こんにちは、ITプロマガジンです。
フリーランスWebコンサルタントは、Webに関する幅広い知識やスキルを活かし、企業の売上をアップさせるための施策の提案を行います。
フリーランスWebコンサルタントになって稼いでいくにはどうすればいいのでしょうか。この記事では、フリーランスWebコンサルタントに必要なスキルや案件例、具体的な仕事の獲得方法などを解説します。実績やスキルを活かして成功するために、ぜひ役立ててください。
「必要以上に安売りをしてしまう」「市場感より高い単価で参画してしまいトラブルになる..」
フリーランス市場は売り手市場であるものの、いまだに正しいノウハウが確立されておらず、多くの方が案件探しに苦労されています。
ですが、現在の市場感や企業側に刺さる経験・スキルを理解し正しく案件探しをすれば、誰でも自身のバリューを活かし単価を伸ばすことができる、というのも事実です。
ITプロパートナーズでは、
・9割がエンド直案件のため、高単価
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などの魅力的な案件を数多く保有し、マッチング能力の高い即戦力エージェントが完全サポートします。
初めてのフリーランス、情報収集段階でも大丈夫です。あなたの働き方にマッチし、単価も高く、最もバリューを発揮できる案件を探しませんか?
目次
- 1 フリーランスWebコンサルタントとは?
- 2 フリーランスWebコンサルタントの仕事内容
- 3 フリーランスWebコンサルタントの種類・単価相場
- 4 WebコンサルタントとWebマーケターの違い
- 5 フリーランスWebコンサルタントの案件例
- 6 フリーランスWebコンサルタントに必要なスキル
- 7 フリーランスWebコンサルタントにおすすめの資格
- 8 未経験からフリーランスのWebコンサルタントになる方法
- 9 フリーランスWebコンサルタントの仕事獲得方法
- 10 フリーランスWebコンサルタントとして高収入を稼ぐポイント
- 11 フリーランスWebコンサルタントとして独立する際の注意点
- 12 フリーランスWebコンサルタントの将来性
- 13 まとめ
フリーランスWebコンサルタントとは?
Webコンサルタントは、Webを活用して企業の売上を向上させる仕事です。経営視点を持って、必要な戦略や施策を自ら練り上げ、提案します。
フリーランスとして活動するWebコンサルタントは、クライアント企業の業界やフェーズ、予算感などに応じて、第三者目線で最適な提案を行う必要があります。
たとえばWebサイトへのアクセス数に課題のある企業であれば、SEO対策・リスティング広告・SNS広告などの施策を提案、実施します。CVRに課題のある企業であれば、コンバージョン改善のためのUI/UX改善・ABテスト・LPOなどの施策を提案、実施したりします。
なお、Web全般を対応範囲とするWebコンサルタントだけでなく、SEOや広告運用に特化しているWebコンサルタントもいます。
フリーランスWebコンサルタントの仕事内容
フリーランスWebコンサルタントは主に以下のような業務を行います。
- Webサイト戦略の立案
- Webサイトの分析・改善
- Webサイトの集客
それぞれ具体的な仕事内容について解説していきましょう。
Webサイト戦略の立案
Webコンサルタントの仕事の中でも特に重要なのが、Webサイト戦略の立案です。クライアント企業がどのようにWebを活用し、どのように成果・利益へとつなげていくか、具体的なプランを描き出します。
戦略立案には、まず現状のWeb活用に何が不足しているかを知る必要があります。クライアント企業や業界の関係者などからヒアリングやインタビュー、アンケートなどを通じて要望や意見などを収集し、それらの情報をもとに具体的なWeb戦略プランを立案します。
さらに、立案したWeb戦略プランに基づき、Webサイトの制作・改善、メルマガ配信、Web広告配信、SEOなど個々の領域で施策を練り、それらを組み合わせて具体的な実行計画を立案することが可能です。
Webサイトの分析・改善
クライアント企業が運営しているWebサイトの状況を診断して問題点を特定し、Webサイトが本来の目的を達成できるようアドバイスを行います。
そのためには、Webサイトの目的の達成度を測定するために指標を特定する必要があります。たとえば認知度向上が目的なら「PV」、会員登録や商品購入が目的なら「CV」が指標として挙げられます。その上で、成功の基準となるKGI・KPIなどの目標値を設定し、目標達成に向けてWebサイトを分析し、改善を重ねていきます。
Webサイトの集客
Webサイトにより多くのユーザーがアクセスするための「集客」の仕組みづくりも、Webコンサルタントの重要な役割です。
Webサイトでの集客がうまくいけばより多くの情報が多く閲覧され、企業やブランドの認知度が高まったり、資料請求の問い合わせが増えたり、商品・サービスの購入に結びついたりするなど、クライアント企業の売上拡大やビジネス成長に貢献できます。
具体的には、Web広告配信、SEO対策、LPO、SNSの運営、サイト内コンテンツの拡充など各種施策を立案・実施してWebサイトへの流入を増やし、集客につなげます。
フリーランスWebコンサルタントの種類・単価相場
一言でフリーランスWebコンサルタントといっても、いくつかの種類があります。ここでは、代表的な3種類とそれぞれの単価相場を紹介します。
Webマーケティングコンサルタント
売上成長や認知拡大など、クライアント企業が掲げる目的の達成に向けて、Web施策全般に携わり、コンサルティングを行う職種です。サイトの改善やメルマガ配信、SEO対策、オンライン広告配信など、幅広い領域からの戦略立案・提言を行うための視野と専門知識・スキルが求められます。
高いスキルが求められる分、報酬も高めの案件が多く見られます。例えばフリーランスエージェントのITプロパートナーズでWebマーケティングコンサルタントの案件を検索すると、単価50万円から90万円の案件が多く見つかりました。
SEOコンサルタント
クライアント企業が運用しているWebサイトなどのオウンドメディアが検索結果の上位に表示されるよう、SEOの知識・経験を活かして支援を行うコンサルタントです。閲覧者数やコンバージョン数の増加など、目に見える形で成果を上げてクライアント企業のビジネスに貢献できるので、やりがいがある仕事です。
SEOコンサルタントの案件相場は、単価40万円から70万円程度です。案件によっては、実際の記事の執筆まで担当することもあります。
Web広告コンサルタント
GoogleやYahoo!、FacebookなどのWeb媒体が提供するWeb広告の運用を専門とするWebコンサルタントです。Web広告戦略の立案、Web広告の制作、レポートの作成、改善に向けた分析などの業務を担います。Web広告配信のPDCAサイクルを回して成果の改善を図ることで、クライアント企業の利益向上に貢献できます。
Web広告の運用に関する案件は、単価60万円から70万円のものが多く見つかりました。案件によっては、クライアントに関連する業界でのWeb広告運用経験が求められます。
SNSコンサルタント
クライアントの各種SNSアカウントの運用について、戦略立案や実際の運用代行などを行うコンサルタントです。近年は集客ツールのひとつとしてSNSを活用している企業も多く、SNSコンサルタントの需要が高まっています。SNSコンサルタントには、InstagramやTikTokなどアカウントを運用する媒体に関する知識やノウハウが必要です。
SNSコンサルタントを含めSNSを使ったマーケティングに関する案件は、単価40万円から60万円のものが多く見られます。
WebコンサルタントとWebマーケターの違い
Webコンサルタントに似た職業であるWebマーケターも需要が高めです。WebコンサルタントとWebマーケターには明確な区切りがあるわけではないものの、業務の立場や提案の仕方は少し異なります。
ここでは、WebコンサルタントとWebマーケターの違いを確認しましょう。
業務での立場が異なる
Webコンサルタントは、第三者の立場から客観的に必要な提案をします。企業の現状を客観的に把握し、必要だと思われる戦略や施策を示すのが仕事です。
一方、Webマーケターは、自らが中心となり、必要な戦略や施策を検討します。企業の一員としてさまざまな事情に配慮しながら業務を進める場合が多いです。
提案の視点が異なる
Webコンサルタントは経営を軸にして企業の現状を把握し、必要な戦略や施策を提案します。市場だけでなく、企業のビジネスに関わるすべてを考慮したうえで提案するのが大きな特徴です。つまり、より大きな視点で提案を行うのです。
それに対してWebマーケターは、市場の状況をもとに戦略や施策を考えます。刻々と変化する市場の状況にあわせ、最も効果が出やすいマーケティング手法を提案するのが仕事です。
Webマーケティングフリーランスについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
フリーランスWebコンサルタントの案件例
ここでは、フリーランスWebコンサルタント向けの案件例を3つ紹介します。
【Webコンサル/フルリモート】DX事業でのWebコンサルティング募集!
案件名 | 【Webコンサル/フルリモート】DX事業でのWebコンサルティング募集! |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Webコンサルタント/アナリスト/ディレクター等の経験 Webサイト分析からCVR改善までの提案を実際に行った経験 など |
職種・ポジション | Webコンサルタント |
こちらの案件は、クライアントのWebサイトの分析から改善案の提案、実行までを担当する案件です。実際にWebコンサルタントとして分析から改善提案まで行った経験が求められます。
【コンサルタント】Web分析/改善施策プランニングにおけるコンサルの案件・求人
案件名 | 【コンサルタント】Web分析/改善施策プランニングにおけるコンサルの案件・求人 |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | フルリモート |
スキル | Webコンサルタント/アナリスト/ディレクター等の経験者 など |
職種・ポジション | コンサルタント |
こちらは、クライアントが展開するデジタルマーケティングの支援サービスにコンサルタントとして参画する案件です。クライアントの組織の一員として、サービス利用企業へWeb分析や改善提案、要件定義などを行います。
【コンサルタント】歯科矯正サービスにおけるCVR改善の案件・求人
案件名 | 【コンサルタント】歯科矯正サービスにおけるCVR改善の案件・求人 |
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案件単価 | 〜700,000円/月 |
勤務地 | 基本リモート一部出社(最寄り駅 参宮橋) |
スキル | LPやサンクスページなどでのCVR改善経験 |
職種・ポジション | マーケター コンサルタント |
こちらは、歯科矯正サービスを展開するクライアントをマーケター・コンサルタントとして支援する案件です。クライアントが運用するLP・サンクスページ・チャットボットにおいて、CVRの改善を目指します。
フリーランスWebコンサルタントに必要なスキル
フリーランスWebコンサルタントとして活躍するには、さまざまなスキルが必要です。ここでは、フリーランスWebコンサルタントに必要なスキルを具体的に解説します。
Webに関する幅広い知識
フリーランスWebコンサルタントは、それぞれの企業にとって最適な提案をする必要があります。そのためには、Webに関する幅広い知識が不可欠です。SEO施策や各種広告の特徴はもちろん、Webに関わるシステムについても理解しておくべきです。
また、Webを取り巻く環境は常に変化しています。そのため、フリーランスWebコンサルタントとして結果を出し続けるには、常に勉強を重ねてWebに関する知識をアップデートしていかなければなりません。時間が経つと、過去と同じやり方をしても効果が出なくなる恐れがあります。
論理的思考力
フリーランスWebコンサルタントの役割は、企業のWeb戦略の課題を発見したうえで、改善する方法を示すことです。課題を見つけて改善を促すためには、本質的な原因を突き止める必要があります。そのためには論理的思考力が必要です。物事の因果関係を把握し、どのように影響しあっているか見極めなければなりません。
また、単に最適な改善方法を示すだけでなく、それぞれの企業の状況にも配慮すべきです。商品やサービスの特徴や予算などによっても、現実的に実践できる戦略や施策は変化します。論理的思考力をもっていれば、企業が納得する提案をしやすくなるでしょう。
課題発見能力
すでに触れたとおり、フリーランスWebコンサルタントは企業のWeb戦略の課題を自ら発見する必要があります。既存のWeb戦略を確認し、具体的にどのような課題があるのか見出さなければなりません。課題を見つけるためには、企業がWeb戦略に取り組む目的や求めている効果も正確に理解すべきです。同じ取り組みをしていても企業によって課題は異なるため、分析によってそれぞれの課題を見つける必要があります。
情報収集力
フリーランスWebコンサルタントは、常にWebに関する最新情報を集めるべきです。有効な施策は日々変化しているため、アンテナを張り続ける必要があります。
ただし、インターネット上にはWeb施策に関する情報が溢れており、適切なものを取捨選択するスキルも身につけなければなりません。情報源を確認し、信頼できる情報を収集するようにしましょう。
コミュニケーション能力
フリーランスWebコンサルタントは、多くの人と関わりながら仕事を進めます。さまざまな企業から依頼を受けるため、それぞれにあわせたコミュニケーションを取るべきです。相手によって認識や知識量が異なる可能性があるので、柔軟な対応ができないと意思疎通がうまくいかない恐れもあるでしょう。
また、フリーランスWebコンサルタントは、チームを組んで業務を進める可能性があります。スムーズに業務を進めるためには、仲間とのやり取りにも配慮してコミュニケーションを取ることが大切です。
フリーランスWebコンサルタントにおすすめの資格
フリーランスWebコンサルタントとして働くにあたって、特に資格は必要ありません。ここでは、経験が不足している場合などにスキル・知識の証明として活用する上でおすすめの資格を3つご紹介します。
Webアナリスト検定
日本Web協会(JWA)が実施している検定です。講座と試験がセットになったプログラムで、1日・5時間のプログラムで構成された講座を受講後、オンラインで試験が受けられるので、受験直後に結果が分かります。
講座では実際のGoogleアナリティクスの画面を使った開設により、Googleアナリティクスを体系的に学習でき、現場で通用するノウハウが身に付きます。ユーザーフローに沿ったデータ分析の考え方を基軸に、集客・回遊・コンバージョン・リピートの4つのステップから分析のポイントを学習できます。
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)
Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)は、Googleアナリティクスを提供しているGoogle社の公式認定資格として、高い信頼性と知名度を誇ります。Googleアナリティクスを用いたアクセス解析やレポート機能の知識などが問われる内容です。
受験するには、Googleスキルショップに無料登録して、専用の学習プログラムを受講後、オンラインテストを受けます。なお、個人認定資格の有効期限は合格後12ヶ月である点に注意が必要です。
ウェブ解析士
ウェブ解析士は、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)が実施・認定しているIT系の資格です。ウェブ解析スキルを身に付け、データを読み取り、正しい判断を行うスキルを身に付けることを目標としています。難易度の違いにより、「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」の3つのレベルに分かれています。
試験準備には公式テキストを購入して学習しますが、任意でウェブ解析士認定講座を受講することも可能です。試験はオンライン形式で120分50問・4択問題からなり、終了直後に合否が判定されます。
未経験からフリーランスのWebコンサルタントになる方法
未経験からフリーランスWebコンサルタントを目指したいと考えている人もいるでしょう。フリーランスは即戦力を求められるため、未経験での案件獲得は難しいです。
では、未経験からフリーランスのWebコンサルタントになるためには、どのようなステップを踏めば良いのでしょうか。具体的に解説していきます。
1.Webコンサル系企業に就職して実務経験を積む
フリーランスWebコンサルタント向けの案件では、実務経験や豊富な実績が求められています。よって、未経験からいきなりフリーランスWebコンサルタントとして独立するのは難しい場合がほとんどです。
未経験から始めるなら、まずはWebコンサル系企業に就職して実務経験を積みましょう。さまざまなクライアントの案件を請け負っているWeb制作会社・広告代理店・コンサルティング会社などに就職すれば、Webコンサルタントとして多くの経験を積むことができます。
2.副業案件から取り組み始める
実務経験を積んだら、いきなり独立するのではなく副業から取り組み始めるのがおすすめです。副業から始めると、会社員として安定した収入を得ながら独立後のシミュレーションができます。
「どうやって案件を見つけるか」「実際の作業時間や報酬はどのくらいか」などを事前に経験しておくと、より現実的な独立プランを立てられるでしょう。
3.フリーランスとして独立する
副業に慣れてきたら、フリーランスとしての独立を検討するタイミングです。副業案件を安定して獲得できているなら、独立後も継続して収入を得られる可能性が高いでしょう。
このように、未経験からフリーランスWebコンサルタントになるなら、ある程度時間がかかります。とはいえ、ひとつずつスキルや経験を積み重ねれば、フリーランスWebコンサルタントとして活躍できる可能性は十分あるでしょう。
フリーランスWebコンサルタントの仕事獲得方法
フリーランスWebコンサルタントとして仕事を獲得する方法は様々あります。ここでは、具体的な仕事の獲得方法を確認しましょう。
フリーランスエージェントを活用する
フリーランスWebコンサルタント向けの案件は、フリーランスエージェントを活用するとスムーズに見つかります。さまざまな条件の案件があり、自分のスキルや経験に応じて最適なものを提案してもらえるでしょう。エージェントが好条件の案件を精査しているため、独立したばかりでも安心です。
高収入を得られるうえに、勤務日数も融通がきく案件が多数あります。フリーランスWebコンサルタントとして活躍し、コンスタントに高収入を獲得したいならエージェントの活用がおすすめです。
弊社ITプロパートナーズでも、webコンサル案件を取り扱っています。
フルタイム案件はもちろん、週3日〜の案件およびリモートの案件数も豊富で、エンド直での契約のため高単価案件が多いのも特徴です。スタートアップやベンチャーの案件も多く、トレンドの技術に触れる機会にも恵まれます。興味のある方はぜひご検討ください。
クラウドソーシングを活用する
クラウドソーシングとは、仕事を依頼したい人と仕事を獲得したい人を結びつけるサービスです。クラウドソーシングではさまざまなジャンルの案件が募集されており、Webコンサルティングの案件も多くあります。会員登録すれば、誰でも案件を閲覧したり、応募したりできます。
ただし、クラウドソーシングで募集されている案件は、低単価な場合も少なくありません。独立したばかりでまずは実績を積みたいという場合は、クラウドソーシングを活用して案件を獲得するのもひとつの方法です。
HPを立ち上げて集客する
自分のHPを立ち上げ、Webコンサルティングの依頼を募集する方法もあります。自分の得意分野や過去の実績をまとめたり、効果的なWebコンサルティングの手法について紹介したりしましょう。
もちろん、いきなりHPを立ち上げてもすぐにアクセスや依頼が増えるわけではありません。しかし、Webコンサルタントとしての知見やスキルを活かせば、自分のHPへの流入をスムーズに増やせるでしょう。HPで多くのアクセスや依頼を集められた場合、その事実もWebコンサルタントとしての実績のひとつになります。
もともとWebコンサルタントとしてある程度の知名度や実績があるなら、SNSや名刺などからHPへ誘導して依頼につなげるのもおすすめです。
スキルシェアサービスを活用する
スキルシェアサービスを利用すれば、Web上で自分のスキルの販売が可能です。Webコンサルティングのスキルを出品すると、それを必要としている人から依頼が入る可能性があります。Webコンサルティングの総合的なスキルを提供するのではなく、SEOや広告運用などのスキルに特化して提供するのもひとつの手です。あらかじめ単価を設定できるため、自分の希望に応じた報酬を獲得できます。
知人・友人の紹介
フリーランスWebコンサルタントは、知人や友人を介して仕事を紹介してもらうケースも多いです。過去に一緒に仕事をした仲間から声がかかる場合もあるでしょう。知人や友人から仕事を紹介してもらうためには、普段仕事に取り組む際もコミュニケーションや情報交換をしっかり行うことが大切です。
また、知人や友人が自信をもって自分を紹介できるよう、スキルや実績をコツコツ積み上げていくのも重要なポイントだといえます。
フリーランスWebコンサルタントとして高収入を稼ぐポイント
フリーランスWebコンサルタントとして高収入を稼ぐには、どのようなことを意識すればいいのでしょうか。ここでは、高収入を稼ぐために意識したいポイントを解説します。
実績を積み上げて単価を上げる
フリーランスWebコンサルタントとして活躍するには、実績があるほど有利です。実績が多ければ依頼したいという企業も増えやすくなります。単価が高い案件に採用されやすくなるだけでなく、依頼を受けた案件の単価に納得がいかない場合の交渉もしやすいです。
実績を増やすには、コツコツ案件をこなしていく必要があります。最初のうちは単価の高い案件をなかなか獲得できないかもしれません。しかし、ひとつひとつ丁寧に取り組んでいけば着実に実績は増えていき、単価が高い案件を受けられる可能性も高くなっていきます。
専門分野に特化する
フリーランスWebコンサルタントは、Webに関する知識を活かしてさまざまなアドバイスを行います。ただし、得意分野があるなら、それに特化して仕事を受けるのもひとつの方法です。専門分野で実績を積めば、スペシャリストとして活躍できます。
専門分野を中心に案件を受けるようにすると、よい結果も残しやすくなるでしょう。評判も上がる可能性が高いです。さらに、特定の分野に集中して知識を蓄えればいいため、情報収集もスムーズになります。もちろん、Webコンサルタントとして業務を進めるうえでは幅広い知識が必要ですが、専門分野を決めたほうが効率的に進めやすいです。
複数のクライアントを持つ
フリーランスは請け負う案件数と単価によって収入が決まるため、複数のクライアントを持つことで収入を増やせます。「案件を請け負いすぎて手が回らない」といった事態は避けるべきですが、稼働に余裕があるなら案件の掛け持ちも検討してみましょう。
複数のクライアントを持つと、収入の安定化や情報収集ができるというメリットもあります。特定のクライアントに収入を依存する状態はリスクもあるため、複数のクライアントと関係を持っておくのがおすすめです。
質の高い提案で信頼獲得する
質の高い提案をしてクライアントからの信頼を得られれば、単価アップや長期契約につなげられる可能性があります。例えば長期的な利益につながるような提案ができれば、クライアントに喜ばれるでしょう。コンサルタントとしてクライアントの課題を根本から解決し、事業成長に導くような提案を目指してください。
フリーランスWebコンサルタントとして独立する際の注意点
ここでは、フリーランスWebコンサルタントとして独立する際に注意すべきポイントを2つ紹介します。
体調管理を徹底する
フリーランスが体調を崩すと、クライアントに迷惑をかけたり収入が途切れたりする原因となるため、体調管理を徹底しましょう。特に案件を掛け持ちする場合は、働き過ぎによる体調不良に注意が必要です。フリーランスは労働時間の制限がないため、キャパオーバーにならないようにしっかり自己管理をしなければなりません。
事務作業が必要になる
フリーランスは、契約や納税などに関する事務作業も一人でこなす必要があります。契約書のやりとりや請求書の発行、確定申告といった多くの事務作業を、仕事の合間に行わなければなりません。独立後は事務作業のための時間もしっかり確保し、必要に応じて事務代行サービスなどの活用も検討しましょう。
フリーランスWebコンサルタントの将来性
Webは人々の生活になくてはならないものになっています。そのため、企業にとってもWebを活用する重要性はどんどん高まっている状況です。
ただし、Webで情報発信するためのチャネルが増えたため、Web施策の難易度は上昇しています。Webを活用して成果を上げるためには、専門的な知識やスキルが必要不可欠です。すべての企業にWebにくわしい人材がいるわけではなく、フリーランスWebコンサルタントへ依頼したいと考えるシーンは多くなっています。
電通が発表したデータによると、インターネット広告媒体費総額は、動画広告需要の高まりなどを受け、2022年に3兆円を超えました。2兆円を超えた2019年から、わずか3年で約1兆円増加したことになります。
Webプロモーションの需要は高まっており、フリーランスWebコンサルタントへの依頼もますます増えると考えられるでしょう。
まとめ
フリーランスWebコンサルタントは依頼を受けた企業の売上を向上させるため、Webを活用してさまざまな提案を行います。フリーランスWebコンサルタントとして結果を出すためにはWebに関する知識に加え、論理的思考力やコミュニケーション能力などのスキルが必要です。
未経験からいきなりフリーランスWebコンサルタントを目指すのは難しいため、まずは企業に就職して実務経験を積んだうえで独立することをおすすめします。フリーランスWebコンサルタント向けの案件はエージェントなどを活用することで見つかります。自分にあう方法を選びましょう。
- 高額案件を定期的に紹介してもらいたい
- 週2日、リモートワークなど自由な働き方をしてみたい
- 面倒な契約周りはまかせて仕事に集中したい
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