AWSエンジニアの年収はどれほどなのか?

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ITプロパートナーズ 代表エージェント 木村 直人

ITプロパートナーズ 代表エージェント 木村 直人

「すべらない起業論」編集長であり、エンジニアの起業・独立・フリーランス支援のプロエージェント。大手損害保険会社を経て、I&G Partners(現アトラエ)入社。成功報酬型求人サイト「Green」の立ち上げから関わる。その後、「IT起業家・フリーランスの自立を支える」というビジョンの元、「週2日からの業務委託案件を紹介する、ITプロパートナーズ」を立ち上げる。 ■BestVenture100に創業初年度で選出 ■取材記事:自立する覚悟が、働き方を変える
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こんにちは!

ITエンジニア・webディレクター・webデザイナーなどのIT人材の自立・キャリアを支援するITプロパートナーズの木村です。

弊社では、独立精神旺盛な優秀なエンジニアの方々の独立・起業サポートや、フリーランス支援を行っています。
こちらでは、日々の現場でサポートさせていただいている中での、プロの目線で、エンジニアに役立つお話をしてまいります。

今回はAWSについてです。

最初のクラウドサービスであり、後続類似サービスの猛追を受けつつも、昨今のクラウドサービス戦国時代において、大きなシェアを維持し続けるAWSこと、Amazon Web Services。

多くの企業がAWSの利用を始めたり、利用を検討している中で、AWSに見識のあるIT人材の獲得を目指す企業が増えています。

募集にあたって、企業によってはAWSエンジニアという名称も使っています。

AWSエンジニアという言葉は、まだまだ一般的な表現ではないように思いますが、今回は敢えてAWSエンジニアという言葉を使い、AWS・クラウドサービス時代のIT人材に求められるスキル、そして年収を見ていきたいと思います。

そもそもAWSとは?

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AWSエンジニアについて見ていく前に、すでに知っている方も多いかと思いますが、そもそも「AWSってなんだ?」という話から見ていきましょう。

AWSはAmazon Web Servicesという名前から分かる通り、Amazonが展開しているクラウドサービスです。

2006年に初めて市場に投入されたクラウドサービスで、AWSの登場で一気にクラウドという言葉が社会に広がりました。

ITの歴史に名前を刻んだ存在と言っても過言ではありません。

これまた、そもそも論なのですが、クラウドサービスのクラウドとはなんの略なのでしょうか?

不意に聞かれると、度忘れしてしまう方がチラホラいますが、正解はクラウドコンピューティングの略です。

このクラウドコンピューティングとは、インターネット経由でコンピューター(リソース)を提供するサービスで、早い話、AWSはインターネット経由でコンピューター(リソース)を貸し出しているということになります。

このコンピューター(リソース)の貸し出しについて、方法が二通りにあります。

  • プライベートクラウド
    一つ目は、貸し出し先の要求に合わせてクラウド環境もカスタマイズして、この範囲は100%その相手にしか貸さないよ、というプライベートクラウドです。
  • パブリッククラウド
    二つ目は、共通基盤を作っておいて、貸して欲しいという要求があるたびに、区分けして、この範囲はAさん用、ここかからここまではBさん用という様に、一つの共通基盤を複数人でシェアするパブリッククラウドです。

一応、補足しておくとシステムの区分けというのは実際にちぎったり、色分けしたりするわけではありません!

仮想化技術でAさんBさん、それぞれ用の仮想サーバーを作って貸し出したり、OneDriveのようなオンラインストレージのように、アカウント制御などで実現します。

日本ではどちらかというとプライベートクラウドの方が先行している印象を受けますが、AWSはパブリッククラウドになります。

なお、AWSのライバルは、以下のようなところを挙げられます。

  • Googleの「Cloud Platform」
  • Microsoftの「Azure」
  • 中国Alibabaの「AliCloud」
  • NTTコミュニケーションズの「Cloud n」
  • 富士通の「Fujitsu Cloud Service S5」

AWSの概ねの概要が見えてきたところで、ここでいうAWSエンジニアとはどういった人材かを見ていきたいと思います。

クラウドサービスのもう一つの区分について

AWSについてパブリッククラウドだと紹介しましたが、実はクラウドサービスの分類には、もう一つ重要な区分があります。

それは「Software as a Service(SaaS)」「Platform as a Service(PaaS)」「Infrastructure as a Service(IaaS)」です。

  • SaaS
    ソフトウェアの形での貸し出しで、まさにOneDriveのようなオンラインストレージなどが該当します。
  • PaaS
    ブラットフォームの形での貸し出しです。
    プラットフォームってなんだ?と思う方が多いともいますが、ずばり素の形のパソコンでの貸し出しです。つまり、ハードウェアは当然あってWindowsのようなOSやミドルウェアがすでに設定されているので、借りた側は必要なソフトをインストールするだけで利用が開始できる、というのがPaaSです。
  • IaaS
    IaaSだとミドルウェアはもちろん、OSも入っていない仮想サーバーが貸し出されます。
    借り手は、OSやミドルウェアの導入から開始しなくてはいけません。

このように、どのタイプのクラウドサービスと契約するかによって、どのレベルの作業が必要になるのか変わります。

そして、肝心のAWSの提供形態ですが、一番借り手側でやることが多い、IaaSとなります。

AWSエンジニアの仕事内容

ということで、AWSエンジニアの最初の仕事はAmazonから貸し出された空っぽの仮想サーバーが使えるように、環境を整えることです。

インフラ系、特に仮想化技術について知識がなければ話になりません。そして、環境を整えたら終わりというわけではありません。

AWSがライバルひしめくクラウドサービス業界で勝てる理由の一つは、100種類を超えるソリューションがあることです。

もちろん、これらのソリューションの活用は必須ではありません。

サードパーティー製品を使っても問題ありませんが、わざわざAWS用に作られたソリューションですから、下手なサードパーティーを使うくらいならAWS純正を使う方が賢いでしょう。

また、ラインナップ的にもDBやストレージといったミドルウェア系のものもあれば、機会学習やデータ分析といったビックデータ関連のもの、さらにARやゲーム開発に動画配信などエンタメ系のものまで多岐に渡っており、AWSと契約する動機となる内容になっています。

これらのソリューションを活用し、自分たちのAWS環境を企業戦略に合ったより好ましいものにすることを、AWSエンジニアたちは期待されているのです。

AWSエンジニアの現状と将来性って?

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ここでは、AWSを使いこなせるAWSエンジニアの現状と将来性について見ていきたいと思います。

すでにお伝えした通り、クラウドサービスを使ってみたい、クラウドサービスの代表格であるAWSを使ってみたいという企業からのニーズは高まっており、AWSエンジニアのニーズも高まっています。

この傾向は、IT企業・非IT企業問わない状況です。

将来においても、AWSの利用を検討する企業は増えていくと思われます。

更に、すでにAWSを利用している企業での保守・運用や更改対応案件などもあって当然ですので、ニーズが拡大することはあっても、縮小することはないでしょう。

AWSエンジニアの年収について

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現状もニーズがあって、将来性もあるのであれば、年収も良いのでは?というところで、調べてみました。

まず、お断りしたいのはすでに書いた通り、AWSエンジニアという名称はまだ一般的な表現ではありません。

AWSエンジニアを定義してAWSエンジニアのチームをもっている企業もありますが、そういった企業は少数派です。

実際にAWSを触っているのは、インフラ系エンジニア部隊の一部要員であったり、インフラ系エンジニアとアプリ系エンジニアの混合ユニットで導入を進めているなど、企業によって、組織編制もばらばらです。

ただ、どちらかというと、AWSはIaaSというところで、インフラ(OS以上)を作って、保守運用しなくてはならないということもあり、AWS要員はインフラ系エンジニアが中心になっていることが多いようです。

その前提に立って年収について見た場合、インフラエンジニアの平均年収が約570万円と言われていますが、それに対して、AWSエンジニア・AWS要員の年収の相場は約600万円です。

おそらく、AWS要員に対して「AWSができるという付加価値を持つインフラエンジニア」という企業側の考え方が反映されて、インフラエンジニアの平均年収+αの金額になっているのでしょう。

AWSエンジニアが年収をあげるには?

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さて、最後は将来性のあるAWSエンジニアになりたい、どうぜならば人より稼げるAWSエンジニアになりたいと思う方に、どういったスキルを身に付けるべきかをお教えしたいともいます。

・インフラ系エンジニアのスキル・知識を身につける

まず、第一前提として、すでに何度もお伝えしていますが、AWSで契約すると、ミドルウェアはもちろん、OSも入っていない仮想サーバーが貸し出されます。

AWSエンジニアの最初の仕事はその空っぽの仮想サーバーにOSやミドルウェアを入れて、普通に使える状態に持っていくことです。

そのために必要になるのが、OSやミドルウェアといったインフラ系エンジニアのスキル・知識です。

もちろん、これらのOSやミドルウェアは一度、インストールすれば、後は問題なしという訳ではありません。

修正パッチの適用やセキュリティー対策なども必要になります。ミドルウェアで厄介なのは互換性や相性問題です。

なにも考えずにベンダーに言われた通りアップロードした結果、そのミドルウェアを使っていたアプリケーションと上手く同期がとれなくなった、というのは現実的によく起きる障害パターンです。

また、今はどちらかというと「一から作っていく新規サービスを、せっかくなのでクラウド環境上で構築したい」という案件が多いですが、今後クラウドサービスは使える、ということになれば、「これまでオンプレミスで動いていた新規サービスをクラウド環境上に移植・更改したい」という案件が増えることは間違いないです。

そのため、AWSエンジニアなの仮想化やクラウドに関するインフラの知識だけで大丈夫と高を括るのはとっても危険で、オンプレミスなインフラ基盤についての知識も必須です。

なお、ここでいうインフラ系の知識の中にはDBを操るSQLや、WindowsのコマンドプロンプトやUNIX・Linuxのシェルプログラミングなども含みます。

・AWSのソリューション活用

それからAWSエンジニアに求められるもう一つのミッションがAWSのソリューション活用です。

ということは、純粋に使えるソリューションの数が多い人ほど、良いAWSエンジニアと認められるので、より多くのソリューションを習得するべきなのでしょう。

また、開発手法という意味ではDevOpsやCI(継続的インテグレーション)が注目されているので、知っていると一目置かれるかと思います。

DevOpsとは開発 (Development) と運用 (Operations) を組み合わせた造語です。

開発担当者と運用担当者が連携(もっといえば両担当者の境目も曖昧にして)開発を進めていく開発手法です。

開発ユニットと運用ユニットの距離が近くなることで開発→テスト→リリースのサイクルが早く効率的になることが期待されています。

もう一つのCIとは、システム開発の品質を担保するための方法論であり、その実践手段としてCIツールと言われるアプリケーションがいくつも登場しています。

CIツールを開発しているテクマトリックス株式会社の解説サイトが分かり安いと思いますので、リンクをご紹介しておきます(https://www.techmatrix.co.jp/product/cisolution/cisolution1.html)。

まとめ

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今回はAWSエンジニアについて見ていきました。

まだまだ、AWSエンジニアという言葉は一般的ではなく、誰がAWSの担当者なのか定まっていない印象もありますが、今後、AWSの利用範囲が広がっていく中で、AWSエンジニアという言葉も市民権を得ることになるかもしれません。

そうなったとき、「自分はAWSエンジニアです」と胸を張って名乗れるように、興味のある方は今のうちから、しっかり学習を進めておくのが良いでしょう。

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