容によって、単価相場は変わります。経験年数別、仕事内容別に分けて、フリーランスWebディレクターの案件単価を紹介していきます。

経験年数別の案件単価

フリーランスのWebディレクターは経験年数によって単価が大きく異なります。ITプロパートナーズを参考にすると、経験3〜5年程度のディレクターの平均年収は720万円で、5年以上のベテランになると1,000万円を目指すことができます。

会社員Webディレクターの平均年収は、job tag(厚生労働省職業情報提供サイト(日本版O-NET))では551.4万円となっているので、フリーランスとして独立することで年収アップを目指せると言えるでしょう。

Webサイト制作・ディレクション業務には、クライアントとの調整やプロジェクト管理、デザイン・開発チームの統括など幅広いスキルが求められるため、経験を積むほど高単価の案件を獲得しやすくなるのが特徴です。

仕事内容別の案件単価

仕事内容月単価(平均)
Webサイト制作/ディレクション62万3,077円
SEO・コンテンツディレクション62万9,412円
広告運用ディレクション62万8,527円
※(参考:ITプロパートナーズで掲載している月額案件単価から算出)

上記のようなフリーランスWebディレクション案件の単価は、月62万円台が相場です。

例えばWebサイト制作/ディレクションでは、クライアントの要望に応じたWebサイトの設計・制作を統括し、デザインや機能面のディレクションを行います。

SEO・コンテンツディレクションでは、検索エンジンでの上位表示を目指し、SEO戦略の立案やコンテンツの企画・管理を担当。広告運用ディレクションでは、Web広告の運用・最適化を行い、ターゲット層に適切な広告を配信することで集客や売上の最大化を目指すのが一般的な業務です。

フリーランスWebディレクターとして高収入を目指していきたい方は、以下の記事も確認してみましょう。

フリーランスWebディレクターの案件単価

Webディレクターフリーランスは高年収を稼げる?独立後の案件例も紹介

Webディレクターがフリーランスエージェントを活用するメリット・デメリット

Webディレクターがフリーランスエージェントを利用する場合、メリットだけでなくデメリットもあります。

エージェントを利用するメリット

Webディレクターがフリーランスとして案件を探す際、フリーランスエージェントは有力な選択肢です。ここでは具体的なメリットを4つ紹介します。

営業・交渉を代行してもらえる

フリーランスエージェントを利用すると、Webディレクターは営業や条件交渉をプロに任せられます。

特に、初めてフリーランスとして活動を始める場合、クライアントとのやりとりの方法や、自分のスキル・経験をアピールする方法がわからず、迷うこともあるでしょう。

しかし、エージェントを使えば、サポートが受けられるほか、案件探しやクライアントとの交渉を任せられ、Webディレクターとしてのコア業務に集中できます。

フリーランスエージェントとは?仕組みやメリット・デメリットを紹介

契約・報酬のやり取りで間に立ってもらえる

フリーランスエージェントを活用することで、Webディレクターは契約や報酬のやり取りに関するトラブルを未然に防ぎやすくなります。

直接クライアントと契約すると、契約内容の確認や報酬の受け取りに自己責任で対応する必要があり、問題が発生した場合の解決も自分一人で行わなければなりません。

しかし、エージェントが仲介に入ることで、契約条件のすり合わせや報酬の受け渡し手続きについてサポートを受けられます。例えば、クライアントが契約にはなかった仕事を依頼してきた場合でも、エージェントに相談することが可能です。

非公開の案件に出会えることもある

フリーランスエージェントの最大の利点の1つは、一般には公開されていない「非公開案件」を紹介してもらえる可能性があることです。多くの企業は、重要なプロジェクトや機密性の高い業務に関して、信頼できるエージェント経由でしか案件を公開しません。例えば、大手フリーランスエージェントを使えば、他には公開されていない非公開案件を紹介してもらえる可能性もあります。

多くの企業は、重要なプロジェクトや機密性の高い業務に関して、信頼できるエージェント経由でしか案件を公開しません。例えば、大手企業のDXプロジェクトや、新規サービスのローンチに関わる案件などは、一般的な求人サイトでは見つけにくい場合があります。

非公開案件には、Webディレクターとして大きな裁量を任されたり、単価が高かったりといった魅力的な案件も多く存在します。そのため、非公開案件を獲得するチャンスがあるのは、Webディレクターにとって大きなメリットでしょう。

高単価な案件が多い

Webディレクターがフリーランスエージェントを活用するメリットの一つは、高条件な案件が多いことです。

エージェントは企業とのコネクションが多く、直接契約が難しい大手企業や有名ブランドの案件も紹介してくれることもあります。

また、エージェントがクライアントとの契約交渉を行うため、営業を任せられるだけでなく、単価が高い案件や、フルリモートの案件、長期契約の案件など好条件の契約が期待できます。

エージェントを利用するデメリット

エージェントには大きく以下2つの利用するデメリットがあります。

希望の案件が見つからない可能性もある

フリーランスエージェントを活用しても、希望する案件が必ず見つかるとは限りません。

特に、特定の業界やプロジェクトにこだわりがある場合、マッチする案件が少なく、紹介を受けられないことがあります。また、Webディレクターの案件は企業によって求められるスキルや役割が異なり、希望条件と合致しない場合もあります。

人気の高い案件であれば競争率が高く、エージェント経由でも獲得が難しいこともあるでしょう。

登録や面談が手間に感じることがある

フリーランスエージェントを利用するには、職務経歴書の提出や、エージェントとの面談を行う必要があります。

多くのエージェントでは、経歴やスキルを細かくヒアリングされるため、事前準備が求められます。特に、複数のエージェントに登録する場合、それぞれに経歴書の提出や面談が必要となり、手間に感じることがあります。

また、面談では希望条件やスキルをしっかり伝える必要があり、面談の結果次第では希望に合う案件を紹介されにくくなることもあるため、適切に自己PRするスキルも求められます。

フリーランスエージェントでWebディレクターの案件を探す際の注意点

Webディレクターとしてフリーランスエージェントを活用することには多くのメリットがありますが、一方で注意すべき点も存在します。ここでは、主な注意点を3つ紹介します。

経歴・実績を分かりやすく整理しておく

まず、Webディレクターとしての経歴や実績を整理し、職務経歴書やポートフォリオに反映させることが重要です。

過去に担当したプロジェクトの規模や業界、リードしたチームの人数、使用したツール・技術などを細かく記載しましょう。また、サイトリニューアルやマーケティング戦略の立案に携わった場合、その成果を数字で示すことで、より説得力が増します。

エージェントはこうした情報をもとに案件を紹介するため、実績やスキルについてはできるだけ詳しく記載しましょう。

フリーランスの履歴書/職務経歴書の書き方は?コツやテンプレートも紹介

実務経験がないと案件獲得が難しいことがある

フリーランスエージェントを利用する場合、実務経験がないと案件の獲得は難しい可能性があります。

プロジェクト進行管理やクライアントとの交渉・コミュニケーションスキルは必須要件です。また、単にスキルがあるだけでなく、「ECサイトや企業の公式サイトのディレクション経験がある」といった具体的な実績を語れるかどうかも判断基準になります。

実務未経験の場合、クラウドソーシングなどを活用して小規模なプロジェクトを手掛け、実績を積んでからエージェントに登録すると効果的です。

クラウドソーシングサイトおすすめ14選!初心者が副業で稼ぐコツとは

非公開案件も活用する

エージェントに登録しても、全ての案件を自分で検索できるとは限りません。多くのフリーランスエージェントでは、非公開のWebディレクター案件が存在します。好条件の案件を探すには、非公開案件も視野に入れるのが有効です。

特に大手企業やスタートアップの重要なプロジェクトは、公開されることが少なく、エージェント経由でのみ紹介されることが一般的です。これらの案件にも触れるには、社会人としての基本的な礼儀・マナーを徹底することはもちろん、自身のWebディレクターとしてのスキルや実績を丁寧にアピールし、エージェントとの信頼関係を築くことが重要です。

また、前提としてエージェントサービスはエージェント側が案件を紹介する形が多いため、自分で案件を検索したい場合は、ダイレクト型のマッチングサービスやクラウドソーシングが向いている可能性があります。

フリーランス向け仕事マッチングサービスのおすすめ

フリーランス向け仕事マッチングサービス23選!選び方のコツも紹介

フリーランスエージェントをうまく活用して収入アップするコツ

フリーランスエージェントをうまく活用して収入アップを実現するためには、単にエージェントを利用するだけでなく、いくつかの重要なポイントを意識することが効果的です。ここでは、収入アップにつながる3つのポイントを紹介します。

できるだけエンド直の案件を探す

収入を増やすためには、エンド直の案件を優先して探すことが重要です。

エンド直の案件とは、クライアントと直接契約するもので、間に他の中間業者が入らないため、追加的なマージンが発生せず、高単価の案件を獲得しやすくなります。

特にWebディレクターはプロジェクト全体を管理する責任ある立場であり、エンド直案件であればより責任のある役割を任されることが多く、収入アップが期待できます。

エンド直案件とは?元請け直・二次請けとの違いや獲得方法を紹介

複数のエージェントに登録する

1社のエージェントに依存せず、複数のエージェントに登録することで、紹介される案件の選択肢が広がります。

Webディレクター案件と言っても、エージェントごとに得意とする業界やクライアントが異なるものです。あえて複数のエージェントに登録することで、偏りなくさまざまな選択肢を検討しやすくなります。

結果的に、自分にとって最適な条件の案件や、より高報酬の案件に出会うチャンスが増えるのです。

フリーランスエージェントは複数登録すべき6つの理由と登録時の注意点

スキル・実績の幅を広げる

案件の幅を広げ、収入を増やすためには、常に自分のスキルと実績をアップデートし、幅を広げることが重要です。

Webディレクターとしては、デザインやマーケティング、UX/UIなどのスキルも身につけておくと、幅広い案件をこなせるようになります。また、最新のトレンドを意識し、需要が高いスキルを常に習得することも欠かせません。

エージェントによっては、最新の技術トレンドが必要とされる案件を数多く揃えているものもあり、あえてこういった案件にチャレンジすることも重要です。

優秀なWebディレクターに必要なスキル20選を一覧で紹介

フリーランスWebディレクターの将来性・需要は?

フリーランスWebディレクターの需要は、Webメディア運営やECサイト構築、企業のDX推進などで高まっています。

企業がデジタルマーケティングに注力する中、サイト運営やプロジェクト管理を担う役割が重要視されています。特に リモートワークの普及により、専門スキルを持つ外部人材が活用しやすくなったことや、副業・業務委託の増加によるコスト削減の動きが影響しています。

また、スタートアップや中小企業のデジタル化の促進に伴い、社内に専任ディレクターを置かずフリーランスに依頼するケースも増えています。

こうした流れから、フリーランスWebディレクターの需要は今後も安定し将来性も高い職種と言えるでしょう。

まとめ

本記事では、Webディレクターがフリーランスエージェントを活用して案件を探すにあたって、エージェント選びのポイント、エージェントを活用するメリット、注意点、そして収入アップのための具体的なコツについて詳しく解説しました。

エージェントを利用すると、交渉や契約の負担を軽減し、マッチする案件を効率的に獲得できるメリットがあります。記事では、Webディレクターの案件獲得におすすめのフリーランスエージェントを10社紹介しましたが、それぞれの特徴を把握し、自身の希望に合った案件を多く抱えるエージェントを選ぶことが重要です。

弊社ITプロパートナーズは、IT/Web系分野に特化したフリーランスエージェントで、Webディレクター向けの案件も多く取り扱っています。リモート案件が中心で、週2日からの案件も多く、柔軟に働けます。また、エンド直の案件が9割を占めており、高単価の案件も揃っています。Webディレクターとして案件探しをする際には、ぜひご活用ください。

フリーランスの方でこのようなお悩みありませんか?
  • 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
  • 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
  • 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい

そのような方はぜひ、ITプロパートナーズをご利用ください!

フリーランスの方に代わって高額案件を獲得
週2日、リモートなど自由な働き方ができる案件多数
専属エージェントが契約や請求をトータルサポート

まずは会員登録をして案件をチェック!

この記事を書いた人
アバター画像
ITプロマガジン
ITプロパートナーズはITフリーランスの方に案件紹介をしているエージェントです。当メディア「ITプロマガジン」では、フリーランスの働き方から仕事探しまで幅広い情報を日々発信しています。